浅草寺の初詣の参拝方法
普段から観光客で賑わいをみせる浅草寺ですが、初詣の時期にはさらに多くのの参拝客が訪れます。三が日には約290万人の参拝客が訪れ、身動きがとれないほど。浅草寺で初詣をする際は、このガヤガヤとした雰囲気も一緒に楽しんではいかがでしょうか。
そんな浅草寺の参拝方法は以下の通りです。
1.まずは雷門の前で一礼をしてから境内に入る
2.仲見世通りをまっすぐ進む
3.本堂の近くにある手水舎で手を清める
4.常香炉(じょうこうろ)にお香をお供えし、煙を浴びる
5.本堂で賽銭を入れる
6.合唱して一礼する
7.軽く頭を下げる
手水舎や常香炉など細かな点はありますが、浅草寺は参拝客がとにかく多いので、わからない時は他の人のやり方をマネすると良いでしょう。ただし元旦などの混雑時は、上記マナーどころではないかもしれません。参道は人で埋め尽くされますので、警備員さんの指示に従って詰めて並びましょう。お手洗いにも気軽に行けなくなりますので、並び始める前に済ませておくのが吉です。
浅草寺の初詣の混雑状況
浅草寺の初詣で、最も混雑するのが元旦の0時前後です。12月31日の22時頃から1月1日の3時頃までが、最も参拝客で溢れかえる時間帯だと言えるでしょう。この時間帯は、列に並んでから本堂で参拝するまでに2時間から3時間ほど待つことになります。
元旦は早朝の4時頃から少し参拝客が減りますが、10時頃からまた人が増え大混雑に。三が日は、基本的に連日混雑していると考えておくと良いかもしれません。4日以降からは徐々に人が減り始め、待ち時間も短くなる傾向にあります。
浅草寺で初詣する際に気を付けるべきポイント
人混みでは荷物の管理に注意する
浅草を含め日本の治安は良いですが、それでも初詣の浅草寺は荷物の管理に気をつけておくと安心です。特に三が日に初詣をする場合は、あまりの混雑に人と人が密集することになります。この混雑に紛れて、スリを働こうとする人がいないとも限りません。カバンのファスナーはしっかりと閉め、リュックは前に背負うなど、貴重品の管理をしっかりしておくようにしましょう。
待ち合わせ場所を工夫する
友人や恋人と初詣に行く場合、駅や現地で待ち合わせをする人も多いかもしれません。「浅草駅」で待ち合わせをする場合、待ち合わせ場所には注意が必要です。浅草には以下の4つの駅があるため、どの「浅草駅」で落ち合うかを決めておかなければ待ち合わせに失敗する可能性があります。
- 銀座線「浅草駅」
- 都営浅草線「浅草駅」
- 東武スカイツリーライン「浅草駅」
- つくばエクスプレス「浅草駅」
特につくばエクスプレス「浅草駅」は、他の3つの駅から距離が離れているので要注意です。待ち合わせをする際は路線を確認すること、あるいは駅ではなく別のポイントで落ち合うことをおすすめします。
浅草寺の初詣を楽しむポイント
仲見世通りで買い物をする
迫力のある本殿はもちろんのこと、参道の仲見世も見どころです。通常、仲見世のお店のほとんどが18時頃には閉店しますが、大晦日は22時頃まで、元旦は19時頃まで営業をしています。あんず飴やかるめ焼きなどの浅草名物を始め、フランクフルトやベビーカステラなど、正月の仲見世はお祭り気分を味わうのにピッタリです。
年末年始の東京は冷え込むため、参拝をした後は暖かい食べ物を購入するのも良いでしょう。また食べ物だけでなく、仲見世ではたくさんのお土産屋が営業をしています。せっかくなら、何か初詣の思い出に残る浅草限定商品を購入してはいかがでしょうか。
運試しにおみくじを引く
おみくじは、初詣の醍醐味の1つだと言っても過言ではありません。正月におみくじを引くことで、この1年の運気を確かめる人も多くいるでしょう。もちろん浅草寺でもおみくじを引くことができ、初詣シーズンは観光客で賑わいをみせます。
浅草寺のおみくじが他の寺社と違うのは、他の寺社よりも凶の割合が高い点です。そのため浅草寺では、「運試し」の意味を込めておみくじを引く人がたくさんいます。せっかく浅草寺で初詣をするなら、運試しの気持ちでおみくじに挑戦してみてはいかがでしょうか。
浅草寺の初詣会場へのアクセス
浅草寺へは、以下の公共交通機関で向かう向かうことができます。電車で向かう際におすすめの行き方をご紹介します。
電車
(1)仲見世通り ルート
銀座線・都営浅草線「浅草駅」を利用する場合に使用するルートです。雷門・仲見世を観光しながら浅草寺に向かうことができます。
(2)浅草六区通り ルート
つくばエクスプレス「浅草駅」を利用する場合に使用するルートです。両脇にある街燈に、浅草を代表する芸能人の写真が設置されているのが特徴的です。
(3)伝法院通り ルート
東武スカイツリーライン「浅草駅」を利用する場合に使用するルートです。3ルートの中では比較的すいている行き方です。
バス
- 都営バス
- 京成タウンバス
- 台東区循環バスめぐりん
よくある質問
初詣の参拝時間は何時ですか?
浅草寺は終日参拝が可能ですが、御堂が開く時間帯は決まっています。御堂が開く時間は、以下の通りです。
- 12月31日:6:30〜20:00頃
- 1月1日:0:00〜20:00頃
- 1月2日:6:30〜20:00頃
- 1月3日:6:30〜20:00頃
駐車場は使用できますか?
浅草寺には専用駐車場がないため、車で訪れる場合は近隣の有料駐車場を利用する必要があります。ただ初詣シーズンはどこも混雑し、駐車場が空いていない可能性が高いです。そのため特別な理由がない場合は、電車やバスなどの公共交通機関で行くのが良いでしょう。