ニュージーランドツアー選びのポイント
ツアーの特徴
どこまでも続く広大な自然に、夜は満天の星。手つかずの自然が多く残り、その自然を生かしたアクティビティも豊富なニュージーランドは、海外旅行先として人気の高い国です。日本と同じ島国で、北島と南島の2つの島に分かれています。北島には首都のウェリントン、ニュージーランド最大の都市・オークランドがあり、南島の主要な都市はクライストチャーチです。
ニュージーランドの都市を中心に観光するなら北島、自然の中のアクティビティや絶景を見たいなら南島とされています。日本発着のツアーでは、旅行期間が短いものは、行き先はどちらかひとつの島のみですが、旅行期間が長いものは両方の島を周遊するプランもあります。
南島には広大な国立公園や、星空観賞など、ニュージーランドの大自然を味わえるスポットがたくさんあります。また、北島では、洗練された街並みを楽しめるだけでなく、地熱を活用した温泉やホタルの美しい洞窟などもあります。ニュージーランドを満喫したい方は、旅行日数を長めにして、両方の島を訪れてみると良いでしょう。
旅行の目的によって、選ぶツアーも異なります。自然を満喫する、都市の景観を楽しむ、ハイキングなどのアクティビティに参加する、など、どのような旅行にしたいのかを先に決めて、ぴったりのツアーを探しましょう。
目的から日数を決める
ニュージーランドは、2つの島から成る島国です。日本の約3分の2ほどの大きさの国ですが、北島のオークランドから南島のクイーンズランドまでは1,000km以上もあります。北島もしくは南島両方の島を周遊するツアー、もしくは、どちらか片方の島のみのツアー、様々なバリエーションがあるので、自分の都合に合わせてツアーを選択しましょう。
日本からニュージーランドまでは、直行便でも11時間程度です。飛行機の移動だけでなく、自宅=出発空港、到着空港=ホテルの移動や、出国入港手続きの時間を考慮すると、片道移動に丸1日は必須です。そのため、往復の移動に丸2日間は必要でしょう。ニュージーランドに行くなら、観光の時間を十分確保したいところ。最低でも中3日は観光できる旅程が望ましいです。
ツアーによっては、短い期間の旅行でも多くの観光地を訪問するプランもあります。しかし、その場合は1日の大半が移動だったり、せっかくの観光地も駆け足観光になりがちなので、できるだけ時間にゆとりのあるプランを見極めるようにしたいですね。まずは、ニュージーランドで何をしたいのか、どこへ行きたいのかなど、希望に沿って旅のプランを考えてみると良いでしょう。
北島もしくは南島どちらかのみに行く場合
ニュージーランドへのツアーで、一般的に最短となるのが3泊5日の旅程です。多くが、北島のオークランドもしくは南島のクイーンズランドどちらか1都市に滞在するプランです。
ニュージーランド最大の都市、北島のオークランドへは直行便があります。例えば東京からの夜行便利用であれば、翌日の午前中にはオークランドに到着します。2日目の午後から4日目まで2日半オークランドに滞在し、5日目の朝便で日本に帰国という旅程が、最短プランでしょう。大都市オークランドの街歩きをメインに、自然豊かな観光地への日帰りツアーを組み込みことも可能です。
クイーンズタウン滞在の場合は、オークランドでニュージーランド国内線乗り継ぎが必要になるため、移動時間が少し長くなります。こちらも街歩きに加え、3〜 4日目にフィヨルドランド国立公園への日帰りツアーなどを組み込めば、ニュージーランド旅行を十分に満喫できるでしょう。
北島のおすすめ観光地
- オークランド
- スカイ・タワー
- オークランド博物館
- マウントイーデン
- ウェリントン
- マウントビクトリア
- 国会議事堂
- ウェタケーブワークショップ
- ロトルア
- テ・プイア
- アグロドーム
- レインボースプリングス
- ミタイマオリビレッジ
- ポリネシアンスパ
- ワイトモ洞窟
- トンガリロ国立公園
南島のおすすめ観光地
- クライストチャーチ
- 大聖堂
- クライストチャーチ植物園
- レイク・テカポ(テカポ湖)
- 善き羊飼いの教会
- マウントジョン天文台
- マウント・クック国立公園
- プカキ湖
- ハーミテージホテル
- クイーンズタウン
- スカイライン・ゴンドラ
- キウイ・アンド・バードライフパーク
- カワラウバンジーセンター
- ミルフォード・サウンド
- ミルフォードトラック
- リマーカブル&コロネットピーク
- ダニーデン
- ダニーデン駅
- ボルドウィンストリート
- ロイヤルアルバトロスセンター
- ペンギンプレイス
北島・南島の両方に行く場合
ニュージーランド旅行で2つの島を周遊するならば、6日以上がおすすめです。大都市オークランドやクイーンズタウン、クライストチャーチなどの都市での宿泊に加え、南島の観光名所である、マウント・クック国立公園やレイク・テカポ(テカポ湖)、北島のロトルアでの宿泊が可能です。
パッケージツアーは、日数に合わせて、ニュージーランド旅行で外せない観光地を組み込んでいますが、お目当ての場所がある場合は、フリープランのツアーがおすすめです。各都市・観光地には、日帰りツアーを提供している旅行代理店がたくさんあるので、都合や希望に合ったツアーに参加してみるのも良いでしょう。
特に、南島で人気のハイキングや日帰りトレッキングなどは、詳しい地元のプロに聞くのも旅の醍醐味(だいごみ)のひとつです。簡単な初心者向けのコースから、丸1日自然の中で過ごすコースまで、様々なプランから選ぶのも楽しいですね。
旅行スタイルからツアーを選ぶ
ニュージーランドは、一人旅の旅行先としても人気の国です。ニュージーランドは、世界的にも治安が安定しており、女性の一人旅もさほどハードルは高くありません。また、公用語が英語である点もポイントです。ツアーの中には、気軽に参加できる、一人旅専用のプランもたくさんあります。
自然豊かなニュージーランドは、サーフィンやダイビングなどのマリンスポーツにも最適な環境です。このようなマリンスポーツをするために、ニュージーランドを訪れる人も多くいます。共通の趣味を持つ友人同士の旅行の場合は、フリープランのツアーを利用して、趣味に思いきり時間を使うというのも良いでしょう。
また、子供連れの家族旅行の場合は、できるだけ移動が少ないプランがおすすめです。日本からニュージーランドまでの移動だけでも子供にとっては長いもの。そのうえ、国内移動にも飛行機を使うとなると、時間だけでなく、体力も消耗します。特に、初めてのニュージーランドで、子供が小さい場合は、北島もしくは南島のみに滞在するツアーがおすすめです。
都市部に滞在して街歩きを楽しみ、1〜 2日は自然を満喫する日帰りツアーなどが組み込まれているものを選ぶと、大人も子供もニュージーランド旅行を満喫できること間違いなしです。
エアラインとホテル選び
エアライン
日本からニュージーランドへの直行便は、ニュージーランド航空のみで、成田国際空港⇔オークランド、関西国際空港⇔オークランドを就航しています。直行便で11時間程度かかります。飛行機の移動だけでなく、自宅=出発空港、到着空港=ホテルの移動や、出国入港手続きの時間を考慮すると、片道移動に丸1日は必須です。そのため、往復の移動に丸2日間は必要だと考えておきましょう。
その他の空港から出発する場合は、タイのバンコクやマレーシアのクアラルンプールを経由します。乗り継ぎ時間にもよりますが、少なくとも15時間は要します。長い場合は20時間以上かかる場合もあります。
ニュージーランド行きの直行便は、季節によって便数が変わったり、中にはハイシーズンのみ運航される便もあります。7月~8月と12月~1月は、ニュージーランド行きの航空券が最も高くなる時期で、平均価格は往復約12万円ほどです。
特に、 7月~8月は、日本が夏休みシーズンであることに加え、ニュージーランドは真冬になるため、スキーやスノーボードなど、ウインタースポーツを目的に渡航する人が多くなります。季節と予算をうまく組み合わせて旅行の計画を立てましょう。
ホテル
ニュージーランドのホテルは、格安のドミトリーから5つ星の高級ホテルまで、選択肢が実に多彩です。ドミトリータイプが最安で、一般的にユースホステルと呼ばれます。1泊15NZD前後で宿泊できます。1NSDは、およそ70円として換算すると、約1,000円程度です。ひとつの部屋に複数の宿泊客で泊まるタイプで、相部屋利用も個室利用も可能です。バスルームは他の宿泊客と共同で使います。旅費を抑えたい人や若いバックパッカーには人気の宿泊施設です。
ホテルは3つ星以下ホテルであれば、1泊40NZD(約2,800円ほど)くらいから宿泊できます。清潔な部屋と安全性が保たれていれば良い、ホテルは寝るだけ、という場合には十分でしょう。比較的安価なホテルであっても、街中であれば、なお安心です。少し街から離れていたり、ホテルへの道が暗い、人気がないというエリアは、避けた方が無難でしょう。
中級ホテルでも、1泊1部屋180NZD(約12,600円ほど)くらいで見つけることができます。中級以上のホテルには、レストランやプール、ジムなどの設備が整っており、観光に便利な立地が多いです。4つ星、5つ星の高級ホテルは1泊300NZD(約21,000円ほど)からで、いずれも部屋からの眺望がすばらしいホテルばかりです。
ツアーに組み込まれているホテルは、リーズナブルなものから高級ラグジュアリーホテルまで様々です。予算や、旅のプランで、自分に合ったホテルを選びましょう。
ニュージーランド観光のベストシーズン
ニュージーランドは南半球にあるため、季節は日本とは真逆です。ニュージーランドの春は9~11月、夏は12~2月、秋は3~5月、冬は6~8月となります。
北島と南島に分かれるニュージーランドですが、最大の都市・オークランドのある北島は、1年を通じて穏やかで過ごしやすい気候です。夏は30度を超えることはなく、冬でも5度以下になることはまれで、日本ほど年間の気温差は大きくありません。
しかし、ニュージーランド北島は、風が強い日や、雨の日が多いです。南島の主な観光地に比べて、平均降水量が約2倍にもなります。大雨になることはあまり多くありませんが、天気がコロコロ変わりやすいのがニュージーランドの特徴。急な雨に備えて雨具を携帯しておくと安心です。
一方、南島は、春や夏でも涼しい日が多く、北島に比べて気温が低い傾向にあります。南に行くほど気温は下がり、北部のクライストチャーチと南部のクイーンズタウンでは、クイーンズタウンの方が気温が低くなります。夏でも10度を下回ることがあり、冬は氷点下になることもあります。
ニュージーランドのベストシーズンは、現地の夏にあたる12月から2月の間です。この時期は、世界中から多くの観光客がニュージーランドを訪れ、観光はもちろんのこと、海でのマリンアクティビティも満喫できます。冬と比べると観光にかかる費用も高額になりますが、ニュージーランドを訪れるなら、自然の美しさを堪能できる時期がおすすめです。
そもそもニュージーランドってどんなところ?
ニュージーランドの基本情報
雄大な大自然に恵まれ、自然を生かした様々なアクティビティが体験できるニュージーランド。3,000m級の山々と田園風景が広がる南島、温泉や先住民マオリの文化でも有名な北島の、南北2つの島から成る国です。人口より羊の方が多いと言われるほど、牧羊も盛んで、固有種の動植物も多く生息します。毎年多くの観光客が訪れる人気の観光地です。
ニュージーランドの地理
ニュージーランドは、南半球の南太平洋の南西部、オーストラリア南東に位置する島国です。南北に細長く、北島と南島の大きな2つの島を中心に大小の島々から成ります。国土の約半分が険しい山岳地帯で、2割程度が穏やかな山地、そして3割程度が緩やかな丘陵地帯や平野です。
また、ニュージーランドは、環太平洋火山帯の一部にあるため、国内に多くの火山があります。特に、北島のオークランド、ロトルア、タウポ周辺や、南島のハンマー・スプリングスなどでは、火山由来の温泉が楽しめる地域もあります。また、南島は、最高峰のマウント・クックを中心に、標高3,000mを超す山々が連なり、独特の地理を活かした観光名所が点在しています。南島南西部では、美しいフィヨルドを見ることができます。
ニュージーランドの首都はウェリントンですが、北島にあるオークランドがニュージーランド最大の都市で、もっとも人口の多い都市です。南島で最大の都市はクライストチャーチで、南島のほぼ真ん中あたりに位置しています。
日本との時差は、3時間で、日本が正午の場合、ニュージーランドは午後3時です。サマータイム制を導入しており、毎年9月の最終日曜日から4月の第1日曜日までは4時間の時差が生じます。この場合、日本が正午の時にニュージーランドは午後4時となります。
ニュージーランドの歴史
ニュージーランドは、1642年にオランダ人探検家「アベル・タスマン」によって発見されました。発見したアベルは、オランダのゼーラント(Zeeland)州の出身だったため、新ゼーラント(Nieuw Zeeland)島と命名したことが、現在のニュージーランドの国名の由来となっています。
その後、1769年にイギリスのクックが来航し、この地をイギリス領にしました。これを機に、ヨーロッパからの移民が増加しましたが、先住民マオリ人が、この島への入植者に激しく抵抗したと言われています。1840年には、イギリスとマオリ人との間で「ワイタンギ条約」が締結され、ニュージーランドは正式にイギリス領となりました。
1907年に、イギリスはニュージーランドを正式な自治領と認め、さらに、1931年には、ニュージーランドをイギリス連邦のひとつとして独立することを承認しました。これを以て、1947年にニュージーランド議会は独立を宣言、主権国家となりました。現在、ニュージーランドは独立国であるものの、現イギリス国王を国家元首としており、ニュージーランド総督が統治する立憲君主政の王国となっています。
ニュージーランドの民族性と公用語
ニュージーランドの人口は、そのうち約70%が欧米系、約15%が先住民であるマオリ系、約10%がアジア系の民族です。北島のオークランドは、人口が集中しており、総人口の3分の1が暮らしています。首都のウエリントンやクライストチャーチ、ハミルトンなどの他の都市も、多くの人々が暮らしています。
公用語は英語で、国民のおよそ96%が英語を話します。ニュージーランド人が話す英語は、「キーウィ・イングリッシュ」とも言われ、独特のイントネーションがあるのが特徴です。
また、先住民族のマオリの人々は、マオリ語を話しますが、そう多くはありません。街中では、英語とマオリ語の両方の言語が書かれた看板を見かけることもありますが、ニュージーランドでは基本的に英語が使えれば困ることはないでしょう。
ニュージーランドの通貨と両替事情
次にニュージーランドの通貨についてですが、流通しているのはニュージーランド・ドルです(NZDまたはNZ$と表記します)。硬貨は、10セント・20セント・50セント・1ドル・2ドルの5種類があります。硬貨には、ニュージーランドならではのデザインが施されており、10セント硬貨はマオリ族の仮面、1ドル硬貨は、ニュージーランドの国鳥であるキウイが描かれています。
また、紙幣は、5ドル・10ドル・20ドル・100ドルで、紙幣の表側にはニュージーランドで活躍した人物、裏側にはニュージーランド固有種の鳥がデザインされています。
日本円からニュージーランド・ドルへの両替は、日本国内でもニュージーランドでも、どちらでも可能です。日本国内の場合は、銀行の外貨両替サービスや空港の両替所を利用しましょう。現地では銀行、街中の両替所、ホテルで行うことが可能です。ニュージーランドの銀行は、一般的にレートが良くないと言われているので、できるだけ街中の両替所を利用することをおすすめします。
なお、ニュージーランド国内は、小さな個人商店などを除き、クレジットカードが利用できるお店がほとんどです。しかしながら、ニュージーランドでは、支払う側(カード利用者)がクレジットカード決済手数料を負担しなくてはならない場合もあります。クレジットカードで支払いをしようとすると、数パーセントの手数料を上乗せさせられることがあるため、大きな金額の買い物の際には注意しましょう。
ニュージーランドの気候と服装
ニュージーランドは日本と同様、1年を通して四季があり、南半球に位置しているため日本とは季節が逆になります。日本が夏の時期にニュージーランドに行く場合は、冬物の長袖や防寒着が必要です。逆に、日本が冬の場合は、半袖の夏物を持参すると良いでしょう。
また、ニュージーランド国内でも地域によって大きく気候差があるため、季節×地域で持参する洋服が異なります。北島のオークランドは年間を通して暖かく穏やかな気候ですが、南島の南部にあるクイーンズタウンは、冬には雪が積もるほどの厳しい寒さとなります。
ニュージーランドは東京と比べると、基本的に気温が低めです。氷点下になる地域はさほど多くはありませんが、日本の北海道や東北地方と同じくらいのイメージを持っておくと良いでしょう。
- 春(9月〜11月)
北島オークランドの平均最高気温は16度~20度、最低気温が9度~12度です。春とはいっても冷え込みがあり、特に朝晩はとても冷えるので、防寒具は欠かせません。セーターや薄手のダウンジャケットがあると安心です。
- 夏(12月〜1月)
日本ほど蒸し暑くなく過ごしやすい季節で、ニュージーランドのベストシーズンです。平均が15度~25度の気温で、観光にもアクティビティにも最適の気候です。紫外線が強いので、サングラスや日焼け止めで紫外線対策を忘れずにしましょう。
- 秋(6月〜8月)
4月~5月上旬には紅葉が始まり、秋らしさが感じられる季節です。気温は10度~20度の間で、半袖の衣類で過ごせる日もあります。しかし、急に冷え込むこともあるため、長袖のシャツや薄手のジャケットがあると便利です。1日の中でも気温の変化が大きい季節のため、鞄に1枚防寒着を入れておくようにしましょう。
- 冬(3月〜5月)
10度を下回る日も多く、特に南島では雪が降り、氷点下になる日もあります。また、冬のニュージーランドは、雨が降ったり止んだりを繰り返すことが多く、雨具が手放せません。屋内でも暖房があまり効いていない場所もあるため、日本から暖かい防寒着を持参することをおすすめします。
ニュージーランド国内の交通手段
ニュージーランド国内での移動は、一般的に車とバスがメインです。北島から南島への移動など、島をまたいだり、遠方への移動の場合は国内線の飛行機を利用します。
長距離バス
ニュージーランドでは、長距離バスでの旅行がスタンダードにもなっています。その需要の多さもあり、ニュージーランドの長距離バスは、快適な座り心地のシートや車内Wi-Fiが整備されているものもあります。とても利便性が高く、価格も安価なため、とても人気の移動手段です。
ニュージーランドには、国内最大手のバス会社「インターシティ」があります。運行ルートは、ニュージーランド国内全域を網羅しており、「インターシティさえあれば、ニュージーランドの長距離移動で困ることはない」と言われているほどです。本数も路線数も大変多いため、ぜひ利用してみましょう。
車(レンタカー)
ニュージーランドでは、レンタカーを借りて、自分の好きなペースで観光をするプランもおすすめです。時間に縛られることがないので、自然豊かな景色を見ながらドライブを楽しむこともできます。ニュージーランドは、日本と同じ左側通行なので、運転がしやすいのも嬉しいポイントです。
ニュージーランドでレンタカーを借りる場合は、予め日本国内で「国外運転免許証」を取得しておきましょう。空港や街中に多くのレンタカーショップがあり、パスポートと運転免許証を提示すれば車を借りられます。運転に十分注意して、楽しいドライブ旅行を楽しむのも良いですね。
飛行機
北島と南島間の移動は、車やバスを利用すると、半日以上を要します。そのため、時間が限られている旅行の場合は、約1時間で移動可能な飛行機がおすすめです。
市内バス
ニュージーランドは、国内の多くの都市で、バス路線が充実しています。市内の移動の際は、バスを利用することが多くなるでしょう。大都市オークランドはもちろん、クイーンズタウン、ハミルトン、クライストチャーチなどの都市でも、バスは地元の人々のメインの移動手段になっています。
ニュージーランドの市内バスは、前扉乗車・後扉下車です。降車の際は、座席の近くにある降車ボタンを押せば、止まってくれますが、バス停のアナウンスはされないので、注意が必要です。
ニュージーランド旅行の見どころ
テカポで満天の星を観賞
ニュージーランドは、美しい星空観賞ができることで有名です。ニュージーランドの中でも、特に南島の「テカポ」では、世界一美しいと言われる星空を見ることができます。テカポの人々は、この星空の世界遺産への登録を進めており、世界各国からその素晴らしい星空を見ようと、多くの観光客が訪れます。
レイク・テカポ(テカポ湖)は、ニュージーランド南島のクライストチャーチとマウント・クックの間にあります。車もしくはバスを利用して、クライストチャーチから約3時間半、マウント・クックからは約1時間半です。いずれの都市からも日帰りツアーが組まれているので、街中の旅行代理店やツアー会社で手配が可能です。
テカポでの星空観賞は1年中可能ですが、ベストシーズンは冬です。日本の夏休みの時期が、テカポでの星空観賞に最適な時期です。空気が冷え、澄み切った空に輝く星がくっきりと浮かび上がります。冬には、星だけでなく、オーロラを見ることができる日もあります。
大自然の中でアクティビティを楽しむ
南島の都市・クイーンズタウンは、ニュージーランド随一の有名なリゾートタウンです。豊かな大自然を活かしたアクティビティが豊富で、その数は200種類以上。「アドベンチャーキャピタル」とも呼ばれ、多くの観光客で1年中賑わっています。
水上アクティビティ
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ワカティプ湖クルーズ
クイーンズタウンの象徴ともいわれる、蒸気船アーンスロー号で、ワカティプ湖をクルーズします。ピアノの生演奏を聴きながらの、クイーンズタウンの絶景鑑賞は、贅沢な時間です。対岸で船を降り、ウォルターピーク牧場でのランチや、羊の毛刈りショーを楽しむこともできます。 -
ジェットボート
ジェットボートは、自然の絶景の中をハイスピードで駆け抜けるスリリングなアクティビティです。透明で美しいカワラウ川を下るジェットボートは、スピンしたり、狭い渓谷の間をすり抜けたり、ハラハラドキドキの楽しいアクティビティです。
陸上アクティビティ
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ワイナリー巡り
セントラルオタゴ地方は、有名な赤ワイン「ピノノワール」の産地です。地元のワイナリーで、名産ワインについて学び、美味しいワインをテイスティング。半日ツアーや、ランチ付きで1日かけて複数のワイナリーを回るものまで、多彩なプランから選べます。 -
ハイキング
クイーンズタウンには、本格的なハイキングコースから、初心者でも気軽に楽しめるコースまで、多彩なハイキングコースがあります。ツアーに参加すれば、その土地に詳しいガイドとともに、地形や植物についての説明を聞きながらのハイキングを楽しめます。冬場のハイキングは防寒着が必要なため、事前にツアー会社に問い合わせて準備をしておきましょう。 -
ジップトレック
ニュージーランドへ行くなら、この機会に大自然の中でしかできない経験をしたいもの。スリリングなアクティビティとして、子供から大人まで人気なのが、森の中に張られたワイヤーをハイスピードで滑るジップトレックです。
クイーンズタウンのスカイライン・ゴンドラの丘「ボブズピーク」からスタートし、森の中に設置されたツリーハウスを、次から次へと爽快に滑り抜けます。2本滑走、4本滑走、6本滑走など、レベルや年齢に合わせていくつかのコースが用意されています。ツアーに申し込めば、ホテルへの送迎もしてくれます。
空のアクティビティ
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スカイラインゴンドラ
ワカティプ湖やリマーカブルズ山脈を見渡す展望台は、クイーンズランドの定番の絶景スポットです。山頂の展望レストランでは、自然のパノラマを眺めながら、ビュッフェ形式の食事が楽しめます。リュージュ、ハカショー、バンジージャンプなど、アクティビティも盛りだくさんで、世代を問わず楽しめるスポットです。 -
パラグライダー
クイーンズタウンの山側には、パラグライダーが飛行している様子をよく見かけます。パラグライダーは、初心者でもインストラクターが一緒に乗ってくれるプランがあるので、安心して挑戦できます。上空から見下ろすクイーンズタウンの山並みや、青い湖の美しさは、忘れられない経験になるでしょう。
先住民マオリの文化に触れる
ニュージーランド北島に位置するロトルアは、ニュージーランド最大の地熱地帯として有名です。地熱を活かした温泉の町としても有名で、北島で人気の観光エリアです。街中には、日本の温泉地のような硫黄の香りが漂います。
また、ロトルアは、ニュージーランドの先住民「マオリ族」の伝統や言語が、今でも色濃く残っている地域です。現在もマオリ族が暮らしているエリアには、「マオリビレッジ」と呼ばれるマオリ族の村がいくつかあります。ガイド付きの日帰りツアーに参加すれば、マオリの伝統的な儀式、踊り、伝統料理の「ハンギ料理」を楽しめます。ガイドの説明も聞けるので、マオリのことを深く学べるのも嬉しいですね。
ロトルアに行くなら、名物の温泉も堪能しましょう。ロトルア湖のほとりにある「ポリネシアン・スパ」は、温泉だけでなくプールやスパなどが充実した複合温泉施設です。4つの エリアに分かれており、26個もの温泉プールが整備されています。子供はもちろん、大人も一日中楽しめる施設として、旅行者にも人気のスポットです。
ニュージーランド先住民のマオリの伝統に触れ、温泉でリフレッシュ。心も体も癒やされるロトルア、ニュージーランド旅行の際にはぜひ訪れてみたい観光名所です。
「帆の街」でヨットクルージング
住民一人当たりの船舶所有率が世界一といわれ、「シティ・オブ・セイルズ(帆の街)」と呼ばれるオークランド。市内には、ヴァイアダクト・ハーバー、ウエストヘブン・マリーナ、オカフ・ベイなど、たくさんのヨットハーバーがあり、毎年1月にはセイリングレースが開催されます。
オークランドを訪れたなら、ぜひセイリング体験してみたいですね。ヨット未経験でも気軽に参加できるプログラムが豊富に用意されています。料金も比較的お手頃で、ヨットハーバーにある各ツアー会社で申し込みが可能です。ツアーは1年を通して催行されていますが、天気が良く、寒くない季節がおすすめです。
青空の下、昼間のセイリングも良いですが、夕方以降のディナークルーズもおすすめ。湾に停泊し、オークランドのダウンタウンの美しい夜景や、ハーバーブリッジを眺めながら、船上で食すディナーは格別です。プランにもよりますが、大人が約120NZD(約8,400円ほど)、子供が約80NZD(約5,600円ほど)程度から、食事付きのセイリングを楽しめます。
定番スポット10選
レイク・テカポ(テカポ湖)
レイク・テカポは、ニュージーランド南島にあります。クライストチャーチとマウント・クックの間にあり、クライストチャーチから車かバスで行くのが一般的です。ここは、世界一美しい星空が見られるといわれており、その星空を一目見ようと、世界中から観光客が訪れます。
南半球でしか見られない南十字星をはじめ、空一面に輝く星は圧巻の美しさ。運が良ければ、オーロラを見られる日もあります。現在、レイク・テカポ周辺の空を、世界遺産として登録する活動が進められており、正式に決定すれば、世界で最初の星空世界遺産となります。
星空を鑑賞するなら、空気が澄み切って、星が綺麗に見える冬の時期がおすすめです。5月~8月の間がニュージーランドの冬なので、日本のゴールデンウィークや夏休みを利用した旅行がぴったりです。現地で申込みができるツアーも豊富で、地球の最南端にあるマウントジョン天文台での星空鑑賞ツアーは、特に人気です。星空に詳しいガイドの話を聞くこともできます。
ワイトモ洞窟
ワイトモ洞窟は、年間約25万人もの観光客が訪れるニュージーランド屈指の人気スポットです。オークランドから車で約2時間半の場所にあり、グローワーム洞窟、ルアクリ洞窟などの大小さまざまな洞窟を総称して「ワイトモ洞窟」と呼びます。約3,000万年という歳月をかけて形成された鍾乳洞の美しさ、必見です。
この洞窟のいちばんの見どころは、グローワームと呼ばれる土ボタルの鑑賞です。このグローワームは、オセアニア地域でもここでしか見ることのできない貴重な光景です。土ボタルが発する青い光が、洞窟内を埋め尽くし、それは言葉にならないほど幻想的な世界を創り出しています。これを一目見ようと、毎日何百人もの観光客が訪れます。
この神秘的な光景を見るなら、ワイトモ洞窟の中でも「グローワーム洞窟」がおすすめです。ここは、見学しやすいように内部が整備されており、また、土ボタルの数も圧倒的に多いのが特徴です。ワイトモ洞窟には、個人で入場可能な洞窟もありますが、洞窟内での安全性を考えると、ツアー参加がおすすめです。
スカイ・タワー
オークランドにある、高さ328mのスカイ・タワーは、南半球で最も高い建物で、市内のどこからでもその姿を見ることができます。1997年にオープンしたこのタワーは、オークランドのシンボル的存在で、観光名所にもなっています。タワーの下に広がる「スカイシティ」には、ホテルやカジノ、映画館、飲食店などが揃っており、観光客だけでなく、地元の人も多く訪れます。
スカイ・タワーには、地上186mの場所にメイン展望台、地上220mにスカイデッキがあり、そのどちらからもオークランドの町を一望できます。
タワーの高さを生かしたアクティビティも人気で、高さ192mの場所からのスカイジャンプや、展望台外側のフレームを歩くスカイウォークは、ここでしか味わえないスリリングな経験。旅の思い出に、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。
ミルフォード・サウンド
ミルフォード・サウンドは、ニュージーランド南島のフィヨルドランド国立公園にある有名な観光地です。10万年もの歳月をかけ、大自然がつくりあげたフィヨルドは、「テ・ワヒポウナム」の一部としてユネスコの世界遺産に登録されています。通年山頂に氷河が残る山々や、迫力満点の滝など、その荘厳な景色は一見の価値があります。
ここへ行くツアーは、クイーンズタウン発着のものが一般的ですが、移動に往復10時間以上かかるため、日帰りの場合は早朝出発・夜遅く帰着になります。そのため、時間に余裕がある場合は、途中の「テ・アナウ湖」に宿泊する1泊2日のツアーもおすすめです。
ミルフォード・サウンドに行ったら、絶景を楽しめるフィヨルド遊覧周遊クルーズにぜひ参加しましょう。日中の2時間ほどのクルーズから、夕方に出港し翌朝まで船内泊するオーバーナイトクルーズなど様々なプランがあります。
日中のクルーズでは、運が良いと岩の上で昼寝をするオットセイやペンギンなど海の生き物の姿を見ることもできます。ミルフォード・サウンドは、1年間の大半が雨のため、雨具やタオルを持参すると良いでしょう。
ワカティプ湖
クイーンズタウンにあるワカティプ湖は、ニュージーランドで3番目に大きな湖です。全長77km、澄み渡る湖水の様子から「翡翠の湖」とも呼ばれます。約1,000年前に氷河から形成されたワカティブ湖には、カモメや鴨などの野鳥が多く生息しています。湖から見える山の景色を楽しんだり、釣りやカヌーなど水上アクティビティも豊富です。
また、ここへ行くならぜひ体験したいのが、蒸気船「T.S.S.アンスロー号」での遊覧クルーズ。1912年に就航した歴史ある蒸気船で、湖上からは、セシル山、ウォルター山、クィーンズタウンの街並みが楽しめます。対岸のウォルターピーク牧場へ行くプランでは、牧場で牧羊犬のショーや羊の毛刈りの様子を見学することができます。
タスマン氷河
タスマン氷河は、マウント・クック国立公園にある氷河湖です。高さ200mもの巨大な氷の壁や、青く透き通る幻想的な氷河に触れることができ、氷河湖ボートクルーズが人気です。一言で氷河と言っても、実に様々な様相があり、濃い水色や乳白色、真っ白、グレーなど様々な色の氷河を間近で見ることができます。
実は、世界でも3ヵ所でしか行われていない氷河湖クルーズ。とても貴重な経験ができるとあって、マウント・クックでは人気アクティビティです。クルーズが催行される時期は、9月初旬から5月下旬ごろの期間のみです。そのため、タスマン氷河を見に行きたい場合は、旅行の時期に注意が必要です。
タスマン氷河へ行く際は、マウント・クックからバスや遊覧飛行などのツアーに参加しましょう。氷河湖クルーズだけでなく、氷上ハイキングができるツアーもあります。世界でも珍しいアクティビティなので、ぜひニュージーランドに行ったら参加したいツアーですね。氷河湖クルーズやハイキングは、とても寒いので、しっかり防寒対策をして参加しましょう。
ホビット庄
ニュージーランドには、有名な大ヒット映画「ロード・オブ・ザ・ リング」「ホビット」シリーズの映画のロケ地である「ホビット庄」があります。自然の地形を活かして作られた家や小道具が点在し、まるで映画の世界に入り込んだような気分になります。添乗員付きのツアーでは、詳しいガイドが、ホビット庄の見どころや映画撮影時のエピソードを交えながら、村を案内してくれるものもあります。
ホビット庄は、オークランドから170kmほどの場所にあり、ツアーに参加するか、レンタカーでの移動がおすすめです。ホビット庄の中には、食事のできるレストランもあり、ここの名物は陶器製のジョッキで提供される「ジンジャービール」です。レンタカーであれば運転が必要となるため、存分に楽しみたいならツアーの方が良いかもしれません。
クイーンズタウン・ガーデン
クイーンズタウン・ガーデンは、クイーンズタウン中心部から徒歩10〜15分ほどの場所にある大型公園です。公園からは、ワカティプ湖、リマーカブル山など雄大な自然の景色を眺めることができ、カメラを持って訪れる人も多いスポットです。活気あふれる街の雰囲気とは異なり、静かな時間が流れる憩いの場所には、地元の人々も多く集まります。
園内には、ニュージーランド固有の植物の植栽や、バラの花が美しいイングリッシュガーデンがあります。また、ボールパーク、テニス場、アイススケートリンクなどの施設もあり、子供向けの遊具やフリスビーゴルフなども楽しめます。植物が美しく輝く秋の紅葉の時期は、特におすすめです。
マウント・クック
マウント・クックは、ニュージーランド最高峰の山です。正式名称は「アオラキ・マウント・クック」で、「アオラキ」はマオリ語で「雲を突き抜ける山」という意味を持ちます。ニュージーランド南島の南アルプス山脈に位置し、標高3,724mと、日本の富士山と同じくらいの高さの山です。
マウント・クックは、世界遺産に認定されている「マウント・クック国立公園」の中にあり、園内には23もの山々がそびえます。そのため、本格的な登山を楽しむ登山家も多く訪れます。一般旅行者がマウント・クックに登ることは、まずありませんが、マウント・クック国立公園には、登山初心者でも気軽に参加できるトレッキングコースがあります。
トレッキングに詳しい現地ガイドがつく日帰りトレッキングツアーも多く、晴れた日には、澄み切った空気の中でトレッキングを楽しめます。白銀に輝く美しいマウント・クックを眺めながら、美しい川沿いを散策したり、高山植物を見たり、ニュージーランドの大自然を全身で感じられると、旅行者にも人気のトレッキング。ニュージーランドに行ったら体験してみたいアクティビティのひとつですね。
オークランド博物館
オークランド最大の公園「オークランドドメイン」の中にある、オークランド博物館は、まるで神殿のようなゴシック様式の建物です。先住民のマオリ族の文化をはじめ、ミュージーランド固有の動植物、入植の歴史や当時の人々の生活の様子、ニュージーランドと世界大戦との関わりなど、多岐にわたる展示内容は見ごたえ抜群です。
全長3mを超える絶滅種の鳥「モア」のはく製や、マオリ族の大型カヌーなど、ニュージーランドを深く知ることができる施設です。大人から子供まで楽しめる展示内容になっているので、観光の合間に立ち寄ってみると良いでしょう。
ニュージーランドのおすすめホテル10選
コプソーン ホテル オークランド シティ(Copthorne Hotel Auckland City)
基本情報
【住所】150 Anzac Ave, オークランド市内中心部, オークランド, ニュージーランド, 1010
【Wi-Fi】Wi-Fi無料客室あり
【ペット】不可
ザ グレート ポンソンビー アート ホテル ベッド アンド ブレックファースト(The Great Ponsonby Art Hotel Bed and Breakfast)
基本情報
【住所】30 Ponsonby Terrace, 郊外西部, オークランド, ニュージーランド, 1011
【Wi-Fi】Wi-Fi無料客室あり
【ペット】不可
スカイシティ グランド ホテル(Skycity Grand Hotel)
基本情報
【住所】90 Federal Street, オークランド市内中心部, オークランド, ニュージーランド, 1010
【Wi-Fi】Wi-Fi無料客室あり
【ペット】不可
ヒルトン オークランド (Hilton Auckland)
基本情報
【住所】Princes Wharf, 147 Quay Street, オークランド市内中心部, オークランド, ニュージーランド, 1010
【Wi-Fi】Wi-Fi無料客室あり
【ペット】不可
スイス ベルスイーツ ポウナム クイーンズタウン (Swiss-BelSuites Pounamu Queenstown)
基本情報
【住所】110 Frankton Road, クイーンズタウン市内中心部, クイーンズタウン, ニュージーランド, 9300
【Wi-Fi】Wi-Fi無料客室あり
【ペット】不可
ザ スパイア(The Spire)
基本情報
【住所】13-5 Church Lane, クイーンズタウン市内中心部, クイーンズタウン, ニュージーランド
【Wi-Fi】Wi-Fi無料客室あり
【ペット】不可
ランデヴーホテル クライストチャーチ(Rendezvous Hotel Christchurch)
基本情報
【住所】166 Gloucester Street, Christchurch Central, クライストチャーチ市内中心, クライストチャーチ, ニュージーランド, 8011
【Wi-Fi】Wi-Fi無料客室あり
【ペット】不可
スディマ クライストチャーチ シティ(Sudima Christchurch City)
基本情報
【住所】47-49 Salisbury Street, クライストチャーチ市内中心, クライストチャーチ, ニュージーランド, 8013
【Wi-Fi】Wi-Fi無料客室あり
【ペット】不可
インターコンチネンタル ウエリントン(InterContinental Wellington)
基本情報
【住所】2 Grey Street, ウェリントン セントラル, ウェリントン, ニュージーランド, 6011
【Wi-Fi】Wi-Fi無料客室あり
【ペット】不可
ソフィテル ウェリントン(Sofitel Wellington)
基本情報
【住所】11 Bolton Street, ウェリントン セントラル, ウェリントン, ニュージーランド, 6011
【Wi-Fi】Wi-Fi無料客室あり
【ペット】不可
ニュージーランドの年間イベント情報
1月
ニューイヤーイベント
ニュージーランドの新年は、夏真っ盛りの時期です。年末の12月31日は国内各地でカウントダウンのイベントが行われ、各地で花火が打ち上げられ、街は多くの人で賑わいます。年明けの1月1日、2日は祝日です。この祝日の期間には、オークランドなどの市街ではお店やレストランは営業していないところが多いです。
観光地であるクイーンズタウンやテアナウ、テカポなどでは、国内外から多くの観光客が訪れるため、活気にあふれ賑わいを見せます。ニュージーランドでは、12月27日から1月6日の年末年始期間は、市街地中心部でのアルコール類の持ち歩きが禁止されているため、この期間に旅行する際は注意しましょう。
2月
ワイタンギ・デー
毎年2月6日は「ワイタンギ・デー」で、ニュージーランドでは祝日とされています。1840年2月6日、北島のワイタンギという場所で「ワイタンギ条約」が締結されました。これは、先住民族のマオリ族とイギリスとの間の和平条約で、この条約締結を記念して、制定されたのがワイタンギ・デーです。
この日は、ワイタンギでセレモニーが行われ、多くのイベントも開催されます。ニュージーランド海軍バンド演奏や、ワイタンギ条約公園内で無料のコンサート、海へ繰り出すマオリの戦闘用カヌーや、マオリの伝統的なパフォーマンスなど、家族で楽しめる様々なイベントが行なわれます。
4月
聖金曜日
ニュージーランドの年間行事は、キリスト教を基本とした祝祭日が多く組み込まれています。聖金曜日(グッド・フライデー)もそのひとつで、キリスト教用語で、復活祭前の金曜日を指します。「受難日」「受苦日」などとも呼ばれ、イエス・キリストの受難と十字架にはりつけられたことを記念する日です。聖金曜日から4日間は、イースター休暇となります。
イースター休暇期間は、ニュージーランド国内のショップやスーパーマーケット、レストランの多くが休業となります。毎年聖金曜日は日付が変わるため、旅行時には事前に確認したほうが安心です。
アンザックデー
4月25日のアンザックデーは、第一次世界大戦で戦死したオーストラリアとニュージーランド連合軍(アンザック)の兵士を追悼する日です。国内各地で、アンザックの式典やパレードが行われ、赤いポピーの花や軍服を着用した軍人を、あちこちで見かけることができます。
この日はニュージーランドだけでなく、オーストラリア・クック諸島・ニウエ・サモア・トンガなどの近隣諸国も祝日となっています。この日の午前中は、国内すべての店の営業が禁止されており、また、アルコール類を買うことはできません。
6月
クイーンズバースデー
ニュージーランドでは、6月最初の月曜日がクイーンズバースデーと定められています。祝日に制定されていますが、毎年日にちが変わります。
クイーンズバースデーは、ニュージーランドの国家元首である、イギリスのエリザベス女王2世の誕生を祝う日ですが、エリザベス女王の実際の誕生日は4月21日です。しかし、本国イギリスでは、実際の誕生日の時期は冬で寒いため、気候の良い時期にお祝いができるようにと、6月にクイーンズバースデーを設定しました。そのため、ニュージーランドでも、イギリスの慣習に倣い、6月にクイーンズバースデーを制定しています。
12月
クリスマス
南半球のニュージーランドでは、クリスマスが真夏になります。北半球の日本のクリスマスとは全く異なる雰囲気で、この時期に旅行に行けば、普段とは全く違うクリスマスを味わえます。クリスマスの時期、日中のニュージーランドの気温は、20〜25度くらいまで上がります。
街中にはクリスマスツリーが飾られ、街は賑やかな装いになります。夜9時頃まで明るいため、夜のイルミネーションは日本よりずっと少ない印象です。12月24日のクリスマスイブは、レストランなどで食事を楽しみ、25日のクリスマス当日は家族で静かに過ごす、というのが一般的なクリスマスの過ごし方です。
ニュージーランドでは、12月24日から25日にかけて、物販を行う多くの店が閉店します。翌日の26日は、日本の初売りに当たる「ボクシング・デーセール」が行われ、1年の中でも最も賑やかなセール期間です。このセールでお土産を調達するのもおすすめです。
ボクシング・デー
毎年12月26日のクリスマスの翌日は、ボクシング・デーです。キリスト教由来の祝日で、その昔、教会が貧しい人たちのために寄付を募り、そのクリスマスプレゼントの箱(ボックス)を開ける日であったことから「ボクシング・デー」と呼ばれるようになりました。
ニュージーランドでは、ボクシング・デーは毎年年に一度の大セールを行う日となっています。衣料品や服飾小物はもちろん、電化製品、コスメなどの美容製品、キッチン用品、本まで、あらゆるものが大幅に安くなるため、多くの人が押し寄せます。ちょうど、旅行の時期がボクシング・デーに重なる場合は、セール会場に足を運んでみるのも良いですね。
※その他、地域ごとに独自の記念日あり
ニュージーランドへの主要エリアからのアクセス・所要時間
ニュージーランドへの直行便は、ニュージーランド航空のみで、成田国際空港⇔オークランドを就航しています。所要時間は約11時間です。羽田空港からのニュージーランド航空便は、オーストラリアのシドニー経由でオークランド行きも運行されており、所要時間は約17時間ほどです。
また、カンタス航空を利用すれば、関西国際空港からオーストラリアのシドニー経由でオークランドへのアクセスが可能です。所要時間は約17時間ほどです。
その他、中国やタイ、マレーシア経由でニュージーランドへアクセスが可能です。乗り継ぎ便を利用すれば、バゲッジスルーで乗り継ぎも楽ですが、異なる航空会社を利用する場合は、乗り継ぎに長めの時間を確保する必要があります。直行便でさえ11時間かかる距離なので、自分で乗り継ぎをするとなると、かなりの移動時間が必要です。そのため、直行便もしくは1つの航空会社の乗り継ぎ便を利用するのがおすすめです。
就航している航空会社
直行便
- ニュージーランド航空
乗り継ぎ便
- 中国国際航空
- エアアジア
- 大韓航空
- 中国南方航空
- タイ国際航空
- 日本航空
- フィジー・エアウェイズ
- ジェットスター
- シンガポール航空
- キャセイパシフィック
- 大韓航空
- チャイナエアライン
- マレーシア航空
- フィリピン航空
- カンタス航空
運航は、ルートごとに需要が見直されています。(2020年9月現在)
フライトに変更が生じる場合がありますので、公式サイトをご確認下さい。
ニュージーランドツアーを選ぶときのTips集
ニュージーランドまでは飛行機でどのくらいかかりますか?
日本からニュージーランドへの直行便は、ニュージーランド航空のみで、成田国際空港⇔オークランドを就航しています。直行便でも11時間程度かかります。飛行機の移動だけでなく、自宅=出発空港、到着空港=ホテルの移動や、出国入港手続きの時間を考慮すると、片道移動に丸1日は必須です。そのため、往復の移動に丸2日間は必要でしょう。
また、関西国際空港からカンタス航空を利用して、オーストラリアのシドニー経由でのオークランドへのアクセスが可能です。所要時間は約17時間ほどです。
その他、中国やタイ、マレーシア経由でニュージーランドへ行くことができます。乗り継ぎ便を利用すれば、バゲッジスルーで乗り継ぎも容易ですが、異なる航空会社を利用する場合は、乗り継ぎに長めの時間を確保する必要があります。直行便でさえ11時間かかる距離なので、自分で乗り継ぎをするとなると、かなりの移動時間が必要です。そのため、直行便もしくは1つの航空会社の乗り継ぎ便を利用するのがおすすめです。
何泊くらいのツアーが最も楽しめるでしょうか?
ニュージーランドへのツアーで、一般的に最短となるのが3泊5日の旅程です。多くが、北島のオークランドもしくは南島のクイーンズランドどちらか1都市に滞在するプランです。フライト時間が最短でも11約時間ということを考慮すると、1都市のみの観光であっても、5日間は確保したいところです。
ニュージーランドは、2つの島から成り、各島に大きな都市があります。北島の大都市オークランドから南島の都市クイーンズランドまでは、1,000km以上もあります。北島もしくは南島両方の島を周遊するツアー、もしくは、どちらか片方の島のみのツアー、様々なバリエーションがあります。
ニュージーランド旅行で2つの島を周遊するならば、6日以上がおすすめです。5日間で駆け足での観光も可能ですが、見どころが多い国なので、長い旅程が取れるときに行くのが理想的ですね。
ニュージーランドの気候は?行くのにいい時期はいつですか?
2つの島から成るニュージーランドは、国内であっても地域によって気候が異なります。南半球にある国なので、日本と逆という認識でいれば問題ありません。クリスマスの時期にニュージーランドに行けば、真夏ですし、日本の夏休みの時期には、ニュージーランドでは防寒着が必要です。
ニュージーランド観光のベストシーズンは、現地の夏にあたる12月から2月の間です。この時期は、世界中から多くの観光客がニュージーランドを訪れ、観光はもちろんのこと、海でのマリンアクティビティも満喫できます。冬と比べると観光にかかる費用も高額になりますが、ニュージーランドを訪れるなら、自然の美しさを堪能できる時期がおすすめです。