韓国ってどんなところ?
基本情報
韓国は朝鮮半島の南半分に位置する東アジアの国で、非常に厳しい軍事境界線が北朝鮮との間にあります。国内には桜の木や数百年前に建てられた仏教寺院が点在する緑に覆われた丘陵地帯、海辺の漁村、亜熱帯の島もありますが、首都ソウルのようにハイテクな都市でも知られています。
慰安婦問題などの歴史的背景から、政治的に日韓関係は冷え込んでいますが、それに反して文化的な側面では良好な関係を築いています。現在は第3次韓流ブームを迎えており、韓国のアイドルはもちろん、グルメ、ファッション、コスメに至るまで様々な文化において韓国の文化が日本で人気があります。
そのため、近年、若い女性の旅行先として韓国は定番と言える人気を誇っています。そんな韓国を観光する上で気になるのは通貨や時差について。韓国の通貨単位はウォンで記号はWです。為替レートは2019年2月の時点で100ウォンが約10円。物価は日本とほとんど変わりませんが、コスメや洋服など韓国の方が安く買えるアイテムも多くあるのでショッピングはおすすめです。また、時差に関してもほとんどないので、時差ボケもなく過ごしやすいです。
主要都市
韓国の韓国主要都市は首都のソウル、港町の釜山、離島の済州などです。
ソウル
ソウルは近代的な超高層ビルや地下鉄、ポップ カルチャー、仏教寺院、古宮、昔ながらの露天市が混在する、巨大都市です。
近未来的な曲線の建築物の屋上に公園があるコンベンションホールの東大門デザインプラザ、ニセアカシアとマツの大木がある曹渓寺、かつては 7,000 室を超える部屋があった景福宮(ギョンボックン)などがあり、有名な観光名所が揃う、言わずと知れた韓国の定番観光都市です。
釜山
釜山(プサン)は韓国の大きな港湾都市で、ビーチ、山脈、寺院で知られている最近人気が急上昇している都市です。活気あふれる海雲台ビーチには釜山アクアリウムがあるほか、綱引きなどの伝統的な遊びで親しまれている広場フォークスクエアがあります。他にも、韓国のマチュピチュと言わせているカラフルな壁画の村「甘川洞文化村(カムチョンドンムナマウル)」が有名で注目を集めています。
港街ですので新鮮な海の幸が頂けるのも魅力。ソウルとは一味違ったグルメを楽しみましょう。
済州島
済州島(チェジュド)は日本から最短1.5時間でいけるビーチリゾートとして人気が出てきている韓国の離島です。エメラルドグリーンの海と白砂が美しく、海水浴をのんびりと楽しむことができます。車があれば2日で1周出来る程の大きさで、飲食店やショッピングエリアもあり、見どころ満載です。
韓国旅行の見どころ
エステやマッサージで綺麗に!
美への意識がとても高い韓国。ソウルの街を歩いているとスタイルはもちろん、肌が透き通るように美しい女性をたくさん目にします。せっかくソウル旅行するなら本場の韓国でエステやマッサージを体験してみませんか?
汗蒸幕(ハンジュンマク)
韓国で600年以上親しまれている伝統的なもので日本のサウナのようなもの。全身に麻布を巻きつけ、90~150度の洞窟のようなドーム状の部屋に入ります。このドームは薬石と黄土を積み重ねて作られており、遠赤外線効果が高いため、短時間で体を芯から温めてくれます。
元々は松の木を燃やして熱を生み出していましたが、現在ではガスや電気を使用しているところが多いそうです。体の老廃物を体外へ排出し、疲労回復やリラックス効果があると言われています。
韓方エステ
中国から伝わってきた「漢方」に、韓医学の考えを取り入れたものがこの「韓方」エステです。五臓六腑のバランスを整え健康な体や心を取り戻すという考え方を元に、韓国独自の技術を使って施術が行われます。
日本人同士で訪れても、知識や技術のある専任スタッフが対応してくれるので安心して体験ができます。施術後に顔のむくみがとれて表情が変わると評判で、特に女性に人気のエステです。
チムジルバン
日本のスーパー銭湯のように何種類ものお風呂やサウナが楽しめる施設です。ほとんどのチムジルバンが24時間営業をしており、売店や食堂をはじめとした飲食店が備わっています。他にもエステルーム、フィットネスルームなども完備しているところが多く、韓国美容旅をするならおすすめのスポットです。
お風呂は日本で一般的な温水・水風呂に加え、ヒノキ風呂やハーブ風呂、高麗人参風呂など、韓国ならではの種類があるのが特徴です。
アカスリ
韓国といえば「アカスリ」をイメージする人も多いと思います。韓国のアカスリは、専用のミトンで全身をゴシゴシとこすって長い間蓄積した垢をたっぷりと出すことができます。
毎日お風呂に入っていても、意外とアカは溜まってるもの。本場でプロにやってもらいたいですよね。アカスリ後には、牛乳パックやオイルなどを使用してケアをしてもらえば、さらにお肌がスベスベになること間違いなしです。
よもぎ蒸し
韓国に古くから伝わる民間療法の「よもぎ蒸し」。近年日本でも注目を集めていますが、特に効果があるのは生理不順や更年期障害などの女性トラブル。
下半身裸になり、専用のイスに座って全身にすっぽりとケープをかぶって行います。患部に薬効成分のあるよもぎと漢方をミックスしたスチームがあたり、体調を整えてくれるそうです。体を温め血流を良くする効果もあるので、冷え性に悩む女性におすすめです。
絶品韓国グルメを堪能
最近の韓国グルメはビビンバや焼き肉などの王道だけでなく、様々なグルメが日本で大流行していますが、実は料理法や食材が多彩なことでも知られています。地方ごとに特徴があり、豊かな食文化を物語っています。色々な料理を試してみましょう。
韓国料理は様々なバリエーションがあり、飽きることがありません。高級なレストランだけでなく、市場に行けば、通りにはズラリと韓国料理の屋台が並んでおり、サムゲタンやキンパ、チヂミなどを安く手軽に食べることが出来ます。
また、明洞(ミョンドン)の街では食べ歩きの屋台も多く出ています。市場ではない屋台だと席はありませんが、カップに入ったトッポッギやチキン、串刺しの韓国風おでんなどの軽食を楽しめます。
日本で現在大流行しているチーズハットグや電球ソーダも屋台で調達できるので、ぜひ明洞屋台で探してみましょう。
また、おしゃれなカフェで食べられるカラフルなスイーツが大人気です。インスタ映え抜群のパンケーキや色とりどりのフルーツが並んだかき氷を食べるのも韓国ならではの楽しみ方です。観光の休憩に利用してみるのもおすすめです。
激安コスメ・ファッションを見つけよう
韓国ファッションも日本で大人気です。リーズナブルで品質の良いことも手伝い、多くのファッションバイヤーがこぞって韓国を訪れます。
そんな韓国でショッピングを楽しむなら、人気の東大門(トンデムン)のナイトマーケットがおすすめです。東大門市場ではほぼ24時間、安くてカワイイ洋服がたくさん店頭に並べられています。
1日では見切れないほどたくさんのファッションビルがあるので、韓国滞在日数が少ない方は夜通しショッピングをするのも楽しみ方のひとつです。卸売り専門のファッションビルも皮革で有名な光煕(クァンヒ)市場をはじめたくさんあります。
また、韓国のお土産は激安コスメが人気です。人気の秘密はコスパはもちろん、パッケージがかわいいから。日本で中々手に入らないものも多いです。インターネットか新大久保で購入できる場合もありますが、実際に実物を見て買った方が失敗がなく、値段も安く買うことが出来ます。
韓国コスメのショッピングをするのに特におすすめのエリアは明洞(ミョンドン)エリア。ほとんどのお店の人が日本語を喋れるので、細かい説明や割引の説明をしてくれます。
パックをはじめとした基礎化粧品も安く大量にお土産にできる商品ですが、見た目がポップで可愛いリップなどもおすすめです。最近日本でもメジャーになってきたティントリップは韓国発のコスメ。色や種類も豊富なのでお土産にしたら間違いなく喜ばれます。
済州島(チェジュド)でのんびりリゾート気分
済州島(チェジュド)は韓国で1番大きな島で韓国人にとって手軽に行けるリゾート地として大人気のエリアです。最近は日本から最短1.5時間で着くという利便性の良さから、観光都市としてソウルや釜山(プサン)に続いて人気が出てきています。
済州島(チェジュド)での1番の見どころは、やはりエメラルドグリーンの海。沖まで綺麗なエメラルド色で、海水浴にぴったりなビーチがたくさんあります。白い砂浜にはパラソルが並んでおり、夕日が海に映る景色はまさに絶景。ハワイや沖縄にも負けないビーチリゾートです。
海水浴場の近くにはおしゃれなカフェがたくさん並んでおり、グルメも楽しめます。アワビやウニなどの海産物はもちろん、韓国ならではのハルラボンという柑橘系の果物や黒豚、ニンジンジュースなどの特産品を楽しめます。
島は2日あれば1周することができる大きさで、のんびりと休息と癒しの時間を過ごしたいという方におすすめなエリアです。滝や洞窟、林道など大自然の中でパワーチャージが出来るスポットも多いので、身体を動かしてリフレッシュすることもできます。
歴史スポットで昔の雰囲気を感じる旅
歴史好きが韓国を訪れるなら是非おすすめしたいエリアは慶州(キョンジュ)。新羅(シルラ)という初めて朝鮮半島を統一した国家の古都が10世紀に滅ぼされるまで首都として栄えたきた場所です。
場所はソウルとは離れた南東部なので釜山(プサン)観光とセットで訪れるのがおすすめです。仏教が栄えていたので古いお寺や仏像が残っており、世界遺産に登録されているスポットもあります。
自然豊かな郊外の歴史スポットでのんびりと昔の雰囲気を感じるのも韓国ならではの楽しみ方だと思います。
韓国には都会から気軽に行ける歴史スポットもあります。ソウル市内で昔ながらの家屋が立ち並ぶ「北村韓屋街(プクチョンハノクマウル)」です。
ここにはおしゃれなカフェや雑貨屋さんも多く、韓国の民族衣装チマチョゴリのレンタルショップなどもあり、観光にぴったり。韓国らしさが溢れるSNS映えばっちりな写真が撮れそうです。
それでももの足りない方には、ソウルからバスで1時間〜2時間程の場所に公州(コンジュ)や扶余(プヨ)などのエリアがおすすめです。そこは百済(ペクチェ)の都が置かれていた場所なので、日本にも関わりの深い仏教や古墳などの歴史に触れることが出来ます。
K-POPスターゆかりの地、韓流ドラマのロケ地巡りで韓国エンタメを満喫
近年大人気の韓国カルチャーの一つ、韓国エンタメ。アイドルをはじめとし、韓流ドラマやテレビ番組など、様々な韓国スターのファンが日本にはたくさんいると思います。そんな韓国スターファンにとって、大好きな人のゆかりの地を巡るのは韓国旅行の楽しみの一つですよね。
ソウルにはテレビ局の公開収録や事務所・スターの経営するショップやレストランなど K-POPスターゆかりの地がたくさんあります。中でも今最も熱いエンタメゾーンはCOEX(コエックス)。
江南(カンナム)の三成(サムソン)駅直結の複合施設で、アクアリウム・劇場・映画館などのレジャー施設が入ったトレンドの発信地です。 K-POPスターファンにおすすめなのは芸能事務所「SMエンターテイメント」関連のミュージアムやショップ。ここでしか見られないレアな写真やグッズもあるのでファンにとっては堪らない施設です。
ドラマや映画などの映像作品が年間100本も作られる韓国。日本でも有名な韓流ドラマがたくさんあります。特に「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」や「太陽の末裔」「チャングムの誓い」はロケ地となっている実際の場所が多く存在します。大好きなシーンを現地で感じることが出来るのは韓国ならではの楽しみ方だと思います。
インスタ映えスポットで自慢できるカラフルな写真を撮ろう
少ない日数と低予算で行ける手軽な観光地として若い女の子から絶大な支持を得ている韓国。K-POPを始め、韓国女子たちのおしゃれなメイクやファッションにも注目が集まり、女子旅の行き先として人気です。
そんな韓国にはおしゃれ女子が注目している、可愛くてインスタ映えするカラフルな色使いのカフェや観光地がたくさんあります。
カフェで代表的なスポットは、カラフルで個性的なケーキが有名な「DORE DORE」やボンボンシリーズが大人気の「Cafe de Paris」。
観光地では、童話の世界のようにカラフルで可愛い雰囲気の壁画でインスタ映えする「松月洞童話村(ソンウォルドンドンファマウル)」や羽が生えたようなトリックアートの写真が撮れると話題の「梨花洞壁画村(イファドンビョッカマウル)」があります。
その他にも美術館やコスメショップなど、インスタ映えするカラフルなスポットで溢れている韓国。思わずアイコンにしたくなるような写真を撮る目的で韓国を訪れるのもいいかもしれません!
ソウル
ソウルは、人口1,000万人を誇る韓国の首都で、観光のメッカと言われている韓国を代表する巨大都市です。そんなソウルは高度経済成長期に先に発展してきた江北(カンブク)と、ソウルの南側に位置する江南(カンナム)の2つのエリアに分けられます。
江北(カンブク)は、古くから栄えてきた歴史のあるエリアなので多くの王宮があり、歴史的な建築物をたくさん見かけることが出来ます。また、それに伴い東大門や南大門の周辺には大きな市場が広がっており、グルメやアートを楽しむにはもってこいです。
一方で、江南(カンナム)は今のソウルを象徴する経済の中心地です。古い街並みを楽しめる江北(カンブク)に比べておしゃれなカフェやセンスの良いファッションブランドが立ち並ぶ最新のエリアだと言えるでしょう。また、芸能関係の事務所などもこのエリアには多数存在するので、COEXをはじめとしたコリアンスターにまつわる施設もあります。
こうした2つの側面を持つソウル。そのどちらにも観光をより楽しいものにできるスポットがたくさんあります。
北村韓屋村(プクチョンハノクマウル)
北村韓屋村(プクチョンハノクマウル)は、世界遺産である昌徳宮(チャンドックン)と宗廟(チョンミョ)、王族の宮殿だった景福宮(ギョンボックン)の間にあるエリアです。朝鮮時代から残る韓国の伝統家屋、韓屋が密集する場所で、フォトジェニックな写真が撮れると話題です。
ノスタルジックな雰囲気の北村韓屋村を散策するなら、まずは伝統韓服のレンタルショップに寄るのがおすすめ。チマチョゴリを身にまとい、韓屋街をさっそうと歩くのが北村歩きの醍醐味です。また、韓屋街をどんどん登っていくと周辺を一望出来る絶景スポットも。韓国の歴史を感じることが出来るおすすめの観光地です。
元々は王朝時代に貴族が住んでいたと言われていますが、現在は一般の方が生活される住居地域です。住民の方に迷惑にならないよう、配慮をしながら観光を楽しんで下さいね。
景福宮(キョンボックン)
韓国ソウルの中心部、ビルが立ち並ぶ一角にある、景福宮(キョンボックン)。朝鮮時代の正宮であり、王の政務の場、王の生活の場として使われていました。
広大な敷地内にはいくつもの歴史ある建物があり、四季折々の景色とともに韓国らしい風景を作っています。韓国を代表する王宮のひとつで、現在は韓国歴史ドラマのロケ地となることも多いです。
日本語無料ガイドや、無人デジタルガイド機器のレンタルも可能なので、韓国語がわからなくても安心して観光できます。また、韓国の伝統衣装・韓服を着用すると入場料が無料になります。近隣のレンタルショップを利用して韓国気分を満喫してみてはいかがですか?
梨花洞壁画村(イファドンビョッカマウル)
ソウルの東大門(トンデムン)北側には「梨花洞壁画村(イファドンビョッカマウル)」と呼ばれている住宅街があり、メインストリートから民家の裏路地にまで、ジャンルを問わない、さまざまなアーティストの壁画やオブジェがあふれています。
その景観はまさに路上美術館。足をとめてじっくりと鑑賞したり、カラフルな絵と一緒に写真を撮ったりと、それぞれが思い思いに楽しむ事ができます。
中でも特に有名なのが自分の背中に羽が生えたような錯覚を起こす事ができるアート壁画です。写真を撮るのに長蛇の列ができるほど人気なんだとか。
他にも椅子が置いてあるように見えるトリックアート壁画など、面白いアートがたくさんあります。可愛らしいカフェもあるので、1日中いても飽きないです。インスタ映えする風景が大好きなおしゃれ女子に特におすすめなので、是非チェックしてみて下さいね。
東大門デザインプラザ
東大門運動場跡地に誕生したソウルのランドマーク。3次元の立体設計技法を駆使して設計された非線形的な建築デザインが特徴で、ライトアップされる夜には近未来的な様相に一層磨きがかかります。建物の設計はイラク出身の建築家ザハ・ハディッド氏が担当しています。
延面積85,320平方メートルに及ぶ広大な敷地は、大型催物場「アートホール」、韓国デザイン・トレンド発信地「ミュージアム」、デザインビジネス拠点「デザインラボ」、食事・買い物エリア「デザインマーケット」からなります。
アートやデザインに興味のある方なら必ず楽しめる施設です。時期によってやっているイベントなども異なるので、何度訪れても楽しめると思います。
また、毎週金曜・土曜の夜は「夜市」を開催しています。韓国グルメから世界各国の食べ物が味わえるフードトラックが出ています。開催は春から秋にかけての週末の金曜日と土曜日の2日間で、入場は無料です。週末ナイトショッピングの合間や、周辺のホテルに宿泊の際には夜市も楽しんでみましょう。
明洞
明洞(ミョンドン)はソウル最大の繁華街で日本語が通じやすく、観光客に人気NO.1の観光地です。国際的なファッション ブランド、高級デパート、国産の化粧品店などが集まるショッピング街で、エステやレストラン・ホテルまで充実したエリアです。
もちろん、レストランも充実していますが、夕方になるとメインストリートに多くの屋台が登場し、韓国ならではのグルメを満喫することができます。
また、明洞ナンタ劇場では韓国音楽とドラマが融合されたショーが上演されており、観光に最適です。音楽が主なパフォーマンスになるので韓国語が分からなくても楽しめます。カルチャーからショッピング、グルメまで様々なコンテンツが混在しているエリアなので、ソウル初心者からリピーターまで万人が楽しめる場所です。
COEX
江南(カンナム)の三成(サムソン)駅直結の複合施設で、アクアリウム・劇場・映画館などのレジャー施設が入ったトレンドの発信地。 中でもK-POPスターファンにおすすめなのが芸能事務所「SMエンターテイメント」関連のミュージアムやショップで、ここでしか見られないレアな写真やグッズもあるのでファンにとっては堪らない施設です。
2017年には「ピョルマダン図書館」もオープン。天井まで長く続く本棚の壁が圧巻の迫力なので、地元の方が利用する図書館としての機能だけでなく、インスタ映えスポットとして観光客からも注目を集めています。
Nソウルタワー
南山(ナムサン)の頂上にそびえ立つ「Nソウルタワー」。2005年に、「先端と自然の調和」というコンセプトのもと150億ウォンが投入された大々的なリニューアルを経て、「南山ソウルタワー」から「Nソウルタワー」と名前を変えて生まれ変わりました。
デジタル施設やイベント会場、各種レストランが揃う展望文化空間として。また、夜は幻想的な照明が繰り広げられるソウルのランドマークタワーとしてパワーアップし、ますます人気のスポットです。
高さは236mですが、243mの南山の上に位置するため、海抜479mの展望台からソウルを一望できるのが最大の魅力です。また、夜に登ればロマンチックなソウルの夜景を楽しむことが出来ます。
ロッテワールド
ソウルの人気観光スポットの一つでぜひ行っておきたいところといえばここ、ロッテワールド。世界最大級の全天候型テーマパークで、屋内にアトラクションがある「アドベンチャー」、石村湖(ソクチョンホ)に造られた人工島に各種アトラクションがある「マジックアイランド」からなる遊園地です。
ソウル市内をぐるっとまわる地下鉄の駅近くにあるのでアクセスも抜群です。外国人特別割引チケットもあるので、観光客はお得にチケットを取ることが出来ます。丸々1日楽しめる施設なので長めに滞在する方や家族連れに特におすすめです。
宗廟(チョンミョ)
朝鮮王国の歴代王と后をまつっている神聖な場所です。正殿が横長の独特な建築になっており、これは位牌が増える度に部屋を増やしたからだそうです。ほかに永寧殿、功臣堂、身を清める斎宮などいくつかの建築物があり、見応えのある観光名所です。
また、毎年5月の第一日曜日は王族の末裔である全州李氏の一族が集まり、宗廟祭が行われます。ユネスコ文化遺産にもなっている現代に残る貴重なお祭りなのでぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
ソウルスカイ
2017年にグランドオープンした高さ555mのロッテワールドタワーの展望台です。117階から123階までが展望台となっていて、ソウルの街並みが一望できるスポットです。エレベーターに乗りわずか1分で117階に到着します。117階から123階まで様々な施設があり、写真撮影を楽しめるスポットも多いです。
ガラスの床の展望台は特に人気で、まるで宙に浮いているような感覚を味わえます。また、最上階はラウンジになっており、落ち着いた雰囲気の中、軽食やドリンクを楽しむことも出来ます。
釜山
釜山は韓国の「海の玄関口」と呼ばれている港町です。下関や博多からは約120kmと日本からも非常に近いため、15世紀初頭には日本人居留地が出来たこともあるとか。日本が鎖国状態にある時も交流できる数少ない海外の港であったことから、歴史的に日本と強い繋がりを持っている都市である事が分かります。
人口は350万人を擁し、その規模はソウルに継ぐ大都市です。白浜のビーチリゾートとしての顔や海産物が豊富な市場としての顔、国際映画祭が開催される映画の街としての顔など様々な見どころがあります。そんな魅力溢れる釜山の観光スポットをご紹介します。
海東龍宮寺(ヘドンヨングンサ)
釜山(プサン)市内から30分ほどの場所にある海東龍宮寺(ヘドンヨングンサ)は、海岸沿いの崖に建つお寺です。波打ち際にたたずむ寺院はまさに絶景で、そのロケーションの良さから多くの観光客が訪れる人気のスポットです。
境内に観音大仏、3層石塔、大雄殿や龍王堂が建っており、多くの参拝スポットがあるパワースポットです。誰でも一つの願いごとを強く願えば叶うという言い伝えがあるそうです。
広い境内の中には金色の派手で変わった仏像がたくさん配置してあったり、絶景スポットもあり、のんびりと散策するだけでも十分に楽しめる観光地です。釜山を訪れた方は是非チェックしてみてください。
甘川洞文化村(カムチョンドンムナマウル)
カラフルな集落の入り組んだ路地が迷路のように見えるため、「韓国のマチュピチュ」と呼ばれるようになった甘川洞文化村(カムチョンドンムナマウル)。もとは朝鮮戦争の際に北朝鮮から逃げ延びてきた人々が山肌につくった集落とされています。
その後、山の斜面に家が立ち並ぶ様子や歩道が入り組んだ迷路のような景色が美術家や写真家たちから注目されるようになり、2009年の「マチュピチュプロジェクト」と呼ばれる村おこしによって現在のカラフルな姿になりました。
村全体がアート作品として楽しめる観光スポットです。SNS映えするスポットとして女子旅で訪れる方も多い人気のエリア。日本のテレビドラマや映画のロケ地としても使われているので、どこかで見たことのある風景に出会えると思います。
海雲台(ヘウンデ)ビーチ
釜山は1913年に韓国で初めて海水浴場が出来た街です。それから約100年の間に様々な海水浴場が韓国中にできるようになりましたが、釜山の海水浴場は大規模な噴水ショーが行われたり、エアクルーズが出来たりと他の海水浴場とは一味違う楽しみ方ができる場所が多いです。
中でも特に注目して欲しいのがこの 海雲台(ヘウンデ)ビーチです。韓国中で最も訪れる人が多く、高級リゾートホテルからゲストハウスまでそれぞれの予算に合わせたリゾートを楽しむことが出来ます。釜山のビーチの中では一番有名な場所なので、はじめての韓国リゾートを楽しみたい方におすすめです。
釜山タワー
釜山の中心部にある龍頭山公園内にある展望塔で、高さ約120mとやや低めですが、釜山港や影島(ヨンド)などの見どころを一望出来ます。展望台の中には釜山の街中をモノクロで描いたフォトジェニックなウォールアートなどのフォトスポットが盛りだくさん。インスタ映えする写真をたくさん撮ることが出来ます。
また、夏季は20:00〜22:00、冬季は19:30〜22:00のあいだで、「ファンタスティックライティングショー」というプロジェクションマッピングが15分間隔で行われています。音楽と共に、灯篭や花火などがスクリーンに投影されるこのショーは釜山の夜景ぴったりマッチしていてとても幻想的です。
釜山タワーのある龍頭山公園内には他にも、「釜山映画体験博物館」や「釜山近代博物館」もあり、観光にはうってつけの場所になっています。あわせて訪れてみてはいかがでしょうか。
梵魚寺(ポモサ)
新羅時代の高僧、義湘(ウィサン)大師によって、国民の思想を強化するために建てられたと言われている仏教寺院です。天から降りてきた金色の魚が井戸で遊んでいたという伝説から、天の魚を意味する「梵魚」がその名前の由来になったそうです。
現在の建物は、朝鮮時代1713年に再建されたため、繊細で華麗な朝鮮時代の建築美をうかがえます。その美しさから本堂の大雄殿は国宝に指定されるほど。ですが、そ他の3層石塔や一柱門など多くの文化財を存在しています。間近で見てみると、その精巧さや美しさに圧倒されると観光客にも大人気のスポットになっています。
チャガルチ市場
韓国一の規模を誇る海産物専門市場です。海が近いことから新鮮で美味しい海産物が安く手に入ることで有名な釜山のチャガルチ市場では、店舗だけではなく露店も多く集まっているので、人気の観光スポットとなっています。
また、2006年には市場のビルがリニューアルオープンしました。海産物専門市場というと生臭く汚いイメージがありますが、こちらの市場では女性でも食べ歩きを楽しめる清潔さです。せっかく海の近くの街なので、新鮮な海産物を楽しみましょう。
BIFF広場
BIFF広場は、南浦洞の地下鉄「チャガルチ」駅から徒歩3分ほどの場所にある屋台街。「Busan International Film Festival(釜山国際映画祭)」の頭文字を取ったものが名前の由来で、ここには世界各地の大物映画関係者の手形が埋められています。その中には日本を代表する映画監督、北野武監督の手形もあるそうです。
売られている屋台の食べ物はソウルとあまり変わらず、トッポギやチヂミ、韓国風おでんなど。屋台が始まる時間が夕方からと遅いソウルに対して、このBIFF広場の屋台は朝の10時頃から夜遅くまで営業しており、いつでも食べ歩きを楽しめるのが特徴的です。
西面(ソミョン)
釜山の若者に大人気な最近大注目のエリア。ソウル内でいう明洞のような存在で、ロッテ百貨店をはじめとするショッピングビルや飲食店、カジノなどの遊び場も豊富な観光地です。
特に有名なのは巨大な地下市場。韓国各地に様々な地下市場がありますが、ここ西面(ソミョン)には「西面地下商街」と「ロッテ地下ショッピングモール」という2つの大きな地下市場があります。これらの地下市場ではハイセンスな韓国雑貨というより、地元の方が買って行くような韓国らしい生活必需品や便利品、ちょっと珍しいものを見つけることができます。
雨に濡れる心配がないのが地下市場のいいところ。駅と直結している地下街もあるのでとても便利です。
新世界(シンセゲ)スパランド
韓国では日本でいうスーパー銭湯のようなものをチムジルバンといい、韓国の美容に敏感な若者の間で流行しています。 新世界(シンセゲ)スパランドはそのチムジルバンの1つで、規模が大きく、清潔であることから韓国人だけでなく日本人にも大人気の施設です。
天然温泉やサウナが数十種類もあるだけでなく、パウダールームには化粧水、乳液、ボディローション、ヘアスプレー、ヘアジェル、ヘアブラシ、ドライヤーなどアメニティが充実しており、手ぶらで手軽に寄れるのも魅力的です。到着後すぐに飛行機の疲れを癒すのにも帰国前に観光の疲れをとるのにもぴったりです。
大邱(テグ)
大邱は、韓国の代表的な観光地であるソウルと釜山を結ぶ中継地点にある都です。韓国の大動脈である高速道路や鉄道など、どちらからアクセスしても便利な土地なので、陸路でソウルと釜山を周遊する方は、大邱にも立ち寄るのがおすすめです。
朝鮮王朝時代に遡る韓方薬の市をはじめ、B級グルメが集まる巨大な西門(ソムン)市場など古くから商業の都市として知られています。街にはダイナミックな活気があり、特徴あるカフェが多い街として知られている観光にぴったりのエリアです。
大邱薬令市(テグヤンニョンシ)
薬令市とは漢方薬取引が行われている市場のことで、通常の30%程安く購入出来るのが特徴です。最近では韓国人だけでなく日本人の観光客も多く訪れるそう。
その中でも大邱薬令市は360年の歴史を持つ韓国最古の薬令市であり、韓国3大薬令市の1つで、国内のみならず世界各国に薬剤を提供しています。
ここにはその伝統をわかりやすく紹介している、「大邱薬令市韓医薬博物館」があります。100年前の模型や希少価値のある薬剤はもちろん、韓方薬材を使った足湯やリップクリーム作りなど体験コーナーも充実しています。
桂山聖堂(ケサンソンダン)
1902年に大邱初の西洋ゴシック様式の木造建造物として再建された聖堂は、元々は大邱で活動していたフランス人宣教師のロバートにより1889年に建てられた韓国式の木造建造物が消失したものです。そのため、ゴシックとロマネスク様式が絶妙にマッチしており、韓国3大聖堂に1つにも数えられるほどの美しい建物に仕上がっています。また、朴正煕(パクチョンヒ)元大統領が結婚式を挙げた場所としても知られています。
83タワー
大邱市の頭流(トウル)山頂に建てられた電波塔。このタワーの高さは202mですが、83階の高さであることからその名前の由来となったそうです。大邱を代表するランドマークとなっており、展望台からは大邱の夜景や風景が楽しめ、特に回転レストランは観光客にも大人気です。
また、様々なアトラクションを備えるテーマパークの「E-World」が併設されており、家族連れやカップルにもおすすめのスポットです。
全州(チョンジュ)
全州は韓国南西部のエリアで、旧市街地が中心となった都市です。韓国の古い家屋、韓屋が密集する村である韓屋マウルを中心に周辺がカフェや伝統工芸品の体験施設などになっています。そのため、全州を観光する際には韓服をレンタルするのがおすすめ。インスタ映えする写真を撮れること間違いなしです。
また、全州には独特の食文化が根付いています。例えば、2リットルのやかんマッコリを注文すると料理が付いてくるマッコリタウンの文化や、20種類以上の食材を綺麗に扇型に並べたビビンバなど。他のエリアでは味わえないグルメを楽しむ事が出来ます。
全州マッコリタウン
マッコリが有名な全州市には、様々なマッコリタウンがありますが、中でも店舗数が多く評判の良い店が集まる「三川洞」が人気です。
全州のマッコリタウンといえば独特なシステム有名で、約2リットル入りのやかんマッコリを注文すれば、次々と料理が出てきてあっという間にテーブルがいっぱいになります。何を注文するか悩まなくても良いのでマッコリ好きにとっておすすめな注文方法です。
豊南門(プンナンムン)
高麗時代の末期に築造された、全州市街の中心街にある城門です。1767年に消失しましたが、すぐに再建され現在の名前になりました。
4つある城門の内、唯一現在も残っている豊南門(プンナンムン)は1963年に重要文化財に指定され、1978年に修復されたのが現在の姿になっているそう。その貫禄ある姿は全州のシンボルとなっています。夜は昼間と表情が変わりライトアップされ、デートスポットの1つとしても人気になっています。
全州韓屋マウル
韓国伝統家屋である韓屋600軒あまりが集落をなす美しい旧市街は、朝鮮時代の景観がそのまま保存されています。伝統工芸や酒の博物館、生活体験館などがあり、宿泊して全州名物であるビビンバを味わえる施設もあります。
このエリアの観光で特に人気の楽しみ方は、レンタルの伝統衣装を着て街を散策すること。古い街並みに伝統衣装がとてもマッチするのでインスタ映え抜群です。
済州島(チェジュド)
済州島は韓国で一番大きな島で、韓国最高峰の山、漢拏山の火山活動によって出来た島です。韓国では「韓国のハワイ」とも言われる定番のビーチリゾートアイランド。済州島に着くとまず出迎えてくれるのは石で出来た守り神「トルハルバン」で、この像の鼻に触れると男の子に恵まれるという言い伝えがあり、特にハネムーンで人気です。
また、おしゃれなカフェや雄大な自然が多くリラックス出来るところが魅力です。さらに、日本から1.5時間というアクセスの良さから、国内旅行よりも気軽に行ける海外リゾートとして日本人からも注目を集めています。
漢拏山(ハルラサン)
済州島は 漢拏山の噴火によって形成された島です。そんな済州島の中心的存在の漢拏山は、標高1,950mで韓国最高峰です。山の辺り一帯は国立公園として保護されており、2007年には世界自然遺産にも登録されました。
春夏秋冬の美しさがありますが、初夏に咲くヤマツツジと溶岩ドームが特に済州らしい風景を作り出します。登山道が整備されているので登頂することは可能ですが、日帰りが原則で宿泊は出来ません。登山をしたい方はきちんとした装備と情報収拾が必要です。
東門市場
済州の台所として、魚介はもちろんですが、青果やキムチなど何でも揃う市場です。また、食べ物だけでなく日用品や衣料、靴までもここにそろっています。
市場でのおすすめ食品は、タチウオなど済州ならではの魚介から作られる塩辛です。お店によって全く味が異なるので味見をさせてもらい、自分好みの味を見つけましょう。飲食出来るお店は市場の南東に集まっています。
牛島(ウド)
韓国の離島リゾートとして発展してきた済州島ですが、近年その先の離島が注目されています。その1つとして特に人気なのが牛島(ウド)で、 済州島の城山日出峰近くのフェリーターミナルから約15分で到着できます。気軽に行けるショートトリップにおすすめなスポットです。
島で最も標高が高い牛島峰からは済州島の漢拏山も望むことが出来る絶景ポイントがあり、真っ白な砂浜が有名な美しいビーチも観光におすすめです。
韓国のご当地グルメ
焼肉
韓国グルメといえば!真っ先に思い浮かぶのはやっぱり焼肉。韓国の焼肉屋さんは日本と違い、様々なお肉の種類があるのは一般的ではありません。韓国にもそういったお店はありますが、高級なお店に多いです。リーズナブルに焼肉を楽しむならそれぞれの部位の専門店に行くことをおすすめします。
例えば、豚バラ肉のサムギョプサル、牛バラ肉のカルビ、牛肉を甘辛く煮たプルコギ、チーズを合わせて食べるのがブームの鶏肉と野菜の鉄板焼きタッカルビなどです。どのお店もその部位や料理を専門に扱っているので本格的な味を楽しめます。
ビビンバ
ビビンバは、丼や石焼鍋にご飯とナムルや肉、卵等の具を入れ良くかき混ぜて食べる料理です。ビビンパ、ピビンバ、ピビンパなどとも表記され、韓国ではビビンパプと表記されることが多いです。
読み方だけでなく種類も豊富で、日本人にとって最も馴染みがあるのは石焼鍋でおこげを作り食感を楽しむスタイルの石焼ビビンバですが、その他にもユッケが入ったユッケビビンバや、20種類以上の具材が入った美しい全州ビビンバなどがあります。
どの種類のビビンバもコチュジャンやごま油等の調味料を自分でかけながら好みの味に調節できるので、自分好みの味を発見出来るのも楽しみの1つです。韓国を訪れたらぜひ好みのビビンバの味を見つけてみましょう。
フライドチキン
フライドチキンといえば、アメリカ!と思う方もいるかもしれませんが、ここ韓国では韓国風にアレンジされたフライドチキンがあり、それが定番の食べ物となっています。
韓国では、スポーツ観戦やピクニック、食べ歩きなどありとあらゆるシーンにおいて、チキンとビールの組み合わせが見られるようになっており、チキンはおつまみの定番となっています。そのため、どの街にも一軒は必ずフライドチキン屋さんがあるといっても過言ではないほど大人気です。
韓国のフライドチキンは、外がカリカリで中のお肉がふんわりとしているのが特徴です。特に韓国らしいのは甘辛いタレが絡めてある「ヤンニョムチキン」です。これは一度食べると癖になる味わいで屋台グルメとしても人気です。
また、はちみつがたっぷりとかかったデザート感覚で食べられるハニーチキンも韓国独特の味付けで美味しいのでおすすめです。
サムゲタン
サムゲタンは、丸鷄に松の実やニンニク、もち米などを詰め高麗人参、鹿茸、ファンギとなどの漢方と共に煮たスープのことです。
薄味なので鶏肉に自分で塩や胡椒を振って調整しながらいただきます。薬膳料理や補身料理として美容や健康に良いと言われている料理で特に女性に大人気です。長時間煮込んだお肉はほろほろで柔らかく、鶏のダシが聞いたスープは優しい味がしてとても美味しいです。
カンジャンケジャン
新鮮な生のワタリガニを醤油に漬けたシンプルな海鮮料理です。生のカニの身はプリプリしていて染み込んだ醤油の味がお刺身のようで日本人にとっても馴染みのある味です。
身を食べ終わったら、残ったつゆや甲羅に残ったカニミソでご飯を食べるのが定番の食べ方です。あまりにもご飯がよく進むことから、「ご飯泥棒」と呼ばれているほどの逸品です。
スンドゥブチゲ
おぼろ豆腐のピリ辛鍋。海鮮やキノコなどの具入りのものも中にはあり、仕上げに生卵を合わせるのが一般的です。辛いものが苦手な方でも卵と豆腐が辛さを緩和してくれるので食べやすいです。
韓国の代表的な家庭料理ですが、豆腐料理専門店やキンパなどの軽食を売っているお店でも食べることができます。ご飯にスンドゥブチゲをかけてスンドゥブビビンバにして食べるのもおすすめです。
キンパ
日本の巻き寿司のように海苔で巻いたご飯のことです。日本と違って、お酢ではなく、ごま油を和えたご飯で人参やほうれん草、たくあんなどを巻いています。屋台での定番料理になっていて、おやつ感覚でつまめるB級グルメとして重宝します。少し小腹が空いた時などに屋台で食べるものとしても最適です。
トッポッギ
うるち米で作った餅(トック)を野菜と炒め煮にしたもの。こちらも特に屋台で親しまれている軽食なので食べ歩きに最適です。コチュジャンや砂糖を使った甘辛い汁が癖になる味なので、汁多めで注文し、キンパに付ける食べ方もおすすめです。
主食も野菜もこれ1つで食べられる完全食品なので、一品料理としても役立ちます。
チヂミ
韓国風のお好み焼きで、水で溶いた小麦粉にニラなどの野菜や豚肉を入れて焼いたものです。他にも牡蠣が入った「クルジョン」やイカやエビ、キムチなどが入ったものなど様々な種類があります。
日本のお好み焼きと違うのは、薄く広げて焼くこととしょうゆ・酢・ごま油などを混ぜたタレにつけて食べることです。また、仕上げに溶き卵をかけて食べることも。モチモチした食感とさっぱりとしたタレの組み合わせが絶品です。
ホットク
ホットクとは、主に屋台で売られている菓子パンのようなスイーツで、日本のおやきのようなものです。小麦粉ともち米をミックスしているモチモチした生地に甘い餡子を入れて鉄板で焼いて作ったものが最も一般的です。
シナモンを生地に練りこんだものや、チーズや野菜などを入れたしょっぱい系の味などそのバリエーションは豊富で、クレープのように色々な味が売られています。
韓国へのアクセス・所要時間
ソウル行き
- 東京(成田)〜ソウル(仁川)
約2時間30分 - 東京(羽田)〜ソウル(仁川)
約2時間20分 - 大阪(関西国際空港)〜ソウル(仁川)
約2時間 - 福岡(福岡国際空港)〜ソウル(仁川)
約1時間20分
釜山行き
- 東京(成田)〜釜山(金海)
約2時間30分 - 大阪(関西国際空港)〜釜山(金海)
約1時間30分 - 福岡(福岡国際空港)〜釜山(金海)
約1時間
※全て直行便
韓国の空港を紹介
仁川国際空港(ソウル)
仁川空港は、ソウルの郊外にあたる仁川広域市・永宗島に位置し、ソウルから約1時間~1時間半程度かかります。市内へのアクセス方法は、空港鉄道(一般)・空港鉄道(直通)・リムジンバス(高級・一般)が安価ですが、タクシーだと明洞(ミョンドン)エリアまで60,000ウォン(約6,000円)もかかってしまいます。
空港鉄道の場合、直通列車に乗車すると、仁川空港〜ソウル駅までノンストップですが、一般列車の場合は各駅停車のため、弘大入口駅などにも停車します。電車の場合は交通渋滞に巻き込まれることなく、時間が正確なので安心できます。
公共交通機関でも十分にソウル中心部まで移動出来る距離・料金ではありますが、手間や荷物を運ぶ労力を考えると金浦空港に比べ、送迎付きのツアーが便利な空港かもしれません。
金浦国際空港(ソウル)
金浦空港はソウル市江西区に位置する空港で、ソウル市内にあります。そのためソウル市内中心部へのアクセスが非常に便利で、各種交通機関に乗車後、約20分~50分で到着します。公共交通は空港鉄道・地下鉄・市内バスがあり、他に空港リムジンバスも運行されています。これらは値段が比較的安く、一般的な交通手段です。
もうひとつの手段はタクシーです。金浦空港から明洞(ミョンドン)までは、約20,000won(約2,000円)程度。荷物が重い場合や、3~4人などのグループの場合、タクシーを利用しても人数割りすれば、それほど負担にならない金額です。
金浦空港はソウルまでのアクセスが良く、仁川空港より人気がありますが、日本からのLCCが乗り入れていないため、仁川空港行きに比べて航空券価格が高いという特徴があります。
金海国際空港(釜山)
金海国際空港は韓国第二の都市である釜山にある空港で、仁川国際空港と比べると規模は大きくありませんが、日本の空港はもちろん、世界中の大都市とつながる航空会社が就航している大きな空港です。
釜山中心地と空港は12kmくらい離れていますが、それほどアクセスは悪くありません。主な移動手段は早い順からタクシー、リムジンバス、電車になりますが、どの交通機関でもおよそ1時間程度で移動することが出来ます。
済州国際空港(済州島)
済州島の玄関口として活躍している空港。離島の空港なので、小さな空港をイメージする方も多いかもしれませんが、ショッピングエリアもある大きくて綺麗な空港です。市内への交通はタクシーがおすすめ。竜頭岩や古代神話が伝わる三姓穴など観光地がある済州島の中心地、旧済州まではおよそ約10分で行けるそうです。金額にして4,400ウォン。日本円で440円程度です。
韓国の年間イベント情報
6月
釜山国際マジックフェスティバル
釜山国際マジックフェスティバルは、「マジック」をテーマに開催される韓国唯一の世界最大規模のマジックフェスティバルです。韓国国内でおよそ100万人にもおよぶマジックマニアにっとって、夢のようなお祭り。
海雲台(ヘウンデ)海水浴場で開催されるのは開会式をはじめとした様々なステージ。華麗なナイトマジックガーラショー、マジック講義、グローバルキッズマジックショー、マジックドラマなど、新しくてワクワクするような試みを行っています。
7月
務安蓮祭り(ムアンヨンコッチュッチェ)
務安郡(ムアングン)が主催するこのお祭りは、全羅南道(チョルラナムド)という韓国南西部の街の代表的な夏祭りです。1997年に始まり、毎年夏になると一老邑(イルロウプ)の回山白蓮池(フェサンペンニョンチ)一帯で開催されます。
韓国国内最大規模の蓮を見ることができる蓮祭りで、その美しさは圧巻の迫力。その他にもたくさんのイベントが開催されているので、家族連れや若者のお出かけスポットとして人気を集めています。
漢江サマーフェスティバル「ハンガン・モンタン」
ソウルを代表する夏のお祭りである「ハンガンモンタン」は、2013年に始まりました。ソウルを東西に流れる大河・漢江(ハンガン)周辺で真夏に行われる大きなイベントで、訪れる方々に幸せをモンタン(根こそぎすべて)プレゼントするという意味が込められ名付けられた素敵なお祭りです。
「漢江モンタン」は市民とアーティスト、民間企業、自治体が手に手を取り合って一緒に作り上げるプラットフォーム型都市文化フェスティバルです。花火、水遊び、映画、公演、サーカス、生態体験、ヨット、自転車、グルメなど様々な夏の漢江を満喫でき、漢江で可能なあらゆるプログラムが体験できるお祭りです。
8月
ソウルフリンジフェスティバル
毎年夏に行われる大規模な芸術的なフェスティバルです。インディ文化(巨大資本にとらわれず、小規模な予算で創作者が自分の好みやアイデンティティを反映して創造した文化、あるいは芸術)を支持し、多様なジャンルの芸術家と作品を紹介しています。
老若男女誰でも芸術を楽しむことができる新しいお祭りで、年々参加芸術家と観光客が増加し、国際的なイベントへと発展しました。舞踊、演劇、音楽など、様々な作品にに出会うことができます。
槐山唐辛子祭り
槐山(クェサン)は韓国の中央部に位置する美しい自然に恵まれた地域です。この地域全体の76%が山と畑であるため野菜や様々な作物が栽培されていますが、中でもここで栽培されている唐辛子は槐山を代表する有名な特産物です。
唐辛子は韓国の有名食品なのでどこでも見られますが、しっかりとした味と香りを出すためには温度と湿度が何よりも重要だそう。また、唐辛子が栽培される土には十分な水分が含まれていることではじめて良品質の唐辛子が生産されるのだとか。
これらの全ての条件が備わっている槐山では、味が美味しくて良質な唐辛子を生産出来ます。そのため、特産品の唐辛子をテーマに毎年祭りが開催されるそうです。
9月
鳴梁大捷祭り(ミョンニャンデチョプチュッチェ)
韓国南西部に位置する街、全羅南道(チョルラナムド)では「鳴梁海戦(めいりょうかいせん)」の勝利を記念し、李舜臣将軍と全羅道民衆の救国精神を称える「鳴梁大捷祭り」を開催しています。
「鳴梁海戦」とは419年前、13隻の李舜臣将軍の水軍が南海で勝利を収め、西海を回って漢陽に進出しようとしていた日本の水軍133隻を撃破し、大勝を収めた戦いのことです。この勝利の主役は、李舜臣将軍の水軍を助け、ともに戦った全羅道の民衆だと言われています。
そのため、現在も李舜臣将軍だけでなく、全羅道の民衆の救国精神を称えています。歴史的な背景を知ると実際に現地に行って見たくなりますね。
漢城百済文化祭り(ハンソンペクチェムナジェ)
ソウル広場、清渓広場、清渓川路、世宗大路などソウル市内のあらゆる「ストリート」で広範囲に開催され、レベルの高いストリート公演を無料で楽しむことができるアートフェスティバルです。
ソウルの街と芸術がコラボレーションしているので市民も間近にアートを感じることができます。プログラムによっては参加することも可能です。
道路にカラーテープを張り巡らせていくアートや遠近法でビルにハシゴが掛かっているかのような巨大オブジェ、独特な打楽器の演奏で異国情緒溢れる音楽の野外ライブなど。ソウルの街全体が明るく賑やかになるイベントなので参加してみてはいかがですか?
10月
ソウルストリートアートフェスティバル
ソウル広場、清渓広場、清渓川路、世宗大路などソウル市内のあらゆる「ストリート」で広範囲に開催され、レベルの高いストリート公演を無料で楽しむことができるアートフェスティバルです。
ソウルの街と芸術がコラボレーションしているので市民も間近にアートを感じることができます。プログラムによっては参加することも可能です。
道路にカラーテープを張り巡らせていくアートや遠近法でビルにハシゴが掛かっているかのような巨大オブジェ、独特な打楽器の演奏で異国情緒溢れる音楽の野外ライブなど。ソウルの街全体が明るく賑やかになるイベントなので参加してみてはいかがですか?
韓国観光の移動手段
九州と同じくらいの大きさの小さな国ですが、国内での交通網は非常に充実しています。その中でも観光をする上で役に立つ韓国での国内移動ツールについて簡単にご紹介します。
地下鉄
韓国の地下鉄は、1号線から9号線まであります。どの電車も5分~10分ほどの間隔で運行しており、始発と終電の時間も日本とさほど変わりません。各駅には番号がつけられ、各線はそれぞれシンボルカラー別に色分けされているので初めて乗る方でもわかりやすいのが特徴です。
韓国で地下鉄に乗るならT-moneyを使うのが一番便利でお得です。「T-money」は地下鉄でも、コンビニでも購入できる日本のSuicaのようなプリペイド式の交通カードです。地下鉄にある自動販売機で購入したカードにお金をチャージして使用できます。日本語表示ができるので、ハングルが分からなくても購入出来ます。
タクシー
日本よりも相場が安い韓国のタクシー。上手く使えば時間の節約にもなります。利用次第で行ける場所の幅も広がるので乗り方をマスターしておきましょう。
韓国のタクシーは色によって少し違いがあります。白、シルバー、オレンジ色は一般タクシーで、ソウルでの初乗り料金は3,800ウォン。日本語やその他外国語は基本的に通じず、サービスは運転手によって差があるので少し気をつけた方が良いかもしれません。
高級感漂う黒色のタクシーは模範タクシーで、サービスのよさと外国語が通じる運転手が多いことが特徴。初乗り料金は6,500ウォンと一般タクシーよりも少し値段が上がりますが、安心して目的地まで行けるでしょう。
どちらにしても、タクシーを拾いたい時は、日本と同様に道端で手を挙げます。その際の空車の見分け方は、運転席のガラス越しに見える「빈차(ピンチャ)」という赤いランプの表示。夜なら表示灯にランプが点灯していることも目印になります。
便利で安い韓国タクシーですが、初心者には難しい側面もあります。例えばせっかくタクシーを捕まえても目的地と反対車線だったり、距離が短かったりすると運転手次第では断られてしまうことも。また、違法タクシーを捕まえてしまったり、わざと遠回りされたりすることも少なくないので注意が必要です。
KTX(韓国高速列車)
日本における新幹線のような存在で、ソウル〜釜山間を移動する際におすすめの交通機関です。各駅停車や特急かによっても微妙に時間は変わってきますが、約2時間半〜3時間で移動することができます。車内環境も快適で、60,000ウォンとリーズナブル。2都市一気に観光する方にはおすすめです。
韓国のおすすめホテル10選
ホテル スカイパーク キングスタウン トンデムン(Hotel Skypark Kingstown Dongdaemun)
基本情報
【住所】20 Jangchungdan-ro 13-gil, Gwanghui-dong, Jung-gu, Seoul, 大韓民国
【Wi-Fi】全室Wi-Fi無料
【ペット】不可
ドーミー イン プレミアム ソウル カロスキル (Dormy Inn Premium Seoul Garosugil)
基本情報
【住所】119 Dosan-daero, Sinsa-dong, Gangnam-gu, Seoul, 大韓民国
【Wi-Fi】全室Wi-Fi無料
【ペット】不可
ホテル PJ ミョンドン (Hotel PJ Myeongdong)
基本情報
【住所】71 Mareunnae-ro, Inhyeondong 2(i)-ga, Jung-gu, Seoul, 大韓民国
【Wi-Fi】全室Wi-Fi無料
【ペット】不可
アマンティ ホテル ソウル (Amanti Hotel Seoul)
基本情報
【住所】31 World cup buk-ro, Seogyo-dong, Mapo-gu, Seoul, 大韓民国
【Wi-Fi】全室Wi-Fi無料
【ペット】不可
オービット ゲストハウス【外国人専用】 (Orbit Guesthouse)
基本情報
【住所】220-6, Donggyo-ro, Mapo-gu, 麻浦区(マポグ), 03994 ソウル, 韓国
【Wi-Fi】全室Wi-Fi無料
【ペット】不可
ロッテ ホテル (Lotte Hotel Busan)
基本情報
【住所】772 Gaya-daero, Bujeon-dong, Busanjin-gu, Busan, 大韓民国
【Wi-Fi】全室Wi-Fi無料
【ペット】不可
タワーヒル ホテル (TowerHill Hotel)
基本情報
【住所】大韓民国 Busan, Jung-gu, Donggwang-dong, 백산길 20
【Wi-Fi】全室Wi-Fi無料
【ペット】不可
スタンフォード イン ブサン (Stanford Inn Busan)
基本情報
【住所】 Busan, Jung-gu, Nampo-dong, 구덕로 53 Jung-gu Busan KR, 韓国
【Wi-Fi】全室Wi-Fi無料
【ペット】不可
サン アンド ムーン リゾート (Sun and moon Resort)
基本情報
【住所】 102, Sagyenam-ro, Andeok-myeon, Andeok, 63528 ソギポ, 韓国
【Wi-Fi】全室Wi-Fi無料
【ペット】不可
ヘイー ソギポ ホテル (Heyy Seogwipo Hotel)
基本情報
【住所】 49 Namchun-ro, Hyoja-dong, Chuncheon, Gangwon-do, 大韓民国
【Wi-Fi】全室Wi-Fi無料
【ペット】不可
韓国のおすすめ旅行プラン10選
よくある質問Q&A
飛行機でどのくらいかかりますか?
日本から飛行機の直行便で行った場合、所要時間は約2時間ほどかかります。時差はありません。
韓国の気候はどうですか?
韓国の気候は基本的に日本とあまり変わりません。四季があり、過ごしやすい春や秋がおすすめです。冬は日本の東北地方や北海道のような厳しい寒さなので、充分な防寒対策をして行くことをおすすめします。
何泊くらいが最も楽しめるでしょうか?
2泊3日がもっとも理想的なプランですが、1泊2日の弾丸旅行でも十分に楽しめます。みどころはたくさんあるので、3泊4日ののんびり滞在でも飽きることはありません。
韓国語が話せないのですが、日本語は通じますか?
ホテルに日本語ができるスタッフが常駐している場合が多いので、基本的に言葉の壁はあまりないと思います。街中でも観光地であれば日本語を話してくれる店員さんがたくさんいますし、メニューは日本語の記載をしてあります。ですが、タクシーでは日本語が通じない場合があるので注意が必要です。