景福宮ってどんなところ?
景福宮(キョンボックン)は朝鮮時代1395年に正宮として創建されました。ソウルでは5つの王宮が有名ですが、その中で最も壮大で美しい建築だと称されているのが景福宮です。東西南北それぞれにある門の中でも南の「光化門」は景福宮の象徴として有名で、目の前に立つとその迫力に圧倒されます。
15万坪もある敷地はじっくり見て回ると1日では足りないくらいですが、当時のまま残っている慶会楼(キョンフェル)、香遠亭(ヒャンウォンジョン)、勤政殿(クンチョンジョン)は押さえておきたいポイントです。
また、敷地内には国立民俗博物館や国立古宮博物館があり、韓国の伝統的な生活文化や歴史について知ることができます。ぜひ景福宮とセットで訪れてみてください。
みどころ
伝統衣装でお得に入場
景福宮は、韓国の伝統的な衣装、韓服(ハンボク)を着て行くとなんと入場料が無料になります。歴史的な建築物をバックに韓服姿で写真撮影すると、歴史の中に入り込んだ気分が味わえ、より景福宮を満喫できること間違いなしです。
最近の韓服はパステルカラーやスパンコールなど現代風にアレンジされたものがたくさんあるので、ぜひお気に入りのデザインを身にまとって景福宮を訪れてみてください。
ちなみに景福宮最寄の駅周辺にいくつも韓服レンタルショップがあり気軽に利用できます。日本語対応の事前予約ができるレンタルショップもありますので、ネットで調べてみましょう。
衛兵のパフォーマンスを見学
景福宮では1日に2回、「守門将交代儀式」、「光化門把守儀式」、「守門軍公開訓練」の再現が行われます。韓国歴史ドラマで目にする、独特で色鮮やかな衣装を身に付けた衛兵達のパフォーマンスは必見です。
パフォーマンス終了時には出演者と記念撮影する時間が設けられています。韓服を着て彼らと一緒に写真撮影すれば、良い思い出づくりになること間違いなしです!
日本語ガイドを利用しよう
景福宮では無料の日本語ガイドツアーが行われています。所要時間は60~90分ほどで、1日2回(10:00/14:30)です。
参加を希望する場合は、ガイドツアーのスタート時間より少し前に案内所へ向かいましょう。興礼門を入ってすぐのところにある案内所で待機しているとツアーへ参加できます。
デジタルガイド機器のレンタルが便利
自分で自由に見学したい人にはデジタルガイド機器のレンタルがおすすめです。専用地図に『sori pen』というペンを当てると音声が流れます。言語は日本語/韓国語/英語/中国語と4種類準備されており、所要時間は40/60/90分から自由に選べます。
レンタル料金は1台3,000ウォンでパスポートなどの身分証と引き換えになります。閉館30分前までに必ず返却しましょう。
アクセス
最寄り駅:地下鉄3号線景福宮駅
アクセス方法:景福宮駅5番出口から徒歩5分
明洞駅からは地下鉄で約15分、江南駅からは地下鉄で約35分です。
よくある質問
入場料はいくらかかる?
大人 (満19~64歳) 3,000ウォン
子ども (満7~18歳) 1,500ウォン
※満6歳以下,満65歳以上の外国人,韓服着用者は無料になります。
※2022年の毎月最終水曜日「文化のある日」も無料になります。
休業日はいつ?
基本的に火曜日が休業日です。
※ただし、火曜日が祝日の場合は通常営業になります。
韓服をレンタルできるお店は近くにある?
景福宮駅や安国駅付近に韓服をレンタルできるお店がたくさん集まっています。景福宮へは、安国駅からでも徒歩10分ほどです。