国立科学博物館ってどんなところ?
東京都・台東区上野の上野公園内にある国立科学博物館は、日本で唯一の国立総合科学博物館です。「科博(かはく)」という略称でも知られているスポットです。1877年に「教育博物館」として創立されてから、140年以上もの間、日本と地球の科学について広く知識を得ることのできる場所として、子どもから大人まで多くの人々に利用されています。
2000年代以降に「日本館」「地球館」が、それぞれさまざまな変化を経て、現在の展示空間となりました。遊びを通じて親子で学ぶ展示室「親と子のたんけんひろば コンパス」や、全方位に映される映像で浮遊感が得られる「シアター36O(サン・ロク・マル)」は、以前訪れたことがあるという方にも注目していただきたい人気コンテンツとなっています。
施設全体のテーマとしては、「人類と自然の共存をめざして」が掲げられています。見るだけでも楽しい恐竜の化石や、地球上の様々な生き物の剥製、私たち人類の化石などの多種多様な資料が、広い展示室にダイナミックでリアリティ溢れる形で展示されています。
国立科学博物館では、常設展示に加えて、期間限定の企画展・特別展も多く開催されています。そのどれもが普段は鑑賞する機会のないユニークな視点での展示となっており、毎度人気を集めています。
さらに、企画展・特別展に合わせて、ギャラリートークイベントや親子で参加できるワークショップ、レクチャーイベントなどが随時開催されています。イベントの詳細については、各企画展・特別展の公式サイトをご確認ください。
また、年間を通して開催しているイベントもあります。国立科学博物館の研究者が展示物や研究内容について解説してくれる「ディスカバリートーク」をはじめ、ただ見てまわるだけではない、博物館の楽しみ方に気づくことができるイベントが盛りだくさんです。
おすすめのイベントは、第1・3金曜日に開催されている「夜の天体観望公開」です。月、火星、土星、海王星など、その季節に見られる天体を博物館が所有する大きな天体望遠鏡で観察することができます。ウェブでの事前予約制ですが、満席になる場合があるため、早めに申し込みをしましょう。1ヵ月前から申し込みができるようになります。
※現在は、一時中止しています。
見どころ
日本の自然や人々の歴史を追う「日本館」
日本館は「日本列島の自然と私たち」をテーマとした展示館です。日本列島の自然と生い立ち、日本人の形成過程や私たちと自然の関わりの歴史が展示されています。
ここでは建築自体にも注目してみてください。1931年に竣工された日本館は、国の重要文化財にも登録されています。ネオ・ルネサンス様式が基調となっており、中央ホールからは美しい天井のドームやステンドグラスを堪能することが可能です。また、北翼、南翼の端それぞれに設置されている階段の上部にも、美しいステンドグラスが飾られています。
日本館の展示は、地下1階から3階までの計4フロアあります。地球館との連絡通路がある地下1階には、全球型映像施設「シアター36O(サン・ロク・マル)」やラウンジ、ミュージアムショップなど、展示を鑑賞する前後に利用するのにぴったりなコンテンツが揃います。
企画展示室がある1階では、渋川春海の天球儀や日本最古の地震計など、自然を観測するためのものづくりの歴史が展示されています。日本館の建築をじっくりと鑑賞するのにおすすめのフロアです。
2階は、大陸から日本列島に渡ってきた人々と動植物についての展示です。日本に限らず世界に知られている「忠犬ハチ公」の剥製や、無人の南極昭和基地で取り残されつつもタロとともに極寒の冬を生き延びた「カラフト犬ジロ」の剥製は、特に多くの人が注目する展示品となっています。
3階では、日本列島の生い立ちと自然の特徴について深く知ることができるコンテンツが揃います。日本最大級のアンモナイト化石や鉱物コレクション、日本に落下した隕石などが展示されています。
恐竜から科学技術まで歴史を探究する「地球館」
「日本館」に隣接する「地球館」は、2015年7月にリニューアルオープンしました。地球館は、「地球生命史と人類」をテーマとした展示館です。地球環境の変化に伴って変わり続けてきた生き物の姿の謎に迫り、自然と生き物の関わり合いと人類の知恵に触れることができます。
地球館の展示は、地下3階から3階までの計6フロアあります。また、屋上には、展示をみる合間の休憩にもぴったりな、居心地の良いハーブガーデンとスカイデッキがあります。
大迫力で特に人気を集める展示は、地球上のさまざまな哺乳類の動物の剥製がずらりと並ぶ3階のエリアと、地下1階にある恐竜の化石標本エリアです。今にも動き出しそうな生き物たちの姿に驚くことでしょう。
地下のフロアには、宇宙や恐竜、生物の進化といった、大昔の地球を感じ取ることができるスケールの大きい展示が揃っています。また、特別展が開催される特別展示室も地球館の地下1階にあります。
地下3階は、宇宙の構造についてや、元素・分子といった物質について、世界を支配している法則についてという3点から、自然の仕組みについて知ることができるフロアです。アポロ11号とアポロ17号が持ち帰った月の石は、宇宙に近づいたような気持ちになれる特別な展示となっています。また、自然科学系のノーベル賞を受賞し、日本の科学を築き上げた人々についても紹介されています。
地下2階では、46億年前に地球が誕生してから現在に至るまで、地球が辿ってきた道のりについて学ぶことができます。大きく変動した地球環境の中で、生命は誕生と絶滅を繰り返して進化を遂げてきました。「生きた化石」と言われるシーラカンスの化石標本や、私たちの祖先である猿人・原人・旧人の復元、コロンブスマンモスの全身骨格などを間近にみることができます。
地下1階には、生物の進化の中でも注目度の高い、恐竜についての展示があります。ティラノサウルス・トリケラトプス・アパトサウルスなどの全身骨格は、あまりのスケールに思わず目が釘付けになってしまうでしょう。起源、大型化、多様化、絶滅と謎の多い恐竜の魅力を、存分に体感することができる展示になっています。
地上のフロアでは、宇宙・生命・人間の歴史、科学技術、地球上の生命について、圧倒的スケール感を通じて学ぶことができます。
1階は宇宙・生命・人間の歴史、そして地球上の多様な生き物に関するフロアです。静岡県に漂着したマッコウクジラや、世界最大級のイカであるダイオウイカなどが展示されています。また、1階では「生命の花」、「地上のさまざまな景観」という映像作品が上映されています。
2階には、科学技術について深く学ぶことができるコンテンツが揃います。日本で科学技術が江戸時代以降に外国の影響を受けながら発展していった歩みを、田中久重(たなかひさしげ)が製作した江戸期の和時計「万年時計」や、日本で最初に音が録音・再生された「ユーイングの蘇言機」などから感じ取ることができます。また、中2階には日本の科学者・技術者の肖像が飾られています。
3階には、115体もの哺乳類・鳥類の剥製が並んでいます。ニホンオオカミの剥製は、日本に現存するたった3体のうちの一つです。上野動物園にいたジャイアントパンダのフェイフェイ、トントンの剥製もあります。
親子で楽しむ探検広場「コンパス」
国立科学博物館内、地球館の3階にある「親と子のたんけんひろば コンパス」は、2015年に行われた地球館のリニューアルで誕生した、親子で一緒に楽しむことができる展示室です。0歳から12歳までの子どもと保護者が入ることができる空間となっており、主な対象としては4歳から6歳の子どもとその保護者が設定されています。
この展示室では、博物館での体験を自宅に帰った後の「日常」に持ち帰ってもらうため、保護者と子どもが「驚き」や「発見」を共感して「親子のコミュニケーション」を促すしかけが数多く用意されています。科学的な知識だけではなく、感じる力、考える力を養うことを目的とした展示室なので、ぜひ自由に楽しんでみてください。
45分間の完全入れ替え制で、定員は各回60名となっています。1日6回(10:00/11:00/12:00/13:00/14:00/15:00)ある中から、希望の入室時間を選択することができます。
コンパスへの入室には、0歳児の子ども含めて入室する全員分の整理券が必要となります。発券方法は、平日と土日祝・夏休みや春休み、冬休みなどの長期休み期間で異なります。
平日は、館内で当日発券のみ行われており、手数料は無料です。整理券は1階にある地球館案内所の横で発券されています。発券開始時間は、10時・11時・12時の回は9時から、13時の回は10時から、14時の回は11時から、15時の回は12時からとなっています。
土日祝および長期休み期間はローソンチケットでの事前購入・発券のみ行われており、手数料は一人あたり200円です。毎月5日12:00から翌月分の販売が開始されます。先着販売なので、お早めの購入がおすすめです。
コンパスには身体を動かすアスレチックの要素と、知識を広げる展示の要素があり、それぞれ子どもの興味に合わせたコンテンツで45分間を十分に満喫することができます。ワークショップコーナーに設置されているワークシートは持ち帰ることが可能です。
「親と子のたんけんひろば コンパス」サイト:https://www.kahaku.go.jp/learning/compass/index.php
浮遊感を楽しむ「シアター36O(サン・ロク・マル)」
日本館の地下1階には、全球型映像施設「シアター36O(サン・ロク・マル)」があります。「シアター36O」は世界初の全球型シアターで、地球の約100万分の1の大きさである直径約12.8メートルのドームの内側全てがスクリーンになっています。球体を横切るようにして架けられたブリッジの上から鑑賞します。
このシアターは、2005年に開催された「愛・地球博」の長久手日本館で人気を博した「地球の部屋」が国立科学博物館に移設されたものです。大きなドームいっぱいに広がる映像に、大人から子どもまで夢中になるでしょう。
シアター36Oでは、7本のオリジナル映像作品が、月替わりで上映されています。1回の上映時間は約6分間で、毎日初回上映は9:30から、最終回上映は16:30まで(金曜・土曜は19:30まで)行われているので、他の展示を回る合間に体験してみてください。
シアター36Oで上映される作品は、地球が歩んできた壮大な歴史や人類の進歩、自然と命の輝きなどをテーマにしています。360°全方位に映像が映し出される光景は、大迫力で、神秘的なエネルギーすら感じられるでしょう。映像の美しさとともに、今まで知らなかった知識を得られる、まさに国立科学博物館ならではのコンテンツです。
ブリッジの中央から広範囲を見るも良し、ブリッジのガラス側に寄って真下の映像まで楽しむのも良し、ぜひ視点を変えて何度も訪れていただきたいスポットです。
品揃え豊富なミュージアムショップでお買い物
展示品をモチーフにしたオリジナルグッズや科学の教材が豊富なことでも有名な、国立科学博物館のミュージアムショップにも忘れずに立ち寄りましょう。科博に展示されているものについてより詳しく学べるガイドブック、書籍、パズル、ぬいぐるみ、文房具など、大人向けと子ども向けともにさまざまな商品が揃います。
オリジナルグッズには、展示品が書かれたトランプや大人も使いやすいデザインのフィールドノートなどがあります。また、日本館に剥製が展示されていることで話題の「忠犬ハチ公(HACHI)」をモチーフにした、可愛らしいグッズも取り揃えられています。ハチ公のぬいぐるみやTシャツは、渋谷でも販売されていない、国立科学博物館の限定アイテムです。
また、ミュージアムショップでは大人も欲しくなる本格的なレプリカやフィギュア、そして貴重な本物の鉱物や化石まで、販売されています。
マニアをも惹きつける鉱物コーナーは、専門家が管理する本物の鉱物をゲットすることができる珍しいスポットです。アメジストやラブラドライトなどの美しく輝く鉱物や、世界のさまざまな場所で発見された隕石などがあります。
また、化石はレプリカや化石の形をしたチョコレートなど、気軽に手に入れられるものから、数十万円する本物の化石まで購入することができます。綺麗な形が残っているアンモナイトや、約7,000万年前の恐竜の一部分の化石など、見ているだけでダイナミックな世界観に浸ることができるでしょう。
子どもの自由研究にも役立つ商品もあるので、長期休みの前は忘れずにチェックしておきましょう。お風呂のなかやキッチンでできる楽しい実験キットには、その原理が分かる説明書が添えられています。温度や燃焼の実験、水溶液と指示薬の実験、身近な結晶の実験などの種類があります。
そのほか、試験管、フラスコ、メスシリンダーなど、理科の実験器具も種類豊富に取り扱いがあります。しっかりと本格的な道具を揃えたい方も、ぜひミュージアムショップを利用してみてください。
おすすめの周辺スポット
国立科学博物館から徒歩10分圏内でいけるランチ
和カフェ yusoshi chano-ma 上野
yusoshi chano-ma(ユソーシ チャノマ)は、上野マルイの9階にある、和カフェです。店内にマットレスタイプの小上がりの席があるのが特徴で、靴を脱いでゆったりと過ごしたい方や、小さな子どもを連れてのランチにぴったりのお店となっています。
ランチタイムは16時まで営業しているので、国立科学博物館を満喫した後の遅めのランチにもおすすめです。
洋食屋 三代目 たいめいけん
日本橋に店を構える洋食の名店「たいめいけん」の支店が上野のエキナカ、エキュート上野に入っています。大人気のオムライスはもちろんのこと、ハンバーグやカニクリームコロッケ、カレーライスもリーズナブルな値段で味わうことができます。
7時から10時までモーニングも販売されているので、国立科学博物館にいく前に朝ごはんで利用しても良いでしょう。
上野の森 PARK SIDE CAFE
上野公園の中に位置する、落ち着きのあるカフェです。“野菜の持ち味や旨みを最大限に活かす”をコンセプトに、季節ごとに厳選した旬の野菜をたっぷり使用したメニューが揃います。
店内とテラス席を選ぶことができ、広々とした空間でランチを楽しむことができます。テラス席は、暖房も設置されているので冬でも暖かいです。
ギャラン
たまには昭和レトロな純喫茶でランチを味わってみてはいかがでしょうか。レトロな食品サンプルが並ぶ店先が目を惹く、「ギャラン」は1979(昭和54)年から続く老舗の純喫茶です。昔ながらのオムライスやナポリタン、ハヤシライスをきらびやかな店内で味わえば、非日常を満喫することができるでしょう。
ラ ココリコ 上野の森さくらテラス店
贅沢にボリューミーなランチを楽しみたいという方におすすめなのが、国立科学博物館から徒歩7分のところにある「ラ ココリコ 上野の森さくらテラス店」です。名物のロティサリーチキンは、専用オーブンで焼き上げられ、外はパリッと中はジューシーなのが特徴です。
上野公園内にある上野の森さくらテラスには、この他にもランチにぴったりなレストラン・カフェが多く揃っています。
国立科学博物館と合わせて観光におすすめ
国立西洋美術館
国立科学博物館と同様に上野公園内にある、西洋の美術作品が専門の美術館です。建築面からも注目を受けていて、本館は「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」の構成資産として、世界文化遺産に登録されています。館内には、「松方コレクション」をはじめ、6,000を超える作品が収蔵されています。
上野動物園
上野といえば、上野動物園にいるパンダを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。上野動物園では、ジャイアントパンダをはじめ、約350種2,500点の動物たちが飼育されています。東園と西園に分かれており、園内はかなり広いので、じっくりと見たい動物に絞って訪れても良いでしょう。
東園には、ジャイアントパンダや日本の動物、ゴリラ、トラ、ゾウ、ホッキョクグマやアザラシなどがいます。西園には、ウサギやモルモットとふれあえる体験プログラムが人気の「子ども動物園 すてっぷ」のほか、小型の哺乳類を展示する小獣館、生息地の自然環境を再現して展示する両生爬虫類館、天然の池を利用してツル、ペリカンなどの鳥類を展示している不忍池などがあります。
東京国立博物館
上野公園内にある東京国立博物館は、日本と東洋の文化財を展示している博物館です。トーハクとも呼ばれています。1872年に創設された日本最古の博物館で、現在も数多くの国宝や重要文化財を収蔵、展示しています。
本館、表慶館、 東洋館、平成館、法隆寺宝物館の5つの展示館と資料館がありますが、特別展をのぞいて全て大人1,000円、大学生は500円、満18歳未満・満70歳以上は無料で鑑賞することができるので、気軽に足を運んでみてください。
上野アメ横商店街(アメ横)
アメ横という名前で知られている上野アメ横商店街は、約500mの道の中に約400もの店舗が立ち並ぶ商店街です。その場で食べられるグルメを売っているお店が多いので、食べ歩きにもおすすめです。
驚きの安さで販売しているショップや、都内では珍しく値切りができるショップが多いので、気になるところはぜひ時間をかけてチェックしてみてください。
上野東照宮
上野公園の中には「上野東照宮」という神社があります。東照大権現である徳川家康を中心に、徳川吉宗・徳川慶喜を御祭神として祀られています。
上野東照宮には四季の魅力があり、春には牡丹・桜の名所として、秋は紅葉とダリア展、お正月は初詣や冬ぼたん鑑賞を目当てに多くの参拝客が訪れます。
アクセス情報
電車で行く場合
- JR「上野駅」公園口から徒歩5分
- 東京メトロ銀座線・日比谷線「上野駅」7番出口から徒歩10分
- 京成線「京成上野駅」正面口から徒歩10分
東京メトロ銀座線、日比谷線、JR線「上野駅」からの行き方
1.東京メトロ銀座線、日比谷線「上野駅」から行く場合は、7番出口を出ます。
2.7番出口は、緩やかな坂道が続いています。
3.緩やかな坂道を上り切り、まっすぐ歩くと大きな横断歩道が見えるので、そのまままっすぐ渡ります。渡った後は右手に進んでください。
4.右手に進み、階段から続く坂道を上ると、JR線「上野駅」の公園口出口が右手に見えてきます。このまま左手に東京文化会館が見えるまで、まっすぐ歩いてください。
5.JR線「上野駅」から行く場合は、公園口出口を出ます。目の前にある大きな横断歩道を渡ります。
6.上野公園内の敷地に入ると正面に東京文化会館が見えます。遊歩道に沿って斜め右方向へ向かい、左手に東京文化会館、右手に国立西洋美術館を見ながらまっすぐ進みます。
7.西洋美術館の左側に面した道を曲がって進むと、国立科学博物館にたどり着きます。
8.国立科学博物館の入り口は、2つあります。左側が常設展、右側が特別展です。
京成電鉄「京成上野駅」からの行き方
1.改札を出て、「正面」と書かれている左方向に曲がります。駅の外に出る階段が見えてくるので、階段を上ってさらに左に曲がります。
2.階段を上がって左側に進むと、大きな階段と「UENO3153」が見えてきます。「UENO3153」側へ道なりに進んでください。
※この大きな階段から上がって上野公園内に入る方法もあります。
3.道なりに進むと、上野駅前の大きな横断歩道にたどり着きます。横断歩道は渡らず、このまま道なりに進んでください。ここからは上記(東京メトロ銀座線、日比谷線、JR線「上野駅」からの行き方)の4番以降と同じルートです。
よくある質問Q&A
音声や案内員によるガイドは利用できますか?
国立科学博物館の研究員による展示解説ガイドは、音声ガイドと「かはくナビ」のレンタルがあります。どちらも利用料金は各320円で、日本語、英語、中国語、韓国語、そして日本語子ども向けに対応しています。
「かはくナビ」は、タブレット端末型のガイドです。解説のほか、おすすめのコースなどを見ることができる視覚的なガイド機能もあります。
※音声ガイドとかはくナビは、コロナ感染予防のため、休止中です。
「かはくナビ」:https://www.kahaku.go.jp/userguide/access/id/index.html
音声や案内員によるガイドではありませんが、多言語展示解説支援システム「かはく HANDY GUIDE」というサービスもあります。館内の一部エリアで、展示の解説などを、スマートフォンなどのモバイル端末から見ることができます。日本語、英語、中国語、韓国語に対応していて、無料で利用できます。
ミュージアムショップだけ利用することは可能ですか?
はい、できます。現在は、オンラインで予約した後、入り口のチケット売り場で、30分間利用可能な「ミュージアムショップ利用券」をもらうことで、利用が可能です。
ミュージアムショップ:https://www.kahaku.go.jp/userguide/access/shop/index.html
荷物を預けられる場所はありますか?
はい、館内には無料ロッカーがあります。
休憩できる場所はありますか?
カフェ・レストラン、ラウンジ、屋上広場など、館内のさまざまな場所で休憩することができます。自動販売機なども各所に設置されています。
常設展を鑑賞する時間の目安は?
全てのコンテンツを説明まで読み通して鑑賞する場合は、3時間以上かかるスポットとなっています。コンテンツの説明を所々読み飛ばしながら鑑賞する場合は2時間程度が目安です。
基本情報
国立科学博物館
【営業時間】
- 通常
9:00〜17:00(入館は16:30まで) - 金曜日・土曜日
9:00〜20:00(入館は19:30まで)
【定休日】
毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)
年末年始(12月28日 〜 1月1日)
※特別展開催中は休館日が変更になる場合があります
【入館料】
- 常設展示
一般・大学生:630円
18歳未満または65歳以上:無料
※20名以上の団体は一般・大学生:510円
※18歳未満には、満18歳に達する日以降の最初の3月31日までを含みます
※大学パートナーシップ入会大学・学校の学生は無料(入館の際に学生証または教職員証をご提示ください) - 特別展は展示により料金は異なります
【コンパス整理券】
- 平日
発券方法:館内での当日発券のみ
料金:無料 - 土・日・祝・休日
発券方法:ローソンチケットでの事前購入・発券のみ
料金:一人あたり200円
※ローソンチケット購入ページはこちら
【問い合わせ先】公式お問い合わせページはこちら