熱海温泉ってどんなところ?
伊豆半島の東側つけ根にある日本を代表する屈指の温泉地です。海岸線から山手にかけて近代的なホテルや旅館、みやげ物屋などびっしりと軒を重ね、一大歓楽街になっています。
湯の発見は奈良時代、あるいはそれ以前ともいわれており、徳川家康も愛し、3代将軍家光の時代から江戸城へ湯を送ったといわれています。歴史を思わせるレトロな雰囲気と近年できたオシャレなスポットが混在しているのも魅力で、温泉とビーチの両方が満喫できるのも熱海ならではの楽しみ方です。
また、新幹線の停車駅になっていることからアクセスも良く気軽に行けるのも人気の理由です。
熱海温泉旅行の見どころ
温泉三昧でくつろぐ(熱海七湯)
熱海といえば「熱海七湯めぐり」です。散策しながら、7つの源泉をめぐり、「熱海七湯」にまつわる話と歴史にふれ、湯の町情緒に浸ってみましょう。気軽に楽しめる駅前の「足湯」の「家康の湯」や珍しい「手湯」の「福福の湯」など、まさに温泉三昧です。
マリンレジャーを楽しむ
温泉とセットで海のレジャーも外せません。海水浴はもちろんのこと、レジャー施設「マリンスパ」のウォータースライダーで遊んだり、熱海の街並みと山々を眺望できる抜群のロケーションで釣りができる「熱海海釣り施設」もオススメです。
歴史あるスポットやアートスポットを散策する
熱海観光で外せない定番スポットは、大楠がパワースポットになっている「來宮神社」、庭園と洋館、和館があり、優美な気品を醸し出している「起雲閣」です。また、アートスポットも点在しており、見逃せません。「MOA美術館」をはじめ、ちょっとユニークな「熱海秘宝館」や「熱海トリックアート迷宮館」も旅の思い出に訪れてみてはいかがでしょうか。
離島「初島」でリゾート気分を満喫する
熱海港より高速船でわずか25分、南国チックな雰囲気満載の「初島」があります。1年を通じて温暖な気候で過ごしやすく、新鮮な海の幸や、亜熱帯の植物、自然を感じるアクティビティなど、たくさんの魅力が詰まっています。
新鮮な魚介を堪能する
漁港があることから、獲れたて鮮度抜群の海鮮が楽しめます。素材をシンプルに味わうならお寿司や海鮮丼、また、フレンチやイタリアンで味わうシーフードも格別です。ご当地グルメの「まご茶漬け」もオススメです。
イベントを楽しむ
熱海といえば、「花火」!夏だけではなく、土日をメインに年間約15回ほど開催されています。なんといっても海上花火は、臨場感と広々としたスペースで見られるのが人気です。砂浜で寝転んでの鑑賞なんて贅沢ですね。
熱海では、他にも様々なイベントもりだくさんです。事前に日程をチェックし、イベントに合わせて熱海の旅行計画を立てるのも一つの手です。
人気の観光エリア
熱海駅エリア
東海道新幹線の停車駅である「熱海駅」。駅前には「足湯」や「手湯」があり、気軽に温泉が楽しめます。駅直結の駅ビル「ラスカ熱海」では、熱海の食材が楽しめるレストランや熱海のお土産が購入できる店舗が多数そろっています。
駅周辺だけでも観光スポットが目白押しです。新幹線をちょっと途中下車し、駅周辺だけでもぶらり観光してみてはいかがでしょうか。
ラスカ熱海
熱海駅直結の駅ビルです。改札を出てすぐ右手にあります。屋上がある地上3階建てで、おみやげやレストラン、カフェが約36店舗。また、屋上広場ではバーベキューが楽しめます。
1階には熱海観光案内所と休憩所があります。観光の際に役立つ情報もありますので、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
福福の湯
熱海駅前の「平和通り商店街」にある、「手湯」です。40度ほどに調節された温泉に手を浸すと、じんわりと暖かさを感じます。まさに、ほっこり幸せな気持ちのなれる温泉です。ちなみに飲用はできません。
キュートな地蔵のモニュメントは、熱海在住の彫刻家である三澤憲司氏作です。
熱海軽便鉄道7機関車
熱海駅前にある小型SLが目を引きます。熱海軽便鉄道7機関車は、1907(明治40)年から1923(大正12)年まで、熱海〜小田原間の25kmを2時間40分で走っていたものです。この鉄道は関東大震災により廃止されました。その後、各地の鉄道工事に活躍したのち、神戸市の国鉄鷹取工場内に標本車として展示されていたものを熱海市が払い下げを受け修復し、ゆかりの故郷へ貴重な交通記念物としてかえってきました。
機関車の規格は、長さ3.36m、高さ2.14m、幅1.39m、重さ3.6トン、時速9.7lm、客車定員40~50名になっています。
姫の沢(ひめのさわ)公園
熱海の花の名所「姫の沢公園」は 四季折々の花々と本格アスレチックが楽しめる自然公園です。特に有名なのは春。山の斜面にツツジが咲き誇ります。
園内で見られる植物は約600種。まるで植物園のような環境のもと、ツツジやスイセン、あじさいなど様々な花が咲き誇ります。姫の沢公園から約1時間半、自然を満喫しながらのトレッキングで「十国峠」に向かうこともできます。
池田満寿夫(いけだますお)・佐藤陽子 創作の家
版画や絵画、映画など幅広い才能をほしいままにしたマルチアーティスト池田満寿夫氏が1982(昭和57)年から1997(平成9)年に亡くなるまで住まい兼アトリエとして、世界的ヴァイオリニストの佐藤陽子氏と過ごした家です。
天才と呼ばれたふたりがともに暮らし、芸術活動の拠点としたこの家には、池田氏の芥川賞受賞作「エーゲ海に捧ぐ」の直筆原稿や年譜、写真、陶板、佐藤氏のステージ用ドレスや楽譜、年譜、写真などが展示されています。 ふたりの華やかで気取らない日々の暮らしの一端を垣間見ることができます。
また、下多賀には「池田満寿夫記念館」があり、版画、書、ブロンズなどを展示しています。こちらも併せて訪れてみるのもいいですね。
家康の湯
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熱海駅前にある、天然温泉を使用した足湯です。徳川家康来熱400年(2004年3月)の記念事業として設置されました。
お湯は16:00以降にすべて抜いて毎翌朝掃除するので清潔です。新湯を再び張り、利用する“かけ流し”です。自販機にてオリジナルタオル1枚100円(税込)で販売していますので、気軽に立ち寄ることができます。利用時間は9:00〜16:00です。
旧日向別邸(きゅうひゅうがべってい)(ブルーノ・タウト熱海の家)
日本建築の美に陶酔していたドイツ人建築家のブルーノ・タウトが日本に残した唯一現存する建築です。重要文化財にも指定されています。1936(昭和11)年、アジア貿易で活躍した実業家・日向利兵衛が別邸の離れとして建てました。
竹や桐をふんだんに用いた社交室、洋室、そして和室の3室から構成され、桂離宮、伊勢神宮など日本の様式美を意識して設計されています。今は熱海市の所有となり一般公開されており、見学は予約制になっています。
また、大規模な保存修理工事実施のため2019年1月~2022年3月(予定)の間休館とのこと。工事期間が延長されることもあるので、おでかけの際は公式HPにてご確認ください。
湯宿一番地
熱海駅から徒歩2分の好立地、熱海の温泉と旬の美食を楽しめ、貸切露天風呂が人気の宿です。海と街並みを見下ろす絶好のロケーション、周辺には歩いて行ける観光名所が沢山あり、熱海を満喫したい人にはもってこいの温泉です。
熱海では貴重な自家源泉の温泉で、しかも2本の源泉を保有しており湯量が豊富。露天風呂や大浴場さらに貸切露天風呂と様々なお風呂があり、上質で心地良い温泉を心行くまで楽しめます。
食事では、四季折々の旬のお魚のお造りをはじめ、素材の味を活かした地の魚介のお料理など、伊豆の美食を堪能できます。また、古き良き熱海を懐かしむお部屋、町屋をイメージした売店、湯上がり処には懐かしい展示物もいっぱいで温泉情緒を満喫できます。
シーサイドエリア
熱海といえば、海!ビーチ沿いだからこそ楽しめるスポットが点在しています。プールで思いっきり遊んだり、遊歩道や公園を散策したり、「熱海遊覧船サンレモ」で海上からの眺めを楽しんだり、と海の壮大な眺めと潮風を浴びながら、思い思いの過ごし方ができます。
熱海サンビーチ
青い海と白い砂浜、立ち並ぶホテル群、ヤシの並木通りなど、外国の高級リゾートに似た雰囲気をもつビーチです。夏は海水浴場としてファミリーやカップルにも人気で賑わいます。
早朝には、水平線からのぼる朝日が、ビーチや街を染める美しい景色を見ることができます。夜になると、世界的な照明デザイナー・石井幹子氏が手がけた日本初のビーチのライトアップも毎日行われ、昼間とは違う幻想的な景色を楽しめます。また海上花火大会も見ものです。海水浴場開き期間は7月中旬~9月までです。
マリンスパあたみ
誰もが気軽に熱海の温泉を満喫でき、オールシーズン遊べる全天候型健康運動施設です。熱海ならではのオーシャンビューが楽しめるのも魅力で、目の前に青い海が広がり、温泉そのものの気持ちよさだけでなく、熱海が誇るすばらしい自然が訪れる人を癒やします。
水着着用で温泉を満喫する施設なので、家族やカップル、仲間たちなど、みんなで一緒に楽しい時間を過ごすことができます。高低差およそ8メートルのウォータースライダーや温泉プールでアクティブに体を動したり、 健康温泉浴室や入浴施設でじっくり浸かったり、いろいろな楽しみ方ができます。
熱海港海釣り施設
釣り好きの方からこれからはじめてみようと思っている初心者まで、熱海の街並みと山々を眺望できる抜群のロケーションの中で釣りが楽しめる施設です。初心者向けのプライベートレッスンや、釣った魚を提携店舗で調理してくれるプランなど、様々な楽しみ方ができます。売店やトイレも設置されているため、お子様連れでも安心して釣りを楽しむ事ができます。
釣りの場所は長さ260m×幅14mの堤防で、外側での釣りは禁止。内海(熱海湾側)を利用します。春はメバル、ウミタナゴ、シロギス、メジナ、アオリイカ、アカイカ、ウルメイワシなど、冬はカサゴ、メジナ、トウゴローイワシ、カワハギ、メバルなどが釣れるとのこと。
貸し竿・餌のセット(竿・リール・エサ・仕掛・バケツ・水汲みバケツ等)やお持ち帰り用の発砲クーラーボックス、氷も販売していますので、手ぶらで来ても安心です。
お宮の松/貫一お宮の像
明治時代から多くの文豪たちが居を構え、名作を執筆した熱海。 なかでも、明治時代に大ヒットした、尾崎紅葉の小説「金色夜叉」(こんじきやしゃ)は熱海を舞台にした小説として大変有名です。
この小説にちなむ「お宮の松」と、「熱海の海岸散歩する・・・」で始まる歌謡が一体となり、爆発的に知れわたり、主人公「貫一・お宮」はあたかも実在の人物のような存在となりました。特に海岸での別れのシーンは有名で、1919(大正8年)年には金色夜叉の碑が建てられ、傍らに立つ「お宮の松」とともに新名所となりました。松は樹齢300年を超えたことから、2代目の松に植え替えられています。
熱海サンビーチの近くにあり、今でも多くの観光客が訪れる場所になっており、熱海観光の定番フォトスポットになっています。
熱海遊覧船サンレモ(SANREMO)
姉妹都市であるイタリアの港町「サンレモ」が由来となっています。親水公園第三桟橋(初川河口)より出航し、錦ヶ浦・曽我浦などの沖合を通り、赤根崎の手前を折り返す約30分の遊覧で、海上より熱海の景色・真鶴半島・伊東市川奈・伊豆大島なども望むことができます。
船内展望室には海中が見えるガラス窓があり、船内から魚とご対面も。 階段を上って船外に出ればカモメに餌をあげることもできます。定員は50名で、ペット(小型)も一緒に乗船することもできます。料金は大人1,200円、小人600円です。3歳未満とペットは無料。熱海のクルージングを堪能してみましょう。
熱海親水公園・ムーンテラス
熱海サンビーチから南に続く親水公園は、熱海市が北イタリアのサンレモ市と姉妹都市であることや、地形と街並みが似ていることから、 地中海北部のリゾート地のイメージで整備されています。
南欧コートダジュールをイメージした「スカイデッキ」、 北イタリアのサンレモ市リビィエラ海岸をイメージした「レインボーデッキ」、南イタリアのナポリ港をイメージした「渚デッキ」の3つのエリアから成ります。公園内で場所によって雰囲気が変わるので、お気に入りの場所を見つけてくつろぐのもいいですね。
また、公園と熱海サンビーチの間にあるムーンテラスは縁結びのスポットとして人気です。「恋人の聖地」に認定されており、愛を誓い合えるモニュメントがあります。ライトアップされると一層ロマンチックです。
ジャカランダ遊歩道
南米産のノウゼンカズラ科の「ジャカランダ」は、紫色の花をブドウのように房状に咲かせ、葉の緑と花の紫がとても美しい植物です。花が頭に落ちるとしあわせが訪れるなどと言われてます。1990(平成2)年に国際姉妹都市であるポルトガルのカスカイス市から贈られた2本の木から始まり、現在100本以上に。いまでは熱海の初夏を告げる花となりました。
日本での花期は6月と言われていますが、気候の関係で、本土で(露地植え)花が咲くのは大変珍しく、熱海でも全く開花しない年もあったり、6月だけでなく9月・10月に2度目の開花をする時もあるそうです。
熱海市のホームページでは開花情報を発信されています。旅行のプランを作る前に参考にしてみてください。
熱海市ホームページ
銀座商店街
かつて熱海の中心部として、たくさんの観光客でにぎわった熱海銀座通り。商店街の入り口交差点角には、1975年まで銀行として営業していた建物を利用した熱海商工会議所があります。重厚でレトロな建物は当時の風情をそのまま残しています。
商店街には、昔からある和菓子や名産の干物、喫茶店などが並び、昔と変わらない日本の風景に出会える一方、近年は、リノベーションしたオシャレなカフェやゲストハウスも登場しました。新旧が織りまざるレトロモダンな商店街、散策の合間に立ち寄りたいスポットです。
純喫茶 パインツリー
1959年にテレフォン喫茶として開業した喫茶店です。銀座商店街の中央に所在しています。ショーケースに並ぶメニューサンプルや4台あるテーブルゲームなど、まるで昭和にタイムスリップしたかのような空間で「レトロカワイイ」と話題のお店です。
製造中止で今ではもう手に入らない貴重な器に入ったフルーツパフェは、なんとドライアイスの演出付き。他にも自家製プリンのプリンアラモードや軽食類など純喫茶らしいラインナップ。熱海散策に疲れたら休憩がてら立ち寄るもよし、軽食で小腹を満たすもよしのおすすめスポットです。
糸川遊歩道
熱海市内中心部を流れる糸川。その両岸には遊歩道が整備され四季折々の自然を楽しむことができます。毎年1月には日本で最も早咲きの「あたみ桜」を鑑賞できます。約58本のあたみ桜が咲き誇り、花見の名所として有名です。
「あたみ桜」は毎年1月上旬~2月に咲くインド原産の寒桜の一種で、1871(明治4)年頃、イタリア人によってレモン・ナツメヤシとともに熱海にもたらされ、その後先人たちの努力により増殖が行われました。同じ枝に、早期に咲く花芽と後期に咲く花芽を二段構えにできることから、例年1ヵ月以上花が楽しめます。
「あたみ桜 糸川桜まつり」期間中は、ライトアップ、桜茶・お茶のサービス、大道芸、バンド演奏などが開催されます。
長浜海浜公園(うみえ~る長浜長浜海浜公園休憩施設)
市民や観光客の皆様の憩いの場として、また地域活性化のための各種イベント開催場所として親しまれています。
敷地内には長浜海水浴場や休憩施設の「うみえーる長浜」があり、定期的に「ながはま特設市」が開催されます。地元・南熱海地区で採れた季節の農産物や魚介類・干物等の販売、イカメンチなどの飲食出店、フリーマーケットが所狭しと並びます。大無料駐車場も完備していますので、ドライブの途中、お散歩の途中に立ち寄りたいスポットです。
デッキプラザでは、主に土日限定になりますが、足湯、地場物産直売所、オープンカフェが利用できます。
また、芝生広場北側には小学生以下の子供たちが楽しめる「大型遊具」が誕生。海の遊び場をイメージしてデザインされ、ロングスライダー、ショートスライダー、ドーム型の回転スライダー・クネクネ曲がるスライダー、3人一緒に滑ることができる幅広スライダー、蜘蛛の巣などの遊具があります。
アタミロープウェイ
熱海後楽園バス停のすぐ前、山麓駅から八幡山の切り立った崖を一気に上るロープウェイです。眼下に広がる熱海の風景楽しみながら約3分。あっという間に熱海随一の展望台、八幡山山頂に到着します。山頂テラスからは百万ドルの夜景と呼ばれる熱海市街を眼下に、天気の良い日には東は房総半島や三浦三崎、南に目を向けると手前に初島、遙か太平洋の彼方には伊豆大島も望めます。
山頂にはアイスクリームが人気の売店や、恋人たちのメモリースポット「あいじょう岬」があります。2019年3月には「あいじょう岬展望台」がリニューアルし、「うみそらテラス」ができました。三方が断崖絶壁のスリル満点のロケーションを楽しめます。
熱海城エリア
錦ヶ浦の山頂にそびえ立つ熱海城。その周辺には18歳未満は入場禁止の「熱海秘宝館」や「熱海トリックアート迷宮館」などユニークなスポットが揃っています。
他に女性に人気の「アカオハーブ&ローズガーデン」がありバラなどの花々に癒やされたり、ハーブの手作り体験などもできるので雨の日にもオススメです。
駅から少し離れた場所ですが絶景と癒やしを求める方にはおすすめのエリアです。
熱海秘宝館
日本に唯一残る、「秘宝」を見て楽しむ大人のためのテーマパークです。
熱海市街を眼下に見下ろすアタミロープウェイ山頂駅に隣接しています。ユーモアあふれる道祖信仰の展示を始め、セクシーな「蝋人形」、さまざまなトリックを駆使した「ミラールーム」、現代に蘇る珍説「浦島太郎」や「一寸法師」の出し物が、訪れる人の笑いを誘います。
現代のハイテクと昔ながらのローテクを駆使した、ちょっとHで笑えるアトラクションの数々は、男性はもちろん、カップルや女性同士でも楽しめます。なお、18歳未満は入場できません。 熱海旅行のお土産話にオススメです。
熱海城
熱海の名勝地、錦ヶ浦山頂に所在する熱海城。地上43m、海抜160mにある「天守閣展望台」からの360度パノラマの眺望は熱海随一!熱海市街一望はもちろん、湯河原、真鶴半島、晴れた日には初島や大島、その先の伊豆半島も見える眺望ポイントです。
1階のバルコニーにはジェット付き足湯があります。海抜120mの場所にあり、初島・伊豆半島、晴れた日には伊豆大島見渡しながらの足湯を楽しめます。
春は桜の名所として知られ、夏は天守閣より花火大会を見物できます。城内には鎧や刀を展示する「武家文化資料館」や「浮世絵秘画館」、江戸の衣装に着替えて、 江戸時代にタイムスリップ気分が味わえる「江戸体験コーナー」をはじめ、旅の疲れを癒やしてくれる「マッサージチェア」まであります。一風変わった見どころたっぷりのお城です。
熱海トリックアート迷宮館
熱海城の別館「熱海トリックアート迷宮館」は、とっても不思議なトリックアートが楽しめる施設です。海の生物、恐竜、猛獣、ジョーズなど、様々なトリックアートを約50点も展示されています。
トリックアートとは人間の目の錯覚をうまく利用し、あたかも平面を立体的に感じることが出来るアートです。鑑賞するだけではなく、一緒にユニークな写真を撮ったり、巨人や小人になった錯覚体験をしたり、見て、触って、撮って、と大盛り上がりできます。家族や友人、カップル、など誰と来てもワクワク体験ができますよ。
熱海城と合わせて屋内でたっぷり遊べるので、雨の日の観光にもおすすめです。熱海城見学とのセット券がお得です。
錦ヶ浦
熱海の景勝地の一つで、伊豆の玄関である「魚見崎」の南から約1kmにおよぶ断崖が続く名勝です。太陽がのぼるとき、光が浦にそそいで眩しい5色の光となって輝くことから、京の錦織の名をかりて「錦ヶ浦」と呼ぶようになりました。源頼朝、加藤清正などの歴史的人物に由来する伝説も残されています。
崖の高さは約80m。荒波が刻んだ兜(かぶと)岩・基盤岩・烏帽子(えぼし)岩・弁天岩などの奇岩が並び、遠くには初島や大島が見えます。断崖絶壁は足がすくむようなスリルと迫力満点です。
アカオハーブ&ローズガーデン
12種類のテーマガーデンが点在し、東京ドーム13個分の壮大な広さを誇る花の楽園です。自然の丘陵地を活かし、海を借景とした雄大な美しい景色の中に庭が点在しています。
1月からは菜の花とあたみ桜、4月には色鮮やかな10万球のチューリップ、5月から6月は約600種4,000株ものバラがベストシーズンを迎えてガーデン内を華やかに彩ります。
ハーブ石鹸などを手作りできる体験工房、ショッピング、季節限定スイーツやランチなども楽しめます。「COEDA HOUSE(コエダハウス)」は、建築家・隈研吾氏による木を積み重ねた特殊な構造のデザインが魅力の絶景庭園カフェです。
伊豆山(いずさん)エリア
熱海と湯河原の間にあり、有名な日本三大古泉の一つ「走り湯」があるエリアです。また、定番スポットである「MOA美術館」もあり、約3,500点ほどの展示品の鑑賞はもちろん、「海の見える美術館」ならではの一大パノラマは多くの人々を魅了します。
伊豆山神社(いずさんじんじゃ)
伊豆山神社は、伊豆の地名の発祥地でもあります。 源頼朝と北条政子が恋に落ちた場所であることから、縁結びの神社としても有名です。江戸時代には「伊豆大権現」と呼ばれ、徳川家康も参拝に訪れた歴史のある神社です。
長い石段をのぼり境内へ上がると、熱海市街と海を見下ろす素晴らしい眺望を楽しむこともできます。本殿から本宮社へは、遥拝所、白山神社、結明神本社を経て約1時間です。ゆっくりと山道をのぼりながら参拝をするのもおすすめです。
本殿より約800段下には走湯神社があり、湯の神様が祀られています。毎年4/14~16の3日間は例大祭が行われ、多くの人が訪れます。
MOA(えむおーえー)美術館
「海の見える美術館」は、アートに興味がない人でも癒やしのスポットとして人気のある熱海を代表する美術館です。東洋美術の絵画・書跡・工芸を中心に国宝3点、重要文化財66点を含む約3,500点の収蔵品を誇っています。
海抜250mの丘陵地に建ち、館内のメインロビーやムア広場からは伊豆大島や初島など、雄大な絶景が望めます。施設内には、春は桜やツツジ、初夏は新緑、秋は紅葉と四季折々に違った姿を見せる庭園もあり豊かな自然が堪能できます。ゆったりできるカフェや茶室もあり、時の流れを忘れるようです。
走り湯
熱海ビーチライン沿い「伊豆山」のすぐ近くにある「走り湯」は、日本でも珍しい横穴式源泉で、日本三大古泉の一つです。今から約1,300年前に発見され、山中から湧き出した湯が海岸に飛ぶように走り落ちる様から 「走り湯」と名付けられました。
源実朝が「伊豆の国山の南に出づる湯の早きは神のしるしなりけり」と詠んだように、 明治以前は伊豆山神社の神湯として信仰されていました。奥行5mの洞窟からは今も70度近い湯が毎分170リットル湧き出し、轟音と蒸気による神秘的な空間を体感することができます。
Studio iiro(スタジオイイロ)
ガラス細工の体験教室を行うstudio iiro(スタジオイイロ)では、ガラス吹きからデザイン、模様付けまでを全て自分の手で行うことができます。
熱海の思い出に「吹きガラス体験」、大切な方への贈り物やトロフィー、記念品などの「オリジナル作品のオーダー」、ガラス作家「大東 健太」と「高橋 花子」の作品の展示もあります。
温泉もいいけれど、世界に1つだけのグラスを作り、形に残る思い出を残すのもいいですね。お土産としてもおすすめです。
熱海七湯エリア
熱海七湯は、「清左衛門の湯」、「小沢の湯(平左衛門の湯)」、「風呂の湯・水の湯」、「河原湯」、「大湯(熱海市指定文化財)」、「佐治郎の湯(目の湯)」、「野中の湯」の7つで、お宮の松にほど近い熱海銀座近辺に散在しています。七つの源泉をめぐり、「熱海七湯」にまつわる話と歴史にふれながら、湯の町情緒を楽しんでみるのもいいでしょう。
湯前神社(ゆぜんじんじゃ)
熱海温泉を守る神社とされ、名前に「湯」が入ることからもまさに熱海温泉らしいスポットです。「病を除く効果の温泉がある」と神様からのお告げがあり、神を祀ったのが始まりと言われています。
神社前には熱海温泉の源泉とされる「大湯間歇泉」があり、「日航亭大湯」では、この源泉の湯で日帰り入浴を楽しむこともできます。源実朝が大湯を見て歌を詠んだことを記念して、境内には歌碑が置かれています。
熱海温泉を訪れたらぜひとも参拝したいスポットです。毎年春と秋に「熱海の温泉に感謝し、泉脈が絶えないように」と例大祭が開催されます。
大湯間歇泉(おおゆかんけつせん) 熱海七湯めぐり
熱海の街を歩くと、坂道のところどころから湧き出す湯気が見られます。「熱海七湯」といわれる源泉です。源泉を巡り、長い歴史と温泉情緒に触れるのも熱海観光の楽しみ方のひとつです。
熱海七湯の一つ「大湯間歇泉」は、古くからの間歇泉で世界的にも有名な自噴泉でありました。「大湯」の噴出は昼夜6回。湯と蒸気を交互に激しい勢いで吹き出し、地面が揺れるようであったと言われています。
明治中頃から次第に減少し1923(大正12)年に止まってしまいましたが、1962(昭和37)年に、市の文化財として保存整備しされました。現在は人工で4分ごとに3分間噴湯しています。
延命堂
蒸気でむす温泉饅頭の元祖の店と言われています。温泉街のお土産のド定番で、熱海に来た人・住む人の延命長寿を願い命名された「温泉延命饅頭」。
小説家・坪内逍遥(つぼうちしょうよう)にも愛された一品は、なめらかな黒糖皮・飽きのこない自家製あんが長年愛される魅力です。保存料を使用しておらず、素朴で縁起の良いおまんじゅうです。
起雲閣(きうんかく)
起雲閣は、1919(大正8)年に別荘として築かれ「熱海の三大別荘」と賞賛された名邸が基となっています。1947(昭和22)年に旅館として生まれ変わり、熱海を代表する宿として数多くの宿泊客を迎え、山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎など、日本を代表する多くの文豪たちにも愛されていました。今は熱海市の文化財として一般公開されています。
市街地とは思えない緑豊かな庭園、日本家屋の美しさをとどめる本館(和館)と離れ、日本、中国、欧州などの装飾や様式を融合させた独特の雰囲気を持つ洋館、優美な気品を醸し出すこれらの施設は、歴史的・文化的遺産として未来に継承されます。
熱海芸妓見番(げいぎけんばん)歌舞練場
芸妓見番(げいぎけんばん)は、芸妓衆が厳しいお稽古をする場です。1954(昭和29)年に現在の建物が完成しました。当時としては立派な建物で、 東海一の芸妓組合と言われていました。
現在は毎週土日「湯めまちをどり華の舞」を開演しています。普段はなかなか見ることのできないプロの踊りを見られる機会です。 着物の着こなし、振る舞いはため息ものの美しさ。 平日にはお稽古風景も見学できるそうです。(要問合せ)
また、毎年4月には年に2日間だけ披露される「熱海をどり」が開演されます。年に1度の本格的な舞台です。豪華な衣装に身を包んだ熱海芸妓による艶やかな舞を鑑賞できます。
來宮(きのみや)エリア
熱海を代表する人気スポット、「來宮神社」と「熱海梅園」があるエリアです。バスのフリーチケット「湯〜遊〜バス」の運行路線ではないので、アクセスは少し不便です。どちらも熱海駅からは歩いて約20〜30分ほどですので、散策がてら訪れてみましょう。
來宮(きのみや)神社 大楠
來宮(きのみや)神社は来福・縁起の神として古くから信仰されています。本殿横には国の天然記念物にも指定された御神木「大楠」があり、見るものを圧倒する存在感です。樹齢2,100年、幹の太さは24メートルもあり、パワースポットとして有名です。
幹を一回りすると1年寿命がのびると伝えられており、この巨樹の生命力にあやかろうと長寿・病気平癒・健康祈願の参拝者が多く訪れます。また、願い事のある人は、思うことを誰にもいわず一回りすると願い事が叶う、とも言われています。
17:00〜23:00の時間帯には、大楠の周辺がライトアップされ、幻想的な空間となります。朝、昼、夜と訪れる時間によってそれぞれ違った表情が楽しめます。毎年7/14~16には山車や神輿で盛り上がる例大祭も開催されています。
熱海梅園
熱海梅園は、内務省の長与専斎が、「温泉がよく病気に効くのは、ただその中に含まれている塩気や鉄精にばかり頼らず、適当な運動をするからである」(「熱海風土記」―梅園記より)と、提唱したことから造成され、1886(明治19)年に開園しました。温泉保養地として栄えた熱海文化の、重要な一端を担っています。
日本で最も早咲きの梅、最も遅い紅葉を楽しめる場所と言われ、梅は樹齢100年を超える古木を含め59品種・472本、紅葉樹は約380本もあります。梅は早咲き、中咲き、遅咲きと順々に開花していくので、長い間楽しむことができます。梅まつり期間中は園内に足湯や土産店もオープンしているそうなので、休憩をはさみつつ、のんびり自然散策できそうです。
1月中旬~3月上旬の梅まつり、5~6月の新緑、11月中旬~12月上旬のもみじまつりと、四季折々の表情が違うので、様々な季節に訪れてみたいスポットです。
彩苑(杉本苑子旧宅)
「孤愁の岸」(直木賞)・「滝沢馬琴」(吉川英治文学賞)等の作品で知られる歴史作家・杉本苑子(すぎもとそのこ)によって1977(昭和52)年に建てられました。
当初、別荘として利用していましたが、1980(昭和55)年からはこの家に居住し、1995(平成7)年に市内に新居を建てるまでの約15年間、この建物で執筆しました。
館内は杉本氏の作品をはじめ、熱海市にゆかりのある文化陣の作品や日用品等を展示しています。杉本氏は、1997(平成9)年に2人目の熱海市名誉市民として顕彰され、 2002(平成14)年に文化勲章を受章しました。
初島エリア
静岡県唯一の有人離島「初島」は、熱海港より約25分の高速船で気軽に行けるリゾートアイランドです。年中温暖で、新鮮な海の幸や、亜熱帯の植物、自然を感じるアクティビティ、多くの伝説など、小さな島にたくさんの魅力が詰まっています。
“天然の漁礁”とも言われる初島は、まさに海産物の宝庫です。シーフードバーベキューなど海鮮を堪能できます。また、アドベンチャーアイランド「VOTAN(ボウタン)」のアスレチック、ダイビングや釣りなどのマリンレジャーなど様々なアクティビティを楽しめます。
極楽鳥花やブーゲンビリアなど珍しい南国の花も咲いており、南国の雰囲気を楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
初島アイランドリゾート
初島アイランドリゾートは、“島”をコンセプトに展開している話題のスポットです。
湯船から目の前に海を臨み、まるで湯船と海が一体になったかのような解放感を味わうことができる「~海泉浴~島の湯」やハンモックに寝転び島の風に揺られたり、カフェで島の食を楽しんだり、何百種類もの南国植物が楽しめる「アジアンガーデン R-Asia」があります。
夏には海水を利用した海辺のリゾートプール「海のプール」、海を見下ろす丘の上に立つコテージタイプの宿泊施設「アイランドキャンプヴィラ」のほかに、子供向けアスレチック施設「VOTAN(ボウタン)」やシーフードBBQも堪能でき、まさに、異国のようなリゾート気分を満喫できます。
初島灯台
1959(昭和34)年に設置された初島灯台は、2007(平成19)年3月「日本で15番目の登れる灯台」としてリニューアルオープンしました。
外側に螺旋階段が付いた灯台としては、日本唯一です。晴れた日には伊豆大島や三宅島・利島・新島・神津島など伊豆七島のうちの5島が、伊豆半島から相模湾にかけては熱海・伊東・湯河原・小田原・江ノ島などが、遠くは房総半島まで見渡せるダイナミックな眺望が楽しめます。
初島海洋資料館
初島港から徒歩約5分、海洋研究開発機構が運営する海の資料館です。
館内には、島内に点在する8つの縄文遺跡からの出土品をはじめ、世界最高の潜航深度を誇る潜水調査船「しんかい6500」10分の1スケールモデルや、初島沖南東6km・水深1174mの地点にある深海底総合観測ステーションからの映像が見られるモニターがあります。入館無料です。
湯河原エリア
秘湯の趣きと閑雅な風情のある湯河原エリア。湯河原町は、古くは万葉の時代から温泉地として、人々に知られていました。熱海から湯河原までは電車で1駅約5分です。神奈川県の西南端に位置する湯河原町は、相模湾を東に望み、三方を箱根外輪山や伊豆・熱海の山々に囲まれ、一年を通じ温暖で、風光明媚な環境にあります。
独歩(どっぽ)の湯
「独歩の湯」は温泉を利用した「足湯の泉」です。地理風水を応用して日本列島をイメージした園内に、さまざまな効能をもつ9つの泉があります。温泉に足を浸し、さまざまな刺激で足の裏をマッサージする9種類の健康回復の泉です。
健康のツボを刺激する9つの泉で味わう「平成の極楽」。温泉に足を浸し、さまざまな刺激で足の裏をマッサージする9種類の健康回復の泉。足の裏からみるみる疲れがとれ全身に元気が蘇ってくる、未体験のリラクゼーション効果を、ぜひ味わってみてください。
不動滝(ふどうたき)
落差15mながら水量は豊かで、滝の左側には身代わり不動尊、右側には出世大黒尊がまつられ、厳かな雰囲気が漂っています。滝の近くにはお茶屋さんもあります。
湯河原沸石が発見されたことでも知られています。湯河原沸石は、伊豆半島で最も古い新第三紀湯ヶ島層から発見されています。湯河原沸石の産地は、湯河原温泉の泉源とほぼ一致している点、沸石は温泉と密接な関係があると考えられます。こぢんまりとした場所で、マイナスイオンに癒やされます。
湯河原海浜公園
湯河原と熱海の境をなす千歳川の河口東側に位置する公園で、相模湾が望める夏期のみのプールも人気です。黒松が美しく茂っていた往時の海岸をイメージした黒松30数本が目印となります。
施設としては、テニスコート4面、プール(子供プール、25mプール、流れるプール)と約7,400平方メートルの芝生広場、遊びに散策、軽スポーツと多様な利用ができます。また、アオリイカ釣りなど釣り場としても有名です。
湯河原温泉
神奈川県と静岡県の県境に位置する「湯河原温泉」は、古くから万病に効く良質な温泉が湧く場所として知られていました。
特に明治時代中頃からは、秘湯の趣きと閑雅な風情をもとめて数多くの文人墨客が訪れ、この地を舞台とした作品を残しています。相模湾を東に望み、三方を箱根外輪山や伊豆・熱海の山々に囲まれており、閑静な雰囲気が残っています。町並みを散策していると、そこかしこに偉大な文士たちの足跡と歴史の残り香を感じることができます。
湯河原というと神奈川県を思い浮かべがちですが、湯河原温泉の一部は静岡県の熱海市に位置しています。その地域を「伊豆湯河原温泉」と呼び、現在4件の温泉宿があります。
湯河原の初夏はホタルも見られ、7月には「ゆがわらサンバパレード&伊豆湯河原温泉納涼花火大会」で盛大に賑わいます。
熱海温泉のご当地グルメ
イカメンチ
イカメンチは、漁師町「網代」に昔から伝わる家庭の味です。江戸時代に「京・大阪に江戸・網代」と詠われて古くからアジ、サバ、イカなどが豊富に水揚げされる天然の良港として栄えました。
地元で水揚げされた魚のすり身を使用し、刻んだイカや野菜と調味料を加えてつみれにした後に、加熱調理します。祝い事や大切なお客様のおもてなしとして使われている貴重な郷土料理です。
冷めてもおいしく、イカのプリッとした食感の弾力と噛むごとに旨みが増します。また、家庭でも簡単に作れ、老若男女問わずおつまみやおやつに最適です。
まご茶漬け
伊東に伝わる海の幸の漁師めしで伊豆地方でも食べられています。諸説ありますが、古き時代漁師さんたちが漁の合間に「まごまごしないように」手軽に食べられてきた料理が発祥とも言われています。
地元で獲れた新鮮なアジやカツオなどをたたき、お醤油等で味付け、熱いご飯に盛り付け、熱湯やだし汁もしくはお茶を注ぎ、混ぜ合わせお茶漬けのようにすすって食べます。
磯揚げ
食べ歩きにもってこいの「磯揚げ」は、練り物を揚げた食べ物です。熱海市内では、「福福の湯」のそばにある「まる天 熱海店」とラスカ熱海内にある「まる天 ラスカ熱海店」で食べることができます。バラエティ豊富な練り物の中で、特に人気なのは、「たこ棒」「チーズ棒」「じゃがバター天」です。
「たこ棒」は大きめのタコがたっぷり、アクセントに紅生姜が入っています。「チーズ棒」は濃厚チーズたっぷり。「じゃがバター天」はバターの風味がしっかりあり、大粒のじゃがいもは柔らかく洋風に仕上げてあります。食べてみて気に入ったら、お土産にしてもいいですね。
熱海温泉への主要エリアからのアクセス・所要時間
飛行機で熱海温泉へ行く
静岡空港は比較的国内路線が少ないので、限られた地域からの搭乗となります。
静岡空港までの所要時間
※( )内は利用可能な航空会社です。詳細は静岡空港HP
- 札幌(新千歳)空港からの場合:約1時間50分(ANA)
- 札幌(丘珠)空港からの場合:約1時間50分(FDA・JAL共同運行)
- 出雲(島根)空港からの場合:約2時間20分(FDA・JAL共同運行)
- 北九州空港からの場合:約1時間35分(FDA・JAL共同運行)
- 福岡空港からの場合:約1時間45分(FDA・JAL共同運行)
- 鹿児島からの場合:約1時間35分(FDA・JAL共同運行)
- 沖縄からの場合:約2時間15分(ANA)
静岡空港から伊東駅までの移動手段
静岡空港より静岡駅までバスで約1時間、静岡駅から熱海駅まで新幹線で約40分
静岡空港から静岡駅までバスで約1時間、静岡駅から熱海駅まで東海道本線で熱海駅まで約1時間15分
静岡空港から自動車で東名高速道路を使って熱海まで約2時間30分
電車で熱海温泉へ行く
なんといっても便利なのが新幹線です。時間も短くて熱海駅までのアクセスが便利です。
熱海駅までの所要時間
- 東京駅からの場合:約1時間5分(新幹線「こだま」にて熱海駅で下車)
- 名古屋駅からの場合:約1時間55分(新幹線「ひかり」にて熱海駅で下車)
- 新大阪駅からの場合:約2時間50分(新幹線「ひかり」にて熱海駅で下車)
- 広島駅からの場合:約4時間5分(新幹線「のぞみ」にて新大阪駅で下車、新幹線「ひかり」にて熱海駅で下車)
高速バスで熱海温泉へ行く
首都圏からであれば高速バスで行くことも可能です。ただし乗り換えが必要になります。
熱海駅までの所要時間
- 東京駅からの場合:沼津駅までバスで約2時間20分、JRに乗り換えて約20分、熱海駅で下車
- 新宿からの場合:三島駅までバスで約1時間50分、JRに乗り換えて約15分、熱海駅で下車
- 横浜からの場合:沼津駅までバスで約1時間50分、JRに乗り換えて約20分、熱海駅で下車
- 横浜からの場合:三島駅までバスで約1時間40分、JRに乗り換えて約15分、熱海駅で下車
- 成田空港からの場合:沼津駅までバスで約3時間50分、JRに乗り換えて約20分、熱海駅で下車
車で熱海温泉へ行く
車があれば現地での移動も便利です。
熱海温泉までの所要時間
- 東京からの場合:石橋ICまで車で約2時間5分、一般道で約30分
- 神奈川からの場合:石橋ICまで車で約1時間40分、一般道で約30分
静岡空港・新幹線の停車駅熱海駅を紹介
静岡(富士山静岡)空港
静岡(富士山静岡)空港は、国内線は、札幌、福岡、那覇、鹿児島、出雲の5路線、国際線は、ソウル、上海をはじめとした中国各地への定期便とチャーター便が運航しています。静岡市から車で約40分、浜松市から車で約50分、最寄りの高速道路ICから約10分~15分とアクセスのよい場所にあります。
富士山を眺めながら離着陸できる、富士山に最も近い空港です。
熱海駅
東海道新幹線のほか、JR東海道本線、伊東線が運行しています。東海道新幹線「こだま」と「ひかり」の一部での停車駅となっています。また、駅ビル「ラスカ熱海」が直結しており、ちょっとしたランチや帰りにお土産を調達するのにも便利です。
こだまの主な停車駅
- 東京
- 品川
- 新横浜
- 小田原
- 熱海
- 三島
- 静岡
- 名古屋
- 京都
- 新大阪
- 新神戸
- 岡山
- 広島
- 徳山
- 新山口
- 小倉
- 博多
熱海温泉の年間イベント情報
1月
熱海梅園梅まつり(〜3月)
1886(明治19)年に開園した「熱海梅園」は、 日本で最も早咲きの梅として有名で、毎年11月下旬~12月上旬には、梅の花が開花します。
59品種・472本の梅が早咲き→中咲き→遅咲きと、順番に開花するので、長く桜を楽しめます。まつり期間中は、園内に足湯やみやげ店もオープンし、日によって熱海芸妓連演芸会や落語会、甘酒無料サービスなどのイベントも実施します。
あたみ桜 糸川桜まつり(〜2月)
1月から2月にかけて、熱海市内中心部を流れる糸川にて早咲きの「あたみ桜」が咲き誇ります。その時期に合わせて開催される桜まつりはでは、ライトアップ、桜茶・お茶のサービス、大道芸、バンド演奏などが実施されます。
2月
初島漁師の丼合戦(〜3月)
初島の獲れたての海の幸を堪能できるグルメイベント「丼合戦」。島の漁師が営む食堂を中心とした島内の16店舗が、獲れたての地魚やイカ、エビ、伊豆の名産野菜アシタバなど、旬の食材をふんだんに使った思い思いの「オリジナルの丼ぶり」をふるまう、島を挙げての恒例イベントです。
イベント開催期間中、往復乗船券と島内参加店舗でオリジナル丼ぶりを楽しめるミールクーポンをセットにしたおトクな「丼合戦セット券」が販売されます。なお、食事券のみの販売はありません。
魚祭り
熱海魚市場では、数ヵ月に1回、「魚祭り」を開催しています。毎回多くの近隣住民や観光客で賑わう、大好評のお魚イベントです。朝穫れ地魚の大特売、A-biz企画、浜焼きコーナー、あら汁無料提供など実施します。入場無料です。
3月
熱海城桜まつり(〜4月)
「錦ケ浦」の山頂にそびえ立つ熱海城には約200本のソメイヨシノが植えらています。天守閣から見下ろす満開の桜の眺めは見事です。
東洋のナポリと称される「熱海湾」や、青い海、緑の松、奇岩のコントラストが見事な「錦ケ浦」。夜はライトアップされた桜の花と、宝石を散りばめたような100万ドルの夜景を同時に堪能できます。熱海城内は17時まで見学できるので、歴史探訪も楽しめます(有料)。
あたみで熱気球体験(そのほか、4月、5月、6月)
熱海サンビーチで熱気球体験ができます。砂浜から10~25mまで上昇し、眼下には青い海と空そして熱海の街並みが広がります。空からのパノラマ絶景は思い出に残ること間違いなし。同開催日には「セルフバランススクーター」「シーカヤック」の体験も実施されます。事前予約ではなく、当日現地での受付順となります。
春季熱海海上花火大会(そのほか、夏季、秋季、冬季)
熱海海上花火大会は、1952(昭和27)年にはじまった歴史ある花火大会です。夏だけではなく年間を通して10回以上も開催され、現在では、熱海名物となっています。
会場である熱海湾は、3面を山に囲まれた「すり鉢」状の地形のため、海で上げる花火の音が反響し、 大きなスタジアムのような音響効果があり、花火業者さんも絶賛する日本一の花火打上会場です。
夜空に広がる花火や、水面に映る花火、そして、フィナーレを飾る「大空中ナイアガラ」の美しさは、瞬きを忘れるほど。毎開催フィナーレを飾る「大空中ナイアガラ」は仕掛け花火ではなく、会場全体から打上げるスターマイン。銀色の花火が夜空を埋め尽くし、真昼のように明るく輝きます。
親水公園などの海の近くで観覧すると、大きな単発や「大空中ナイアガラ」は、体にまで音が伝わり、見るだけでなく、体感する花火だそうです。熱海へ来た際はぜひ、花火を鑑賞してみてください。
4月
熱海ローズフェスティバル(〜6月)
「アカオハーブ&ローズガーデン」を会場に開催する花の祭典です。自然と調和した12のテーマガーデンがあり、4月は10万球のチューリップがガーデン全体を彩り、5月に入ると4,000株のバラがベストシーズンを迎えます。
期間中は、世界のバラを愛でる「ガーデナーツアー」や、石鹸やコロンを作る「手作り体験」、あちこに隠されたイースターエッグを探す「エッグハント」なども実施されます。また、隈研吾氏設計の絶景カフェ「COEDA HOUSE」のオリジナルスイーツも要チェックです。
5月
初島ところ天まつり
ツルッとした喉ごし、採れたてのところ天を味わう初島の一大イベントです。静岡県唯一の離島である初島で、島の特産品をPRするゴールデンウィークの恒例イベントです。
ところ天の原料の天草(テングサ)は、初島の特産品で、味付けは、酢醤油や黒みつのほか、「初島風」のみそだれもあり、いろんな味のところ天が楽しめます。会場ではテングサを大鍋で煮る作業を披露するほか、サザエのつぼ焼きや特産品の販売ブースなどがあります。
姫の沢公園花まつり
熱海の花の名所である、日本の都市公園100選の「姫の沢公園」には、およそ6万本ものツツジ園があり、最盛期には「ヒメノサワ」の花文字を中心に山一面を染め上げます。ゴールデンウィーク中には、広場上空に鯉のぼりが泳ぎ、さまざまなステージイベントが行われます。入園無料、駐車場無料です。
あたみビール祭り(そのほか、8月)
熱海市渚町の「親水公園」レインボーデッキで、あたみビール祭りが開催されています。会場に「浜焼きコーナー」が設けられており、海の幸をその場で焼いて食べることができます。また、フリーマーケットや地元飲食店、銘菓、地場産品の出店が並び、歌謡ショーやバンド演奏などのステージイベントも祭りを盛り上げます。潮風を受けながら冷たいビールでのどを潤せるイベントです。
春のそれ 伊豆山伊勢海老磯まつり
伊豆山海岸で行われるゴールデンウィーク恒例の食イベントです。大きさ別にいけすに入れられた伊勢エビを、来場者が好みの大きさで選び、その場で地元の調理人に調理してもらえます。豪快な磯料理を味わえるというなんとも贅沢な内容です。
会場ではアワビやサザエのつぼ焼き、サザエご飯なども販売します。伊豆山の海の幸を存分に食べつくしましょう。
湯かけまつり
江戸時代にお湯を樽詰にして将軍家に献上する「献湯神輿」の出発の際、道中の安全を祈願して湯をかけた儀式を再現した行事です。神奈川県湯河原町と静岡県熱海市の境に流れる千歳川の上流「藤木川」の不動滝から泉公園までの約2kmの道を、神輿が温泉の「湯」を浴びながら温泉街を練り歩くお祭りです。
沿道には温泉の「湯」が入った樽が用意され、観客が神輿めがけて威勢良く「湯」をかけます。メイン会場となる湯河原観光会館前広場とフィナ-レ会場の「泉公園」では、神輿が甚句(じんく)にあわせて会場内を練り歩き、さらに盛大に「湯」がかけられ、迫力満点。事前申し込みで一般でも参加可能です。
また「湯かけまつり」と同時に、何万本もの箸を燃やし、無病息災、五穀豊穣を祈る「御箸(みはし)まつり」も古より神事の行事として行われています。ぜひ温泉地ならではの迫力ある祭りを身近でご覧ください。
6月
熱海梅園 初川清流 ほたる観賞の夕べ
3月に放流したゲンジボタルの幼虫が、5月下旬から6月にかけて成虫となり、静かな熱海梅園内の初川清流にて、幻想的な光を放ちながら乱舞します。まるで幻想の世界にいるような気分に浸れます。初夏のみだけ楽しめる夜の風景をお楽しみください。
ATAMIジャカランダフェスティバル
「花が頭に落ちるとしあわせが訪れる」といわれ、熱海の初夏を告げる花「ジャカランダ」。ジャカランダフェスティバル期間中は遊歩道をライトアップ、土日にはお菓子の販売やお茶のサービス、フリーマーケットなどが実施されます。
ジャカランダとは、咲くか、咲かないか、その年になってみないと分からない。そんなちょっと気まぐれな花です。常夏の熱帯地域を中心に分布する世界三大花木は、いまでは熱海の初夏を告げる花となりました。熱海の海沿いでは、6月になると、お宮緑地からサンピーチにかけて、ラッパの形をした小さな青紫色のジャカランダの花がブーケのように空を彩ります。
7月
海水浴場開き(〜9月)
熱海市内3つの海水浴場で、日光浴・海水浴が楽しめます。例年7〜9月までです。
ヤシ並木が続く長さ400メートルの砂浜と穏やかな波がリゾート地のような雰囲気の「熱海サンビーチ」、波の静かな穴場的ビーチで子供に人気の遊具がある「長浜海水浴場」、網代漁港の近くにある遠浅で消波ブロックに囲まれた「網代温泉海水浴場」です。熱海の夏を満喫しましょう。
來宮神社例大祭(通称「こがし祭り」)
樹齢2,100年超、国指定天然記念物「大楠」のある來宮神社は、漁業・禁酒・禁煙の神として有名です。毎年7月14、15、16日には來宮神社例大祭:通称「こがし祭り」が盛大に執り行われます。
15・16日の神幸祭では、來宮の神々を御鳳輦(ごほうれん)に乗せ、町に降ります。町の繁栄を祈る神事です。宮司・神官をはじめ、総代・神役など御神幸行列は総勢500名を超え、壮大な時代絵巻の再現となります。
例大祭での一番の見どころは16日の昼にサンビーチで行う「御鳳輦浜降り」です。42歳の厄年の男性が声高らかに「みょうねん」と発し、神々に感謝の気持ちを表しながら御鳳輦を力強く担ぎ上げ浜から海中に入る神事で、古来より代々継承されています。
15・16日の夜には例大祭の一環として「熱海こがし祭り山車コンクール」を開催されます。主役は、各町内から出る伝統の木彫り山車、アイディアを駆使した装飾山車、そして神輿です。照明の角度まで気を配った木彫りや、その年の吊物をかたどった装飾山車など、30数基が東海岸町の審査会場へ繰り出します。山車のほか、6団体の御輿も会場を練り歩きます。
ゆがわらサンバパレード&伊豆湯河原温泉納涼花火大会
毎年夏に湯河原温泉街を舞台にサンバパレードが行われます。きらびやかな衣装を身にまとったサンバチームのパフォーマンスは圧巻です。
パレードの終了地点「泉公園」では、遠州手筒花火と打ち上げ花火が迫力満点の「伊豆湯河原温泉納涼花火大会」が開催されます。
8月
納涼芸妓まつり
熱海芸妓衆が浴衣姿で市民や観光客と談笑しながら花街の夜を満喫します。熱海芸妓見番歌舞練場での日本最大級の芸妓衆を抱える熱海ならではの宴席です。
いつもは日本髪、重厚な着物姿で舞う芸妓衆が、涼やかな浴衣姿で舞を披露し、観客を魅了します。ステージではお座敷あそびの「投扇興(とうせんきょう)」が開かれ、芸妓衆が手ほどきをしながら緒に楽しんだりできます。
9月
アタミアロハフェスティバル
毎年、全国各地からフラダンスの愛好家が集結する祭典です。カラフルなドレスに身を包み、親水公園で海をバックにハワイ気分でフラダンスが披露されます。会場には飲食出店のほか、アロハシャツ・ジュエリー・バッグなどハワイアングッズのお店も並びます。
心地よい音色と素敵なフラダンスで会場がハワイアン一色に染まる2日間のイベントです。
10月
湯前神社秋季例大祭「湯まつり」
湯前神社秋季例大祭「湯まつり」は2日間開催され、初日は徳川幕府江戸城へお湯を運ぶ「湯汲み道中」を再現したパレード、2日目は湯前神社前で献湯祭(けんとうさい)等が行われます。お祭り終了までの連夜、湯前神社周辺に飾られた提灯には明かりが灯り、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
11月
熱海おさかなフェスティバル
熱海港で開催される人気の魚づくしのイベントです。釣り大会や船釣り体験、親子釣り教室、干物づくり体験教室、遊覧船無料クルーズを実施するほか、熱海の美味しい海の幸を楽しめる「浜焼コーナー」、飲食メニューの販売、フリーマーケットなど盛りだくさんです。
うれしい「多賀産ワカメみそ汁無料サービス」もあります。熱海の海で釣って!作って!焼いて!食べて!楽しみましょう。
熱海梅園もみじまつり
「日本で最も早咲きの梅」として知られる熱海梅園は、紅葉スポットでもあります。園内にはカエデ類が380本あり、温暖な気候のせいか、毎年11月下旬から12月にかけて色づくため 「日本で最も遅い紅葉」とも言われます。
早咲きの梅は11月中旬あたりから開花が始まるので、タイミング次第では紅葉と梅が同時に楽しめるという自然美が見ることもできます。もみじまつり期間中は、毎年恒例の足湯開設、熱海梅園もみじまつりフォトコンテスト、「もみじライトアップ」などが実施されます。
熱海温泉観光の移動手段
バス
路線バス
熱海観光の移動手段として、路線バスがオススメです。熱海駅改札を出て左手の「熱海駅バスターミナル」より各方面へバスが運行しています。乗車の際に整理券を取り、車内(前方)に掲示されるバス料金を降りる際に支払います。
湯~遊~バス
路線バスの中に、熱海市の名所・旧跡を中心に巡回している「湯~遊~バス」があります。黄色い車体が目印です。
【コース】
熱海駅、春日町、大学病院前、お宮の松、サンビーチ、銀座、親水公園、マリンスパあたみ、錦ヶ浦入口、熱海城、アカオハーブ&ローズガーデン、染殿橋、起雲閣西口、水口、大湯間歇泉、咲見町、熱海駅
【料金】
大人 250円 子供 130円
【公式サイト】
湯~遊~バス
定期観光バス(貫一号、お宮号)
熱海では名所めぐり定期観光バスを毎日運行しています。「貫一号」「お宮号」と名づけられたこの定期観光バスは、3時間15分かけて観光名所をまわるものです。短い時間で熱海を知ることができると人気です。乗っているだけで目的地を巡ってくれるので待ち時間もなく安心ですね。座席定員制なのでお早めにご予約ください。
【コース】
お宮の松(車窓)、後楽園(30分)、來宮神社(20分)、熱海梅園または姫の沢公園(40分)、十国峠(30分)
【料金】
大人 2,610円 子供 1,340円
【公式サイト】
伊豆箱根バス 定期観光バス
車
時間を気にせず自分のペースで観光したい方にはレンタカーやマイカーがオススメです。
お得なフリーチケット
湯~遊~バスフリーきっぷ
熱海市の名所・旧跡を中心に巡回している、観光に最適のバス「湯~遊~バス」は2014年4月より運行開始しました。このバスと散策を組み合わせてさらに熱海を満喫しませんか?1日乗り放題、何度でも乗り降りできます。
また、湯~遊~バスフリーきっぷを提示することで対象の施設が割引になる特典もあります。
平日:1日13便、土日・祝日:1日18便
【料金】
- 大人(中学生以上) 700円
- 小人(小学生以下) 350円
1回乗車は、大人(中学生以上)250円、小人(小学生以下)130円です。
【販売場所】
- バス車内
- 熱海駅前案内所(熱海第一ビル内)
- 熱海温泉ホテル旅館協同組合
- 熱海後楽園ホテルフロント
- セブンチケット(オンライン)
【公式サイト】
東海バス 湯〜遊〜バス
熱海満喫乗車券(バス)
熱海の街を観光するなら、1日乗り降り自由で満喫できるワンコイン乗車券です。熱海梅園、來宮神社、熱海港まで乗り降り自由です。
【料金】
- 大人 500円
- 小人 300円
【販売場所】
- 車内および熱海営業所(熱海駅左前方のビル)
【公式サイト】
伊豆箱根バス 熱海満喫乗車券
絶景富士山乗車券(バス)
熱海駅~十国峠登り口間のバス乗り放題!箱根 十国峠ケーブルカーの1往復乗車付きのお得な乗車券です。
【料金】
- 大人 1,200円
- 小人 600円
【販売場所】
- 車内および熱海営業所(熱海駅左前方のビル)
【公式サイト】
伊豆箱根バス 絶景富士山乗車券
湯〜遊〜タクシー
貸切タクシーで巡る"とってもお得な"熱海周遊プラン「湯~遊~タクシー」があります。熱海駅から、まちかどから、ご宿泊先から、約1時間のタクシー観光が楽しめます。
- 熱海駅から、まちかどから、ご宿泊先から、どこから乗ってもOK
- 約1時間で熱海市内の名所を「親切」 「ていねい」 「安心」なタクシーが案内
- コースは3コース。お好きなコースを選べます
- 通常の貸切料金の約30~40%オフです
- 豊富な台数(約250台)で予約も可能
- お荷物もOK。渋滞時も抜け道でスイスイ
【料金(1台あたりの貸切料金)】
- 小型車 4,500円(4名様乗車でお一人あたり1,125円)
- 中型車 5,000円(5名様乗車でお一人あたり1,000円)
- 大型車 8,000円(9名様乗車でお一人あたり889円)
【問い合わせ】
静岡県タクシー協会熱海支部加盟の各タクシー会社
熱海温泉のおすすめ旅行プラン10選
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よくある質問Q&A
新幹線でどのくらいかかりますか?
最寄り駅の熱海駅は、新幹線「こだま」と「ひかり」(一部)の停車駅になっています。東京駅からであれば、約1時間5分です。名古屋駅の場合は、約1時間55分、新大阪駅からは約2時間50分と、アクセスの良さも人気です。
熱海温泉の気候はどうですか?
年間を通して温暖な気候です。海が近いことから、夏は海風が吹き、気温が高くても割と過ごしやすいです。反対に冬は、風の影響で体感温度が低く感じますので、羽織るものやマフラーなどの防寒グッズがあるといいでしょう。
何泊くらいが最も楽しめるでしょうか?
熱海温泉だけであれば1泊で十分楽しめます。予めプランを立てて、フリーチケットなど有効活用しましょう。