モナコってどんなところ?
モナコの基本情報
モナコはフランスの地中海沿岸地方に位置する独立国家で、バチカン市国に次ぐ「世界で2番目に小さな国」です。正式名称はモナコ公国で、シンガポールと同様に首都を持たないことで知られています。
その国土面積は約2.02平方kmと、皇居外苑を含めた総面積よりも狭いから驚きです。また、2020年7月現在、約39,250人の総人口を有することから「世界で最も人口密度が高い国」の1つにも数えられています。
しかしながら、総人口に占めるモナコ国籍所有者の割合は約16%に留まり、大多数を占めるのは外国国籍者であるといわれています。
モナコは、税金が安く治安が良好であるため、いわゆる超富裕層と呼ばれる人々が世界中から集まる高級リゾート地として著名な国です。また、厳しい移住制限が設けられているにもかかわらず、他国からの移住希望者が絶えず、現在でも順番待ちの状態が続いていることから、高い人気がうかがえます。
時差
日本との時差は8時間で、現地時間が0時のとき日本は8時となるので参考にして下さい。サマータイム期間中は、通常の時間より1時間前倒しとなるので、時差は7時間となります。サマータイムの実施期間は3月最終日曜の午前2時から10月最終日曜の午前3時まで適用されます。
サマータイムの開始および終了時期に現地を訪れる場合は、現地時間の切り替わりに注意が必要です。特に、飛行機や鉄道の出発時刻、およびツアーの集合時間を間違えるといったケースはよく報告されているので、心配な方は時間に余裕を持って行動することをオススメします。
言語
モナコはフランスと国境を接していることから、公用語としてフランス語が話されています。しかしながら、多国籍の人々が居住または観光で訪れる環境であることから英語も広く話されているので、ホテルやレストランで必要な程度のコミュニケーションであれば、普段あまり英語に親しみの無い方でも、スムーズに行える傾向にあります。
宗教
モナコでは、総人口の約9割がカトリック教を信仰しているため、復活祭やクリスマスをはじめとするキリスト教に関連する祝祭日は、国民の休日として指定されています。
また、メーデー(5月1日)およびモナコ・ナショナルデー(11月19日)も同様に祝日扱いとなるため、これらを旅行期間に含む場合は、訪れる予定のお店や観光スポットの営業時間をあらかじめ確認した上でスケジュールを立てることをオススメします。
モナコのチップ事情
訪れる国により、大きく異なる「チップ文化」。日本には存在しない価値観であることから、どのようなタイミングでいくら渡すべきなのか迷ってしまう方は多いと思います。
モナコにはアメリカで親しまれているようなチップ文化が存在せず、大抵のホテルやレストランの会計にサービス料が含まれているので、快い接客を受けた際や特別なことを頼んだ場合を除き、チップを渡す必要はありません。
しかしながら、現地のタクシーまたはホテルの各種サービスを利用する場合は、感謝の気持ちを込めて相応のチップを手渡すのが望ましいでしょう。
チップの目安として、ポーターやルームメイドに1ユーロ、レストランやツアーの予約を担当するコンシェルジュに2ユーロ、タクシードライバーには乗車料金の5%程度を手渡すのが理想なので、参考にして下さい。
モナコの歴史
モナコは国土面積が非常に小さいにもかかわらず、約3,000年におよぶ長い歴史を持つ国です。
モナコ(Monaco)という国名は、「ヘラクレスがこの辺りに居た神々を追い出したので、記念に神殿を建てた」というギリシャ神話の物語に由来しているそうで、ヘラクレスの神殿を比喩する「一軒家(Monoikos)」という表現が派生して、つくられたと言われています。
モナコの人気観光地としてお馴染みのモナコ・ヴィル地区は、かつて古代の人々によって避難所および要塞として使用されていた場所で、現在のモナコ公国が誕生するに至った経緯に大きく関連する重要な場所です。
以下では、モナコの近代史を略史を用いて紹介しています。
1297年 ジェノバ出身であるローマ教皇派の人物フランソワ・グリマルディが聖職者に扮して要塞に潜入し、モナコを占拠
1309年 フランソワ・グリマルディの従兄弟にあたるレーニエ1世による統治
1793年 ルイ13世の保護下に入り、フランス王家の家臣となる
1861年 フランスの保護下で独立を達成
1911年 立憲君主制に移行した後、モナコ憲法を制定
1918年 フランス・モナコ保護友好条約を締結
1940年 イタリアおよびドイツによる3年間におよぶ占拠
1962年 新憲法採択
1993年 国際連合に加盟
2005年 前モナコ公であるレーニエ3世公が死去した為、アルベール2世がモナコ公として新たに即位
モナコの通貨および両替事情
通貨について
モナコの基本通貨はユーロ(EUR)で、ユーロという単位を用いて表記されるのが一般的です。2020年6月現在、1ユーロあたりの両替レートは約120.7円です。
紙幣は5ユーロ、10ユーロ、20ユーロ、50ユーロ、100ユーロ、200ユーロ、500ユーロの7種類、硬貨は1ユーロ、2ユーロ、および1セント、2セント、5セント、10セント、20セント、50セントの合計8種類が存在します。
両替について
日本円からユーロへの両替は、日本国内およびユーロ圏内に位置する国際空港をはじめ、ホテルのフロント、銀行、街中の両替所などで広く行うことができます。
レートや手数料は両替する場所によって異なりますが、ホテルでの両替レートが悪い傾向にあるので、なるべく銀行や両替所を利用することをオススメします。両替の際はパスポートをご用意ください。
また、日本を出国する際に旅行先の通貨を用意しておきたいという方は、国内の主要国際空港でユーロを入手するのが良いでしょう。
クレジットカードの利用
モナコでは、ホテルやレストランを含むほとんどの施設で国際クレジットカードを使用することが可能です。そのため、現金の持ち歩きは必要最低限で大丈夫と言えますが、路線バスを利用する場合やチップを渡すための現金はあらかじめ用意しておくと便利です。
国際キャッシュカードや海外キャッシング機能付きのクレジットカードを使用してATMから現地通貨を引き出すことも可能ですが、稀にカード会社が海外での使用を制限している場合があるので、心配な場合は渡航前にクレジットカード会社に連絡して海外での利用を希望する旨を伝えておくとスムーズです。
モナコの気候と服装
気候について
モナコは典型的な地中海性気候に属していることから年間を通じて温暖な気候で、とても過ごしやすいのが特徴です。晴天を数える日数は年間300日以上を誇り、基本的にどの季節に訪れても穏やかな天候の下で観光を楽しむことが可能です。
一般に3〜5月が春、6〜8月が夏、9〜11月が秋、そして12〜2月が冬とされていますが、冬の時期でも平均最高気温は10度以上であることがほとんどなので、日本の冬のような寒さを感じることは無いでしょう。
また、9月から1月にかけて降水量がやや増加する傾向にありますが、短時間で降り止むことが多いので、観光に支障をきたすことは少ないと言えます。
服装について
思わず写真に写したくなるような、美しい景色が街角の至るところに点在しているモナコ。
豪華絢爛な雰囲気漂う老舗ホテルや高級レストラン、オシャレなカフェ、地中海の絶景を見下ろす観光スポットなど、素敵な魅力で溢れたこの国は散歩しているだけでも私たちを幸せな気分にしてくれます。
そんなモナコを訪れる際は、季節の変化に応じたスマートカジュアルな服装をオススメします。男性はカジュアルなシャツにロングパンツ、女性であればワンピースのように一着でエレガントに着こなせるスタイルが理想です。
春と秋は薄手の長袖でも十分過ごしやすい気温ですが、朝晩は冷え込むので簡単に羽織れるものを持ち歩くと良いでしょう。
夏場は湿度が低く、平均気温が東京に比べ5度程度低いため過ごしやすい反面、日差しがとても強いので真夏の服装に帽子やサングラスなどの紫外線対策アイテムをプラスすることを推奨します。
また、冬の時期は降水量が増加して、やや冷え込む傾向にあるので、薄手のコートやジャケットがあると便利です。
モナコを訪れるベストシーズン
モナコを訪れるベストシーズンは、降水量が少なく快適に観光が楽しめる、5月上旬から9月中旬です。
この時期は降水量が少なく、赤十字の舞踏会やモナコF1グランプリなどの有名イベントが多数開催されるため、世界中から訪れる多くの観光客でにぎわいます。
また、地中海クルーズや国際花火大会など、夏のバカンスを楽しむためのアクティビティーも積極的に開催されているので、普段の旅行よりも見どころが多いのもポイントです。
モナコの治安
モナコは高水準の医療レベル、整った衛生環境、そして世界トップクラスの治安の良さを誇る国です。
その治安はフランス警察の精鋭部隊により徹底的に管理されており、なんと住民100人にひとりの割合で警官が配備されていると言われています。
また、街の至るところに防犯カメラが設置されていて、犯罪による被害を防ぐための監視が24時間体制で行われていることから、女性のひとり旅をはじめ、小さなお子さまやお年寄りを連れた家族旅行でも安心して過ごすことができる、安定した治安情勢を維持しています。
しかしながら、盗難などの犯罪被害に遭う可能性もゼロでは無いため、手荷物の管理はしっかりと行いましょう。
特に、路線バスや列車などの公共交通機関を利用する場合、およびカジノなどの遊技場を訪れる場合は、スリや置き引きに注意して下さい。
トラブル発生の際は在フランス日本国大使館に連絡
モナコには、日本大使館および総領事館などが存在せず、在フランス日本国大使館がこれらの業務を兼轄しています。
パスポートの紛失をはじめとする不測のトラブルに遭遇した際には、在フランス日本国大使館への連絡が必要です。また、モナコの医療費は高額なので、万が一に備えて海外旅行保険に加入しておくと安心でしょう。
モナコ旅行の見どころ
国際的な雰囲気漂うイベントが盛り沢山
モナコでは、1874年から続く長い歴史を有する伝統行事をはじめ、サーカスや花火、各種スポーツイベントおよびチャリティーイベントなど、世界中からさまざまな参加者が集う国際的な行事が年間を通じて開催されています。
その数は非常に多く、基本的にいつ訪れても何かしらのイベントが行われていると言っても過言ではないでしょう。
なかでも、モナコF1グランプリ、モンテカルロ・ラリー、モンテカルロ・ロレックス・マスターズは人気が高く、国籍を問わず多くの観戦者でにぎわいます。
モナコで旅行をより楽しめる、まるでスパイスのような様々なイベント。旅行を計画する際は事前にイベントカレンダーを確認して、チケットの購入などの必要な手配を済ませておくとスムーズです。
スーパーカーをレンタルしてモナコF1グランプリのコースをドライブ
インディアナポリス500、ル・マン24時間レースと並び「世界3大レース」の1つに数えられる、モナコF1グランプリ。
第1回大会が開催された1929年以降、第2次世界大戦前後の中断、および1950年代前半を除いて毎年5月に開催され、グランプリ期間中は人口3万人の小国に約20万人以上の観客が訪れるといわれる、人気のF1レース選手権です。
モナコF1グランプリが世界中のF1ファンを魅了する理由は、道幅が狭く曲がりくねった道が多いモンテカルロ地区の市街地を利用した迫力満点のレースにあるでしょう。
F1グランプリの開催期間中はレースに使用されるコースも、普段は一般道路として自由に走ることが可能なので、フェラーリやランボルギーニなどのスーパーカーをレンタルして、モナコの街を走行してみるのも楽しい見どころのひとつです。
「地中海の宝石」として親しまれる感動の夜景を鑑賞
地中海に面し美しい曲線を描く海岸線や起伏のある地形が独特な風景を生み出す、モナコ。
色鮮やかなコバルトブルーがどこまでも続く地中海、オレンジ色の屋根がひしめく素敵な街並み、港に停泊する高級クルーザーの数々は、この国の平和と豊かさを象徴する重要な要素であり、モナコを旅行で訪れるなら絶対に見逃せない見どころのひとつです。
観光のために街中を散策していると、思わず足を止めてしまう様なビュースポットが市内各所に点在していることに気付くでしょう。
モナコは日中の美しさもさることながら、夜景の素晴らしさも評判であり、2012年に長崎で開催された夜景サミットでは、香港および長崎と並ぶ「世界三大夜景」のひとつに選ばれたことで知られています。
日没以降には、大公宮殿前を含む歴史的建造物やカジノ広場、モナコ港の波止場などのさまざまなエリアがライトアップされ、まさに「地中海の宝石」と呼ぶにふさわしい夜景を楽しむことができます。
モナコを旅行で訪れる際は、時間帯によって全く異なる雰囲気を持つ感動風景を心ゆくまでお楽しみ下さい。
ラグジュアリーな空間で楽しむ極上スパ体験
多くの海外セレブが集うモナコでは、ほとんどの高級ホテルに個性的なスパが併設されており、ラグジュアリーな空間で極上のリラクゼーションを体験することができます。
同国には、コートダジュールにおけるタラソテラピーの最高峰と評される広大なスパ「レ・テルム・マラン・ド・モンテカルロ(Les Thermes Marins de Montecarlo)」をはじめ、地中海を見下ろす絶景が魅力の「ウィロー・ストリーム・スパ(Willow Stream Spa)」、幅広いトリートメントメニューが自慢の「スパ・サンク・モンド(SPA Cinq Mondes)」など、洗練された技術が評判の一流スパが多数揃っているので、普段からスパに通い慣れているという美意識の高い方でも満足していただけること間違いなしです。
憧れの地中海ビーチで日光浴
旅行好きなら誰しもが一生に一度は憧れる、地中海リゾートで過ごす贅沢バカンス。
さんさんと降り注ぐ眩しい太陽と紺碧(こんぺき)色の海には、訪れる人の身も心も満たすポジティブなエネルギーがあります。
日本から遠く離れたモナコへと旅行するなら、できるだけ多くの観光スポットを巡ったり、周辺国に位置する人気観光地へと足を延ばしたりしたいところですが、せっかく美しい地中海に面した高級リゾートを訪れるのであれば、やはり普段では望むことのできない景色を味わいながら、ゆっくりとした時間を過ごすのがオススメです。
モナコには充実した設備が自慢のプライベートビーチだけでなく、路線バスを利用して簡単にアクセスすることができるパブリックビーチもあるので、イタリアやフランスから日帰りで観光に訪れる方でも気軽に利用することが可能です。
モンテカルロ地区
モンテカルロ地区(Monte Carlo)は、モナコにおける経済および観光の中心地で、国営カジノをはじめとする娯楽施設、高級ホテルの数々、ショッピングセンター、素敵な庭園などが集まり、モンテカルロ・ラリー、モナコ・ラン、モンテカルロ・ジャズフェスティバルなどの人気イベントの会場としても有名です。
主な見どころとして、カジノ・ド・モンテカルロやカジノ・カフェ・ド・パリ、モンテカルロ歌劇場が挙げられるほか、ショッピングやスパなどを楽しめる施設も充実しています。
路線バスを利用してカジノ広場にアクセスする場合は、1番、5番、もしくは6番を利用するのが便利です。
また、観光案内所へと向かう場合は3番バス以外の路線を利用して下さい。カジノ広場(Place du Casino)と観光案内所(Monte-Carlo)の停留所名はそれぞれ異なるので注意が必要です。
カジノ・ド・モンテカルロ
カジノ・ド・モンテカルロ(通称:グランカジノ)は、ヨーロッパを代表するカジノとして高い知名度を誇る、モナコ最古のカジノです。
モナコは言わずと知れた高級リゾート地であり、世界各国の富裕層が多く集まる国であることから、ラグジュアリーな雰囲気を放つ建物や高級ホテルが市内の至るところに点在しています。
なかでも、モンテカルロ地区中心部に位置するカジノ・ド・モンテカルロは、1878年の完成以降「モナコを象徴する建物」として長く親しまれ続けています。
ベルエポック調の外観が美しい建物の内部には、オニキス柱と大理石床が印象的なアトリウム、ルーレットやブラックジャック、ポーカーなどが楽しめるカジノ、贅沢で緻密な装飾が特徴の歌劇場があり、まさに非日常的そのものです。
カジノは毎日午後2時から翌朝6時まで利用することが可能で、入場にはパスポートの提示が必要です。また、カジノでの写真撮影および18歳未満の入場は不可能となっていますので、あらかじめご了承ください。
モンテカルロ歌劇場
モンテカルロ歌劇場(別名:サル・ガルニエ・オペラハウス)は、パリのオペラ座を手掛けたフランスの有名建築家シャルル・ガルニエ(Charles Garnier)の設計により、1879年に完成された歌劇場です。
同歌劇場は、カジノ・ド・モンテカルロの建物内部に位置しており、約500名以上の観客を収容することが可能です。内部の造りは豪華絢爛そのもので、一歩足を踏み入れるとまるで別世界へと誘われたかのような感覚におちいるでしょう。
室内を覆う金色の葉の模様や輝かしいシャンデリア、天井に描かれた風景画、繊細なレリーフの数々は、思わずため息が出てしまう程の美しさを誇ります。
バレエやオペラ、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団によるオーケストラなど、年間を通じてさまざまな公演が行われているので、普段とはひと味異なる優雅な夜を過ごしに訪れてみるのはいかがでしょうか。
テルム・マラン・モンテカルロ
テルム・マラン・モンテカルロ(Thermes Marins Monte Carlo)は、モンテカルロ・ソシエテ・デ・バン・ド・メールが運営する高級スパで、「コートダジュールにおけるタラソテラピーの最高峰」として有名です。
タラソテラピーとは、ヨーロッパ諸国を中心に古くから研究が行われている健康法で、海が持つあらゆる特性を生かしたトリートメントが人気です。
このスパでは、熟練のセラピストと100年の伝統により培われた技術を駆使して、心身を健康な状態に導くという施術が人気で、最新の予防医学に基づいた高度な療法を受けることが可能です。
マニファクチュア・ド・モナコ
マニファクチュア・ド・モナコ(Manufacture de Monaco)は、モナコ公室御用達のロイヤルブランドとして1972年に創業された陶磁器メーカーです。
モナコを象徴するエレガントで洗練されたデザインは、グレース公妃も愛したといわれ、日本にもファンを持ちます。販売店はメトロポール・ショッピングセンター内の1ヵ所のみなので、モンテカルロ地区を観光するついでにお土産を買いに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
ラルヴォット地区
ラルヴォット地区(Larvotto)は、モナコ最東端に位置するエリアで、著名な海外セレブが多く居住していることで知られています。
国際的なイベントにも使用される会場として有名なレジャー施設「スポルティング・モンテカルロ」をはじめ、モナコ唯一の公共海水浴場であるプラージュ・デュ・ラルヴォット、日本庭園、新国立美術館などの見どころがあり、若者に人気であるほか、ハイシーズンには多くの観光客で非常に賑わいます。
路線バスを利用してアクセスする場合は、5番または6番バスに乗車して下さい。
プラージュ・デュ・ラルヴォット
プラージュ・デュ・ラルヴォット(別名:ラルヴォットビーチ)は、モナコ最東端の区として知られるラルヴォット地区に位置する人工ビーチです。
ここは、ホテル所有のプライベートビーチが多数存在するモナコで、一般の方でも無料で利用することが可能である「モナコ唯一の公共海水浴場」として親しまれており、夏場を中心に多くの行楽客でにぎわいます。
ビーチは2つの入り江で構成され、それぞれプライベートエリアおよびパブリックエリア(公共ゾーン)に分けられています。海岸の長さは約400mと短いですが、ヨーロッパならではの色鮮やかな街並みが海に迫り、青い空を映し出す絶景は一見の価値ありです。
また、周辺にはオシャレなカフェやレストランが位置するほか、公共トイレやシャワーなどの設備もしっかりと完備されているので、海水浴や日光浴を存分に楽しんでいただくことが可能です。
日本庭園
かつて日本文化に強い関心を寄せていたといわれるグレース王妃が、「モナコに日本庭園を造りたい」と望んでいたことから造営が実現した、池泉廻遊式の日本庭園です。
この日本庭園は、1982年9月に不慮の事故で突然この世を去る事となってしまったグレース公妃の遺志を継承したレニエ3世の希望により施工され、1994年5月に完成されました。
約8,000平米の面積を誇る庭園には、茶室や枯山水、池、滝、太鼓橋など、日本庭園ならではの要素がしっかりと取り込まれており、「禅宗の思想と地中海文化が融合する素晴らしい趣」を表現するための工夫が随所に施されています。
造園に携わった人物は、「国際花と緑の博覧会」の庭園コンテスト部門で名誉賞および優秀賞を受賞した経歴を有する日本の庭園建築家、別府保男氏で西洋の自然と、特異な周辺環境を利用した日本庭園造りにもかかわらず、洗練された日本美および神道の哲学を見事に表現する様は目を見張るものがあります。
新国立美術館から徒歩3〜5分とアクセスに便利な立地なので、日本庭園とあわせて訪れることをオススメします。
新国立美術館
現代アートを中心に、舞台芸術、人体の表現、風景と自然などをテーマにしたユニークな企画展を行うスペースとして2010年にオープンした美術館で、ソベール館(Villa Sauber)とパロマ館(Villa Paloma)の2ヵ所に分けられています。
ルシオ・フォンタナ、エットーレ・スパレッティ、ブラッサンやクリスチャン・ボルタンスキーをはじめとする国際的な芸術家により製作された現代アート作品をはじめ、アンティーク人形および彫刻コレクションなどのアート作品を約1万点以上収蔵していることで知られ、多様な角度から楽しむ「アートの世界観」が評判です。
新国立美術館は、企画展が開催されている期間中のみ入場が可能なので、モナコを訪れる時期により入場できないことがあります。
美術館の見学を希望される場合は、開館に関する情報を公式ホームページなどで事前に確認してから足を運ぶことをオススメします。
スパ・サンク・モンド
スパ・サンク・モンド(Spa-Cinq-Mondes)は、モンテカルロ・ベイ・ホテル&リゾートに併設されているスパで、モダンな禅スタイルをテーマにした心地よい施設で楽しむ「心を癒やすヘルスケア」が評判です。
このスパの魅力は、充実したトリートメントメニューで、伝統的なアロマ・トリートメントやマッサージといった幅広い選択肢から自身のコンディションや希望に合ったものを見つけることが可能です。
長時間のフライトや観光で歩き疲れた後は、スパを訪れて心身共にメンテナンスしましょう。
モナコ・ヴィル地区
モナコ・ヴィル地区(Monaco-Ville)は、モナコ最古の歴史を有する旧市街で、国の政治機関の中枢が集まることで知られています。
地中海に突き出た岩山の上に築かれていることから、「モナコの岩」という名でも親しまれており、大公宮殿やモナコ大聖堂、海洋博物館と水族館などの定番観光スポットをはじめ、連邦政府庁舎、公立図書館、国民議会、市議会、役所、裁判所および刑務所が位置しています。
旧市街には、オシャレなカフェやレストラン、お土産やさんも多く点在しているので、観光のほかにも飲食や買い物を楽しむことが可能です。
また、路線バスを利用してアクセスする場合は、1番もしくは2番バスの利用が便利です。
大公宮殿
モナコ・ヴィル地区に位置するモナコ大公の宮殿で、かつてジェノヴァ人が築いた要塞(ようさい)の跡地に建てられています。
その歴史は意外と古く、1215年までさかのぼりますが、現在見られるようなイタリア・ルネッサンス様式の宮殿へと改築されたのは17世紀、初代モナコ公オノレ2世の時代であったといわれています。
大公宮殿は、モナコ公国を統治するグリマルディ家の私邸であることから、夏季(4月上旬〜10月中旬)のみ見学に訪れることが可能です。
宮殿内では「エルキュールの回廊」や「鏡の回廊」、「青の部屋」、「王冠の間」、「ルイ15世の間」などの豪華に装飾された部屋をはじめ、パラティン礼拝堂、サンマリーの塔、グリマルディ家が収集してきた美術品のコレクションが展示されており、非常に見応えがあります。
また、宮殿前に位置する広場では毎日11時55分から衛兵交代式が行われているので、あわせて見学することをオススメします。
モナコ大聖堂
1875年にローマ・ビザンチン様式の正面壁が建設されたカトリック教会で、モナコ・ヴィル地区に位置しています。
モナコ大聖堂は、カトリック信徒であるモナコ公室によりさまざまな公式行事が行われる場所であり、レニエ3世とグレース公妃が結婚式を挙げたことでも知られています。また、聖堂の奥には公国歴代君主やグレース公妃の墓石があり、現在でも多くの人々が献花に訪れています。
フランス・チュルビー産(La Turbie)の白い石を贅沢に使用した荘厳な外観、ニース出身の画家ルイ・ブレア(Ludovic Bréa)が1500年に描いたとされる祭壇画をはじめとする美術品の数々、美しい音色を奏でる2台のパイプオルガンは必見です。
サント・デヴォット祭(1月27日)やモナコ・ナショナルデー(11月19日)をはじめとする同国の重要な年間行事以外にも、9月から6月にかけてはモナコ少年合唱隊とモナコ大聖堂合唱隊によるミサが毎週日曜日午前10時から行われているので、パイプオルガンと合唱団による美しいハーモニーに耳を傾けに足を運んでみるのも良いでしょう。
海洋博物館と水族館
モナコ大公アルベール2世の高祖父であり優秀な海洋研究家として知られていたアルベール1世により、1910年に創設された世界規模の海洋博物館です。
思わず宮殿と見間違えてしまう様な壮麗な佇まいが特徴である同博物館は、モナコ・ヴィル地区の断崖絶壁に建てられており、テラスからの眺めが素晴らしいと評判です。
約6,500平米におよぶ広大な見学スペースが自慢の館内は、地上階が博物館、地下は世界中の魚が集められた水族館として公開されており、深海魚を含む豊富な海洋生物の標本類をはじめ、大公自ら使用した観測船、海洋学および水産学の観測用諸測器、5万冊以上の蔵書などが展示されています。
ショコラトリー・ド・モナコ
ショコラトリー・ド・モナコ(Chocolaterie de Monaco)は、1920年にピエール・マルーニとフランソワ・リカールの2人がモナコ・ヴィル地区に創業した高級チョコレートショップです。
カカオ本来の香り高い風味を引き立てる上品なフレーバーは、モナコ公室をはじめ、老舗5つ星ホテルとして知られるオテル・ド・パリ・モンテカルロや多くの富裕層から時代を超えて愛されています。
店内は2017年に改装が施されたので、クラシックな店構えが印象的な外観とは裏腹に、店内はシックモダンな雰囲気に包まれています。
バラエティー豊かなチョコレートが美しく並べられたショーケースから好みのチョコレートを選ぶのも楽しいですが、併設されたティーサロンで優雅なひと時を過ごすのも良いでしょう。
フォンヴィエイユ地区
フォンヴィエイユ地区(Fontvieille)は、1970年代から1990年代にかけてイタリアの建築家、マンフレディ・ニコレッティ(Manfredi Nicoletti)により開発された新興地区で、モナコ南西部に位置しています。
モナコ・エアーのヘリポートやスタジアムがあるほか、大型ショッピングセンター、フォンヴィエイユ港、グレース公妃のバラ園、切手とコインの博物館、レニエ公クラシックカー・コレクション、船の博物館などの見どころがあります。
路線バスを利用してアクセスする場合は、4番もしくは6番バスに乗車して下さい。
グレース公妃のバラ園
バラをこよなく愛したグレース公妃をしのんで、大公レニエ3世により1984年に設立されたバラ園です。
このバラ園は、オリーブの木を植樹して地中海ならではの特徴を取り入れつつ英国式の庭園を基本として造られたそうで、5,000平米におよぶ広い敷地に300種、8,000本を超えるバラが咲き誇っています。
園内にはグレース公妃の銅像や噴水を取り囲む静かな広場があり、美しい自然を楽しみながら、憩いのひと時を過ごすことができます。
大公宮殿やモナコ大聖堂が位置するモナコ・ヴィル地区および熱帯公園から徒歩でアクセスすることができるので、これらの観光スポットを訪れるついでに足を運んでみてはいかがでしょうか。
切手とコインの博物館
モナコの郵便歴史における大変貴重な切手をはじめ、レニエ3世のプライベートコレクションを含む約2,000種類もの美しい郵便切手やコイン、および紙幣を展示している博物館です。
また、シャルル3世が統治した1885年から現代に至るまで用いられた版下(はんした)や色刷り見本など、切手印刷のために使用された資料やフランス郵政省から寄贈された輪転機も見学することができるので、外国の切手および通貨に興味がある方にとてもオススメです。
博物館に併設されている売店では、モナコ公国で製造された切手やコインを購入することも可能なので、併せて訪れると良いでしょう。
レニエ公クラシックカー・コレクション
フォンヴィエイユ地区の複合商業施設、テラス・ド・フォンヴィエイユ(Terrasses de Fontvieille)の特別展示ホール5階に位置する自動車博物館で、レーニエ3世が約30年以上の歳月を費やして収集したクラシックカーの数々が展示されています。
コレクションの規模は約100台にのぼり、6台の四輪馬車やモナコF1グランプリで使用されたレーシングカーをはじめ、1903年型ド・ディオン・ブートン、1924年型フォードT、1956年型クライスラー・インペリアル、マセラッティー、ロールスロイス、リンカーン、フェラーリ、ジャガーなどの名車を、年代や種別ごとに見学することができます。
船の博物館
船の博物館は1993年創設の海軍博物館で、フォンヴィエイユ地区の北部に位置しています。
この博物館では、約250点を超える模型船をはじめ、絵画、海上品など、古代から現代に至るまでに歩んだ海軍の歴史や数世紀にわたって繰り返し生み出された船の設計、および技術的進化の過程を知るうえで大変重要な資料などが展示されています。
船愛好家や海事関係に詳しい歴史愛好家のみならず、一般の方でも興味をそそられる様な展示内容なので、ぜひ訪れてみて下さい。
モネゲッティ地区
モネゲッティ地区(Les Moneghetti)は、モナコ北部の高台に位置する住宅街で、モナコ・ヴィル地区およびフォンヴィエイユ地区を望む風景がとても美しいことで知られています。
フランスからの列車が発着するモナコ・モンテカルロ駅や総合病院、劇場、モナコ国際大学などの日常生活に関連する施設があるほか、先史人類学博物館、熱帯公園および鍾乳洞といった観光客に人気のスポットを訪れることができます。
路線バスを利用してアクセスする場合は、2番、3番もしくは5番バスに乗車して下さい。
熱帯公園
1933年に一般公開された外来植物園で、紺碧に輝く地中海とモナコの街並みを望む高台に位置しています。その眺めの美しさは、あのグレース公妃をも魅了したほどで、訪れる者に時間の流れを忘れさせます。
この公園では、アメリカの南西部をはじめ、メキシコ、アフリカ、アラビア半島まで、世界のさまざまな地域に自生している約7,000種類以上の亜熱帯植物が緑豊かな迷路を形成しており、異なる種類の植物を年間を通して楽しむことができます。
また、公園の敷地内には地下60mの深さを誇る鍾乳洞があり、ガイドツアーに参加して内部を見学することも可能です。大自然が途方も無い時間をかけて創り出した石筍(せきじゅん)や鍾乳石の数々は、まさに天然アートそのもので、非常に見応えがあります。
熱帯公園、鍾乳洞、および同じ敷地内に位置する先史人類博物館は、入場券が共通なので、現地での滞在時間に余裕がある方はゆっくりと時間をかけて観光するのが良いでしょう。
先史人類学博物館
1902年にアルベール1世により設立された博物館で、モナコ公国と近隣諸国から発掘されたネグロイド人、クロマニヨン人の遺骨をはじめ、100年以上の歳月を費やして収集された考古学や生物学に関する貴重な品々を展示しています。
モナコは小国であるにもかかわらず、先史時代までさかのぼる長い歴史を持つ、非常に興味深い旅行先です。国内には、太古の時代の活動跡が残る洞窟をはじめとする遺跡が点在し、現在でもモナコ先史人類学博物館のチームによる考古学発掘調査が続けられています。
先史人類学博物館は、同じ敷地内に位置する熱帯公園と共通の入場券で見学することができるので、現地での滞在時間に余裕がある方は訪れてみて下さい。
コンダミーヌ地区
コンダミーヌ地区(La Condamine)は、モナコ港周辺に位置する港湾エリアで、モナコ・ヴィル地区に次ぎ国内で2番目に長い歴史を有することで知られています。
沿岸部には複数の飲食店があり、開放的な景色と共に飲食を楽しむことが可能です。目立った観光スポットは存在しないものの、カジュアルな雰囲気を感じられる街並みや高級クルーザーやヨットが多く停泊する港は散歩しているだけでもワクワクします。
また、アルム広場では毎日午前7時から午後3時まで地方特産品や特産装飾品を販売する市場が開かれているので、モナコの日常生活をのぞいてみたい方はぜひ足を運んでみて下さい。
路線バスを利用してアクセスする場合は、1番、2番、3番もしくは6番バスの利用が便利ですが、アルム広場へと向かうのであれば4番バスの停留所が最寄りです。
ブラッスリー・ド・モナコ
ブラッスリー・ド・モナコ(Brasserie de Monaco)は、モナコ産の美味しい地ビールが味わえると評判のブラッスリーで、フォンヴィエイユ地区の「アルベール1er通り」に位置しています。
ブラッスリー(Brasserie)とは、フランス語で「酒類を提供する大衆居酒屋」のような飲食店を意味し、カジュアルな雰囲気とお手頃な価格設定が魅力です。
この敷地内では、有機麦芽を使用したオーガニックビールを年間を通して製造しており、各種ビールはもちろん、ボリュームのある食事を楽しむことができます。また、ハッピーアワー(午後6〜8時)に訪れれば、グラスドリンクを半額になるので、普段より少しお得にお酒が飲めるでしょう。
オテル・ド・パリ・モンテカルロ
オテル・ド・パリ・モンテカルロ(Hotel De Paris Monte-Carlo)は、1864年創業の名門5つ星ホテルで、モナコを代表する歴史的建造物として有名です。
長い歴史と洗練されたサービスは評判が高く、これまでに数々のスターや富裕層が訪れたことで知られ、ベルエポック様式の美しい装飾が訪れる者をラグジュアリーな世界へと導きます。
客室の設備は上品かつ落ち着いたデザインが特徴で、モナコで過ごす時間を最大限くつろげるように様々な工夫が施されています。
また、国際的に有名なミシュランレストラン「ル・ルイ・キャーンズ・アラン・デュカス」や予防医療およびウェルネスプログラムにおいて高い評価を得ているヨーロッパ屈指のスパ「テルム・マラン・モンテカルロ」も併設しており、さらに充実した宿泊体験を演出します。
モナコのご当地グルメ
バルバジュアン(Barbagiuan)
バルバジュアンは、郷土料理と呼べるグルメが少ないモナコで「国民食」として親しまれている数少ない料理のひとつです。
簡単に説明すると、リコッタチーズやパルメザンチーズとフダンソウ、みじん切りしたタマネギとほうれん草を混ぜたものを、小麦粉と卵で薄く作った生地で包んで揚げた「モナコ版揚げ餃子」です。
ソッカ(Socca)
ソッカは、ひよこ豆の粉に塩とオリーブオイルを混ぜ合わせたものを、温めたフライパンに薄く伸ばして表面をカリッと焼いた「モナコ版クレープ」です。
その歴史は中世までさかのぼるそうで、地元の人々の食生活に欠かせない存在として親しまれています。
バー・ア・ラ・モナコ (Bar à la Monégasque)
バー・ア・ラ・モナコは、スズキを豪快に丸ごと1匹調理するモナコの伝統グルメです。
ジャガイモやニンジンなどの食材の上にスズキを置いて、トマトベースのソースで味付けして焼き上げたシンプルな料理ですがクセはなく、日本人でも食べやすいのが特徴です。
モナコへの主要エリアからのアクセス・所要時間
空路でアクセスする場合
Monacair(モナコエアー)が、ニース・コート・ダジュール空港から運航しているヘリコプター便を利用してアクセスするのが一般的です。
1時間に4本程度運航しており、移動にかかる所要時間が約7分と非常に短いのが特徴です。ヘリコプターから楽しむコート・ダジュールの大パノラマは一見の価値ありです。
また、ヘリポート〜滞在先のホテル間の送迎は無料で含まれているので、現地到着後の心配もありません。
陸路でアクセスする場合
SNCF(フランス国鉄)
パリ・リヨン駅からモナコへの直通列車(TGV)が1日1本運行しており、所要約6時間25分でアクセスすることが可能です。
また、ニース駅(Gare de Nice Ville)から快速列車(TER)を利用する場合は、所要約25分です。
バス
ニース・コート・ダジュール空港発着の高速バス(110系統)を利用して、所要約45分。
タクシー
ニース・コート・ダジュール空港から所要約30分。
モナコの最寄りに位置する空港を紹介
ニース・コート・ダジュール空港(Nice Côte d'Azur International Airport)
ニース・コート・ダジュール空港は、フランス南東部の保養地ニース(Nice)に位置する国際空港で、ヨーロッパや北米、中東、アフリカの各都市から直行便を就航しています。同空港は、パリ・シャルル・ド・ゴール空港、パリ・オルリー空港に次ぎ、国内で3番目に利用客数が多い空港として知られ、モナコまでのヘリコプター便も運航しています。
旅客ターミナルは2ヵ所あり、それぞれターミナル1およびターミナル2に分かれています。
空港内部には、各航空会社のカウンターや免税店の他に、バーやレストラン、カフェ、ファストフード店、ATM、外貨両替所、およびプライオリティーパスも使用可能な出国者専用のビジネスラウンジなどがあるので、搭乗便の待ち時間もゆっくりと過ごすことが可能です。
同空港へ就航している主な航空会社
ターキッシュ・エアラインズ/エミレーツ航空/エールフランス航空/KLMオランダ航空/TAPポルトガル航空/チュニス航空/ルフトハンザ・ドイツ航空
モナコの年間イベント情報
1月
サント・デヴォット祭
モナコの守護聖人である聖デボタ(St.Devota)にまつわるお祭りで、毎年1月に開催されています。サント・デヴォット祭は、「モナコに伝わる最も歴史のある伝統行事のひとつ」で、1874年から続く長い歴史を持ちます。
モナコの大司教による荘厳なミサをはじめ、聖デボタの聖遺物を運ぶ行列、海の恵や祝福を祈願して薪でボートを焼く儀式、花火大会などが行われ、とても見応えがあるので是非訪れてみて下さい。
モンテカルロ・ラリー
1911年に初開催されて以降、毎年1月にカジノ・ド・モンテカルロ前をスタートおよびゴールとして催される、自動車レース選手権です。このレースイベントは、モナコ公国を中心に行われる世界自動車レース選手権 (または世界ラリー選手権)のひとつとして親しまれており、世界で最も長い歴史を誇ることで知られています。
現在でも世界自動車レース選手権の開幕戦として親しまれており、モナコF1グランプリと並ぶ重要な行事として高い知名度はもちろん、ヨーロッパでは絶大な人気があります。
モンテカルロ国際サーカスフェスティバル
モンテカルロ国際サーカスフェスティバルは、1974年にレーニエ3世大公により創設された世界最大のサーカスイベントです。
このサーカスイベントは、モナコ南部に位置するフォンヴィエイユ地区で毎年1月に開催されており、世界各地から集まる多くのパフォーマーが素晴らしい技の数々を披露します。
3月
モナコ・ラン
モナコ・ランは、毎年2〜3月に開催されているモナコのマラソンイベントです。
コンダミーヌ地区とラルヴォット地区を往復する5kmコース、モナコ中心部をサークル状に走る10kmコース、8歳からでも参加可能な1,000mコースなど、マラソン初心者や長距離を完走する自信が無い方でも気軽に参加できるのが魅力です。
また、参加にかかる費用も約20〜25ユーロとお手頃なので、通常の旅行に加えて少し変わった体験をしてみたいという方には参加をオススメします。海外のランナーと一緒に走る機会は、なかなか無いので貴重な経験になること間違いなしです。
薔薇の舞踏会
薔薇の舞踏会(Le Bal de la Rose)は、1954年にグレース大公妃によって設立されたのち、毎年3月に開催されている格式ある舞踏会で、モナコ大公一家をはじめ、各国の著名人も数多く参加することで知られています。
同舞踏会は、モナコ北部に位置するサル・デ・ゼトワール(Salle des Etoiles)を会場に行われ、毎年異なるテーマにより参加する人々を楽しませます。「薔薇の舞踏会」という名の由来は、会場を華やかに彩るバラの花に由来しており、豪華絢爛なムードを一層引き立てます。
また、この舞踏会は一般に国際的なチャリティーイベントとして親しまれており、収益金はグレース公妃が創設した「グレース公妃財団」へと寄付されます。
4月
復活祭の翌月曜
イエス・キリストの復活を祝う重要な宗教行事である復活祭(別名:イースター)と、その翌日にあたる月曜日は、モナコを含むキリスト教を信仰している国々で非常に大切にされている宗教行事です。
春分の日の後に訪れる最初の満月の次の日曜日に祝われているため、日付が毎年異なるのが特徴です。この時期は、ホテルの宿泊料金やフライトの価格が通常より高くなるので、低価格で旅行を楽しみたい方はなるべく避けるべきでしょう。
モンテカルロ・ロレックス・マスターズ
モンテカルロ・ロレックス・マスターズは、フランスとモナコの国境付近に位置するモンテカルロ・カントリークラブ(Monte-Carlo Country Club)を会場に、毎年4月中旬に開催されている世界的なテニストーナメントです。
その歴史は1897年までさかのぼり、ノバク・ジョコビッチやラファエル・ナダルを含む多くの世界的スター選手がその力と技を競い合い熱戦を繰り広げることで知られ、世界各国のテニスファンが集まってコートに熱い視線を注ぎます。
また、同大会の会場として使用されるテニスコートは、大会が開催されている期間を除いて利用することができます。
ホテル・エルミタージュ・モンテカルロ(Hotel Hermitage Monte Carlo)、オテル・ド・パリ・モンテカルロ(Hotel de Paris Monte Carlo)、モンテカルロ・ビーチホテル(Monte Carlo Beach Hotel)、モンテカルロ・ベイ・アンド・リゾート(Monte-Carlo Bay & Resort)に宿泊する場合は、通常の半額で利用可能なので、モナコを旅行で訪れるついでにテニスを楽しむのも良いでしょう。
5月
メーデー/5月1日
メーデーは、毎年5月1日にモナコを含む世界80ヵ国以上で祝われている、国際的な労働者の祭典です。元々は、夏の訪れを祝う日としてヨーロッパ地域を中心に親しまれていたそうですが、現代では「労働者の権利を尊重する」という社会的に重要な意味を持つ日として祝日に定められています。
モナコでは、多くのお店や観光スポットが休みになるので、旅行のスケジュールを立てる際は注意が必要です。
キリスト昇天祭
キリスト昇天祭は、死後の復活を遂げたイエス・キリストが昇天した日を記念する国民の休日です。毎年、復活祭(イースター)から40日目に祝われているため、祝日の日付が異なるのが特徴です。
モナコF1グランプリ
モナコF1グランプリは、インディアナポリス500、ル・マン24時間レースと並び「世界3大レース」の1つに数えられる、世界F1レース選手権です。
記念すべき第1回大会が開催されたのは1929年のことで、以降第2次世界大戦前後の中断、および1950年代前半を除き、毎年5月に開催されています。
このF1グランプリの特徴は、モンテカルロ地区の一般道路を利用した難易度の高いサーキットで、道幅が狭く曲がりくねった道が多いコースを器用に走り抜けるF1マシンの数々は必見です。
また、これらの最高時速は約280km、平均速度でも約160kmと非常に速く、レーサーの高い技術と集中力が必要とされることが分かります。
また、モナコF1グランプリは、観客とサーキットの距離が非常に近く、特別な臨場感とスリルを味わえるのが魅力です。
この時期は、約20万人におよぶ人々がF1の観戦を目当てにモナコを訪れることから、ホテルの宿泊料金が通常の約5〜8倍に跳ね上がります。なるべく低予算でモナコ旅行を楽しみたいという方は、フランスのニースもしくは近郊の町に宿泊することをオススメします。
6月
聖霊降臨祭の翌月曜日
モナコの移動祝祭日のひとつで、新約聖書に記載されているエピソードに由来することで知られています。
聖霊降臨祭は、イエス・キリストが復活および昇天した後に集まって祈りを捧げいていた120人の信者の上に、神からの聖霊が降ったという出来事を記念する日であり、復活祭(イースター)の49日後に祝われています。
モナコでは聖霊降臨祭当日ではなく、翌月曜日が国民の休日に指定されているため、旅行スケジュールを作成する場合は訪れる先の営業時間などを事前に確認しておくことをオススメします。
キリスト聖体の祝日
イエス・キリストが、十字架にかけられる前に12人の弟子達と食事を共にした「最後の晩餐」にまつわる祝日で、イエス・キリストの聖体の秘跡を称え、崇める日として知られています。
キリスト聖体の祝日は、モナコの他にオーストリア、ブラジル、コロンビア、クロアチア、ポルトガル、スペインやドイツの一部などでも親しまれており、三位一体の主日の後に訪れる木曜日に祝うのが一般的です。
7月
国際花火フェスティバル
モナコ当局が「モンテカルロ地区100周年」を記念して1966年に開始した国際花火大会で、モナコ港を会場に毎年7月と8月に2夜ずつ、計4夜にわたって開催されています。
花火の打ち上げ時間は約25分で、日本で開催されている花火大会と比較すると非常に短い印象ですが、世界各国のから集まる花火師が自慢の腕を披露する個性豊かな花火の数々は、質が高く美しいと評判です。
国際花火フェスティバルでは、花火と音楽が融合した素晴らしい花火を鑑賞することができます。また、花火を打ち上げる前に無料コンサートが2回行われるので、ついでに足を運んでみるのも良いでしょう。
眺めの良い場所からの鑑賞を希望される場合は、オスタンド大通り(Avenue d’Ostende )またはアルベール1世埠頭通り(Quai Albert 1er)から楽しむことをオススメします。
赤十字の舞踏会
赤十字の舞踏会(Red Cross Gala)は、1948年から続く長い歴史を持つモナコ公室主催のチャリティーイベントで、毎年8月に開催されています。
舞踏会は、モナコ北部に位置するサル・デ・ゼトワール(Salle des Etoiles)を会場に行われ、世界各国から訪れる多くの著名人でとてもにぎわいます。
豪華なディナーはもちろん、オークション、有名なアーティストによるコンサート、花火などの各種イベントが催され、一層の盛り上がりを魅せます。
また、このイベントの収益は全てモナコ赤十字に寄付され、病院や老人ホームでの慰労、献血車の購入、国内外で災害の被害に遭った人々の支援など、諸活動にかかる費用として充てられます。
8月
聖母被昇天祭/8月15日
霊魂と肉体を伴って天国へと召し上げられた聖母マリアの栄光を祝福するお祭りで、毎年8月15日に祝われています。
聖母被昇天祭は、宗派にかかわらずキリスト教を信仰する人々のあいだでクリスマスやキリスト昇天祭と同様に大切にされている重要な日です。
9月
モナコ・ヨットショー(MYS)
モナコ・ヨットショーは、フランスの起業家モーリス・コーエンにより1991年に設立されて以降、毎年9月に開催されている「ヨーロッパ最大の大型ヨット展示会」です。
この展示会は、モナコF1グランプリに匹敵する高い知名度を誇り、580社におよぶヨット界の主要企業をはじめ、ヨット専門家や多くの愛好家が世界中から集うことで知られています。
イベントが開催される会場は、モナコ中心部に位置するエルキュル港(Port Hercule)です。150以上のプライベートヨットを含む最高級ヨットが世界中から集結する姿は、まさに異世界そのものです。
近年では、ベントレー、マクラーレン、ランボルギーニなどの高級車の展示も同時に行われているので、憧れのセレブライフをのぞいてみるのも良いでしょう。
11月
諸聖人の祝日/11月1日
諸聖人の祝日(別名:万聖節)は、毎年11月1日に祝われてるカトリック教の祝日で、モナコでは国民の休日として指定されています。
この日はカトリック教にまつわる全ての聖人を記念する日であり、行政および教育機関をはじめ、多くの企業が休みとなります。
モナコ・ナショナルデー/11月19日
毎年11月19日に祝われている、モナコの建国記念日です。
モナコ・ナショナルデーの日付は、モナコ公国の大公として即位する人物により決定されるのが伝統であることから、時代により祝う日付が異なります。
現在、モナコ・ナショナルデーとして親しまれている日付は、2005年4月に大公として即位したアルベール2世により定められたもので、国民の休日に指定されています。
モンテカルロ・ジャズフェスティバル
モナコの秋を彩る有名イベントといえば「モンテカルロ・ジャズフェスティバル」です。
このジャズフェスティバルは、モンテカルロ地区に位置するオペラハウスおよびモンテカルロ歌劇場を会場に、毎年11月下旬から12月初旬にかけて開催されており、2006年から続く歴史を持ちます。
ミシェル・ジョナスやハービー・ハンコックをはじめとする、世界的に有名なジャズアーティストが奏でるハーモニーは必見です。
イベントの開催期間は毎年異なるので、お目当のアーティストの公演プログラムとあわせて事前に確認したうえで、旅行の計画を立てるのがスムーズでしょう。
12月
クリスマス/12月25日
日本でもお馴染みの毎年12月に開催される一大イベント、クリスマス。一般にキリスト教を信仰する者にとって「イエス・キリストの後誕」を祝う日として親しまれていますが、実際に後誕した日は諸説あるといわれています。
モナコのクリスマスは、恋人や友達と祝うのが習慣である日本での過ごし方とは異なり、家族全員で集まって食事を共にしながら温かいひと時を共有するのが一般的です。
クリスマスシーズンのモナコは、街中がきらびやかなイルミネーションに包まれており、ロマンチックなムードが漂っているので女子旅やカップルでの旅行にとてもオススメです。
また、12月28日から31日までの間はプロジェクションマッピングによる壮大なショーが、カジノ・ド・モンテカルロ正面で毎晩催されます。
その他にも、高級ホテルでのクリスマス限定ディナーやクリスマスマーケットなど、普段日本では味わうことができない見どころが目白押しなので、ぜひお楽しみ下さい。
聖母受胎の日/12月8日
聖母マリアが母聖アンナの胎内に宿ったことを記念する国民の休日で、毎年12月8日にカトリック教を信仰する国々で祝われています。
モナコ観光の移動手段
モナコを観光するための主な移動手段は、路線バスまたはタクシーの利用が一般的です。また、国土面積が長さ約3km、幅約300mと狭いので、徒歩でも十分観光することが可能です。
その他にも、バトービュス(Bateau Bus)と呼ばれる電動船がモナコ港を運航しており、対岸へと移動するついでに洋上から美しい景色が楽しめると評判です。
モナコは全体的に坂道が多く、日本に比べ夏場の日差しが厳しい傾向にあるため、状況に応じてこれらを使い分け、効率よく観光するのが理想です。各種移動手段に関する詳しい情報を以下に紹介するので、参考にして下さい。
路線バス
現地の路線バスは、モナコバス会社(C.A.M)により、毎日午前7時から午後9時30分まで、以下に紹介する6つの路線が運行されています。また、毎晩9時30分から午前0時20分までは夜間バス(N1またはN2)が運行しており、週末は翌朝4時まで利用することが可能です。
【バス路線】
1番バス:モナコ・ヴィル(Monaco-Ville)ーサン・ロマン(Saint-Roman)間
2番バス:モナコ・ヴィル(Monaco-Ville)ー熱帯公園(Exotic Garden)間
3番バス:フォンヴィエイユ・ショッピングセンター(Fontvieille Shopping Center)ーヘクター・オット (Hector Otto)間
4番バス:フォンヴィエイユ ・ショッピングセンター(Fontvieille Shopping Center)ーサン・ロマン(Saint-Roman)間
5番バス:プランセス・グラース総合病院(Centre Hospitalier Princesse Grace)ーラルヴォットビーチ(Larvotto Beach)間
6番バス:フォンヴィエイユ・ショッピングセンター(Fontvieille Shopping Center)ーラルヴォットビーチ(Larvotto Beach)間
【夜間バス路線】
N1バス:アルベール2世通り(ALBERT 2)ーラルヴォットビーチ(Larvotto Beach)間
N2バス:モナコ・ヴィル(Monaco-Ville)ー熱帯公園(Exotic Garden)間
バスの運転手から直接購入する他にも、バス会社の公式ホームページ、主要なバス停に設置されている券売機があります。なお、バスチケットを乗車時に購入する場合は運賃が3割増となるので、なるべく事前に買っておくのが理想でしょう。
主な運賃は1回券1.5ユーロ、12回券11ユーロ、1日乗り放題パス5.5ユーロですが、1日乗り放題パスのみ乗車時でも同額で購入することができるので、1日の利用回数が合計3回以上となる場合は、乗り放題パスの使用がお得です。
バトービュス
バトービュス(Bateau Bus)は、モナコバス会社に代わり、モナコ・リビエラ・ナビゲーション社(MONACO RIVIERA NAVIGATION)が毎日午前8時から午後8時まで運航している電動船です。
この路線は、モナコ・ヴィル地区とモンテカルロ地区を片道2ユーロで結んでおり、モナコ港を横断するための快適な移動手段として多くの人々に利用されています。
単純な移動手段として利用するのも良いですが、地中海側から眺めるモナコの街並みは格別の美しさなので、現地での滞在時間に余裕がある方は、ぜひバトービュスを利用しての移動を体験してみて下さい。
タクシー(Taxi Monaco)
現地のタクシーは、すべてモナコタクシー協会により24時間体制で運行されています。
モナコは、その他のヨーロッパ諸国や日本とは異なり、流しのタクシーが走っていないので、観光や空港への移動に利用する際は事前に配車手配を済ませる、もしくは最寄りのタクシー乗り場まで移動する必要があります。
国内にはタクシー乗り場が合計12ヵ所、タクシー呼出専用電話が10ヵ所設置されているので、あまり不便に感じることは無いでしょう。また、モナコのタクシー料金は移動範囲に応じた定額制を採用しているので、支払い金額を事前に把握することが可能です。
お得なフリーチケット
オープンバス(Monaco Le Grand Tour)
オープンバス(別名:オープントップバス)は、モナコの主要観光名所を巡る、2階建ての観光バスです。
チケットは、モナコグランドツアー(Monaco Le Grand Tour)の公式サイトまたはバスの運転手から直接購入することが可能で、利用日数により異なる2種類(1日券/2日券)から選択することができます。
また、チケットの価格には使い捨てヘッドフォンによる日本語オーディオガイドの利用サービスが含まれているので、モナコの主な観光情報に耳を傾けながらヨーロッパならではの美しい風景を楽しむのも良いでしょう。
チケットの有効期間中であれば、何度でも自由に乗り降りできるので、定番の見どころを効率よく観光したい方にオススメです。
バス停留所/1周 約1時間
1.バトービュス乗り場(Bateau Bus)
2.日本庭園(Jardin Japonais)
3.スポルティング(Sporting)
4.新国立美術館・ソベール館(Villa Sauber)
5.カジノ・ド・モンテカルロ(Monte-Carlo Casino)
6.モナコ・モンテカルロ駅(Grimaldi /SNCF)
7.大公宮殿(Place du Palais)
8.海洋博物館と水族館(Musée océanographique)
9.グレース公妃のバラ園(Roseraie Princesse Grace)
10.ルイ2世スタジアム(Stade Louis 2)
11.ステファニー王女(Princesse Stéphanie )
12.クルーズターミナル(Digue Croisières)
モナコのおすすめホテル10選
ホテル ドゥ パリ モンテ カルロ (Hotel de Paris Monte-Carlo)
基本情報
【住所】Place du Casino, モンテカルロ, モナコ, モナコ, 98000
【Wi-Fi】全室Wi-Fi無料
【ペット】不可
ファモント モンテ カルロ (Fairmont Monte Carlo)
基本情報
【住所】12 Avenue des Spelugues, モンテカルロ, モナコ, モナコ, 98000
【Wi-Fi】全室Wi-Fi無料
【ペット】不可
アンバサダー モナコ (Ambassador-Monaco)
基本情報
【住所】10, avenue Prince Pierre, カルティエ ドゥ ポー, カルティエ ドゥ ポー, モナコ, 98000
【Wi-Fi】全室Wi-Fi無料
【ペット】不可
ル メリディアン ビーチ プラザ (Le Méridien Beach Plaza)
基本情報
【住所】22 Avenue Princesse Grace, ラルヴォット, モナコ, モナコ, 98000104
【Wi-Fi】全室Wi-Fi無料
【ペット】不可
ホテル メトロポール モンテカルロ (Hotel Metropole Monte-Carlo)
基本情報
【住所】4, Avenue De La Madone, モンテカルロ, モナコ, モナコ, 98007
【Wi-Fi】全室Wi-Fi無料
【ペット】不可
ノヴォテル モンテカルロ (Novotel Monte-Carlo)
基本情報
【住所】16 Bld Princesse Charlotte, サン ミッシェル, モナコ, モナコ, 98000
【Wi-Fi】全室Wi-Fi無料
【ペット】可
ポート パレス (Port Palace)
基本情報
【住所】7 Avenue Kennedy, ラ コンダミンヌ, モナコ, モナコ, 98000
【Wi-Fi】全室Wi-Fi無料
【ペット】不可
モンテ カルロ ベイ ホテル&リゾート (Monte-Carlo Bay Hotel & Resort)
基本情報
【住所】40 Avenue Princesse Grace, ラルヴォット, モナコ, モナコ, 98000
【Wi-Fi】全室Wi-Fi無料
【ペット】不可
コロンブス ホテル モンテカルロ (Columbus Hotel Monte-Carlo)
基本情報
【住所】23, Avenue des Papalins, フォンヴィエイユ, モナコ, モナコ, 98000
【Wi-Fi】全室Wi-Fi無料
【ペット】不可
オテル エルミタージュ モンテカルロ (Hotel Hermitage Monte-Carlo)
基本情報
【住所】Square Beaumarchais, モンテカルロ, モナコ, モナコ, 98000
【Wi-Fi】全室Wi-Fi無料
【ペット】不可
よくある質問Q&A
飛行機でどのくらいかかりますか?
2020年7月現在、日本とモナコの間では直行便は就航されていません。
そのため、モナコへ向かう場合は第3国を経由してアクセスすることになりますが、モナコには旅客機が乗り入れている空港が存在しないため、最寄りの空港であるニース・コート・ダジュール国際空港へ向かう必要があります。
日本からニースへ向かうための、主な乗り換え地は中東もしくはヨーロッパの主要都市が一般的です。
所要時間の目安は、経由地でのトランジットおよびニースからモナコへの移動時間を含めても最低約16時間必要なので、モナコ旅行の計画を立てる際は日本からの移動時間も考慮したうえで、現地での滞在日数を計算することをオススメします。
モナコの気候はどうですか?
モナコは典型的な地中海性気候に属していることから年間を通じて温暖な気候で、とても過ごしやすいのが特徴です。晴天を数える日数は年間300日以上を誇り、基本的にどの季節に訪れても穏やかな天候の下で観光を楽しむことが可能です。
一般に3〜5月が春、6〜8月が夏、9〜11月が秋、そして12〜2月が冬とされていますが、冬の時期でも平均最高気温は10度以上であることがほとんどなので、日本の冬のような寒さを感じることは無いでしょう。
また、9月から1月にかけて降水量がやや増加する傾向にありますが、短時間で降り止むことが多いので、観光に支障をきたすことは少ないと言えます。
何泊くらいが最も楽しめるでしょうか?
モナコは国土面積が非常に小さく、定番の観光スポットや各種見どころが限られた範囲に集中しているため、短い旅行日数でも十分に楽しむことが可能です。
主要な観光スポットを複数巡るほか、地中海ビーチを訪れたり、素敵なレストランやカフェでの食事、街歩きやショッピングなど、現地で楽しんでおきたい見どころはひと通り満喫するなら、現地での宿泊日数を2泊程度設けるのが理想です。
モナコの旅行にオススメなシーズンはいつですか?
モナコは年間を通じて温暖な気候で、降水量が少ないことから、基本的にいつ訪れても旅行を楽しむことができます。
現地を訪れるなら、この機会に地中海の美しいビーチや国際色豊かなイベントなど「モナコだからこそ楽しむことができる見どころ」を存分に満喫しておきたいですよね。
モナコを訪れるのに最もオススメなシーズンは、5月下旬から9月です。
この時期は、世界屈指の知名度を誇るモナコF1グランプリや国際花火フェスティバルなどのイベントが開催されるほか、海水浴にも適した気温であるため、観光スポットを訪れる以外にもさまざまな角度からモナコの魅力を楽しむことが可能です。