明治神宮の初詣の参拝方法
明治神宮は、日本で最も初詣の参拝客が多い神社だと言われています。そのため、初詣の時期は混雑することを覚悟しておく必要があるでしょう。ただ日本で1番参拝客が多いからといって、他の神社と参拝方法は特に変わることはありません。
まずは境内に入る前、鳥居の前で一礼をします。これは神様へ対する礼儀ですので、忘れないようにしましょう。その後は表参道を通ることになりますが、参道の中央は神様の通り道だと言われていますので、出来る限り中央を歩かないよう注意が必要。
本殿に到着した後は、まずは手水で手を清め拝礼をしてください。あとは賽銭を投げ終わりです。他の神社と比べて明治神宮は混雑が予想されるため、あらかじめ手順を予習しておくとことでスムーズに参拝ができるでしょう。
ただし元旦などの混雑時は、上記マナーどころではありません。参道は人で埋め尽くされますので、警備員さんの指示に従って詰めて並びましょう。お手洗いにも気軽に行けなくなりますので、並び始める前に済ませておくのが吉です。
明治神宮の初詣の混雑状況
明治神宮の初詣が最も混む時間帯は、元旦の0時から3時頃と言われています。3時から4時以降になると客足は減りますが、6時や7時頃からまた参拝客が増えるように。最も混む時間帯では、参拝まで3時間ほど待たされることも珍しくありません。三が日は基本的に混雑していると思っておいたほうがいいでしょう。
明治神宮で初詣する際に気を付けるべきポイント
余計な荷物を持っていかない
明治神宮で初詣をするなら、余計な荷物を持っていかないように気を付けましょう。混雑した状況で荷物を抱えてしまえば、身動きがとりにくいだけでなく多くの人の邪魔になってしまいます。荷物は出来る限り少なく、身軽な状態で初詣に臨むようにしましょう。
暖かい服装で臨む
年末年始の東京は、相当冷え込むことが予想されます。さらに拝礼するまでに長い列に並ぶ必要もあるため、じっと立っていると余計に寒さを強く感じるでしょう。そのため、初詣の際には暖かい格好で臨むことをおすすめします。
コートやジャケットはもちろん、マフラーや帽子など用意したほうが寒さに耐えられるはず。またホットドリンクを事前に購入しておけば、体が芯から温まりおすすめです。拝礼をする時だけは、帽子やサングラスなどを外すのを忘れないようにしましょう。
初詣の日付や時間帯をピークからずらす
明治神宮の参拝は混雑のピークを外すことをおすすめします。特に元旦の0時から3時前後は、最も人が訪れる時間帯です。4時以降になると人は減りますが、朝7時頃からまた参拝客で賑わうことに。元旦は終日混雑が予想されますので、並ぶのを避けたい人は日程調整して参拝しましょう。
明治神宮の初詣会場へのアクセス
明治神宮本殿までのアクセスは3パターンです。
(1)原宿口・南参道ルート
原宿駅・明治神宮駅を利用する場合に使用するルートです。利用者が多いため3ルートの中で最も混雑しています。
(2)代々木口・北参道ルート
代々木駅を利用する場合に使用するルートです。南参道ルートと合流する正参道からは混雑します。
(3)参宮橋駅・西参道ルート
参宮橋駅を利用する場合に使用するルートです。3パターンのルートの中では比較的空いていると言われています。
よくある質問
初詣の参拝時間は何時ですか?
初詣の参拝時間は以下の通りです。
大晦日:6:40〜0:00
元旦:0:00〜19:00
2日:6:40〜18:30
3日:6:40〜18:30
4日:6:40〜18:00
御祈願祭に予約は必要ですか?
明治神宮では、新年を祈願して御祈願祭で太鼓を叩くことができます。予約は必要ありませんが、初穂料として10,000円が必要です。また団体で参加する場合は30,000円がかかり、予約も必要なので準備しておくようにしましょう。
正月にまつわる縁起物は販売されていますか?
通常のお守りやお札に加え、干支にちなんだ絵馬や鈴が販売されています。可愛らしいデザインで、自宅に飾るのにもピッタリの商品だと人気です。その他にも「みのり守」という自身の願い事を札に書いて持ち歩くお守りや、令和2年からは「勝守」という勝負事のご利益があるお守りが販売予定。明治神宮へ初詣に訪れる際は、こういった初詣限定商品にも注目してみると面白いかもしれません。
駐車場は使用できますか?
明治神宮には境内の駐車場もありますが、三が日の間は使用不可となっています。
明治神宮の楽しみ方コラム
明治神宮のおでかけをもっと楽しめる情報が満載です。