パラッツォ(The Palazzo at The Venetian)ってどんなところ?
全室スイートのラグジュアリーホテル。総床面積では全米最大、世界でも上位に入る巨大な建物です。隣にあるホテル「ベネチアン」とはショッピングアーケードでつながっています。ベネチアをモチーフとした総合リゾートで、ホテル内には運河が流れており、スパ、グルメ、ショッピング、エンタメ、12万平方mに及ぶコンベンションエリア等、あらゆるニーズを兼ね揃えています。
2008年、総工費約16億ドルをかけ、ベネチアンの姉妹ホテルとしてオープンしました。50階建てで、イタリアをイメージした客室も、モダンで高級なヨーロッパの家具やデコレーションで溢れ、セレブな気分を満喫できます。
ラスベガスの空の玄関口・マッカラン国際空港からは約5kmほどです。空港への送迎も利用できます。ストリップの北側に位置しています。
人気のスポットは、ラスベガス最大級のスパ「キャニオン・ランチ・スパ」、買い物好きなら要チェックのブランドが揃う「グランド・キャナル・ショップス」です。イタリアンなどのグルメも豊富に揃い、時間を忘れて1日過ごせる、充実のホテルです。
数あるラスベガスのホテルの中で「どのホテルを選べばいいか」迷う人も多いはず。パラッツォであれば立地も抜群で、充実した施設、満足度の高い部屋で不自由なく快適な時間を過ごせることでしょう。また、隣接するベネチアンへもすぐに行くことができるので、1ヵ所で2度楽しめる得した気分になれます。
見どころ
その名にふさわしい豪華な造りの館内を巡る
ロビー
「Palazzo」とは「宮殿」の意味があります。正面入口を入ると、見えてくるのが高さ約18mのドームがインパクトのあるロビー。自然光が差し込み、明るい雰囲気です。
滝
インパクト抜群の滝は、時間帯を問わずフォトスポットとして人気です。
プール
ベネチアン4階に3つ、パラッツオ3階に4つの計7つのプールと4つのジャグジーがあります。また、ひとつひとつカーテンで仕切りがあり、プライベート空間を保持できる「カバナ」も40台ほど設置してあります。夏季限定で、プールサイドにカフェ「ソラロ」が営業しています。ホットタブもあります。宿泊客であれば水着のまま行き来自由です。
一般的にラスベガスの夏といわれる、5〜10月頃であれば、水着のまま1日満喫できます。乾燥地帯らしく湿気が低いため、カラッとして過ごしやすいです。また、日差しが強いので紫外線対策を忘れずに。休憩する際には、サングラスやガウンなど上から羽織るものを用意しておきましょう。
年中温暖なイメージがありますが、冬である11〜2月頃はコートが欠かせない寒さとなります、ご注意ください。
客室
広くて全体的にシックな雰囲気なので心身ともにゆったりできます。仕切りがなく、寝室とリビングに段差があります。また、防音対策がしっかりされているので、室内は驚くほど静かで快適です。
リビングエリアには、簡易ベッドにもなるL字型のソファーとコーヒーテーブルのほかにデスクとダイニングテーブルが1つずつあるので、仕事をするにも、ルームサービスやテイクアウトしてきた食事をとるにも充分なスペースがあります。TVは各部屋とバスルームの計3台設置してあります。
ラスベガス最大級のスパでリフレッシュ&リラックスできる
キャニオン・ランチ・スパ
「パラッツォ」と姉妹ホテル「ベネチアン」の4階に併設されているスパです。12,500平方m、トリートメントルームも全80室と全米でも最大級の規模を誇ります。施設内は2階建て仕様で、なんとロッククライミング・ウォールまで設置されているフィットネスエリアがあり、1階部分を占めています。2階部分がスパエリアで、トリートメントコースはその数なんと100種類以上。魅力的なコース内容は、1つに絞れないほどです。
ジャグジーやサウナ、スチームサウナなどの施設も充実していて、長時間のフライトや疲れた足を癒すのにもピッタリです。また、リラックスエリアもあり、飲み物やスナックが備えられてあり読書にも最適です。
また「ウェルネス・センター」というコーナーでは、指圧、リフレクソロジー、鍼から、糖尿病予防の食事療法のカウンセリングといった、医師監修による治療目的(※医療機関ではありません)のセラピーメニューも用意されています。
スパ以外にも、ロッククライミング体験も可能です。高さは約12m、一見、少し怖気づいてしまう高さですが、事前に親切なスタッフにより、丁寧な説明が行われます。靴は専用シューズに履き替え、腰に安全ベルトを装着し、ハーネスを取り付けます。ヘルメットをかぶり、スタート。
1歩ずつ、石に慎重につま先をひっかけ、上へと登る要領で進んでいきます。スピードはゆっくりでもスタッフがサポートしてくれるので、初心者でも安心して参加できます。ポイントは、腕と身体を離さず近づけること、疲れたら小休憩をとること、下を見ないことです。
【料金】
25分 $29
50分 $49
宿泊者が無料で利用できるスペースも一部あり、$50プラスするとスパクラブ内全てのパスポートとなり、自由に利用できます。もちろん女性のみならず、男性も1日中ゆっくり過ごせます。散策の合間や滞在の最終日に心身を癒やすのにピッタリです。
【営業時間】
6:00〜20:00
【料金】
スパ1日パス $40~
フェイシャル $95~
マッサージ $155~
ヨーロッパのトップブランドが集結!モールで買い物やグルメを楽しむ
「グランド・キャナル・ショップス」は、ベネチアンとフロア続きの、運河が流れるショッピングセンターです。ラスベガスでは唯一、セレブ御用達高級百貨店「バーニーズ・ニューヨーク」があります。「バーバリー」、「マックスマーラ」などのヨーロッパブランドや、「ケネス・コール」、「アン・テイラー」などのアメリカブランドが約70店舗ほどあります。
日本人には馴染みのある、チョコレートの「ロイズ」や、ハワイの定番「ホノルル・クッキー・カンパニー」のお店も入っています。「Atomic Saloon Show」でショー鑑賞も可能です。
この施設の北西にある「ファッションショー」、南西にあるホテル「シーザーズパレス」内の「フォーラムショップス」とあわせて、「ラスベガス・ストリップ」の3大ショッピングモールと言われ、特に買い物好きに人気です。
レストランも充実しているので、ランチやディナーもオススメです。休憩がてら気軽に立ち寄れるフードコートは質の高さにも定評があります。
どこからともなく聞こえてくる「サンタルチア」。サンマルコ広場にはテラスのカフェが並び、小道では大道芸人のパフォーマンスも楽しめます。一帯がフォトスポットにあふれているので、買い物目当てでなくても訪れてみたいスポットです。
ゴンドラライドもできます。所要時間は10〜15分ほど。「ゴンドラ」は屋内だけでなく、天気が良ければ屋外コースも運行しています。ゴンドラから見る風景は、また一味違います。
【屋内】
10:00〜23:00
金・土曜は〜24:00
【屋外】
11:00〜22:00
また、2018年4月には、VR体験型の新アトラクション「スター・ウォーズ(TM):シークレット・オブ・エンパイア」がオープンし、話題となっています。銀河帝国に潜入し与えられたミッションに4人1組で挑みます。馴染みのあるキャラクターが登場し、まさに『スター・ウォーズ(TM)』の世界に入り込んだかのような臨場感がたっぷりに楽しめます。
【営業時間】
10:00〜23:00
金・土曜は〜24:00
特に女子に嬉しいレストランでヘルシーなグルメを堪能する
Sixth + Mill
2019年秋にオープンしたばかりの南イタリアをコンセプトとしたレストランです。「ブランド・キャナル・ショップス」内にあり、イタリアの雰囲気に包まれています。天井に広がる空の景色は夜でも昼間のような明るさが保たれ、時間を忘れてのんびりゆったり食事ができます。
ピザやパスタはもちろん、リングイネなどの海鮮をアレンジしたメニューもおすすめです。アイスクリームやティラミスなどのデザートも甘さ控えめ。複数人でシェアすれば、食べ比べできて楽しいです。
Truth & Tonic
ベネチアン4階にあり、朝食やブランチに最適です。すべてのメニューにカロリー表示があるのも嬉しいポイント。なかでもハムやアボガドが載った食事系トースト、またブルベリーとチーズの載った甘い系のトーストがおすすめです。
野菜をたっぷり摂りたいなら、豆腐のサラダもあります。これだけで十分お腹いっぱいになる量ですので、ご注意を。具を混ぜ込んだ、イタリアのオムレツ「FRITTATAS(フリッタタス)」もおすすめです。
Canyon Ranch Grill
ホテル内の「キャニオン・ランチ・スパ」に併設されている人気のカフェです。食材はすべてオーガニック、メニューにはカロリーだけではなく、脂質、食物繊維含有量が記載されているという徹底ぶりです。食べると身体に良さそうな要素が揃っているので罪悪感も和らぎます。一流シェフによって、低カロリーながらも極上料理が堪能できます。
隣接するベネチアンも楽しむ
その名から連想されるように、水の都・ベネチアを再現したホテルです。宮殿や鐘楼、運河を渡るゴンドラなど、豪奢な造りは、本場を彷彿させる雰囲気で満ち溢れています。姉妹ホテル「パラッツォ」と隣接し、行き来も可能。両方を合わせると客室数は7,000を超えます。
目に飛び込んでくるのは、イタリアのベネチアを代表する建造物。運河に掛かる石造りのリアルト橋、サンマルコ広場に立つ鐘楼、再現度が緻密なドゥカーレ宮殿。また、ホテル内には手描きのフラスコ画や運河に浮かぶゴンドラなど、忠実に再現されています。ホテル一帯は、まるでイタリアにいるのかと錯覚してしまいそうです。
どこを見てもロマンティックで様になるので、特に女子旅やカップルにオススメです。SNS映えショットも期待できます。
マダム・タッソー・ラスベガス
「ベネチアン」の入り口に隣接する、世界的にも有名な蝋人形館「マダム・タッソー」。スポーツ、映画、テレビ、政界などで有名な各界スター達の蝋人形が100体以上が立ち並んでいます。本物かのような精巧な造りにテンションも上がります。
生存しているスターの場合、たいてい本人に協力してもらい、手、足などパーツの型取りをしている徹底ぶりです。人物だけでなく、映画を再現したセット、小道具たちも本格的で丁寧に造られています。蝋人形に近づいて記念撮影ができるので記念ショットにピッタリです。子供からシニアまで誰もが楽しめるスポットです。
2019年には、20周年を記念して、シンガーソングライター「Justin Timberlake(ジャスティン・ティンバーレイク)」やポップ歌手「Britney Spears(ブリトニー・スピアーズ)」が加わりました。さらに、ラッパー「Drake(ドレイク)」、R&Mシンガー「Aaliyah(アリーヤ)」、世界的な歌姫「Beyoncé(ビヨンセ)」が登場し、ますます見どころが増えています。
【営業時間】
日〜木 10:00〜20:00
金、土 10:00〜21:00
館内スポット
レストラン
SushiSamba(すしサンバ)
ブラジルと日本食の融合店。寿司、ペルー料理。
Grand Lux Cafe(グランドラックスカフェ)
アメリカン料理。
Hong Kong Cafe(ホンコンカフェ)
カジノ内にあるカジュアルな中華料理店。テイクアウトも可能。
LAVO(ラヴォ)
クラブ併設のイタリアン。
Carnevino(カルネヴィーノ)
イタリア料理店。熟成肉が有名です。
パラッツォと合わせて観光におすすめ
ファッションショー
ラスベガスでの指折りの巨大ショッピングモール。外観が特徴的であることから、散策の目印にもなります。8つのデパートと250を超えるシグニチャー・ストアやオリジナル・ブランド・ショップが軒を連ね、フードコートも充実しています。おしゃれ好きなら外したくないスポットです。
ベラージオ
ラスベガスを代表する噴水ショーでおなじみの高級ホテル。ホテル王「スティーブ・ウィン」が手掛けたことで知られています。内装もラグジュアリー感満載で、宿泊しなくとも見学するだけでもおすすめ。特に、生花で彩られた植物園やガラス細工の天井も一見の価値ありです。
ストリップ
巨大なリゾートホテルが立ち並ぶエリアです。北はストラトスフィアタワー、南はマンダレイベイまでの間の約6.7km、ラスベガスブルーバードに沿った南北に細長いエリアをストリップと呼んでいます。歩くと約1時間30分ほどかかります。ストリップには「服を脱ぐ」という意味もありますが、「(布、板などの)細長い1片」の方の意味です。
ストラトスフィアタワー
ストリップとダウンタウンの間に位置します。地上約264m、109階に屋内の展望台があり、市街を一望できるスポットとして人気です。展望台のほか、視界360度の回転展望レストランやウェディングチャペルもあります。最上階にある、4つの絶叫ライドが有名です。
アクセス情報
電車で行く場合
- モノレール「Las Vegas Convention Center」駅から徒歩で20分
よくある質問Q&A
ホテルの部屋はどんな感じですか?
実は、客室滞在時間を短くするための工夫がほどこされています。冷蔵庫やコーヒーメーカーをあえて置いていなかったり、テレビ番組が少なかったり、など必要最低限のものが揃えられている程度と思っていたほうが間違いないでしょう。宿泊客がなるべく部屋から出るように仕向けられています。
カジノを通らなければならないような作りになっているのですか?
ラスベガスのホテルは、必ずといっていいほど、カジノを通るような設計になっています。また、お店や劇場へも同様の作りです。
リゾート料金 Resort Feeって何ですか?
客室料とは別のチャージの一種で、この金額にWi-Fi接続料金、市内通話やフィットネスクラブの利用料が含まれています。目安として1日約$30〜$40です。事前に確認しておきましょう。
近くにコンビニなどはありますか?
ホテルの前にドラッグストア「Walgreens」と道路を挟んだ向かい側に「CVS」があります。24時間営業していますので、ちょっとした飲み物やお菓子、日用品の調達に便利です。
ホテルは広いですか?退屈しませんか?
館内にさまざまな設備が整っているので、1日過ごすのに不自由することはほとんどありません。ただ、ホテルは相当広いので、時間に余裕をもっておきましょう。歩いてすぐだと思っていたら、意外に時間がかかった、待ち合わせに遅刻した、ということも珍しくありません。また、方向を見失って目的のスポットまで迷ってしまうことも多々あります。
客室のセキュリティは安全ですか?
客室へ向かうエレベーターの入り口には、セキュリティがあり、各自宿泊する部屋のカードキーをかざさなければいけません。したがって、宿泊者以外の人がここを通ることはできません。また、カードキーは常に携帯しておきましょう。万が一、部屋に置き忘れた場合は、申告すれば再発行してもらえます。
喫煙場所はありますか?
カジノスペースは、喫煙可能です。タバコを片手にカジノを楽しむことができます。
乾燥対策は必須ですか?
以前は砂漠地帯であったラスベガスは常に乾燥しているのが特徴です。屋内も論外ではなく、乾燥しているので、各自ケアはマストです。肌の保湿剤やフェイシャルパック、喉を守るためのマスクなど、若干多めに用意しておきましょう。
スパを利用したいのですが。
スパ内は裸でも水着着用のどちらの利用も可能です。せっかくであれば、水着は持っていきましょう。思ってた以上に屋外が暑く、プールでも遊びたくなったときにもいいですね。
基本情報
The Palazzo at The Venetian(パラッツォ)
【住所】3325 S Las Vegas Blvd, Las Vegas, NV 89109 アメリカ合衆国
【チェックイン/アウト】15:00/11:00
【客室数】3066
【駐車料金】無料
【客室情報】
- シャワーとバスタブ別
- 歯ブラシ無し
- スリッパ無し