セブ島
セブ島は、フィリピンの中央部、真ん中より少し下くらいに位置する、ビサヤ諸島に属する南北に細長い島です。全長は約225kmで周囲をいくつかの島に囲まれています。首都マニラに次ぐ大都市圏で、セブ週全体の人口は300万人以上になります。セブ市はスペインが最初に占領した都市であり、今でも当時の面影のある建物が残っています。島の中部東側にあるマクタン島がビーチリゾートの中心で、多くのリゾートホテルが立ち並んでいます。
気候
熱帯モンスーン気候のセブ島は、1年の平均気温が30度前後。文字通り常夏の島です。海水温も高いので1年中泳ぐことが可能です。日本のような四季はなく、乾季が11月から5月、雨季が6月から10月で雨はこの時期に集中します。日本の秋から春にかけての季節が過ごしやすいでしょう。湿度は高めですが、そこまで不快な蒸し暑さはありません。室内は冷房が効いていることが多く、また日差しも強いため、羽織るものを1枚持っていくと便利です。また、特に雨季は、急な雨に降られた時のために薄手のレインジャケット(雨合羽)を持っていると、寒さ避けにもなって有用です。
話されている言葉
公用語のフィリピン語や英語も話されますが、土着の言語はセブアノ語と呼ばれるものが広く使用されています。観光地では英語が使え、またサインも英語が多いので、困ることは少ないでしょう。以前は統治時代が長かったスペイン語話者も多かったですが、現在は人口1%以下まで減っているそうです。
物価
1フィリピンペソは約2.25円、特に食事、ローカルフードやチェーン店はリーズナブルに済ますことが可能です。ホテルや外国人観光客向けのお店は日本と同等の金額が掛かることがあります。クレジットカードはほとんどの場所(ローカルフードの屋台や市場などは除く)で使えるので便利です。
セブではこれだけは外せない
マリンアクティビティ
グアムの一番のおすすめは、綺麗な海で楽しむマリンアクティビティです。バナナボートやシーウォーカー、パラセイリングやジェットスキーなど、ビーチで楽しめるものは何でもあるも言っても過言ではありません。もちろんファンダイビングもおすすめです。ツアーに付帯したり、現地のホテルで予約することもできますがら日本からWEBで予約しておくと、決済まで日本語で完了できるので便利です。
アイランドホッピング
透明度の高い海を存分に楽しめるのが、セブ島近辺の小さな島々をハンガーボートでめぐる、離島の多いセブ島特有のアクティビティ。美しいビーチでのんびりしたり、シュノーケリングで綺麗な魚を見たりと、思い思いの楽しみ方ができます。
セブシティの歴史遺産巡り
セブ、フィリピンには、長くスペイン、また日本に占領されていた歴史があります。フィリピンにとって幸せな歴史ばかりではありませんが、セブシティにもスペイン統治時代の名残があります。今でも地元の人が訪れる、サントニーニョ教会、マゼランクロス、サンペドロ要塞などは必見です。
ジンベイザメウォッチング
セブから車で4時間ほどのオスロブという村では、ここでしから見られないジンベイザメウォッチングができます。世界中から観光客が訪れるために常に混雑しており(新型コロナ感染症拡大以前)、日本人向けのツアーも多くあるため、日本語での予約やコミュニケーションが可能です。
セブ島以外の島々
高速艇で2時間ほどで到着するボホール島は自然の宝庫。小さな山が連なるチョコレートヒルズの景観はぜひ訪れてほしいところです。他にもセブ島・マクタン島近郊にはマリンスポーツやアクティビティができる小さい島々がたくさんあります。
おすすめの旅程
セブ(フィリピン)との時差は1時間しかなく、直行便のフライトが5時間と気軽に遊びに行くことが可能です。定番の旅程は3泊4日ですが、出発時間をうまく調整すれば2泊3日でもなんとか楽しめます。現地でのんびりと過ごしたい場合、また雨季で雨や台風の可能性高い場合には、行動の調整が効く4泊5日がおすすめです。