国立故宮博物院（National Palace Museum）

1949年に中国から台湾に運ばれた至宝の数々を展示している「国立故宮博物院」は、1965年に台北の外双渓というところに落成した、所蔵品の価値の高さでは世界に誇る博物館。
所蔵品は、中国北京の紫禁城にあったものがほとんどで、1924年、清朝最後の皇帝、愛新覚羅溥儀が紫禁城より退去、翌年、紫禁城内の美術品が一般公開されました。
後に、満州から南下して来た戦火から守るために国民政府は所蔵品の数々を運び出し、いったんは南京に後に四川省にて保管しました。
戦後、国共内戦が激化し、南京国民政府は形勢不利となったため、1949年、台湾に移転したと同時に、所蔵品も台湾に運ばれました。
要入場料、月曜日休館。

世界４大博物館の一つで中国伝統文化の貴重な文物が多数収蔵されている。展示されているのはほんの一部で常展示以外は定期的に作品が入れ替えられているが、全て鑑賞するには毎日通っても70年以上かかるそうです。中国本土の紫禁城の故宮博物院よりも貴重な文物を数多く収蔵している。

初めてなのでやっぱり外せません。
全ては見切れませんでしたが、音声ガイドの機械にテーマ別のコースがあるので参考に見て回りました。

北京の故宮を訪れた時 その威容にとても感動しましたが、中身のほとんどは 内戦時に台湾に運ばれました。
現在、宝物類の大半が ここに収められています。
週末は夜でもOKらしいから、土曜の朝イチか 夜かで悩みました。

白菜の展示物が有名

台北市至善路2段221號