シンボル、定番スポットを観光する
台北で是非見てほしいシンボル、定番スポットのご紹介です!
まずは、「台北101ビル」。高さ508m、地上101階、地下5階、台北のランドマークです。89階の展望台からは台北市内を一望でき、地下1階から地上5階のショッピングモール、レストランではお買い物、お食事も楽しめます。
次は「台北市忠烈祠」。辛亥革命や抗日戦争等、お国の為に殉難した烈士を追悼している所で、奥の本殿と入口には瞬き一つしない不動の衛兵が立っており、1時間に1回行われる息ぴったりの交代セレモニーが大変人気な所です。
衛兵交代が行われている所は他にも、中華民国(台湾)の父「孫文」氏を記念する「国父紀念館」と中華民国初代総統「蔣介石」氏を記念する「中正紀念堂」の2ヵ所あり、共に台北の定番観光スポット。衛兵交代だけでなく、記念館内部には座像やそれぞれまつわりある資料等の展示もあります。
最後は、台北の老街「迪化街」。このエリアは19世紀末貿易が盛んとなり、商業が始まり卸業の街として栄えました。今も、その古い町並みを残し、卸業を続けているお店や、古民家リノベカフェ、台湾小物を販売する店などが並んでいます。
国立故宮博物院(北院) 国宝級展示品を知る
故宮博物院は、1965年に建てられ、1949年に国民政府により中国から運ばれてきた至宝の数々が展示されています。世界4大博物館の一つでもあり、そのコレクションは約8000年前の玉器等紀元前の物から、宋、元、明、清朝等中国の歴代宮廷の文物等で、その数約68万点を収蔵、1部の展示品を3ヶ月に1度入れ替えしながら、常時約7,000点が展示されています。
では、故宮を代表する展示品をいくつかご紹介しますね。
まずは「肉形石」。北京紫禁城の皇帝の執務室及び寝室であった養心殿に置かれていたと言われ、その形が肉汁をたっぷり含んだ「東坡肉(豚の角煮)」にそっくりだと人気の作品。皮の毛穴の感じまで本当にリアル!
「翠玉白菜」は清朝光緒帝の妃、瑾妃の部屋にあった物と言われ、使用した翡翠本来の色合いを生かして彫刻された白菜の上にはバッタとキリギリスがおり、これは多産を意味しています。
次は「雕象牙透花人物套球」。球面に彫られた人物や風景は大変細かく、中の18層に彫られた球体はすべて回転することが出来、作成期間も100年以上かかったと言われています。
銅器を代表する物では「毛公鼎」が有名。西周晩期(紀元前857-828年)の物で、鼎の高さは約54cm、内側には500字の銘文が彫られており、現存する銅器のでは最長の物です。
他にも素晴らしい貴重な展示品がたくさんあります。ぜひ、足を運んでください!
(博物館交流で、海外もしくは国内の博物館に出張展示されている場合もあります。)
開運!台北市のお寺、お宮パワースポットをめぐる
台湾は信仰心が厚く街には多くのお寺、お宮があります。そのほどんどが道教で、主神の他にも多くの神様が一緒に祀られています。パワースポットで開運祈願、パワー注入です!
まずは、健康と長寿を願う、医学の神「大龍峒保安宮」。神様の「保生大帝」は、中国泉州同安県人で、生前「点龍眼・医虎喉(龍に目薬をさし、虎の喉の痛みを癒した)」という伝説があります。
「大龍峒保安宮」は1742年、同郷からの移民たちが分霊をこの地に祀ったのが始まりと言われいます。
次は、商売繁盛、仕事運の「行天宮」。中国小説「三国志」に登場する「関帝(関羽)」が主神で、伝説上、「関羽」は義理人情に厚く、塩売にも関わっていたことから商売の神として祀られています。
台湾では「関帝(関羽)」を祀る所を「関帝廟」や、武勇に優れていたことから「武廟」と呼ばれていますが、「行天宮」は1943年に迪化街に創建された「行天堂」が起源とされていて、1949年に林森北路に建てられ、1968年に現在の場所に移築されました。
縁結びで有名な「霞海城隍廟」は1856年に創建、主神は実は都市の守護神。1971年より「月下老人」が祀られてから更に活気が増し、成婚を祈る人、仕事等でも最高のパートナーに巡り合うようお参りに来る人が絶えません。
最後は、台北最強のパワースポット「艋舺龍山寺」。約280年の歴史がある「観音菩薩様」を主神とするお寺で、後殿には、航海の神「媽祖」、学問の神「文昌帝君」、子宝の神様「註生娘娘」、「関帝」、「月下老人」も祀られています。100余の神様が祀られている「艋舺龍山寺」、なんでも叶うと地元の人も熱心にお参りしています。
各お寺、お宮には参拝の仕方、順番が書いてあるボードがあります。そのボードの参拝方法に沿って参拝してみてください。おみくじや、筊杯(赤い木片)占い、お守り販売等もありますよ。
本格中華料理を台湾で食す
あっさりとした味付けで日本の方のお口にも合う台湾料理。台北では、「欣葉」、「青葉」等のレストランが大変有名で、ぜひ本場の味を味わって下さい。台湾料理だけではありません!戦後、中国から国民政府が台湾に来たと同時に、中国の食文化も渡ってきたので、台湾にいながら北京、広東、四川など本場の各地中華料理を満喫できます。
地元の人も愛用のお店をご紹介します。
北京料理は、50年の歴史あるお店「天厨菜館」。北京ダックはもちろん、アヒル肉の炒め物、揚げたお豆腐、からしセロリ等も人気の料理。
広東料理は「粵菜」ともいい、ホテル内のレストランでも多く見られますが、「香港九記海鮮」は新鮮な食材で、本物の味だと人気のお店。広東料理と言えば飲茶もあり、ブラザーホテル内の「梅花庁」や「吉星港式飲茶」、「雅苑粵菜港式飲茶」がお勧め。
辛いイメージのある四川料理。台湾の四川料理はピリッとしますが意外に食べやすく、「樺慶川菜」や「驥園川菜」、「KIKI」等がおすすめです。
台湾の地元グルメを食す
台湾の地元グルメは、17世紀に中国福建省から移民してきた漢人の食文化が基本で、台湾の食材を使い発展した物。他にも広東から渡ってきた客家の食文化を取り入れた物や日本統治時代には日本食の影響を受け、さつま揚げ、みそ汁、おでん等もアレンジされ今も食されています。
また、戦後、国民政府と一緒に中国より入ってきたの麺類、饅頭、餃子等も食べられるようになりました。では、代表的地元グルメをご紹介しましょう。
ご飯物の代表は、ご飯の上に甘辛く煮込まれた肉そぼろ(場所によりお肉の大きさが異なる)がかけてある「魯肉(肉燥)飯」と、細くほぐした鶏肉をご飯上に載せるご飯「鶏肉飯」(嘉義では一部で七面鳥を使用)で台湾のソウルフード。お店は「鬍鬚張」をお勧め。
もう一つ、味付きもち米に豚肉、椎茸、干しエビ等を入れハスの葉で巻き蒸した「肉粽」も食され端午節にも食べる風習があります。
麺類では、えびベースのスープが癖になる台南の名物料理「担仔麺」や、牛骨や牛肉から作ったスープに、各店それぞれのアレンジを加えた「牛肉麺」、鰹だしをベースにしたスープにとろみを加え小ぶりの牡蠣と台湾式素麺を加えた「牡蠣入り麺線」で、お勧めのお店は「好記担仔麺」、「永康牛肉麺店」、「阿宋麺線」等。他に「ビーフンスープ」も地元の人に人気の一品です。
他にも「水餃子」、「小籠包」が、最近では「台湾式火鍋」、「麻辣鍋」も台湾を代表する地元グルメとなり、「鼎泰豊小籠包」、「馬辣火鍋」等のお店が有名です。
台湾の夜市を歩く
台湾の夜遊びと言えば夜市散策。各地に大小さまざまな夜市があり、屋台のお夜食、ドリンクから衣料品等までたくさんのお店が並んでいます。
台北では皆さんご存じ「士林夜市」が有名。士林夜市は、航海の神「媽祖」が祀られている慈誠宮の前が、以前集散地だったのが始まりで、1915年に「士林市場」ができ場外にも夜市の店が並ぶようになり現在まで賑わっています。
台北では他にも、松山駅の近くにある「饒河街観光夜市」や龍山寺の近くにある「華西街観光夜市」、迪化街の近くにある「寧夏夜市」等があります。
台北以外では、基隆の「廟口」、新竹「城隍廟」や、台中の「逢甲」、「一中商圏」、嘉義「文化路」、台南の「花園」、「大東」、高雄「六合」等の夜市が有名です。
夜市のポピュラーな屋台飯は、「魯肉飯」、「蚵仔煎(牡蠣のオムレツ)」、「魚丸湯(つみれスープ」、「煎包(蒸し焼き肉まん)」、「胡椒餅」、「牛排(激安ステーキ)」、「臭豆腐」、「水果汁(フルーツジュース)」等いろいろ。食べ歩きしてみてはいかがでしょう!!
台湾スイーツを食す
タピオカミルクティーやマンゴーかき氷は現在台湾を代表するスイーツ。他にもぜひ食べて見て欲しい物たくさんあるので、ご紹介します。
夏はかき氷を入れたり冷やして、冬はスープ温めて、さらにトッピングの載せて食べるお豆腐のような食感の「豆花」。
夏の暑さと渇きを和らげ、ゼリーの触感でほのかなレモンの酸味がさわやかな「檸檬愛玉」。もう一つ夏の暑さを冷ます真っ黒ゼリー「仙草」、甘いシロップをかけたり、かき氷に入れたりしていただきます。
甘めの味付けで弾力ある食感「芋圓(タロイモ団子)」、かき氷のトッピングでもよく見かけます。小豆スープ等に入れ冬に食べると体が温まる台湾式ぜんざい「湯圓」、ごまペーストが入っている「芝麻湯圓」も人気の一品。
台湾のかき氷は、日本と同じ一般のかき氷「刨冰(剉冰)」と、とろけるようなふわふわかき氷「雪花」の2種類があります。季節のフルーツやトッピングを載せて楽しんで食べてくださいね。
台湾茶を味わう
台湾は各地でお茶栽培がおこなわれています。特に中部台湾の南投ではその海抜が栽培に適していると言われ、日本統治時代より紅茶栽培もおこなわれています。
台湾お茶で大変有名なのは「ウーロン茶」。コクがあるのに飲みやすく、後味がほのかに甘いのが好まれている理由ですが、「ウーロン茶」には、「包種」、「東頂」、「高山」、「白毫(東方美人)」等の種類がありそれぞれ風味や色も異なります。
台北には厳選されたお茶を楽しめる茶芸館や喫茶店がたくさんあり、「聚落山海」、「紫藤廬」、「永心鳳茶」や「南街得意」等がオススメ。ぜひ、台湾のお茶文化に触れ、味わってみてくださいね!
台湾雑貨、お土産を買う
観光やグルメを満喫するだけでなく、お土産を選ぶのも楽しいひと時ですよね。台湾には面白雑貨やおいしいお土産がたくさん!お勧めをご紹介いたします。
最近ひそかな人気は台湾シール、マステ。台湾の名所や地元グルメ、国旗などがシールやマステガラになっていてとってもかわいい!!かさばらないのも人気の理由です。
もう一つ、そのエモさでじわじわと人気となっているプラスチックバンドカゴバックと漁師網バック。ともに軽量で汚れても洗えるので安心。お買いに、キャンプに、海へ行くとき等重宝します。
台湾花布で作ったポーチや小物入れ等はお友達へのお土産として大変人気のアイテム。チャイニーズシューズやパワーストーンアクセサリー等もいい記念になります。
お菓子、食品類での定番はパイナップルケーキ。他にもドライマンゴー等のドライフルーツ。台湾茶ティーバックや台湾リプトンの台湾茶のインスタントミルクティー、地元台湾食品会社のスナック菓子(蚵仔煎・牡蠣のオムレツ味)などのご当地食品も人気ですよ。
台湾式マッサージでリラックスする
旅の疲れを癒してくれる台湾式マッサージ。料金もリーズナブルですので大変魅力的です!特に足裏マッサージは台湾から流行したもので、宣教師として台湾に来たジョセフ神父が自らの関節炎治療で行った足裏マッサージに効果があったため、普及に努め多くの人より「台湾足裏マッサージの父」と呼ばれるようになり今もご健在です。
旅行中歩き過ぎて足が張る時には足裏マッサージを、全体的に疲れを感じる時には全身マッサージまた、指圧のご体験を!リラックスできて、癖になっちゃいます。
台湾マッサージのお店では他にも、リンパマッサージ、足の角質取り、爪切りなどのメニューがあるところもあり、ほとんどの所で簡単な日本が通じます。お店によって設定の料金や時間も異なるので確認してくださいね。