ラクテンチってどんなところ?
大分県別府市に所在する「ラクテンチ」は、動物とのふれあいや立地を生かして自然も楽しめるレトロな遊園地です。創業は1929年、約90年の歴史があり、創業当時から続く日本一急勾配を登るケーブルカーや、日本で唯一の二重式観覧車などが見どころです。
2017年には、「おんせん県」とよばれる別府ならではの企画で、温泉と遊園地を融合させた「湯〜園地」を開園させたことが話題となりました。2016年に「YouTubeでこの企画の動画が100万回視聴されたら実現させる」と別府市長が発表したところ、あっという間に100万回視聴となり翌年に実現させています。
別府市民だけでなく全国から3日間限定の「湯〜園地」に訪れ、大変盛り上がりをみせました。その後も2回目、3回目とたびたび期間限定で「湯〜園地」が開催されています。このほか季節ごとのイベントや催しものがあり、観光客や地元のこどもたちに大人気の遊園地です。
ラクテンチには、レトロな乗り物や遊び場、ゲームセンターなどがあり、小さなお子様から遊べる工夫がされています。どこか懐かしさを感じる乗り物は、ゆっくりと動くものが多く、幅広い年代に親しまれています。
乗り物は、ジェットコースターやメリーゴーランドといった定番のものから、日本でここにしかない二重式の「フラワー観覧車」など13種のアトラクションがあります。乗り物のほか、かわいい動物と触れ合える「ふれあい動物ランド」やラクテンチ名物「あひるの競走」もおすすめです。
思いっきり遊んだあとには、園内にある別府温泉「絶景の湯」がおすすめ!遊園地に温泉があるのは、別府ならではのお楽しみではないでしょうか。高台にあるラクテンチだからこそ楽しめる眺望や、リラックスできる広々とした空間が魅力です。
別府市街を眼下に絶景が望めるスポットは温泉からだけでなく、ラクテンチのさまざまなスポットから望むことができます。展望台や観覧車、ジェットコースター、吊り橋など、自然を感じながら遊べる遊園地は、とても心地が良く子どもも大人も何度でも通いたくなります。別府に訪れたらぜひ足を運んでみてくださいね。
見どころ
日本一急勾配を登るケーブルカー
ラクテンチには入り口ゲートが2つ(メインゲートと乙原ゲート)あり、メインゲートから入園するとケーブルカーに乗って遊園地がある上まで登ります。このケーブルカーが特徴的で、日本一の急勾配を登るケーブルカーなんです。1929年ラクテンチ開園とともに開通したケーブルカーは、長さは260m、勾配がなんと30度という日本屈指の急な上り坂を登ります。
2つのケーブルカーをワイヤーロープでつなぎ、山頂のモーターで巻き上げ・巻き下ろしをしています。ケーブルカーで登っていくと、途中で下っていくケーブルカーとすれ違い、中にいる乗客同士が手を降る場面も。振り返ると別府湾や別府市街の圧巻の絶景が一望でき、正面を見ると昭和レトロで珍しい二重式観覧車が見えてきます。
ケーブルカーは、上り下りともに開園から閉園まで20分おきに運行しています。定期的に運行しているので、下りの時間をあまり気にせず過ごせるのもグッドポイント。もし帰りにケーブルカーの待ち時間ができたら、待合室の上にある展望テラスがおすすめです。眼下に広がる絶景は、天候が良ければ四国まで見渡せます。
日本で唯一の二重式観覧車
ケーブルカーに乗り、上を見上げると、まず1番初めに目にするのが「フラワーかんらん車」です。お花をモチーフにしたラクテンチの観覧車は、なんと日本のどこの遊園地を探しても他では見られない二重式の観覧車です。
二重式とは?と思う方もいると思いますが、よく遊園地で見る観覧車とちがい、2つの観覧車が1つになって動いている観覧車です。2つある観覧車の片方ずつも回っていて、さらに中央を軸にして、こちらも1周大回転します。
フラワー観覧車が大回転し、頂上まで上がる途中から、眼下には別府湾と別府市街が広がっており絶景を望むことができます。乗車時間は約15分間ありますので、ゆっくりとレトロな観覧車と別府の絶景を楽しんでくださいね。
あひるの競走と動物と触れ合う「ふれあい動物ランド」
ラクテンチには、動物を見たり触れ合ったりエサをあげたりと、子どもたちが動物を身近に感じられる機会が多くあります。まずラクテンチの名物といえば「あひるの競走」。1950(昭和25)年から続いており、約70年も続く大人気のレースです。
メインゲートからケーブルカーで上がり、そのまま直進するとすぐ左手に「あひるの競走」があります。8匹のあひるがレースをして、1位を当てるゲームがなんともレトロで心が温まります。1レース150円、レースはもちろん、あひるの調教師とあひるの対話もお見逃しなく。
レースは日によって、徒競走・障害物競走・パン食い競走のどれかになりますので、当日を楽しみにご参加ください。1位を当てると、ここでしか手に入らないオリジナルグッズがもらえます。他のお土産ショップでも購入できませんので、ぜひ1位をあててオリジナルグッズをゲットしてくださいね。
あひるの競走からさらに奥に進むと「ふれあい動物ランド」があります。乙原ゲートから入園すると、左方向に進んだ先にあります。入場料は1人1回、30分以内で300円です。とくとくのりもの券は使用できませんのでご注意ください。
ふれあい動物ランドには、うさぎやひつじ、ミニブタといった動物がいて、エサをあげたり触れ合ったりすることができます。エサは1袋100円で、それぞれの動物にあげられるので、とてもお得!間近にかわいい動物を見られるので、動物好きな人には特におすすめです。
ウサギにエサをあげたり抱っこしたり、エサをあげようとするとウサギから近寄ってきて一生懸命食べるので、間近で可愛らしい姿が見られますよ。また、ふれあい動物ランドにはヒヨコやモルモットもいて、なでたり写真を撮ったりと楽しい時間が過ごせます。かわいい動物たち、ぜひ優しく触れてみてくださいね。
ほかには、ガラス越しではなかなか感じられない、ミニブタの生態を見て触ることができます。エサをもって近づくと顔を近づけてくる人懐こい動物です。エサがないと逃げていく場面もみられましたが、その姿もとてもキュートで、子どもたちと追いかけっこしているよう。
ウサギと同じ柵の中にいて、ミニブタの活発さに驚くかもしれません。なかなか触ることができないミニブタをぜひ触ってみてくださいね。
あひるの競走やふれあい動物ランドの動物のほかにも、ペンギン・ミーアキャット・テナガザル・チンパンジー・ブラウンキツネザル・ワオキツネザル・アンデスコンドル・ロバ・ヤギ・カメ・カピバラ・白イノシシなどさまざまな動物が動物コーナーにいます。
子どもたちに大人気のペンギンコーナーでは、水槽から泳いでいるペンギンが間近に見られます。ラクテンチには、「フンボルトペンギン」と「マゼランペンギン」の2種類のペンギンがいて、胸の黒い帯状の線が1本か2本かで見分けられます。線が1本だと「フンボルトペンギン」、2本だと「マゼランペンギン」。ぜひチェックしてみてくださいね。
とてもキュートな出で立ちのミーアキャットは、キョロキョロしたり前足をあげて立っているような姿が可愛らしいと好評です。ラクテンチでは、14時から日替わりで動物が園内をお散歩するのですが、ミーアキャットもときどき園内をお散歩しています。
ミーアキャットのほか、カメやブラウンキツネザル、ヤギなどがお散歩していています。お散歩中は、「○○が園内をお散歩しています」と放送があるので、ぜひお散歩の姿を探してみてください。
さらにクジャクやウコッケイなどが住んでいる「バードパーク」もあります。こちらは入場料無料ですので、気軽に中に入って観察してみてくださいね。とりのエサが1袋100円で販売されていて、子どもたちに人気のエリアです。
レトロな乗り物で遊ぶ
ラクテンチは約90年続く別府に根付いている遊園地です。レトロな乗り物も多く、小さな子どもからお年寄りまで幅広い年代が利用できます。ラクテンチには、「とくとくのりもの券(1,500円)」のほか土・日・祝限定で「のりものパス(2,300円)」があります。
とくとくのりもの券は、アトラクションごとにのりもの券にパンチを開けていくのですが、こちらの光景もまたレトロ。最近の遊園地では珍しい、昔なつかしの時間をお楽しみください。
アトラクションの中でも「フラワーかんらん車」や「ウォーターパレード」は、レトロ感たっぷり。どちらも小さな子どもも乗れる楽しい乗り物ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
「ウォーターパレード」は水しぶきも体感できますので、夏になると特に人気のアトラクション。きれいなお花畑が中央にあるのも見どころです。また3才以下でも保護者同伴で乗ることができるので、小さなお子様連れの方にも人気です。
ほかにも昔ながらのジェットコースターやメリーゴーランドなど、合計13個のアトラクションがあります。約470mのコースが楽しめるレトロなジェットコースターは、園内の木々に届きそうな距離感がスリル満点で小学生に特に人気のアトラクションです。
むかしからあるアトラクションの1つが、メリーゴーランドです。音楽と合わせてメルヘンの世界がとてもかわいいアトラクション。3歳未満の小さなこどもも保護者同伴だと乗れますよ。
アトラクションのひとつに、アメリカからきたアトラクションがあります。ビッグなかえるちゃんがぴょんぴょん跳ねるイメージで、上にゆっくり上がり下に急下降する「フロッグホッパー」です。レトロなかえるちゃんと、意外なスリルをお楽しみください。
ラクテンチには、屋外のアトラクションのほか、巨大ボールプールがある「わくわくランド」や昔ながらの定置型の遊具がある「カーニバルタウン」など、室内で遊べる施設が充実しています。小さな子どもから遊べることと、天候に関わらず行けるのが魅力です。
わくわくランドは、2歳から小学4年生まで利用できます。利用料金は30分400円(わくわくランド専用券1枚)、中には巨大なボールプールパークやジャンボブロック、転んでも痛くないふわふわのマリンプレイランドがあります。天候関係なく思いっきり遊べるわくわくランドは大人気施設の一つです。2歳から5歳の子どもは、保護者付き添いが必要になりますが、保護者は無料で利用できます。
イベントホール近くにあるカーニバルタウンには、昔懐かしの定置型の遊具が置いてあります。ターゲットラインやジャングルハンターといった的当てゲームのような遊具やアイスホッケーのような対戦型の遊具もあります。
ラクテンチ内にはゲームセンターもあり、最新機種からレトロな機種まで楽しめます。UFOキャッチャーやもぐらたたきなど屋外で遊び疲れたら、屋内で遊べるゲームや遊具が充実しているゲームセンターを利用してみてはいかがでしょうか。ゲームセンターの2階には、レトロな雰囲気の畳敷きのおやすみ処があります。無料で利用できますので、疲れたら利用してみてくださいね。
ラクテンチ内をぐるっと一回りするとどこか懐かしい昭和の雰囲気が漂い、歩くだけで楽しい、そんなレトロかわいいラクテンチを楽しめます。
別府湾を眼下に絶景を楽しむ
高台にあるラクテンチからの眺めは絶景そのもの。ラクテンチ内の数あるスポットから別府湾や別府市街を眺められます。まず1つ目のスポットは、メインゲートから入園して、ケーブルカーを降りるとすぐ横にある「展望テラス」。ここからの眺めは、眼下に遮るものがなく一面山と別府湾と別府市街が広がり絶景そのもの。
澄みきった空気の中、まずは展望テラスにて絶景を楽しんでみてはいかがでしょうか。
また展望テラスからハートを目掛けて石を投げ、ハートの中に入ると大吉という愛情占いや、黄色のリングを目掛けて石を投げ、見事リングの中を通ると良いことがあるという運玉があります。気になる方はぜひチャレンジしてみてくださいね。
2つ目の絶景スポットは「フラワーかんらん車」。フラワーかんらん車の頂上からの眺めは、展望テラスから眺めるよりも高く眺められ、天候が良い日には四国まで見えます。別府のシンボル・別府タワーやB-CONタワーなども見えますので、ぜひゆっくり別府の絶景を見てみてください。
3つ目の絶景スポットは、園内にある「大吊り橋」です。約150mある吊り橋は、少し駆け足で行くと揺れるワクワクドキドキの大吊り橋。園内にかけられている橋なので、橋を渡っていると園内をぐるりと一望できるのと、絶景が広がっている別府湾や別府市街地を眺められます。足元が吊り橋なだけに、高さとスリルを感じられる絶景スポットといえます。
大吊り橋を渡った先にあるバーベキュー場からの眺めも抜群で、別府湾や別府市街地を一望できます。天候が良い日には四国まで見えるので、広々とした別府湾を眺めながらバーベキューをお楽しみください。
バーベキュー施設の利用料は入園料込みで、事前予約制となっていますのでご注意ください。また食材込みの場合と食材持ち込みの場合で値段が変わります。
たくさん遊んだ後は絶景温泉で癒されよう
別府といえば温泉の街ですが、なんとここラクテンチ内にも温泉があり、入場者は無料で利用できます。「絶景の湯」という名の通り展望大浴場からの眺めは絶景そのもの。別府湾と別府市街が一望でき、ゆったりと疲れをほぐすことができます。大浴場内には、ボディソープやリンスインシャンプー、ドライヤーなど温泉に必要なセットがすべて準備されているので、手ぶらで行けるのも魅力です。
温泉に入る時間がなくても「絶景の湯」の手前に足湯がありますので、足湯だけでもぜひ利用してみてくださいね。1日遊んだ足の疲れが癒されますよ。なお、夏季は足水となっています。
1点注意したいことが、「絶景の湯」は温泉の湧出量が安定していないため、不定期でお休みになります。もし入浴を考えている方は事前に確認することをおすすめします。(別府ラクテンチ0977-85-8888)
園内の休憩&軽食スポットを紹介
ファミリーレストラン なしか!
2019年7月に、グリーンのポップな建物がかわいい新レストラン「なしか!」がオープンしました。ミニ植物園にあり、小さなこどもも遊べるわくわくランドの手前にあるので、ランチやたくさん遊んだあとの休憩にぴったり!「とり天定食」や「別府冷麺」といった別府のご当地グルメも食べられます。「お子様ランチ」もありますよ。
くつろい茶屋
メインゲートのケーブルカーを降りた先にあるのが「くつろい茶屋」です。ソフトクリームやコーヒー、軽食などがあり、畳で寛げるスペースもあります。マンゴージュースやりんごジュースも人気で、こちらで購入してお隣の展望台で絶景を眺めるのもおすすめです。
森のカレー屋さん
屋外にウッドテラスがある「森のカレー屋さん」には、カレーだけでなく別府名物の「(各種)地獄蒸し」や「冷麺」(夏季限定)がいただけます。天気が良い日には、ウッドテラスで別府湾の絶景を眺めながら「(各種)地獄蒸し」や「地獄蒸しプリン」をいただいてみてはいかがでしょうか。
フードコア
園内の中央にある「総合案内所」のお隣にあるのが「フードコア」です。ソフトクリームが美味しいと好評で、夏は行列になっていることも!コーヒーやフライドポテトも人気で、小腹がすいたときや少しだけ休憩したいな、というときにぴったりのお店です。
いろいろ屋台
ラクテンチ名物「あひるの競走」付近から大吊り橋を渡った先にあるのが、「いろいろ屋台」です。絶景を眺めながら食事ができる屋外テラスや、屋内の畳があるスペースでも食事ができます。お好み焼きや焼きそば、からあげなどが人気メニューです。
おやすみ処
どうぶつコーナーの近くに2階建ての建物があり、その2階部分がおやすみ処です。1階はゲームセンターで、2階が約120名ほど収容できる無料の休憩所となっており、畳敷きの広々としたお部屋でゆっくり寛ぐことができます。横になって仮眠をとっている人やゆっくりリラックスしている人など、それぞれ思い思いに休憩できるのは嬉しいですね。ぜひ疲れたら利用してみてください。
ガーデンひろば
「総合あんない所」の裏手にあるのが、「ガーデンひろば」です。芝生の広場があり、広場で遊んだり寝転んだり、ベンチやテーブルなどもありますので、お弁当を食べたりおやつを食べたりとピクニック気分を味わえます。
AHIRU CAFE 八わのあひる
こちらは番外編で、ラクテンチ内ではなくラクテンチ乙原ゲート入り口の向かい側にあるAHIRU CAFE 八わのあひるです。ラクテンチ名物の「あひるの競走」をモチーフにしているカフェで、2017年にオープンしています。店内は「あひるの競走」をしたあひるさんたちが帰ってくるお家をイメージしてあるそう。とてもかわいくて店内を見ているだけでワクワクしますよ。
壁画やかわいいカフェメニューも人気で、あひるアイスクリームや酒まんじゅうがおすすめです。キュートなオリジナルグッズも販売されていて、お土産にもぴったりです。
おすすめの周辺スポット
別府で人気のランチスポット
東洋軒
大分グルメといえば「とり天」が有名ですが、別府市石垣東にある東洋軒が、とり天発祥地とされています。1926(大正15)年の創業で、大分県初のレストランとして開店し、今も変わらず県民、観光客から愛され続けています。とり天発祥の地のとり天をぜひ堪能してくださいね。
とよ常
名物「特上天丼」で有名な「とよ常 本店」。サクサクでぷりっとした大きなエビ天が印象的な絶品天丼は、秘伝のタレを使い創業当時から変わらない味が守られています。大分県産の新鮮な食材を使用し、季節ごとのおすすめの料理が提供されます。
地獄蒸し工房 鉄輪
別府を代表するグルメのひとつ「地獄蒸し」がいただける「地獄蒸し工房鉄輪」。別府を訪れたら外せない代表グルメ中の代表!温泉の蒸気が出る「地獄釜」で食材を蒸して食べる地獄蒸しは、約100℃の高温で20分間蒸し、素材の味が引き立ち絶品です。ぜひ蒸し立てほやほやの地獄蒸しを堪能してくださいね。
甘味茶屋
大分名物のとり天やだんご汁といった郷土料理が堪能できるお店で、大分郷土のお菓子「やせうま」や茶屋人気の茶屋パフェなどもあります。地獄めぐりからも車で数分の場所にあるので、観光の合間やランチ、夕食におすすめです。
味蔵
静けさが漂うエリアに佇む古民家風の建物。中に入ると昔ながらの空間がとても雰囲気が良く、掘りごたつの席とゆったりと座れる畳が落ち着きます。一押しは「とり天定食」で、サクサクした絶品とり天が器いっぱいにのせられています。
ラクテンチと合わせて観光におすすめ
竹瓦温泉
風情ある外観で昔ながらの雰囲気が趣があり、訪れる人をあっと驚かせる外観をもつ温泉が「竹瓦温泉」です。創業は1879(明治12)年、別府市営の温泉で別府を代表する温泉と言っても過言ではありません。唐破風造りの屋根が印象的で、内湯だけでなく砂風呂もあります。
別府タワー
別府観光のランドマークとして親しまれている「別府タワー」は、高さ90mの観光塔で1957(昭和32)年に建設されました。2007年には登録有形文化財に指定されており、展望台からは目の前に広がる別府湾や360度のパノラマを楽しむことができます。
地獄めぐり
別府観光を代表する「地獄めぐり」は、鉄輪にある7つの「地獄」をめぐる観光コースです。海地獄・鬼石坊主地獄・かまど地獄・鬼山地獄・白池地獄・血の池地獄・龍巻地獄の7つで、そのうち海地獄・白池地獄・血の池地獄・龍巻地獄の4つの地獄は国指定名勝に選ばれています。
城島高原パーク
別府I.C.から車で約15分の場所に位置する「城島高原パーク」は、1992年に導入された木製のジェットコースター「ジュピター」が有名です。全長1,600mもあるジュピターに乗ると通常のジェットコースターのスリルに加えて、木のギシギシとした音やガタガタと揺れる振動があり、他では味わえないスリルが楽しめます。
ほかにもさまざまなアトラクションや季節ごとに楽しめるイベントなど、子どもたちも大人も楽しめる遊園地になっているので、家族旅行やデートにおすすめです。
別府ロープウェイ
標高1,375mの鶴見岳山頂まで行ける「別府ロープウェイ」。山頂からは、別府湾や別府市街地、遠くは四国地方まで望める絶景スポットです。春は桜、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々の景観を楽しめます。また山頂では「札所めぐり」や「七福神めぐり」ができ、開運スポットとしても知られています。
アクセス情報
電車で行く場合
JR別府駅で下車。JR別府駅からバスで約12分、タクシーで約5分
車で行く場合
別府I.C.より車で約10分(約3km)
バスで行く場合
JR別府駅から亀の井バス15番に乗り「ラクテンチ」で下車
よくある質問Q&A
ペットは一緒に入園できますか?
ペットの入園は小型犬のみです。以下3つの条件がクリアできていれば入園可能です。
- 背中の最高位から足先までの高さが50cm以下
- 体重10kg未満
- ケーブルカー乗車の場合、頭までしっかり入りチャックなどで完全にとじることができるバックやケースが必要で、園内では必ずリードを着用する
※飲食店内、バーベキュー場、バードパーク、のりもの全般、屋内休憩所全般はペット同伴できません
ベビーカー・車イスのレンタルはありますか?
ベビーカーも車イスも無料レンタルできます。ただし数に限りがありますので、利用される予定の方は早めに行かれることをおすすめします。貸し出しは、園内ほぼ中央にある総合案内所です。
基本情報
別府ラクテンチ
【営業時間】
日時・時期による
※別府ラクテンチ 営業日カレンダーをご確認ください。
【チケット情報】
【入園券(別府ラクテンチ入園のみ)】
※入場ゲートが2つ(メインゲート/乙原ゲート)あります
- 通常料金 メインゲート(ケーブルカー往復乗車券付き)/乙原ゲート
大人(中学生以上) 1,300円/1,100円
子供(3才〜小学生) 600円/500円
2歳以下 無料/無料
- 障害者割引(要証明)メインゲート(ケーブルカー往復乗車券付き)/乙原ゲート
大人(中学生以上) 800円/600円
子供(3才〜小学生) 400円/300円
2歳以下 無料/無料
付き添い(1名まで)800円/600円
- シニア割引(要証明)メインゲート(ケーブルカー往復乗車券付き)/乙原ゲート
65歳以上 900円/700円
- マタニティ割引(要証明)メインゲート(ケーブルカー往復乗車券付き)/乙原ゲート
母子手帳提示 700円/600円
- 誕生月割引(要証明)メインゲート(ケーブルカー往復乗車券付き)/乙原ゲート
大人(中学生以上) 800円/600円
子供(3才〜小学生) 400円/300円
2歳以下 無料/無料
- 年間入園パスポート
大人(中学生以上) 2,800円
子供(3才〜小学生) 1,400円
2歳以下 無料/無料
※乗り物代・駐車場代は別途必要です
- のりもの料金
のりもの券 400円
とくとくのりもの券 1,500円
のりものパス(土・日・祝限定)2,300円
【団体割引】(20名以上)メインゲート(ケーブルカー往復乗車券付き)/乙原ゲート
大人(中学生以上) 入園のみ 1,000円/800円
子供(3才〜小学生) 入園のみ 400円/300円
【駐車場情報】
メインゲート・乙原ゲート共通
普通車 300円
大型車 600円
バイク 無料