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【トロントツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

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カナダ最大の都市であるトロントは広大なオンタリオ湖を眺めるハーバーフロントや、周辺の古い街並みも美しいセント・ローレンスマーケット、トロントのダウンタウンが一望できるCNタワーなど世界的に有名な観光スポットが多数あります。スポーツ観戦や美術館、ショッピングスポットやグルメスポットも充実しているほか、ナイアガラの滝へのアクセスも便利なトロントの観光情報をご紹介します。

目次

 

トロントツアー選びのポイント

トロントダウンタウン
トロントダウンタウン

ツアーの特徴

トロント全体は東京都と同じぐらいの面積ですが、観光で動き回るようなダウンタウンだけを考えると意外と小さく、地下鉄と組み合わせると簡単に見て周ることができます。よって、トロントだけのツアーの場合は現地滞在は3日前後のツアーが多いです。

基本はフリープランのツアーで、朝食のみが付いているものもあります。ランチやディナ―スポットは市内にたくさんあり、選ぶのに苦労するほどです。気軽に食べられるようなフードコートもショッピングモールなどに充実しています。

トロントから少し離れたところにある有名観光地と言えばナイアガラの滝です。トロントに来たら行かない人はいないぐらいの超人気観光スポットですので、ツアーにナイアガラ観光が組み込まれていない場合はオプションでつけるのもおすすめです。日帰りで十分楽しめます。

トロントまで来たらもう少し足を延ばしてニューヨークまで行くというツアーも人気です。日本からニューヨークはかなり遠いですが、トロントとニューヨークは東京と大阪程度の距離ですので飛行機に乗れば1時間30分ほどで着いてしまいます。

ほかには、ディズニーリゾートのあるオーランド、グランドキャニオンなどアメリカを周遊するツアーも人気です。トロントからアメリカへ行く際には北から南への移動となりますので時差もほぼなく、距離の割に移動はそこまで大変ではありません。

もちろん、カナダ国内のほかの都市を周遊するツアーも多くあります。カナダと言えばメープルですが、その見事な紅葉を目当てに秋になるとモントリオールやケベックシティのツアーが多く組まれます。メープル街道とも呼ばれる一帯です。

カナダの西側の人気観光地であるバンクーバーや美しいロッキー山脈が見えるバンフ、冬に観光するならオーロラ鑑賞が楽しめるイエローナイフも周遊先としておすすめです。

ホテル選びのコツ

ダウンタウンの街並み
ダウンタウンの街並み

トロント市内の公共の交通手段は地下鉄とバス、それにストリートカーです。観光スポットはほぼ地下鉄の駅から徒歩圏内にありますので、ルートが複雑なバスを利用することはあまりないでしょう。

そしてツアーで採用されているようなホテルは地下鉄の駅から徒歩5分圏内に位置していることがほとんどです。シェラトンやマリオットなどの人気ホテルもダウンタウンのアクセスの便利なところにあり、どのホテルを選んでも同じような雰囲気です。

逆に、少しカナダらしいホテルに泊まってみたいという方におすすめなのがフェアモント・ロイヤルヨークホテル(Fairmont Royal York)です。

ダウンタウンにあるユニオン(Union)駅の目の前にあり、とにかく外観が素晴らしい老舗ホテルです。1929年に建てられた重厚感あるスタイルが特徴的ですが、設備は改装されて近代的です。

オプションは必要?不要?

トロントのツアーはフリープランが多いので必要に応じてオプションを付ける必要があります。ここからはナイアガラの滝観光と空港送迎についてオプションは必要かどうかをご紹介していきましょう。

ナイアガラの滝観光

ナイアガラの滝
ナイアガラの滝

まずはナイアガラの滝観光です。トロント近くにある世界三大瀑布の一つでぜひ行ってみたいという方も多いですが、オプションは必要なのでしょうか。

トロントからナイアガラの滝へアクセスするにはいくつか方法がありますが、一般的なのはバスです。ダウンタウンにあるバスターミナルからナイアガラの滝に行く直行便が日に何本も出ていますので、それに乗れば2時間ほどで到着します。

ナイアガラの滝周辺は非常にコンパクトなのですべてを徒歩で見て周ることが可能です。ただし、バスターミナルは滝から少し離れたところにあり歩くと30分ほどかかります。現地のバスに乗るか、タクシーを使うのがおすすめです。

トロントからナイアガラの滝まで行く観光客はかなり多いので、バスターミナルなどの表示も大きく、地図もたくさんあります。ただし、日本語ではなくすべて英語でのやり取りになるので、言葉に自信がない場合はオプションのツアーがおすすめです。

また、ナイアガラの滝の周辺にはワイナリーがあったり、ナイアガラ・オン・ザ・レイク(Niagara on the Lake)という小さな街があり、時間がある場合はぜひ立ち寄りたいスポットです。公共の交通機関を使って行くのは難しいので、これらに立ち寄るツアーを探すのも一つの方法です。

空港送迎

ピアソン国際空港
ピアソン国際空港

空港送迎のオプションも付けるかどうか迷う方が多いのではないでしょうか。日本からトロントに来る場合はピアソン国際空港を利用することになります。ピアソン国際空港からダウンタウンまでは、以前はタクシーを利用するか、バスと地下鉄を乗り継ぐ方法しかありませんでした。

しかし、数年前にUPエクスプレスというピアソン国際空港とダウンタウンのユニオン(Union)駅を結ぶ電車が出来ました。これに乗ると25分間、料金も12.35ドルでダウンタンまでアクセスが可能です。
ユニオン(Union)駅には地下鉄も接続していますので、そのままホテルの最寄の駅まで行くことができます。ほとんどの駅にはエレベーターも完備されているのでスーツケースがあっても問題ありません。

ただし、このUPエクスプレスも地下鉄も24時間営業ではありません。深夜1時前にピアソン国際空港を出発する便が最終ですので、それ以降はタクシーを利用することになります。

また、日本からトロントはかなり距離があり、羽田からの直行便でも約12時間というフライトになります。時差もあり、重い荷物もあるような場合は、送迎のオプションを付けておいて安心して旅行がスタートできるようにするのもおすすめです。

トロントの気候情報、旅におすすめの時期は?

厳しい寒さの冬
厳しい寒さの冬

トロントに限らずカナダと言えば極寒というイメージがあるのではないでしょうか。トロントと札幌はほぼ同じ緯度にあるので気候も似たような感じです。ただ、トロントの方が湿気が少ないのでカラッとしています。

一年の中で一番長いのはもちろん冬で、11月には真冬のコートを出す日も多いです。10月中に初雪が降る年も珍しくありません。そこからは体感気温でマイナス30度になる日もある厳しい冬が続きます。

ようやく春の兆しが見えてくるのが3月ごろ。4月になると少し薄手のコートで外出が出来る日も出てきますが、まだまだ雪が降ることもあります。トロントには実は桜があるのですが、満開になるのは5月です。

そして短い夏と言えるのが7月から9月です。とはいっても、しっかり暑いのは8月ぐらいで9月に入るとTシャツ一枚では寒い日が多くなり、木によっては葉っぱが色づき始めます。

トロントを旅行する時におすすめの季節ですが、トロントのダウンタウンを楽しみたいという方におすすめなのは夏から秋にかけてです。日本のような蒸し暑さは全くないので、非常に快適に過ごすことができます。夏にはお祭りやイベントも多く開催され、街中がワイワイと活気に満ち溢れる時期です。

紅葉
紅葉

モントリオールやケベックへ紅葉を目当てに周遊をしたいという方におすすめの時期は10月です。紅葉は年によってピークが異なるため一番美しい時期に観光するのは難しいですが、トロント、モントリオール、ケベックと少しずつ北上することになるので、どこかの地でピークと重なることが多いです。

そして、オーロラを鑑賞したいという場合のおすすめは夏か冬です。オーロラと聞くと冬しか見られないというイメージの方が多いかもしれませんが、実はオーロラは条件さえ揃えば一年中観測が可能です。

ただし、オーロラが見えるぐらい空気が澄んでいること、日照時間が短いこと(オーロラが見えるチャンスが長くなる)を考えると夏の終わりから冬となります。

そもそもトロントってどんなところ?

トロントの基本情報

市庁舎前にあるサイン
市庁舎前にあるサイン

トロントがあるのはカナダの東側、オンタリオ州です。日本との時差は基本は14時間ですが、サマータイムを導入しているので夏の時差は13時間となります。

通貨はカナダドルです。紙幣は100ドル、50ドル、20ドル、5ドルですが、一般的によく使用されているのは20ドル札ぐらいまでです。コインは2ドル、1ドル、25セント、そして5セントです。キャッシュレス化が進んでいるので、ほぼどこでもクレジットカードかデビットカードが使用できます。

カナダの公用語は英語とフランス語ですので正式な書類などはすべて2言語で書かれているほか、スーパーなどで販売されている商品にも2言語で表示があります。

外国に行く際に気になるのはビザですが、日本国籍を保有している場合は6ヵ月間の観光目的であればビザを取る必要はありません。ただし、カナダ出国日プラス1日以上の有効期限があるパスポートを保持している必要があります。

また、2016年3月15日(火)より、オンラインビザである電子渡航認証(eTA)の取得が義務付けられました。取得はオンラインで手続きが可能で、問題がなければ即時発行されます。有効期限は5年間、料金は7ドルです。

世界中から人が集まる人種のモザイク

ダウンタウンにある高層ビル
ダウンタウンにある高層ビル

2016年に行われた国勢調査によるとトロントの人口は280万人となりました。これは北米では4番目に人口の多い都市となります。もちろん、カナダ国内では最大です。

そして面白いデータが、トロント人口の半分が外国生まれだということです。これがトロントが「人種のモザイク」とも言われる所以です。

トロント市内にはチャイナタウンのようなエスニックタウンが80以上も存在していると言われるほどで、トロントという名前の由来の一つとされる先住民族の言葉「出会いの場所」にも大いに納得ができます。

トロントの歴史は1793年にさかのぼります。アッパーカナダの初代副総督であったジョン・グレイブス・シムコ―によって現在のトロントのある場所に町が作られました。当時の名前はトロントではなくヨークでした。その後、1813年の米英戦争の最中にアメリカに数日間のみ占拠されるなどの歴史を経て、1984年に市制となるに従いトロント市が誕生しました。

地下鉄を使って観光が可能

地下鉄
地下鉄

トロント市としては東京都位の大きさがありますが、観光で動き回るぐらいのエリアは意外とコンパクトなサイズです。坂もあまりなく、道も碁盤の目まではいきませんが、かなり分かりやすく整備されているので地図があれば自由に動き回れます。

また、CNタワーや旧市庁舎、セントローレンス・マーケット(St. Laurence Market)などの主要観光地はどこも地下鉄の駅から徒歩圏内にありますので、徒歩と地下鉄を組み合わせた観光プランがおすすめです。

トロントを網羅している公共の交通機関はToronto Transit Commissionと言い、通称はティーティーシー(TTC)と呼ばれています。具体的には地下鉄、バス、そしてストリートカーがあります。地下鉄の路線は非常にシンプルでなんと次の4路線しかありません。

Yonge-University Lineとも呼ばれるライン1は、南北にUの字を描くように走っているラインです。地図では黄色で表されるのでイエローラインとも呼ばれます。観光で多用するのはこのラインです。

Bloor-Danforth Lineとも呼ばれるライン2は、トロントを東西に走っています。空港まで地下鉄とバスで行く際にはこのライン2を利用することになります。地図では緑で表されるのでグリーンラインとも呼ばれます。

Scarborough Lineとも呼ばれるライン3は、トロントから隣のスカボロー市を結ぶラインですが、観光で使うことはないでしょう。そして、Sheppard Lineとも呼ばれるライン4は、トロントの北東部を走っています。こちらも観光で使うことはないでしょう。

地下鉄
地下鉄

料金は現金で払うと一般が3.25ドルです。65歳以上に適応されるシニア割引もあり、2.10ドルで乗ることができます。また、12歳以下は無料で乗ることができます。

TTCのチケットは距離制ではなく、回数制を取っています。また、地下鉄、ストリートカー、バスは共通のチケットで乗ることができますので、ピアソン国際空港まで地下鉄とバスを乗り継いで行っても3.25ドルしかかかりません。

現金で乗る際に注意したいことはお釣りが出ないという点です。毎回、現金でちょうど準備しておかなければなりません。日本だと駅の構内やバスの車内に両替機が設置してあったりしますが、トロントのTTCにはありません。乗る前には小銭をしっかり準備しましょう。

トロントにしばらく滞在し、地下鉄に乗る機会が多くなりそうならばぜひおすすめしたいのがプレストカード(PRESTO Card)の購入です。これは、日本で言うとSuicaのようなシステムであらかじめお金をチャージしておくことができます。

このカードは、大きな地下鉄の駅にある自動販売機やショッパーズ・ドラッグマート(Shoppers Drug Mart)と呼ばれるドラッグストアで購入ができます。カード本体の値段は6ドルするのですが、これを使って乗ると現金だと1回3.25ドルのところが3.10ドルに割引されます。

プレストカードの利点はそれだけではありません。このカードで乗車すると2時間以内は乗り換えし放題になるのです。

例えば、ホテルのあるA駅からB駅まで行って食事をし、B駅からA駅まで戻ってくるとしましょう。現金で払う場合は2回乗車となりますので、合計で6.50ドルが掛かります。しかし、プレストカードを使用し、初めにA駅から乗る時と食事を終えてB駅から乗る時が2時間以内であれば3.10ドルで済んでしまうのです。

トロント旅行の見どころ

近代的な建物と歴史的な建物の調和

ダウンタウンの一角
ダウンタウンの一角

カナダの首都はオタワですが、首都と間違われることも多いぐらい経済の中心としてカナダをけん引しているのがトロントです。金融の面でも世界的に重要な位置を占め、ダウンタウンには高層ビルが立ち並びます。

また、住宅の価格の高騰により、市内の一軒家は軒並み一億円を超える値段が付けられています。そのため新しいコンドミニアムの建設が進み、ダウンタウンを歩いているとあそこでもここでも新しいコンドミニアムが建設中という状態です。

それではダウンタウンにはそのような近代的なビルしかないかと言うと、何百年も歴史を持つビクトリア式古い建物もビルの間に残っているのがトロントの面白いところです。

観光スポットとしても大人気のセント・ローレンスマーケット(St. Laurence Market)の周辺は、オールド・タウン(Old Town)と呼ばれており、いわゆる旧市街として歴史ある建物が多く残っています。教会や公園などもあるエリアですので、ゆっくりと散策するのにおすすめです。

カナダの名門大学であるトロント大学(University of Toronto)にも趣のある建物がたくさん残っています。レンガ造りの建物が多く、まるでハリーポッターの世界に迷い込んだような気分を味わうことができます。

旧市庁舎
旧市庁舎

イートンセンター(Eaton Center)の近くにあるトロント市庁舎(City Hall)は1965年に建てられたものです。弧を描くようなユニークな形が特徴的な近代的なビルですが、そのすぐ隣にあるのが旧市庁舎(Old City Hall)です。

こちらは1899年から使用されていたもので、現在は裁判所になっています。残念ながら内部に自由に立ち入ることはできませんが、細かな装飾が美しい歴史ある建造物です。

隣同士に建っている新旧の市庁舎。面白い対比になっていますのでぜひ訪れてみてください。ちなみに、市庁舎の前には冬には無料のスケートリンクが登場します。

エスニックタウンでグルメ三昧

世界の国旗
世界の国旗

世界中からの移民で構成されているトロント。トロント市民のほぼ半数が外国生まれであるというデータからも分かるように、世界中の文化と触れ合えるのが特徴です。そして市内には、中華街やイタリア人街などの多数のエスニックタウンが存在します。

日本でも横浜や神戸の中華街に行けば本場の中華料理が食べられるように、トロント市内にあるエスニックタウンを巡れば本場の味を楽しめるというわけです。

中華街(Chinatown)

地下鉄のスパダイナ(Spadina)駅からストリートカーに乗ると街並みに漢字が増えてきます。ダンダス(Dundas)通りとの交差点周辺が中華街にあたり、美味しい中華料理のお店が立ち並びます。

トロントの中華料理の美味しさは世界的にも知られており、アメリカ在住の中国人を乗せたツアーバスが停まっていることも珍しくありません。

ギリシャ人街(Greektown)

地下鉄のペイプ(Pape)駅で下りるとその周辺はギリシャの雰囲気です。青と白のコントラストが爽やかなギリシャの国旗が掲げてある通りには、ギリシャスイーツのお店も多くあります。ギリシャコーヒーと一緒にぜひどうぞ。

日本にはあまり広まっていませんが、ギリシャの串焼きであるスブラキを食べられるお店も多いです。日本人の口にもよく合います。

韓国人街(Koreatown)

トロントには大きな韓国人コミュニティーもあります。地下鉄のクリスティー(Christie)駅から東側へ歩くとそこはまるで韓国。日本でも人気のスンドゥブチゲのお店も多数あり、カナダ人も行列を作ります。

韓国コスメやアパレルのお店、韓国スーパーもあり、トロント在住の日本人もよく通う一帯です。最近では日本と同じようにタピオカドリンクのお店も増えてきました。

イタリア人街(Little Italy)

特に夏になるとにぎやかさが一層増すのがイタリア人街です。地下鉄のバサスト(Bathurst)駅から歩くと20分ぐらいで行くことができますが、ストリートカーに乗ると5分ぐらいで到着します。

付近には美味しいジェラートやピザのお店が多く、夏はパティオで食事が出来るところも多いです。

インド人街(Little India)

トロントにはインド人街もあります。カレッジ(College)駅から東へと向かうストリートカーに乗っていると、だんだんと街並みが変化していくのがよく分かります。

インドやパキスタン料理のお店が増えるのはもちろん、色鮮やかなサリーを飾っているショーウィンドウも多く、歩いているだけでも楽しいエリアです。

本格的なプロスポーツ観戦

ロジャース・センター
ロジャース・センター

トロントには様々なプロスポーツチームがあります。ダウンタウン内には本拠地となっているアリーナなどがあり、どこも地下鉄の駅からも近いのでチャンスがあればスポーツ観戦をしてみることもできます。

トロント・メープルリーフス(Toronto Maple Leafs)

トロントだけでなくカナダ全土で熱狂的なファンが多いのがアイスホッケーです。日本だと大きくなったらサッカー選手になりたいという夢を持つ子どもさんも多いですが、カナダの場合は断然ホッケー選手が人気です。

北米のプロアイスホッケーリーグはナショナル・ホッケー・リーグ(NHL)と呼ばれ、トロントのチームはトロント・メープルリーフです。本拠地はダウンタウンにあるスコシアバンク・アリーナ(Scotiabank Arena)。以前はエアカナダセンターと呼ばれていたこのアリーナは、ユニオン(Union)駅から徒歩でいくことが出来るカナダ最大の屋内競技場です。

シーズンは10月から始まり、4月にはプレーオフが、6月にはシーズンのナンバーワンを決めるスタンレー・カップ(Stanley Cup)が開催されます。

アイスホッケー(イメージ)
アイスホッケー(イメージ)

大人気のスポーツとあって、チケットの値段も約50ドルから、スタンレー・カップとなると一番安い席でも数百ドルからとなります。また、競争率も高いのでアイスホッケー観戦をしたい場合はチケットはなるべく早い購入がおすすめです。

ナショナル・ホッケー・リーグでなくても、アイスホッケーの雰囲気を味わってみたいという方には、トロント・マーリーズ(Toronto Marlies)の観戦もおすすめです。こちらは下部リーグのアメリカン・ホッケーリーグ(AHL)に所属するチームです。チケットも20ドルほどから購入でき、競争率も高くありません。

ちなみに、アイスホッケー好きにぜひおすすめのスポットがホッケーの殿堂(Hockey Hall of Fame)です。アイスホッケーの歴史や選手についての展示があるほか、実際にプレーをしている気分を味わえるシュミレーションやグッズ売り場もあります。

トロント・ブルージェイズ(Toronto Blue Jays)

ロジャース・センター
ロジャース・センター

日本では大リーグと呼ばれることも多いメージャーリーグ・ベースボール(MLB)に所属するプロ野球チームがトロント・ブルージェイズです。

アメリカ国外に唯一拠点を持つチームで、以前は川崎選手や青木選手も所属していました。本拠地はCNタワーのすぐそばにあるロジャース・センター(Rogers Centre)です。世界初の可動式屋根のついたスタジアムで、野球の試合の場合は5万人収容することができます。

トロント・ブルージェイズのシーズンは3月から9月まで。シーズンの後半になってくるとよい席は手に入りにくいですが、とりあえず試合が見てみたいというような場合は当日券でも十分に楽しめます。

おすすめは500Lvと呼ばれるエリアです。大リーグの雰囲気を味わってみたいという方にぴったりの球場全体を見渡すことができる位置で、値段は最安値の20ドルほど。そして、このエリアからはCNタワーも見ることができます。

トロント・ラプターズ(Toronto Raptors)

2019年6月13日(木)、全米プロバスケットボール(NBA)で初優勝を果たしたのがトロント・ラプターズです。球団設立24年目にして初めての優勝ということもあり、優勝が見えてきてからの試合の日は会社や学校を休む人も続出しました。

優勝パレードは約100万人ともそれ以上とも言われる熱狂的なものとなりました。そんなトロント・ラプターズの本拠地はトロント・メープルリーフと同じくスコシアバンク・アリーナです。

シーズンは10月から4月まで、その後にプレーオフが行われます。チケットの値段は約50ドルから。競争率もかなり高いので早めの購入がおすすめです。

今回ご紹介したスポーツのほかには、プロテニスツアーのロジャース・カップ(Rogers Cup)や佐藤琢磨選手で人気のインディーカー(IndyCar)などがトロントで開催されます。

高級ブランドから古着までのショッピング

ケンジントン・マーケット
ケンジントン・マーケット

トロントではショッピングを楽しむこともできます。トロントの銀座とも呼ばれているのがヨーク・ビル(Yorkville)です。エルメスなどの高級ブランド店が立ち並ぶエリアで、高級レストランも多いです。

トロント国際映画祭の期間中はハリウッドスターがプライベートでショッピングや食事にも訪れることでも知られています。

ショッピングモールならばイートン・センター(Eaton Centre)がおすすめです。地下鉄のクイーン(Queen)駅とダンダス(Dundas)駅から直結しているトロント最大のショッピングモールで、カナダ発祥のブランドであるルーツ(Roots)など、300以上のお店が入っているほか、巨大なフードコートもあります。

古着やアクセサリーを買いたい時におすすめなのがケンジントン・マーケット(Kensington Market)です。おしゃれな若者が集まるエリアで、古着を扱うお店が多数あるほか、カフェや雑貨屋などもあり歩いているだけでも楽しい一角です。

様々な美術館や博物館

オンタリオ美術館
オンタリオ美術館

日本では、美術館や博物館はあまり日常的に足を運ぶ場所ではありませんが、トロントではかなり身近な存在です。トロント市内に数多くある美術館や博物館は無料で入れる日を設けるなど、誰でも気軽に芸術に触れることが出来る環境が整っています。ダウンタウンにありアクセスの便利なスポットをいくつかご紹介しましょう。

オンタリオ美術館(Art Gallery of Ontario)

最近、25歳以下は無料で入れるようになったのがオンタリオ美術館です。ヨーロッパの絵画はもちろん、カナダ人アーティストの作品も多いほか、草間彌生の作品もあります。また、曲線が美しい建物自体も作品の一つで、カナダ人であるフランク・ゲーリーの設計です。

ロイヤル・オンタリオ博物館(Royal Ontario Museum)

ロイヤル・オンタリオ美術館
ロイヤル・オンタリオ美術館

印象的な外観が特徴的なのがロイヤル・オンタリオ博物館です。以前はビクトリア建築の重厚なデザインだったのですが、改築後は近代的な要素が加わりました。

コレクションの数は北米でも最大規模の約600万点です。自然史のエリアが特に人気で、全長が27メートルにもなるバロサウルスの骨格標本は迫力満点です。第3月曜日の17時30分以降は無料で入ることができます。

バータ靴博物館(The Bata Shoe Museum)

トロントには靴のみを扱った博物館もあります。外から見るとあまり大きくない建物ですが、コレクションの数は約1万2,000点。靴の歴史を紹介するコーナーや有名人の靴の展示などがあります。カナダ人アーティストであるジャスティン・ビーバーの靴や、ピカソの靴まであります。

無料で入ることの出来る日はありませんが、木曜日の17時以降は自分の好きな寄付金額で入れるPay What You Can という日になっています。博物館からの推奨金額は5ドルです。

ガーデナー博物館(Gardiner Museum)

ロイヤル・オンタリオ博物館のすぐ近くにあるのがガーデナー博物館です。陶磁器を専門に扱う博物館で、もともとはトロントの実業家であったガーデナー夫妻のコレクションでした。

コレクション数は約3,000点と規模は小さめですが、有田焼などの日本の陶磁器なども展示されているなど見どころはたっぷりです。水曜日の14時以降は半額で入ることができます。

定番スポット10選

CNタワー(CN Tower)

CNタワー
CNタワー

東京のスカイラインを描く時に欠かせないのが東京タワーやスカイツリーですが、トロントの場合はCNタワーです。ダウンタウンの南側に建っている塔で、完成したのは1974年です。高さは533.33メートル。2007年にはドバイのブルジュ・ハリファにその座を譲りましたが、その前までは世界一高い自立式建築物でした。

タワーの上には展望台が設けてあり、トロントの街を一望することができます。街がほぼ碁盤の目状になっている点や公園が多い点、コンドミニアムの建築ラッシュが続いている点などがよく観察できます。

また、タワーから北は高層ビルの立ち並ぶ大都会ですが、南にはオンタリオ湖があり、トロントアイランドも見えるなど広大な自然が広がります。この都会と自然のコントラストも非常に面白い点です。

地上351メートルのところには360レストラン(360 Restaurant)があり、カナダ産の食材を使った料理を楽しむことができます。名前の通り360度の絶景を楽しめるようにフロアごとゆっくり回転をしているのが特徴で、特に夕方から夜の時間帯は夕陽から始まり夜景まで楽しめるので人気の時間帯となっています。

CNタワー(CN Tower)

CNタワー(CN Tower)

290 Bremner Blvd, Toronto, ON M5V 3L9 カナダ

トロントのランドマークタワー、CNタワー! CNタワーは登っても良し、外から見るだけでも良し! 上まで登ると、トロントの街やオンタリオ湖まで見渡すことができます。天気の良い日に行くととっても良いものが見れますよ★

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セント・ローレンスマーケット(St. Lawrence Market)

セント・ローレンスマーケット
セント・ローレンスマーケット

外観からして雰囲気のあるセント・ローレンスマーケットは「トロントの台所」とも呼ばれ、200年以上もの長い間愛され続けています。建物は2階建てになっており、120以上ものお店が所狭しと営業をしています。

カナダならではの巨大なサーモンの切り身があったり、メープルシロップの種類の豊富さに驚いたりと見て周るだけでも面白く、日本では見られないような食材も数多くあります。また、ピカピカ光るほど新鮮な野菜や果物を扱っているエリアは、まさに外国のマーケットといった雰囲気たっぷりです。

店内で焙煎までしているコーヒーショップやモントリオールベーグルの買えるベーカリーなど人気店が多いですが、一番人気はフィッシュアンドチップスなどのシーフードメニューが美味しいバスターズ・シー・コーブ(Buster’s Sea Cove)です。

また、下の階にはお土産屋も多く、値段も良心的です。キッチン用品を売っている店にはメープルの形のクッキー型などもあり、それをお土産にするのもおすすめです。

セント・ローレンスマーケット(St. Lawrence Market)

セント・ローレンスマーケット(St. Lawrence Market)

93 Front St E, Toronto, ON M5E 1C3 カナダ

トロントの台所、セント・ローレンスマーケット! いわゆる市場のようなところです。中にはカナダのお土産やメープルシロップ、30種類以上あるマスタードやカナダで有名なアイスワインなどあらゆるものが売られています。観光にもお土産を買うにもぴったりのスポット!

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ハーバーフロント(Harbourfront)

ハーバーフロント
ハーバーフロント

ダウンタウンの一番南、海のように広いオンタリオ湖に面したエリアをハーバーフロントと呼びます。人工港であるこのエリアは美しく整備されており、オンタリオ湖からの風を浴びながら散策するのにぴったりです。

ハーバーフロントを東から西にかけて順番にご紹介してきましょう。まず一番東にあるのがトロントアイランドへ行く時に乗るフェリーターミナルです。チケット売り場もすぐそばにあります。

そして次に見えてくるのがイヌイットアート美術館(Museum of Inuit Art)です。規模はあまり大きくない美術館ですが、日本ではなかなか見る機会のないカナダ北極圏のイヌイットアートが数多く展示してあります。

少し歩くと広い人工芝のスペースがあり、中心部分には美味しいコーヒーの飲めるカフェもあります。そして隣には野外のイベントスペースがあります。夏には毎週のようにイベントが開催されています。

ハーバーフロントには体を動かして楽しめるアクティビティもあります。カヌーやカヤックをレンタルしてオンタリオ湖を水上から楽しむことが出来たり、冬には野外のスケートリンクが登場します。スケート靴が無くても現地でレンタルできるので、カナディアンに交じってトロントの冬を満喫してみるのはいかがでしょう。

トロントのクラフトビールが飲める醸造所併設のパブなど、ランチやディナ―スポットも数多くあります。

ハーバーフロント(Harbourfront)

ハーバーフロント(Harbourfront)

カナダ オンタリオ トロント ハーバーフロント

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リプリーズ水族館(Ripley’s Aquarium of Canada)

クラゲ(イメージ)
クラゲ(イメージ)

ハーバーフロントから少し北へ行くとあるのがリプリーズ水族館です。2013年の10月にオープンしたこちらの水族館は、カナダ最大の屋内水族館です。館内には、15,000体以上の海洋生物が飼育されており、様々な趣向を凝らした展示で子どもから大人まで楽しむことができます。

水族館の中で一番人気なのが「Dangerous Lagoon」にある水中トンネルです。水槽の中には15匹以上のサメが飼育されており、ゆったりと泳ぐ様子を観察することができます。

神秘的な姿に思わず時を忘れて見入ってしまうのがクラゲの展示が行われている「Planet Jellies」です。8つのタンクがあり、少しずつ変化していく照明とクラゲのゆったりとした動きの融合は、まさにアートとしか言いようがありません。

子どもさんを中心に大人気のエリアが「Discovery Centre」です。ここでは実際に海洋生物に触ってみることができるほか、津波が起こる仕組みなどがよく分かるような展示があります。ほかには飛ぶように泳ぐエイの水槽「Ray Bay」などもあり、滞在時間は2時間は必要でしょう。

館内にはカフェやお土産屋などもあります。屋内にあるので天候に左右されないスポットとして大人気のリプリーズ水族館。日によってはチケット売り場に行列が出来ていることもあります。

リプリーズ水族館(Ripley’s Aquarium of Canada)

リプリーズ水族館(Ripley’s Aquarium of Canada)

288 Bremner Blvd, Toronto, ON M5V 3L9 カナダ

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トロントアイランド(Toronto Island)

トロントアイランド
トロントアイランド

トロントの南にはオンタリオ湖が広がっていますが、そこに浮かぶ島がトロントアイランドです。ハーバーフロントからフェリーに乗ってたった15分で気軽にアクセスが出来るとあって、夏になると自然を満喫しに行く人で大賑わいです。

一般的にトロントアイランドと呼ばれていますが、実はいくつかの島が集まっており、それぞれにアトラクションがあります。島同士は橋で接続されているのですべて歩いてみることもできますが、意外と大きいので島内でレンタルサイクルをすると効率よく見て周ることができます。

小さな子どもさんが一緒の場合は、メリーゴーラウンドやゴーカートなどの乗り物もあるセンタービル・アミューズメントパーク(Centerville Amusement Park)は外せません。園内には小さなファームもあり、馬やうさぎなどが飼育されています。

ビーチもいくつかあります。マニトウビーチ(Manitou Beach)にはシャワールームなども完備されています。ちなみに、マニトウとは先住民族の言葉で「神の住む場所」を意味します。また、ヌーディストビーチであるハンランズポイントビーチ(Hanlan’s Point Beach)もあります。

ほかには五大湖で最古の灯台があったり、カヌーやカヤックがレンタルできる場所があったり、野球場やテニス場、ゴルフ場などまであります。島内にはレストランやカフェもありますので、ゆったりと時間を取って大自然を満喫するのがおすすめです。

ちなみに帰りのフェリーに乗るのは暗くなってからがおすすめです。フェリーからはダウンタウンの夜景がとても綺麗に見えると写真愛好家からも人気が高いです。

トロントアイランド(Toronto Island)

トロントアイランド(Toronto Island)

カナダ オンタリオ トロント トロント島

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オンタリオ美術館(Art Gallery of Ontario)

オンタリオ美術館
オンタリオ美術館

頭文字を取ってエージーオー(AGO)と呼ばれることが多いオンタリオ美術館。1900年に建てられ、北米では最大級の美術館の一つでもあります。

館内に足を踏み入れるとまず驚くのはその建築美。2008年トロント出身の建築家であるフランク・ゲーリーにより増改築が行われた館内は、木を多用した流れるようなデザインが特徴的です。館内に入ってまっすぐに進んだところにある階段はまさに息をのむような美しさです。

コレクションは約68,000点でピカソなどのヨーロッパの絵画も多く展示されていますが、やはりカナダの美術館ということで注目してもらいたいのが2階にあるカナディアンアートです。トム・トムソンやエミリー・カーなどの作品が数多く展示されています。

また、彫刻家であるヘンリー・ムーアのコレクション数は世界最大であるほか、2019年5月に常設展の仲間入りをしたのが草間彌生の「LET’S SURVIVE FOREVER」です。以前は特別展として展示されていた作品の一つなのですが、およそ1億円という値段でオンタリオ美術館が買い取りました。

オンタリオ美術館(Art Gallery of Ontario)

オンタリオ美術館(Art Gallery of Ontario)

317 Dundas St W, Toronto, ON M5T 1G4 カナダ

ロイヤルオンタリオ博物館の次に人気のAGO! ここでは主にカナダのアートを見ることができます。 館内もさすが美術館!というようなおしゃれでユニークな作りになっているので作品だけでなくこの建物自体も楽しむことができます。

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ディスティラリー地区(Distillery Historic District)

赤レンガ(イメージ)
赤レンガ(イメージ)

2003年に芸術や文化、グルメなどを楽しむ一角としてオープンしたのがディスティラリー地区です。レンガ造りの建物が立ち並ぶエリアで、トロントの若者のデートスポットとしても人気です。

1830年代にはウィスキー醸造所として使われていた建物が再利用されているため、ビクトリア時代にタイムトラベルしたような気分に浸ることができます。

エリア自体はそこまで大きくなく、お店に入らず歩いて回るだけなら30分もあれば十分です。屋外アートも数多くあり、多数の南京錠で彩られたLOVEという文字などが写真スポットとして大人気です。

どの季節に訪れるのもおすすめのディスティラリー地区ですが、特に見ごたえがあるのは冬の時期です。クリスマスマーケットが11月の後半から開催されるのですが、地区内に登場する巨大なクリスマスツリーは圧巻の一言です。夜にはライトアップも行われます。

ディスティラリー地区(Distillery Historic District)

ディスティラリー地区(Distillery Historic District)

カナダ 〒M5A オンタリオ トロント ザ・ディスティラリー・ディストリクト

トロントに来たら絶対欠かせないおしゃれな観光スポット!19世紀当時の赤レンガ造りの建物がずらりと並びます。 エリアの中にはお土産屋さんからカフェ、レストラン、そして蒸留酒のお店まで!

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カサ・ロマ(Casa Loma)

カサロマ
カサロマ

トロントには数多くの高級住宅地があり、まるでお城かと思うような豪邸が立ち並びますが、その中でもひときわ豪華絢爛な邸宅がカサ・ロマです。ナイアガラの滝を利用した水力発電事業などで巨額の富を築き上げたヘンリー・ペラット卿の邸宅だったもので、現在はトロント市が管理をし、一般に公開されています。

カサ・ロマとはスペイン語で「丘の上にある邸宅」という意味ですが、まさにその通りの高台にあり、トロントのダウンタウンもよく見えます。邸宅は約6,000平方メートルの広さで、部屋数はなんと98もあります。

どの部屋もとにかく豪華な装飾がなされているのですが、特に素晴らしいのは温室です。個人の持ち物とは到底思えないような規模で、天井にある大きなステンドグラスは必見です。

日本語でのオーディオガイドもありますのでぜひ時間をかけて一部屋ずつゆっくりと見て周ってください。ちなみにこのカサ・ロマは「シカゴ」や「Xメン」などのロケ地にもなりました。

 カサ・ロマ(Casa Loma)

カサ・ロマ(Casa Loma)

1 Austin Terrace, Toronto, ON M5R 1X8 カナダ

映画の舞台としても使われるトロントの豪邸「カサ・ロマ」! まるでお城のようですが、実はこれカナダの大富豪が昔住んでいたお家なんです! 中はかなり広いため、ゆっくり見て回るには朝早くから行くことをおすすめします。 頻繁にイベント等も行われているため公式ウェブサイトでスケジュールを確認してから訪れましょう★

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ケンジントン・マーケット(Kensington Market)

古着屋
古着屋

トロントのアーティストやヒッピーたちが集まる場所として人気なのがケンジントン・マーケットです。もともとは100年以上前にユダヤ系の移民が開いた一角で、現在はアートあり、古着あり、カフェありと何でもありの雑多な雰囲気が魅力です。

このエリアに来たらまず楽しみたいのがエスニックなアートです。壁という壁には大きなペイントがありますし、道路に停めてある車にすらペイントが施されています。

また、古着を扱うお店が多いのも特徴的です。質は色々ですが値段がかなり安いので宝物探し感覚でお気に入りを見つけてください。日本からわざわざ買い付けに来るという業者さんもいるほどですので、おしゃれ度はお墨付きです。

オーガニック食品を扱うお店や新鮮な野菜が並ぶ八百屋などもあり、食材の買い出しに来る人も多いです。そして、カフェやレストランも立ち並び、常に目が離せないヒップな一角を形成しています。

ちなみにこのケンジントン・マーケットのすぐ近くにはチャイナタウンがありますので一緒に訪れるのもおすすめです。少し歩くと世界でも有数の大学であるトロント大学のキャンパスもあります。

ケンジントン・マーケット(Kensington Market)

ケンジントン・マーケット(Kensington Market)

カナダ オンタリオ トロント ケンジントン・マーケット

昔はユダヤ系の人々が多く住んでおり、その後、ヨーロッパやアジア、アフリカなど様々な国から人が集まり、現在では多様な文化が交じり合うエリア!アーティスティックなウォールアートや古着、カフェ巡りが楽しめます。

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トロント動物園(Toronto Zoo)

トロント動物園
トロント動物園

開園したのは1974年のトロント動物園。広大な国土を誇るカナダの中で最大の動物園とあって、その面積はなんと287ヘクタールもあります。よく使われる例えですが、このトロント動物園は東京ドーム約60個分ですからその大きさの想像がつくでしょうか。ちなみに東京の上野動物園は14ヘクタールです。

園内には約500種類、約5,000頭の動物が飼育されています。一般的に日本の動物園だと様々な動物のエリアが次から次へと並んでいますが、このトロント動物園は広いので歩いて歩いて歩いていくと動物が見えてきます。

そしてそれぞれの動物たちに与えられたスペースの広いことにも注目です。より自然に近い環境でストレスなく動物たちを飼育するために、のびのびとしたまるで牧場のようなスペースに限られた頭数で飼育されています。

園内は大きく分けて7種類のエリアに分かれています。インド・マレー半島地域、アフリカ大陸、アメリカ大陸、ユーラシア大陸、ツンドラ地帯、オーストラリア大陸、そしてカナダ地域です。

敷地が大きいだけでなく、園内にも坂が多いので半日だけの滞在なら3つぐらいのエリアに絞るのがおすすめです。その時に必ずチェックしたいのがカナダ地域で、ムースやグリズリーベア、バイソン、クーガーなどカナダならではの動物を観察することができます。

園内にはカフェやピザ屋などもあるのでランチを取ることも可能です。トロント動物園はトロントの東部にあり、市内からだと地下鉄とバスを乗り継いで約1時間半ほどかかります。最低でも半日、余裕があれば1日は見ておきたい観光スポットです。

トロント動物園(Toronto Zoo)

トロント動物園(Toronto Zoo)

2000 Meadowvale Rd, Toronto, ON M1B 5K7 カナダ

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トロントのおすすめホテル10選

チェルシー ホテル トロント (Chelsea Hotel Toronto)


基本情報

【住所】33 Gerrard Street West, トロント市街, トロント(ON), カナダ, M5G 1Z4
【WiFi】利用可
【ペット】可

トロント ヒルトン ホテル (Hilton Toronto Hotel)


基本情報

【住所】145 Richmond Street West, トロント市街, トロント(ON), カナダ, M5H 2L2
【WiFi】利用可
【ペット】不可

コンフォート ホテル エアポート ノース トロント (Comfort Hotel Airport North Toronto)


基本情報

【住所】445 Rexdale Boulevard, エトビコ, トロント(ON), カナダ, M9W 6K5
【WiFi】利用可
【ペット】不可

インターコンチネンタル トロント ヨークビル (InterContinental Toronto Yorkville)


基本情報

【住所】220 Bloor Street West, トロント大学, トロント(ON), カナダ, M5S 1T8
【WiFi】利用可
【ペット】可

ボンド プレイス ホテル (Bond Place Hotel)


基本情報

【住所】65 Dundas Street East, ガーデン地区, トロント(ON), カナダ, M5B 2G8
【WiFi】利用可(共有エリア内)
【ペット】不可

シェラトン センター トロント ホテル (Sheraton Centre Toronto Hotel)


基本情報

【住所】123 Queen Street West, トロント市街, トロント(ON), カナダ, M5H2M9
【WiFi】利用可(共有エリア内)
【ペット】可

フェアモント ロイヤル ヨーク (Fairmont Royal York)


基本情報

【住所】100 Front Street W, トロント市街, トロント(ON), カナダ, M5J1E3
【WiFi】利用可(共有エリア内)
【ペット】可

ノボテル トロント ノース ヨーク ホテル (Novotel Toronto North York Hotel)


基本情報

【住所】3 Park Home Avenue North York, ノース ヨーク, トロント(ON), カナダ
【WiFi】利用可
【ペット】可

ダブルツリー バイ ヒルトン トロント ダウンタウン (Doubletree by Hilton Toronto Downtown)


基本情報

【住所】108 Chestnut Street, トロント市街, トロント(ON), カナダ, M5G 1R3
【WiFi】利用可
【ペット】不可

ホリデイ イン トロント ダウンタウン センター (Holiday Inn Toronto Downtown Centre)


基本情報

【住所】30 Carlton Street, チャーチ&ウェレスレー, トロント(ON), カナダ, M5B 2E9
【WiFi】利用可
【ペット】不可

トロントの年間イベント情報

1月下旬~2月上旬:ウィンターリシャス(Winterlicious)

寒い冬真っただ中のトロントですが、美味しい料理をお得な値段で食べられるイベントがウィンターリシャスです。ウィンターとデリシャスを合わせたイベント名からも分かるように、市内の有名レストランがこぞってお得なコースを準備します。

日ごろは高くてなかなか行けないといったレストランでも、この期間中はかなりリーズナブルな値段でコースが準備されるので試してみるチャンスです。人気レストランは受け付け開始と同時に予約で一杯になることもあります。ちなみに夏にはサマーリシャスも開催されます。

3月中旬:セント・パトリックデー・パレード(St. Patrick’s Day Parade)

5世紀ごろ、イギリスの北東にあるアイルランドにキリスト教を伝えたとされるのがセント・パトリックです。そして命日である3月17日はアイルランドでは祝日となっており、シンボルカラーである緑を身にまとってお祝いします。

アイルランドと関係の深いトロントでも盛大なお祭りが開かれ、3月17日前後にある日曜日にはパレードも行われます。

また、この期間はパブで緑色のビールが飲めることでも知られています。食紅で色付けされているだけですので味は普通のビールですが、なんとも不思議な見た目なのでぜひ試してみてください。

4月下旬から5月上旬:Hot Docsカナダ国際ドキュメンタリー映画祭(Hot Docs Canadian International Documentary Festival)

世界中からドキュメンタリー作品が集まってくるのがこのHot Docsカナダ国際ドキュメンタリー映画祭です。1993年に始まったこの映画祭には、世界中から200作品以上ものドキュメンタリーが集まります。規模としては北米最大です。

日本からの出品もあるこの映画祭、チケットは各作品ごとに購入することもできますし、10枚や20枚単位でチケットを購入すると割引も適応されます。

5月:ドアーズ・オープン・トロント(Doors Open Toronto)

旧市庁舎
旧市庁舎

ようやく暖かくなってきて、外へ出るにも分厚いジャケットは必要なくなったころに開かれるのがこのイベントです。ドアが開くというイベント名からも分かるように、日ごろは一般に公開されていない施設の内部を見学できるという貴重な機会です。
始まったのは2000年とまだ新しいイベントですが、年を経るごとに人気が高まり、現在では世界のドアーズ・オープンイベント中でも第3位の規模にまで成長をしました。

どのような施設が公開されるかは年によって異なりますが、平均して約150施設が参加します。ぜひチェックしたいのが、1800年代に建造された旧トロント市庁舎(Old City Hall)です。重厚な造りと綿密な装飾が見事な建物で隣にある新しい市庁舎とのコントラストも面白いです。

6月:トロント・ジャズ・フェスティバル(Toronto Jazz Festival)

ジャズ(イメージ)
ジャズ(イメージ)

暖かくなってくると音楽系の野外イベントが多いトロントですが、その中でも規模が大きいのがこのトロント・ジャズ・フェスティバルです。世界中から有名なジャズアーティストが招待され、市内に約40ヵ所設置されたステージでコンサートを開きます。

無料のコンサートも多く気軽にジャズに触れてみるよい機会です。数年前にはアレサ・フランクリンが無料の野外コンサートを行いました。

6月末:プライド・パレード(Pride Parade)

プライドフラッグ(イメージ)
プライドフラッグ(イメージ)

トロントでは、毎年6月はプライド・マンス(Pride Month)と位置付けられています。プライドという意味が表すようにLGBTQ+、つまり同性愛者や性的マイノリティであることを誇りに思おうという月なのです。

もともとトロントは同性愛者や性的マイノリティに対して非常にオープンな地域で、2003年には同性婚が合法となりました。街中でも同性愛のカップルを見かけることもまったく珍しくありません。

プライド・マンスである6月にはいつも以上にLGBTQ+に関する啓もう活動やイベントなどが多いのですが、そのハイライトとも言えるのが6月後半の日曜日に行われるプライド・パレードです。規模は北米最大級を誇り、パレードは午後2時から午後6時ごろまで続きます。

この日は誰もがプライドの色であるレインボーを身に付け、とにかく大盛り上がりです。鮮やかな衣装のドラッグクイーンや、チアリーディングの集団などがパレードに参加しているほか、ほぼ全裸で行進する人もいます。

7月中旬:カリビアン・カーニバル・トロント(Caribbean Carnival Toronto)

例年、7月中旬から8月初めの3週間にかけて実施されるこのイベントは、トロントのカリブ系の移民によって1967年にスタートしました。現在では、北米最大のカリブ系フェスティバルとなり、通称「カリバナ」と呼ばれています。

期間中はトロント市内の様々なところでダンスコンテストやカリブ系のフードイベントなどが行われていますが、一番の盛り上がりを見せるのが最終日の日曜日にあるパレードです。このパレードに訪れる人は100万人以上と言われていますから、規模の大きさの想像がつくでしょうか。

パレードが実施されるのは、ダウンタウンからは西南に当たるエリアです。当日は臨時のバスなども運行されますのでアクセスの心配はいりません。

パレードはとにかくきらびやかの一言です。セクシーな衣装に身を包んだダンサーが踊りながらパフォーマンスを競い合います。スチールドラムの音が響き渡り、とにかくみんなで楽しもうという雰囲気が漂います。ちなみにパレードは午前10時から午後18時過ぎまでありますので、体力に応じて観覧してください。

7月下旬:トロント・フェスティバル・オブ・ビアー(Toronto’s Festival of Beer)

ビール好きには見逃せないイベントがこちら、トロント・フェスティバル・オブ・ビアーです。世界中から90以上のビール醸造会社、400種類以上のビールが一同に会するというイベントで、会場ではアーティストの生ライブもあります。

トロントではここ数年クラフトビールブームが続いています。日本では飲めないようなビールが数多く揃っていますので、飲みすぎには気を付けながら色々と味わってみてください。会場は野外です。

9月:トロント国際映画祭(Toronto International Film Festival)

通称TIFF(ティフ)と呼ばれるこの国際映画祭、北米最大の国際映画祭で世界中から300以上の出品があります。規模としては、ベルリン映画祭、カンヌ映画祭にも肩を並べるほどのもので、有名監督や俳優も続々とトロント入りします。

2019年は是枝監督や新海誠監督の作品などが上映されるなど、日本の作品も多く上映されていますし、過去には宮崎あおいさんや上戸彩さん、阿部寛さんなどがトロント入りをしました。

映画祭と言えばスターが歩くレッドカーペットも醍醐味の一つですが、この映画祭でもプレミア上映前にはレッドカーペットが用意されます。一般人用のスペースも確保されているので、運が良ければサインがもらえたり、一緒に写真が撮れたりするかもしれません。

10月上旬:ヌーイ・ブランシェ(Nuit Blanche)

日に日に寒さが厳しくなるこの時期、トロント市を挙げての一大アートイベントが開催されます。イベントの名前はヌーイ・ブランシェ。フランス語で「白夜」という意味を持つこのイベントは、夜の間も太陽が沈まない白夜のように、一晩中アートを楽しもうというコンセプトです。

当日は日没と同時にイベントがスタートします。市内のあらゆるところにアート作品が展示されており、次の日に朝日が昇るまで夜を明かして楽しみます。

アートは、大きなビルの壁一面を使ったものや、光を使った幻想的なもの、音楽を印象的に使ったもの、観客もアートの一部となる参加型のものと本当に多種多様です。国内外から毎年数百人もの芸術家を招待しており、アートの数も約80ヵ所と大規模です。

11月中旬:サンタクロース・パレード(The Santa Clause Parade)

サンタクロース・パレード(イメージ)
サンタクロース・パレード(イメージ)

日本では一年で一番大切にされる行事はお正月ですが、ここトロントではクリスマスです。10月31日のハロウィーンが終わると街はいそいそとクリスマスの準備に入ります。

クリスマスの頃は極寒なので少しでも早い時期にパレードをという意味もあるのでしょうが、それにしても毎年気が早いと思ってしまうのが、この11月中旬の日曜日に開催されるサンタクロース・パレードです。

100年以上の長い歴史を持ち、世界でも最大規模を誇るトロントのサンタクロース・パレード。雪が降ることも珍しくありませんが、約30台のフロートに加え、クリスマスソングを演奏するマーチングバンドなどが参加し、最後にはサンタクロースの乗ったフロートが登場します。

12月31日:年越しカウントダウン(New Year’s Eve Bash)

トロント市庁舎
トロント市庁舎

トロントの一年を締めくくり、新しい年を迎えるイベントがダウンタウンにある市庁舎前でのカウントダウンです。そこまで大きくないスペースですが、毎年かなり多くの人が足を運ぶので押し合いへし合いの大混雑です。

当日は夕方からカナダ人アーティストを中心としたライブコンサートが始まり、カウントダウンは全員で大声で行います。そして新年を迎えた瞬間には花火が打ちあがります。時期的にかなり寒いのでお出かけの場合はしっかりした防寒対策をどうぞ。

トロントへの主要エリアからのアクセス・所要時間

成田から
エアカナダ航空 約12時間~13時間

就航している航空会社

トロントへの直行便は、羽田発のエアカナダ航空便があるのみです。所要時間は約12時間です。羽田を17:40に出発し、トロントには同じ日の16:45に到着しますので順調にいけば夕食前にホテルに入ることが可能です。

この便は全日空とのコードシェア便ですので、日本人のフライトアテンダントも搭乗しています。ちなみに日本に帰国する際は気流の関係で所要時間が約13時間となります。

日本からトロントまで乗り継いで行く方法は数多くありますが、所要時間が長いので出来れば乗り継ぎは1回までにするのがおすすめです。今回は乗り継ぎが1回の主な便をご紹介します。

直行便

エアカナダ航空

乗り継ぎ便

エアカナダ航空(札幌、成田、羽田、関空、福岡発着、羽田、バンクーバー、モントリオールで乗り継ぎ)
キャセイパシフィック航空(札幌、成田、羽田、関空発着、香港で乗り継ぎ)
エバー航空(札幌、成田着発、台湾、台北で乗り継ぎ)
中国東方航空(札幌、羽田、関空、福岡発着、上海、北京、広州で乗り継ぎ)
アメリカン航空(成田発着、ダラスやシカゴなどで乗り継ぎ)
フィリピン航空(成田発着、マニラで乗り継ぎ)
ユナイテッド航空(成田、羽田、福岡発着、サンフランシスコやシカゴなどで乗り継ぎ)
アシアナ航空(成田、福岡発着、ソウルで乗り継ぎ)
デルタ航空(成田、羽田発着、デトロイト、アトランタなどで乗り継ぎ)
大韓航空(羽田発着、ソウルで乗り継ぎ)
キャセイドラゴン航空(羽田、福岡発着、香港で乗り継ぎ)
上海航空(関空発着、上海で乗り継ぎ)

ツアーを選ぶときのTips集

トロントまで飛行機でどのぐらいかかりますか?

トロントのピアソン国際空港まで直行便が出ています。これに乗ると、トロントに来るときには約12時間、日本に戻る時には約13時間かかることになります。

何泊ぐらいのツアーが最も楽しめるでしょうか?

トロント市内だけを急ぎ足で観光するのであれば2日もあれば主要スポットは見て周ることができます。ナイアガラの滝にはどうしても1日必要ですので、トロントとナイアガラの滝を周るとすれば3泊5日となります。

博物館や美術館も含めてゆっくりと観光したい場合には4日は欲しいところです。飛行機で13時間かかるうえに時差もありますので、日程には出来る限り余裕を持たせるのがおすすめです。

英語が話せませんが大丈夫ですか?

日本語で地図などを準備している観光地はありますが、日本語対応はほとんどありません。ただし、トロントは移民が非常に多い国ですので拙い英語にも慣れている人が多いです。

また、カナダ人は親切な性格でも知られており、かなり無理やりの英語でも頑張って理解しようとしてくれます。勇気を出してどんどん話してみましょう。

レストランなどでチップは必要ですか?

日本にはない文化なので戸惑うことも多いチップ。基本的には何かサービスをしてもらった時に払うものです。ですから、サービスが悪いと思ったら少なくてもいいですし、特別よくしてもらったと思えばその分増やしましょう。

レストランで食事をした時は、ランチの場合は15パーセント前後、ディナーの場合は20パーセント前後が一般的です。クレジットカードやデビットカードで支払う場合は、チップも含めて支払ってもいいですし、チップだけ現金でテーブルに残しておくこともできます。

タクシーの場合は10パーセントから15パーセント、ホテルの清掃の人には2ドルほどが一般的です。現金で払う時は、端数は切り上げたり切り下げたりして1ドル単位で払うのがスマートです。

冬にトロントに行きますが、服装はどうすればいいですか?

厳しい寒さで知られているトロント。真冬には体感気温がマイナス30度近くになることもありますので、出来ればその時期は避けるのがおすすめです。

ただし、真冬とはいっても室内は非常に暖かく保たれており、薄手の長袖でも十分対応ができます。地下街も発達していますので、真冬の観光でも楽しめるスポットは数多くあります。

防寒着は東京の冬で使うようなものでは対応が出来ませんので、カナダグースのようなしっかりと防寒が出来るものを準備するか、ダウンジャケットを重ね着する必要があります。また、道路には塩分の含まれた凍結防止剤が撒かれますので、防水のブーツがおすすめです。

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【タイツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

【サイパンツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

マリアナの玄関口のリゾートアイランド・サイパンは、年中温暖でマリンアクティビティが満喫できます。青い海と白い砂浜のビーチは透明度が高く、たくさんの熱帯魚とふれあえます。サンセットを眺めてまったりしたり、アメリカングルメで腹ごしらえも。南国の非日常を体感して、思いっきりリフレッシュできます。こぢんまりとしていることから、特に女子旅や子供連れにも最適です。 ツアー選びのポイントから、サイパンの基本情報、地上の楽園・サイパンの魅力をご紹介します。
【サイパンツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

【グアムツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

日本から約3時間半で行ける南国リゾートのグアム。照りつける太陽の下、青い空と青い海、魅力的なスポットを観光したり、マリンスポーツやアクティビティで満喫できます。 美しいサンセットや離島の雰囲気は、日頃の喧騒を忘れられるリフレッシュにもってこい。買い物好きならショッピングモールで自分へのお土産探し、ボリューム満点のアメリカングルメに舌鼓もいいですね。たくさんの魅力が凝縮されているグアムをご紹介します!
【グアムツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

【オーストラリアツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

広大な国・オーストラリアは、シドニーやメルボルンをはじめとする大都市、北東部の海に広がるグレートバリアリーフ、内陸の荒野にそびえるエアーズロックの大自然など魅力的なスポットが数多く詰まっていて、様々な過ごし方ができます。 また、世界的にも珍しい固有の動物たち。可愛らしいコアラやペンギンなどに会うことができる貴重なチャンスです。広すぎて一体どこを見たらいいのか迷ってしまう初めての方にも分かりやすい見どころとポイントをご紹介します。
【オーストラリアツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

【サイパン 観光スポット紹介】リゾート満喫!定番から穴場までおすすめスポット39選

マリアナの玄関口のリゾートアイランド・サイパンは、年中温暖でマリンアクティビティが満喫できます。青い海と白い砂浜のビーチは透明度が高く、たくさんの熱帯魚とふれあえます。サンセットを眺めてまったり、アメリカングルメで腹ごしらえなど、南国の非日常を体感して、思い思いにリフレッシュしてみませんか。サイパンで押さえておきたい定番から穴場スポット、定番お土産までご紹介します。
【サイパン 観光スポット紹介】リゾート満喫!定番から穴場までおすすめスポット39選

【オーストラリア 観光スポット紹介】雄大な自然に動植物あふれる厳選スポット34選

国土が日本のおよそ20倍とも言われる壮大なオーストラリアは、シドニーやメルボルンをはじめとする大都市、北東部の海に広がるグレートバリアリーフ、内陸の荒野にそびえるエアーズロックなどの大自然など魅力的なスポットがあり、思い思いに様々な過ごし方が実現できます。 また、世界的にも珍しい固有の動物たち。可愛らしいコアラやペンギンなどの動物たちとふれあえるレアなチャンスです。定番から穴場まで、初めての方にもリピーターにもオススメのスポットをご紹介します。
【オーストラリア 観光スポット紹介】雄大な自然に動植物あふれる厳選スポット34選

ホリデー編集部
ホリデー編集部からのコメント

古いものと新しいもの、都会と自然が共存している街がトロントです。そして住んでいる人達は世界中から来た移民ということで、まさにモザイクといった言葉がぴったりのエキサイティングな街トロント。何気なく散策しているだけでも日々新しい発見がある街をぜひ楽しんできてください。

最近見たスポット

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