ここは外せない!定番スポット10選
神戸ハーバーランド
モザイク大観覧車が目印の神戸ハーバーランドは、おしゃれな神戸らしさが存分に感じられるショッピング・観光エリアです。神戸モザイクという名前でも知られている「umie MOSAIC」や、赤煉瓦が印象的な「神戸煉瓦倉庫 HARBOR STORES」などの人気スポットに加えて、映画館やアミューズメントスペース、ホテルなども揃っています。
また、非日常感を味わいたいという方には「コンチェルト」のクルージング体験がおすすめです。神戸ハーバーランドから乗船し、造船所や神戸大橋、明石海峡大橋、淡路島などを眺める船旅が気軽に楽しめます。ランチ、ティー、トワイライト、ナイトと時間帯によってまた違った印象のクルーズが用意されているので、訪れるたびに新しい魅力が発見できるでしょう。
有馬温泉
兵庫でゆったりとリラックスしたいという人におすすめのエリアは、日本最古の温泉のある有馬温泉です。六甲の自然に囲まれたこの温泉街は、その風情と長い歴史から「関西の奥座敷」と呼ばれて、今もなお愛されています。
日本三古湯の1つに数えられる名湯の有馬温泉の特徴は、空気に触れると茶褐色に変わる「金泉」と、無色透明の「銀泉」が湧いていること。日帰りでも楽しめる共同の温泉として、「金の湯」「銀の湯」がそれぞれあります。
神戸ポートタワー
神戸ポートタワーは和楽器の鼓を長くしたような双曲面構造や独特のパイプ構造から「鉄塔の美女」とも称される、神戸港のシンボル的存在です。1963年に展望用のタワーとして作られ、2010年にリニューアルしたこのタワーは、昼は港にアクセントを与える「赤」、夜は7040個のLED照明による多彩なイルミネーションのライトアップで港街「神戸」を彩ります。
中は売店・レストラン・歴史パネルの展示がある3階層の地上フロアと、日中は「海と青空」、夜は「輝く夜景」を眺めることができる5階層の展望フロアに分かれています。最上階である展望フロア5階からは360度神戸の美しい大パノラマを堪能することができます。また20分で360度床が回る3階や、地上75メートルで真下を覗くことができる1階など、各階ごとの個性も魅力です。
南京町(なんきんまち)
横浜・長崎と並ぶ日本三大中華街の一つ、南京町はグルメ好きな方におすすめの観光スポットです。行列必至の豚まんや、熱々の焼小籠包、神戸らしさのあるコロッケなども揃い、食べ歩きをするのにぴったりです。もちろん、しっかりと食べられるランチスポットやレストランも豊富に揃います。
南京町の中央に位置する南京町広場は、休憩スポットにおすすめな場所です。13体の石像や朱色のあづまやは、異国情緒があるフォトスポットになること間違いなし。中国の旧正月を祝う春節祭、秋の収穫を祝う中秋節という南京町の二大イベントのメイン会場にもなります。
六甲ガーデンテラス
見晴らしの良いレジャースポットの六甲ガーデンテラスには、ヨーロッパの古い建物をイメージして作られた「見晴らしの塔」や六甲の山並みと瀬戸内海が見渡せる「見晴らしのテラス」、大阪方面の景色が見える「見晴らしのデッキ」など人気のビュースポットが多くあります。また。カフェやレストランが4つ、お土産や雑貨・アクセサリーを取り扱うショップが5つあり、時間帯や季節によって楽しみ方も様々です。
「自然体感展望台 六甲枝垂れ」は六甲ガーデンテラスの中にある他にはない新しいスタイルの展望台です。厳選されたヒノキがフレームや壁・床に使用された展望台で、気持ちが安らぐヒノキの香りと「枝葉」というフレーム越しに感じられる太陽の光が気持ちが良いと人気があります。夜は四季ごとのテーマに合わせて自然光に近い光の最新LED照明が展望台全体を覆います。
城崎温泉(きのさきおんせん)
外湯めぐり発祥の地ともされている城崎温泉でぜひ体験してもらいたいのは、「七つの外湯めぐり」です。大人は1,200円 、小学生以下は600円の外湯めぐり券で、七つの外湯に一日好きなだけ入ることができます。建物や浴場の違いも含めて感じられる、温泉街だからこその楽しみ方となっています。
また、城崎では年間を通して開催される様々なイベントにも注目です。春の温泉まつり、夏のふるさとまつり、秋のだんじり祭り、冬のかに王国とそれぞれ町全体が盛り上がります。
姫路城
17世紀初頭の日本の城郭建築を代表する史跡建造物として、日本で初めて世界文化遺産に指定されたという歴史も持つ、姫路城。シラサギが羽を広げたような優美な姿から「白鷺城」の愛称でも親しまれています。現在の姫路城の大天守は1609年に建築されたもので、他にも多くの建築物がそのままの形で残っているのが魅力です。
専用のアプリ「姫路城大発見アプリ」を利用して、城内のスポットでスマートフォンやタブレット端末をかざすと、動画や写真と共に詳しい解説が現れます。古き良き魅力だけでなく、新しい発見もある姫路城は兵庫で外せない観光スポットです。
宝塚大劇場
東京にも劇場を持つ宝塚歌劇団の本拠地は、宝塚市栄町にあります。駅から続く「花のみち」やタカラジェンヌ御用達のお店など周辺も散策してみてください。SS席からB席まで席によって価格も違い、当日券であれば2,000円で購入することもできる場合があるので、少し興味がある、宝塚デビューしてみたいという方も気軽に公演にトライすることができます。
100周年を記念して2014年4月に宝塚大劇場内に開館した「宝塚歌劇の殿堂」という展示エリアや、舞台メイクや衣装を身にまとって写真を撮ることができる「Salon de Takarazuka」など公演を観る以外にもこの場所ならではの楽しみが盛りだくさんです。
書寫山圓教寺(しょしゃざんえんぎょうじ)
映画やドラマの撮影にも多く使用された荘厳な建物は生で見ると圧巻の迫力です。ご本尊の六臂如意輪観世音菩薩(ろっぴにょいりんかんのんぼさつ)がお祀りされている摩尼殿(まにでん)は必見の建物となっています。紅葉の時期はライトアップも行われ、境内が一層華やかに彩られます。
第二十七番霊場として西国三十三所の巡礼を目的に訪れる方も多く、御朱印帳を持って出かけるのにおすすめです。月一で開催される健康道場は2日間かけて心身ともにリフレッシュすることができると人気があります。
明石海峡大橋
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明石海峡大橋は、神戸市の舞子と淡路島の松帆を結んだ全長3,911mの吊り橋です。吊り橋の規模を示す塔と塔の距離の中央支間長は世界一の1,991mという大スケール。実際に行ってみることで分かる迫力が人気の理由の一つです。
実際に明石海峡大橋を車でドライブするのも気持ちが良いですが、橋がかかっている様子を少し遠くから眺めるのもおすすめの楽しみ方となっています。夕焼けと明石海峡大橋をセットで写真に収めると非常に美しく仕上がります。日没の後は毎日、季節ごとに変わる彩りのライトアップが見事です。
伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)
伊弉諾神宮は、日本神話でおなじみのイザナギノミコト、イザナミノミコトを祭神とする神社です。古事記や日本書紀の冒頭「国生み神話」に登場するイザナギノミコトが最初にお生みになられた淡路島の多賀の地でもあり、余生を過ごしたのがこの伊弉諾神宮がある場所だと伝えられています。
最古の神社とも言われる由緒あるこの神宮は、心願成就や厄除け開運、縁結び、子授けにご利益があるパワースポットです。観光客が多く訪れるだけでなく、「一宮(いっく)さん」「伊弉諾さん」と呼ばれて地元の人々にも親しまれています。
ロマンチックなデートスポット10選
北野異人館街
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カップルで楽しむ神戸観光なら外せないのが、洋館が数多く残るエリア「北野異人館街」です。ドイツの貿易商の邸宅として建てられた重厚感のある「風見鶏の館」や、ライトグリーンの壁が可愛らしいアメリカの総領事の邸宅「萌黄の館」、神戸で最初に公開された「うろこの家」などそれぞれ特徴のある建物が立ち並んでいます。
街並みを散策して楽しむだけでなく、建物の中に入って美しいアンティークの調度品や内装を見て回るのがおすすめです。インバネスケープでシャーロック・ホームズ気分が味わえる「英国館」や、プールサイドにカフェがある「プラトン装飾美術館」など楽しみ方もそれぞれ個性があります。
神戸ルミナリエ
「神戸の12月の風物詩」として毎年多くの人々が集まるイベントになっているのが、幾何学模様が美しいイルミネーション「神戸ルミナリエ」です。阪神淡路大震災犠牲者の鎮魂と追悼、街の復興を祈念した復興プロジェクトとして1995年に始まり、現在まで続いています。
仲町通りを彩る「ガレリア」という光の回廊や、東遊園地の「スパリエーラ」は毎年異なるテーマでデザインされ、昼間とは全く違う印象を訪れた人々に与えてくれます。期間中は非常に混雑しますが、フォトジェニックに楽しむ神戸デートならぜひ訪れておきたいスポットです。
掬星台(きくせいだい)
掬星台は、摩耶山の山頂近くにある展望広場です。函館山、稲佐山と並んで、日本三大夜景にも選ばれています。「1000万ドルの夜景」とも言われてる神戸の市街地の夜景や海上を往来する船の灯、大阪湾周辺の景色まで迫力のある景色が堪能できる絶景スポットです。「手で星を掬える」ほどの美しい夜景であることからこの名前が付けられたとされています。
星座が描かれている掬星台の遊歩道「摩耶★きらきら小径」は、天の川をモチーフとして蓄光材で舗装されているので、夜は青い光が浮かび上がる幻想劇な空間となり、ロマンチックです。
メリケンパーク
メリケンパークは神戸ポートタワーや神戸海洋博物館、リゾートホテルなど、他にはないデザインが魅力のシンボリックな建造物が多い、神戸港の象徴とも言える海沿いの広い公園です。西日本最大級のスターバックスがオープンしたことでも話題となりました。
神戸開港150年記念事業の一環として、2017年にリニューアルされた際に作られた新しいフォトスポットといえば、港を背景にしたモニュメント「BE KOBE」です。夜はライトアップもされて一層ロマンチックなものとなります。床面にLED照明が埋め込まれた展望広場も夜は星屑のようにきらめくので、夕方から夜にかけてのデートで行きたいスポットです。
フロインドリーブ本店
観光の合間のカフェタイムも神戸ならではのスポットに訪れてみてはいかがでしょうか。元々教会であった建物が特徴的なカフェ&ベーカリー「フロインドリーブ本店」では、教会の厳かな雰囲気を感じさせつつも開放的な吹き抜けの空間で、美味しいランチやティータイムを楽しむことができます。
現在の店舗は1999年登録文化財の登録を受けています。阪神淡路大震災のあと、旧神戸ユニオン教会の礼拝堂を改装したこの場所に移転しました。隣の工場で作る焼きたてのパンで作られたサンドウィッチが看板メニューで、ローストビーフやオープンサンドなど10種類以上と豊富に揃います。
六甲オルゴールミュージアム
六甲山上にあるアンティーク・オルゴールなど自動演奏楽器のミュージアムです。ミュージアムでは、歴史・音楽・仕組みなどの解説とともにオルゴールをはじめとする自動演奏楽器の演奏を楽しむことができるコンサートが1日通して開催されるので是非、本物の音色を生で体感してみてください。
また、曲やケースを選んで組み付け、箱組み作業をする「オルゴール組立体験」にも気軽に参加することができます。30分程度の基本コースに加えて、細かいパーツの組立も行う「神戸オルゴール」の製作体験という45分程度の上級コースも用意されているので、好みに合わせて旅の記念に作ってみてはいかがでしょうか。
UCCコーヒー博物館
日本で唯一のコーヒー専門博物館です。コーヒーの歴史や文化をはじめ、コーヒーの淹れ方や楽しみ方など、普段の日常生活に応用できるような情報が展示されています。
博物館内にある観葉植物が全てコーヒーの木であったり、インテリアや床がコーヒーの豆や木をモチーフにしていたりとコーヒーへの愛とこだわりを感じさせるこの「UCCコーヒー博物館」。産地や焙煎度合い、挽き方といった月替わりのテーマによる2種類のコーヒーを飲み比べることができるテイスティングコーナーもあり、満足感があります。
神戸ガス燈通り
神戸ハーバーランドのメインストリートは、「神戸ガス燈通り」と呼ばれて親しまれています。ガス燈のぼんやりと温かくてやわらかな光は神戸港の周辺を散策するデートにぴったりです。
一年を通して日没のあとには、神戸ガス燈通りとハーバーロードのけやき並木を10万球のLEDでライトアップするイルミネーションが行われています。このイルミネーションの特徴が20:00・21:00・22:00の1日3回実施する「ハーバーウィンク」。一度消灯してから再度一斉に点灯する様子は感動的です。
ビーナスブリッジ
ビーナスブリッジはデートで訪れるのにぴったりなスポットです。金星台と諏訪山展望台を結ぶ、8の字の螺旋状になっている橋からは近い距離で神戸を見渡すことができる大パノラマが楽しめます。メリケンパークや神戸ハーバーランドなどもあり、神戸の街や港が美しく光り輝く魅力的な夜景を楽しむデートにすることができると人気です。
また、ビーナスブリッジとつながって諏訪山展望台内にある広場「ビーナステラス」の愛の鍵モニュメントは「好きな人とここを訪れ一緒に鍵をかけると結ばれる」という愛の女神ビーナスに因んだ伝説に基づいて、南京錠をかけるカップルがたくさん訪れます。カップルでビーナスブリッジを訪れる際は、ぜひ南京錠をお忘れなく。
三井アウトレットパーク マリンピア神戸
神戸の中心部から30分程度に位置するマリンピア神戸の魅力の一つが最高のロケーション。明石海峡大橋を間近に望むことができ、買い物の合間に美しい夕景や夜の海が眺められる「マリンテラス」を目的に訪れるのも十分に楽しむことができます。
約140店舗とアウトレットパークにしては大きすぎない規模なので、歩き回っても疲れにくくなっています。さっと食べるのにちょうど良いグルメショップが多く入っているので、カップルにも家族連れにもおすすめです。
大人も子供も大満足なスポット5選
キッザニア甲子園
楽しみながら社会のしくみを学ぶことができる「こどもが主役の街」として知られているキッザニア甲子園。約2/3の子どもサイズで作られた街には、テレビ局や銀行、警察署など約60のパビリオンがあり、大人のようにいろいろな仕事やサービスを体験することができます。お仕事に合わせたユニフォームに身を包み、本格的な設備や道具を使って行うアクティビティは子どもたちの『やってみたい』という気持ちを育ててくれます。
お仕事をして稼いだお給料の専用通貨「キッゾ」を食べ物やグッズを選んで買い物をしたり、サービスを受けたりと自分の好きなように使うことができるのも子どもたちにとってはドキドキの体験。キッザニア甲子園を利用する際にはインターネットや電話で事前に予約しておくことをおすすめします。
神戸どうぶつ王国
全天候型なので、雨予報のおでかけや急な雨での予定変更、暑い日や寒い日でも安心です。一年を通して様々な種類の花が咲き誇る園内には、100種類以上の動物たちがいます。出来る限り檻や壁が取り除かれているので、今までにないほど近くに動物たちを感じることができると関西の動物園の中でも人気が高いスポットです。
一日を通して様々なアトラクションパフォーマンスやイベントが催されていますが、なかでも注目されているのが「ウォーターリリーズ」というエリアでの「バードパフォーマンスショー」です。スイレンが浮かぶ池の上をフクロウやワシ、ハヤブサ、インコなど数種類の鳥たちが優雅にフライトします。ショーの後にはフクロウを腕に乗せて記念撮影をすることもできるので、特別な思い出をつくることができそうです。
姫路セントラルパーク
動物園と遊園地が融合した、一日中はしゃいで遊ぶことができるスポットです。サファリは車やバス、ゴンドラで見てまわることができるほか、エサをあげたり、触ってみたりすることができる動物たちもいます。遊園地エリアでは、フリーフォールやディアブロという本格派のジェットコースターなどスリルが味わえるアトラクションやゴーカート、小さい子どもも楽しめるキッズアトラクションといったように、豊富な種類のアトラクションが揃っています。
驚くべきことに、姫路セントラルパークには動物園と遊園地に加えて、夏季限定のプール「アクエリア」と冬季限定のスケートリンクも用意されています。プールは流れるプールや泡のプール、スピードもスリルも異なる4種のスライダーなど盛りだくさん。西日本最大級の規模で動物園や遊園地についている施設だということを忘れさせます。プールは寒くて楽しめない冬季は、アイススケートで遊んでください。「風の城」というゴージャスな多目的ホールが全天候型のアイススケートリンクに変身します。
阪神甲子園球場
夏の風物詩でもある甲子園が行われるのは、兵庫西宮市にあるこの球場です。野外球場だからこそ、より高校野球の青春が感じられます。もちろん阪神タイガース主催の公式戦を含めてプロ野球の試合も開催されているので、日にちを合わせて観戦してみてはいかがでしょうか。
試合観戦以外にも阪神甲子園球場ならではの見どころがたくさん。球場の外周エリアでは、高校野球、阪神タイガース、甲子園ボウルや阪神甲子園球場の歴史を一堂に集めた甲子園歴史館、メモリアルウォールなどがあり、野球好きにはたまらない空間となっています。カレー、焼きそば、ジャンボ焼鳥の甲子園三大グルメも忘れずにチェックしてください。
淡路ワールドパークONOKORO
淡路ワールドパークONOKORO(オノコロ)は、大人も子供も楽しむことができるようなテーマパークです。いくつもあるエリアの中でも注目してほしいのが、世界の素晴らしい建築物が1/25スケールで再現された「ミニチュアワールド」。ピサの斜塔やコロッセオ、万里の長城、バッキンガム宮殿といったような誰もが知っている有名なスポットが本物さながらに建てられています。子供たちに限らず、大人たちも世界一周旅行気分でワイワイ盛り上がること間違いなしなエリアです。
他にも「童話の森」や「遺跡の世界」、「恐竜ワールド」といった個性豊かなワールドエリアも盛りだくさん。さらにテーマパークには欠かせないアトラクションも種類豊富に揃っています。ゆったりしたい人には定番のメリーゴーランドや大観覧車、アクティブに遊びたい人にはジップラインや芝すべり、アクアチューブなどがおすすめです。
兵庫に来たら!ご当地グルメ5選
明石焼き
発祥の地・明石市では玉子焼きと呼ばれていることも多い「明石焼き」。たこ焼きと見た目は非常に似ていますが、鶏卵をたっぷりと使うため色味が黄色いのが特徴で、ふわっと柔らかい生地でタコを包み、出汁に浸して食べる明石の郷土料理です。
まずは、お出汁そのもののあっさりした美味しさを味わい、途中でソースや青海苔、かつおぶしをつけてから出汁に浸すスタイルへと変えて、味の変化も楽しむことができるのも明石焼きの魅力の一つです。火傷には注意しながら一口で頬張って生地や出汁の美味しさを余すことなく感じてみてください。
神戸牛
日本三大和牛の一つともされている「神戸ビーフ」は、兵庫県産の「但馬(たじま)牛」のなかでも厳しい基準をクリアした牛だけに付けられる特別なブランドです。神戸では肉寿司や牛丼などで気軽に神戸牛のサシが美しく入った味わいを楽しむこともできます。
それでもやはり神戸牛を味わうのであれば、お肉自体の味わいを楽しむステーキや鉄板焼きがおすすめ。実はお客さんの目の前で肉や魚介、野菜などを調理するスタイルのステーキや鉄板焼きは神戸が発祥だとされています。
淡路島バーガー
瀬戸の海と温暖な気候に恵まれた淡路島の豊かな自然を活かした美味しい食材を堪能するのであれば、ご当地バーガーの淡路島バーガーがおすすめです。淡路牛や玉ねぎ、レタス、海の幸など具材は店にもよりますが、島が誇る食材がぎゅっと詰まっています。
なかでも人気の高いのがご当地バーガーグランプリ1位と2位にそれぞれ輝いたメニューが味わえる「あわじ島バーガー 淡路島オニオンキッチン」です。淡路島産のとろっと甘い玉ねぎを5つの食感で入れ込んだ、玉ねぎが主役のバーガーは食べ応えもバツグンなグルメとなっています。
そばめし
神戸の長田区のB級グルメといえば「そばめし」です。元々はお好み焼き屋さんの裏メニューだったものが口コミで広がり、その美味しさから全国的にも広く知られるようになってきました。
鉄板で作られた焼きそばにご飯を入れ、コテでリズミカルに麺を刻んだそばめしは、牛すじとこんにゃくを甘辛く煮込んだ同じく長田のB級グルメ「ぼっかけ」が具材となることが多いです。
洋食
港町神戸は異国の文化がいち早く取り入れられていたために、昔から洋食を提供するお店が栄えてきました。老舗洋食店の激戦区でもある神戸で味わいたいのが、ビフカツやオムライス。デミグラスソースやクリームの家庭的な優しい味わいにほっこりさせられます。
行列のできる洋食屋さんとして知られている名店「洋食の朝日」でも看板メニューは「ビフカツ」です。レアに仕上げられた肉厚の牛フィレ肉はさっくりと薄めの衣とよく合います。おかわり自由のご飯がついつい進んでしまう絶品グルメです。「洋食の朝日」は平日のランチしか営業していないので、訪れる際にはご注意ください。