東京都美術館ってどんなところ?
東京都美術館は、上野公園の中にある都立美術館です。「都美」という略称でも知られています。日本で最初の国立美術館であるとともに、日本で初めて公開制美術図書室の運用を始めた、日本の美術を牽引してきたスポットです。
「アートへの入口」となることを目指している東京都美術館では、世界と日本の名品に出会う大型の展覧会や独自の企画展のほか、公募展、学校教育展も数多く開催されています。さらに、人と作品、人と人、人と場所をつなぐための、さまざまなアート・コミュニケーション・プログラムが用意されています。
1926(大正15)年に、日本で最初の公立美術館「東京府美術館」として開館しました。東京府美術館は政府による官展から在野の美術団体まで、さまざまな芸術家の発表の場となりました。ここに作品が飾られることは、芸術家として認められたことを示したといいます。
入館者が増加したことから、次第に当初の建物は手狭となり、1975(昭和50)年には前川國男による新館が建てられました。作品収集に力を入れて取り組まれてきましたが、1995(平成7)年に東京都現代美術館が開館して以降は、現代美術コレクションの収蔵品などが東京都現代美術館に移管され、公募展と企画展を中心に展示会が行われるようになりました。
さまざまな展覧会が開かれる東京都美術館ですが、敷地内は誰でも無料で入ることができます。敷地内には12点の立体作品が点在しており、居心地の良いアートラウンジ、美術情報室、レストランやカフェ、ユニークな商品が手に入るミュージアムショップがあります。
国内外のアーティストや美術館のコレクションを鑑賞することができる特別展や、東京都美術館ならではの視点でまとめた企画展、公立美術館の収蔵品を展示するコレクション展などが随時開催されています。なかなか日本では鑑賞できない作品が来日した際には、多くの人々が足を運びます。
見どころ
魅力的な展覧会とアートの数々
現在、東京都美術館の収蔵品は、彫刻等の立体作品12点と書作品36点です。書作品はコレクション展などで不定期に展示されています。
収蔵されている立体作品は常時野外に展示されています。彫刻・レリーフ合わせた全12点が1階に点在しているので、ぜひ館内散策の楽しみとして探し出してみてください。作者、材質、テーマもさまざまな作品の中から、お気に入りを見つけることができるかもしれません。
企画展は、企画棟にある3階構造の企画展示室で開催されます。普段なかなか鑑賞することのできない国内外の貴重な芸術作品が集まるため、特別展には連日多くの人が足を運びます。開催予定の展覧会については、公式サイトの展覧会ページをご確認ください。
展覧会から見て回る場合、入り口は中庭を下りた地下のロビー階にあります。ロビー階からは企画棟・公募棟・中央棟・交流棟と、4つ全てのエリアに向かうことができます。レストランやカフェ、アートラウンジを利用する際は地上階まで上がってください。
公募展が開かれる公募展示室は、地下のロビー階から2階まで、3フロアにそれぞれ4室ずつ、合計12室用意されています。また地下2、3階には、ギャラリーが3つあります。
この15室では、会期ごとに魅力的なイベントが開催されています。公募展示室の12室全てを使った規模の大きい展示から1室を使った小規模の展示まで、ジャンルも書道、日本画、洋画、彫刻とさまざまです。開催予定の公募展については、公式サイトの公募団体・学校教育展ページをご確認ください。
旧館・新館の建築美
東京都美術館には、開館当初の旧館、1975(昭和50)年に建てられた新館、そして2012年のリニューアルと、時代に合わせて変化した3つの姿があります。
1926(大正15)年5月1日に東京府美術館として開館した際の建物は、建築家・岡田信一郎によるものです。四方の入り口に列柱を配したヨーロッパ古典主義の建築で、そのクラシカルで荘厳な見た目から「美術の殿堂」と呼ばれていました。
1943(昭和18)年10月に都制施行によって「東京都美術館」と名前を変えて以降も、老朽化のために建て替えられた1975(昭和50)年まで、日本の美術を牽引するスポットとして注目され続けてきました。現在その姿を実際に見ることはできませんが、館内の美術情報室には館の歴史に関するアーカイブス資料が保管されています。
1975(昭和50)年9月に竣工した新館は、日本のモダニズム建築の巨匠である建築家・前川國男によって設計されたものです。ル・コルビュジエのアトリエで学んだ前川國男は、訪れた人がどれだけ都市的な楽しみを味わえるかに力を注いで、美術館をつくりました。
厳しい条件下の中で旧館の倍に近い面積を確保するため、メインフロアは地下に設けられました。地下へと降りる広場を中心に、企画・常設ブロック、公募展示ブロック、文化活動ブロックが囲む構造は、公園との調和と利便性を兼ね備えたデザインとして注目を集めました。
現在の東京都美術館は、2010年3月から2012年2月にかけて大規模な改修工事を行い、リニューアルオープンしたものとなっています。誰もが利用しやすいユニバーサルデザインを取り入れるとともに、環境負荷を考慮した省エネ設備を導入、レストランやショップも新しくなり、より便利で充実した美術空間へと生まれ変わりました。
中央棟は2階が増築されるとともに、フロアの面積も増えました。中央棟2階のレストラン「RESTAURANT MUSE(レストラン ミューズ)」は見晴らしが良いおすすめスポットです。また、企画棟の地上階が立て直され、よりモダンでスタイリッシュな空間となりました。
ゆったり過ごすカフェ・レストラン
中央棟2階にある「RESTAURANT MUSE(レストラン ミューズ)」は、ガラス張りの壁面から美術館のエスプラナードや公園の景色を見渡せる、開放感のあるカジュアルレストランです。
店内は約200席と広く、混雑している日にもサッと利用しやすいのが嬉しいポイントで、カウンターには一人用の座席も用意されています。1,000円程度の洋食・和食メニューのほか、デザートやドリンクメニューも豊富に揃います。
ゆったりとした優雅な時間を美味しい食事とともに楽しみたい方におすすめの「RESTAURANT salon(レストラン サロン)」は、交流棟1階にあります。
座り心地の良い椅子とシンプルながらも温かみのあるインテリアの中で、本格フレンチダイニングを味わうことができます。上野名物のハヤシライス、ミックスフライ、ハンバーグステーキなどの、ホッと落ち着くアラカルトメニューもありますが、特別な日に味わいたいのはコースメニュー。
コースの種類としては、スープと2種のメインを味わう「貴婦人のランチ」をはじめ、シェフのおすすめ特別メニューやプリフィックススタイルのメニューが揃います。さらに、特別展をイメージしたスペシャルコースは見た目も華やかなので、ぜひチェックしてみてください。
中央棟1階にある「cafe Art(カフェ アート)」は美術館の開館と同時にオープンするカフェです。北欧の椅子とレンガの床、外の光がたっぷりと入る明るい店内は抜群の居心地の良さです。
店内では、具だくさんの「山盛りサンド」や、ハヤシライス、カレーライス、けんちんうどんなど、美術鑑賞の合間にぴったりな軽食を味わうことができます。アートが施されたホットドリンクや自家製プリンなどのデザート、ドリンクメニューも人気があります。
さらに、上野を代表する老舗甘味処の「あんみつ みはし」とコラボしたパフェやパンケーキも用意されています。みはしの餡子とたっぷり盛り付けられたフルーツは、上野を訪れた記念にぜひ食べておきたい味わいです。
他にも施設の魅力が盛りだくさん
中央棟ロビー階にあるミュージアムショップには、「+CREATION(プラスクリエーション)」をコンセプトに、日々の暮らしを、さらには人生を、もっと豊かにおもしろくするアイテムが揃えられています。
東京都美術館が手がける「TOKYO CRAFTS & DESIGN」の伝統工芸品をはじめ、魅力的な商品が並びます。「TOKYO CRAFTS & DESIGN」で販売されているのは、切子で作られた指輪やペーパーウェイト、シルク楊柳が美しい組紐、江戸時代に発展した江戸小紋のチーフやネクタイなど、日本の伝統工芸が現代に使いやすい形で応用された商品ばかりです。
他にも、東京都美術館のロゴをモチーフにしたミュージアムショップオリジナルグッズ、ステーショナリー、アクセサリー、そして画材・書道・クラフトまで販売されています。
中央棟1階にある「美術情報室」は、美術図書や展覧会カタログ、美術雑誌などの資料を無料で自由に閲覧できる図書室です。1976(昭和51)年に日本初の公開制美術図書室としてオープンしました。開催中の展覧会の関連書籍も随時置かれているので、前後に立ち寄ることでより一層知識を深めながら鑑賞することができます。
美術館などで制作されたセルフガイドリーフレットなどの教育普及に関連する資料や、公募団体に関連する資料まで所蔵されているのが特徴です。訪れた際には木製のインテリアで構成された居心地のよい美術情報室をぜひ利用してみてください。
展示会鑑賞の前後の利用におすすめなのが、中央棟1階にある「佐藤慶太郎記念 アートラウンジ」です。北欧デザインの椅子に座りながら、公園の豊かな緑を眺めて寛ぐことができる休憩スペースとなっています。
実業家・佐藤慶太郎氏は、東京都美術館の開館に大きく寄与した人物です。佐藤慶太郎氏から当時の金額で100万円(現在の32億円ほど)の寄付を受け、日本初の公立美術館として1926(大正15)年5月1日に開館しました。アートラウンジの一角に彫刻家の朝倉文夫氏による佐藤慶太郎氏の胸像が設置されているほか、佐藤慶太郎氏に関する資料展示や、建築模型などを用いた美術館の歴史も紹介されています。
東京都美術館も入る上野公園を紹介!
東京都美術館がある上野公園には、上野動物園をはじめ、多くの博物館や美術館、スポーツ施設から寺社まで、さまざまな楽しみ方ができるスポットが揃っています。1日で回りきれないほどに見どころが満載ですが、気軽に入れるスポットが多いので、ぜひハシゴしてみてください。
上野公園の正式名称は「上野恩賜公園(うえのおんしこうえん)」です。1876(明治9)年に日本初の公園として指定されて以降、歴史的にも文化的にも重要な場所として多くの人に親しまれてきました。
初めて上野公園を訪れるという方は、ぜひ上野動物園も合わせて観光してみてください。上野動物園は、東京の都心部にありながら自然とその景観を維持している都市型の動物園です。上野動物園では、ジャイアントパンダをはじめ、約350種2,500点の動物たちが飼育されています。東園と西園に分かれており、園内はかなり広いので、じっくりと見たい動物に絞って訪れても良いでしょう。
上野公園は、美術館を巡る1日にしたい場合にもおすすめです。美術館は東京都美術館のほかにも、国立西洋美術館、東京藝術大学美術館、上野の森美術館があります。東京都美術館の新館を手掛けた前川國男が設計した東京文化会館や、彼の師匠でもあるル・コルビュジエによる国立西洋美術館本館など、建築をテーマに散策してみても良いでしょう。
子どもから大人まで楽しめる博物館も、たっぷり時間をかけて過ごすことができる充実したコンテンツが揃っています。国立科学博物館では、想像力や好奇心が高まる展示が多く揃い、子どもにも分かりやすい解説とともに楽しむことができます。日本と東洋の文化財を展示している東京国立博物館は、1872(明治5)年に創設された日本最古の博物館で、現在も数多くの国宝や重要文化財を収蔵、展示しています。
自然と歴史に触れる散策を楽しみたいという方は、公園内の銅像や寺社を巡ってみてはいかがでしょうか。「上野の西郷さん」と呼ばれて100年以上親しまれてきた「西郷隆盛像」をはじめ、上野公園内にはいくつもの銅像があります。千円札に描かれたことでも有名な「野口英世像」、明治維新の功労者である「小松宮親王像」など、園内を歩いているだけでも歴史を感じることができます。
上野動物園内にある旧寛永寺五重塔、三代将軍徳川家光が造替した上野東照宮、京都の清水寺に倣って建立された清水観音堂などは、350年以上前の寛永時代からの歴史を持つものです。
また、上野公園内にある不忍池(しのばずのいけ)では、ボートに乗ることができます。通常のローボートのほか、サイクルボートやスワンボートもあるので、気分に合わせて利用してみてください。7月下旬になると、不忍池の蓮が見頃を迎えます。
おすすめの周辺スポット
東京都美術館から徒歩10分圏内でいけるランチ
ラ ココリコ 上野の森さくらテラス店
贅沢にボリューミーなランチを楽しみたいという方におすすめなのが、東京都美術館から徒歩10分のところにある「ラ ココリコ 上野の森さくらテラス店」です。名物のロティサリーチキンは、専用オーブンで焼き上げられ、外はパリッと中はジューシーなのが特徴です。
上野公園内にある上野の森さくらテラスには、この他にもランチにぴったりなレストラン・カフェが多く揃っています。
洋食屋 三代目 たいめいけん
日本橋に店を構える洋食の名店「たいめいけん」の支店が上野のエキナカ、エキュート上野に入っています。大人気のオムライスはもちろんのこと、ハンバーグやカニクリームコロッケ、カレーライスもリーズナブルな値段で味わうことができます。
7時から10時までモーニングも販売されているので、東京都美術館にいく前に朝ごはんとして利用しても良いでしょう。行列ができる「たいめいけん」のメニューをサクッと気軽に楽しむことができる穴場スポットです。
上野の森 PARK SIDE CAFE
上野公園の中に位置する、落ち着きのあるカフェです。“野菜の持ち味や旨みを最大限に活かす”をコンセプトに、季節ごとに厳選した旬の野菜をたっぷり使用したメニューが揃います。
店内とテラス席を選ぶことができ、広々とした空間でランチを楽しむことができます。テラス席は、暖房も設置されているので冬でも暖かいです。
ギャラン
たまには昭和レトロな純喫茶でランチを味わってみてはいかがでしょうか。レトロな食品サンプルが並ぶ店先が目を惹く、「ギャラン」は1979(昭和54)年から続く老舗の純喫茶です。昔ながらのオムライスやナポリタン、ハヤシライスをきらびやかな店内で味わえば、非日常を満喫することができるでしょう。
和カフェ yusoshi chano-ma 上野
yusoshi chano-ma(ユソーシ チャノマ)は、上野マルイの9階にある、和カフェです。店内にマットレスタイプの小上がりの席があるのが特徴で、靴を脱いでゆったりと過ごしたい方や、小さな子どもを連れてのランチにぴったりのお店となっています。
ランチタイムは16時まで営業しているので、東京都美術館を満喫した後の遅めのランチにもおすすめです。美術館内を歩いて疲れた足を休めるスポットとして人気があります。
東京都美術館と合わせて観光におすすめ
国立西洋美術館
東京都美術館と同様に上野公園内にある、西洋の美術作品が専門の美術館です。建築面からも注目を受けていて、本館は「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」の構成資産として、世界文化遺産に登録されています。館内には、「松方コレクション」をはじめ、6,000を超える作品が収蔵されています。
東京国立博物館
上野公園内にある東京国立博物館は、日本と東洋の文化財を展示している博物館です。「トーハク」とも呼ばれています。1872年に創設された日本最古の博物館で、現在も数多くの国宝や重要文化財を収蔵、展示しています。
本館、表慶館、 東洋館、平成館、法隆寺宝物館の5つの展示館と資料館がありますが、特別展をのぞいて全て大人1,000円、大学生は500円、満18歳未満・満70歳以上は無料で鑑賞することができるので、気軽に足を運んでみてください。
国立科学博物館
日本で唯一の国立の総合科学博物館である「国立科学博物館」は、子どもから大人まで楽しめるコンテンツが揃うスポットです。宇宙・科学技術・生き物・化石・自然環境などのトピックに分けられて、「日本館」「地球館」に展示されています。
親子で楽しめる体験室「親と子のたんけんひろば コンパス」や「全球型映像施設「シアター36O(サン・ロク・マル)」など、2000年代に入ってから新設されたエリアもあるので、昔行ったことがあるという方も新たに足を運んでみてはいかがでしょうか。
上野アメ横商店街(アメ横)
アメ横という名前で知られている上野アメ横商店街は、約500mの道の中に約400もの店舗が立ち並ぶ商店街です。その場で食べられるグルメを売っているお店が多いので、食べ歩きにもおすすめです。
驚きの安さで販売しているショップや、都内では珍しく値切りができるショップが多いので、気になるところはぜひ時間をかけてチェックしてみてください。
旧岩崎邸庭園
日本に西洋建築を伝えたジョサイア・コンドルの代表作「旧岩崎邸庭園」は、上野公園の隣に約5,000坪の敷地で広がっています。ジャコビアン様式を基調に、イギリス・ルネサンス様式やイスラム風のモチーフなどの要素が採り入れられ、さらに書院造りの和館も併設しているユニークな建築です。
英国ミントン製のタイルを敷いたバルコニーや、金唐革紙の壁紙、彫刻が美しい大柱など、贅が尽くされたゴージャスな装飾も見どころとなっています。
アクセス情報
電車で行く場合
- JR線「上野駅」公園口出口から徒歩7分
- 京成電鉄「京成上野駅」徒歩10分
- 東京メトロ銀座線、日比谷線「上野駅」7番出口から徒歩10分
東京メトロ銀座線、日比谷線、JR線「上野駅」からの行き方
1.東京メトロ銀座線、日比谷線「上野駅」から行く場合は、7番出口を出ます。
2.7番出口は、緩やかな坂道が続いています。
3.緩やかな坂道を上り切り、まっすぐ歩くと大きな横断歩道が見えるので、そのまままっすぐ渡ります。渡った後は右手に進んでください。
4.右手に進み、階段から続く坂道を上ると、JR線「上野駅」の公園口出口が右手に見えてきます。このまま左手に東京文化会館が見えるまで、まっすぐ歩いてください。
5.JR線「上野駅」から行く場合は、公園口出口を出ます。目の前にある大きな横断歩道を渡ります。
6.上野公園内の敷地に入ると正面に東京文化会館が見えます。遊歩道に沿って斜め右方向に進んでください。
7.遊歩道に沿って歩き続けると、右手に噴水前広場が見えてきます。目の前に見える大きな木の右側を進むと、東京都美術館にたどり着きます。
京成電鉄「京成上野駅」からの行き方
1.改札を出て、「正面」と書かれている左方向に曲がります。駅の外に出る階段が見えてくるので、階段を上ってさらに左に曲がります。
2.階段を上がって左側に進むと、大きな階段と「UENO3153」が見えてきます。「UENO3153」側へ道なりに進んでください。
※この大きな階段から上がって上野公園内に入る方法もあります。
3.道なりに進むと、上野駅前の大きな横断歩道にたどり着きます。横断歩道は渡らず、このまま道なりに進んでください。ここからは上記(東京メトロ銀座線、日比谷線、JR線「上野駅」からの行き方)の4番以降と同じルートです。
よくある質問Q&A
駐車場はありますか
美術館には駐車場はありません。上野公園周辺にある有料駐車場をご利用ください。
上野公園周辺の有料駐車場
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上野パーキングセンター
【利用料金】
300円/30分
※最大料金 平日:2,000円 土日祝:3,000円
【営業時間】24時間
【東京都美術館利用の割引】
美術館の入場券と駐車券を管理センターで提示するとサービス券が渡されます。 -
京成上野駅駐車場
【利用料金】300円/30分
【営業時間】6:00〜24:00 (入庫は22:00まで) -
上野中央通り地下駐車場
【利用料金】
8:00〜22:00:最初の30分間は300円・以降100円/10分
22:00〜8:00:300円/10分 最大料金500円
※最大料金 平日(8:00〜22:00): 2,000円、平日・土日祝(22:00〜8:00):500円
【営業時間】24時間
車いすやベビーカーは利用できますか
はい、利用することができます。東京都美術館では、中央棟ロビー階のエントランスを中心に、企画棟、公募棟、交流棟などがあります。それぞれ上下階への移動には、車いす・ベビーカー対応のエレベーターが設置されています。
また、車いす対応のトイレや授乳室のほかに、大人も横たわれるサイズの介助用ベッドやオストメイト対応、おむつ交換用簡易シートを備えた“だれでもトイレ”があります。車いすとベビーカーは、中央棟ロビー階のインフォメーションにて借りることも可能です。
レストランやミュージアムショップを利用するのに、入館料はかかりますか
入館料はかかりません。展覧会ごとにかかる料金を除けば、無料で訪れることができます。無料で利用できる施設は、レストラン・カフェ、ミュージアムショップのほか、美術情報室、佐藤慶太郎記念 アートラウンジがあります。
ロッカーはありますか
はい、ロッカーは、特別展・企画展会場入口の企画棟ホワイエや、公募棟ホワイエなどのロビー階を中心に設置されています。
100円硬貨を使うコインリターン式です。両替はインフォメーションにて行うことができます。また、ロッカーに入りきらない大きな荷物は、特別展・企画展の展覧会場入口にて預けることができます。
基本情報
東京都美術館
【営業時間】
9:30〜17:30
※入館は閉館の30分前まで
※特別展開催中の金曜日:9:30〜20:00
【休館日】
第1・第3月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)、年末年始
※特別展・企画展:月曜日休室(祝日・振替休日の場合は翌日)
【住所】東京都台東区上野公園8-36
【問い合わせ先】公式ホームページはこちら