埼玉ってどんなところ?
海に隣接していない内陸県のひとつである埼玉県ですが、県内を流れる川の数は日本一多く、鴻巣市と吉見町の間にある荒川は日本一の川幅を有することで知られています。川などの自然を活かしたアクティビティも充実していて、「長瀞」では迫力満点のライン下りが体験できます。
都心から近いことも人気の理由で、「川越」へはわずか30分で到着するので、日帰りでも充分楽しむことができます。さらに気象庁よると、平成21年から平成30年までの10年間で快晴が567日もあり、この数字は全国1位を誇ります。思いっきり遊びたいという方におすすめの観光地です。
埼玉旅行の見どころ
都内から1番自然を味わおう
東京からのアクセスが便利な埼玉は、山に囲まれ自然豊か。四季折々さまざまな植物が季節の移ろいを感じさせます。春は「羊山公園」の芝桜、夏は「古代蓮の里」の蓮、秋は「巾着田」の彼岸花、冬は「越生梅林」の梅と名所ばかりです。
見るだけではなく遊ベるのも魅力の1つで、「武蔵丘陵森林公園」では304ヘクタールの広大な敷地の中、サイクリングや水遊び、バーベキューなどができます。家族みんなで楽しめます。
日本の伝統文化に触れあおう
歴史的建築物も多く、”小江戸”で知られている「川越」は情緒あふれる蔵造りの街並みが写真映えすると話題を呼んでいます。昭和レトロなお店は、老若男女ノスタルジックな気持ちにさせてくれます。「さきたま史跡の博物館」や「片倉シルク記念館」など歴史ファンが喜ぶスポットもあり、貴重な文化財を間近で見ることができます。
異国情緒あふれる街で遊ぼう
「入間ジョンソンタウン」では、まるで海外旅行に行ったような気分が味わえます。実際に米軍の居住地として賑わっていたので、リアルなアメリカの暮らしが見えます。
他にも北欧の雰囲気が漂う「ムーミンバレーパーク」や狭山丘陵「トトロの森」など、アニメをモチーフにしたスポットがあります。アニメをみた人はもちろん、そうでない方も不思議な世界に魅了されること間違いなしです。
大人も子どもワクワクする観光スポット
みんな誰しも明治のチョコレートや棒アイスのガリガリ君を食べたことあるのではないでしょうか。そんな馴染み深いお菓子が製造されている工場が埼玉にはたくさんあります。見学もできお菓子の製造過程を知れるので、子どもたちも探究心がくすぐられますね。
航空自衛隊の基地もあることから、飛行機に関する博物館や鉄道の博物館など、乗り物好きにはたまらないスポットもあります。写真でしか見たことなかったという乗り物も展示してあるので、この機会に足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
埼玉のB級グルメを堪能しよう
埼玉はB級グルメの宝庫と言っても過言ではありません。毎年自慢のご当地グルメが一堂を会する「埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」が開催されるほど、熱狂的な盛り上がりを見せています。
初の大会で優勝した「煮ぼうとう」や第12回優勝の「鴻巣川幅うどん」などのうどんは埼玉県民にとっては欠かせないグルメです。埼玉ツウの舌を唸らせたご当地グルメを巡ってみてもいいですね。
北部エリア
北部エリアの中でも、40度超える猛暑が訪れる熊谷市が一際目立っています。そんな暑い街でもひんやり涼しく遊べる場所や夏に欠かせない定番のスイーツを学んで味わえる場所があります。また、季節問わず楽しめる歴史的遺産も存在します。
渋沢栄一記念館
近代日本経済の父と言われる渋沢栄一に関する資料が展示されている記念館です。天保11年(1840)深谷市の農家の家に生まれた栄一は、幼い頃から家業である藍玉の製造や販売、養蚕を手伝っていました。やがて、約500もの企業の設立に関わり、多くの教育機関や社会公共事業の支援などの功績を残しました。2024年の新紙幣発行に伴い、新しい1万円の顔と選ばれますます注目される偉人の1人です。
おふろcafe bivouac(ビバーク)
おふろcafe bivouacは、アクティブとリラックスをコンセプトにした新しい温浴施設です。館内には無料のマッサージ機や雑誌、コミック、Wi-Fi環境も整っていて、ゆったりと過ごすことができます。また、テントやボルダリングなどアクティブに楽しみたい方にもぴったりな空間があるので1日いても飽きないスポットですね。
星溪園
星溪園は、熊谷市にある回遊式庭園で江戸時代末期から明治時代にかけて作られました。昭和29年には、市の文化財とされる名勝に指定されました。園内は玉の池を囲むように道があり、星溪寮、松風庵、積翠閣と3つの建物があります。四季折々の景色に浸りながらお茶会を開くことができ、日本の古き良き伝統を身近に感じられますね。
片倉シルク記念館
片倉工業株式会社の製糸工場として平成6年まで稼働していた熊谷の繭倉庫を利用した記念館です。実際に工場で使われていた製糸機械や生糸になるまでの過程を見学することができます。館内の天井が蜂の巣状に仕切ってあるのも繭倉庫だった証拠で、いたるところに当時の様子が感じられます。
熊谷市立荻野吟子記念館
日本で最初の女医となった埼玉県3大偉人の1人である荻野吟子にまつわる資料を展示した記念館です。記念館になっている建物は、吟子の生家である長屋門を模した瓦葺屋根の和風建築。展示室と休憩室に分かれていて、荻野吟子の一生を描いた年表など飾られています。
記念館に隣接する公園には記念碑や銅像があり、春になると咲く河津桜が自然あふれる景色を一層華やかにしてくれます。
花園フォレスト
深谷市の花園ICから車で2分のところにあるお菓子のテーマパークです。ヨーロッパの邸宅をモチーフにしたピンクの建物内には、手作りのスイーツを販売する7つの専門店が展開しています。こちらの目玉商品はバームクーヘンで、販売される前の筒状のバームクーヘンが目の前で焼き上げられる工程も見ることができます。
建物の外には、色とりどりのバラが咲き誇る庭があります。5月頃が見ごろなので、狙って行くと素敵な写真を収められますね。
城峯公園
城峯公園は、神川町にある神山の中腹標高500メートルの高台に位置します。首都圏自然歩道「関東ふれあいの道」のコースにも指定されるほど、ツツジをはじめとする花々が道を彩ります。また、花が少ない冬にも十月桜という珍しい桜が開花するので、1年通して見どころがあります。
公園内には、キャンプ場やレストハウスのほか、バーベキュー場や展望デッキがあるので家族連れでも友達同士でも楽しめます。
深谷グリーンパーク アクアパラダイス パティオ
総面積が東京ドーム約1個分もあり、北関東最大の規模を誇る室内アミューズメントプールです。アラベスク風の古城やレンガ造りの柱など、南欧を彷彿とさせる空間が広がっています。中央には大きなスライダーや波のプールがあり、周辺には小さな子どもも遊べるキッズスペースも用意されています。
プールの他にフィットネスやサウナ、ジャグジーも利用可能なので、気軽に南欧のリゾート気分を満喫できますね。
赤城乳業本庄千本さくら「5S」工場
赤城乳業本庄千本さくら「5S」工場では、定番のアイス「ガリガリ君」が製造される工程を見学できます。ガリガリ君とはいがぐり坊主の男の子がマスコットキャラクターの棒アイスです。1981年の発売から現在まで多くの人に愛されていて、年間で約4億本も販売されています。
工場見学は無料で参加でき、さらにアイスの試食もできるので見学に訪れる人が後を断ちません。必ず申し込みをしてから行くようにしましょう。
東部エリア
東部エリアには、動物園や水族館など家族連れに嬉しい定番スポットが集まっています。国内最大級のショッピングモールもあり、思いっきり遊びたい方、買い物したい方にもってこいのエリアです。
東武動物公園
宮代町にある東武動物公園は、関東最大級の大型アミューズメントパークです。同じ敷地内に動物園と遊園地2つ存在し、絶叫アトラクションや可愛い動物とのふれあいが楽しめます。
季節に合わて開催されるプールや花火、イルミネーションは埼玉県民にとって欠かせないイベント。冬には露天風呂に浸かる動物も見ることができます。
権現堂桜堤
幸手市の権現堂公園内にある権現堂桜堤は関東で有数の桜の名所です。約1,000本のソメイヨシノが列を成して咲いている景色は圧巻。また、同じ時期に菜の花も開花し、ピンクと黄色の綺麗なコントラストを見せてくれます。付近には露店が出店していたり、レジャーシートを広げられる場所があるので、お花見スポットに最適ですね。
さいたま水族館
羽生市にあるさいたま水族館は、年間30万人の来場者を迎えるほど人気があります。海のない埼玉県だからこそ川や湖に生息する淡水魚を中心に展示していて、鮮やかな金魚たちが展示されているユニークな金魚コーナーも特徴的です。
外を出ると大きな池が見え、そこには沢山の鯉が泳いでいます。池のある公園内でのんびり過ごしたり、鯉に餌をあげたりと今までの水族館と一味違う楽しみ方ができます。
古代蓮の里
古代蓮の里は、天然記念物であり行田市の花である古代蓮をシンボルとする公園です。6月下旬から見頃を迎え、7月末には散ってしまう古代蓮は開花時間も短いんです。お昼頃には閉じてしまうので、朝の5時から営業しています。早起きして、埼玉のいろんな所を観光したいという方には好都合ですね。
山香煎餅本舗 草加せんべいの庭
山香煎餅本舗 草加せんべいの庭がある草加市は、お煎餅発祥の地として知られています。施設内には、販売コーナーだけではなく本格的な日本庭園やガラス越しに職人さんのお煎餅作りが見学できる工房があります。その場で申し込みをすればお煎餅を焼く体験もできます。無料で借りられる法被を着れば、プロのお煎餅職人の気分になれますね。
首都圏外郭放水路 龍Q館
春日部市にある龍Q館は、川と洪水対策に関する仕組みが学べる施設です。地下の調圧水槽は中川・綾瀬川の氾濫防止のために作られました。巨大な空間は”埼玉のパルテノン神殿”という異名を持ち、多くの映画やドラマのロケ地として使われています。実際にこの施設も見学することができるので、ぜひ自分の目で確かめてみてください。
越谷レイクタウン
埼玉の2大ショッピングモールと言われている越谷レイクタウンは、約27万平方メートルの敷地内に700以上ものテナントが入居。KAZEエリア・MORIエリア・アウトレットモールと3つのエリアに分かれていて、どの建物にも飲食店が充実しています。また、歩き疲れたらすぐ休憩できるようにソファや椅子がいたるところにあるのも嬉しいですね。
むさしの村
加須市にあるむさしの村は、家族で楽しめる遊園地です。園内は5つのエリアに分かれていて、小さな子供向けのアトラクションや動物とのふれあいコーナーが評判です。また、自然豊かな立地を生かし季節ごとに違った食材を収穫できる体験コーナーも人気です。苺やブルーベリーなどの果物から野菜までバリエーション豊かで、中には田植えという貴重な体験も手軽にできます。
FlyStation
FlyStationは、2017年4月越谷レイクタウンにオープンしたアクティビティ施設です。日本で唯一、室内スカイダイビングができるスポットとして注目を集めています。最大時速360kmの風で全身がふわっと浮き上がる感覚は、まさに宇宙にいるように感じられます。スタッフが指導してくれるのでお子様(4歳から)も安心して楽しめます。ぜひ新感覚のアクティビティを試してみてはいかがでしょうか。
中央部エリア
埼玉県の中でも、中央部エリアは主要なスポットが勢揃い。中心地の大宮は、東京駅に次いで路線が多い駅や大型商業施設が充実しています。アクセスが便利なのでスムーズにまわれますね。
鉄道博物館
大宮市にある鉄道博物館は、JR東日本の創立20周年記念を際して、2007年10月14日(日)に開館した鉄道のミュージアムです。7つのエリアからなる館内では、実際にミニ列車を操作することができたり、鉄道の仕組みが分かる模型が展示されています。子どもはもちろん大人も楽しめる仕掛けがたくさんあります。
大宮公園
大宮駅から徒歩15分のところにある広大な公園。樹齢100年を超える木などの緑が溢れ、日常を忘れられる空間が広がっています。日本の都市公園100選にも選ばれ、憩いの場として定着しています。園内に隣接する小動物園や児童遊園地は入園無料なので、訪れた際にちょっと覗いてみてはいかがでしょうか。
埼玉県立近代美術館
埼玉県立近代美術館は、県立北浦和公園内に佇む美術館です。展示されている美術品はもちろん、建物そのものからもアートが感じられます。デザインした黒川紀章さんは、国立新美術館など多くの美術館の設計を手掛けています。
格子状の柱に対して曲線状のガラス張りが新鮮な感覚を与えてくれます。その他にも館内のそこかしこに趣向が施されていて目が離せません。
調神社(つきじんじゃ)
調神社は鳥居がなく、狛犬の代わりに兎が置かれている珍しい神社として有名です。地元では「つきのみやさま」の愛称で親しまれています。その名から勝負事のパワースポットとして訪れる人も多く、浦和レッズは毎年、必勝祈願を行うほど。
女子の間では御朱印帳が可愛いと話題になっていて、兎がデザインされた白い御朱印帳は思わず欲しくなってしまいます。
鴻神社(こうじんじゃ)
コウノトリは赤ちゃんを運んできてくれるという言い伝えがありますが、鴻神社では子授けのご利益がある神社として参拝者が絶えません。そのご利益がある「たまごお守り」を求める方も多く、旧鴻の宮のそばには願いが叶ったお守りが奉納されています。
さいたま市宇宙劇場
さいたま市宇宙劇場は、大宮駅のすぐ近くにあるJACK大宮内にあります。美しい星空を投映する最新のプラネタリウムがお手頃に鑑賞できる施設です。こちらの館長はなんと、さいたま市出身の宇宙飛行士若田光一さん。その功績が分かる資料が展示されている他、宇宙にまつわるグッズも販売しています。
プラネタリウム以外にもオリジナルのプログラムがあり、中でもスタッフの生解説と共に空の様子を眺める「星空の時間」が評判です。
さいたまスーパーアリーナ
さいたまスーパーアリーナは、国内最大級の収容人数を誇る会場を有する多目的施設です。スポーツや有名アーティストのコンサート会場として知られていますが、実はグッドデザイン賞を受賞していて見所満載の建物なんです。そんな建物の舞台裏が見学できるツアーも開催されています。
付近には、大型商業施設「コクーンシティ」もあり。ショッピングやグルメ、映画など遊びにはもってこいのスポットです。
武蔵一宮 氷川神社
創建2400年以上を誇る、氷川神社はパワースポットとして人気の神社です。特に、出雲大社の流れを汲んだ縁結びのご利益がある本殿には多くの観光客が訪れています。人間関係を良好にし、人との縁を結ぶことから仕事運のご利益もあるとされています。
造幣さいたま博物館
2016年10月にオープンしたお金の博物館です。隣接する工場では、貨幣を製造する工程を見学することができます。お金というとなんだか難しく聞こえますが、この博物館では子どもでも楽しく学べます。100円玉のデザインが知れる木のパズルや実際のお金の重さが分かる重りなど遊び心満載です。
もっと詳しく学びたいという方も嬉しいコーナーがあります。お金の歴史にまつわる資料や昔の硬貨など約1,000点が展示されています。
さいたま市大宮盆栽美術館
日本屈指の盆栽郷として知られるさいたま市大宮盆栽美術館。最近では”BONSAI”という単語が定着するほど世界でも高い評価を得ていて、海外から多くの愛好家が訪れています。館内には目玉の五葉松「千代の松」をはじめとする多くの盆栽が展示されています。
近くには6つの盆栽園があり、そこでは初心者でも簡単に作れる盆栽体験ができます。苗から鉢までバリエーション豊かに用意されているので、自分好みの世界に1つしかない盆栽が手に入りますね。
西部エリア
“小江戸”と呼ばれる情緒ある街並みが広がっている川越は、西武エリアでも人気の観光地です。歴史的建造物や食べ歩きグルメなど散策するのにうってつけの魅力が詰まっています。また、飛行機好きに嬉しいスポットや一風変わった体験ができるスポットが充実しています。
川越 氷川神社
東京や埼玉に約280社ある氷川神社の中でも川越の氷川神社は、縁結びのパワースポットと言われとり、老若男女問わず訪れています。特に若い女性を釘付けにするのが、鯛をモチーフにした可愛らしいおみくじです。沢山の鯛みくじの中から1つを選んで釣り上げるように取るので、ゲームのような面白さがあります。
夏には「縁むすび風鈴」というイベントが開催され、境内が2000個以上の風鈴で彩られます。その美しさは思わず写真を撮ってしまいたくなるほど。
時の鐘・菓子屋横丁
川越と言えば、時の鐘と菓子屋横丁です。蔵造りが並ぶ大通りに目立つようにそびえる時の鐘は、今から約400年前、当時の川越藩主・酒井忠勝によって創建されました。1日に4回鳴る鐘の音は、時代を経ても変わらない音色を聞かせてくれます。
一本横道に入ると、明治時代から続く菓子屋横丁が広がります。石畳が敷かれた約100メートルの通りに飴細工やお団子など食べ歩きグルメのお店が立ち並んでいます。
あけぼの子どもの森公園
あけぼの子どもの森公園は、滝も流れる自然豊かな公園です。童話「ムーミン」に出てくるムーミン谷の世界観を見事に再現しています。童話のメッセージでもあるように、池や川には柵がなく自分の好奇心のままに遊べることにこだわっています。もちろん園内にはスタッフがいるので、危険な時は声をかけてくれます。
きのこの家は中までメルヘンな雰囲気が漂っていて、ムーミン好きには嬉しいポイント。北欧のデザインキッチンや木の温もりを感じるリビング、さらには秘密の扉もあり、秘密基地感がたまらないですね。
metsa(メッツァ)
メッツァは「メッツァビレッジ」と「ムーミンバレーパーク」2つのエリアからなるテーマパークです。メッツァビレッジには、北欧料理が味わえるレストランや工芸品を購入できるマーケットがあります。敷地内にある宮沢湖ではカヌー体験もできます。
ムーミンバレーパークには、様々なアトラクションや施設があり、アクティブに遊びたい人にはぴったりです。また、ムーミンたちによるライブイベントや貴重な絵コンテの展示など子どもと一緒に楽しめる仕掛けがあります。
所沢航空記念公園
所沢航空記念公園は1978年、日本初の飛行場跡地に作られました。園内にはテニスコートや日本庭園などがあり、中でも「所沢航空発祥記念館」は子どもに大人気。
1階には実際に飛んでいた飛行機が展示されていて、2階には管制塔の設備やフライトシュミレーションが体験できるコーナーがあります。また、飛行機に関するワークショップも開催されるので、ぜひチェックしてみてください。
西武園ゆうえんち
西武園ゆうえんちは、自然豊かな都立狭山公園と多摩湖に囲まれた遊園地です。定番の観覧車から人気キャラクターの乗り物まで楽しめます。
季節ごとに様々なイベントも行っていて、夏はプールや花火、冬にはイルミネーションが魅力。また、遊園地では珍しい魚釣りができるエリアも登場するので、1年通して色んな楽しみがありますね。
入間ジョンソンタウン
もともと米軍の居住地だった入間ジョンソンタウンには、アメリカの街並みが広っがていて、レストランやカフェ、雑貨店など約50店舗が軒を連ねています。散策するだけでも、別世界に来たような雰囲気が味わえ、写真映えするスポットです。
吉見百穴
吉見百穴は古墳時代後期に作られた横穴式墓群で、国の重要文化財に指定されています。大きな岩山の中には219基もの穴があり、その数は国内最大規模を誇ります。その中を見学することができ、常に15度に保たれているので夏におすすめです。
嵐山渓谷
嵐山渓谷はハイキングやバーベキューをするのにぴったりな場所です。ガイドさんと一緒に散策するコースもあり、紅葉の名所と言われる「冠水橋」や与謝野晶子の歌碑など案内してもらえます。また、渓谷には槻川が流れているので、バスなどの魚が泳いでいて釣りをしている人もよく見かけます。
明治なるほどファクトリー坂戸
坂戸市には、チョコレートでお馴染みの明治の工場があります。ここではチョコレートの製造ラインを見学できるほか、明治の商品を試食することができます。美味しさの秘密だけではなく、健康や安心へのこだわりを楽しく学べるので、家族連れにおすすめです。
サイボクハム
日高市にあるサイボクハムは、豚肉のテーマパークと呼ばれています。敷地内には埼玉種畜牧場があり、ゴールデンポークやスーパーゴールデンポークなど最高品質の豚が育てられています。ここで育てられた豚を販売する直売所やレストランがあります。さらに、園内には洞窟風呂や炭酸泉が堪能できる温泉や、子どもに嬉しいアスレチックもあります。肉好きの方はもちろん、そうでない方も楽しめるスポットです。
秩父エリア
秩父エリアは都内から電車1本で行けるアクセスの良さがありながら、山と川に囲まれた大自然が広がっています。日帰りでも楽しめると人気のエリアです。アクティビティを楽しみたいなら長瀞。B級グルメを堪能したいなら秩父がおすすめです。
長瀞
長瀞といえば、迫力満点のライン下りが体験できる観光地です。長瀞渓谷は全長6キロメートルに渡り、ゴツゴツした岩肌と荒川の激流が特徴です。夏は涼しい風を感じられ、冬はコタツ船でポカポカと体が温められます。澄んだ空気がおいしく、リラックス効果にもなりますね。
羊山公園
秩父市にある羊山公園は芝桜で有名な公園です。ピンクと紫の芝桜が約40万株植えられ、4月中旬から5月上旬のシーズンには大勢の観光客で賑わいます。一面に広がる色鮮やかな景色は見る人の記憶に深く刻みます。
園内には秩父市街を一望できる「見晴らしの丘」があり、運が良ければ雲海が見れます。この幻想的な風景はアニメにも登場していて、ファンには堪らないですね。
聖神社
秩父市にある聖神社は、金運成就のご利益があると話題のスポットです。日本初の貨幣「和銅開珎」発祥の地であり、付近には和銅の採掘場があります。そこに向かう途中に、銅洗堀と呼ばれる小川でお金を洗うとご利益があると伝えられています。
実際に金運が上がった方からのお礼状が神社には飾られていて、宝くじで高額当選したなど多くの声が届いています。夢を掴みたい方はぜひ足を運んでみてください。
三峯神社
三峯神社はハイキングコースとして人気の「三峰山」にある神社です。標高1,100メートルの高所に位置し、簡単には辿り着けない分、ご利益も大きく関東最大のパワースポットと言われています。毎月1日には、この日限定で幻の白いお守りが配布されます。これを求めに来る人で大混雑するほど。お守りには神社の御神木が入っていて、手に入らなかった人も、この御神木に触れてパワーをもらいましょう。
西武秩父駅 祭の湯
2017年4月にオープンした、西武秩父駅併設の温泉施設です。館内は温泉エリアと飲食エリア、お土産コーナーと3つに分かれています。年間300以上のお祭りが行われる秩父にちなみ、どのエリアもお祭りのような賑やかなデザインが施されています。
4種類の温泉に加え、4種類の岩盤浴にサウナが楽しめます。温泉に浸かった後は、リクライナーがある「くつろぎ処」や畳敷きの「寝ころび処」でゆったりと過ごせるのでリフレッシュには最適ですね。
秩父公園橋(秩父ハープ橋)
秩父公園橋は、秩父市街地から秩父ミューズパークに向かう途中に架けられています。長さ530メートル・幅16メートルの大きな斜張橋で、ケーブルがハープのように見えることからハープ橋の愛称がつきました。主塔の周りは展望台になっていて、そこからの景色は圧巻です。
秩父フルーツファーム
秩父市影森にある秩父フルーツファームでは、ほぼ1年通してフルーツ狩りが楽しめます。1月〜5月は果肉が柔らかくて瑞々しい「紅ほっぺ」など3種類のいちごが味わえ、8月〜11月は希少品種とされている「ヒムロット」など3種類のぶどうが味わえます。その他にも、全国の農家の中で2軒でしか栽培されない貴重なぶどう「ちちぶ 山ルビー」を販売しています。
埼玉のご当地グルメ
わらじカツ丼
埼玉県の秩父を代表するグルメと言っても過言ではないわらじカツ丼。わらじのように薄くて、丼からはみ出すほど大きい見た目からその名がつきました。お腹だけではなく目でも楽しめますね。
サクサクのカツとあまじょっぱいタレの相性が抜群で、ボリューム満点にも関わらずペロリと平げちゃえます。タレはお店によって多少異なるので、秩父にお出かけした際はぜひ自分好みのお店を見つけてみてください。
みそポテト
みそポテトは、ふかしたジャガイモに衣をつけて揚げ、甘めに味付けされた味噌ダレがかかった食べ物です。昔からおやつやご飯のお供として秩父地方を中心に親しまれてきました。その知名度は今や全国にも広がっていて、これを求めに秩父に訪れる観光客もいます。
一口サイズになっていて食べやすいことから、観光地では食べ歩きグルメとしても注目を集めています。甘辛い味噌とホクホクのじゃがいもが口の中で絡み合い、2つ3つと箸が進みます。昔ながらのみそポテトを頬張りながら、秩父の自然あふれる景色を楽しんでみるのもいいですね。
四里餅(しりもち)
四里餅は、埼玉県飯能市の伝統的なお菓子です。小判の形をしていて「四里」の焼き印が入っているのが特徴。こしあんと粒あんの2種類があり、焼印によって見分けることができます。横に置いた時に刻印が縦にあるのがこしあんで、縦に置いた時に縦に刻印があるのが粒あんです。原料にもこだわっていて、もち米には宮城県産の宮こがねを、あんに使用する小豆は北海道産のものを使用しています。
四里餅の由来となった四里は、急流があった場所とされていて難所でした。しかし、餅を食べた男はそこを尻もちもつかずに乗り切ったという逸話がこの餅の起源とされています。難所も乗り越えることができる四里餅は、現在でもお土産として多くの人に愛されています。
飯能市永田にある「大里屋本店」では、四里餅が直接購入することがきます。また、市街近くにも大里屋の支店があるのでチェックしてみてください。
十万石まんじゅう
十万石まんじゅうは、行田市の菓子メーカーである十万石ふくさやが販売する和菓子です。第2次世界大戦後、昭和27年に創業し、現在は埼玉県内の37店舗と群馬県の2店舗、計39店舗で販売されています。
「うまい、うますぎる」のキャッチフレーズで馴染み深い十万石まんじゅうは、モチモチな食感とあんこのなめらかさが多くの人に支持されています。国産つくね芋を毎朝すりおろし、新潟県産コシヒカリの粉を使った薯蕷皮(じょうようがわ)と、北海道十勝産小豆で作られたこしあんを使用するこだわり。そのため、皮から山芋の香りがほんのり香ってくるのも特徴です。
行田フライ
行田フライは、地元で味わえる名物料理です。フライといっても揚げ物ではなく、油を引いた鉄板で水溶き小麦粉を焼いたお好み焼きのようなもの。鉄板で焼き上げるので、外はカリっと中はモチモチな食感が味わえます。
行田フライに使われる小麦粉は、古くから北埼玉地方の産地であり、もともと農家に親しまれてきました。安くて手軽に調理ができ、持ち運びか便利な上に、腹持ちが良いことから大正時代に働く女工さんに高い評価を得ました。それがきっかけで行田フライを提供するお店が増え、郷土料理として定着しました。
雪くま
「あついぞ!熊谷」で知られている熊谷市では、ヒンヤリしたスイーツが評判になってます。熊谷の美味しい水を使ったかき氷「雪くま」です。雪のようにフワフワとした食感があり、口に入れた瞬間に解けるような滑らかさが売り。この厳しい条件を満たしたお店でしか雪くまは提供されないので、上質なかき氷が味わえます。
各協賛店ごとにオリジナルで作られるシロップは個性豊かで、毎年違うレシピを使っているところもあります。市内各所では「雪くまマップ」が配布されているので、ぜひゲットして効率よく回りましょう。
大宮ナポリタン
大宮はかつて鉄道の街として栄えていました。蒸気機関車の製造などが24時間体制で行われていて約5,000人以上の労働者がいました。そこで働く人たちのお腹を満たしてくれたのが、大宮ナポリタンです。
埼玉県産の野菜を使用したボリューム満点のナポリタンは、大宮駅周辺の飲食店32店舗で味わうことができます。特に、純喫茶「伯爵邸」の大宮ナポリタンはインパクト絶大で写真映えすること間違いなしです。
うどん(武蔵野うどん・鴻巣川幅うどん・加須うどん)
うどんと言えば、香川県をイメージするかもしれませんが、実は埼玉県も日本有数のうどん激戦区なんです。長年にわたり親しまれている名店から、個性のあるお店まで多くのお店があります。
特に、コシが強い武蔵野うどんや川幅日本一の荒川になぞられた鴻巣川幅うどん、加水率が高くモチモチとした食感のある加須うどんが人気高いです。それぞれ特徴的な麺なので、うどん巡りを目的に観光するのも面白いですね。
さつまいも
川越ではさつまいも栽培が盛んで、さつまいもの名産として知られています。その歴史は江戸時代までさかのぼります。現在の所沢市南永井で、その地域の名手だった吉田弥右衛門が栽培を開始し、川越でも作られるようになりました。
品質が優れていた川越いもは最高級品として扱われ、川越市のマスコットに起用されるまで定着しました。特にねっとりした食感で甘味が強い紅あずまは日本屈指の品種とされています。川越の街を歩くとそんなさつまいもを使った料理やスイーツのお店があります。
狭山茶
狭山茶は、埼玉県の西部を中心に生産されているお茶です。「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」と謳われているように、力強い味が魅力です。また、狭山火入という独自の仕上げ方法によってより濃厚な味わいになります。
入間市や所沢市、狭山市には狭山茶を栽培する茶畑が一面に広がっていて、栽培面積は約870ヘクタールあります。全国で8位に位置するほど広大な茶畑は都会ではなかなか見ることができない景色です。
埼玉への主要エリアからのアクセス・所要時間
埼玉県には、空港と新幹線の駅がないことから、東京を経由して向かうことになります。
羽田空港からは、京急空港線エアポート快特で品川駅へ行き、JR山手線に乗り換えて埼玉各地に向かいます。羽田空港から品川駅までは所要時間約15分です。
成田空港から京成特急スカイライナーで日暮里駅へ行き、JR山手線に乗り換えて埼玉に向かう方法もあります。成田空港から日暮里駅までは所要時間36分です。
詳細は、各交通機関のホームページにてご確認ください。
[羽田空港HP](https://tokyo-haneda.com/access/train/index.html)
[成田空港HP](https://www.narita-airport.jp/jp/access)
[京急電鉄HP](https://norikae.keikyu.co.jp/transit/norikae/T5?USR=PC&dw=2&slCode=253-5&d=1)
[京成電鉄HP](https://www.keisei.co.jp/keisei/tetudou/skyliner/jp/traffic/)
[JR東日本HP](https://www.jreast.co.jp/)
飛行機を利用する
各地から羽田空港までの所要時間
- 新千歳空港から:約1時間35分(ANA、JAL、SKY、エアドゥ)
- 中部国際空港から:約1時間(ANA、JAL)
- 福岡空港から:約1時間35分(ANA、JAL、SKY、スターフライヤー)
- 那覇空港から:約2時間20分(ANA、JAL、SKY)
各地から成田空港までの所要時間
- 新千歳空港から:約1時間35分(JAL、ジェットスター、Peach、春秋航空)
- 中部国際空港から:約1時間20分(ANA、JAL、SKY)
- 福岡空港から:約2時間(JAL、ジェットスター、Peach)
- 那覇空港から:約2時間40分(ANA、ジェットスター、Peach)
新幹線を利用する
各地から東京駅までの所要時間
- 仙台駅から:約1時間35分(新幹線こまち)
- 名古屋駅から:約1時間35分(新幹線のぞみ・ひかり)
- 広島駅から:約4時間(新幹線のぞみ)
- 博多駅から:約5時間(新幹線のぞみ)
新宿駅・池袋駅・上野駅から埼玉各地までの所要時間(電車)
川越まで
- 新宿駅から:約45分(西武新宿線特急「本川越駅」)・50分(JR埼京線快速)
- 池袋駅から:約30分(東武東上線特急)
- 上野駅から:約50分(JR高崎線「大宮駅」→JR川越線「川越駅」)
大宮まで
- 池袋駅から:約25分(湘南新宿ライン)
- 上野駅から:約25分(JR高崎線・宇都宮線)
長瀞まで
- 池袋駅から:約1時間50分(特急レッドアロー号「西武秩父御花畑駅」→秩父鉄道「長瀞駅」)
- 上野駅から:約1時間10分(JR高崎線「熊谷駅」→秩父鉄道「長瀞駅」)
秩父まで
- 上野駅から:約2時間30分(JR高崎線「熊谷駅」→秩父鉄道「秩父駅」)
東京都内から埼玉各地までの所要時間(車)
川越まで
- 練馬ICから:約20分(関越自動車道)
大宮まで
- 練馬ICから:約35分(関越自動車道→外環自動車道 →首都高速大宮線)
長瀞・秩父まで
- 練馬ICから:約1時間30分(関越自動車道→国道140号)
埼玉旅行で利用する空港や鉄道の駅を紹介
羽田空港
東京都大田区にある羽田空港は、航空機の発着回数と旅客数で国内最大の空港と言われています。世界的にも発着回数は4番目に多い空港で、あらゆる観光客が利用しています。また、旅行手段としてではなく、観光地としても人気です。
第1旅客ターミナルの北側と南側をつないでいる中央の展望デッキからは、多くの飛行機が離着陸するところを見ることができます。飛行機好きにはたまらない空間ですね。近くには、ドリンクや軽食が購入できる「SKY STATION(スカイステーション)」があるので、食事を楽しみながらのんびりと羽田の空を眺めてみてはいかがでしょうか。
旅客ターミナル内には、日本を代表する名店やお土産屋が立ち並んでいます。その他、日本初の空港美術館や羽田航空神社などフライトの待ち時間を満喫できるスポットがあります。
成田空港
成田国際空港は千葉県成田市にある国際空港です。年間4000万人以上の旅行客が訪れています。東京都心からのアクセスも便利で利用しやすく観光スポットとしても注目されています。
ターミナル内には、有名ブランドショップや日本のお土産を扱うお店が120店以上集まっています。さらに第1ターミナルには、旅行をより快適にしてくれるアイテムを多数揃えた「トラベラーズファクトリー」や、貴重な絵画が展示されている「NAAアートギャラリー」があります。
成田空港周辺にある「航空科学博物館」では、飛行機にまつわる歴史的資料が展示されています。実際に使用されていた飛行機の内部なども見ることができ、親子で楽しめること間違いなしです。
品川駅
東京・港区にある品川駅はJR各線や京急線、東海道新幹線などが停車する主要な駅です。都内各所に向かうバスが発着するターミナルは高輪口と港南口にあり、アクセスがとても便利です。
改札をすぐ出たところには商業施設「エキュート品川サウス」があるので、ちょっとした待ち時間や足を休めるのに最適ですね。周辺にはオフィスビルが立ち並び、ビジネスマンが行き交うイメージがありますが、駅から2分のところには水族館がありカップルや家族連れなど幅広く利用されています。
日暮里駅
下町らしい温かな雰囲気が魅力的で、海外からの観光客にも人気のエリアにある日暮里駅。JR各線や京成線、埼玉の川口市方面に向かう日暮里・舎人ライナーが利用できます。改札は北改札と南改札、京成線との乗り換え口の計3ヶ所あります。北改札側には、2008年に開業した「エキュート日暮里」が展開しています。
池袋駅
埼玉県に訪れる際に利用する東武東上線の発着駅である池袋。その玄関口となる池袋駅は、1日の平均乗降者数が約200万人以上で、JRでは新宿駅に次ぐ第2位、その他の鉄道では第1位を誇ります。
駅は大きく2つに分けることができ、東口側には西武百貨店、西口側には東武百貨店と目印になるデパートがあります。駅前のサンシャイン60通りには、家電量販店や飲食店、居酒屋が立ち並び賑やかで観光スポットとして人気を集めています。
上野駅
東京都・台東区にある上野駅の改札内には「エキュート上野」改札外には「アトレ上野」と、駅全体が1つの商業施設のような造りになっています。2階のホームを出ると3つの改札(中央改札・不忍改札・公園改札)があり、アメ横や上野公園などの人気スポットを訪れる人で賑わいます。
埼玉の年間イベント情報
1月
秩父三大氷柱
毎年1月〜2月にかけ秩父にある3つの氷柱、三十槌(みそつち)の氷柱・あしがくぼの氷柱・尾ノ内百景氷柱が公開されます。厳しい冬の寒さで完成された氷柱は30メートルほどの高さで、見る者を圧倒します。特に、最も山奥にある尾ノ内百景氷柱は吊り橋のそばにあり、より幻想的な景色が広がっています。夜間はライトアップされ、昼間とはまた違った一面を見ることができます。
2月
水仙まつり
幸手市の権現堂公園では、2月に約100万本の可憐な水仙が見頃を迎えます。敷地いっぱいに咲き広がり、公園内を彩ります。近くの峠の茶屋では、自家製のパンや地元の物産品が販売されています。
越生町梅林 梅まつり
越生町の梅林は、関東三大梅林の1つとされています。樹齢600年の古木をはじめ約1,000本もの梅が開花し、園内が鮮やかなピンクで包まれます。まつりの期間中は焼きそばなどの屋台や売店が並び、和太鼓の演奏も開かれます。
3月
鴻巣びっくりひな祭り
約380年の歴史がある鴻巣の人形産業を伝えるべく、毎年開催されています。商業施設では、高さ7メートル31段もあるピラミッドに約1800体のひな人形が並んだひな壇を見ることができます。そのほかの会場でも、多彩なひな壇がお披露目されます。
岩槻の流しびな
流しびなは、紙や草木でかたどった人形をさん俵の上に乗せ、池に流すお祭りです。子どもの健やかな成長と無病息災を願って行われる行事で、ひな祭りのルーツとされています。
4月
宇根の春まつり
春の訪れを知らせるお祭りとされ、横瀬町で開催されます。町内を廻る笠鉾には、地元の子どもたちが乗り「ホーリャイ」と勢いある掛け声で盛り上げます。その姿がとても可愛らしいので、ぜひ足を運んでみてください。
5月
ジャンボ鯉のぼりの遊泳
日本有数の鯉のぼりの生産地である加須では、全長100メートルの巨大な鯉のぼりが空を泳ぎます。見たこと無い大きさで思わず写真を撮ってしまいたくなりますね。1989年から始まり、現在でも続く伝統行事で多くの人に愛されています。
6月
花の里ハナビシソウ園
花の里ハナビシソウ園では、5月〜6月中旬にかけてハナビシソウが咲き誇ります。鮮やかなオレンジ色のハナビシソウが一面に広がる様子は、まるで絨毯が敷かれたようで写真映えします。ところどころ白や黄色の花もあり、アクセントになっています。
7月
寺坂棚田ホタルかがり火まつり
寺坂棚田は県内最大級の棚田です。そこで開かれる一夜限りのお祭りは見もの。約600個のかがり火が棚田一面に点火し、幻想的な空間が作られます。都会では味わうことができない時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
8月
古利根川流灯まつり
杉戸町と隣の宮代町との境を流れる古利根川に約250基の灯篭が流れます。約1キロメートルにわたって灯篭が埋め尽くされる様子から、”地上に降りた天の川”と言われています。多くのカメラ愛好家にも人気で、日本の風景遺産100選に選ばれるほど情緒あふれる光景です。
9月
寺坂棚田彼岸花まつり
夏とうってかわって、秋には約200万球の華やかな彼岸花が棚田を彩ります。黄金の稲穂と朱色の彼岸花のコラボレーションが圧巻です。会場では、地元の名産「みそポテト」などのグルメがいただけます。
10月
坂戸よさこいまつり
2001年より地域活性化の目的で始まった坂戸よさこい。現在では約60チーム、約2000人以上が参加するほどの人気振り。個性豊かな踊り子たちが様々な踊りで観客を魅了します。
11月
北本まつり 宵まつり
11上旬に行われる宵まつりは、関東でも楽しめるねぷたと評判です。扇形の範頼ねぷたから地元のユニークなねぷたまでバラエティーに富んだねぷたが披露されます。囃子山車も登場し、街がより一層活気に溢れます。
12月
秩父夜祭
秩父夜祭は日本三大曳山祭の1つで、2016年にはユネスコ無形文化遺産にも登録されたお祭りです。笠鉾と山車合わせて6基が街中を練り歩き、1年を締めくくるにふさわしい迫力を見せてくれます。
埼玉観光の移動手段
電車
埼玉県は各エリアが広く離れているので、観光はエリアを決めて巡るのがおすすめです。各エリアまでの移動は、東武鉄道や西武鉄道の電車が便利です。秩父鉄道の「SLパレオエクスプレス」は”都心から1番近い蒸気機関車”として知られています。煙を上げながら力強く走る姿は、誰が見ても胸が躍りますね。
バス
バスは駅からの移動にとても便利です。埼玉県には、国際興業バスや朝日バスなど多くのバスが運行しています。電車移動に比べ、車内から街並みを見つつ移動できるが嬉しいポイントです。ただし、土日や連休などの場合は観光地へのバスは混みやすいため、座席が空いていない場合があります。長距離の移動が予定される時は注意が必要です。
レンタカー
各エリアの駅前などで、レンタカーをかりて観光するのもいいですね。関越自動車道などの高速道路を利用すれば、乗り継ぎの時間を気にせずスムーズに色んなところを行き来できます。寄居には、星の王子さまの世界観を表現した初のテーマ型パーキングエリアがあるので、ドライブ自体が楽しくなりますね。利用する際は、運転免許証を忘れずに。
レンタサイクル
レンタサイクルで観光スポットを巡ってもいいですね。埼玉の主要な観光エリアでは、レンタサイクルショップや観光案内所などでの貸し出しをしているところもあります。事前に予約しておけば、スムーズでしょう。レンタルする際は、身分証明書等が必要になる場合もあるので、準備して出かけてください。
お得なフリーチケット
秩父フリーきっぷ(西武鉄道)
【料金】
池袋駅、西武新宿駅、高田馬場駅で購入した場合
- 大人2,350円
- 子ども1,180円
※金額は発売駅によって異なるので、注意しましょう
[各駅の発売額一覧](https://www.seiburailway.jp/201910_new_chichifuri_unchin.pdf)
【セット内容】
- 西武鉄道(芦ヶ久保駅〜西武秩父駅間)と秩父鉄道(野上駅〜三峰口駅間)が乗り放題
- 西武線発駅から西武秩父間の往復乗車券
- 秩父エリアの飲食店や入浴施設などでの割引サービス
【利用期間】
通年
【有効期間】
利用開始から2日間
【発売場所】
西武線各駅窓口および券売機
※小竹向原、高麗~西武秩父駅間、多摩川線の各駅は除く
【公式サイト】
[https://www.seiburailway.jp/ticket/otoku/chichibu-free-kippu/index.html](https://www.seiburailway.jp/ticket/otoku/chichibu-free-kippu/index.html)
秩父漫遊きっぷ
【料金】
池袋駅、西武新宿駅、高田馬場駅で購入した場合
- 大人2,230円
- 子ども1,120円
※金額は発売駅によって異なるので、注意しましょう
[各駅の発売額一覧](https://www.seiburailway.jp/201910_manyuu_unchin.pdf)
【セット内容】
- 高麗駅〜西武秩父駅間が乗り放題
- 西武線発駅から西武秩父間の往復乗車券
- 西武秩父駅前温泉 祭の湯、バス、レンタカーでご利用できるクーポン券
- 秩父エリアの飲食店や入浴施設などでの割引サービス
【利用期間】
通年
【有効期間】
利用開始から2日間
【発売場所】
西武線各駅窓口および券売機
※小竹向原、高麗~西武秩父駅間、多摩川線の各駅は除く
【公式サイト】
[https://www.seiburailway.jp/ticket/otoku/chichibu-manyu-kippu/index.html](https://www.seiburailway.jp/ticket/otoku/chichibu-manyu-kippu/index.html)
小江戸・川越フリークーポン
【料金】
池袋駅で購入した場合
- 大人1,280円
- 子ども650円
※金額は発売駅によって異なるので、注意しましょう
[各駅の発売額一覧](https://www.seiburailway.jp/201910_koedokawagoe_unchin.pdf)
【セット内容】
- 西武線発駅から本川越駅間の往復乗車券
- 小江戸巡回バス乗り放題
- 川越エリアの飲食店などでの割引サービス
【利用期間】
通年
※年末年始やイベント開催時はバスが一部運休のため発売していません
【有効期間】
利用当日限り
【発売場所】
西武線各駅窓口および券売機
※小竹向原、本川越、多摩川線の各駅は除く
【公式サイト】
[https://www.seiburailway.jp/ticket/otoku/koedokawagoe-freecoupon/index.html](https://www.seiburailway.jp/ticket/otoku/koedokawagoe-freecoupon/index.html)
埼玉のおすすめ旅行プラン10選
よくある質問Q&A
大阪から埼玉までは新幹線でどのくらいかかりますか?
埼玉には新幹線の停車駅がありませんので、東京駅でJR山手線に乗り換え埼玉各地に向かいます。おおよそ4時間ほどで、大宮駅に行くことができます。
埼玉の気候はどうですか?
太平洋側に位置する埼玉県は、冬は乾燥した風が吹き、夏は日中かなりの高温になります。また、雷の発生が多く、降ひょうも多いのが特徴です。北部や中央部は特に、都心から温められた南風によって気温が上昇するので、熱中症に気をつける必要があります。秩父エリアは盆地なので夏は暑く、冬は寒いと一年での気温差が激しいです。
何泊くらいが最も楽しめるでしょうか?
1つのエリアを中心に観光するのであれば、1泊2日でも充分満喫することができます。時間に余裕を持ちたい、いろんなエリアを巡りたいのであれば、2泊して楽しみましょう。