ハワイ旅行はワイキキトロリーが便利
初めてのハワイ旅行は「Waikiki Trolley(ワイキキトロリー)」を利用して移動するのが便利です。通称「トロリー」という名で親しまれ、主要な観光スポットを効率良く回れることからオアフ島を訪れる観光客に人気があります。
トロリーの路線はおもに3種類あり、ワイキキを中心にそれぞれ運行ルートが異なります。各路線の運行間隔は約10〜70分と幅広いですがワイキキ周辺で利用するのであれば、さほど待つことはないでしょう。
ワイキキトロリーの路線(2021年11月時点)
ここではワイキキトロリーの路線の種類と主な停留所をご紹介します。
ピンクラインは1回の利用あたり2ドル、その他の路線は乗車に「2ラインパス」または「乗り放題チケット」が必要となるのでご自身が利用する予定の路線をあらかじめ把握しておくとスムーズでしょう。
ピンクライン
ロイヤルハワイアンセンターやアラモアナセンターなどワイキキ周辺のショッピングセンターを回るコース。ワイキキ中心部の目抜き通り「クヒオ通り」に3つの停留所があるので、周辺のホテルにお泊まりの方は利用しやすいと思います。1周約1時間なのでバスを降りずにドライブ気分を味わう人も。
- 運行時間 10:15〜19:45
- 運行間隔 約30分
レッドライン
イオラニ宮殿やハワイ出雲大社、ホノルル美術館などダウンタウン周辺の見どころを巡るコース。ワイキキビーチからチャイナタウンにかけて網羅する路線なのでローカルな雰囲気を味わいたい人におすすめです。
アラモアナセンターまで歩けばピンクラインが利用できるので行きはレッドライン、帰りはピンクラインといった使い方をすれば効率的に観光が楽しめるでしょう。
- 運行時間 8:50〜16:20
- 運行間隔 約90分
ブルーライン
ワイキキビーチ周辺とシーライフ・パーク・ハワイを結ぶパノラマコーストライン。その名の通り海岸沿いの風景が美しい路線で、途中にはハナウマ湾展望台やハロナ潮吹き岩など自然を楽しむ見どころがあります。1日3便のみの運行なので、利用する際は事前に必ず時刻表を確認するようにしましょう。
- 運行時間 8:50〜15:50
- 運行間隔 約60分
チケットの種類・価格
【1dayパス】
ピンクライン乗り放題 5ドル
1ライン乗り放題(レッドまたはブルーより選択) 25ドル
全てのライン乗り放題 45ドル(3〜11歳 25ドル)
【4days パス】
全てのライン乗り放題 65ドル(3〜11歳 40ドル)
【7days パス】
全てのライン乗り放題 75ドル(3〜11歳 49ドル)
チケットの購入方法
乗り放題チケットはワイキキトロリーの公式サイト、もしくはワイキキ・ショッピングプラザの1階(営業時間 8:00〜17:00)で購入できます。車内で購入は受け付けていないので注意が必要です。
【公式サイトURL】
https://waikikitrolley.com/#1625717670262-7c05215e-dece
その他の交通機関
オアフ島にはワイキキトロリーのほか、タクシーやバスなど様々な交通手段があります。ここでは初めてのハワイ旅行でも利用しやすい交通機関を中心にご紹介していきます。
公共バス
公共交通機関を利用して移動するなら「The Bus(ザ・バス)」がおすすめです。運行路線はオアフ島のほぼ全域をカバーしているほか、乗車料金がお手頃なので観光客でも利用しやすいのが特徴。
1乗車あたりの運賃は2.75ドル(6〜17歳は1.25ドル)。
乗車距離に関わらず一律料金で島内を移動できるのでカイルアやハレイワなどワイキキから少し離れた地域へと移動するのに便利です。
1Dayパスで格安移動
公共バスを1日2回以上利用するなら1日乗り放題券「1Dayパス」の利用がおトク。
料金は5.5ドル(6〜17歳は2.5ドル)なので上手く利用すればかなり安く島内を移動できるでしょう。
無料アプリのダウンロードで快適なバス旅を実現
気になる路線図や時刻表は無料のスマホアプリ「DaBus2」で確認できます。GPSの位置情報をもとに最寄りのバス停を検索したり、乗車予定のバス系統を調べられるのでバスを利用するなら事前のダウンロード必須です。
バスを利用するうえで知っておくべきこと
公共バスは地元の人も利用するため乗車する時間帯によっては通勤・通学ラッシュに遭遇したり、酔っ払いなどが隣に座ったりする可能性があります。格安で利用できる反面、不便に感じる部分もあるため快適に移動したい人はなるべくワイキキトロリーやタクシーで移動するのが良いでしょう。
タクシー
現地のタクシーは日本と同様にメーター制を採用しているのがほとんど。初乗りは3ドル前後で、それ以降は約200mごとに0.45ドル加算されます。
基本的に流しのタクシーは居ないので、利用する際はホテルのフロントやレストランの従業員に頼んで呼んでもらうようにしましょう。
また、海外でタクシーを利用するのが不安な方には配車アプリ「Uber(ウーバー)」がおすすめです。スマホに無料アプリをインストールして行き先を入力するだけで目的地までの乗車料金が表示されるので、いわゆる “ぼったくり” の被害に遭う心配もありません。
とても便利なサービスなのでぜひ利用してみてください。
レンタサイクル
近場の移動ならレンタサイクル「Biki(ビキ)」も便利。ホノルル中心部には130以上のサイクルステーションがあるので気軽に利用できます。
「タクシーは高いし、バスだと待ち時間が気になる」という方には最適なサービスだと思います。
料金プラン(2021年11月時点)
支払いはクレジットカード(VISA・Master・American Express・JCB・Discover)もしくはデビットカードのみ可能。
シングル(30分以内の利用) 4.5ドル
※以降30分ごとに超過料金 5ドル加算
マルチライド(300分の利用時間内なら何度でも利用可) 30ドル
ジャンパー(30分以内の利用であれば24時間回数無制限で利用可) 12ドル
レンタル方法
- 最寄りのサイクルステーションを探す
サイクルステーション・通称「Bikiストップ」はワイキキ中心部の至るところに設置されていますが、Biki(ビキ)アプリを使えば最寄りのBikiストップがよりスムーズに見つけられます。
【MAP】
https://gobiki.org/wp-content/uploads/2017/03/BIKI-MAP-Sponsor-4.2019-1.pdf
- タッチパネルを操作して利用手続きを行う
自転車の利用手続きはBikiストップ横に設置されている機械で行います。スクリーンをタッチして画面左上にある国旗を選択するとメイン画面が日本語に切り替わるので必要に応じて設定の変更を行いましょう。
メイン画面で「利用許可証の購入」をタッチしたら、利用する自転車の台数(最大4台)と希望の料金プランを選択します。
- カードを挿入して利用料金を確認する
画面の指示に従って機械にカードを挿入し、ゆっくりと引き出します。この段階ではご利用のクレジットカードが有効かどうか確認するだけで課金は行われないのでご安心ください。
決済手段に問題が無ければ、問題発生時の連絡先と郵便番号を入力する画面が表示されるので指示に従って手続きを進めます。
- 乗車コードを入力して自転車をドックから取り外す
利用する自転車の台数とプランの最終確認画面を済ませたら「確定」をタッチします。
利用手続きが完了するとドックから自転車を取り外すために必要な5桁の暗証番号が表示されるので、自転車の左側にあるボタンを押してロックを解除しましょう。
ボタンの上にある緑のランプが点灯したら自転車を取り出してください。
返却について
自転車は空いているBikiストップであれば基本的にどこでも返却可能です。ドックに自転車を戻す際は前輪をしっかりと差し込んで緑のランプが再び点灯するのを待ちましょう。
きちんと返却されていないとご利用のクレジットカードに超過料金が加算される可能性があるので、最後までしっかりと確認することをおすすめします。