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【インドツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

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歴史の教科書で一度は目にしたことがある世界遺産の数々や異国情緒漂う街並みなど、訪れてみたいスポットが国内のあちこちに点在するインド共和国!約5,000年にも及ぶ長い歴史が創り出した、特徴的な文化と多様性に富んだ宗教は必見。また、本場のインドカレーにヨガやアーユルヴェーダなど通常の観光に加えて、楽しみたいことが多いのも嬉しいポイントです!このページではインド旅行に必要な基本情報、おすすめのツアーやホテル、その他知っておくと便利な情報を紹介しています。

目次

 

インドツアー選びのポイント

ツアーの特徴

利用する航空会社と便が指定されている

飛行機
飛行機

日本からインドへ催行されているツアーは、全て利用する航空会社が指定されています。出発地により利用できる航空会社は異なりますが、ツアーの予約を行う際に利用する航空会社や座席クラス、および出発時間の変更を希望することも可能です。

航空券は基本的に往復が同一航空会社で便も指定されているため、出発と帰国の時間は選ぶプランによって異なります。ご自身の最寄りに位置する出発空港をご確認の上、気に入るプランの内容を検索されるとスムーズに旅行の計画が出来るでしょう。

ツアーでインドに旅行するには最低2泊4日必要

カレンダー
カレンダー

ツアーを利用してインドへの渡航を検討されている方は、現地滞在日数が最短のツアーを予約した場合でも、最低4日の旅行期間を設ける必要があるため注意が必要です。

また、ツアーの旅程を確認していただくと、現地の出発時刻と日本からの時差の都合で、復路に機中泊が1泊含まれることが分かります。

そのため、仮に現地での宿泊日数が2泊のみだとしても、復路に含まれる機中泊および日本到着時に加算される3.5時間の時差により、到着日が1日進みます。以上の理由からツアーを利用してインドを訪れる際は、最低4日間必要となりますので、覚えておきましょう。

インドツアーの旅程は主に一部自由行動と終日自由行動の2種類のプランがある

ツアー イメージ
ツアー イメージ

日本からインドへ催行されているツアーは主に、各都市間の送迎が旅程に含まれスケジュールの一部のみ自由行動が可能なプランと、終日自由行動であるフリープランの2種類に分かれます。

インド行きのツアーの多くはガイドと共に観光地を巡る団体ツアーなのに対し、フリープランは航空券の手配、宿泊先の予約および各都市間の移動に必要な手段の確保などの面倒な作業を旅行会社が代行し、その他の滞在時間に関しては自由に行動できるものとなっています。

そのため、旅程に含まれる細かい部分に関する希望や修正など、あらゆる融通が利くのが特徴です。団体行動がイマイチ得意ではなく、各観光地での時間を自由に過ごしたいという方にはフリープランの利用がオススメです。

日本語ガイドと専用車で移動するプランが便利

ツアーバス イメージ
ツアーバス イメージ

ツアーのスケジュールに求める自由度は個人差があると思いますが、現地の治安状況や個人行動が不安という方には、日本語ガイド同伴で各観光地を専用車で巡るプランの利用をオススメします。

インドでは女性の性犯罪被害報告件数が多く、特に女性のひとり旅や少人数での旅行は不安だと思います。日本語ガイド同伴のツアーに参加すれば、現地事情に詳しいガイドが旅行先での様々な不安を解消してくれるため、安心して滞在時間を過ごせること間違いなしです。

食事は全食事が含まれているプランがオススメ

インド料理 イメージ
インド料理 イメージ

ツアーの食事は主に、朝昼晩の3食が旅程に含まれているプランと宿泊先のホテルでの朝食のみが含まれ、それ以外の食事は自由行動時間中に各自お好きなところで食べていただくものの2種類があります。

日本でも国民食として愛されているカレー。既にご存知の通り、インドは様々なタイプのカレーが盛んに消費される「カレー大国」として有名です。街には屋台の様な低価格で食事出来る場所から高級レストランまで、基本的にどこに居ても美味しい料理が楽しむことが出来ます。

しかし、インドの食品衛生管理は日本と比べると非常に不安定で、外国人旅行者が食中毒の被害を訴えることが少なくありません。大切な旅行の時間を体調不良で無駄にしないためにも、旅程に全食事が含まれているプランを利用されることをオススメします。

旅行日数と訪れる都市を決める

世界地図
世界地図

インドには数多くの世界遺産や異国情緒漂う街並み、そして多様な文化や宗教など様々な見どころがあります。また、国土は日本の8.7倍と広大なため、都市間の移動で想像以上の時間を要してしまいます。

インド行きのツアーを予約する際は、あらかじめこれらの見どころからご自身が求めるものをいくつかピックアップして、訪れたい都市を決めた上で、旅行することが可能な日数と照らし合わせると、ツアー選びをよりスムーズに行う事ができるでしょう。

以下に主な人気観光都市や定番スポットを紹介していますので、旅行を計画される際の参考にして下さい。

ホテル選びのコツ

ホテル 客室
ホテル 客室

インドを訪れるツアーは基本的に、指定ホテルでの宿泊もしくはツアー日程に記載されているホテルと同等クラスに宿泊する2種類があります。滞在先があらかじめ指定されているプランでは、ホテルに関する簡単な情報と客室イメージが載っているので確認しましょう。

また、これらのホテルや宿泊するお部屋のアップグレードは、1泊1人あたりの追加料金を支払うことで可能となることがほとんどなので、もしそれを希望される場合はツアーの予約をされる際に催行会社に伝えておく必要があります。

滞在先に求める条件は、ホテルの雰囲気、眺望および利便性などそれぞれ異なりますが、インドを訪れる場合はホテル周辺の治安を最重要視する必要があります。

建国記念日と独立記念日にはツアーのスケジュールが不規則になるので予約に注意

時間 イメージ
時間 イメージ

インドでは毎年1月26日が建国記念日、8月15日が独立記念日にあたり、国民の休日として祝われています。これらの祝日の前後数日間は観光施設が閉館するほか、現地の交通規制およびセキュリティーの強化が行われるため、旅行会社があらかじめ定めたスケジュールに従った行動が出来ない可能性が非常に高いです。

また、レストランやカフェと行った飲食店およびお土産屋さんなどの店舗の営業時間も変則的になります。世界遺産や博物館などへ旅程通りに訪れたい方は、これらの時期を避けて予約しましょう。

都市間の移動が長距離の場合は利用交通手段に合わせてツアーを選ぶ

列車の旅 イメージ
列車の旅 イメージ

日本からインドへ催行されているツアーは、プランにより訪れる予定の都市が異なります。また、旅程に長距離移動が含まれる場合はプランにより利用予定の交通手段がそれぞれ異なるため、ツアーを予約する際は希望する移動手段の利用が旅程に含まれているかどうか、事前にしっかりと確認しておく必要があります。

そもそもインドってどんなところ?

インドの基本情報

インド 国旗
インド 国旗

インドは南アジアに位置し、約5,000年の歴史を有する国で、正式名称はインド共和国、首都は国土北部に位置するニューデリー(通称デリー)です。

国土面積は日本の約8.7倍と広大で、その人口は2018年の推計によると約13億5,140万人と現在中国に次いで世界第2位です。国連が2019年に発表したデータによると、この順位は向こう10年以内に入れ替わり、いずれ中国を抜いて世界一になるそうです。

日本との時差はマイナス3.5時間で、公用語はヒンディー語ですが観光地では英語も広い範囲で通用します。また、この国には非常に多様な宗教が存在するのですが、国民の約8割はヒンドゥー教を信仰しているといわれています。

他にも、仏教やイスラム教およびキリスト教はもちろんのこと、スィク教やジャイナ教など普段ではなかなか聞き慣れない名前の宗教まで、多くの異なる宗教が広く信仰されていることが分かります。現地を訪れる場合は、これらの異なる宗教観やルールに沿った行動が必要となります。

電圧とプラグに関して

海外 変換プラグ
海外 変換プラグ

現地の電圧は220〜240ボルトで、日本のそれと比較しても2倍以上です。ヘアドライヤーをはじめとする日本の電化製品を持ち込んで使用される際は変圧器を必ず使用して下さい。

また、インドではプラグの形状も異なりB3、BF、BおよびCタイプが主流です。通常日本で使用している携帯の充電器なども変換プラグが無いと差し込み口が異なり、使えない場合がほとんどです。旅行へ出掛ける際は、事前に世界対応のマルチ変換プラグを用意しておくと便利です。

インドの歴史

タージ・マハル
タージ・マハル

インダス文明の誕生から全土統一まで

インドの歴史は、主に紀元前とそれ以降の出来事の2つに分けられます。この地に人類が居住し始めたのは紀元前2500〜1500年といわれ、インド史の原点となるインダス文明がインド北西部に位置するインダス川流域で繁栄しました。この時代の代表的な遺跡としてモエンジョ・ダーロおよびハラッパーなどが挙げられます。

紀元前1500〜1000年には、これらの地域にアーリヤ人が侵入し、以降国土中部および北部に王国が誕生しました。紀元前4世紀後半になると仏教の開祖として知られるブッダが登場し、それとほぼ同時にジャイナ教が誕生しました。また、現在もインド社会に強い影響を及ぼす「カースト」という枠組みは、この時代にこれらの宗教と共に誕生した、バラモン教からであると言われています。

南端を除くインド全土が統一されたのは紀元前268年で、アショーカ王の時代でした。また、当時の統治理念に置かれたのは仏教であったといわれています。

ヒンドゥー教の誕生およびイスラムによる奴隷王朝

アジャンター石窟群
アジャンター石窟群

アショーカ王による統一以降である150年頃には、カニシカ王によるクシャーナ朝が最盛期を迎えたものの、すぐに衰退へと至りました。

再び全土統一するキッカケとなったのは、チャンドラグプタ1世が興したグプタ朝の時代のことでした。現在では国民の約8割が信仰すると言われるヒンドゥー教は、この頃バラモン教が発展して誕生しました。この時代の代表的な遺跡は、マハラーシュートラ州北部に位置するアジャンター石窟群が挙げられます。

しかし、この王朝も長く続くことは無く500年頃になるとクシャーナ王朝同様に衰退してしまいました。以降700年の間、インドではいくつかの王朝が興っては衰退を何度か繰り返すこととなりました。カジュラーホーやエローラといった都市遺跡は、この時代に誕生しました。

1206年には、アイバク率いるマムルーク朝が興り、この頃を境にイスラム支配が始まりました。現在インドの首都が置かれているデリーという都市は、マムルーク朝の都が置かれた場所でもあります。また、この頃を代表する遺跡「クトゥブ・ミーナール」は現在も良好な保存状態で保たれ、ユネスコの世界遺産として登録されています。

ムガル帝国の誕生からインドの独立

以降、マムルーク朝はデリーを都に5つの王朝へと変化し、約3世紀もの間繁栄しました。大航海時代にあたる14世紀末から15世紀初頭には、ポルトガルがインド航路を開拓し、ヴァスコ・ダ・ガマが来航。これにより鉄砲を手にしたバーブルという人物が1526年に起こした戦いが、ムガル帝国建国のキッカケとなったといわれる「パーニーパットの戦い」でした。

以降、ムガル帝国は約3世紀半ものあいだ繁栄し、アーグラー城、ファテープル・スィークリー、タージ・マハルなどの有名建築物を多数築きました。1858年にはイギリスの直接統治下になりましたが、この統治はたったの90年程度で終わりを告げ、1950年には「インド共和国」として独立を果たしました。

通貨に関して

インド 紙幣
インド 紙幣

インドの基本通貨はルピー(Rs)と呼ばれ、2020年2月1日(土)現在1ルピー(Rs)あたり約1.52円です。

紙幣はRs1,Rs2,Rs5,Rs10,Rs,20,Rs50,Rs100,Rs200,Rs500,Rs2000の10種類、Rs1,Rs2,Rs5,Rs10の4種類の硬貨が存在します。その他にもPaisa(パイサー)と呼ばれる少額の通貨(単位P)があり、100PでRs1とみなします。

硬貨に関してはルピー(Rs)以外にも、P5,P10,P20,P25,P50の5種類が存在しますので参考までに覚えておきましょう。

一般的によく使われる紙幣と硬貨について

上でも紹介した通り、インドで流通している紙幣と硬貨の種類は非常に多く計算が面倒なのが特徴です。しかしながら実際に現地を訪れる際、目にする紙幣や硬貨は意外と限られています。

一般的によく使用されている紙幣は、Rs10,Rs20,Rs50,Rs100,Rs200,Rs500の6種類、そして硬貨は Rs1,Rs2,Rs5,Rs10の4種類のみです。

紙幣はより少額の紙幣に両替しておくと便利

私たち日本人にとっては普通のことでも、その常識がなかなか通用しないのがインドです。例えば日本で500円の買い物をする際に会計で5,000円札を出しても、大抵の場合は文句を言われることは無いと思います。

しかし、インドでは基本的に少額の会計に対して大きな額の紙幣で支払う習慣が存在しないため、お釣りが手元に無く支払いを拒否されることがあります。それだけなら良いのですが、場合によってはお釣りを貰えない、もしくはお釣りの金額を誤魔化して渡してくることもあるので注意が必要です。

これらによる不要なストレスを溜めないためにも、大きい額の紙幣はあらかじめ少額に崩しておくことをオススメします。なお、大きい金額の紙幣の基準はRs500以上が相場で、それらはホテルでの支払いや観光客向けのレストランの会計時に利用することが出来ます。

タイミングを上手く見計らって、高額紙幣を細かく両替するように心掛ける必要があります。

両替に関して

両替 イメージ
両替 イメージ

日本円からルピーへの両替は空港や銀行、および市内の両替所などで行うことが可能です。レートや手数料は両替を行う場所により異なるので、現地での滞在時間に余裕がある方はいくつかの両替場所を訪れて、最終的に手元に残る金額を比較することをオススメします。

日本出国時に渡航先である国の通貨をあらかじめ用意しておきたいという方が少なからず存在すると思うのですが、羽田および成田空港、そして関西国際空港をはじめとする日本の空港ではルピーの両替が行われていないので必ず現地で両替を行う必要があることに注意が必要です。

現地で上手に両替するコツ

日本円
日本円

現地に到着したら、まず行っておきたいのが「現地通貨の調達」です。空港から滞在先のホテルへ移動したり、ちょっとした食事をしたり、現金は必要な場面が非常に多いため、到着空港である程度まとまった金額を両替される方は多いと思います。

しかし、インドの空港での両替は非常にレートが悪いうえに渡される金額を誤魔化される、両替可能な最低金額を勝手に設定される、現在使用不可能な旧札を混ぜて手渡される、本来存在しないはずの手数料を勝手に上乗せされるなど様々なトラブルが報告されています。

現地の空港でどうしても日本円を両替したいという場合は、日本出国時に1,000円札などなるべく細かいお札を用意しておくと、空港での両替金額を必要最低限に抑えられるので便利です。

また日本円の両替は、デリーやムンバイなどの日本から観光客が多く訪れる都市では可能なのですが、観光客が少ない地方都市では不可能な場合があります。この場合米ドルを両替することが可能なので、あらかじめいくらか用意しておくと安心でしょう。

気候について

砂漠
砂漠

暑い国というイメージが定着しつつあるインドですが、その気候はタイをはじめとする東南アジア諸国と同様に乾季、雨季、暑季の3つに分類されます。国土が日本の約8.7倍と広大なため訪れる地域によって気候は全く異なりますが、一般に10〜3月頃が乾季、4〜6月が暑季、そして7〜9月が雨季に当てはまります。

乾季の特徴

乾季は降雨量が少なく、平均気温が約26〜29度と過ごしやすいため、多くの観光客が訪れるハイシーズンです。特に11〜2月は、かなり過ごしやすい気候として知られるため、インド初心者の方には是非旅行をオススメしたい季節です。

暑季の特徴

インドの気温が最も上がり、デリー周辺でも最高気温が約40度、砂漠地帯では約50度と、うだるような暑さと強い日差しが特徴である季節が暑季です。この季節に都市部を訪れる場合は、熱中症対策をしっかりと行っておく必要があります。

しかしながら、ヒマラヤ山脈地方やデカン高原地方のような標高が高いところに位置する観光地を訪れるのであれば、暑季はベストシーズンであるといえます。例えば、ヒマラヤ山脈南側に位置するダージリンでは、暑季でも平均気温が15〜20度とかなり過ごしやすいです。

雨季の特徴

インドの雨季は、日本の梅雨のように1日中雨が降るわけではなく、一定の時間帯にスコールと呼ばれる強い雨が降るのが特徴です。これは国土南西から吹き寄せる季節風(モンスーン)の影響で、特にインド北部のヒマラヤ山岳部、ガンジス河流域の中部から東にかけて、そしてインド南部を中心に多量の雨が降ると言われています。

この季節は蒸し暑く、地域により豪雨による洪水の危険性もありますので、旅行を計画する場合は南部地域を避けて首都近郊あたりを旅行するのが理想です。

服装について

旅行 イメージ
旅行 イメージ

インドを訪れる場合の服装は、基本的に日本の夏と同じような服装が適しています。また、この時に薄手のカーディガンなど軽く羽織れるものを持っていくと、強い日差しや効きすぎた冷房など状況に合わせて対応が出来るので便利です。

乾季に旅行する場合または暑季に山岳部を訪れる場合は、厚手の防寒着こそ不要なものの、人によっては少し肌寒く感じることがあるかもしれないので、念のため、コンパクトにまとまる防寒着を持って行きましょう。

また、雨季には傘が役に立たない程の雨が降るため、雨具を持ち歩くというよりは、思い切って雨宿りすることをオススメします。

インドの文化

インド人 イメージ
インド人 イメージ

インドは様々な神様を信仰する宗教国家です。先にも述べた通り、この国では全人口の約8割がヒンドゥー教を信仰するほか、イスラム教、キリスト教、仏教および日本ではなかなか耳にすることの無いような宗教がいくつも混在しています。

この国を訪れると、これらの「宗教」が文化として人々の生活に根強く定着しているのが分かります。私達が住む日本とは環境、人種、文化、宗教観、そして食生活など基本的なところは全て異なります。つまり、日本人が持つ「常識」は通用しないということを常に頭に入れて行動する必要があります。

特に初めてインドを訪れる場合は慣れない環境に驚く方も少なくありませんが、慣れないのも当然です。この国に一歩足を踏み入れたら、これまでの先入観は捨てて、あらゆる物事を寛容に受け入れる「心の余裕」を持ちましょう。

インドへ旅行する前に知っておきたいマナー

食事 イメージ
食事 イメージ

インドでは宗教だけでなく、日常生活に関連する基本的なマナーや習慣など、あらゆる事柄が日本と異なります。旅行先で余計なトラブルに遭わない為にも、必要最低限のマナーや生活習慣は身に付けておかなければなりません。

まず、日本では「おはようございます」、「こんにちは」などと時間により言い方が異なる挨拶ですが、インドでは時間帯に関わらず「ナマステー」と言うことが出来ます。これは「あなたを尊敬します」という意味を持ち、挨拶する相手の宗教に関係なく使うことが出来ます。

また、インドでは排便後に左手を使って洗う習慣があるため、「左手は不浄」という認識が社会全体に浸透しています。挨拶時はもちろんのこと食事や物の受け渡しなどにも右手を使用する文化があるので、左手の使用は極力避けるようにしましょう。

また、この国では唾液や血液も不浄として扱われます。ご自身の唾液が付着した物は、他人と共有しない様に気を付けて下さい。

喫煙および飲酒に関する習慣

ワイン
ワイン

インドでは、飲酒や喫煙が制限されており、そのルールは日本や諸外国と比べても厳しいことでよく知られています。外国人旅行者だからといって、現地のルールや法律の適用の対象外になるということは無く、行為の内容や状況によっては厳しい罰則が科せられることもあるので注意が必要です。

【飲酒】
日本ではスーパーやコンビニなどで簡単に手に入るお酒ですが、インドでは宗教上の都合から、その提供および販売が厳しく制限されています。旅行先でお酒を飲みたい方は、ホテルのバーや観光客向けのレストランなど限られた場所でのみ飲酒可能なので注意して下さい。

また、グジャラート州、マニプル州、ビハール州およびナーガーランド州では禁酒法が適用され、その他の州でも禁酒日という一切酒類の販売を行わない日が毎月1〜 2日設定されています。現地での飲酒の可否は、余計なトラブルを避けるためにも滞在先のホテルや添乗員など信用出来る相手に念のため確認しておくと安心でしょう。

【喫煙】
インドでは、2003年に施行された禁煙法により、公共の場所での喫煙が全面的に禁止されています。駅やレストランはもちろん、バーや路上での喫煙も禁煙の対象で、これに違反した場合は罰則が適用されます。

これは、公共の場でのみ適用されるため自分の部屋や喫煙所は規制の対象外になります。

インドの治安

警察
警察

旅行をより楽しむためには、現地の治安情報を事前にしっかりと確認しておく必要があります。インドの治安に関する情報は、女性への性的暴行関連の話題がどうしても目立ってしまいがちなのですが、実はその他にも注意すべき項目がいくつかあるので紹介したいと思います。

まず、デリー、アーグラー、ジャイプールおよびムンバイのような外国人観光客が多く訪れるエリアの治安についてですが、外務省が運営している海外安全ホームページによると、現在の危険レベルは1で「十分注意してください」と記されています。

これを読まれている方で「レベル1って大丈夫?」、「安全の基準って何?」などと不安に思う方が居るかと思いますが、一般的な外国人観光客として行動する分には、基本的に問題無いと思っていただいて結構です。しかしながら、この情報は現地での安全を保証するものではありません。

インド旅行の際は、不測の事態も考慮した上であらかじめ海外旅行保険に加入して行かれることを強くオススメします。

外国人観光客を狙った軽犯罪は世界共通

大都市をはじめ、外国人観光客が多く訪れる観光地ではスリやひったくり、そして置き引きなどの被害が非常に多く報告されています。手荷物および貴重品の管理はしっかりしましょう。

また、都市部では睡眠強盗や詐欺といった悪質な犯罪被害も報告されています。路上で急に日本語で話掛けられる場合がありますが、全て無視していただいて結構です。

また、フレンドリーな人間を装ってこちらを信用させ、あとでお金をしっかり騙し取るといった被害もよく耳にします。余計なトラブルに巻き込まれて、大切な旅行の時間を台無しにしない為にも、現地では手荷物の管理を徹底した上で慎重に行動しましょう。

女性はなるべく肌の露出を避ける

インドは世界的に見ても、女性の性犯罪被害報告件数が非常に高い国です。これには現地の宗教、生活文化、そしてしきたりなど様々な事柄が理由として挙げられるのですが、性的暴行は驚くほど頻繁に行われているのが実態です。これは外国人も例外ではありません。

女性がこの国を訪れる場合は、なるべく肌の露出を控え、ボディラインが強調される服装は避ける必要があります。また、もしも路上で見知らぬ男性から話し掛けられたとしても、絶対に無視を貫いて下さい。自分の身は、しっかりと自分で守りましょう。

交通事故に注意

日本ではかなり厳しく取り締まりが行われている「交通ルール」ですが、インドでの事情は、全く異なるので注意して下さい。まず、現地では歩行者よりも車優先の社会が成り立っています。そのため、仮に道路を横断中、運悪く車に轢かれてしまった場合でも、ひき逃げされてしまうことが非常に多いです。

日本のように「警察が来て、その後にかかる病院代は相手の保険会社が支払う」なんて事は非常に稀です。大切な旅行を交通事故で台無しにすることが無いよう、道の横断などには気をつけましょう。

インド国内での主な移動手段

インド国内を観光で移動する為の主な移動手段は鉄道、中長距離バス、そして国内線の利用が一般的です。

中長距離バス

バス車内 イメージ
バス車内 イメージ

現地での滞在期間に余裕があり、ゆっくりと旅行を楽しみたいという方には、中長距離バスでの移動が便利です。バスの路線は基本的に国内全土を覆っていて、しっかりと舗装された道から田舎のデコボコ道まで状態も様々です。

バスは公営および民間の2種類あり、当然ながら公営バスの方が乗車料金が低く設定されています。路線の種類は、ふたつ以上の州をまたいで走行する「インターステート・バス」、長距離を走行する急行バス「エクスプレス・バス」、そして多くの停留所に泊まりながら短距離を走行する「ローカル・バス」と大きく分けて3種類あります。

乗車券は主要なバスターミナルおよびRedbusやBusindiaのようなバスチケット予約サイトで購入することが可能です。

大都市のバスターミナルからの出発であれば、英語で行き先が表示されていますが、少し田舎にある小さなバスターミナルではそうでないことが多いので、出来ればバスが出発する予定の時刻よりも30分以上前にバスターミナルに到着して、ご自身が向かう必要があるバス乗り場を確認しておくと安心でしょう。

注意:先進国でよく見掛けるようなバスには荷物専用のトランクが設備されていると思います。インドでも、その様なバスは走っているのですが、まだまだ数が少なく、大きな荷物はバスの屋根の上に括り付けるのが一般的です。もし、荷物を運ぶのを手伝ってくれる人が居たらRs20ほどのチップを忘れずに払うようにしましょう。

国内線

飛行機
飛行機

インドの国内線は、エア・インディアおよびジェットエアウェイズをはじめとする民間航空会社が、首都ニューデリーを中心に主に以下の都市へ直行便を運航しています。短い滞在期間で多くの都市や観光スポットを効率よく回りたいという方および長距離の陸移動が体力的に厳しいという方には大変便利な交通手段です。

  • ジャイプール
  • チャンディーガル
  • バンガロール
  • アムリトサル
  • チェンナイ
  • ムンバイ
  • コルカタ
  • アウランガバード

鉄道

車窓 イメージ
車窓 イメージ

インド国内を鉄道で移動する場合、主要都市をはじめ全土に路線が広がるインド鉄道の利用が便利です。

国内で運行されている列車の種類は、特急列車「スーパーエクスプレス」、急行列車「エクスプレス」もしくは「メイル」、普通列車「オーディナリー」の3種類があり、客席クラスは乗車する列車のタイプにより異なりますが、全部で8種類あります。それぞれの客席の違いを以下に載せてあるので、予約時の参考にして下さい。

また、切符の購入は乗車駅の窓口や旅行会社で行うことが出来ますが、最もスムーズな方法はインド鉄道(IRCTC)の公式ホームページから予約する方法です。

【客席クラス一覧】

  • A/C First(1A):エアコンと洗面台が完備されている1等個室です。中は快適で広々としたスペースに寝台が取り付けられており、内部から鍵を閉めることが可能です。
  • A/C 2-Tier Sleeper(2A):エアコンが完備されている寝台車両で、ベッドは2段になっています。1Aと比較すると乗車料金は半額程度
  • A/C 3-Tier Sleeper(3A):エアコンが完備されている寝台車両で、ベッドは3段になっています。上の寝台または天井までのスペースが狭いです。
  • 3-Tier Sleeper(SL):小さな扇風機が完備されている3段ベッドの寝台車両です。上の寝台または天井までのスペースは3Aと同様ですが、料金は半額以下です。
  • Exective Chair Car(EC):エアコンが完備されている座席車両で、シートの配置は1列あたり4席でフットレストが付いているので快適です。
  • A/C Chair Car(CC):エアコンが完備されている座席車両。シートの配置は1列あたり5席で、フットレストはありません。
  • 1st(FC):エアコンが完備されていないコンパートメント式の一等車
  • 2nd Seating (2S):一般に自由席と呼ばれ、特急列車にも1〜2車両連結されています。シートが木製であるため、長距離移動で利用すると後で後悔する可能性が高いです。

人気観光都市

アーグラー城塞
アーグラー城塞

インドには39ヵ所の世界遺産があり、それらを中心に以下の観光地が人気です。

【人気観光地一覧】

  • ムガル帝国とイギリス植民地時代の面影が漂う、首都デリー
  • ヒマラヤ山脈を臨む山岳リゾート、ダージリン
  • 仏教の聖地として多くの信者が巡礼しに訪れるブッダ・ガヤー
  • ヨガの聖地リシュケーシュ
  • ヒンドゥー教の聖地ワラーナシー
  • ムガル帝国の古都アーグラー
  • ピンクシティーと呼ばれる美しい旧市街が魅力のジャイプル

インド旅行の見どころ

主要3都市を周遊する

タージ・マハル
タージ・マハル

はじめてインドを訪れる場合は、北インドに位置するデリー、アーグラー、ジャイプールの3大観光都市を巡りましょう。これは「ゴールデン・トライアングル」と呼ばれる観光ルートで、現地滞在日数が短い場合でも北インドの定番観光スポットをしっかりと抑えることが出来るため人気です。

これらの都市では主要な世界遺産をはじめ、異国情緒漂う街並み、地元ならではのローカルグルメやスイーツ、スパ、そしてエスニックなデザインの雑貨や小物のショッピングなどインド旅行を満喫するためのハイライトが全て揃っています。

物価が安いから気軽にショッピングを楽しめる

インド土産 イメージ
インド土産 イメージ

インドの物価は、日本と比較すると格段に安いです。物価が安い国に旅行するメリットは、その他の国を訪れる時よりも楽しみの可能性が広がることです。例え旅行の予算が少なくても、スパやグルメ、そしてショッピングなど様々なことが出来るのは嬉しいですね。

インドには、地元価格でショッピングを楽しめるローカルマーケットをはじめ、バラマキ土産をたくさん買っておきたいスーパーマーケット、品質にこだわった美容コスメを販売する店舗など、とにかく街は買い物のチャンスでいっぱいです。

現地では、高級店を除いてほとんどの店舗が商品に値札を付けていません。この場合、値段は必ず下がりますのでご自身が購入を希望する値段までなんとか交渉してみましょう。

インドならではのご当地グルメを堪能する

インドカレー
インドカレー

日本でもポピュラーで、とても親しみやすいインド料理。「カレーの本場」として知られるインドには、地域ごとに異なる様々なタイプのカレーが存在します。その他にも主食として食べられているパンや米、そして肉や魚料理など、そのバラエティーは非常に豊かです。

インドでの食事は、毎食が「味覚の旅」と言っても過言では無いほど、常に新しい発見があります。現地を旅行する際は、是非本場だからこそ味わえるご当地料理を堪能しましょう。

いろんな種類のカレーを楽しみたい方には定食がオススメ

インド料理は種類が非常に多く、同じ料理でも作る人や提供される地域により、その特徴は全く異なります。「せっかくのインド旅行!出来るだけ多くの種類の料理にチャレンジしてみたい」という方居ませんか?そんな方には定食の注文をオススメします。

一般に北インドで食べられている定食はターリー(Thali)、南インドで食べられているものはミールス(Meals)と呼ばれていますが、一度の食事でいろんな料理を楽しめる点は共通しています。

本場のヨガや伝統医学として知られるアーユルヴェーダを体験する

アーユルヴェーダ
アーユルヴェーダ

インドは伝統医学「アーユルヴェーダ」および「ヨガ」の本場です。ヨガは日本でも最近女性を中心に人気が高まっているため、高い認知度を誇りますが、アーユルヴェーダが何なのかイマイチよくわからないという方は少なくないと思います。

「アーユルヴェーダ」は中国医学およびギリシャ医学と並び、世界三大伝統医学に数えられる、正式な医療法です。その内容は、主に薬草を用いて病気の治療を行うというものですが、インドでは治療の他にも、病気予防やデトックスのためにも用いられています。

スパでのオイルマッサージやハーブを使ったトリートメントなど、初心者でも気軽に体験していただけるような施術もあるので、現地を訪れる際は体験してみてはいかがですか?

感動の世界遺産を巡る

ファテープル・スィークリー
ファテープル・スィークリー

インドには31の世界文化遺産、7つの自然遺産、そして1つの複合遺産の合計39ヵ所の世界遺産があります。その他にも現在、登録の申請中である物件はいくつもあり、今後さらにその数が増えると期待されています。

これらの世界遺産物件はインド北部を中心に、国内各地に点在しているため、基本的に東西南北どの地域を訪れていただいても素晴らしい観光資源を訪れていただくことが可能です。国土が広大なこの国を訪れる際は、あらかじめ訪れる地域を絞っておくとスムーズに観光出来るでしょう。

各エリアごとに訪れておきたい世界遺産物件を以下に挙げますので、旅行計画の参考にしてください。

北部エリア

アーグラー城/タージ・マハル/ケオラディオ国立公園/ナンダー・デーヴィー国立公園と花の谷国立公園/ファテープル・スィークリー/フマユーン廟/クトゥブ・ミーナールと建造物群/ビームベートカーの岩陰遺跡/赤い城の建造物群(ラール・キラーなど)/ラージャスターンの丘陵城塞群/カジュラーホーの建造物群/大ヒマーラヤ国立公園/ジャイプルのジャンタル・マンタル/ル・コルビュジエの建築作品

南部エリア

ハンピの建造物群/ゴアの教会群と修道院群/パッタダカルの建造物群/ニルギリ登山鉄道/西ガーツ山脈/マハーバリプラムの建造物群/ブリハディーシュワラ寺院/ダーラースラム/ガンガイコンダチョーラプラム/大チョーラ朝寺院群/チャンパネール=パーヴァガドゥ遺跡公園

東部エリア

マナス野生生物保護区/カズィランガ国立公園/ナーランダー大学/マハーボディー寺院/コナーラクのスーリヤ寺院/シュンドルボン国立公園/ダージリン・ヒマーラヤ鉄道

西部エリア

エローラ石窟群/アジャンター石窟群/チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅/エレファンタ石窟群/ラニ・キ・ヴァヴ/チャンパネール=パーヴァガドゥ遺跡公園/アーメダバードの歴史都市

定番スポット10選

タージ・マハル

タージ・マハル
タージ・マハル

タージ・マハルは、ムガル帝国第5代皇帝であるシャー・ジャハーン皇帝が、その妃ムムタズ・マハルの死を悼んでヤムナー河のほとりに建てた総大理石の大霊廟です。その建築には3万人近くの建築家や職人が携わったほか、様々な貴石を世界各国から取り寄せた為、国が傾くほど膨大な費用がかかったといわれています。

この偉大な建築には、約22年もの歳月が費やされ、1653年に完成しました。比較対象となる建造物が周囲に存在しないため、その大きさは実際に敷地内に足を踏み入れるまで実感が湧きにくいのですが、基壇は95m四方、本体は57m四方で高さは67m、4本のミナレットは高さ43mと想像以上に大きな建物であるのが分かります。

タージ・マハルは完璧なまでに左右対称に造られ、美しい4本のミナレットを持つほか、細部まで細かい装飾が施されているため「イスラム建築の至宝」とも呼ばれています。観光で足を運ぶ際は是非メインゲートを潜ったところで霊廟と美しい庭園をバックに写真撮影をしましょう。

タージ・マハル(Taj Mahal)

タージ・マハル(Taj Mahal)

インド 〒282001 ウッタル・プラデーシュ アーグラ タージガンジ フォレスト・コロニー ダーマプリ

21

アンベール城

アンベール城
アンベール城

アンベール城はジャイプール郊外の高台に位置する宮殿城塞で、2013年に世界文化遺産「ラージャスターンの丘陵砦群」を構成する城砦の一つとして登録されました。この城塞は、8世紀頃からジャイプール一帯を支配したラージプート族のマハラジャ、マン・スィンにより16世紀初頭に築城されたといわれています。

以降、ジャイプールに遷都するまでの150年間、歴代のマハラジャにより増改築が繰り返されたのち、17世紀のマハラジャ、ジャイ・スィン1世の時代にほぼ現在の姿に完成されました。城塞ならではの外観とは裏腹に細やかな幾何学模様の装飾が施された美しい宮殿建築は必見です。

また、アンベール城は高台に位置しているので、麓からゾウのタクシーを利用してアクセスするのが便利です。

【主な見どころ】

  • かつてマハラジャが公務を行なっていたとされる一般謁見の間
  • 美しいフレスコ画が特徴である宮殿の入り口、ライオン門
  • 細やかなフレスコ画が描かれ、「インド屈指の美しい門」と称されるガネーシャ門
  • かつては賓客を迎える際に利用され、キラキラとした鏡が壁や天井に無数に埋め込まれている鏡の間
  • 優美なフレスコ画をはじめ透かし彫りの装飾が非常に見応えのあるソーハグ・マンディル

アンベール城(Amber Fort)

アンベール城(Amber Fort)

インド 〒302001 ラージャスターン Jaipur, アマー デビジンプラ

4

風の宮殿

ハワー・マハル
ハワー・マハル

別名「ハワー・マハル」と呼ばれる風の宮殿は、ピンクシティーと親しまれる北インドの人気観光都市ジャイプールの定番観光スポットです。この宮殿は、1799年にサワーイー・プラタップ・スィンというマハラジャが、当時姿を見られることを禁じられていた宮廷女性達のために建造したもので、彫刻を施したテラスが大通りに面してびっしりと並んでいるのが特徴です。

この宮殿が「風の宮殿」と呼ばれているのは、建物内部の小部屋にどの方角からでも風が入るように工夫されているのが理由です。壮大な外観もさることながら、内部に施された美しい造りも必見です。この宮殿は旧市街の中心部に位置しているので、ここを観光の起点として行動すると便利でしょう。

ハワー・マハル(Hawa Mahal)

ハワー・マハル(Hawa Mahal)

Hawa Mahal Rd, Badi Choupad, J.D.A. Market, Pink City, Jaipur, Rajasthan 302002 インド

5

エレファンタ石窟群

エレファンタ石窟群
エレファンタ石窟群

エレファンタ石窟群は、ムンバイに位置するインド門の港から、フェリーで約1時間程の場所に位置する小さな島「エレファンタ島」が誇る世界遺産です。この遺跡の見どころはヒンドゥー教の石窟寺院で、全部で5ヵ所あります。

これらは6〜8世紀頃にこの島で修行していた僧侶により造られたもので、内部は全てシヴァ神にまつわる彫刻が施されているのが特徴です。これらの多くは、かつてこの島に上陸したポルトガル人により破壊されてしまいましたが、幸い第1窟だけその被害を免れたといわれています。

第1窟はシヴァ神を祀る神殿のほか、壁面を削って造られた細かいレリーフが非常に良い保存状態で残るため、当時の人々の信仰深さを現代に伝える貴重な手掛かりとして大切にされています。最大の見どころは、奥の壁中央に深彫りされた「シヴァの三面上半身像」で、シヴァ神が持つそれぞれの顔が「調和」、「平和」および「破壊」と3つの異なる意味を持つことで知られています。

エレファンタ石窟群(Elephanta Caves)

エレファンタ石窟群(Elephanta Caves)

Gharapuri, Maharashtra 400094 インド

0

エローラ石窟群

エローラ石窟群
エローラ石窟群

アウランガーバードの北西に位置する「エローラ石窟群」は、インド最大の石窟寺院として知られる世界遺産です。この遺跡は、仏教、ジャイナ教およびヒンドゥー教の3つの宗教による合計34の石窟で構成され、その歴史は最も古いもので5世紀頃まで遡ります。

また、これらの石窟は約6世紀もの歳月をかけて掘られたといわれ、壁や天井をはじめ細部まで細かく施された彫刻の数々は人力で削り出されたとは思えない程、高い完成度を誇っています。

敷地内の面積は広大かつ訪れる石窟の数も非常に多いため、全て見学しようとすると膨大な時間を費やす必要があります。観光で訪れる際は、各宗教エリアごとの見どころをしっかりと押さえ、効率的に巡るのがオススメです。

仏教石窟群(第1〜12窟)

7〜8世紀に造られたもので、第10窟以外はヴィハーラと呼ばれる僧院です。ここで訪れておきたいのが第10窟で、仏塔を祀る目的で7世紀に造られたチャイティヤ窟です。

ヒンドゥー教石窟群(第13〜29窟)

6〜9世紀に造られたもので、優れた装飾性が際立ち見どころが多いのが特徴です。ここで是非訪れておきたいのが第16窟、21窟、29窟です。なかでも第16窟にあたるカイラーサナータ寺院は「エローラ最大の見どころ」と称されるほど壮大な石彫り寺院として知られています。

ジャイナ教石窟群(第30〜34窟)

9世紀頃に造られたもので、同敷地内で最も北に位置する石窟群です。石窟の規模こそ小さいものの、芸術性が非常に高い見事な彫刻が魅力です。ここでは第32窟および33窟を訪れましょう。

エローラ石窟群(Ellora Caves)

エローラ石窟群(Ellora Caves)

Ellora Cave Rd, Ellora, Maharashtra 431102 インド

1

ファテープル・スィークリー

ファテープル・スィークリー
ファテープル・スィークリー

ファテープル・スィークリーは、ムガル帝国第3代皇帝アクバルが1571年に遷都したことをキッカケに築いた城跡です。この場所は、かつて広大な敷地を城壁で囲み、赤砂岩を用いて造られた宮廷やモスクをはじめとする多数の美しい建造物が築かれた古都です。

しかし遷都したのも束の間、人々は深刻な水不足と猛暑が原因でわずか14年間でこの都を離れることになりました。以降、この地は長い間廃墟としての歴史を歩み、戦禍に巻き込まれることもなく現在に至っています。

その為、この都城遺跡では約450年も昔に築かれた壮大な建造物群が非常に良好な保存状態で残されているのが特徴です。イスラム様式とインド古典様式が反映された特徴的な建築様式は必見です。

見どころが非常に多い観光スポットなので、是非専用のツアーガイドと一緒に訪れることをオススメします。

ファテープル・スィークリー(Fatehpur Sikri)

ファテープル・スィークリー(Fatehpur Sikri)

インド 〒283110 ウッタル・プラデーシュ ファテープル・シークリー

0

フマユーン廟

フマユーン廟
フマユーン廟

フマユーン廟はムガール帝国第2代皇帝フマユーンの為に、その妃でペルシア出身のハージー・ベーガムが9年もの歳月を費やしたのち、1565年に完成させたお墓です。その建物は「ムガル建築」と呼ばれる、イスラム様式とペルシア様式が融合した特徴的な造りをしていて、「ムガル建築の傑作」と称えられています。

広大な庭園に位置する左右対称な霊廟を訪れて、アーグラーのタージ・マハルを連想する方は少なくないと思います。それもそのはず、フマユーン廟は、後にタージ・マハルの建築にも影響を与えた「タージ・マハルのモデル」とも呼べる建物なのです。

主な見どころはペルシアが起源といわれる正方形の庭園、完全な点対称に造られた赤砂岩の建物および大理石のドームです。インド旅行でタージ・マハルを訪れる予定の方は是非こちらの建物にも足を運んでみて下さい。

フマユーン廟(Humayun’s Tomb)

フマユーン廟(Humayun’s Tomb)

Mathura Road Opposite Dargah, Nizamuddin, New Delhi, Delhi 110013 インド

3

クトゥブ・ミーナール

クトゥブ・ミーナール
クトゥブ・ミーナール

この遺跡は「インド最古のイスラム様式の建築」として知られる世界遺産です。ここはインド最初の王朝であったイスラム王朝からハルジー朝時代の歴史的に大変重要な建造物群が残る北インドの定番観光スポットで、デリー郊外に位置しています。

主な見どころは、13世紀に建設が中断して以降未完の状態で残されたミナレット(モスクの塔)、グプタ朝によるインド統一記念として造られた鉄柱および複数の霊廟など様々ですが、この遺跡で必ず訪れておきたいのが「クトゥブ・ミーナール」と呼ばれる石塔です。

この石塔は、当時この王朝のスルターンであったクトゥブッディーン・アイバクが、ヒンドゥー教に対する勝利を記念して建てたもので、それぞれ建築年代と資材が異なる5層構造をとっています。塔の全長は72.5m、基部の直径は14.3m、そして5層目にあたる頂部は2.7mと、上部へ行くに従って細くなっています。

クトゥブ・ミーナールの歴史は1192年まで遡りますが、クトゥブッディーン・アイバク存命中に完成したのは、一層目だけであったといわれています。残りの2〜3層は後継者であるシャムスディーン・イルトゥミシュが1210〜1235年に完成させ、残る2層をトゥグルク朝のスルタン、アラーウッディーン・ハルジーが1368年に完成させました。

完成当初は5層目の上にドームが加えられていたそうですが、地震によって落下してしまった為、現在は確認することが出来ません。また、そのすぐ横には1188年に築かれたインド最古のモスク「クワットアル・イスラム・マスジット」が位置しています。

このモスクはヒンドゥー教やジャイナ教の寺院を破壊し、それらの建築資材をそのまま使用して建てられた為、回廊の柱など所々にその名残が残っているのが特徴です。

クトゥブ・ミーナール(Kutab Minor)

クトゥブ・ミーナール(Kutab Minor)

インド 〒110030 デリー ニューデリー メローリー セス・サライ

3

ラール・キラー

ラール・キラー
ラール・キラー

タージ・マハルを築いたことで知られる、ムガル帝国第5代皇帝であるシャー・ジャハーン皇帝が、オールドデリー地区に要塞として建築した城です。また、この城は1639〜1648年に建造され、赤い砂岩で造られていることから「レッド・フォート」という別名を持ちます。

イギリス統治時代には軍事施設として利用され、1857年に起きたインド大反乱(セポイの乱)では宮殿の一部が破壊されてしまったものの、城内にはムガル帝国の面影が色濃く残る見どころが多いです。

【主な見どころ】

  • 貴石を用いた装飾が美しい宮殿、カース・マハル
  • 「真珠のモスク」と呼ばれる大理石製のモーティー・マスジット
  • 9つの大理石ドームが特徴的で、当時ムガル帝国の一部だったパキスタン北東部のラホールの方向を向いている、ラホール門
  • 当時密談が行われていたとされる「貴賓謁見の間」、ディーワーネ・カース
  • ムガル帝国の伝統的なモチーフが施された「一般謁見の間」、ディーワーネ・アーム

ラール・キラー(Red castle)

ラール・キラー(Red castle)

Netaji Subhash Marg, Lal Qila, Chandni Chowk, New Delhi, Delhi 110006 インド

3

ガンガー

ガンジス川
ガンジス川

ガンガーは、インド北部のヒマラヤ山脈から南部のベンガル湾へ流れる大河で、別名ガンジス河と呼ばれています。川沿いにはヒンドゥー教の聖地として知られるワラーナシーが位置し、旧市街に沿って並ぶ84のガートには、沐浴および祈りを捧げる目的で多くの信者が訪れています。

ガンジス川(Ganges River)

ガンジス川(Ganges River)

ガンジス川

4

インドのおすすめホテル10選

ホリデイ イン ニューデリー インターナショナル エアポート


基本情報
【住所】Asset Area 12, Hospitality District, Aerocity, Delhi International Airport, インディラ ガンディー国際空港, ニューデリー&NCR, インド, 35, 110037
【WiFi】全室無料
【ペット】不可

レッド フォックス ホテル デリー エアポート


基本情報
【住所】Hospitality District, インディラ ガンディー国際空港, ニューデリー&NCR, インド, 35, 110037
【WiFi】全室無料
【ペット】不可

ザ リーラ アンビエンス コンベンション ホテル


基本情報
【住所】1,CBD, Maharaja Surajmal Road, Near Yamuna Sports Complex, デリー東部, ニューデリー&NCR, インド, 35, 110032
【WiFi】全室無料
【ペット】不可

ジャスタ アトリオ


基本情報
【住所】Off N.H – 8 (Delhi- Jaipur Highway) Kapashera,, インディラ ガンディー国際空港, ニューデリー&NCR, インド, 35, 110037
【WiFi】全室無料
【ペット】不可

クラウン プラザ グレーター ノイダ


基本情報
【住所】Surajpur Chowk,Institutional Green, Greater Noida, グレーター ノイダ, ニューデリー&NCR, インド, 35, 201306
【WiFi】全室無料
【ペット】不可

メイフェア ハイドアウェイ スパ リゾート


基本情報
【住所】Rangali, Betul, Salcete, カヴェロッシム, ゴア, インド, 35
【WiFi】全室無料
【ペット】不可

フィダルゴ ホテル


基本情報
【住所】18th June Road, Panjim City, パナジ, ゴア, インド, 35
【WiFi】全室無料
【ペット】不可

ザ アイビー アンジュナ


基本情報
【住所】649/3 Dmello Vaddo. Near Starco Junction, アンジュナ, ゴア, インド, 35, 403502
【WiFi】全室無料
【ペット】不可

クラウン プラザ ジャイプル トンク ロード


基本情報
【住所】CROWNE PLAZA JAIPUR,SP1, SITAPURA (RIICO), TONK ROAD, ジャイプール国際空港, ジャイプル, インド, 35, 302022
【WiFi】全室無料
【ペット】不可

ホテル マリゴールド シタプラ


基本情報
【住所】IT 20, Sitapura Industrial Area Near Jaipur Exhibition And Convention Centre and Chokhi Dhani, Tonk Road, ジャイプール国際空港, ジャイプル, インド, 35, 302022
【WiFi】全室無料
【ペット】不可

インドの年間イベント情報

1月

共和国記念日(1月26日)

1950年1月26日(木)にインド憲法を発布し、共和国になったことを記念するインドの祝日です。この日は国内各地でパレードが催されますが、なかでも首都デリーの大統領官邸からインド門までを結ぶ大通りで催されるパレードは、規模が盛大なことでよく知られています。

デリー周辺ではセキュリティー対策の都合上、主要な観光施設が前後数日間閉鎖されます。この時期にインドを訪れる場合は、旅行計画を慎重に行う必要があるので注意してください。

3月

ホーリー

ホーリー イメージ
ホーリー イメージ

ホーリーはヒンドゥー教最大およびインド三大祭りの一つとして知られ、毎年3月下旬に2日間の日程で開催されます。人々は1日目に街頭で焚き火をしながら幸福の祈願を行い、2日目に色が付いた粉や水を互いに掛け合い、春の訪れを祝います。

シヴァラートゥリ

ヒンドゥー教徒が破壊神シヴァ神を祭る祝日です。何億人もの信者が讃歌を歌いながら夜通し祈りを捧げ、功徳を積みます。

4月

聖金曜日

イースターとして知られる復活祭前の金曜日を意味する、キリスト教において最も重要な祝日の一つです。イエス・キリストが十字架にかけられて処刑された日で、受難日とも呼ばれています。

5月

メーデー

メーデーは、毎年5月1日に祝われる国際的な労働者の祭典です。インドでもこの日は祝日にあたり、一部のお店およびレストランそして公的機関が休みになるので注意しましょう。

6月

イスラム教断食明け祭

イスラム暦における第9月の断食月「ラマダーン」の終わりを告げるお祭りで、イスラム教徒は断食明けを祝ってごちそうを食べます。日付は、預言者「ムハンマド」が聖地メッカからメディナに移住した622年を元年としてつくられた暦である「イスラム暦」に従うため、毎年変化します。

8月

インド独立記念日(8月15日)

インド国旗
インド国旗

1947年8月15日(金)、インドがイギリスから独立したことを記念する日です。1月の共和国記念日と同じく国内各地でパレードなどが行われるほか、デリー周辺のセキュリティー強化に伴い、主要観光施設が前後数日閉鎖されます。この時期にインド旅行を計画される方は、注意してください。

クリシュナ神誕生日

クリシュナ神
クリシュナ神

ヒンドゥー教の神様の中でも非常に人気が高いクリシュナ神の誕生を祝う祭りで、クリシュナ・ジャンマシュタミーとも呼ばれています。

9月

イスラム教新年

イスラム教徒
イスラム教徒

イスラム教の預言者として知られるムハンマドが、聖地メッカからメディナに移住したといわれる日です。この日付は、622年を元年としてつくられた「イスラム暦」に従うため、毎年変動します。

ガネーシャ生誕祭

ガネーシャ
ガネーシャ

ガネーシャ生誕祭は、特徴的なゾウの頭と大きなお腹を持つヒンドゥー教の神様であるガネーシャの生誕を祝う西インド最大のお祭りです。各地で毎年8月下旬から9月上旬頃まで合計11日間にわたり開催されますが、特にマハーラーシュトラ州に位置するプネーのものが盛大として知られています。

10月

マハートマー・ガンディー生誕祭(10月2日)

民主運動の主導者であり、インド建国の父と呼ばれる、マハートマー・ガンディーの誕生日です。彼の誕生日である10月2日は、毎年インドの祝日として祝われています。

また、1948年1月30日(金)に暗殺された彼の亡骸を火葬したことで知られるラージ・ガートには、政府の要人を始め、全国各地から多くの人々が参拝に訪れます。

ヒンドゥー教ダシェラ祭

ダシェラ祭はインド三大祭りのなかで最も盛大かつ人気が高いお祭りで、毎年9月から10月の間、10日間催されます。

これは、「ヒンドゥー教の英雄ラーマ王子が3人の悪魔と10日間にわたる戦いの末、勝利した」という伝説にまつわるお祭りで、信者は健康と繁栄を願って9日間の断食を行います。祭り最終日にあたる10日目になるとラーマ王子に倒された魔王ラーヴァナを模した巨大な人形をインド各地で燃やします。

ゴバードハンプジャ

ゴバードハンプジャは、精進料理を神に捧げてお祝いするヒンドゥー教のお祭りです。

11月

ムハンマド生誕祭

ムハンマド生誕祭は、イスラム教の預言者として知られるムハンマドの生誕を祝う日です。祭りの日付は9月のイスラム教新年と同じくイスラム暦に従うため、毎年変化します。

ディワーリー(ヒンドゥー教新年祭)

ディワーリーは、ホーリーおよびダシェラ祭と共にインド三大祭りを構成するヒンドゥー教のお祭りです。このお祭りは毎年10〜11月にヒンドゥー教の富と幸運の女神として知られるラクシュミーを招き、人々が商売繁盛および幸運を祈願します。

ディワーリーの前後5日間は、女神を招くための灯明が家々の戸口を照らすので「光の祭典」とも呼ばれています。

インドへの主要エリアからのアクセス・所要時間

空港 出国イメージ
空港 出国イメージ

日本からインドへは、直行便または乗り継ぎ便を利用してアクセスするのが一般的です。日本から直行便を利用して行くことが出来る都市はデリーおよびムンバイで、日本からの出発空港は成田国際空港のみです。

成田空港からニューデリー(DEL)までの所要時間は直行便の利用で約10時間、ムンバイは約10時間40分です。また、中部国際空港をはじめとするその他の都市から向かう場合は、乗り継ぎ便で第3国を経由してアクセスすることになります。

その場合、日本からニューデリー(DEL)までの最短所要時間は約11時間20分となります。乗り継ぎ便を利用しての所要時間は経由地での乗り換え時間の長さにより異なるので、その他の国や都市を経由する場合は、乗り継ぎ時間の長さを必ず確認しておきましょう。

就航している航空会社

直行便

  • エア・インディア
  • 日本航空
  • 全日空

経由・乗り継ぎ便

日本からインドへの乗り継ぎ便を提供している航空会社と主な経由地

  • 中国東方航空
  • キャセイパシフィック航空
  • 中国国際航空
  • 大韓航空
  • タイ航空
  • シンガポール航空

ツアーを選ぶときのTips集

何泊くらいのツアーが最も楽しめるでしょうか?

インドを訪れるのが初めてで、訪れる先をデリー、アーグラーおよびジャイプールなどの定番観光都市だけに絞る場合、現地での必要宿泊日数は5日以上あると理想と言えます。従って最高日程が6〜 8日間のツアーを予約すれば、様々な都市を訪れてインドの歴史や文化をまんべんなく楽しむことが出来ると思います。

インドまでは飛行機でどのくらいかかりますか?

  • 成田空港から:首都ニューデリー(DEL)まで直行便の利用で所要約10時間、ムンバイまでの直行便は所要約10時間40分
  • その他の都市から: 首都ニューデリー(DEL)まで乗り継ぎ便を利用した場合の最短所要時間は約11時間20分

インドの気候は?訪れるのにオススメなシーズンはいつですか?

インドの気候は、乾季、雨季、暑季の3つに分類されます。広大な国土は訪れる地域によって気候が全く異なりますが、一般に10〜3月頃が乾季、4〜6月が暑季、そして7〜9月が雨季に当てはまります。

一般に乾季にあたる10〜3月が、インド旅行を最もオススメする時期です。日中との寒暖差により日没以降一気に冷え込む砂漠地帯や山岳地帯を訪れる場合は、6〜9月の旅行をオススメします。

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【オランダ観光スポット紹介】風車、チューリップ、チーズ、ミッフィー!おすすめスポットを厳選

【ミャンマー観光スポット紹介】人気の定番観光地から、パワースポットの寺院遺跡、夕日鑑賞スポットを厳選

ベールに包まれた国とも言われる東南アジアの国、ミャンマー。近年の民主化により、人気急上昇中の観光地です。寺院遺跡や巨大な仏像、パワースポットまで、ユニークな観光スポットがたくさん。ミャンマーを旅行するなら、ぜひ知っておきたい人気観光スポット、お土産やグルメ情報など、ミャンマー旅行に欠かせない情報をご紹介します。
【ミャンマー観光スポット紹介】人気の定番観光地から、パワースポットの寺院遺跡、夕日鑑賞スポットを厳選

【スイス観光スポット紹介】人気のお土産や旅行に役立つ情報満載!おすすめスポット28選

アルプスの大自然に囲まれ、数多くの湖と中世の面影漂う街並みを有するヨーロッパの人気旅行先、スイス!車窓から眺める美しい景観が魅力の観光列車や標高4,000m級の山々を望む展望台、および周辺に位置する国々からの影響を強く受けた独特な文化やグルメなど様々な見どころがあります。このページでは、スイスを訪れるうえで抑えておきたい主な見どころや、人気リゾートや自然が満喫できるスポット、定番のお土産までスイス旅行の計画を立てるのに必要な情報をたっぷりと紹介しています。
【スイス観光スポット紹介】人気のお土産や旅行に役立つ情報満載!おすすめスポット28選

【オランダツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

オランダは、チューリップをはじめとした花の都であり、昔から風車に支えられた水の都です!美味しいチーズや伝統のお菓子を食べたり、クリスマスイベントに参加したり、絵本に出てくるような可愛い町並みを散歩することができます。そんな魅力溢れるオランダのツアーの選び方、基本情報、見どころ、定番スポット、年間イベント、アクセス時間や航空会社などを一気にご紹介します。
【オランダツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

シカゴ旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

アメリカの三大都市のひとつであるシカゴ。「摩天楼の発祥地」とも呼ばれ、建築、アート、音楽などのカルチャーがぎゅっと詰まった魅力満載の都市とも言えます。「ミッドウェスト」と呼ばれるアメリカの中西部に位置していることもあり、地元民たちがどこか人間味があって気取ったところがないフレンドリーなことでも有名です。新旧の建築様式が入り交ざった高層ビルたちや、街中に溢れるアート作品、美しいミシガン湖や、年中音楽の絶えることのない様々なジャンルのライブハウスなど、様々な見どころを持つシカゴ。シカゴを旅行するならぜひ知っておきたい見どころや人気グルメだどなど、旅行に役立つ情報を紹介していきます。 取材協力: [イリノイ州観光局](https://www.enjoyillinois.com/jp/) [シカゴ観光局](https://www.choosechicago.com/)
シカゴ旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

【ラスベガス観光スポット紹介】映えるホテルやショッピング、大自然まで魅力満載のスポット29選

非日常を味わうには絶好のラスベガス。カラフルなネオンがきらきら輝く街並みは、元々は砂漠地帯だったとは到底思えません。代名詞「24時間眠らない」と言われるように、深夜でさえも昼間のような演出で盛り上がりを見せます。また、少し足を伸ばせば別世界の大自然にも巡りあえる、少し不思議な感覚も覚えます。 定番からおすすめまで、SNS映え間違いなしのスポットをご紹介します。
【ラスベガス観光スポット紹介】映えるホテルやショッピング、大自然まで魅力満載のスポット29選

【ロンドン観光スポット紹介】アートにロイヤルファミリー、マーケット!おすすめスポット27選

イギリスの首都「ロンドン」は、世界的に愛される観光都市です。「大英博物館」を筆頭にたくさんの美術館や博物館を鑑賞したり、古き良き街並みや王室文化を体感することができます。ハリーポッターやシャーロック・ホームズの世界に飛びこむこともできますし、マーケットや公園などの地元民憩いの場でゆっくり観光するのもいいでしょう。そんな魅力あふれるロンドンの基本情報、観光スポット、定番のお土産、アクセス情報、年間イベントなどを盛りだくさんにご紹介します!
【ロンドン観光スポット紹介】アートにロイヤルファミリー、マーケット!おすすめスポット27選

【フランス 観光スポット紹介】定番からアートにお城、ショッピングまで!おすすめスポット33選

ヨーロッパでも広い国土を持つフランスは、観光の見どころとなるスポットもたくさんです。初めてのフランスであれば、まずは足を運びたいのが定番スポット。そして、世界的にも有名な作品が数多く見られる美術館を巡り、ロワールの古城で王家の華やかな時代を感じ、荘厳で素晴らしい教会や巡礼の地を訪れ、心穏やかな時間を過ごすのもいいでしょう。 圧巻の古代ローマ遺跡を目にし、アルプスの大自然の絶景を眺め、まるで絵本のようなヨーロッパの古い街並みを散策するといった、フランス観光ならではの楽しみも待っています。 今回は、定番からショッピングまで、33のおすすめ観光スポット、お土産やアクセス、観光の移動手段など、フランス観光に役立つ情報をご紹介します。
【フランス 観光スポット紹介】定番からアートにお城、ショッピングまで!おすすめスポット33選

【モロッコツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

「砂漠の国」のイメージがある北アフリカの国、モロッコ。イスラム教を信仰する国でありながら、かつては様々な国からの植民地支配を受けた歴史を持ち、不思議なことにヨーロッパおよび中東の文化がお互いにどこかうまく調和しています。迷路のような旧市街「メディーナ」で出会う美しい宗教建築や、世界遺産に登録された都市遺跡などをはじめ、街で出会う可愛い雑貨の数々、ヘルシーで美味しいモロッコ料理など旅の楽しみ方は無限大!このページではモロッコ旅行に必要な基本情報、おすすめのツアーやホテル、その他知っておくと便利な情報を紹介しています。
【モロッコツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

エジプト旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

エジプトは、毎年世界各地から多くの観光客が訪れる、人気の旅行先です。その歴史は約5,000年にも遡り、日本とは全く異なる文化やピラミッドをはじめとする、世界的に重要な建造物などのを持っているのが特徴です。また、この国の自然は砂漠だけでなく、緑豊かなオアシスや、鮮やかなターコイズブルーを持つ塩田および塩湖、そして地中海・紅海に面する美しいビーチリゾートなどを有しているため訪れる人々を楽しませます。エジプトは他の観光国と比べても物価が安いので、滞在中にかかる費用が抑えられるのも嬉しいポイントでしょう!このページではエジプトの人気エリアや見どころ、アクセス情報そしてその他旅行前に知っておきたい情報などを紹介しています。
エジプト旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

【エジプト 観光スポット紹介】多くの歴史的世界遺産や絶景!おすすめスポット25選

エジプトは、毎年世界各地から多くの観光客が訪れる人気の旅行先で約5,000年にもおよぶ長い歴史および重要な世界遺産物件が非常に多く存在するのが魅力です。また、この国の自然は砂漠だけでなく、緑豊かなオアシス、鮮やかなターコイズブルーを持つ塩田および塩湖、そして地中海・紅海に面する美しいビーチリゾートなどが訪れる人々を楽しませます。エジプトは他の観光国と比べても物価が安いので、滞在中にかかる費用が抑えられるのも嬉しいポイントでしょう!このページではエジプトを訪れるうえで抑えておきたい主な見どころおよび人気リゾートや自然が満喫できるスポット、定番のお土産までエジプト旅行の計画を立てるのに必要な情報をたっぷりと紹介しています。
【エジプト 観光スポット紹介】多くの歴史的世界遺産や絶景!おすすめスポット25選

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ホリデー編集部
ホリデー編集部からのコメント

いかがでしたか?感動の世界遺産をはじめ、手付かずの自然やユニークな文化など様々な見どころが訪れる人々を魅了するインド。
今回はインドのツアー選びのポイントや旅の見どころ、および旅を計画するために知っておきたい情報を一気に紹介しました!これからインドへ旅行する方も、単純にインドという国の知識を深めたいという方も今回紹介した内容を参考にしていただけると幸いです。

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