ラスベガスツアー選びのポイント
ツアーの特徴
ラスベガスの魅力は、カジノだけに留まりません。ホテルで催される大迫力のショー、大型アウトレットやショッピングモール、ホテルレストランでのバフェ(食べ放題)など、「眠らない街」らしい旅行の見どころが満載です。ジェットコースター、絶叫マシンもあったり、リフレッシュにもってこいのスパも充実しています。
加えて、ラスベガスはグランドキャニオン観光の拠点の街でもあり、早朝に出発すれば日帰りのグランドキャニオンツアーに参加することも可能です。ハネムーンや女子旅、自由気ままな一人旅と好みのシーンに合わせて楽しみ方がさまざまなのも魅力です。
ホテル選びがキーとなる
ラスベガスには巨大ホテルが立ち並んでいます。寝るだけのものではなく、様々なアクティビティやショーが楽しめる造りになっているのが特徴で、複合商業施設のようになっています。ホテル内で迷子になってしまう人も珍しくなく、ホテル選びが旅のプランを左右するといっても過言ではありません。
ちょっとコスパ高めの5つ星ホテルも、ツアーであれば手の届きやすい価格で泊まることが可能です。たまには贅沢してみませんか。少しお値段は張りますが、ホテル内に十分楽しめる設備が詰まっているのできっと満足できるはずです。
- カジノを併設している
- 無料のショーが毎日行われている
- プールやスパも完備
- ショッピングやグルメも充実
高級ホテル
【ベラージオ】
ラスベガスの名物ショー・噴水ショーでお馴染み。北イタリアの高級保養地をイメージ。
【ベネチアン&パラッツォ】
水の都・ベネチアをイメージ。丸天井のフラスコ画が見もの。ゴンドラにも乗れる。
【シーザースパレス】
由緒あるカジノホテル。古代ローマがテーマ。
【パリス・ラスベガス】
パリの街を再現。エッフェル塔と気球がシンボル。
【プラネットハリウッド】
ハリウッドの華やかさを再現。映画好きに堪らない、ゆかりの品々が飾られている客室も。
【ルクソール】
古代エジプトをテーマにした巨大ホテル。スフィンクスとピラミッドがシンボル。シルクの劇場もある。
エコノミーホテル
【エクスカリバー】
メルヘンチックなお城が特徴の、アーサー王伝説をテーマにしたホテル。ファミリー層におすすめ。
【サーカスサーカス】
大きなピエロの看板とサーカスのテントを思わせるピンクの屋根が特徴。無料のサーカスも行なわれている。
【フラミンゴ】
ストリップ開発の先駆けとなったホテル。本物のフラミンゴもいる。
中級ホテル
【MGMグランド】
かつて、総面積で世界一に君臨していたほどの広さ。ナイトクラブ・ハッカサンも有名。モノレールの駅があるので便利。
【ハラス】
ロケーションは抜群。ショーステージが充実している。モノレールの駅があるので便利。
ほとんどがストリップに面していますので、アクセスがとりわけ不便という心配は不要です。1つのホテルに絞れないという場合は、2つのホテルに分泊するのもオススメです。各ホテルに特徴があり趣向を凝らしているので2泊なら1泊と1泊、4泊なら2泊と2泊、などと組み合わせると、また違った楽しみ方ができます。
モントリオールから来た世界的に有名なサーカス団「シルク・ドゥ・ソレイユ」のショー会場もホテルに併設されてあります。シルクファンならそれを基準に選んでみるのもいいかもしれません。
また、ラスベガスのカジノホテルの特徴として、高級ホテルでも必要最低限のアイテムしか揃っていません。カジノへ誘導させるのが理由であるともいえます。シャワーだけという客室も多いので、バスタブを希望する人は予約時に確認したほうがいいでしょう。
「リゾート料金(Resort Fee)」とは、客室料とは別のチャージの1種で、この金額にWi-fi接続料金、市内通話やフィットネスセンターの利用料が含まれています。目安として、1日当たり$30〜40前後です。こちらも事前に確認しておきましょう。
旅行にかかる費用の目安
ラスベガスは宿泊料金の変動が激しい街です。一般的に、日〜木曜が安く、金・土曜は宿泊料金が上がります。逆に平日で入りが悪いと、直前に安い料金設定になることも多々。あわせて、人が集中するスポーツイベントやコンベンションの時期は避けたほうがいいでしょう。
また、ショーがお目当ての場合は、事前に休演日をチェックしておきましょう。
食費も目安としてある程度の料金は把握しておきたいところです。どこで、どんな料理を食べるか、お店のランクによってかなりの差があります。
安く済ませるには、デリやファーストフード店で、1食〜$10あれば十分です。また、食べ放題のバフェは始めから一定の料金が決まっていますので、多めに注文してしまった、ということも防げます。
そのほか、バスやタクシーなどの交通費、レンタカーを利用するのであればガソリン代や駐車料金も考慮しておきましょう。
ラスベガスと他の都市や他の国を巡る
日本からの直行便がないので、乗り継ぎ便となりますが、同時に複数都市・複数国が周遊可能というメリットがあります。乗り継ぎだけではもったいない、足を延ばして、もう1ヵ国、1都市巡ってみませんか?賢く無駄のないプランを立てましょう。
アメリカ西部を巡るツアー
- アナハイム、ラスベガス カリフォルニア・ディズニーランド
- アナハイム、ロスアンゼルス、ラスベガス
- グランドキャニオン、ラスベガス、セドナ
- グランドキャニオン、ラスベガス、ペイジ、 セドナ、フラッグスタッフ
- グランドキャニオン、ラスベガス、ペイジ、モニュメントバレー、セドナ
- グランドキャニオン、ラスベガス、ペイジ、モニュメントバレー、レイクパウエル、セドナ、キャメロン
同じアメリカ国内であれば、ニューヨーク、ロスアンゼルス、サンフランシスコ、シカゴなどへ訪れることができます。特にアメリカは広い国なので、ラスベガスのある西部を中心に回るものが主流です。
アメリカのアリゾナ、ユタ、コロラド州をまたがる半径230kmの広大な土地「グランドサークル」。2億5千年前の地球の地層が観察できる「グランドキャニオン国立公園」や、ネイティブアメリカンの聖地でパワースポットとして人気の「セドナ」など、全8つの国立公園と10の国定公園が集中しています。
公共の交通機関網が整っていないので、車がないと不便です。時間の制約を気にせず自由に動けるのが車のメリットですが、同時に、給油のタイミングや動物の飛び出し、フェンスやガードレールもごくわずかなので転落や落雷など注意しなければならないことも覚えておきましょう。
グランドサークル観光の醍醐味はトレッキングです。経験値の有無に関わらず、帽子、手袋、懐中電灯、水、雨具、防寒具、補助食品など必要なものを準備し、できればトレッキングシューズで両手を空けるスタイルで臨みましょう、
日帰りツアーでも宿泊でも可能です。日程に余裕があるなら、1泊して、夕日と朝日の素晴らしさをぜひ鑑賞しましょう。果てしない壮大な自然に圧倒されることでしょう。
他国とセットで巡るツアー
カリブ海・中南米であれば、カンコン、メキシコシティ、ペルーなど、カナダであれば、バンクーバー、ビクトリア、トロントなどへ訪れることができます。オーロラ鑑賞後に、温暖なラスベガス観光、となると少し不思議な気もしますが、周遊可能だからこそ実現できるルートです。
- バハマ×ラスベガス
カリブの青い海に抱かれた楽園アイランド・バハマとの組み合わせ - メキシコシティ×ラスベガス
中南米でも人気の旅行先のメキシコシティとの組み合わせ - イエローナイフ×ラスベガス
カナダの有名なオーロラ鑑賞地との組み合わせ - ペルー×ラスベガス
世界遺産・マチュピチュ遺跡鑑賞との組み合わせ
そもそもラスベガスってどんなところ?
ラスベガスの基本情報
「24時間眠らない街」として知られるラスベガスは、アメリカ西部のネバダ州クラーク郡にあります。なんと、日本の約25倍の面積をもっています。
カジノやホテルが立ち並ぶ街の周りは広大な砂漠に囲まれていて、中心部から車で15分ほど走れば、「レッド・ロック・キャニオン」など、アメリカならではの大自然を堪能することができます。
街の目抜き通りは通称「ストリップ」とよばれる約6kmの大通り「ラスベガス・ブールバード」で、カジノが入る巨大テーマホテルが軒を連ねています。なんとラスベガスの玄関口「マッカラン国際空港」にもカジノがあり、到着してから、あるいは出発ぎりぎりまでカジノ三昧、なんてこともできてしまいます。
カジノの街として有名ですが、近年では各ホテルが工夫を凝らしたアトラクションを実施するなど、大人から子どもまで楽しめるエンターテイメントの街へと変貌を遂げています。ラスベガスと言ったらカジノ!というのは一昔前の話になりつつあります。
また、ショッピングやスターシェフが腕を奮うレストラン、周辺の豊かな自然環境にも注目が集まっています。アウトレットやハイレベルなレストラン、世界各国のビッグアーティストの公演、ゴルフやテニスなどのスポーツ施設も充実しています。
昼夜の気温差が激しい砂漠気候です。5~9月までが夏、11~2月が冬とされています。乾燥していて、年間降水量は極端に少ないですが、7、8月はモンスーンで雷雨になることもあります。年間平均気温は、19度、夏の日中は40度以上になることもあります。しかし、湿度が低いので比較的過ごしやすいのが特徴です。
ホテルやショッピングモール、バスなどの公共交通機関では、冷房が低めの温度に設定されていて冷えますので、重ね着などで調節しましょう。また、暑さ対策には、サングラスと帽子が必須で、乾燥対策には、保湿クリームなどで手や顔を保護しましょう。こまめな水分補給も忘れないようにしましょう。
ラスベガスと日本の時差は17時間遅れになります。サマータイムは16時間遅れです。グランドキャニオンのあるアリゾナ州はネバダ州と時差がマイナス1時間ありますが、サマータイムがない為、サマータイムの時期はラスベガスと同時刻になります。目安として、日本がお昼の12時頃の飛行機に乗ると、朝の9時頃に到着、夕方の6時頃の飛行機に乗ると、昼の3時頃に到着するイメージです。
通貨はアメリカドルです。また、ホテルでの両替であれば、カジノのキャッシャーでは24時間いつでも両替できます。もちろん、カジノで使わなくても問題ないです。レートはホテルによって異なります。
ビザ免除プログラムを利用し、ビザなしで飛行機や船でアメリカへ渡航もしくは通過する場合は、ESTA(エスタ)による渡航認証を取得する必要があります。アメリカへの渡航が決まったら、早めにESTAを申請・取得しましょう。
交通手段
タクシー、モノレール、トラム、路線バスなどがありますが、実際のところは、歩く人が多いです。ストリップの端から端までは、地図上だと近く感じますが、実際は結構な距離があるため、時間もかかります。
「歩く街」なのでスニーカーなど歩きやすい靴が便利です。時間帯によっては、ひどい交通渋滞も発生しますので、歩いた方が早い場合も多々あります。ただし、夏の炎天下では体力を消耗するので、交通機関も上手に使いこなして快適に観光しましょう。
- モノレール
モノレールはストリップの7ヵ所に駅があります。「MGMグランド」、「バリーズ/パリス」、「フラミンゴ/シーザース・パレス」、「ハラーズ/ザ・リンク」、「ラスベガス・コンベンションセンター」、「ウエストゲート」、「SLSラスベガス」です。
始点から終点まで所要時間は約20分ほどです。ホテルによっては最寄り駅からも随分歩くことになるので、位置関係を把握して利用しましょう。
料金は、片道$5、ワンデイ・パスは$12、2〜 7日間有効のパスの値段は$22~56です。
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トラム(無料)
路線は少ないですが、無料なので上手に活用すれば便利です。- ベラージオ〜シティセンター〜パークMGM
クリスナルズなどのあるシティセンターと両脇のホテル、べラージオとパークMGMを結んでいます。 - エクスカリバー〜マンダレイベイ
エクスカリバーとマンダレイベイ間を直通運行する路線と、エクスカリバーとルクソールとマンダレイベイの各駅に停車する2つの路線があります。 - ミラージュ〜TI:トレジャーアイランド
ミラージュの正面玄関近くに乗り場があり、TI:トレジャーアイランドの2階と連絡しています。
- ベラージオ〜シティセンター〜パークMGM
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タクシー
ラスベガスにおける最もメジャーな交通手段です。台数は非常に多く、街のいたるところをいつでもタクシーが運行しています。利用する際は、必ずホテルでタクシーを手配してもらいましょう。タクシー待ちのために並ぶことはほとんどないです。ただし、料金は割高です。 -
Uber(ウーバー)
ライドシェア・サービス「Uber」はサンフランシスコに本社を持つ、新しい配車サービスで、すっかりアメリカでは定着しています。タクシーと比べると格安であることから人気です。また、使う人に合わせた様々なサービスがあるので便利です。
ドライバーから見つけやすい場所に配車を依頼する手順ですが、主要スポットでは、Uberの位置が予め定められていますので場所を決めたり、探す苦労もありません。
- デュース
地域交通局が運営するラスベガス公営で、ストリップを南北に走る2階建てのバスです。ストリップとダウンタウンに行く2つの路線が使いやすいです。
「デュース・オン・ザ・ストリップ線」はストリップにあるほとんどの施設に停車します。また、「SDX ストリップ&ダウンタウン・エクスプレス線」は快速ですが「デュース・オン・ザ・ストリップ線」より停留所数は半分です。24時間、15〜20分間隔の運行ですので、ホテル間の移動に便利ですが、時間帯によっては渋滞に巻き込まれることもありますので注意しましょう。
料金は、2時間パス$6、24時間パス$8、3日間パス$20です。バス車内で切符が購入できます。SDXとデュースのチケットは「共通券」のため、チケットを購入すればSDXとデュースどちらでも利用できます。
- SDX(Strip & Downtown Express)
2両連結型バス。ダウンタウンの南に位置する「ラスベガス・ノース・プレミアム」からストリップ南に位置する「ラスベガス・サウス・プレミアムアウトレット」と「サウスストリップ・トランスファーターミナル」の間を走ります。必ず乗車前に停留所の自動販売機で乗車券を購入しておきましょう。
料金は、2時間パス$6、24時間パス$8、3日間パス$20です。バス車内で切符が購入できます。SDXとデュースのチケットは「共通券」のため、チケットを購入すればSDXとデュースどちらでも利用できます。
なお、目的地が明確であれば、送迎付きのオプショナルツアーを利用するのもオススメです。
カジノ
ラスベガス名物・カジノは、滞在中に1度は体験してみたいものです。ラスベガスのほとんどのホテルには、1階にカジノがあり、バーやレストラン、劇場なども周辺に配置されています。24時間利用できますので、お出かけから部屋へ戻る際などの隙間時間にちょっとトライしてみるのもいいかもしれません。
カジノとは、正確には「ギャンブルが行われる施設」のことをいいます。カジノでプレイすることを「ゲーミング」といいます。あまり気を張らずにゲームを楽しむという感覚ですので、興味があれば気軽にチャレンジしてみましょう。
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服装
ドレスコードはないところがほとんどです。Tシャツや短パンなどのカジュアルファッションで問題ありません。 -
両替
カジノには、必ず両替所が設置されてるのも特徴的です。カジノに使わなくても良いので、両替する際にも便利です。ただし、ドルから円の両替は不可です。 -
注意すること
プライバシー保護の観点から、写真撮影は厳禁です。21歳以上であること、常にIDを携帯しておくことが必要です。また、カジノで遊んでいる最中は、アルコールを含む飲み物すべて無料で飲めるスタイルです。飲み物を運んでくれる「カクテルガール」にリクエストしましょう。ただし、チップを渡すことを忘れずに。
ラスベガスの成り立ち
1800年代初め頃、スペインの探検家が砂漠の中にオアシスを発見し、スペイン語で「草原」や「牧草地」を意味する「ラスベガス」と呼んだのが始まりと言われています。
1930年、ネバダ州政府は復興対策と税収増加を兼ねてギャンプルの合法化を決定、「カジノのラスベガス」の幕開けです。水も電気もない砂漠に突如作られたラスベガスを語る上で、「フーバーダム」をなくしてはあり得ないと言われています。
街から約50km離れたダムは、第31代大統領のHerbert Hooverの政策の一環として1936年に完成。巨大ダムの大きさは、高さ約220m、全長約380m。水と電気を供給するようになり、それから約5年後の1941年にストリップに初のホテルが誕生しました。
1940年代、ラスベガスの生みの親とも言われるマフィア「ベンジャミン・シーゲル」が賑わっていたダウンタウンではなく、当時2、3軒のホテルしかなかった「ストリップ」に目をつけました。
約660万ドルという当時では破格の巨額を投じて、1946年にカジノホテル「フラミンゴ・ラスベガス」を造りました。ナイトクラブや高級レストランや華やかなショーなど、現在の巨大ホテルの先駆けとなったのです。
ラスベガスの発展を築いてきたマフィアですが、徐々に賭博への取り締まりが厳しくなり、完全に業界から撤退。入れ替わるように次々と、一般の不動産業者や企業が参入しました。
中でも抜きんでていたのが、航空業や映画産業を中心としたビジネスで財を成した大富豪「ハワード・ヒューズ」でした。ラスベガスのホテルやカジノなどを次々に買収。マフィアのイメージから脱却し、クリーンなラスベガスの誕生を促すことに繋がっていったのです。こうして、現在の安全なリゾート地としての基礎が築かれました。
1980年代に入ると、ラスベガスの街に、奇抜な演出で集客を狙う「テーマパーク型」のホテルが次々にオープンします。1989年、満を持してオープンしたのが「ミラージュ・ホテル」。「ラスベガスを変えた男」と称される「スティーヴ・ウィン」によって建てられた、火山のアトラクションが名物の巨大ホテルです。
彼はさらに、1993年に海賊をテーマにしたホテル「トレジャー・アイランド」をオープン。単なるカジノだけではない、エンターテイメントシティへと生まれ変わっていったのです。
1990年代以降には、観光客向けのホテルだけでなく、ホールやコンベンションセンターなど大型施設も数多く建てられ、ビジネスでラスベガスを訪れる人の数も増えてきています。こうして、わずか100年の間に巨大都市に成長しました。
治安
カジノ施設の多いラスベガスでは、莫大なお金が動くので、ほかの都市以上の注意が払われています。ただし、すべてのホテルが客室入り口でチェックしているわけではない、ということも念頭に置いておきましょう。
駅、空港、ホテルのロビー、観光名所、カジノフロア、ショッピング街ではいろんなものに目がいき、注意散漫になりがちです。特に、荷物を置いたままスロットに夢中に、なんてことのないよう、貴重品は肌身離さず管理しましょう。
スリや置き引きの被害に遭いやすい人は「すきのある人」です。夜の一人歩きは避ける、裏道に行かないように気をつけましょう。親しげに日本語で話しかけてくる人にも気をゆるしすぎないように。写真を撮らせてあげると握手を求めたり近寄ってきて、後でチップを請求されるケースもあります。
ラスベガス旅行の見どころ
巨大ホテルの施設を満喫する
ラスベガスでは、ホテルは滞在するだけの場所という概念が覆されます。カジノはもちろんのこと、アトラクションやショー、バフェ、スパなど多種多様な施設が揃います。観光のキーは、ホテル選びにあるといって過言ではありません。ホテルから1歩も出ないで1日思い思いに過ごせるのも特徴です。
贅沢気分を味わえる「ラグジュアリーホテル」、テーマに沿った趣向の「コンセプトホテル」など、自分の好みのホテルを探しましょう。ストリップのホテルは、外観も内装もゴージャスなので、至るところにフォトスポットが存在します。
とにかく広いので、ホテルの客室からロビーまで10分かかった、ということも珍しくありません。まずはホテル内の位置関係を把握するために歩いてみましょう。通路の上部には案内板がありますので、少なくともロビーの方向は覚えておいて、巡ってみましょう。もし迷ったら、ホテルスタッフに聞けば大丈夫です。
桁違いのスケール!本場のエンターテインメントショーを鑑賞する
ラスベガスと言えば、街全体がテーマパークのよう。散策しているだけで、エキサイティングな光景を目の当たりにできます。
カナダ生まれ・世界屈指の芸術集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」による公演はぜひとも生で見てみたいものです。その迫力とスケールに魅了されます。英語がわからなくても楽しめる内容になっているものもあるので安心です。また、ラスベガスはマジックの聖地でもあります。鍛え上げた肉体を披露する男性ダンサーのアダルトショーなどもあります。
最新のスケジュールやチケットの販売状況は、ショーの公式サイトやホテルのサイトで確認しましょう。また、日本の代理店での取り扱いもありますので、絶対に観たいのであれば、早めの手配がオススメです。
また、無料で楽しめるショーも多彩であなどれません。有名どころでは、ベラージオの噴水ショーです。バリエーションは約30ほどあるので滞在中、チャンスとタイミングがあれば数回見ておきたいものです。
そほのか、著名なアーティストのライブ、クラシックやオペラまで、あらゆるエンターテインメントがそろいます。
ショッピングにバフェやグルメも楽しむ
意外に知られていませんが、モールやアウトレットが集中している街なのでショッピングが楽しめます。高級ブランドを揃えたモール、格安でお得なアウトレットも好立地にあります。ストリップを中心としたエリアに10以上のモールがあり、いずれも深夜近くまで営業しています。
日中はお目当てのスポットへ出かけ、日没後にショッピングというのもオススメです。またアウトレットも一般的には郊外にあることが多いですが、市街地から車で約10分ほどという利便性に優れています。
日用品などの調達は、「ウォーグリーンズ」や「シー・ヴィ・エス」のドラッグストアがオススメです。どちらも24時間営業でバラマキお土産探しにも利用できます。
ラスベガス名物といえば「バフェ」。食べ放題のビュッフェのことを指します。サラダ、副菜、メイン、デザートまで揃っているので少しずつ、いろいろ食べてみたい、という人にオススメのスタイルです。また予め料金が決まっていることから、自分のペースで好みのものを気兼ねなく食事できます。
以前と比べて、内容もハイレベルで好評です。基本的に予約不可なので、ゆっくり食事をしたい場合は、混雑する時間帯をずらすといいでしょう。料金は前払い制で、ソフトドリンクは料金に含まれていますが、アルコールはオーダーの度に支払うスタイルが定番です。
また、アメリカンを始めとし、フレンチやイタリアン、中華やエスニックなども多彩に揃っています。ベジタリアンやオーガニックにこだわったメニューも豊富です。一流シェフによる贅沢な食事も堪能できます。
極上スパでリラックス&リフレッシュする
スパも充実しているのがラスベガスの魅力です。スパには、プールやサウナ、ジャグジーなどのリラクゼーションを図るもの、フィットネスルーム、エステやヘアサロンなども備わっています。旅の疲れや日頃のケアにはピッタリです。
ボディトリートメントやフェイシャルマッサージ、全身をケアするものなど施術を受けると、スパの利用料が不要になるシステムがほとんどなので、半日から1日はゆっくりと過ごすプランがオススメです。
事前予約が必要で、水着もあると便利でしょう。タオルやシャンプーなどのアメニティは予め揃えられています。高度な技術でホスピタリティに優れているので、ちょっとお値段は高めですが、それでもきっと満足できることでしょう。もちろん、女性だけでなく男性も利用できます。
なお、高血圧や糖尿病、アレルギーなど気になる症状がある場合は、必ずスタッフに相談することが必要です。
グランドキャニオンやセドナまで足を伸ばしてみる
ラスベガスから車で約5時間ほどのグランドキャニオン、また、飛行機と車で約4時間のセドナへ足を伸ばしてみませんか。きらびやかなネオンが輝くラスベガスとは全く違った大自然が広がっています。
年間600万人以上の人が訪れる、アメリカでも人気の国立公園「グランドキャニオン」は、ラスべガスからの行きやすさと景色のすばらしさから、絶対にはずせないスポットのひとつです。ツアーはほとんど毎日運行されているので、現地に詳しいガイドさんの話を聞きながら回ってみるのがオススメです。
また、パワースポットとして、人気があるセドナは、全米一美しい町と称されています。「レッドロック・カントリー」と呼ばれる、周囲を赤い岩山に囲まれた緑多い美しい街です。トレッキングが楽しめます。古くからこの地に住む先住民にとってもセドナは特別なエネルギーを感じる「神聖な地」であり、数多くの儀式が執り行われてきました。
日程に余裕がない人には、「バレー・オブ・ファイヤー州立公園」がおすすめです。車でわずか30分程度ですので、半日でも観光できます。大自然の溢れるエネルギーを体感してみましょう。
ラスベガスの定番スポット10選
ウェルカム・トゥ・ファビュラス・ラスベガス・サイン
通称「ラスベガス・サイン」と呼ばれるこの看板は、ラスベガスのランドマークとして大人気のフォトスポットです。特に周辺に他のスポットがないので、所要時間は約5分ほどです。
道路の中央分離帯にすくっと建つこのレトロな看板は、ロードサイドサインとして1959年に作られました。ロスアンゼルス方面から車で来ると、ラスベガスへの入り口となるのがちょうどこのあたりです。かれこれ60年近くここで「素晴らしいラスベガスへようこそ!」と歓迎し続けている歴史ある看板です。
ここでの記念ショットを撮るために時間帯によっては大混雑することも。真正面からではなく斜めからのアングルでも可という人は、並ばなくても撮影できます。
ベラージオ
イタリアのコモ湖をイメージした、優美な大人のリゾート。夕方から始まる噴水ショーは、今やラスベガスを代表する無料アトラクションです。美しいメロディに合わせた優雅な水の舞を鑑賞しましょう。噴水と音楽のバリエーションは約30ほどあり、何度見ても飽きない演出になっています。昼間はもちろん、夜間は一層幻想的です。
また、ゴージャスな温室植物園「コンサーバトリー&ボタニカル・ガーデンズ」も必見です。毎年、春節(旧暦の正月)、春、夏、秋、そしてクリスマスシーズンと、季節ごとにテーマが変わります。約120人からなる専門の園芸チームによって作られるディスプレイは、生花や樹木をふんだんに使った豪華で繊細な仕上がりです。
ベラージオホテルの正面玄関から入って、ロビーの突き当りにあります。もちろん、宿泊していなくても入園できます。24時間常にオープンしており、入園無料です。
ストリップ
北はストラトスフィアタワー、南はマンダレイベイまでの間の約6.7km、ラスベガスブルーバードに沿った南北に細長いエリアをストリップと呼んでいます。ストリップには「服を脱ぐ」という意味もありますが、「(布、板などの)細長い1片」の方の意味です。
さらに、「フォーコーナー」、「新フォーコーナー」、「ストリップ北」の3つに分かれます。
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フォーコーナー
ラスベガスブルーバードとフラミンゴロードの交差点。ラスベガス一番の繁華街で、最も賑わう場所です。「シーザースパレス」、「ベラージオ」、「バリーズ」といった老舗カジノホテルが建っています。噴水ショーや火山噴火ショーなどの無料アトラクションも見ものです。
また、エンターテインメント・プロムナード「リンク」やグランド・バザール・ショップスが並びます。リンクのプロムナードは約480mの遊歩道で、カジュアルなダイニングや個性的なショップが並びます。 -
新フォーコーナー
ラスベガスブルーバードとトロピカーナアベニューの交差点。NFLゴールデンナゲッツのホームスタジアム「T-モバイル・アリーナ」がオープンし、続けざまにパーク、パークシアターなどの施設が整備されました。
「ニューヨーク・ニューヨーク」は、ニューヨークの名所が映画のセットのようにまとまっているホテルです。大きな自由の女神像のレプリカが目印です。 -
ストリップ北
遊園地や絶叫ライドを目玉にしている「サーカスサーカス」、タワーが目印となる「ストラトスフィア」。全米最大といわれる「ラスベガス・コンベンションセンター」があるエリアです。
ハイローラー
上空からラスベガスの絶景を楽しめるのが、世界最大の観覧車「ハイローラー」です。「フラミンゴホテル」と「リンクホテル」の間にあるショッピングスポット「リンク・プロムナード」内にあります。高さ約168m、28基の球体キャビンを搭載、1周するのに約30分かかります。遠くからであれば小さく見えますが、1基の定員はなんと40名です。
ラスベガスの街並みを360度じっくりと見渡せます。ちょっと変わった体験なら、バー付きのキャビンに乗って、ビールやワインを飲みながら30分を過ごせる「ハッピー・ハーフアワー」(21歳以上)もあります。さらには、結婚式を挙げることも可能です。婚姻手続きが簡単なことから「ウェディングの聖地」とまで言われるラスベガスらしい、スペシャルかつ決して忘れられない記念になりそうですね。
ストリップからハイローラーを結ぶ約300mのジップライン「フライ・リンク」も体験できます。ネオン輝く上空を爽快に滑走できるアトラクションです。
ラスベガス・ノース・プレミアム・アウトレット
ラスベガス郊外にある巨大なアウトレットモールです。テナント数は約175ほどあります。「バーバリー」、「コーチ」など人気ブランドが多数出店しているので、混雑する日も多々。「ギャップ」、「コロンビア・スポーツウェア」などのカジュアルラインも充実していて、期待を裏切らない品揃えです。
ハンドクリームで人気の「ロクシタン」や高級腕時計の「タグ・ホイヤー」、スニーカー好きなら「VANS」など、目玉商品や日本では見かけないデザインなど、レアなアイテムもあります。
お馴染みの人気ブランドのアイテムを格安で手に入れられます。ショッピング好きの人は併せて「ラスベガス・サウス・プレミアムアウトレット」も立ち寄ってみましょう。充実したフードコートもオススメです。
【営業時間】
月〜土:9:00〜21:00
日:9:00〜20:00
フォーラムショップス
お台場にあるショッピングセンター「ヴィーナス・フォート」の原型になった世界的に有名なスポットです。古代ローマをテーマにしたホテル「シーザース・パレス」内にあります。右手のカジノフロアを進んでいくと、モールにたどり着きます。リアルな空が天井に描かれているので、思わず室内にいることを忘れてしまいそうです。店舗数は約160軒、名だたるブティックが数多く入っています。
なお、西側の巨大水槽のある広場で行なわれる無料アトラクションも人気です。1時間おきに始まる「Fall of Atlantis」は買い物の合間に覗いてみましょう。本物の人間かと見間違えるほどの精巧に作られた人形が登場します。噴水や炎、レーザーを使用した圧巻の演出は見ごたえがあります。
シルク・ドゥ・ソレイユ
ラスベガスの名物ショーといえば、「シルク・ドゥ・ソレイユ」が断然知名度が高く人気です。世界中で巡業公演をおこなっていますが、その演目のためだけにつくられた劇場があり、定期公演が開催されています。ラスベガスで公演されている演目は、来日することはありません。
人間ばなれした超人技はもちろん、大掛かりな舞台装置が特徴です。現地でしか見られない、特別なショーです。ショーの演目も各会場で異なっていますので、事前に下調べをしてどれを観るか決めておきましょう。
- ルクソール
ショー演目:R.U.N ※2020年3月に上演終了 - ベラージオ
ショー演目:O(オー) - ミラージュ
ショー演目:The Beatles LOVE(ラヴ) - TI:トレジャーアイランド
ショー演目:Mystère(ミスティア) - MGMグランドホテル
ショー演目:Kà(カー) - ニューヨーク・ニューヨーク
ショー演目:Zumanity(ズーマニティ) - マンダレイベイ
ショー演目:Michael Jackson One(マイケル・ジャクソン・ワン)
ストラトスフィアタワー
ストリップとダウンタウンの間に位置するストラトスフィアタワー。地上約264m、109階に屋内の展望台があり、市街を一望できるスポットとして人気です。
展望台のほか、視界360度の回転展望レストランやウェディングチャペルもあります。最上階にある、4つの絶叫ライドが有名です。
- スカイジャンプ
フリーフォール体験、260mの高さから時速64kmで一気に飛び降りる。 - ビッグショット
発射式フリーフォール、時速72kmで空中に打ち上げられ、地上329mから垂直落下。 - インサニティ
遠心力で椅子から放り出されそうな体験、地上約300mの地点にブランコが放り出され、時速65kmで回転。 - エックススクリーム
空中で静止する滑り台、高さ254mの地点に設置されたシーソーのような乗り物がタワーから突き出し上下に動く。
フリーモントストリート・エクスペリエンス
ダウンタウンのプラザホテルの西側に鉄道の駅舎ができ、陸の玄関口として栄え、1925年にダウンタウンの目抜き通りでラスベガス初の舗装道路「フリーモントストリート」が誕生しました。
アーケード型スクリーンに展開されるLEDのショーは、ダウンタウン最大の無料アトラクションです。これを観るためだけにダウンタウンへ向かう価値があります。ダウンタウンのメインストリートの4ブロック分をアーケードで覆い、LED電球のスクリーンを造り上げました。
高さ27m、長さ405mのアーチ型で、夏は涼しく、冬は暖かい歩行者天国となっています。電球の数は1250万。音楽と光に合わせて次々と映像が映し出されます。18時から1時間おきに開催される約10分間の光のショーは、日没後1時間おきに深夜まで行われます。
また、名物は、「スロットジラ」。アーケードの天井付近にケーブルを張り、それに吊り下げられた形で滑走する絶叫アトラクションです。なお、ダウンタウンは、ちょっと裏道に入ると治安のよくないところもありますので、明るい大通りを歩くようにしましょう。
レッド・ロック・キャニオン
ラスベガスの西方約24kmに位置する、岩山と砂漠が織りなす景勝地が「レッド・ロック・キャニオン」です。ラスベガス市街地から車で約30分ほどなので、半日観光が可能です。あまり聞き慣れないかもしれませんが、穴場の観光名所です。
レンタカーのほか、バスツアー、タクシーなどが利用できます。グランドキャニオンが車で約4時間半ほどかかることから、より手軽に行くことができます。さほど混んでないので、ゆったり観光できるのも魅力です。
岩肌が赤いのは、岩に含まれる鉄分が酸化により錆びている状態だと言われています。日本ではなかなか味わうことのできない、ダイナミックな自然を感じることができます。また、車があれば、「シーニック・ループ・ドライブ」と呼ばれる世界屈指のドライブコースを巡って絶景を堪能しましょう。
アクティビティも人気で、トレッキングは、初心者から上級者向けのコースまで全部で26ものトレッキング・ルートがあります。そのほか、ロッククライミングやボルダリング、乗馬体験もできます。子供でも乗ることができるので、ファミリーでの参加もオススメです。
断層や地層がむき出しになっているので、ボルダリングにチャレンジすることもできます。特に必要な道具も必要なく体験できるアクティビティ。自由にロッククライミングを楽しめます。
また、キャンプ場も併設されているので、一日中自然を楽しみたい方にオススメです。キャンプをする場合には、気温が温暖な春が良いです。冬は雪景色になるほど気温が下がりますので、防寒対策をしっかり行いましょう。日が暮れると見ることのできる満天の星空も素晴らしいものです。
交通手段によって入場料は異なり、車の場合は15ドル、バイクの場合は10ドル、自転車や徒歩の場合には5ドルです。
【レッド・ロック・キャニオンの気候】
- 春・秋
4〜6月は気候が安定していて観光のベストシーズンです。トレッキングやキャンプを楽しむにも快適です。 - 夏
真夏のラスベガスは最高気温が40度になることも多々あります。レッド・ロック・キャニオンは標高がありますので、幾分涼しく感じます。 - 冬
ダウンジャケットが必要になるほど冷え込みます。レッド・ロック・キャニオンには雪景色が広がります。
ラスベガスのおすすめホテル10選
ベラージオ ホテル (Bellagio Hotel)
基本情報
【住所】3600 Las Vegas Blvd. South, ストリップ, ラスベガス(NV), アメリカ合衆国, 89109
【Wi-Fi】Wi-Fi(共有エリア内)
【ペット】可
MGM グランド ホテル&カジノ (MGM Grand Hotel and Casino)
基本情報
【住所】3799 Las Vegas Boulevard South, ストリップ, ラスベガス(NV), アメリカ合衆国, 89109
【Wi-Fi】Wi-Fi(共有エリア内)
【ペット】不可
ヴェネチアン リゾート ホテル カジノ (Venetian Resort Hotel Casino)
基本情報
【住所】3355 Las Vegas Boulevard South, ストリップ, ラスベガス(NV), アメリカ合衆国, 89109
【Wi-Fi】全室Wi-Fi無料
【ペット】可
ルクソール ホテル (Luxor Hotel)
基本情報
【住所】3900 Las Vegas Blvd. South, ストリップ, ラスベガス(NV), アメリカ合衆国, 89119
【Wi-Fi】Wi-Fi(共有エリア内)
【ペット】可
フラミンゴ ラス ベガス (Flamingo Las Vegas)
基本情報
【住所】3555 LAS VEGAS BOULEVARD SOUTH, ストリップ, ラスベガス(NV), アメリカ合衆国, 89109
【Wi-Fi】Wi-Fi(共有エリア内)
【ペット】不可
プラネット ハリウッド リゾート & カジノ (Planet Hollywood Resort & Casino)
基本情報
【住所】3667 Las Vegas Blvd S., ストリップ, ラスベガス(NV), アメリカ合衆国, 89109
【Wi-Fi】Wi-Fi(共有エリア内)
【ペット】可
ザ パラッゾ アット ザ ベネチアン (The Palazzo at the Venetian)
基本情報
【住所】3325 Las Vegas Boulevard South, ストリップ, ラスベガス(NV), アメリカ合衆国, 89109
【Wi-Fi】全室Wi-Fi無料
【ペット】可
シーザーズ パレス ラスベガス (Caesars Palace Las Vegas)
基本情報
【住所】3570 Las Vegas Blvd. South, ストリップ, ラスベガス(NV), アメリカ合衆国, 89109
【Wi-Fi】全室Wi-Fi無料
【ペット】可
サハラ ラス ベガス (SAHARA Las Vegas)
基本情報
【住所】2535 SOUTH LAS VEGAS BOULEVARD, ストリップ, ラスベガス(NV), アメリカ合衆国, 89109
【Wi-Fi】全室Wi-Fi無料
【ペット】不可
トレジャーアイランド ホテル アンド カジノ (Treasure Island Hotel and Casino)
基本情報
【住所】3300 SOUTH LAS VEGAS BOULEVARD, ストリップ, ラスベガス(NV), アメリカ合衆国, 89109
【Wi-Fi】全室Wi-Fi無料
【ペット】不可
ラスベガスの年間イベント情報
2月
旧正月
ラスベガスの旧正月のデコレーションは全米一と言われています。チャイナタウンだけでなくストリップのリンクプロムナードなどでもフェスティバルが開催され、迫力たっぷりの獅子舞や龍の舞を見られます。
また、ベラージオホテルの「コンサバトリー&ガーデン」のほか、パラッツォホテルやウィンホテルのアトリウムではチャイニーズニューイヤーをテーマにした展示が春節気分を盛り上げています。この時期は休暇を利用した中国人観光客が大勢見受けられます。
3月
ナスカー・スプリントカップ
全米で最も人気のあるモータースポーツ「NASCAR」。NASCARはNational Association for Stock Car Auto Racing, Inc.という主催団体の名称の頭文字からつけられています。「ラスベガス・モーター・スピードウェイ」で開催されます。地元だけでなくアメリカ各地から12万人近いNASCARファンが観戦に訪れます。一般車両を改造したごついレースです。
カーレースに興味がなくてもストリップ通りで楽しめるのが、参戦用のレースカーを運ぶセミ・トレーラーのパレード。「ウェルカム・トゥ・ファビュラス・ラスベガス・サイン」からスタートして「サハラ通り」まで、ストリップ通りを40台もの超大型トラックが大音量のホーンを鳴らしながらゆっくりとながしていく様子は圧巻です。
5月
エレクトリック・デイジー・カーニバル
北米最大のダンス・ミュージック・フェスティバル、通称EDCです。日本でも2017年から開催されています。2010年から拠点をラスベガスへ移し、参加者は3日間で延べ40万人。「ラスベガス・モータースピードウェイ」の会場では人気DJをはじめとした250組以上のライブパフォーマンスが深夜から明け方まで続きます。この時期はホテルの予約が困難になりますので、予定が決まったら早めに押さえておくのが無難です。
7月
独立記念日
ラスベガス観光でも最も盛り上がる7月4日。アメリカ合衆国の独立記念日です。この時ばかりは全米がお祭り騒ぎの状態、休日ということもあり、アメリカ国内から観光客が訪れます。
日中からイベントやライブなどで大いに盛り上がります。ショッピングセンターでは、大型のセールを行います。また、各地で盛大に花火が上がり、ラスベガスのどこからでも花火が見れる状況です。町全体が異常な混み方をするので、移動計画を事前に立てておく方が賢明です。
9月
ライフ・イズ・ビューティフル
ラスベガスのダウンタウンにて開催される、音楽・アート・料理が融合した一大フェスです。このイベントの特徴は街全体が会場になってしまうところにあります。その年のトレンドをしっかりと反映したラインナップが揃うことに加え、ダンス・アート・音楽・コメディなどのライブが3日間に渡って行われます。
11月
ロックンロール・ラスベガスマラソン
音楽とマラソンが融合したロックンロールマラソン。アリゾナやワシントンDCなど年間30以上の都市で開催されますが、なかでも特に大規模なのがラスベガスのものです。大晦日のイベント以外で唯一、閉鎖されたラスベガスの象徴的ネオンに満ちた煌びやかなストリップ上を走ることができます。
当日のお昼前後からモノレール以外の公共の交通網がストップし交通整備が行なわれます。いたるところにランナーが見られ、街はマラソンムード一色です。
フルマラソン、ハーフマラソン、10km、5kmからエントリーが可能。1マイル毎に音楽ステージが設けられ、ウェディングスルーポイントも設置されるなど、楽しみながら走ることができるのが魅力です。マラソンの途中で結婚式ができるのも名物の1つです。
仮装をしたり、音楽と一緒にダンスしたり、給水ポイントで用意された食べ物を補給しながら進むと、さほど疲れること無くゴールが見えてきます。普段、走りに自信がない人でも気軽に参加できます。時期的に暑くも寒くもない、マラソンには絶好の条件がそろっています。
12月
ロデオ世界チャンピオン決勝戦
12月のラスベガスといえば、「ロデオ」です。カウボーイの祭典「ラングラー・ナショナル・ファイナルズ・ロデオ(WNFR/Wrangler National Finals Rodeo)」が10日間に渡って行なわれ、装いからカウボーイ風な人たちで、町はあふれかえります。
アメリカズパーティ
大晦日にはストリップ地区とダウンタウン地区で、2つのカウントダウン花火が開催されます。通りを埋めつくす人たちとともに新しい年の幕開けを祝います。例年7つのホテルの屋上から88,000発以上の花火が盛大にラスベガスの夜空に舞います。
ラスベガスへのアクセス・所要時間
日本からラスベガスまでの直行便はありません。飛行機やサマータイムで変化しますが、おおよその目安として、お昼の12時の飛行機に乗ると、朝の9時頃に到着、夕方の6時の飛行機に乗ると、昼の3時頃に到着するイメージです。
下記はいずれも経由・乗り継ぎ便を利用した場合の最短の所要時間です。
東京から
-
成田→サンフランシスコ空港(ユナイテッド航空)、サンフランシスコ→ラスベガス(ユナイテッド航空)
約12時間40分 -
羽田→ロスアンゼルス(アメリカン航空)、ロスアンゼルス→ラスベガス(アメリカン航空)
約13時間30分
大阪から
関空→ロスアンゼルス(JAL)、ロスアンゼルス→ラスベガス(アラスカ航空)
約13時間30分
北海道から
新千歳→羽田(ANA)、羽田→ロスアンゼルス(ANA)、ロスアンゼルス→ラスベガス(ユナイテッド航空)
16時間30分
福岡から
福岡→仁川(大韓航空)、仁川→ラスベガス(大韓航空)
約16時間40分
就航している航空会社
乗り継ぎ便
東京から
-
羽田〜サンフランシスコ(ユナイテッド航空)、サンフランシスコ〜ラスベガス(アラスカ航空、ユナイテッド航空)
-
羽田〜ロスアンゼルス(ANA、デルタ航空、アメリカン航空)、ロスアンゼルス〜ラスベガス(アラスカ航空、デルタ航空、アメリカン航空)
-
成田〜サンフランシスコ(ユナイテッド航空、ANA)、サンフランシスコ〜ラスベガス(ユナイテッド航空、アラスカ航空)
-
成田〜シアトル(デルタ航空、ANA、JAL)、シアトル〜ラスベガス(デルタ航空、アラスカ航空)
-
成田〜ロスアンゼルス(ユナイテッド航空、アメリカン航空、ANA)、ロスアンゼルス〜ラスベガス(ユナイテッド航空、アラスカ航空、アメリカン航空)
-
成田〜バンクーバー(エア・カナダ)、バンクーバー〜ラスベガス(エア・カナダ)
大阪から
- 関空〜サンフランシスコ(ユナイテッド航空)、サンフランシスコ〜ラスベガス(ユナイテッド航空、アラスカ航空)
- 関空〜仁川(大韓航空)、仁川〜ラスベガス(大韓航空)
- 関空〜ロスアンゼルス(JAL)、ロスアンゼルス〜ラスベガス(アメリカン航空、アラスカ航空)
名古屋から
- 中部国際空港〜デトロイト(デルタ航空)、デトロイト〜ラスベガス(デルタ航空)
- 中部国際空港〜仁川(大韓航空)、仁川〜ラスベガス(大韓航空)
福岡から
- 福岡〜仁川(大韓航空)、仁川〜ラスベガス(大韓航空)
北海道から
- 新千歳〜仁川(大韓航空)、仁川〜ラスベガス(大韓航空)
ラスベガスツアーを選ぶときのTips集
ラスベガスまでは飛行機でどのくらいかかりますか?
日本からの直行便がありませんので、乗り継ぎ便になります。ロスアンゼルスやサンフランシスコなどアメリカの都市、カナダ、韓国を経由した場合、約13〜17時間ほどです。
何泊くらいのツアーが最も楽しめるでしょうか?
ラスベガスの主要スポットはコンパクトに集まっていますが、とにかく敷地が広く見て回るだけでも時間がかかります。また、ネオンと大自然の両方を楽しむなら、最低でも3〜4泊は欲しいところです。時間帯によっては、ひどい交通渋滞も発生しますので、予め余裕をもったプランを立てましょう。
ラスベガスの気候は?行くのにいい時期はいつでしょう?
年間を通して晴天の日が多く、夏の日中は40度近くになることもあります。また、朝晩の冷え込みが厳しく、1日を通して寒暖差が激しいのが特徴です。3〜5月、10〜11月がベストシーズンといえます。
ラスベガス旅行で気をつけることはありますか?
紫外線対策のサングラスや日焼け止めはマストです。とにかく空気が乾燥しています。保湿剤、マスクは多めに用意しておきましょう。合わせて静電気も発生しやすくなりますので、除去するための対策アイテムなどもあるといいかもしれません。
ラスベガスの物価は日本と比べて高いですか?
だいたい日本と同じと思っておけば問題ないでしょう。軽食や飲み物であれば、コンビニやドラッグストア、気軽に休憩したいなら、スターバックスやハンバーガー店も歩いているとよく目にします。
ただし、レストランなどの外食費は高いと感じることが多いかもしれません。理由の1つには、量が多いということもあるので、事前に量を確認するか、少なめに注文するといいでしょう。またタクシーも便利ですが、割高なので上手く活用しましょう。
おすすめのアクティビティはありますか?
旅では、移動も多いため、知らず知らずのうちに身体に疲れがたまっていることも。そんな時にオススメなのがヨガです。ラスベガスでは気軽にヨガを体験できるプログラムがあります。
なかでも、「ミラージュ」ホテルで行う「ヨガ with ドルフィン」は、朝の早い時間に、水槽で優雅に泳ぐイルカを見ながら、ヨガを行い身体を動かすアクテビティです。スパも1日使えるパスが付いていますので、リフレッシュにはもってこいです。
レストランは予約したほうがいいですか?また気をつけることはありますか?
一流シェフによるディナーなどラスベガスはグルメも充実しています。人気のレストランは予約必須です。昨今では、Webサイトで簡単に予約できるものもあります。
ドレスコードは基本カジュアルで問題ないですが、ステーキハウスはある程度のフォーマルなものが良いでしょう。男性なら最低でも襟付きのシャツを着たほうがいいでしょう。
レストランでは、係員の案内で席に着き、初めに飲み物をオーダーし、飲み物がきたら、次に食事メニューをオーダーするといった流れです。お店のおすすめものや量を聞いておくと失敗も少ないでしょう。
また、食事中にテーブル担当者が「食事はいかがですか」と感想を聞いてきますので、満足した場合はGoodやFineで答えましょう。食事が終わったら、声をかけ、支払いを促します。会計は席でするのが基本です。チップも忘れずに。