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【モナコツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

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世界中のセレブが集う憧れのリゾート地、モナコ公国。この国はヨーロッパならではのオシャレな街並み、エレガントな佇まいが印象的なカジノ、多くの高級クルーザーやヨットが並ぶマリーナ、モナコF1グランプリをはじめとする国際色豊かなイベントの数々など、まさに「異世界」と呼ぶに相応しい見どころが満載です。このページではモナコ旅行に必要な基本情報、おすすめのツアーやホテル、その他に知っておくと便利な情報や定番観光スポットなどを、モナコの魅力とあわせて紹介していきます。

目次

 

ツアー選びのポイント

ツアーの特徴

モナコ
モナコ

日本からモナコへのツアーは最低5日間から催行されており、利用する航空会社と便が指定されています。出発地は東京、大阪、名古屋、福岡の4都市から選択することが可能で、出発空港により利用する航空会社や経由地が異なるのが特徴です。

東京発着のツアーではエールフランス航空、カタール航空、ターキッシュ・エアラインズ、エミレーツ航空、大阪発着の場合はエールフランス航空、エミレーツ航空、KLMオランダ航空、名古屋発着の場合はルフトハンザ・ドイツ航空、エミレーツ航空、フィンランド航空、そして福岡発着の場合はエールフランス航空またはKLMオランダ航空が運航する国際線を利用して、それぞれの乗り換え都市へと移動します。

これらの航空会社は所属しているアライアンスが異なるため、各種マイレージを貯めている方はツアープランに指定されている利用予定の航空会社がどのアライアンスに加盟しているかをあらかじめ確認したうえで、ツアーを予約することをオススメします。

モナコへの移動時間の目安

日本からモナコまでの片道移動にかかる所要時間の目安は、最短約16時間前後です。

また、旅程には必ず機中泊が含まれるほか、各乗り継ぎ都市での乗り継ぎもご自身で行っていただく必要があるので注意が必要です。

到着空港からの移動

旅行客 イメージ
旅行客 イメージ

モナコを訪れるツアーで指定されている到着空港は、フランス南部に位置するニース・コート・ダジュール国際空港です。日本から催行されているツアーのほとんどは、空港からホテルまでの送迎が含まれていないため、基本的にご自身で移動していただく必要があります。

ニース・コート・ダジュール国際空港からモナコへのアクセスするための交通手段は、主にヘリコプター、快速列車(TER)、高速バス、タクシーの4種類から選択することができます。各種移動にかかる所要時間は、ページ下部の【主要エリアからのアクセス・所要時間】に記載しているので、ご確認ください。

また、モナコ観光のついでにスペイン、イタリア、トルコに位置する有名都市を訪れる2ヵ国周遊プランまたは南フランスの人気観光都市を巡るプランに参加する場合でも、空港もしくは鉄道駅とホテルの間の送迎サービスは含まれていないので、移動にかかる費用が別途必要となります。

現地到着後の個人移動が不安な方は、追加料金にて送迎車両を手配することが可能なので、ツアー催行会社へ事前に相談しておくとスムーズでしょう。

旅程はフリープランが一般的

日本からモナコへ催行されているツアーは、現地での滞在が終日自由行動となるフリープランが一般的です。同じツアーに参加している方々と1日の行動を共にする団体ツアーに比べ、自由にスケジュールを組むことができるので、自分のペースでゆっくりと観光を楽しみたい方にオススメです。

ヨーロッパの可愛らしい建築の街並みを散策したり、モナコならではの国際的なイベントやラグジュアリーなアクティビティーを楽しんだり、南フランスに位置する人気観光都市へ足を伸ばしてみたり、自身の好みに合わせて細やかなアレンジを利かせることが可能なので、より充実した旅行が楽しめます。

別途必要費用および料金備考は要チェック

各ツアーの詳細ページ下部には、空港税や宿泊税などを含む「旅行代金の別途必要費用および料金備考」が詳しく記載されています。

モナコの他にイタリア北部のミラノ、スペインのバルセロナ、フランスの首都パリ、ニース、マルセイユ、アヴィニョン、エクス・アン・プロヴァンスに滞在するツアーでは、宿泊するホテルの等級に応じて1泊1人あたり0.5〜7ユーロの宿泊税を別途支払う義務があります。

現地で必要な別途費用に関する質問は、事前にツアー催行会社へと問い合わせしておくのが理想です。

モナコを訪れるのにオススメなシーズン

モナコ港
モナコ港

モナコは年間を通じて温暖な気候が広がり、降水量が少ないことから、基本的にいつ訪れても旅行を楽しむことができます。

現地を訪れるなら、この機会に地中海の美しいビーチや国際色豊かなイベントなど「モナコだからこそ楽しむことができる見どころ」を存分に満喫しておきたいですよね。

モナコを訪れるのに最もオススメなシーズンは、5月下旬から9月です。

この時期は、世界屈指の知名度を誇るモナコF1グランプリや国際花火フェスティバルなどのイベントが開催されるほか、海水浴にも適した気温であるため、観光スポットを訪れる以外にもさまざまな角度からモナコの魅力を楽しむことが可能です。

旅行期間にメーデー(5月1日)を挟む場合は注意

メーデーは、毎年5月1日にモナコを含む世界80ヵ国以上で祝われている、国際的な労働者の祭典です。この日はモナコの祝日に指定されているため、お店や観光地の多くが休みとなります。

ゴールデンウイークにモナコを訪れる場合は、旅行期間にメーデーを挟む方が少なくないと思います。旅行のスケジュールを立てる際は、現地の観光スポットやお店の営業が不規則になることを考慮した上で、時間に余裕を持った行動を心がけましょう。

ホテル選びのコツ

ホテルのベッド イメージ
ホテルのベッド イメージ

モナコを訪れるツアーは、目的地が複数である場合を除き、宿泊するホテルが全てのプランに対して指定されています。

また、フランスやスペインなどに位置する有名観光都市での滞在が旅程に含まれている「2ヵ国周遊ツアー」でも、一般に指定ホテルでの宿泊が適用されますが、アヴィニョンやエクス・アン・プロヴァンスをはじめとする一部の都市では、ホテルが事前に指定されておらず、【ツアー日程】下に記載されているホテルと同等のグレードでの宿泊となります。

旅行の予算やニーズに合わせたアレンジも可能

宿泊するホテルの立地を考慮する上で最も気になる現地の治安ですが、モナコでは警備員が24時間体制で国を守っているため、女性のひとり旅でも安心して町歩きを楽しむことができるほど安全です。

また、この国は世界で2番目に小さい国であることから、基本的にどの地域に宿泊しても観光移動に不便を感じることはありません。そのため、ホテル選びはご自身のニーズや予算に合わせて気楽に行っていただけます。

「ツアープランであらかじめ指定されているホテルとは異なる場所に滞在したい」、「宿泊数を変えずに価格をなるべく抑えたい」、「複数のホテルに宿泊してみたい」など、旅程を細やかな要望に応じてアレンジすることも可能なので、希望がある場合はツアー催行会社へと事前に相談しましょう。

一生に一度は泊まってみたい名門5つ星ホテル

オテル・ド・パリ
オテル・ド・パリ

世界屈指の人気リゾート地として名高いモナコには、クラシカルな雰囲気が漂う老舗ホテルや美しい眺望が自慢のリゾートホテルなどさまざまな宿泊施設が存在します。

驚くことに、国内に立地するホテルの約75%は4つ星以上といわれ、高級リゾートと呼ばれるのにも納得せざるを得ません。

なかでも、1900年創業のオテル・エルミタージュ・モンテカルロ(HOTEL HERMITAGE MONTE-CARLO)、その姉妹ホテルであるオテル・ド・パリ・モンテカルロ(HOTEL DE PARIS MONTE-CARLO)は、長い歴史と洗練されたサービスを誇る名門ホテルで、海外セレブをはじめとする多くの人々から長きにわたって愛され続けています。

これらのホテルは、カジノ・ド・モンテカルロへの入場無料、指定のゴルフクラブおよびテニスクラブでのプレー料金の割引、ビーチクラブが無料で利用可能など、宿泊者のみを対象にした嬉しい特典がいくつもあるので、より充実した滞在時間を過ごすのにぴったりです。

最短日程で行くツアーを楽しむポイント

観光客 イメージ
観光客 イメージ

ツアーを利用してモナコを訪れる場合の、最低限必要な旅行日数は5日間です。この場合の現地滞在日数は2泊のみで、旅程に機中泊が含まれているのが一般的です。

また、これらのツアーの多くは往路に夜発のフライトが指定されているので、仕事終わりに空港へ直行することも可能です。5日間の旅行となると、職場や学校の都合でスケジュールの調整が難しいという方が多いと思いますが、日本からの出発便が夜に指定されているツアーに参加すれば、実質4日間でヨーロッパ旅行を満喫することができます。

衛兵交代式を見学する

宮殿を守る衛兵隊の交代式で、大公宮殿前に位置する広場で毎日11時55分から行われています。無料で見学することが可能なので、旧市街を訪れる前に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

中世の面影が残る旧市街を散策

世界屈指の高級リゾート地として知られ、ラグジュアリーなイメージで語られることが多いモナコ。シャネルやルイ・ヴィトンをはじめとするスーパーブランド店や高級クルーザーが多く停泊する街並みが印象的である反面、中世の古き良き趣が漂うエリアも大切に残されています。

モナコ大聖堂や市庁舎などの歴史的建造物を含むカラフルな街並みが広がるモナコ・ヴィル地区には、細い路地沿いにオシャレなレストランやカフェ、お土産屋さんが多く並んでいるので、お土産を探しがてら町歩きを楽しむのにピッタリです。

モナコならではのナイトライフを満喫

モナコを訪れるなら絶対に体験しておきたいのが、煌びやかなナイトライフです。

モナコはとても小さな国である一方、朝から晩までさまざまな楽しみ方ができる「まるで国全体がテーマパークの様な旅行先」です。

地中海ビーチでくつろいだり、定番の観光スポット巡り、ショッピング、高級スパなど、日中の楽しみを一通り満喫した後は、オペラハウスやカジノを訪れて非日常的な世界をのぞきに出掛けましょう。

2ヵ国周遊プランの魅力

南フランス ラベンダー畑
南フランス ラベンダー畑

モナコへ旅行するついでに、周辺に位置する国の人気都市も訪れてみたいという方には、一度の旅行で2ヵ国以上を訪れる周遊プランを選択することをオススメします。

日本からモナコへ催行されているツアーで訪れることができる国は、スペイン、フランス、イタリア、トルコの4ヵ国で、訪れる国や都市の組み合わせはツアープランにより異なります。

ツアーを予約する際は、旅行期間や予算をはじめ、訪れてみたい都市をあらかじめ決めておくと、希望に沿ったツアーをよりスムーズに見つけることが可能です。

目的地の組み合わせにより異なる、各種ツアーの魅力を以下に紹介しているので、2ヵ国以上訪れてみたい方はぜひ参考にして下さい。

【モナコ×スペイン】憧れの世界遺産に絶品ローカルグルメ!スペインの国際都市バルセロナ

グエル公園
グエル公園

ツアー概要欄の目的地にスペインが含まれているツアーでは、モナコのほかに、憧れの世界遺産であるサグラダファミリアを擁する国際都市バルセロナを訪れます。

バルセロナはローマ帝国の植民地時代から続く、約2,000年以上の歴史を有するカタルーニャ自治州の州都で、中世の面影が色濃く残る旧市街のゴシック建築および新市街に位置する近代的なビル群が独特な調和を生み出す魅力的な旅行先です。

バルセロナ半日観光ツアー、フラメンコ・ショー EL CORDOBES(エル・コルドベス)を旅程にプラスすれば、限られた滞在時間でも充実した旅行になること間違いなしです。

【モナコ×トルコ】壮大なイスラム建築や個性豊かな文化が見どころ!魅惑の大都市イスタンブール

イスタンブール
イスタンブール

ツアー概要欄の目的地にトルコが含まれているツアーでは、モナコのほかに、異国情緒漂う魅惑の大都市であるイスタンブールを訪れます。

イスタンブールは、紀元前7世紀頃に築かれた古代都市ビザンチン帝国を起源とするトルコの首都で、ヨーロッパ大陸とアジア大陸を繋ぐ「文明の十字路」として数千年にもわたって栄えた歴史を持ちます。

ボスポラス海峡を挟んで広がる街並みには、ブルー・モスクやアヤソフィアなどの世界遺産が位置する歴史地区、華やかな活気に満ちたバザール(市場)、世界3大料理として有名なトルコ料理を提供するレストランなどがあり、モナコとは対照的に庶民的な親しみやすさを持つのが特徴です。

主要観光スポットを巡る観光ツアーやボスポラス海峡クルーズなどのオプショナルツアーを追加すれば、イスタンブールの魅力を余すことなく楽しむことができるので、非常にオススメです。

【モナコ×イタリア】本場のイタリアンと芸術文化を堪能する!イタリア北部の人気都市ミラノ

ドゥオーモ ミラノ
ドゥオーモ ミラノ

ツアー概要欄の目的地にイタリアが含まれているツアーでは、モナコのほかに、イタリアを代表する人気都市ミラノを訪れます。

ミラノは、1386年から約500年以上の歳月を費やして建造されたゴシック建築の最高傑作ドゥオーモを中心に、19世紀に造られたガラスの天井アーケードが美しいヴィットリオ・エマヌエレ2世ガレリア、1778年に完成したイタリアを代表する歌劇場であるスカラ座、レオナルド・ダ・ヴィンチの名画「最後の晩餐」があることで有名なドミニコ派教会など、多数の見どころがすべて徒歩圏内に集中しているため、初めて訪れる方でも非常に観光しやすい旅行先です。

本場のイタリアグルメの食べ歩きやショッピングに、ミラノ市内半日観光ツアーをアレンジすれば、ミラノの定番観光スポット、最後の晩餐の見学など、ミラノを満喫するために欠かせない人気アクティビティーを一気に満喫することが可能です。

【モナコ×フランス】花の都パリや南フランスの絶景を巡る贅沢ツアー

ヴェルドン渓谷
ヴェルドン渓谷

ツアー概要欄の目的地にフランスが含まれているツアーでは、モナコのほかに、首都パリやニース、マルセイユなど南フランスに位置する人気観光地を訪れます。

訪れる都市の組み合わせは選択するプランにより異なりますが、上記の都市以外にもエクス・アン・プロヴァンス、アヴィニョン、エズを含むさまざまな観光地に足を運ぶことも可能です。

フランスの首都として知られるパリは、エッフェル塔や凱旋門、ルーヴル美術館などの有名スポットが数多く点在する世界的に人気な観光都市として高い知名度を誇りますが、南フランスもパリと同様にとても魅力的な旅行先であることから毎年多くの観光客が訪れています。

せっかく日本から遠く離れたモナコへと旅行するならば、周辺に位置する観光地も訪れておきたいですよね。一度の旅行でモナコとフランスの2ヵ国を訪れれば、きっとヨーロッパの魅力を心から満喫することができるでしょう。

そもそもモナコってどんなところ?

モナコの基本情報

モナコ
モナコ

モナコはフランスの地中海沿岸地方に位置する独立国家で、バチカン市国に次ぐ「世界で2番目に小さな国」です。正式名称はモナコ公国で、シンガポールと同様に首都を持たないことで知られています。

その国土面積は約2.02平方kmと、皇居外苑を含めた総面積よりも狭いから驚きです。また、2020年7月現在、約39,250人の総人口を有することから「世界で最も人口密度が高い国」の1つにも数えられています。

しかしながら、総人口に占めるモナコ国籍所有者の割合は約16%に留まり、大多数を占めるのは外国国籍者であるといわれています。

モナコは、税金が安く治安が良好であるため、いわゆる超富裕層と呼ばれる人々が世界中から集まる高級リゾート地として著名な国です。また、厳しい移住制限が設けられているにもかかわらず、他国からの移住希望者が絶えず、現在でも順番待ちの状態が続いていることから、高い人気がうかがえます。

時差

日本との時差は8時間で、現地時間が0時のとき日本は8時となるので参考にして下さい。サマータイム期間中は、通常の時間より1時間前倒しとなるので、時差は7時間となります。サマータイムの実施期間は3月最終日曜の午前2時から10月最終日曜の午前3時まで適用されます。

サマータイムの開始および終了時期に現地を訪れる場合は、現地時間の切り替わりに注意が必要です。特に、飛行機や鉄道の出発時刻、およびツアーの集合時間を間違えるといったケースはよく報告されているので、心配な方は時間に余裕を持って行動することをオススメします。

言語

モナコはフランスと国境を接していることから、公用語としてフランス語が話されています。しかしながら、多国籍の人々が居住または観光で訪れる環境であることから英語も広く話されているので、ホテルやレストランで必要な程度のコミュニケーションであれば、普段あまり英語に親しみの無い方でも、スムーズに行える傾向にあります。

宗教

モナコでは、総人口の約9割がカトリック教を信仰しているため、復活祭やクリスマスをはじめとするキリスト教に関連する祝祭日は、国民の休日として指定されています。

また、メーデー(5月1日)およびモナコ・ナショナルデー(11月19日)も同様に祝日扱いとなるため、これらを旅行期間に含む場合は、訪れる予定のお店や観光スポットの営業時間をあらかじめ確認した上でスケジュールを立てることをオススメします。

モナコのチップ事情

訪れる国により、大きく異なる「チップ文化」。日本には存在しない価値観であることから、どのようなタイミングでいくら渡すべきなのか迷ってしまう方は多いと思います。

モナコにはアメリカで親しまれているようなチップ文化が存在せず、大抵のホテルやレストランの会計にサービス料が含まれているので、快い接客を受けた際や特別なことを頼んだ場合を除き、チップを渡す必要はありません。

しかしながら、現地のタクシーまたはホテルの各種サービスを利用する場合は、感謝の気持ちを込めて相応のチップを手渡すのが望ましいでしょう。

チップの目安として、ポーターやルームメイドに1ユーロ、レストランやツアーの予約を担当するコンシェルジュに2ユーロ、タクシードライバーには乗車料金の5%程度を手渡すのが理想なので、参考にして下さい。

モナコの歴史

モナコの街並み
モナコの街並み

モナコは国土面積が非常に小さいにもかかわらず、約3,000年におよぶ長い歴史を持つ国です。

モナコ(Monaco)という国名は、「ヘラクレスがこの辺りに居た神々を追い出したので、記念に神殿を建てた」というギリシャ神話の物語に由来しているそうで、ヘラクレスの神殿を比喩する「一軒家(Monoikos)」という表現が派生して、つくられたと言われています。

モナコの人気観光地としてお馴染みのモナコ・ヴィル地区は、かつて古代の人々によって避難所および要塞として使用されていた場所で、現在のモナコ公国が誕生するに至った経緯に大きく関連する重要な場所です。

以下では、モナコの近代史を略史を用いて紹介しています。

1297年 ジェノバ出身であるローマ教皇派の人物フランソワ・グリマルディが聖職者に扮して要塞に潜入し、モナコを占拠

1309年 フランソワ・グリマルディの従兄弟にあたるレーニエ1世による統治

1793年 ルイ13世の保護下に入り、フランス王家の家臣となる

1861年 フランスの保護下で独立を達成

1911年 立憲君主制に移行した後、モナコ憲法を制定

1918年 フランス・モナコ保護友好条約を締結

1940年 イタリアおよびドイツによる3年間におよぶ占拠

1962年 新憲法採択

1993年 国際連合に加盟

2005年 前モナコ公であるレーニエ3世公が死去した為、アルベール2世がモナコ公として新たに即位

モナコの通貨および両替事情

ユーロ紙幣
ユーロ紙幣

通貨について

モナコの基本通貨はユーロ(EUR)で、ユーロという単位を用いて表記されるのが一般的です。2020年6月現在、1ユーロあたりの両替レートは約120.7円です。

紙幣は5ユーロ、10ユーロ、20ユーロ、50ユーロ、100ユーロ、200ユーロ、500ユーロの7種類、硬貨は1ユーロ、2ユーロ、およびセント、2セント、5セント、10セント、20セント、50セントの合計8種類が存在します。

両替について

日本円からユーロへの両替は、日本国内およびユーロ圏内に位置する国際空港をはじめ、ホテルのフロント、銀行、街中の両替所などで広く行うことができます。

レートや手数料は両替する場所によって異なりますが、ホテルでの両替レートが悪い傾向にあるので、なるべく銀行や両替所を利用することをオススメします。両替の際はパスポートをご用意ください。

また、日本を出国する際に旅行先の通貨を用意しておきたいという方は、国内の主要国際空港でユーロを入手するのが良いでしょう。

クレジットカードの利用

モナコでは、ホテルやレストランを含むほとんどの施設で国際クレジットカードを使用することが可能です。そのため、現金の持ち歩きは必要最低限で大丈夫と言えますが、路線バスを利用する場合やチップを渡すための現金はあらかじめ用意しておくと便利です。

国際キャッシュカードや海外キャッシング機能付きのクレジットカードを使用してATMから現地通貨を引き出すことも可能ですが、稀にカード会社が海外での使用を制限している場合があるので、心配な場合は渡航前にクレジットカード会社に連絡して海外での利用を希望する旨を伝えておくとスムーズです。

モナコの気候と服装

モナコの旧市街
モナコの旧市街

気候について

モナコは典型的な地中海性気候に属していることから年間を通じて温暖な気候が広がり、とても過ごしやすいのが特徴です。晴天を数える日数は年間300日以上を誇り、基本的にどの季節に訪れても穏やかな天候の下で観光を楽しむことが可能です。

一般に3〜5月が春、6〜8月が夏、9〜11月が秋、そして12〜2月が冬とされていますが、冬の時期でも平均最高気温は10度以上であることがほとんどなので、日本の冬のような寒さを感じることは無いでしょう。

また、9月から1月にかけて降水量がやや増加する傾向にありますが、短時間で降り止むことが多いので、観光に支障をきたすことは少ないと言えます。

服装について

思わず写真に写したくなるような、美しい景色が街角の至るところに点在しているモナコ。

豪華絢爛な雰囲気漂う老舗ホテルや高級レストラン、オシャレなカフェ、地中海の絶景を見下ろす観光スポットなど、素敵な魅力で溢れたこの国は散歩しているだけでも私たちを幸せな気分にしてくれます。

そんなモナコを訪れる際は、季節の変化に応じたスマートカジュアルな服装をオススメします。男性はカジュアルなシャツにロングパンツ、女性であればワンピースのように一着でエレガントに着こなせるスタイルが理想です。

春と秋は薄手の長袖でも十分過ごしやすい気温ですが、朝晩は冷え込むので簡単に羽織れるものを持ち歩くと良いでしょう。

夏場は湿度が低く、平均気温が東京に比べ5度程度低いため過ごしやすい反面、日差しがとても強いので真夏の服装に帽子やサングラスなどの紫外線対策アイテムをプラスすることを推奨します。

また、冬の時期は降水量が増加して、やや冷え込む傾向にあるので、薄手のコートやジャケットがあると便利です。

モナコを訪れるベストシーズン

モナコの街並み
モナコの街並み

モナコを訪れるベストシーズンは、降水量が少なく快適に観光が楽しめる、5月上旬から9月中旬です。

この時期は降水量が少なく、赤十字の舞踏会やモナコF1グランプリなどの有名イベントが多数開催されるため、世界中から訪れる多くの観光客でにぎわいます。

また、地中海クルーズや国際花火大会など、夏のバカンスを楽しむためのアクティビティーも積極的に開催されているので、普段の旅行よりも見どころが多いのもポイントです。

モナコの治安

モナコの港
モナコの港

モナコは高水準の医療レベル、整った衛生環境、そして世界トップクラスの治安の良さを誇る国です。

その治安はフランス警察の精鋭部隊により徹底的に管理されており、なんと住民100人にひとりの割合で警官が配備されていると言われています。

また、街の至るところに防犯カメラが設置されていて、犯罪による被害を防ぐための監視が24時間体制で行われていることから、女性のひとり旅をはじめ、小さなお子さまやお年寄りを連れた家族旅行でも安心して過ごすことができる、安定した治安情勢を維持しています。

しかしながら、盗難などの犯罪被害に遭う可能性もゼロでは無いため、手荷物の管理はしっかりと行いましょう。

特に、路線バスや列車などの公共交通機関を利用する場合、およびカジノなどの遊技場を訪れる場合は、スリや置き引きに注意して下さい。

トラブル発生の際は在フランス日本国大使館に連絡

モナコには、日本大使館および総領事館などが存在せず、在フランス日本国大使館がこれらの業務を兼轄しています。

パスポートの紛失をはじめとする不測のトラブルに遭遇した際には、在フランス日本国大使館への連絡が必要です。また、モナコの医療費は高額なので、万が一に備えて海外旅行保険に加入しておくと安心でしょう。

モナコでの移動手段

観光客 イメージ
観光客 イメージ

モナコを観光するための主な移動手段は、路線バスまたはタクシーの利用が一般的です。また、国土面積が長さ約3km、幅約300mと狭いので、徒歩でも十分観光することが可能です。

その他にも、バトービュス(Bateau Bus)と呼ばれる電動船がモナコ港を運航しており、対岸へと移動するついでに洋上から美しい景色が楽しめると評判です。

モナコは全体的に坂道が多く、日本に比べ夏場の日差しが厳しい傾向にあるため、状況に応じてこれらを使い分け、効率よく観光するのが理想です。各種移動手段に関する詳しい情報を以下に紹介するので、参考にして下さい。

路線バス

現地の路線バスは、モナコバス会社 (C.A.M)により、毎日午前7時から午後9時30分まで、以下に紹介する6つの路線が運行されています。また、毎晩21時30分から午前0時20分までは夜間バス(N1またはN2)が運行しており、週末は翌朝4時まで利用することが可能です。

【バス路線】
1番バス:モナコ・ヴィル(Monaco-Ville)ーサン・ロマン(Saint-Roman)間
2番バス:モナコ・ヴィル(Monaco-Ville)ー熱帯公園(Exotic Garden)間
3番バス:フォンヴィエイユ・ショッピングセンター(Fontvieille Shopping Center)ーヘクター・オット (Hector Otto)間
4番バス:フォンヴィエイユ ・ショッピングセンター(Fontvieille Shopping Center)ーサン・ロマン(Saint-Roman)間
5番バス:プランセス・グラース総合病院(Centre Hospitalier Princesse Grace)ーラルヴォットビーチ(Larvotto Beach)間
6番バス:フォンヴィエイユ・ショッピングセンター(Fontvieille Shopping Center)ーラルヴォットビーチ(Larvotto Beach)間

【夜間バス路線】
N1バス:アルベール2世通り(ALBERT 2)ーラルヴォットビーチ(Larvotto Beach)間
N2バス:モナコ・ヴィル(Monaco-Ville)ー熱帯公園(Exotic Garden)間

バスの運転手から直接購入する他にも、バス会社の公式ホームページ、主要なバス停に設置されている券売機があります。なお、バスチケットを乗車時に購入する場合は運賃が3割増となるので、なるべく事前に買っておくのが理想でしょう。

主な運賃は1回券1.5ユーロ、12回券11ユーロ、1日乗り放題パス5.5ユーロですが、1日乗り放題パスのみ乗車時でも同額で購入することができるので、1日の利用回数が合計3回以上となる場合は、乗り放題パスの使用がお得です。

バトービュス

バトービュス(Bateau Bus)は、モナコバス会社に代わり、モナコ・リビエラ・ナビゲーション社(MONACO RIVIERA NAVIGATION)が毎日午前8時から午後8時まで運航している電動船です。

この路線は、モナコ・ヴィル地区とモンテカルロ地区を片道2ユーロで結んでおり、モナコ港を横断するための快適な移動手段として多くの人々に利用されています。

単純な移動手段として利用するのも良いですが、地中海側から眺めるモナコの街並みは格別の美しさなので、現地での滞在時間に余裕がある方は、ぜひバトービュスを利用しての移動を体験してみて下さい。

タクシー(Taxi Monaco)

現地のタクシーは、すべてモナコタクシー協会により24時間体制で運行されています。

モナコは、その他のヨーロッパ諸国や日本とは異なり、流しのタクシーが走っていないので、観光や空港への移動に利用する際は事前に配車手配を済ませる、もしくは最寄りのタクシー乗り場まで移動する必要があります。

国内にはタクシー乗り場が合計12ヵ所、タクシー呼出専用電話が10ヵ所設置されているので、あまり不便に感じることは無いでしょう。また、モナコのタクシー料金は移動範囲に応じた定額制を採用しているので、支払い金額を事前に把握することが可能です。

モナコ旅行の見どころ

国際的な雰囲気漂うイベントが盛り沢山

モナコF1グランプリ 会場
モナコF1グランプリ 会場

モナコでは、1874年から続く長い歴史を有する伝統行事をはじめ、サーカスや花火、各種スポーツイベントおよびチャリティーイベントなど、世界中からさまざまな参加者が集う国際的な行事が年間を通じて開催されています。

その数は非常に多く、基本的にいつ訪れても何かしらのイベントが行われていると言っても過言ではないでしょう。

なかでも、モナコF1グランプリ、モンテカルロ・ラリー、モンテカルロ・ロレックス・マスターズは人気が高く、国籍を問わず多くの観戦者でにぎわいます。

モナコで旅行をより楽しめる、まるでスパイスのような様々なイベント。旅行を計画する際は事前にイベントカレンダーを確認して、チケットの購入などの必要な手配を済ませておくとスムーズです。

スーパーカーをレンタルしてモナコF1グランプリのコースをドライブ

スポーツカー イメージ
スポーツカー イメージ

インディアナポリス500、ル・マン24時間レースと並び「世界3大レース」の1つに数えられる、モナコF1グランプリ。

第1回大会が開催された1929年以降、第2次世界大戦前後の中断、および1950年代前半を除いて毎年5月に開催され、グランプリ期間中は人口3万人の小国に約20万人以上の観客が訪れるといわれる、人気のF1レース選手権です。

モナコF1グランプリが世界中のF1ファンを魅了する理由は、道幅が狭く曲がりくねった道が多いモンテカルロ地区の市街地を利用した迫力満点のレースにあるでしょう。

F1グランプリの開催期間中はレースに使用されるコースも、普段は一般道路として自由に走ることが可能なので、フェラーリやランボルギーニなどのスーパーカーをレンタルして、モナコの街を走行してみるのも楽しい見どころのひとつです。

「地中海の宝石」として親しまれる感動の夜景を鑑賞

モナコ 夜景
モナコ 夜景

地中海に面し美しい曲線を描く海岸線や起伏のある地形が独特な風景を生み出す、モナコ。

色鮮やかなコバルトブルーがどこまでも続く地中海、オレンジ色の屋根がひしめく素敵な街並み、港に停泊する高級クルーザーの数々は、この国の平和と豊かさを象徴する重要な要素であり、モナコを旅行で訪れるなら絶対に見逃せない見どころのひとつです。

観光のために街中を散策していると、思わず足を止めてしまう様なビュースポットが市内各所に点在していることに気付くでしょう。

モナコは日中の美しさもさることながら、夜景の素晴らしさも評判であり、2012年に長崎で開催された夜景サミットでは、香港および長崎と並ぶ「世界三大夜景」のひとつに選ばれたことで知られています。

日没以降には、大公宮殿前を含む歴史的建造物やカジノ広場、モナコ港の波止場などのさまざまなエリアがライトアップされ、まさに「地中海の宝石」と呼ぶにふさわしい夜景を楽しむことができます。

モナコを旅行で訪れる際は、時間帯によって全く異なる雰囲気を持つ感動風景を心ゆくまでお楽しみ下さい。

ラグジュアリーな空間で楽しむ極上スパ体験

スパ イメージ
スパ イメージ

多くの海外セレブが集うモナコでは、ほとんどの高級ホテルに個性的なスパが併設されており、ラグジュアリーな空間で極上のリラクゼーションを体験することができます。

同国には、コートダジュールにおけるタラソテラピーの最高峰と評される広大なスパ「レ・テルム・マラン・ド・モンテカルロ(Les Thermes Marins de Montecarlo)」をはじめ、地中海を見下ろす絶景が魅力の「ウィロー・ストリーム・スパ(Willow Stream Spa)」、幅広いトリートメントメニューが自慢の「スパ・サンク・モンド(SPA Cinq Mondes)」など、洗練された技術が評判の一流スパが多数揃っているので、普段からスパに通い慣れているという美意識の高い方でも満足していただけること間違いなしです。

憧れの地中海ビーチで日光浴

地中海のビーチ イメージ
地中海のビーチ イメージ

旅行好きなら誰しもが一生に一度は憧れる、地中海リゾートで過ごす贅沢バカンス。

さんさんと降り注ぐ眩しい太陽と紺碧(こんぺき)色の海には、訪れる人の身も心も満たすポジティブなエネルギーがあります。

日本から遠く離れたモナコへと旅行するなら、できるだけ多くの観光スポットを巡ったり、周辺国に位置する人気観光地へと足を延ばしたりしたいところですが、せっかく美しい地中海に面した高級リゾートを訪れるのであれば、やはり普段では望むことのできない景色を味わいながら、ゆっくりとした時間を過ごすのがオススメです。

モナコには充実した設備が自慢のプライベートビーチだけでなく、路線バスを利用して簡単にアクセスすることができるパブリックビーチもあるので、イタリアやフランスから日帰りで観光に訪れる方でも気軽に利用することが可能です。

定番スポット10選

カジノ・ド・モンテカルロ

カジノ・ド・モンテカルロ
カジノ・ド・モンテカルロ

カジノ・ド・モンテカルロ(通称:グランカジノ)は、ヨーロッパを代表するカジノとして高い知名度を誇る、モナコ最古のカジノです。

モナコは言わずと知れた高級リゾート地であり、世界各国の富裕層が多く集まる国であることから、ラグジュアリーな雰囲気を放つ建物や高級ホテルが市内の至るところに点在しています。

なかでも、モンテカルロ地区中心部に位置するカジノ・ド・モンテカルロは、1878年の完成以降「モナコを象徴する建物」として長く親しまれ続けています。

ベルエポック調の外観が美しい建物の内部には、オニキス柱と大理石床が印象的なアトリウム、ルーレットやブラックジャック、ポーカーなどが楽しめるカジノ、贅沢で緻密な装飾が特徴の歌劇場があり、まさに非日常的そのものです。

カジノは毎日午後2時から翌朝6時まで利用することが可能で、入場にはパスポートの提示が必要です。また、カジノでの写真撮影および18歳未満の入場は不可能となっていますので、あらかじめご了承ください。

カジノ・ド・モンテカルロ(Casino de Monte-Carlo)

カジノ・ド・モンテカルロ(Casino de Monte-Carlo)

Place du Casino, 98000 Monaco, モナコ

6

モンテカルロ歌劇場

モンテカルロ歌劇場
モンテカルロ歌劇場

モンテカルロ歌劇場(別名:サル・ガルニエ・オペラハウス)は、パリのオペラ座を手掛けたフランスの有名建築家シャルル・ガルニエ(Charles Garnier)の設計により1879年に完成された歌劇場です。

同歌劇場は、カジノ・ド・モンテカルロの建物内部に位置しており、約500名以上の観客を収容することが可能です。内部の造りは豪華絢爛そのもので、一歩足を踏み入れるとまるで別世界へと誘われたかのような感覚に陥るでしょう。

室内を覆う金色の葉の模様や輝かしいシャンデリア、天井に描かれた風景画、繊細なレリーフの数々は、思わずため息が出てしまう程の美しさを誇ります。

バレエやオペラ、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団によるオーケストラなど、年間を通じてさまざまな公演が行われているので、普段とはひと味異なる優雅な夜を過ごしに訪れてみるのはいかがでしょうか。

モンテカルロ歌劇場(Opéra de Monte-Carlo)

モンテカルロ歌劇場(Opéra de Monte-Carlo)

Place du Casino, 98000 Monaco, モナコ

3

大公宮殿

大公宮殿
大公宮殿

モナコ・ヴィル地区に位置するモナコ大公の宮殿で、かつてジェノヴァ人が築いた要塞の跡地に建てられています。

その歴史は意外と古く、1215年までさかのぼりますが、現在見られるようなイタリア・ルネッサンス様式の宮殿へと改築されたのは17世紀、初代モナコ公オノレ2世の時代であったといわれています。

大公宮殿は、モナコ公国を統治するグリマルディ家の私邸であることから、夏季(4月上旬〜10月中旬)のみ見学に訪れることが可能です。

宮殿内では「エルキュールの回廊」や「鏡の回廊」、「青の部屋」、「王冠の間」、「ルイ15世の間」などの豪華に装飾された部屋をはじめ、パラティン礼拝堂、サンマリーの塔、グリマルディ家が収集してきた美術品のコレクションが展示されており、非常に見応えがあります。

また、宮殿前に位置する広場では毎日11時55分から衛兵交代式が行われているので、あわせて見学することをオススメします。

大公宮殿(Prince's Palace)

大公宮殿(Prince's Palace)

2 Rue Emile de Loth, 98000 Monaco, モナコ

2

新国立美術館

現代アートを中心に、舞台芸術、人体の表現、風景と自然などをテーマにしたユニークな企画展を行うスペースとして2010年にオープンした美術館で、ソベール館(Villa Sauber)とパロマ館(Villa Poloma)の2ヵ所に分けられています。

ルシオ・フォンタナ、エットーレ・スパレッティ、ブラッサンやクリスチャン・ボルタンスキーをはじめとする国際的な芸術家により製作された現代アート作品をはじめ、アンティーク人形および彫刻コレクションなどのアート作品を約1万点以上収蔵していることで知られ、多様な角度から楽しむ「アートの世界観」が評判です。

新国立美術館は、企画展が開催されている期間中のみ入場が可能なので、モナコを訪れる時期により入場できないことがあります。

美術館の見学を希望される場合は、開館に関する情報を公式ホームページなどで事前に確認してから足を運ぶことをオススメします。

新国立美術館(New National Museum of Monaco – Villa Sauber)

新国立美術館(New National Museum of Monaco – Villa Sauber)

17 Av. Princesse Grace, 98000 Monaco, モナコ

0

モナコ大聖堂

モナコ大聖堂
モナコ大聖堂

1875年にローマ・ビザンチン様式の正面壁が建設されたカトリック教会で、モナコ・ヴィル地区に位置しています。

モナコ大聖堂は、カトリック信徒であるモナコ公室によりさまざまな公式行事が行われる場所であり、レニエ3世とグレース公妃が結婚式を挙げたことでも知られています。また、聖堂の奥には公国歴代君主やグレース公妃の墓石があり、現在でも多くの人々が献花に訪れています。

フランス・チュルビー産(La Turbie)の白い石を贅沢に使用した荘厳な外観、ニース出身の画家ルイ・ブレア(Ludovic Bréa)が1500年に描いたとされる祭壇画をはじめとする美術品の数々、美しい音色を奏でる2台のパイプオルガンは必見です。

サント・デヴォット祭(1月27日)やモナコ・ナショナルデー(11月19日)をはじめとする同国の重要な年間行事以外にも、9月から6月にかけてはモナコ少年合唱隊とモナコ大聖堂合唱隊によるミサが毎週日曜日午前10時から行われているので、パイプオルガンと合唱団による美しいハーモニーに耳を傾けに足を運んでみるのも良いでしょう。

モナコ大聖堂(Cathedrale De Monaco)

モナコ大聖堂(Cathedrale De Monaco)

4 Rue Colonel Bellando de Castro, 98000 Monaco, モナコ

3

海洋博物館と水族館

海洋博物館
海洋博物館

モナコ大公アルベール2世の高祖父であり優秀な海洋研究家として知られていたアルベール1世により、1910年に創設された世界規模の海洋博物館です。

思わず宮殿と見間違えてしまう様な壮麗な佇まいが特徴である同博物館は、モナコ・ヴィル地区の断崖絶壁に建てられており、テラスからの眺めが素晴らしいと評判です。

約6,500平米におよぶ広大な見学スペースが自慢の館内は、地上階が博物館、地下は世界中の魚が集められた水族館として公開されており、深海魚を含む豊富な海洋生物の標本類をはじめ、大公自ら使用した観測船、海洋学および水産学の観測用諸測器、5万冊以上の蔵書などが展示されています。

モナコ海洋博物館(Musee Oceanographique de Monaco)

モナコ海洋博物館(Musee Oceanographique de Monaco)

Avenue Saint-Martin, 98000 Monaco, モナコ

4

プラージュ・デュ・ラルヴォット

プラージュ・デュ・ラルヴォットとモナコの街並み
プラージュ・デュ・ラルヴォットとモナコの街並み

プラージュ・デュ・ラルヴォット(別名:ラルヴォットビーチ)は、モナコ最東端の区として知られるラルヴォット地区に位置する人工ビーチです。

ここは、ホテル所有のプライベートビーチが多数存在するモナコで、一般の方でも無料で利用することが可能である「モナコ唯一の公共海水浴場」として親しまれており、夏場を中心に多くの行楽客でにぎわいます。

ビーチは2つの入り江で構成され、それぞれプライベートエリアおよびパブリックエリア(公共ゾーン)に分けられています。海岸の長さは約400mと短いですが、ヨーロッパならではの色鮮やかな街並みが海に迫り、青い空を映し出す絶景は一見の価値ありです。

また、周辺にはオシャレなカフェやレストランが位置するほか、公共トイレやシャワーなどの設備もしっかりと完備されているので、海水浴や日光浴を存分に楽しんでいただくことが可能です。

プラージュ・デュ・ラルヴォット(Plage du Larvott)

プラージュ・デュ・ラルヴォット(Plage du Larvott)

モナコ プラージュ・デュ・ラルヴォット

3

日本庭園

日本庭園
日本庭園

かつて日本文化に強い関心を寄せていたといわれるグレース王妃が、「モナコに日本庭園を造りたい」と望んでいたことから造営が実現した、池泉廻遊式の日本庭園です。

この日本庭園は、1982年9月に不慮の事故で突然この世を去る事となってしまったグレース公妃の遺志を継承したレニエ3世の希望により施工され、1994年5月に完成されました。

約8,000平米の面積を誇る庭園には、茶室や枯山水、池、滝、太鼓橋など、日本庭園ならではの要素がしっかりと取り込まれており、「禅宗の思想と地中海文化が融合する素晴らしい趣」を表現するための工夫が随所に施されています。

造園に携わった人物は、「国際花と緑の博覧会」の庭園コンテスト部門で名誉賞および優秀賞を受賞した経歴を有する日本の庭園建築家、別府保男氏で西洋の自然と特異な周辺環境を利用した日本庭園造りにもかかわらず、洗練された日本美および神道の哲学を見事に表現する様は目を見張るものがあります。

新国立美術館から徒歩3〜5分とアクセスに便利な立地なので、日本庭園とあわせて訪れることをオススメします。

日本庭園(Jardin Japonais)

日本庭園(Jardin Japonais)

5 Av. Princesse Grace, 98000 Monaco, モナコ

4

熱帯公園

熱帯公園
熱帯公園

1933年に一般公開された外来植物園で、紺碧に輝く地中海とモナコの街並みを望む高台に位置しています。その眺めの美しさは、あのグレース公妃をも魅了したほどで、訪れる者に時間の流れを忘れさせます。

この公園では、アメリカの南西部をはじめ、メキシコ、アフリカ、アラビア半島まで、世界のさまざまな地域に自生している約7,000種類以上の亜熱帯植物が緑豊かな迷路を形成しており、異なる種類の植物を年間を通じて楽しむことができます。

また、公園の敷地内には地下60mの深さを誇る鍾乳洞があり、ガイドツアーに参加して内部を見学することも可能です。大自然が途方も無い時間をかけて創り出した石筍(せきじゅん)や鍾乳石の数々は、まさに天然アートそのもので、非常に見応えがあります。

熱帯公園、鍾乳洞、および同じ敷地内に位置する先史人類博物館は、入場券が共通なので、現地での滞在時間に余裕がある方はゆっくりと時間をかけて観光するのが良いでしょう。

熱帯公園(Tropical park)

熱帯公園(Tropical park)

62 Boulevard du Jardin Exotique, 98000 Monaco, モナコ

1

グレース公妃のバラ園

グレース公妃のバラ園
グレース公妃のバラ園

バラをこよなく愛したグレース公妃をしのんで、大公レニエ3世により1984年に設立されたバラ園です。

このバラ園は、オリーブの木を植樹して地中海ならではの特徴を取り入れつつ英国式の庭園を基本として造られたそうで、5,000平米におよぶ広い敷地に300種、8,000本を超えるバラが咲き誇っています。

園内にはグレース公妃の銅像や噴水を取り囲む静かな広場があり、美しい自然を楽しみながら、憩いのひと時を過ごすことができます。

大公宮殿やモナコ大聖堂が位置するモナコ・ヴィル地区および熱帯公園から徒歩でアクセスすることができるので、これらの観光スポットを訪れるついでに足を運んでみてはいかがでしょうか。

グレース公妃のバラ園(Roseraie Princesse Grace)

グレース公妃のバラ園(Roseraie Princesse Grace)

Avenue des Papalins, 98000 Monaco, モナコ

2

モナコのおすすめホテル10選

ホテル ドゥ パリ モンテ カルロ (Hotel de Paris Monte-Carlo)



基本情報
【住所】Place du Casino, モンテカルロ, モナコ, モナコ, 98000
【Wi-Fi】全室Wi-Fi無料
【ペット】不可

ファモント モンテ カルロ (Fairmont Monte Carlo)


基本情報
【住所】12 Avenue des Spelugues, モンテカルロ, モナコ, モナコ, 98000
【Wi-Fi】全室Wi-Fi無料
【ペット】不可

アンバサダー モナコ (Ambassador-Monaco)



基本情報
【住所】10, avenue Prince Pierre, カルティエ ドゥ ポー, カルティエ ドゥ ポー, モナコ, 98000
【Wi-Fi】全室Wi-Fi無料
【ペット】不可

ル メリディアン ビーチ プラザ (Le Méridien Beach Plaza)



基本情報
【住所】22 Avenue Princesse Grace, ラルヴォット, モナコ, モナコ, 98000104
【Wi-Fi】全室Wi-Fi無料
【ペット】不可

ホテル メトロポール モンテカルロ (Hotel Metropole Monte-Carlo)


基本情報
【住所】4, Avenue De La Madone, モンテカルロ, モナコ, モナコ, 98007
【Wi-Fi】全室Wi-Fi無料
【ペット】不可

ノヴォテル モンテカルロ (Novotel Monte-Carlo)


基本情報
【住所】16 Bld Princesse Charlotte, サン ミッシェル, モナコ, モナコ, 98000  
【Wi-Fi】全室Wi-Fi無料
【ペット】可

ポート パレス (Port Palace)


基本情報
【住所】7 Avenue Kennedy, ラ コンダミンヌ, モナコ, モナコ, 98000 
【Wi-Fi】全室Wi-Fi無料
【ペット】不可

モンテ カルロ ベイ ホテル&リゾート (Monte-Carlo Bay Hotel & Resort)


基本情報
【住所】40 Avenue Princesse Grace, ラルヴォット, モナコ, モナコ, 98000 
【Wi-Fi】全室Wi-Fi無料
【ペット】不可

コロンブス ホテル モンテカルロ (Columbus Hotel Monte-Carlo)



基本情報
【住所】23, Avenue des Papalins, フォンヴィエイユ, モナコ, モナコ, 98000 
【Wi-Fi】全室Wi-Fi無料
【ペット】不可

オテル エルミタージュ モンテカルロ (Hotel Hermitage Monte-Carlo)



基本情報
【住所】Square Beaumarchais, モンテカルロ, モナコ, モナコ, 98000
【Wi-Fi】全室Wi-Fi無料
【ペット】不可

モナコの年間イベント情報

1月

サント・デヴォット祭

モナコの守護聖人である聖デボタ(St.Devota)にまつわるお祭りで、毎年1月に開催されています。
サント・デヴォット祭は、「モナコに伝わる最も歴史のある伝統行事のひとつ」で、1874年から続く長い歴史を持ちます。

モナコの大司教による荘厳なミサをはじめ、聖デボタの聖遺物を運ぶ行列、海の恵や祝福を祈願して薪でボートを焼く儀式、花火大会などが行われ、とても見応えがあるので是非訪れてみて下さい。

モンテカルロ・ラリー

1911年に初開催されて以降、毎年1月にカジノ・ド・モンテカルロ前をスタートおよびゴールとして催される、自動車レース選手権です。このレースイベントは、モナコ公国を中心に行われる世界自動車レース選手権 (または世界ラリー選手権)のひとつとして親しまれており、世界で最も長い歴史を誇ることで知られています。

現在でも世界自動車レース選手権の開幕戦として親しまれており、モナコF1グランプリと並ぶ重要な行事として高い知名度はもちろん、ヨーロッパでは絶大な人気があります。

モンテカルロ国際サーカスフェスティバル

モンテカルロ国際サーカスフェスティバルは、1974年にレーニエ3世大公により創設された世界最大のサーカスイベントです。

このサーカスイベントは、モナコ南部に位置するフォンヴィエイユ地区で毎年1月に開催されており、世界各地から集まる多くのパフォーマーが素晴らしい技の数々を披露します。

3月

モナコ・ラン

ランナー イメージ
ランナー イメージ

モナコ・ランは、毎年2〜3月に開催されているモナコのマラソンイベントです。

コンダミーヌ地区とラルヴォット地区を往復する5kmコース、モナコ中心部をサークル状に走る10kmコース、8歳からでも参加可能な1,000mコースなど、マラソン初心者や長距離を完走する自信が無い方でも気軽に参加できるのが魅力です。

また、参加にかかる費用も約20〜25ユーロとお手頃なので、通常の旅行に加えて少し変わった体験をしてみたいという方には参加をオススメします。海外のランナーと一緒に走る機会は、なかなか無いので貴重な経験になること間違いなしです。

薔薇の舞踏会

薔薇の舞踏会(Le Bal de la Rose)は、1954年にグレース大公妃によって設立されたのち、毎年3月に開催されている格式ある舞踏会で、
モナコ大公一家をはじめ、各国の著名人も数多く参加することで知られています。

同舞踏会は、モナコ北部に位置するサル・デ・ゼトワール(Salle des Etoiles)を会場に行われ、毎年異なるテーマにより参加する人々を楽しませます。「薔薇の舞踏会」という名の由来は、会場を華やかに彩るバラの花に由来しており、豪華絢爛なムードを一層引き立てます。

また、この舞踏会は一般に国際的なチャリティーイベントとして親しまれており、収益金はグレース公妃が創設した「グレース公妃財団」へと寄付されます。

4月

復活祭の翌月曜

イースター イメージ
イースター イメージ

イエス・キリストの復活を祝う重要な宗教行事である復活祭(別名:イースター)と、その翌日にあたる月曜日は、モナコを含むキリスト教を信仰している国々で非常に大切にされている宗教行事です。

春分の日の後に訪れる最初の満月の次の日曜日に祝われているため、日付が毎年異なるのが特徴です。この時期は、ホテルの宿泊料金やフライトの価格が通常より高くなるので、低価格で旅行を楽しみたい方はなるべく避けるべきでしょう。

モンテカルロ・ロレックス・マスターズ

テニス イメージ
テニス イメージ

モンテカルロ・ロレックス・マスターズは、フランスとモナコの国境付近に位置するモンテカルロ・カントリークラブ(Monte-Carlo Country Club)を会場に、毎年4月中旬に開催されている世界的なテニストーナメントです。

その歴史は1897年までさかのぼり、ノバク・ジョコビッチやラファエル・ナダルを含む多くの世界的スター選手がその力と技を競い合い熱戦を繰り広げることで知られ、世界各国のテニスファンが集まってコートに熱い視線を注ぎます。

また、同大会の会場として使用されるテニスコートは、大会が開催されている期間を除いて利用することができます。

ホテル・エルミタージュ・モンテカルロ(Hotel Hermitage Monte Carlo)、オテル・ド・パリ・モンテカルロ(Hotel de Paris Monte Carlo)、モンテカルロ・ビーチホテル(Monte Carlo Beach Hotel)、モンテカルロ・ベイ・アンド・リゾート(Monte-Carlo Bay & Resort)に宿泊する場合は、通常の半額で利用可能なので、モナコを旅行で訪れるついでにテニスを楽しむのも良いでしょう。

5月

メーデー/5月1日

メーデーは、毎年5月1日にモナコを含む世界80ヵ国以上で祝われている、国際的な労働者の祭典です。元々は、夏の訪れを祝う日としてヨーロッパ地域を中心に親しまれていたそうですが、現代では「労働者の権利を尊重する」という社会的に重要な意味を持つ日として祝日に定められています。

モナコでは、多くのお店や観光スポットが休みになるので、旅行のスケジュールを立てる際は注意が必要です。

キリスト昇天祭

キリスト昇天祭は、死後の復活を遂げたイエス・キリストが昇天した日を記念する国民の休日です。毎年、復活祭(イースター)から40日目に祝われているため、祝日の日付が異なるのが特徴です。

モナコF1グランプリ

モナコ F1コース
モナコ F1コース

モナコF1グランプリは、インディアナポリス500、ル・マン24時間レースと並び「世界3大レース」の1つに数えられる、世界F1レース選手権です。

記念すべき第1回大会が開催されたのは1929年のことで、以降第2次世界大戦前後の中断、および1950年代前半を除き、毎年5月に開催されています。

このF1グランプリの特徴は、モンテカルロ地区の一般道路を利用した難易度の高いサーキットで、道幅が狭く曲がりくねった道が多いコースを器用に走り抜けるF1マシンの数々は必見です。

また、これらの最高時速は約280km、平均速度でも約160kmと非常に速く、レーサーの高い技術と集中力が必要とされることが分かります。

また、モナコF1グランプリは、観客とサーキットの距離が非常に近く、特別な臨場感とスリルを味わえるのが魅力です。

この時期は、約20万人におよぶ人々がF1の観戦を目当てにモナコを訪れることから、ホテルの宿泊料金が通常の約5〜8倍に跳ね上がります。なるべく低予算でモナコ旅行を楽しみたいという方は、フランスのニースもしくは近郊の町に宿泊することをオススメします。

6月

聖霊降臨祭の翌月曜日

モナコの移動祝祭日のひとつで、新約聖書に記載されているエピソードに由来することで知られています。

聖霊降臨祭は、イエス・キリストが復活および昇天した後に集まって祈りを捧げいていた120人の信者の上に、神からの聖霊が降ったという出来事を記念する日であり、復活祭(イースター)の49日後に祝われています。

モナコでは聖霊降臨祭当日ではなく、翌月曜日が国民の休日に指定されているため、旅行スケジュールを作成する場合は訪れる先の営業時間などを事前に確認しておくことをオススメします。

キリスト聖体の祝日

イエス・キリストが、十字架にかけられる前に12人の弟子達と食事を共にした「最後の晩餐」にまつわる祝日で、イエス・キリストの聖体の秘跡を称え、崇める日として知られています。

キリスト聖体の祝日は、モナコの他にオーストリア、ブラジル、コロンビア、クロアチア、ポルトガル、スペインやドイツの一部などでも親しまれており、三位一体の主日の後に訪れる木曜日に祝うのが一般的です。

7月

国際花火フェスティバル

花火大会 イメージ
花火大会 イメージ

モナコ当局が「モンテカルロ地区100周年」を記念して1966年に開始した国際花火大会で、モナコ港を会場に毎年7月と8月に2夜ずつ、計4夜にわたって開催されています。

花火の打ち上げ時間は約25分で、日本で開催されている花火大会と比較すると非常に短い印象ですが、世界各国のから集まる花火師が自慢の腕を披露する個性豊かな花火の数々は、質が高く美しいと評判です。

国際花火フェスティバルでは、花火と音楽が融合した素晴らしい花火を鑑賞することができます。また、花火を打ち上げる前に無料コンサートが2回行われるので、ついでに足を運んでみるのも良いでしょう。

眺めの良い場所からの鑑賞を希望される場合は、オスタンド大通り(Avenue d’Ostende )またはアルベール1世埠頭通り(Quai Albert 1er)から楽しむことをオススメします。

赤十字の舞踏会

赤十字の舞踏会(Red Cross Gala)は、1948年から続く長い歴史を持つモナコ公室主催のチャリティーイベントで、毎年8月に開催されています。

舞踏会は、モナコ北部に位置するサル・デ・ゼトワール(Salle des Etoiles)を会場に行われ、世界各国から訪れる多くの著名人でとてもにぎわいます。

豪華なディナーはもちろん、オークション、有名なアーティストによるコンサート、花火などの各種イベントが催され、一層の盛り上がりを魅せます。

また、このイベントの収益は全てモナコ赤十字に寄付され、病院や老人ホームでの慰労、献血車の購入、国内外で災害の被害に遭った人々の支援など、諸活動にかかる費用として充てられます。

8月

聖母被昇天祭/8月15日

霊魂と肉体を伴って天国へと召し上げられた聖母マリアの栄光を祝福するお祭りで、毎年8月15日に祝われています。

聖母被昇天祭は、宗派にかかわらずキリスト教を信仰する人々のあいだでクリスマスやキリスト昇天祭と同様に大切にされている重要な日です。

9月

モナコ・ヨットショー(MYS)

クルーザー イメージ
クルーザー イメージ

モナコ・ヨットショーは、フランスの起業家モーリス・コーエンにより1991年に設立されて以降、毎年9月に開催されている「ヨーロッパ最大の大型ヨット展示会」です。

この展示会は、モナコF1グランプリに匹敵する高い知名度を誇り、580社におよぶヨット界の主要企業をはじめ、ヨット専門家や多くの愛好家が世界中から集うことで知られています。

イベントが開催される会場は、モナコ中心部に位置するエルキュル港(Port Hercule)です。150以上のプライベートヨットを含む最高級ヨットが世界中から集結する姿は、まさに異世界そのものです。

近年では、ベントレー、マクラーレン、ランボルギーニなどの高級車の展示も同時に行われているので、憧れのセレブライフをのぞいてみるのも良いでしょう。

11月

諸聖人の祝日/11月1日

諸聖人の祝日(別名:万聖節)は、毎年11月1日に祝われてるカトリック教の祝日で、モナコでは国民の休日として指定されています。

この日はカトリック教にまつわる全ての聖人を記念する日であり、行政および教育機関をはじめ、多くの企業が休みとなります。

モナコ・ナショナルデー/11月19日

毎年11月19日に祝われている、モナコの建国記念日です。

モナコ・ナショナルデーの日付は、モナコ公国の大公として即位する人物により決定されるのが伝統であることから、時代により祝う日付が異なります。

現在、モナコ・ナショナルデーとして親しまれている日付は、2005年4月に大公として即位したアルベール2世により定められたもので、国民の休日に指定されています。

モンテカルロ・ジャズフェスティバル

モナコの秋を彩る有名イベントといえば「モンテカルロ・ジャズフェスティバル」です。

このジャズフェスティバルは、モンテカルロ地区に位置するオペラハウスおよびモンテカルロ歌劇場を会場に、毎年11月下旬から12月初旬にかけて開催されており、2006年から続く歴史を持ちます。

ミシェル・ジョナスやハービー・ハンコックをはじめとする、世界的に有名なジャズアーティストが奏でるハーモニーは必見です。

イベントの開催期間は毎年異なるので、お目当のアーティストの公演プログラムとあわせて事前に確認したうえで、旅行の計画を立てるのがスムーズでしょう。

12月

クリスマス/12月25日

クリスマスマーケット
クリスマスマーケット

日本でもお馴染みの毎年12月に開催される一大イベント、クリスマス。一般にキリスト教を信仰する者にとって「イエス・キリストの後誕」を祝う日として親しまれていますが、実際に後誕した日は諸説あるといわれています。

モナコのクリスマスは、恋人や友達と祝うのが習慣である日本での過ごし方とは異なり、家族全員で集まって食事を共にしながら温かいひと時を共有するのが一般的です。

クリスマスシーズンのモナコは、街中がきらびやかなイルミネーションに包まれており、ロマンチックなムードが漂っているので女子旅やカップルでの旅行にとてもオススメです。

また、12月28日から31日までの間はプロジェクションマッピングによる壮大なショーが、カジノ・ド・モンテカルロ正面で毎晩催されます。

その他にも、高級ホテルでのクリスマス限定ディナーやクリスマスマーケットなど、普段日本では味わうことができない見どころが目白押しなので、ぜひお楽しみ下さい。

聖母受胎の日/12月8日

聖母マリアが母聖アンナの胎内に宿ったことを記念する国民の休日で、毎年12月8日にカトリック教を信仰する国々で祝われています。

主要エリアからのアクセス・所要時間

モナコエアー ヘリコプター
モナコエアー ヘリコプター

空路でアクセスする場合

Monacair(モナコエアー)が、ニース・コート・ダジュール空港から運航しているヘリコプター便を利用してアクセスするのが一般的です。

1時間に4本程度運航しており、移動にかかる所要時間が約7分と非常に短いのが特徴です。ヘリコプターから楽しむコート・ダジュールの大パノラマは一見の価値ありです。

また、ヘリポート〜滞在先のホテル間の送迎は無料で含まれているので、現地到着後の心配もありません。

陸路でアクセスする場合

SNCF(フランス国鉄)

パリ・リヨン駅からモナコへの直通列車(TGV)が1日1本運行しており、所要約6時間25分でアクセスすることが可能です。

また、ニース駅(Gare de Nice Ville)から快速列車(TER)を利用する場合は、所要約25分です。

バス

ニース・コート・ダジュール空港発着の高速バス(110系統)を利用して、所要約45分。

タクシー

ニース・コート・ダジュール空港から所要約30分。

就航している航空会社

2020年6月現在、日本からモナコへの直行便および乗り継ぎ便は就航しておらず、モナコエアーがニース・コート・ダジュール空港とモナコの間を運航しているヘリコプター便のみ利用可能です。

日本からモナコを訪れる場合は、フランス南部に位置するニース(Nice)から上記で紹介している各種交通手段を利用してアクセスして下さい。

ツアーを選ぶときのTips集

何泊くらいのツアーが最も楽しめるでしょうか?

モナコは国土面積が非常に小さく、定番の観光スポットや各種見どころが限られた範囲に凝縮されているため、旅行日数が短いツアーでも十分に楽しむことが可能です。

日本からモナコへ催行されているツアーの最短旅行期間は2泊5日ですが、主要な観光スポットを複数巡るほか、地中海ビーチを訪れたり、素敵なレストランやカフェでの食事、街歩きやショッピングなど、現地で楽しんでおきたい見どころはひと通り満喫することができるでしょう。

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フィンランド旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

【フィンランドツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

憧れのオーロラが見られる旅行先として人気のフィンランド!直行便を利用すれば日本から片道約9時間半でアクセスすることが出来るため、「日本からいちばん近いヨーロッパ」として知られています。サウナの本場、サンタクロースが住む国、秀逸な北欧デザインなどをはじめとする様々な見どころがあることからいつかは訪れてみたいと憧れている人も多いのではないでしょうか。 このページではフィンランド旅行に必要な基本情報、おすすめのツアーやホテル、その他に知っておくと便利な情報や定番観光スポットなどを、フィンランドの魅力とあわせて紹介していきます。
【フィンランドツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

【香港観光スポット紹介】定番の夜景観賞スポットから香港グルメまで!おすすめスポット27選

100万ドルの夜景観賞におすすめのスポット、グルメにショッピングまで満喫できる香港。香港に行くなら外せない観光スポット、おすすめレストラン、移動手段やおすすめホテルまで、香港の観光に役立つ情報が満載です。
【香港観光スポット紹介】定番の夜景観賞スポットから香港グルメまで!おすすめスポット27選

【モナコ観光スポット紹介】人気のお土産や旅行に役立つ情報満載!おすすめスポット21選

世界中の富裕層が集う人気の地中海リゾート、モナコ公国。「地中海の宝石」と称される美しい夜景、コバルトブルーの海、国際的に有名なイベントの数々などの見どころに加え、治安が良く、ヨーロッパらしい雰囲気が漂う可愛い街並みが魅力です。このページでは、定番の観光スポットだけでなく、モナコならではのお土産が買えるお店や個性的な展示が魅力の博物館などを含むおすすめ観光スポット、モナコを訪れるうえで抑えておきたい主な見どころ、日本からのアクセス、観光の移動手段、定番のお土産などモナコ旅行を満喫するための役立つ情報をまとめて紹介していきます。
【モナコ観光スポット紹介】人気のお土産や旅行に役立つ情報満載!おすすめスポット21選

モナコ旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

「地中海の宝石」と称される世界屈指の高級リゾート地、モナコ公国。美しい地中海を望む可愛らしい街並みには、多くの海外セレブが集うカジノ、ラグジュアリーな雰囲気漂う高級ホテル、ヨーロッパならではの建築様式が素敵な建造物が点在し、短期間の滞在でも非常に充実した旅行を楽しむことができるのが魅力です。 現地のオススメ観光スポット、見逃せない見どころやモナコならではの郷土料理、日本からのアクセス方法、その他旅行前に知っておくと便利な情報など、モナコ旅行をより楽しむために必要な情報を分かりやすく紹介しています。
モナコ旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

香港・マカオ旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

100万ドルの夜景だけでなく、グルメにショッピング、マッサージにナイトライフと、魅力たっぷりの香港。香港に行くなら外せない観光スポット、絶品グルメ、移動手段やおすすめホテルまで、香港とマカオ旅行に役立つ情報をお届けします。
香港・マカオ旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

【香港ツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

日本から直行便で数時間と、気軽に行ける旅行先として人気の香港。 100万ドルの夜景が楽しめるビクトリアピーク、子供から大人まで楽しむことができる香港ディズニーランド、ローカル色たっぷりのショッピングスポットなど、楽しみ方も多彩!香港観光の定番から穴場まで、是非訪れてみたいスポットをご紹介します。
【香港ツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

【ルーマニア観光スポット紹介】人気のお土産や旅行に役立つ情報満載!おすすめスポット25選

東ヨーロッパの古き良き伝統や素朴な生活様式など、独特の民族文化が息づく国、ルーマニア。明るく親しみやすい国民性を有するこの国は、中世の趣が漂う街並み、2,000年以上の歴史を誇る温泉、山と海を有する豊かな自然など見どころが多く、日本に比べ物価が安いことから気軽に旅行を楽しむことが出来る旅行先です。このページでは、世界遺産の木造教会や修道院巡りで訪れておきたい有名な観光スポットをはじめ、ルーマニアを訪れるうえで抑えておきたい主な見どころ、日本からのアクセス、国内での移動手段、定番のお土産などルーマニア旅行を満喫するための役立つ情報をまとめて紹介していきます。
【ルーマニア観光スポット紹介】人気のお土産や旅行に役立つ情報満載!おすすめスポット25選

ルーマニア旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

ユネスコの世界遺産として知られる宗教建築物、中世の面影が残る可愛い街並み、黒海の美しいビーチリゾートをはじめとする豊かな自然など訪れておきたい観光スポットが数多く点在するルーマニア。かつて「バルカンの小パリ」として親しまれていた首都ブカレストを拠点に、バラエティー豊富なルーマニアの魅力を探ってみるのはいかがでしょうか。このページでは、現地のオススメ観光スポット、見逃せない見どころやルーマニアならではの郷土料理、日本からのアクセス方法、その他旅行前に知っておくと便利な情報など、ルーマニア旅行をより楽しむために必要な情報を分かりやすく紹介しています。
ルーマニア旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

【ルーマニアツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

「東欧の楽園」とも称される東ヨーロッパの国、ルーマニア。美しい自然や中世の面影が色濃く残る街並み、開放的な国民性、複雑な歴史が形成した独特の文化や伝統など様々な魅力を持ち、2,000年以上の歴史を持つ温泉や黒海沿岸のビーチリゾートを訪れたり、伝統のルーマニアワインや郷土料理を堪能したりなど、美しい街並みを散策するほかにも見どころが多いことで知られています。このページではルーマニア旅行に必要な基本情報、おすすめのツアーやホテル、その他知っておくと便利な情報や定番の観光スポットなどを、わかりやすく紹介しています。
【ルーマニアツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

【ラオス観光スポット紹介】人気の定番スポットから寺院遺跡、絶景スポットを厳選

豊かな自然が残り、東南アジアの旅行先として人気上昇中のラオス。大自然に癒されるスポットがたくさんあり、ここでしか経験できないアクティビティは、多くの旅行者を魅了しています。ラオスを旅行するならぜひ知っておきたい人気観光スポット、ホテルやお土産情報など、ラオス観光を楽しむための情報をご紹介します。
【ラオス観光スポット紹介】人気の定番スポットから寺院遺跡、絶景スポットを厳選

【ペルー観光スポット紹介】人気のお土産や旅行に役立つ情報満載!おすすめスポット27選

南米屈指の人気を誇る旅行先として毎年世界中から多くの観光客が訪れる、ペルー共和国。日本に比べ物価が安く、自然や歴史をはじめとする先住民の伝統文化など様々な見どころがあり、国内各地には魅力的な観光スポットが点在しています。 このページでは、アンデス山脈の豊かな自然に囲まれた温泉をはじめとするオススメ観光スポットから、ペルーを訪れるうえで抑えておきたい主な見どころ、日本からのアクセス、国内での移動手段、定番のお土産などペルー旅行の計画を立てるのに必要な情報をたっぷりと紹介します。
【ペルー観光スポット紹介】人気のお土産や旅行に役立つ情報満載!おすすめスポット27選

ボリビア旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

2,000年以上の歴史を誇る古代遺跡から植民地時代に築かれたコロニアルな街並みまで、様々な時代背景と変化を共にしてきたボリビア共和国。多様な気候が広がるこの国は南米屈指の人気観光地として知られるウユニ塩湖をはじめ、ティティカカ湖を含む美しい湖の数々など豊かな自然を有することでも知られています。 このページではボリビアのオススメ観光地をはじめ、主な見どころやご当地グルメ、アクセス方法、その他旅行前に知っておくと便利な情報などをまとめて紹介しています。
ボリビア旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

【ペルーツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

ナスカの地上絵やマチュピチュをはじめとする、13の世界遺産を有する南米の国、ペルー。スペインの植民地時代に築かれたコロニアル建築が美しい街並みや、インカ帝国の繁栄の面影が残る遺跡の数々、個性豊かな先住民の文化など様々な魅力があることから、南米屈指の旅行先として高い人気を誇ります。このページではペルー旅行に必要な基本情報、おすすめのツアーやホテル、その他知っておくと便利な情報や定番の観光スポットなどを、色鮮やかなペルーの魅力と共に紹介しています。
【ペルーツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

ラオス旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

豊かな自然が残り、世界中の旅行者から人気上昇中のラオス。町全体が世界遺産のルアンパバーンをはじめ、絶景が楽しめる川や滝、美しい山並みなど、非日常を体験できる魅惑の観光地です。ラオスを旅行するならぜひ知っておきたい人気観光スポット、おすすめホテル、ご当地グルメなど、旅行に役立つ情報をご紹介します。
ラオス旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

【ボリビアツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

南米屈指の絶景として知られる「ウユニ塩湖」をはじめ美しい自然やスペイン統治時代から残る宗教建築物など多くの見どころが点在するボリビア共和国。この国は訪れる地域により地形や食文化が異なるほか、街の中に一歩足を踏み入れるとカラフルな衣装に身を包んだ先住民と出会ったり、異国情緒漂う南米ならではの雰囲気を全身で感じられるのが魅力です。このページではボリビア旅行に必要な基本情報、おすすめのツアーやホテル、その他知っておくと便利な情報や定番の観光スポットなど、ボリビアを訪れるのに役立つ情報を分かりやすく紹介しています。
【ボリビアツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

【コスタリカ観光スポット紹介】人気のお土産や旅行に役立つ情報満載!おすすめスポット23選

起伏に富んだ地形に雲霧林、サバンナ、熱帯雨林に海岸地域など個性豊かな自然条件が広がる中米の国、コスタリカ。この国は九州と四国を足し合わせた程度の国土面積にも関わらず、全世界に存在する約5%にあたる動植物種が生息しているといわれ、豊かな自然や生態系を活用したエコツーリズムが高い注目を集めています。このページでは、コスタリカを訪れるうえで抑えておきたい主な見どころや、大自然の絶景が楽しめるスポット、定番のお土産までコスタリカ旅行の計画を立てるのに必要な情報をたっぷりと紹介しています。
【コスタリカ観光スポット紹介】人気のお土産や旅行に役立つ情報満載!おすすめスポット23選

コスタリカ旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

エコツーリズムの先進国として世界各国から多くの観光客を迎える、中米の楽園「コスタリカ共和国」。カリブ海と太平洋に挟まれた多様性に富んだ地形には全世界に存在する約5%相当にあたる動植物種が生息しているといわれ、ハイキングにバードウォッチング、およびスキューバダイビングをはじめとする様々なアクティビティーを楽しむことが可能です。このページではコスタリカの人気エリアや見どころ、アクセス情報そしてその他旅行前に知っておきたい情報などを紹介します。
コスタリカ旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

【コスタリカツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

個性豊かな自然条件と多様な生態系を有することから、エコツーリズム先進国として世界的に有名なコスタリカ。「自然の楽園」とも呼べる国立公園や自然保護区では希少な動物を含め、全世界に存在する約5%相当にあたる動植物種を観察することが可能です。このページではコスタリカ旅行に必要な基本情報、おすすめのツアーやホテル、その他知っておくと便利な情報など、皆さんが旅行前に知っておきたいことをご紹介します。コスタリカへの旅行を検討されている方もそうでない方も、これを読んだらきっとコスタリカに行ってみたくなること間違いなしです。
【コスタリカツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

【ロシア観光スポット紹介】人気のお土産や旅行に役立つ情報満載!おすすめスポット24選

日本の45倍と広大な国土を誇る、世界最大の国「ロシア連邦」。世界遺産にも登録されている特徴的な宗教建築物や壮大な大自然、および芸術文化など見どころが豊富です。また、港湾都市ウラジオストクを含む極東地方は日本から直行便を利用してわずか2時間半でアクセス可能であることから、近年人気観光地として注目を集めています。このページでは、ロシアを訪れるうえで抑えておきたい主な見どころや、人気リゾートや自然が満喫できるスポット、定番のお土産までロシア旅行の計画を立てるのに必要な情報をたっぷりと紹介しています。
【ロシア観光スポット紹介】人気のお土産や旅行に役立つ情報満載!おすすめスポット24選
ホリデー編集部
ホリデー編集部からのコメント

いかがでしたか?今回は世界中のセレブが集う憧れのリゾート地として知られるモナコ公国の基本情報、おすすめツアーやツアー選びのポイント、定番観光スポットや見どころ、主な年間イベントや日本からのアクセス方法まで、モナコ旅行を満喫するために必要な情報をまとめて紹介しました。
モナコは治安が非常に良好であることから、女性のひとり旅でも安心して訪れることができる数少ない旅行先の1つとして親しまれています。また、世界で2番目に小さな国であることから短い旅行期間でも、主な見どころを全て楽しむことができるのも魅力です。

現地をツアーで訪れる際は、今回紹介した情報をぜひ活用して、素敵な旅行を楽しんでいただけると幸いです。

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