自分と向き合えるスポット
大河内山荘庭園
大河内山荘庭園は、昭和初期に活躍した映画俳優である大河内伝次郎が生涯をかけて小倉山に造り上げた豪華な庭園です。庭園内からは嵐山を借景とし、保津川や比叡山、東山など京都の美しい景色を贅沢に眺めることができます。
入場料にはお抹茶とお茶菓子が含まれているので、見事な景色を眺めながらまったりと安らいだ時間を過ごすのが定番の楽しみ方です。茶室でお抹茶をいただく優雅な時間は、誰にも邪魔されることなく思う存分楽しみたいですよね。嵐山ならではの美しい眺めとともにひとり旅の醍醐味を味わってみてください。
天龍寺
臨済宗天龍寺派の大本山であり、世界文化遺産にも登録されている天龍寺は敷地の半分以上を素晴らしい庭園が占めています。美しい曹源池庭園と四季折々の花や紅葉を大方丈の縁側に座ってゆったりと眺める時間は考えごとをしたり、はたまた何も考えずにぼーっとするのにぴったりです。天気のいい日の青い空が曹源池に映りこみ、借景となる嵐山と共に境内にいる人々を惹きつけます。
また、法堂の天井一面に描かれた加山又造画伯による「雲龍図」やそのもととなった移築当時の鈴木松年画伯によるもので、特別公開の時期のみ見ることのできる「雲龍図」など、天龍寺が誇る素晴らしい美術も鑑賞する価値があるものです。
竹林の小径
野宮神社から天龍寺、大河内山荘庭園まで約400mにわたって数万本の竹が生い茂るこの竹林の小径は、竹林の美しさから国内外問わず多くの観光客が訪れています。人混みを避けながら、緑の映える写真を撮りたくなるスポットです。嵐山観光で多くの人が利用している人力車を入れて撮るのもより風情が感じられます。
旅行中はついついたくさん歩いて疲れてしまいますが、そんな疲れも忘れて遠くまで進みたくなる竹林の小径。秋には紅葉も、竹林と合わせて歩いている観光客の目を楽しませてくれます。
渡月橋
嵐山のシンボルとも言える渡月橋。「月が橋を渡るように見えた」ことから亀山天皇によってこの名前が付けられた、桂川にかかるこの橋は嵐山を訪れた人々の多くが必ず足を運ぶ人気スポットです。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々の日本の美が楽しめる美しい嵐山の風景を、渡月橋を入れて写真におさめると京都らしい魅力がより感じられるでしょう。
また、灯籠流しやもみじ祭など様々な行事の中心となり、京都の伝統を守る役割も担っています。嵐山の景観に溶け込むように設計された渡月橋の周辺には食べ歩きにぴったりなグルメも多く、連日多くの人で賑わいをみせています。何度目かの嵐山観光であったとしても、毎回違った一面を見せてくれる渡月橋には訪れておきたいですね。
嵯峨野トロッコ列車
嵯峨野トロッコ列車は保津川に沿ってゴトゴトと進む観光列車です。時速は景色を楽しむ余裕のある約25km、さらに景色が美しい場所では速度を落として走るのでトロッコ列車の中からも渓谷の美しい景色をゆったりと眺めることができます。
約25分の間、トロッコ列車でしかみることのできない景色が堪能できると、多くの観光客が足を運びます。ひとりで静かに景色を眺めるのにもおすすめです。嵐山からトロッコ列車で、帰りは保津川下りをするというのもまた違った楽しみ方で移動できます。
当日販売のみとなっている人気の5号車は窓ガラスのないオープン車両「ザ・リッチ号」という、嵐山の風と音をそのままに感じられる車両になっています。赤と黄色の列車の色合いもレトロな魅力を観光に加えてくれて、素敵な記念となるでしょう。
大覚寺
嵯峨天皇の離宮として造られ、その後も皇族が住職を務める門前寺院として皇室との関わりの深い文化が感じられるお寺として有名な大覚寺は、一年を通して様々な花が咲き誇り、どの時期でも日本の自然の美しさを伝えています。中でも秋に見頃を迎える嵯峨菊は展示会も行われるほどで、見応えがあります。紅葉の時期限定で夕方から行われるライトアップと合わせ、秋には数多くの観光客が訪れる名所です。
美しい朱色が印象的な心経宝塔とその心経宝塔を映し出す大沢池の様子は、非常に神秘的な美しさで人気です。大沢池の周りにはもみじや桜など600本以上の木が植えられているので、四季折々の魅力を境内でみせてくれます。嵐山は来たことがあっても意外と大覚寺を見たことはないという方はぜひ、足を運んでみてください。
野宮神社
野宮神社は元々伊勢神宮に奉仕する斎王が身を清めるためにこもった聖地で、現在では縁結びや進学にご利益があるとして多くの参拝客を集めています。日本最古の様式とされている黒木鳥居と小柴垣は、平安時代からの趣を感じさせ、源氏物語の「賢木の巻」でも美しく描かれています。
良縁にご利益があるとされる境内の野宮大黒天の近くにあるのは、撫でながら祈ると一年以内に願い事が叶うとされている神石「お亀石」です。朱色の鳥居よりも落ち着きを感じさせる黒木鳥居が竹林を歩いている途中に目に入ると、平安時代にタイムスリップしたような趣深さを感じさせてくれます。
京都嵐山オルゴール博物館
スイスの時計職人によって作られた「世界最古のオルゴール」をはじめとした貴重なアンティーク・オルゴールから新作のオルゴールまで数多く展示されています。スタッフによる解説やオルゴール、からくり人形の実演もあり、満足度の高い博物館となっています。オルゴールの音色に時間を忘れて聴き惚れる時間は普段の忙しい生活とは違う、旅行中だからこそ楽しめるものでしょう。
一階はオルゴールの演奏を聴きながらヨーロッパ風の空間に浸ることのできるカフェスペースとなっているので、落ち着いたひと時を過ごすことができます。観光で歩き疲れた足を癒しながらリラックスすることができるので、気軽にカフェ目的で利用するのにもおすすめです。
時間を有効に!テイクアウトグルメ
%ARABICA京都 嵐山
%のロゴがおしゃれな「アラビカコーヒー」。日本では現在京都に藤井大丸店、東山店、嵐山店と三店舗の店を構えていますが、美しい渡月橋や桂川の景色を見ながら楽しめるのが嵐山店の魅力です。
店内にあるイートインスペースはレンタル制なので、ひとり旅で楽しむにはテイクアウトがおすすめです。渡月橋をバックに写真を撮るも良し、地面に描かれている%のロゴや洗練された店内とあわせて写真を撮るも良し。%がついたドリンクはどのような撮り方でもおしゃれに決まるでしょう。ガラス張りの店内からはドリンクが出来上がるのを待っている間も嵐山の景色を堪能できます。
ARINCO
地域限定のロールケーキが豊富で、東京でも人気の高い「ARINCO」の本店が嵐山のはんなり・ほっこりスクエア内にはあります。こちらの限定である京ロール「抹茶づくし」と「百年蔵醤油」は京都ならではの味覚をふんだんに使用した贅沢な商品です。嵐山でしか購入できない京都の味覚を旅の思い出として購入するのにおすすめです。
また、こちらでは食べ歩きにぴったりなテイクアウトスイーツも販売しています。ちょうど良いサイズ感が魅力の「ARINCO SAND」や、ロールケーキの生地やソフトクリーム、チーズケーキまで入ったボリュームたっぷりの豪華なパフェ「ARIPA!」など満足感のある商品が人気です。はんなり・ほっこりスクエア内には座って食べられるスペースも多く用意されているので、観光の合間のちょっとした休憩にも使いやすいお店となっています。
マールブランシュ嵐山店
京都土産の新定番として人気を集めているお濃茶のラングドシャ「茶の菓」が有名なマールブランシュ。嵐山昇龍苑の中にある嵐山店では、長居したくなるオシャレな内装の店内に嵐山店でしか購入できない限定商品やパッケージが並びます。京都旅行、嵐山観光ならではの記念のお土産探しをするのにぴったりです。
さらに、ここでしか味わえない限定のスイーツであるお抹茶アイスエクレア「茶茶棒」が販売されています。サクサクとしたクッキー生地のエクレアに宇治抹茶をたっぷり使ったミルキーな抹茶ソフトを挟み込んだ、昇龍苑の中にあるベンチでくつろぎながら味わうのにぴったりな抹茶スイーツです。
京つけもの西利 嵐山昇龍苑店
嵐山昇龍苑にある「京つけもの西利」では、京漬物の中でも高い人気を誇る「西利」の伝統の味を気軽に味わうことのできるスペースが用意されています。
店内で味わうことのできる「焼きおにぎりの京漬物だし茶漬」は、しょうゆか味噌の二種類から味が選べる焼きおにぎりに、しば漬やきざみすぐき、かぶらといった京漬物の中から好きなものを一つ選んでのせた自分好みのだし茶漬けに、みょうがやあられなどのトッピングをのせてくれます。
あっさりとした味わいが暑い日にぴったりな京漬物の寿司のセットや京漬物のテイスティングカップなど他にもイートインの商品があるので漬物の味ですっきりしたい時におすすめです。
思考を整理するのにぴったりなおひとりさまカフェ
musubi cafe
せっかくの京都にきたからには、京都の野菜をたっぷりと使ったココロとカラダに優しいものを味わいたくなります。こちらのカフェでは「楽穀菜食」「地産地消」をテーマに京都やその近郊で採れた食材にこだわり、栄養面でも考えられたメニューが揃います。
たまごやバターなどを使用せずに植物性の食材のみで作られている自家製のスイーツも、京豆腐など京都らしい食材が優しい甘さと共に味わえると人気です。また、桂川沿いのサイクリングやランニングをする方のために、ロッカーやシャワーも用意されているので、アクティブに嵐山散策を満喫してからカラダに良いものを楽しみたい方におすすめです。
舞妓飯 嵐山店
祇園四条にも店を構える「舞妓飯」の名物である「16色のひとくち串天ぷら膳」は、舞妓さんでも食べられる小ぶりなひとくちサイズの天ぷらが種類豊富に味わえるメニューとなっています。こだわりの野菜8本と魚介や京赤地鶏、旬の食材などの中から自分自身で選ぶ8本の計16本が一つの皿にずらっと並ぶ様子は思わず写真を撮りたくなるフォトジェニックな豪華さです。
色々な味を少しずつ楽しむことができるので、一人で訪れても味に飽きのこないメニューとなっています。選ぶことのできる串のレパートリーも約20種と豊富なので、ついつい悩んでしまいますね。
店内のカウンターやお座敷の席からは桂川や渡月橋、嵐山も堪能できるので、嵐山観光のランチにはぴったりです。完全予約制となっているのに加えて、昼の時間帯のみの営業なのでご利用の際はご注意ください。
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