象山ってどんなところ?
「象山」は台北盆地の東側にあり、約1800万年前からの造山運動により隆起してできた山と言われていて、その海抜は約180メートル。
山の形が似ているためその名が付けられたそうですが、この付近には「豹山」、「虎山」、「獅山」、という山もあり、「四獣山」と総称されています。
「象山」は、台北の市街地から一番近いウォーキングコースがある事で知られていて、コース案内板もあり分かり易く、ウォーキング時間もそうはかからないので、若い人からご年配の方まで気軽に楽しんでいます。
ここが注目されているのは、ウォーキングだけじゃなく、頂上付近から台北市と台北101ビルの素晴らしい景色を見ることができるのも理由の一つ。比較的、階段が多いコースで勾配が急なところもありますが、頂上付近の展望台から見る景色は、登る価値有りです!
登山の入り口は幾つかありますが、まずは、MRTの駅が一番近い「霊雲宮登山口」から登って頂上「六巨石」まで行き、折り返して同じコースで下山をすることをお勧めします!
時間に余裕があれば「永春崗公園」の方へ下山してみると、また、違った角度からの台北101が見れますよ。
みどころ
台北101ビルをバックに記念写真
「霊雲宮登山口」から「象山」の頂上までは徒歩15~25分。頂上近くまで行くと、いつもは見上げている台北101をほぼ平行に見ることが出来、ビルをバックに記念写真を撮ることが出来ます。
また、遠近法を利用した撮影方法で映えショットを楽しんだり、望遠を使って普段では撮影出来ないビル全体の写真を撮ることも出来ます!
頂上付近「六巨石」からの景色
頂上付近には岩場があり、6つの大きな岩があります。その岩の間から見える台北101ビルは、意外に面白いアングルなんです。この場所での注意ですが、岩に登って記念写真を撮っている方もいるかもしれませんが、岩には手すりなど無く危険ですので、登らないようにして下さいね。
夜景に変わる台北市内を望む
日没前に頂上へ登れば、夜景に変わっていく街の姿を見ることが出来ます。天気の良い日はその美しい台北の夜景を撮影しようと、たくさんの人がカメラを構えています。夜景の撮影が終わったら、暗くなる前に下山することをお勧めします。街灯はありますが薄暗く、階段の多い下り道ですので十分お気を付け下さい!
アクセス情報
「霊雲宮登山口」へは
- MRTの場合は「象山駅」2番出口を出て、「象山公園」沿いの「信義路5段150巷」を歩き約10分
- バスの場合は、最寄りのバス停「吳興國小(莊敬)」より徒歩約5分
「永春崗公園」へは
- 最寄りのバス停「永春高中」より、徒歩約10分
「永春崗公園」は、丘の上にあるのでバス停から坂道を登っていきます。
よくある質問
ウォーキングコースにおトイレはありますか?
「霊雲宮登山口」から頂上「六巨石」の間には、おトイレはありません。「六巨石」から少し行った所にありますが、ウォーキングの前に「象山公園」にて済ませておくことをお勧めいたします。
休憩所、売店はありますか?
全コースに休憩所、売店はありません。MRTの駅及び、バス停から登山口へ行く途中にも、コンビニなどはありませんので、飲料水など必要な物は事前に準備、ご持参下さい。
夏の暑い日のウォーキングは、日差しが強いのでタオル、帽子など、また、虫よけスプレー等を準備されることをおすすめいたします。