「上野動物園モノレール」ってなに?
「上野動物園モノレール」は、上野動物園の東園と西園を結ぶモノレールです。車両の経年劣化の結果、2019年11月1日(金)から運行を休止しています。今後運行が再開されるかどうかは、未定となっています。
東園駅から西園駅までの約300メートルを約1分半でつないでいた上野動物園モノレール。空中をぶら下がるように懸垂して走行する際の見晴らしの良さや、カラフルな動物の絵が描かれている車体が人気で、アトラクションとしても愛されていました。
上野動物園モノレールの歴史
「上野動物園モノレール」と呼ばれて親しまれているこのモノレールは、正式名称を「上野懸垂線」と言います。上野動物園の東園駅と西園駅をつなぐために、1957年に日本で最初のモノレールとして開業しました。
上野動物園モノレールは、改良を重ねながら運行を続けていました。2019年まで運行していたのは、4代目の車両でした。最終日となる2019年10月31日(木)には、ラストランイベントも行われ、多くの人がラストランを見守りました。
園内の移動はどうすればいいの?
基本は徒歩
一般の方は東園・西園間をつなぐ、いそっぷ橋を歩いて移動します。所要時間はゆったりと歩いて10分程度です。
徒歩が難しい方のために無料のバスが運行中!
上野動物園モノレールが運行休止となった2019年11月1日(金)からは、無料の連絡バスが運行しています。たくさんのパンダがデザインされたラッピングバスは、とても可愛らしく目をひきます。
車いすの方やお年寄りの方、ベビーカーで移動している場合など、歩行の困難な方が優先で利用できるので、基本的にはいそっぷ橋を徒歩で渡る移動となります。
運行開始時はCNG車が走行しますが、2020年5月以降は電気バスでの運行が予定されています。
【発着場所】
- 東園:動物医療センター横
- 西園:いそっぷ橋の下
【乗車人数】
最大29人(車いす利用者2人まで同時乗車可)
※2020年5月まで運行予定のCNG車は最大23人
【乗車料金】無料
【運行時間】開園時間中(12:00〜13:00を除く)