上野動物園はデートにおすすめ
子ども連れの家族が訪れるイメージも強い上野動物園ですが、実はデートスポットとしてもぴったりです。
話が弾みやすい
初デートのスポットとして、上野動物園を考えている方も多いのではないでしょうか。上野動物園では園内を歩きながらさまざまな動物を見ていくので、話題に困りません。次見にいく場所や、好きな動物について話し合ってみるのも良いでしょう。ジャイアントパンダを除いて、基本的に長い待ち時間は発生しないので、気まずくなる心配もありません。
入園料が安い
入園料が大人600円、中学生200円(都内在住・在学の中学生または小学生までは無料)と安いので、気軽に出かけることができます。この料金で2〜3時間しっかり滞在できるので、デート代を節約しておきたい学生にもおすすめです。
周辺にも見どころ満載
上野動物園の周りには、他にもアメ横や美術館、博物館など、観光スポットが集結しているので、1日のスケジュールも立てやすいのが魅力です。
アメ横
「アメ横」として知られている上野の「アメヤ横丁」は、食べ歩きや雑貨屋巡りなど、見どころの多い商店街です。古くから続く名物の老舗から、最新のトレンドスポットまで揃います。
不忍池
一度はやってみたい「ボートデート」。その夢を叶えてくれる不忍池(しのばずいけ)は、上野動物園西園に面しています。カップルに人気があるのは「ローボート」です。手漕ぎで進むボートは、二人の距離を縮めてくれるかもしれません。
国立西洋美術館
アートに触れたいカップルにおすすめなのが、「国立西洋美術館」です。実業家・松方幸次郎が収集した「松方コレクション」が中心の常設展と、魅力的な企画展、ル・コルビュジエによる建築が見どころとなっています。
国立科学博物館
「科博(かはく)」の名前で親しまれている「国立科学博物館」は、日本で唯一の国立総合科学博物館です。全球型映像施設の「シアター36O(サン・ロク・マル)」は、大きなドームいっぱいに広がる映像に夢中になること間違いなしのコンテンツとなっています。
季節ごとの魅力
春:桜でお花見
3月から4月にかけて、上野恩賜公園ではあちこちで桜が咲き乱れます。桜が見頃を迎える時期には「うえの桜まつり」も開催され、いつも以上に上野全体が華やぎます。夜桜も見応えがあるので、上野動物園の帰りにゆったりと訪れても良いでしょう。
秋:紅葉を散策
上野恩賜公園では、毎年11月中旬から12月上旬にかけて紅葉の時期を迎えます。国立博物館の正門近くにあるイチョウ並木や、西郷隆盛像の裏にある寛永寺清水観音堂のカエデなど、見どころも多いです。
冬:イルミネーション
冬の季節には上野でもイルミネーションがきらめきます。「上野の森さくらテラス」では、ピンクとゴールドを基調とした可愛らしいイルミネーションが見られるので、上野散策のシメとして立ち寄るのに最適です。
動物園デートの服装は?
歩きやすい靴
上野動物園に行くのであれば、歩きやすい靴は必須です。東園・西園に分かれている園内は、予想以上に歩きます。坂道も多いので、スニーカーとは言わずとも、歩き慣れている靴で行くようにしましょう。
屋外の気温にあわせた服
上野動物園では、屋外で過ごす時間が多くなります。空調が効いている場所は少ないので、暑さ・寒さ・花粉症などの対策はしっかり行う必要があるでしょう。
また、日差しが強い季節に訪れる場合は、日傘よりも帽子がおすすめです。周りの迷惑にならないので、混雑時もそのまま着用できます。手も空くので便利です。
所要時間はどれくらい?
全体を観覧しながら歩いて回ると、2〜3時間程度になります。しかし、土日や長期休みの期間は園内が混雑するため、さらに時間がかかることがあります。時間に余裕を持ってスケジュールを立てておくのがおすすめです。
待ち合わせにおすすめのスポット
上野動物園には入口が3つあり、上野駅にも多くの改札があります。そのため、「上野動物園の入口で待ち合わせ」「上野駅の改札で待ち合わせ」などと、ざっくり決めると合流できないかもしれません。上野動物園へ出かける際に便利な待ち合わせスポットをいくつかご紹介します。
(1)JR線「上野駅」 公園口改札前
二人ともJR線を利用する際には、上野動物園も入る上野恩賜公園に最も近い公園口改札の前が便利です。非常に混雑するので、場合によっては改札前の横断歩道を渡った先で待ち合わせても良いでしょう。
(2)JR線「上野駅」 中央改札口前「翼の像」
上野駅での待ち合わせの定番スポットである「翼の像」は、駅構内図にも記されているので迷いにくいのが魅力です。駅構内のため、雨の日でも濡れる心配はありません。
(3)上野動物園 表門入口
それぞれ違う路線で来る場合には、上野動物園で直接集合しても良いでしょう。ジャイアントパンダがいる東園から回るのが人気のコースなので、東園の表門入口がおすすめです。入口と出口が若干離れているので、間違えないようにご注意ください。
(4)京成電鉄「京成上野駅」改札前
二人とも京成電鉄で来る場合には、「京成上野駅」の改札が迷わないでしょう。改札が一つなので、比較的楽に合流できます。
おすすめのデートコースをご紹介
9:30 上野動物園
動物園デートは、動物たちが元気に動いている午前中がおすすめとなっています。9:30の開園にあわせて入るのがベストです。
着いたらまずは、大人気のジャイアントパンダや大型の動物が多い、東園から見てまわりましょう。大型の動物は、午前中の方が活発に動いています。ゾウやホッキョクグマ、ゴリラたちが元気に動き回る様子は、迫力満点です。ジャイアントパンダを絶対みたい!という場合は、観覧列が開園と同時に伸びていくので、まず最初に向かうと良いでしょう。
その後、西園へと移動します。西園には、キツネザルやペンギン、ウサギ、モルモットなど、可愛らしい小動物が多くいます。ハシビロコウやフラミンゴも、忘れてはいけない見どころです。
12:30 アメ横で食べ歩き
動物園を一通り見て回った後は、お昼ごはんにしましょう。上野動物園内でお弁当や軽食を食べるのも良いですが、おすすめはアメ横での食べ歩きです。ジャンルも国もさまざまなグルメが揃うので、お腹の空き具合や気分にあわせて選ぶことができます。ケバブやフルーツ、ホットクなどが人気のグルメです。
食べ歩きの後は、古着屋や雑貨屋を巡ってみてはいかがでしょうか。ただ、フラフラと散策するだけでも十分に楽しむことができます。
【候補その1】15:00 不忍池でボート
天気の良い日には、上野動物園の西園に面している不忍池でボートに乗るのもおすすめです。上野弁天堂のすぐ近くにボート乗り場があります。「ローボート」「サイクルボート」「スワンボート」があるので、どれに乗るかは二人で相談して決めてみましょう。
【候補その2】15:00 美術館・博物館でまったり鑑賞
雨が降っている日や、屋内で過ごしたい気温の日には、美術館・博物館に入りましょう。上野恩賜公園内には「国立科学博物館」「国立西洋美術館」「東京都美術館」など、いくつもの美術館・博物館があります。気になるイベントがあるか、事前に調べておくのがおすすめです。