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マザー牧場ってどんなところ?
マザー牧場は、千葉県富津市の鹿野山(かのうざん)付近に位置する観光牧場です。総敷地面積は250万平方mにも及び、東京ドーム53個分の広さを誇ります。「牧場」と名前にありますが、ここで楽しめるのは動物たちとのふれあいだけではありません。農園や花畑、遊園地など様々なエリアがありそれぞれに楽しみ方が異なります。
またマザー牧場では、ただ見て楽しむだけでなく、乳しぼり体験や味覚狩り体験などの参加型アクティビティが多い点も魅力です。年間を通してイベントやショーも数多く開催され、1年中どの時期に訪れても楽しめるスポットだと言えるでしょう。
見どころ
可愛らしい動物たちとふれあう
マザー牧場最大の見どころといえば、多くの動物たちとふれあえる点にあります。羊や牛など定番の動物たちから、カピバラやアルパカといった少し珍しい動物たちまで種類は様々。動物たちとの距離が近いところが魅力のマザー牧場で思いっきりふれあいを楽しみましょう!
まずおすすめなのが当日予約制のアトラクション「マザーファームツアーDX」。広大な牧草地や東京湾の絶景を楽しめる専用エリアを大きなトラクタートレインに乗って巡ることができます。ツアーにはガイドが付き、牧場での動物たちの生活や生態について詳しく解説してくれます。
アルパカへエサやり体験ができるのは、「マザーファームツアーDX」だけ!興味がある人はぜひ申し込んでみてください。その他にも各種ショーやイベントなど、マザー牧場では動物たちとふれあえるショーやイベントが盛りだくさんです。
マザー牧場内にはいくつかのふれあいスポットがあり、ゾーン別に異なる動物たちが生活しています。「うまの牧場」や「うさモルハウス」など各ゾーンには名前が付けられ、どこに何の動物がいるのかわかりやすいのが特徴です。
いくつかあるふれあいスポットの中でも、特におすすめが「ふれあい牧場」です。ここではカピバラやマーラ、リクガメといった珍しい動物たちに出会えたり、うさぎが穴を掘る様子やヤギが散歩する姿を間近で見ることができます。エリア内を自由に過ごす動物たちと実際にふれあえるため、通常の動物園にはない距離の近さが魅力です。
さらにマザー牧場では、連日ショーやイベントが開催されているため要チェックです。約150頭の羊が群れて駆けぬける大迫力の「ひつじの大行進」や、よちよち歩きのアヒルが揃って足元を歩く「アヒルの大行進」は見ごたえ抜群のショー。マザー牧場のショーの中でも、この大行進は特に観客から人気を集めるイベントです。他にも羊の毛刈りを間近で見ることができる「シープショー」やこぶたのレースなど、のどかなマザー牧場らしいショーが数多く開催されています。
またこのような見て楽しむイベントだけでなく、観客が参加できるイベントが多いのもマザー牧場の特徴です。「乳牛の乳しぼり体験」や、「うさモルタッチ」など、動物たちのぬくもりを体験を通して感じられるイベントも人気を集めます。マザー牧場のショーやイベントは毎日開催されているため、興味がある人はあらかじめ時間帯をチェックしておくと良いでしょう。
季節の花畑や味覚狩りを楽しむ
広大な敷地面積を誇るマザー牧場には、その広さを活かした大きな花畑があります。花畑には季節の花々が植えられ、季節を感じる美しい景色を堪能できるのです。
特に春の菜の花は、「花の大斜面・西」のエリア一面が鮮やかな黄色に染まる華やかな光景。この穏やかな景色からは、春ののんびりとした空気が感じられます。菜の花は2月中旬から4月中旬頃まで咲き続けるため、春にマザー牧場へ訪れるならぜひこの期間中に合わせてみてください。
菜の花の季節が終わると、次に咲くのが桃色吐息という品種のペチュニアです。桃色吐息は南房総の園芸家と千葉大学の共同開発で生まれた品種で、通常の品種より発色良いピンク色をしているのが特徴。「花の谷」には25,000株の桃色吐息が植えられ、その圧倒的な数の多さは見ごたえ抜群です。
7月から9月中旬頃にかけてマザー牧場に訪れるなら、ぜひ桃色吐息の咲き誇るお花にも注目してみてください。その他にも初夏のあじさいや冬の水仙など、マザー牧場では年間を通して美しい花々が咲き続けています。
またマザー牧場では、植物を見て楽しむだけでなくフルーツ農園で「味覚狩り」体験をすることもできます。収穫できるのは「いちご」「ブルーベリー」「さつまいも」、そして「キウイフルーツ」の4つ。どれも収穫時期が異なるため、あらかじめホームページで調べておくことをおすすめします。
その中でも特に人気なのがいちごで、1月から5月までが収穫シーズンです。立体型のハウス内で育てられているため、汚れることなく、収穫しやすいのが特徴。いちごの品種は4種類あり、その日に食べごろな種類の摘み取りを楽しめます。量り売りなので、好きな量だけお持ち帰りできるのもうれしいですね。
いちご狩りに続き、さつまいも掘りも人気!!マザー牧場のさつまいもには、甘さに定評がある「紅あずま」を採用。赤くて大きなさつまいもは、掘り起こすだけでもワクワクするはず。このさつまいも掘りに参加する際は、汚れても良い服と軍手を着用することをおすすめします。
さらにもう1つ秋の味覚狩りで、ぜひ注目して欲しいのがキウイフルーツ狩りでしょう。農園には4種類のキウイが育ち、品種によって酸味や大きさが異なります。キウイフルーツは枝からプチっと簡単に採れるため、小さな子どもでも難なく収穫できるのが魅力です。秋のマザー牧場では、このさつまいもとキウイフルーツ2つの味覚狩りに参加してはいかがでしょうか。
遊園地も楽しめる
マザー牧場が他の牧場と違う点は、敷地内に遊園地がある点だと言えるでしょう。動物とふれあったり花を鑑賞したりした後は、遊園地で思いっきり遊ぶのも良いかもしれません。遊園地の名称は「わくわくランド」といい、場内では数多くのアトラクションが体験できます。
たくさんのアトラクションに乗る人は、「乗り放題チケット」を購入すると料金が安く済みおすすめ。大人小人共通の2,500円で場内のアトラクションに好きなだけ乗ることができます。マザー牧場の入場料とセットにすると、通常よりも100円安くチケットを購入することが可能です。
さらに、回数券は1,000円で1,100円分利用できるチケットがついてくるので、お得です!
この「わくわくランド」には、計14のアトラクションが存在します。アトラクションの種類が豊富で、乗り物系や体験系などあらゆる楽しみ方ができる点が魅力でしょう。
まず乗り物系は、「観覧車」や「メリーゴーランド」などの小さなお子さまと一緒に楽しめるアトラクションが多いので、安心して楽しめるはず。「ファミリーコースター」といったジェットコースターもありますが、速度は遅く低い位置で運転するためそれほど怖くはありません。
さらに人気のアトラクションといえば、「サイクルモノレール」という自分で自転車をこぎながら空中散歩を味わえる乗り物。マザー牧場の雄大な自然を眺めなら、まったりと自転車で空の旅をするのも優雅で良いでしょう。その他にも「サンババルーン」や「おとぎ列車」など、魅力的な乗り物がたくさんあります。
乗り物に乗る以外にも、「わくわくランド」にはユニークなアトラクションがいくつかあります。まずシューティングライドの「スモッグ王国大冒険」は、敵を倒しながら進んでいく爽快感のあるゲーム。高得点を取れば賞品が貰えるため、子どもたちも本気で挑みます。
また宝石や化石を探す「トレジャーコレクション」や、マイナス30度の世界を体験できる「アイスワールド」など面白いアトラクションは盛りだくさん。ここが牧場であることを忘れそうになるくらい、バラエティに富んだユニークなアトラクションが多数用意されています。
基本的に子ども向けのアトラクションが多いですが、観覧車やサイクルモノレールなどは童心に返って大人同士で乗車する方も。マザー牧場では、ぜひ年齢を忘れて思いきりはしゃいではいかがでしょうか。
「わくわくランド」はアトラクションの数が豊富で、大勢で楽しむのにはピッタリのスポットです。ただ、なかには「もう少し刺激的なアクティビティに挑戦したい」という人もいるかもしれません。
そんな方は、「ファームジップ」や「ファームバンジー」に挑戦してはいかがでしょうか。この2つは両方とも空を飛ぶアクティビティで、スリル満点な体験をしたい方におすすめ!「ファームジップ」は、ハーネス付きの滑車で空中を滑空するアトラクション。宙に浮いている感覚は少し怖いかもしれませんが、マザー牧場の大自然を眼下に眺められ爽快感が抜群です。
「ファームバンジー」は、地上21mの高さから飛び降りるバンジージャンプのこと。山の標高と合わせると約321mの高さに!東京湾や南房総の山々が見渡せます。飛び降りる瞬間は緊張しますが、終わった後の達成感は最高でしょう。「わくわくランド」では少し物足りないという人は、ぜひ絶叫系アクティビティにチャレンジしてみてください。
お土産に牧場限定商品を探す
マザー牧場を満喫した後は、お土産を探しに行ってみてはいかがでしょうか。お土産は、「まきば売店」と「山の上売店」で購入することができます。ここでは牧場ならではのオリジナルグルメや、動物たちのかわいいアイテムを手に入れることができます。
お土産商品の中で、手作りのハムやソーセージは特に人気。場内にある「手造りハム・ソーセージ工房」では、ジューシーで厚みのあるハムやソーセージが作られています。ただ美味しいだけでなく低添加や無着色など健康に配慮されている点が魅力です。
ソーセージは種類が豊富で、あらびきやハーブ、ブラートヴルストガーリックなど複数の味が製造されています。健康に配慮されながらも、素材の味にこだわったマザー牧場らしい製品だと言えるでしょう。
ハムやソーセージに続き、乳製品もまたマザー牧場らしいお土産の1つでしょう。牛乳やヨーグルト、チーズなどオリジナルの製法で作られた製品が店頭には多数並べられています。
牛乳は「パスチャライズド殺菌」という製法が使われ、これは味と栄養の両方がそのままに残されているのが利点。健康に配慮された、消費者にとって安心感のある製品だと言えます。
その他にも牛乳サブレやラングドシャラスクなど、マザー牧場牛乳を使った製品は盛りだくさん。これらの商品はマザー牧場オリジナルの商品ですので、せっかくなら旅の記念にこういった限定商品を購入するのもおすすめです。
売店で販売されている「マザーキャンディ」は、定番のミルク味、いちご味や抹茶味など様々なフレーバーが用意されていて、子どもから大人まで楽しめる人気商品の1つです。
場内のレストランやカフェで食事をした後は、その美味しさを家でももう1度味わうためにお土産をチェックしてみましょう♪マザー牧場では、美味しくて健康的な食品が気軽に手に入るのです。
マザー牧場内のランチスポット
マザー牧場内には多くのグルメスポットがあり、思い出に残る牧場グルメが味わえます。創業以来変わらない味を楽しめる自慢の「ジンギスカン」はもちろん、新鮮ミルクのおいしさがつまった「ソフトクリーム」もおすすめ。
動物や花とのふれあいを楽しんだ後はおいしい牧場グルメも満喫しましょう。敷地内にはレストランやカフェが多数あるため、ぜひ気になるお店を探してみてください。
まきばエリア
ジンギスカンガーデンズ
みんなでワイワイしながら食事をするなら、まきばゲート近くの「ジンギスカンガーデンズ」がおすすめ。ジンギスカン専門のレストランで、牧場を眺めながらラム肉を頬張ることができます。ラム肉の他に豚肉、ラムチョップなどもあるため、メニューが豊富で飽きずにたのしめます。施設内には約1,000席あり、半屋外のため広々とした開放的な雰囲気を感じられます。
まきばCAFÉ
まきばゲートすぐ近くの「まきばCAFÉ」では、小さな子どもから大人まで味わえるカフェメニューが提供されています。カレーライスやオムライスなどの定番メニューが多いため、好き嫌いの多い子どもでも食べられる料理が見つかるはず。またソフトクリームやパフェなど、スイーツの種類が豊富な点も魅力でしょう。
とんとんCAFÉ
「とんとんCAFÉ」は、ソフトクリームやフロート系のドリンクが販売されています。「こぶたレース場」の近くのため、レースの前後で立ち寄りたい方はこちらがおすすめ!
山の上エリア
WAKUWAKU
「WAKUWAKU」は、「わくわくランド」近くにあるフードスタンドです。マザー牧場内で唯一ラーメンを提供しているため、ラーメンが好きな人にとっては注目度の高いお店だと言えます。特に「まきばのミルクラーメン」は、マザー牧場の牛乳を使ったここでしか食べられない人気の限定メニューです。
ローズマリーCAFÉ
牛柄の可愛らしい「ローズマリーCAFÉ」では、豚まん、ドーナツといった軽食を注文できます。特に人気のメニューが「マザーどーなっつ」!材料におからが使われたヘルシーなドーナッツは、ソフトクリームとの相性バツグン!小腹が空いた時、フラッと立ち寄るにはピッタリのお店でしょう。
カフェ&ジンギスカン FARM DINER
「カフェ&ジンギスカン FARM DINER」は、マザー牧場の中でも比較的新しいレストランです。55周年を記念して建てられたこのレストランは、他の店舗より新しいことから一際洗練された内装が印象的。ハンバーグやジンギスカン、ステーキなど牧場のオリジナルグルメを堪能できます。
アクセス情報
電車で行く場合
東京方面からマザー牧場最寄りの君津駅まで電車で行く場合、休日であれば新宿駅から「新宿さざなみ」に乗車、平日であれば東京駅から「さざなみ」に乗車します。この2本は君津駅まで直通で辿り着けるため、最も便利な路線だと言えるでしょう。
ただ「新宿さざなみ」と「さざなみ」は本数が少ないため、この2つの電車へ乗車するのが難しいケースもあるかもしれません。そういった場合は、JR総武快速線やJR京葉線で千葉駅まで向かいそこからJR内房線に電車を乗り換える必要があります。
バスで行く場合
都内や横浜から高速バスを使う場合は、まず君津駅を目指します。木更津駅行きのバスに乗る人は、木更津駅からJR内房線に乗車し君津駅へ向かいましょう。君津駅からは、直通路線バスでマザー牧場まで行くことができます。
また路線バスは君津駅だけでなく、JR内房線の佐貫町駅からも乗車することができます。自宅や宿泊先が近い人は、佐貫町駅から路線バスを利用するのもおすすめです。
フェリーで行く場合
神奈川県や静岡県など海を挟んだエリアから訪れる人の中は、フェリーを使いたいという人もいるでしょう。その場合は、久里浜港から金谷港を目指します。到着後はJR金谷駅まで徒歩で向かい、そこからJR内房線で佐貫町駅に向かってください。2月~11月の土日祝は、金谷港とマザー牧場を結ぶ1日1往復運行の路線バスがあります。佐貫町駅からは、路線バスを利用してマザー牧場まで行くことができます。
車で行く場合
マザー牧場は最寄りの君津駅から遠く離れた位置にあるため、車で訪れるのが最も楽な交通手段だと言えます。近隣の主要都市からマザー牧場までの所要時間は以下の通りです。
- 成田から:約90分(館山自動車道経由)
- 東金から:約70分(館山自動車道経由)
- 東京から:約70分(アクアライン経由)
- 横浜から:約60分(アクアライン経由)
- 羽田から:約60分(アクアライン経由)
- 鴨川から:約40分(房総スカイライン経由)
- 久里浜から:約70分(フェリー利用、館山自動車道経由)
到着後は、マザー牧場の所有する有料駐車場が利用できます。(乗用車 1,000円/1日)
よくある質問Q&A
味覚狩りに参加する際、準備する物はありますか?
当日必要な道具は会場で貸し出しするため、改めて何か事前に準備する持ち物はありません。ただ土や泥で衣服が汚れる可能性があるため、汚れても良い服装で訪れることをおすすめします。また、ヒールの高い靴やミニスカートなど動きにくい格好は避けたほうが良いでしょう。
おすすめの季節はいつですか?
マザー牧場は1年を通して楽しめる施設です。花畑では季節ごとに異なる花々が咲くため、あらかじめ公式ホームページで開花カレンダーを確認しておくと良いでしょう。また夏には「サマーナイトファーム(打ち上げ花火)」が開催され、冬にはイルミネーションが観られるなど、季節によって様々なイベントが開催されるのも魅力です。
基本情報
マザー牧場
【営業時間】
2月から11月まで
- 平日:9:30〜16:30
- 土日祝日:9:00〜17:00
12月と1月
- 平日:10:00〜16:00
- 土日祝日:9:30〜16:00
【定休日】
12月・1月の平日にあり。HPをご確認ください。
【入園料金】
通常料金
大人(中学生以上):1,500円
小人(4歳から小学6年生):800円
同伴犬:1頭につき700円
障害をお持ちの人
大人(中学生以上):750円
小人(4歳から小学6年生):400円
2年間パスポート
大人(中学生以上):4,200円
小人(4歳から小学6年生):2,200円
同伴犬:1頭につき1,800円
さらに鴨川シーワールドへ行く人や東京湾フェリーを利用する人は、共通チケットがお得!詳しくは、こちらのページをご覧ください。
駐車料金
- 乗用車:1,000円
- オートバイ:300円
- 大型バス:3,000円
【マザー牧場住所】千葉県富津市田倉940−3
【問い合わせ先】マザー牧場ホームページはこちら