過ごしやすいのは4〜9月
ハワイを訪れるなら夏の時期(4〜9月)がおすすめです。気温が高くカラッとした陽気は「常夏の島・ハワイ」にぴったり!その他の月に比べ雨が少ないので、湿度が低く快適に過ごせます。
オアフ島の気候
ハワイの気候は夏(乾季)と冬(雨季)に分けられます。日本人観光客に最も人気のあるオアフ島の年間平均気温は24度。基本的に1年中安定した気候なので過ごしやすいですが、冬(11〜4月)は朝晩を中心に少し肌寒く感じる日もあります。
沖縄の平均気温が23.1度なのでほぼ同じくらいですが、ハワイでは最低気温が20度を下回ることは滅多にありません。真夏は最高気温が30度近くなることもありますが、日本のように蒸し暑くならないので意外と涼しく感じるでしょう。
降雨量
島によって降水量が大きく異なるハワイですが、オアフ島は比較的雨が少ないことで知られています。特にホノルルは晴天の日が多く、その他のエリアと比べて気温が高めです。
雨季にあたる時期でも雨が一日中降ることはあまりなく、朝と夕方ににわか雨が降る程度なので観光にはそれほど支障をきたさないでしょう。
運が良ければ虹が見られるかもしれません。雨上がりは絶好のシャッターチャンス!雨宿りする際はついでに空を見上げてみましょう。
服装
オアフ島の気温は年間を通して約24〜30度前後と安定しているので、日中であれば夏服で十分対応できます。Tシャツやショートパンツ、ノースリーブなどのカジュアルな服装はもちろん、リゾート感漂うロングワンピースなども素敵ですね。
レストランやショッピングモールは冷房が効いていて肌寒く感じる人が多いので、念のため軽く羽織れるものを1枚持っておくと便利でしょう。
また、11〜4月は夏季に比べて平均気温が約4〜5度違うので長袖シャツやパーカーなど持っていると安心です。
航空券が安い時期はいつ?
おトクに旅行するなら、ゴールデンウィーク・お盆休み・年末年始などの長期休暇を外すのはマスト。これらの時期は、多くの人が旅行に出かけるため航空券の値段が上がる傾向にあります。
一般に航空券が安く販売されるのは、4月上旬から6月下旬(ゴールデンウィークを除く)と11月下旬から12月中旬頃です。
その他、航空券を安く購入する上で押さえておきたいポイントをいくつかご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
なるべく早めに予約する
航空券は搭乗日の30〜 90日前に購入すると正規運賃に対して割引が適用されます。早めに予約すると割引率が大きくなるので、旅行の日程が決まったらなるべく早めにフライトを予約するよう心がけましょう。
LCC(格安航空会社)で行く
日本からホノルルまではANAやJAL、ハワイアン航空などのフラッグ・キャリアのほか、ZIPAIRやエアアジアなどのLCCも就航しています。
LCCはサービスの提供範囲こそ限定されていますが、フラッグ・キャリアに比べ運賃が割安に設定されているので少しでも安く旅行したい方は必見です。
航空券+ホテルでおトク
出発日が近い場合は、航空券とホテルを別々に手配するよりも旅費が安く済む可能性があります。思い切ってセットで予約してしまうのも選択肢の1つでしょう。
目的別のベストシーズン
【気候】アクティブに楽しみたい人必見!
美しい自然に恵まれたハワイはアクティビティーの宝庫です。ダイビングやシュノーケリング、クルージングにトレッキングまでとにかく楽しい見どころが盛り沢山!オアフ島の魅力をアクティブに満喫するなら4〜9月がおすすめ。この時期は水温が高めなのでマリンアクティビティーに最適です。また、雨が少ないためスカイダイビングなど天候に左右されやすいアクティビティーも予約しやすい傾向にあります。
【セール時期を狙う】おトクに買い物するなら要チェック
オアフ島といえば、言わずと知れた買い物天国。特にホノルルには高級ブランドから人気の雑貨・コスメまで様々なお店が点在し、街全体が巨大なショッピングモールのよう。
ショッピングを目当てに訪れるなら、やはりセールの時期は事前に把握しておきたいところ。
- 現地のバーゲンシーズン
独立記念日(7月4日)前から8月中旬
感謝祭(11月第4木曜)翌日から正月にかけて
【ホエール・ウォッチング】ハワイの自然を満喫するなら見逃せない
12〜4月のハワイはホエールウォッチングのシーズン真っ只中!少し肌寒くなると南国が恋しくなりますが、冬のあいだはクジラたちも温かい海を求めてハワイへとバカンスに訪れます。現地では手頃な価格でオプショナルツアーが催行されているので、ぜひ参加してみてください。
【イベントから選ぶ】オアフ島には楽しいイベントがいっぱい
観光だけでなくハワイならではの文化に興味のある方は、オアフ島の祭や伝統行事に参加してみてはいかがでしょうか。
ここではオアフ島で開催される代表的なイベントをご紹介します。各地のイベントスケジュールに合わせて旅行するのも意外と楽しいものですよ。
これらのイベントには地元の人だけでなく、世界中から訪れる観光客も参加するので、国際的な雰囲気にテンションが上がること間違いなし!
ホノルル・フェスティバル(3月)
「パシフィックハーモニー」をテーマとする大規模な文化交流イベントで、毎年3月に3日間にわたって開催されています。
観光客が集まるホノルル中心部を会場に屋台グルメや土産物の販売、多様なジャンルのステージイベントが行われ、多くの人で賑わいます。最終日には活気溢れるパレードや長岡花火も打ち上げられるので、お見逃しなく!
ワイキキ・スパム・ジャム・ストリートフェスティバル(4〜5月)
ハワイのB級グルメ「スパム(SPAM)」をテーマにしたフードイベント。ワイキキのメインストリートとして親しまれるカウカウア通りを会場に、様々なスパム料理を提供する屋台が集います。
マイナーなイベントかと思いきや、たった6時間ほどで約25,000人もの人々が訪れるそう。地元の人たちのスパム愛を感じますね!
アロハ・フェスティバル(9月)
アロハ・フェスティバルは1947年から続くハワイ州最大のお祭りです。
ハワイの伝統文化を肌で感じるなら欠かせない異国情緒満載のイベントで、約1ヵ月のあいだに合計3つのプログラムが盛り込まれています。現地では知らない人は居ないほど有名なのだとか。
このイベントならオアフ島を含むハワイ8島の魅力を一気に楽しめます。賑やかな南国ムードを体感すればハワイをさらに好きになることでしょう。
ホノルルマラソン(12月)
ホノルルで毎年12月の第2日曜日に開催されているマラソン大会。日本でもランナー募集のテレビCMが放送されたり、SNSによる告知などで知名度が高いイベントです。
マラソンといえばキツいイメージをお持ちの方が多いかもしれませんが、この大会ではフルマラソンの他に10kmのコースが設けられているので、初心者でも安心して走れます。制限時間が無いので、自分のペースで無理なく走れるのも魅力。
普段と異なるロケーションで、爽やかな風を感じながらランニングを楽しんでみませんか。
この時期は避けた方がいいかも!NGシーズン
1月中旬から2月末は夏に比べ雨が降りやすく、目立ったイベントも開催されないので、旅行はあまりおすすめしません。しかしながら、人気の観光スポットが空いていたり、航空券が安いなどのメリットもありますよ。
まとめ
ハワイは年間を通じて温暖な気候なので、1年中ベストシーズンであると言えます。旅行のジャンルや予算により適した時期が異なるので、まずはご自身の希望を明確にしたうえで旅行を計画するとスムーズでしょう。