
熱海を歴史デートって結構充実!
静岡熱海を歴史デートって結構充実!
伊豆に幽閉されていた源頼朝や温泉好きだった徳川家康など熱海はゆかりある歴史接点が多いですし、明治以降も別荘地としての顔もあったりします。そんな歴史を意識した熱海旅。定番スポットも多いですが一度やってみると結構充実です。
別荘地熱海の中で岩倉、住友と並んで三大別荘と言われた1つがこの起雲閣です。1940年代には熱海の高級宿泊施設となったので、著名な宿泊客を迎えています。山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治、舟橋聖一、武田泰淳ら、日本を代表する文豪たちが定宿としていたことでも有名です。このような歴史、そして和館の本館と和洋織り交ぜた独特の雰囲気を持つ洋館をできればガイドを付けてしっかり見てほしいところです。
お庭
一番の目玉はこのお庭かもしれません。このお庭を囲むようにして建物が建っているのも特徴的です。
和館
群青色の壁は、旅館となってから塗り替えられたものだそうで、加賀の青漆喰。2階の大鳳には太宰治が泊まったそうです。
洋館
この素晴らしいサンルームは天井含めて一見の価値有りです。
喫茶室やすらぎ
雰囲気ある喫茶室やすらぎでゆっくりするのがおすすめです。メニューも熱海の有名店のお菓子などが楽しめます。
コーヒー
コーヒーを飲みました。
ローマ風呂
旅館時代に作られたローマ風呂。珍しいですね。
山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎
文壇の三人の対談が行われたそうです。
「人間失格」を執筆?
太宰治が「人間失格」を執筆したというのは熱海の同じ起雲閣の別館の方で山側にあった別の場所。既に取り壊されたそうです。
泊まるならまず第一候補はこちらのふふ。部屋付きの露天風呂を楽しめる宿です。
あじさい
あじさいの花が素晴らしいですね。
紅葉
季節ごとに木を変えるのですね。
露天風呂
お部屋にも露天風呂がついていますが、大?中?浴場もあります。
ラウンジ
まどろめるラウンジからは熱海花火なんかも楽しめそうです(未確認)。
食事
鉄板と和食から選べます。
ふふと同系列の絶景ホテル。伊豆山です。こちらの方が好みでした。
ロビー
絶景
スポット内のおすすめ
スポット内のおすすめ
テラス部屋風呂
大浴場
風呂
露天はないですが窓が開きます。
サウナ
90度前後か。
水風呂
ちょっとぬる目。20度前後か。
玄関
もう1つは星野リゾートでしょう。急斜面の森に建っている旅館なので、木々の間から熱海の海がみえるというとても優雅なビューになっています。森の中でさざ波を聞くような感じですね。
「蓬莱」
もとは「蓬莱」という風情ある有名な高級旅館でした。ヴィラ・デル・ソルもこの「蓬莱」がバブル時代の拡張で投資したもので、逆にそれが引き金になって結果的に星野リゾートになる流れになっています。
隈健吾デザインの温泉
斜面の上のほうに隈健吾デザインのお風呂があります。
走り湯
日本三大古湯の1つ熱海の走り湯から直接引いた走り湯が斜面の下の方にあります。
徳川家の私設図書館を移設して作ったオーベルジュです。ホテルの客室は7部屋で基本はフレンチレストラン。ここも「蓬莱」の一施設であり蓬莱が星野リゾートになる一因となった投資なのですが、レストランとしての食事、ビューは大満足です。
南葵文庫
その昔飯倉片町の麻布小学校のところにあった南葵文庫を移設して建てたのがここです。南葵文庫は紀州徳川家の当主徳川頼倫が作った私設図書館で、飯倉片町から一度大磯に移設され、そこから伊豆山にやって来たそうです。
道後、有馬とならぶ日本三大古泉の一つで日本でも珍しい横穴式源泉の温泉です。 約1300年前に発見され、山中から湧き出した湯が海岸に飛ぶように走り落ちる様子で 「走り湯」と呼ばれているそうです。 「伊豆の国山の南に出づる湯の早きは神のしるしなりけり」と源実朝の詩に詠まれた伊豆山神社の神湯です。
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平家の手により伊豆国に配流の身となっていた源頼朝が源家再興のことを祈願した歴史ある神社です。頼朝と政子に2人にちなんだ縁結びにからんだものがいくつかあるのでデート向きです。
階段
なかなかなこの階段をのぼって行くところが「伊豆山」神社なんでしょうね。
景色
絶景神社。
階段
実は海まで階段800段もあるそうです。
白赤龍の手水
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インスタ
インスタ対策の取り組み?
梛(なぎ)の葉のお守り
め梛は男性へ、お梛は女性へ。2人で分けて持ち合います。縁結びの珍しいお守りです。梛の木は縁結びの木として有名です。頼朝の妻北条政子もふたりの名前を葉に刻み、手鏡の下に忍ばせて祈祷したとの伝えも。
強運守り
「強運」とのみありはっきりは書かれていませんが、赤白の龍が絡みあうようなところは頼朝と政子にあやかってなのでしょうか。
結明神社
伊豆山神社の境内左手には、頼朝と政子を祀った結明神社も。こちらも縁結び。
白山神社
伊豆山神社の裏山にある白山神社も是非。本社右奥に見えるまっ白な鳥居をくぐり、勾配のある山道を片道20分ほど歩いてたどり着きます。こちらも東海一の霊山らしいので是非。写真は本社右奥の入り口の鳥居です。
腰掛石
頼朝と政子が愛を育んだといわれる、ふたり掛けサイズの腰掛け石で未来を語りましょう。
小泉今日子
小泉今日子さんが奉納した鳥居もあります。さすが強運の神社。
熱海駅から歩いて行ける相模湾を見下ろす高台にある建物が実は、世界的なドイツ人建築家、ブルーノ・タウトの作品だということは意外に知られていません。屋上を庭園とした離れがタウトの作品で、和洋の融合がみどころです。
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100年以上前の1900年頃の新聞小説、尾崎紅葉の『金色夜叉』の中で、登場人物の間寛一とお宮の熱海海岸での別れの場面の舞台です。再現した銅像と2代目の松が植えられています。しかし、100年前の新聞小説って創造するだけで結構しびれますね。
金色夜叉
金色夜叉は、前編、中編、後編、続金色夜叉、続続金色夜叉、新続金色夜叉の6編もある長編ですので読むのが大変です。
熱海ナンバー1の呼び声の餃子屋さん。薄皮の餃子がバクバクと口に運ばせるそうです。一度いってみたい。
歴史と言いましたが、実は熱海のシンボル化しかねないこの熱海城、歴史上存在した城郭ではありません。1959年に建てられた天守閣風建物であって、観光施設です。 ただ、1962年公開の『キングコング対ゴジラ』1967年公開の『大巨獣ガッパ』には登場してますから、既に歴史ある領域かも。
眺望
標高100mあるので眺望は素晴らしいです。後楽園ホテルが見下ろせますね。
天守閣の規模
天守閣の規模も相当な大きさです。
ロープウェイ
自動車で登ることも出来ますが、熱海後楽園ホテル脇からロープウェイで登るのが簡単です。
観光施設
観光施設ですので、となりにはこのようなトリックアート館とかもあって楽しめるようになっています。
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熱海駅で電車まで時間が少しあるということなら、こちらのカフェで。
やっぱり熱海に行くなら新幹線ですよね。そりゃそうです。東京から40分ですから。 2016年11月に駅ビルラスカが誕生し生まれ変わりました。
足湯
駅前足湯があるので時間ぎ余ったらトライ。
以前の熱海駅
大分違いますね。
家康が熱海に来た400周年記念事業で作られた足湯です。誰でもら入れます。こだまやひかりなので時間が余れば。
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タオル
自販機もあります。
約1300年前、熱海湾で漁夫が網をおろしていたときかかった御木像から現れた童子が『我こそは五十猛命である。この里に波の音の聞こえない七本の楠の洞があるからそこに私を祀りなさい。』と告げ、その土地を探しここに祀ったのが始まりと言われています。
入口
高いノボリと繁る緑に迎えられます。
来宮稲荷
入口左手は稲荷神社です。
第ニ大楠
入口からすぐにあるのは第二大楠。大楠は一番奥です。
大楠
周囲約24mの大楠をひと回りすると寿命が一年延びると伝えられています。なんと本州では一番の太さだとか。
ひと回り
一回り回りましょう。1年寿命伸びます。
お守り
お守りとか御朱印とかこんな綺麗なところで売ってます。
直営休憩所
直営休憩所もあり、ソフトクリームのほかメヒカリや豆アジの揚げ物なんかも売ってます。
「麦こがし・橙・ところ・百合根」をお供えしたという故事にちなみ、神社直営でオープンカフェがあって、パンや「麦ころがし」スイーツなどが売られています。
スイーツ
色々あります。
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お昼はこちらの寿司を予約して行きましょう。ネタは熱海かと思いきや築地だそうです。週3日朝普通電車で通ってるとは驚き。ランチの握りコースで5000円。
カウンター
カウンターMAX6人の小さなお寿司屋さん。
来宮
来宮から降りて行ったところにあります。
めちゃくちゃ渋い駄菓子屋さん。歴史?を感じますがいるのはいつの時代も子供ですね。
電車で行くなら熱海から乗り換えて来宮で降りると来宮神社や起雲閣、ふふなどには行きやすいです! でも帰りは上りできつい坂なので行きに使いましょう。