ワイキキビーチってどんなところ?
オアフ島を代表する観光スポットといえば、ワイキキビーチ。その知名度は高く、ハワイのみならず世界で最も有名なビーチの1つとして親しまれています。
ワイキキビーチが位置するのは、オアフ島南東部のワイキキ地区。長さ約3kmにおよぶ海岸沿いには多くの高級ホテルが立ち並び、海外リゾートならではの趣が感じられます。
「ワイキキ(Waikiki)」とは先住民の言葉で『水が湧くところ』を意味するそうで、美しいビーチとなった今でも変わることなくその名が受け継がれています。
海水浴だけでなく、サーフィンやシュノーケリングなどのアクティビティーも楽しむことができます。これらが目的でなくても、訪れるだけでとても癒される場所なのでぜひ足を運んでみてください。
みどころ
人気フォトスポット!デューク・カハナモク像
デューク・カハナモク像は、ワイキキビーチのシンボル的存在として親しまれる高さ約5mのモニュメントです。
デューク・カハナモクはワイキキで生まれ育ち、ハワイ初のオリンピック選手として競泳種目で金メダルに輝いた人物です。サーフィンを世界中に広めたことでも知られており、「サーフィンの父」として慕われています。
その功績を讃えるために建てられた銅像には、ハワイで愛情や友情のしるしとして親しまれているレイが常に両腕にたむけられています。
デューク・カハナモク像はピンクラインのトロリー車窓からも見えるので、ぜひチェックしてみましょう。
無料のフラダンスショーを鑑賞
デューク・カハナモク像の近くに設けられた野外ステージでは、毎週火・木・土曜日に無料のフラダンスショーが開催されています。
ショーの開催時間は午後6時半〜7時半(11〜1月は午後6時〜7時)ですが、6時頃を過ぎると次第に人が集まってくるので、なるべくステージに近いところでみたい方は早めに場所取りを行うようにしましょう。
美しい夕焼けに染まるビーチとウクレレの音色に癒される贅沢なひと時をお過ごしください。
ハワイならではの幻想的な雰囲気に酔いしれる
ワイキキビーチはオアフ島有数の夕日鑑賞スポットとしても知られています。しかし実はワイキキビーチで太陽が海に沈む様子を見ることができるのは、10月頃から4月頃の間のみとのこと。その期間の中でもベストシーズンは11月〜2月で、海の向こう側に沈む美しい夕日を眺めることができます。
その他の時期は、太陽が海からずれてしまうため想像しているようなサンセットは見ることができません。とはいえ、日没から夜へ移り変わるまでの一瞬しか見ることのできない幻想的な風景が楽しめます。運が良ければ空がピンク一色に染まることも。まさに、一生に一度は見てみたい絶景です。
アクセス情報
ワイキキビーチはホノルル東部にあるワイキキ(Waikiki)地区に位置しています。ホノルル国際空港からは車で約20分、そのほか乗合のシャトルバスや路線バス「THE BUS」など様々な手段でアクセスすることができます。
最も安く移動できるのは公共の路線バスです。片道2.75ドル(子ども 1.25ドル)と格安なので1人旅や節約思考の方におすすめです。ワイキキ地区に向かうバスは20系統のみで、所要時間は約1時間。海外で公共交通機関を利用するのが不安な方は、片道23ドルでシャトルバス(要事前予約)を利用することも可能です。
タクシー料金の目安は片道40〜45ドルなので、乗車人数に応じて利用する交通手段を使い分けるのが理想。女子旅や家族旅行など複数人で移動する場合は、タクシーまたはUberの利用が便利でしょう。
Uberによる配車サービスはリーズナブルな料金設定と手軽な使い勝手が魅力なのですが、事前のアカウント登録とインターネットの接続環境が必要となります。スピーディーに動きたい方にはタクシーの利用がおすすめです。こちらの所要時間は道路の混み具合にもよりますが、約20〜30分程度です。
よくある質問
ビーチを訪れるのにおすすめの時間帯はありますか?
ワイキキビーチは基本的に1日中楽しむことができますが、混雑を避けるなら早朝に訪れるのがおすすめです。さわやかな潮風を感じながら砂浜を歩いたり、朝ヨガに参加して心地の良い時間を過ごすのも旅行中ならではの贅沢といえます。
夕方には美しいサンセットが見られるので、日没前を狙って足を運んでみるのも良いでしょう。
パラソルやビーチチェアのレンタルはありますか?
ビーチ沿いにはビーチアイテムのレンタルを行うショップがいくつかあります。パラソルやビーチチェアはもちろん、カヤックやシュノーケリング用品などのレンタルもあるので、海水浴だけでなく様々なビーチアクティビティーが楽しめます。
レンタル料金はショップにより異なるため、いくつか回ってから決めることをおすすめします。
日焼け止めは塗っても大丈夫?
結論から言うと、日焼け止めの使用そのものは可能です。
ハワイ州では、2021年1月1日に特定の化学成分が含まれる日焼け止めの販売を禁じる法律が施行されました。これはサンゴ礁をはじめとするハワイならではの美しい海洋環境を永続的に保存するために決められたもの。
2022年2月現在、日本からの持ち込みは制限されておりませんが、現地では政府が定める基準を満たしたサンゴ礁に優しい日焼け止めが販売されているので、現地で購入するのも選択肢の一つです。