• Holiday トップ
  • ロシア旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

ロシア旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

ロシア旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!のカバー画像

世界で最も広大な国土面積を誇るロシア!ロシア正教の寺院をはじめとする美しい宗教建築や壮大な自然をはじめ、豊かな文化など様々な魅力があり、日本から最短2時間半でアクセス出来ることから近年注目を集めている人気な旅行先です。このページではロシアの人気エリアや見どころ、アクセス情報そしてその他旅行前に知っておきたい情報などを紹介します。

目次

ロシアってどんなところ?

ロシアの基本情報

モスクワ
モスクワ

ロシアはユーラシア大陸北部に位置する国で、正式名称はロシア連邦、首都は国土西部に位置するモスクワ(Moscow)です。国土面積はアメリカの約2倍、そして日本の総面積と比較しても約45倍と非常に広大なのが特徴で、東部に位置する極東ロシア地域までは東京から約2時間20分でアクセス出来るほど地理的に近い存在であるのが特徴です。

外務省基礎データによると総人口は1億4,680万人(2017年統計)で、国土がとても広いにも関わらず日本の総人口を少しだけ上回る程度に留まります。

日本との時差は地域ごとに異なり、首都モスクワが位置するロシア東部を標準時として東へ向かうにつれて1時間ずつ加算して計算する方法が採用されています。日本から多くの観光客が訪れる首都モスクワおよびサンクトペテルブルクの時差は日本のマイナス6時間、一方ウラジオストクやハバロフスクなどの都市が位置する極東地域ではマイナス1時間のみです。

公用語はロシア語ですが、地域ごとに異なる100以上の民族言語が存在します。
しかしながら観光客が多く訪れるホテルや空港、および高級レストランでは英語が通じるので、あまり心配する必要は無いでしょう。

また、国民の多くがロシア正教をはじめとするキリスト教を信仰しているほか、イスラム教、ユダヤ教、および仏教などその他の宗教も広く信仰されています。

この国にはロシア正教特有の建築様式を持つ教会および大聖堂が点在しているほか、その内部に飾られているイコンなど、ロシアだからこそ楽しむことが出来る魅力もたくさん詰まっています。日本からも直行便が就航しており、アクセスが便利なことから近年多くの観光客が訪れています。

ロシアの歴史

ペテルゴフ
ペテルゴフ

古代

862年 ノルマン系のバイキングであるリューリクがスラヴ系民族を支配し、ノヴゴロド公国に「ルーシ」という国家を設立

887年 リューリクの没後に大公の地位を継承したオレグが、息子イーゴリと共に現在のドニェプル川中流域キエフを占領し、「キエフ・ルーシ」という広大な新国家が誕生

10世紀末 スヴァトスラフ1世の子ウラジーミルがキリスト教を受容し、ギリシア正教国教として指定。この時代にキエフのソフィア大聖堂やペチェールスカ大修道院、および黄金の環を構成する町の一つであるヤロスラヴリがウラジーミルの息子ヤロスラフによって築かれました。

中世

1237年 チンギス・ハーンの孫であるバトゥ率いるモンゴル軍がキエフ領内に侵入し、250年間にわたるタタールのくびき(モンゴル軍による支配)が続く

1240年 アレクサンドル・ネフスキーがネヴァ川に上陸したスウェーデン軍を撃退し、その2年後にはチュド湖での戦いでドイツ騎士団を破る

1276年 アレクサンドル・ネフスキーの息子ダニール公がモスクワを拠点にモスクワ公国を築く

1480年 キプチャク・ハン国からの独立を果たし、モスクワ大公国のイワン3世がロシア統一を達成。モンゴル軍を破ってくびきが終わったことをきっかけに、近代ロシア国家の基礎を固める

1598年 イワン4世の息子フョードル帝の死去によるリューリク朝断絶。以後、ポーランド軍の侵攻や内乱など様々な困難に見舞われる

1612年 クジマ・ミーニンやドミトリー・ポジャルスキー公の活躍によりポーランド軍を撃退。以降、1917年まで皇帝ミハイル・ロマノフ率いるロマノフ朝が続く

近世・近代

1712年 モスクワからペテルブルク(現在のサンクトペテルブルク)への遷都。ピョートルのもと、ロシアは政治および文化共に急速な成長を遂げる。また、彼の没後も皇帝は何度も入れ替わることになりました。この時代のロシア文化に大きく貢献した女帝エリザヴェータも17世紀に活躍した人物で、サンクトペテルブルクの位置する諸宮殿の建造に携わったと言われています。

1762年 ピョートル皇太子の妃として、ドイツからロシアにやって来たエカテリーナ2世が女帝として即位。相次ぐ外征により、領土を広げたほか、膨大な資金を投じて数々の美術品を収集したことから、現在のエルミタージュ美術館の基礎を造った人物としてよく知られています。

1812年 フランスのナポレオン1世が率いる大軍によるモスクワ侵攻。結果は失敗に終わったものの、戦いは約半年間に及んだ

1904年 満州の権益を巡る日露戦争の開始

1905年 1月に当時の首都サンクトペテルブルクで血の日曜日事件が起き、5月にはバルチック艦隊が全敗したことにより、日露戦争に敗北

1917年 ロシア革命(二月革命および十月革命)が起こる

現代

1922年 ロシア、ウクライナ、ベラルーシ、およびザカフカース(現在のコーカサス3国)が集まり、ソビエト社会主義共和国連邦を成立

1991年 同年3月にソビエト連邦が解体された事により、初代大統領ボリス・エリツィン率いるロシア連邦が成立

ロシアの通貨および両替事情

ルーヴル 紙幣
ルーヴル 紙幣

ロシアの基本通貨はロシア・ルーブル(RUB)で、ルーブル(P)という単位を用いて表記されるのが一般的です。2020年3月17日(火)現在、1ルーブルあたりの両替レートは約1.43円です。

紙幣は10P、50P、100P、200P、500P、1,000P、2,000P、5,000Pの8種類、硬貨は1P、2P、5P、10Pの4種類が存在します。その他にも、カペイカと呼ばれる少額の通貨が4種類あり、100カペイカで1Pとみなすので参考までに覚えておきましょう。

日本円からロシア・ルーブルへの両替は、モスクワやサンクトペテルブルクをはじめとする大きな都市では可能ですが、レートが非常に良くないため、日本を出国する時に手持ちの現金をあらかじめ米ドルもしくはユーロに両替しておくことをオススメします。

これらの通貨の両替は、駅や空港および銀行をはじめ、市内の両替所やバスターミナルなどで広く行うことが可能です。

また、各種クレジットカードによるキャッシングも可能ですが、路上に設置されているATMなどはセキュリティーが低いため、カードデータを盗むスキミング被害が多く発生しています。キャッシングを希望される場合は、銀行内部やショッピングモールなどセキュリティー面において信用可能な場所に設置されているATMから現金を引き出すよう心掛けましょう。

ロシアの気候と服装

パッキング
パッキング

気候について

ロシアの気候は典型的な大陸性気候で、一般的に4月から6月が春、7月から9月が夏、10月から12月が秋、そして1月から3月が冬にあたりますが、国土が北海道よりも高緯度に位置しているため平均気温は一年を通して日本の平均を下回ります。

また、ロシアを訪れるのにオススメなシーズンは、気候が最も温暖で過ごしやすい5〜9月が該当します。特にモスクワ、黄金の環、サンクトペテルブルクなど国土北西部を訪れる場合、5月下旬から7月中旬まで白夜と呼ばれる季節に該当し、夜中の2時頃まで明るいので、冬の季節に旅行するよりもより長く観光を楽しむことが出来るのでオススメです。

しかしバレエやオペラの鑑賞を目的にこの国を訪れるのであれば、夏の間は公演が行われないため冬の時期に渡航する必要があるので、旅行を計画する際には注意が必要です。

服装について

ロシアへ旅行する場合の服装は、訪れる季節や地域によって全く異なります。

先にも述べた通り、ロシアは北海道よりも高緯度に位置しているため、平均気温が年間を通じて日本の平均を下回ります。また、国土が非常に広大であるため、各季節の平均気温が地域ごとに大きく差があるのも特徴の一つとして挙げられます。

いずれにせよ、この国で最も寒い時期は全土共通して1〜2月が該当します。この時期は、ロシア西部の平均気温がマイナス10度前後なのに対し、シベリア地方ではマイナス20〜35度、そして内陸地方ではマイナス50度以上と例年想像を絶するほどの寒さを観測します。

夏の時期は、日本と同様の服装もしくは一枚羽織ることが出来る薄手のシャツやカーディガンを持ち歩く程度の気温になりますが、春や秋でも国土全体の平均気温は低く、特に朝晩を中心に冷え込むため、日本の冬を過ごす時のような厚手のアウターの持参はマストです。

10月以降になると、平均気温は日本の真冬並みもしくはそれ以上まで下がるので、現地を訪れる際は防寒対策をしっかりと施して旅行することを強く勧めます。また、厚手のコートやジャケットの他にもロシア帽などといった防寒アイテムも非常に重宝します。

ロシアの文化

観光客 イメージ
観光客 イメージ

ロシアでは、国民の多くがロシア正教(キリスト教の一種)を信仰していると言われています。特徴的な外観と美しいモザイクなどの鑑賞を目当てに、多くの観光客がロシア正教会の寺院を訪れると思いますが、女性が内部へ入場する際は髪の毛をスカーフで覆うことが義務付けられています。

また、この国には100以上の民族が住んでるといわれ、地域により文化が異なるので面白いです。これらの民族の中で共通する文化が美術、文学、そしてオペラを含む音楽や演劇です。これらはロシアという国を知るうえでも大変重要な要素なので、この国を旅行で訪れる際は見逃せない見どころであると言えます。

撮影マナーについて

美術館や博物館がとても多いロシア、これらを訪れる際に特に気を付けておきたいのが撮影マナーです。この国では内部および芸術作品の撮影が許可されている観光スポットが多いですが、フラッシュや三脚の使用は認められていません。特にフラッシュの使用は、歴史的価値が非常に高い絵画作品を傷める可能性がある為、厳しく禁止されています。

その他にも現地では、軍施設、および政府関係の建物の撮影は現地警察から拘束されるなど思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があるので控える必要があります。また、現地の人々は正面から写真を撮られることをあまり好まないので、人物を対象とした写真を撮影したい場合は念の為相手に確認することをオススメします。

チップについて

訪れる国により、価値観が異なり私たち日本人には戸惑いがちな「チップ文化」。どんなシチュエーションで渡すのが良いのか、そして実際にいくら渡したら良いのか、など迷うことも多いはずです。

ロシアでは、ソ連時代にはチップの習慣が無かったものの、現在では観光客が訪れるホテルやレストラン、およびカフェではチップが期待されています。

チップには相手のサービスに対する感謝の意味合いも含まれているので、不快な対応をされたなどサービスに不満がある場合はもちろん支払う必要はありません。また、レストランやカフェのメニューにサービス料金の記載がある場所に関してもチップを渡す必要はありません。

チップとして渡す金額の目安は、シュチュエーションにより異なりますが、レストランの場合は総額の10%程度、ホテルのポーターやルームサービス、および客室の清掃などに関しては1米ドル程度が理想です。

喫煙および飲酒マナーについて

ロシアは国民の約4割が喫煙者に該当する、喫煙大国です。日本では一箱400〜500円程度で購入できるタバコも、現地では平均100円以下で購入することができます。

しかしながら、この国ではその喫煙率の高さを理由に、喫煙者のマナーに対する法律による取り締まりが日本に比べ非常に厳しく行われています。その内容は、原則喫煙が許される場所は自宅や個人が所有する車のみで、例えばレストランやホテルをはじめ、バーや長距離列車内など公共の場での喫煙は法による取り締まりの対象となります。

また、飲酒に関してもバーやレストランなどの飲食店および住居以外では基本的に不可であるため、注意が必要です。日本と同様の感覚で公園や路上、そして公共施設などで飲酒するのは絶対にやめてください。

これらの注意に違反した場合、罰金が課せられることになります。近年では公務員による汚職も少なくはなってきているものの、現地の警察の給料はとても低く賄賂もしくは規定以上の罰金を要求してくる警官も少なくありません。旅行中は現地のルールにしっかりと従って行動しましょう。

ロシアの治安

ATM
ATM

ロシアの治安は以前と比較すれば安定傾向にあるものの、近年拡大している国民の経済格差などを背景に、現金およびその他の貴重品目当ての犯罪が多く発生しています。また、スリやひったくりをはじめ、強盗などといった犯罪の被害は、観光客だけでなくロシアで生活する人々にまで及んでいるほどであるため、現地を訪れる際はこれらの被害に遭わないためにもしっかりと対策を施した上で十分に注意して行動する必要があります。

スキミング

最近ではクレジットカードの情報を盗み出し多額の現金を引き出す手口(スキミング)も横行しており、非常に多くの被害が報告されています。旅行先でATMから現金を引き出す際は、なるべく銀行やショッピングモールの中など、セキュリティーをある程度信用できる場所に設置されているATMを利用しましょう。

また、特に目立った被害がなく無事に帰国した場合でも、クレジットカードの利用履歴をしっかりと確認するほか、心配な場合は暗証番号を変更するなどの工夫も役に立つので参考にして下さい。

パスポートの携帯

ロシアでは旅行者にパスポートの携帯を義務付けているので、宿泊先がら外出する場合は忘れずに持ち歩くようにしましょう。警察に身分を証明するものの提示を求められた際に、パスポートなどが手元に無いと罰金の対象に当てはまります。

パスポートを含め貴重品類は、コートやジャケットの内ポケット、もしくはズボンの中などスリに狙われにくい場所に保管するようにしましょう。

人気観光都市

ロシアには文化および自然に関連した合計29の世界遺産が国内各地に点在していて、それらを含む以下の観光都市が人気です。

【人気観光地一覧】

  • ロシアの歴史・文化・芸術に関連した見どころが多い首都モスクワ
  • バルト海に面し、ヨーロッパらしい建造物が多く立ち並ぶ港湾都市サンクトペテルブルク
  • バイカル湖への観光拠点であり、「シベリアのパリ」と称される美しい街並みを誇るイルクーツク
  • 日本から最も近いロシアの都市であり、近年女性を中心に人気沸騰中のウラジオストク

ロシア旅行の見どころ

モスクワとサンクトペテルブルクの2大都市を訪れる

モスクワ
モスクワ

ロシアを訪れるなら絶対に見逃せないのが、西部地域に位置するモスクワおよびサンクトペテルブルクの2大都市です。

これらの都市は、この国の政治や宗教、および文化において、長年中心的な役割を担ってきた非常に重要な都市です。それぞれの都市の中心部には、ユネスコの世界文化遺産として登録されている様々な歴史的建造物が点在しており、ロシアがこれまでに歩んできた独特な歴史を辿る上で必要不可欠な存在となっています。

異国ならではの美しい建物が立ち並ぶ街並みをゆっくりと散歩しながら、豊かなロシア文化や興味深い歴史の舞台を訪れてみましょう。

世界一の透明度を誇るバイカル湖で壮大な自然を楽しむ

バイカル湖 イメージ
バイカル湖 イメージ

せっかくロシアまで旅行するのであれば、是非体感していただきたいのが壮大なスケールを誇る大自然です。この国には歴史および文化面で非常に重要な文化遺産の他にも、訪れておきたい自然スポットが多くあり、合計11もの自然遺産が国内各地に点在しています。

ユネスコの世界自然遺産として登録された数ある物件のなかでも、ロシア南東部に位置するバイカル湖は、一際存在感を放つ絶景観光スポットとして知られ、深さおよび透明度は共に世界一です。毎年世界中からその美しさを一目見ようと多くの観光客が足を運んでいます。

特に冬の季節は厳しい寒さで湖が凍り、幻想的な景色が広がるほか、湖上を歩くなど非日常的な体験が楽しめることから人気です。

豪華な劇場を訪れて本場のバレエやオペラを楽しむ

ボリショイ劇場
ボリショイ劇場

ロシアの文化を語る上で欠かせないのが、バレエやオペラなどの舞台芸術です。バレエは元々、宮廷文化から生まれたと言われていますが、現在では国民生活にしっかりと定着しています。首都モスクワやサンクトペテルブルクには、西洋ならではと言うにふさわしい美しい内装が特徴の劇場が多くあり、「白鳥の湖」や「くるみ割り人形」をはじめとする数々の名作が、期間中毎晩のように上演されています。

公演は一般に秋から冬にかけて行われ、その他の季節には海外公演が開催されます。首都モスクワで訪れるなら「ボリショイ劇場」、サンクトペテルブルクでは「マリインスキー劇場」での鑑賞をオススメします。これら2ヵ所は世界的にも有名な名門劇場で、宮殿のような豪華な内装は必見です。

鑑賞時間の目安は、バレエのプログラムが3時間、オペラであれば4〜5時間と長めなので、旅行中のスケジュールを立てる際は注意が必要です。

ロシア美術の名作を堪能!美術館巡り

エカテリーナ宮殿
エカテリーナ宮殿

ロシアが誇る芸術文化は、バレエやオペラだけに留まらず歴史画を中心とする「ロシア美術」も高い評価を得ています。これは一般にイコンとして親しまれる宗教画から、ロシア革命前後に花開いたアヴァンギャルド美術、そして社会主義リアリズムなどを含む幅広いジャンルを指します。

ロシアには都市部を中心に、これらをはじめ西洋画を中心に多数の美術作品を展示している美術館があります。なかでも、首都モスクワに位置するプーシキン美術館、トレチャコフ美術館、そしてサンクトペテルブルクに位置するエルミタージュ美術館、およびロシア美術館の4ヵ所は素晴らしい所蔵作品を多く所有していることから「ロシアの4大美術館」として有名です。

ロシアならではのご当地グルメを味わう

ロシア料理
ロシア料理

広大な国土面積を誇り、ヨーロッパおよびアジアと国境を接していることから、バラエティー豊かな食文化が存在するロシア。この国でよく食べられている料理の数々は、主にヨーロッパの食文化をベースとしており、海や山から採れた新鮮な素材を贅沢に使用しているのが特徴です。

なかでも最も高い地名度と不動の人気を誇るロシア料理といえば、濃厚なサワークリームでスライスした牛肉と野菜を煮込んだ「ビーフストロガノフ」です。その他にも、中に具材がたっぷりと詰まったロシアのおかずパン「ピロシキ」、日本でも最近スーパーフードとして注目を集めているビーツのスープ「ボルシチ」など、私たち日本人の口にもよく合う味付けの郷土料理が多数存在しています。

普段は、なかなか口にする機会が無いロシア料理ですが、現地を訪れたらこれまで出会うことが無かった素晴らしいグルメの数々にきっと出会えることでしょう。ロシアへ旅行される際は、是非これらのご当地グルメを余すことなく堪能しましょう。

首都モスクワおよび近郊

モスクワ
モスクワ

日本から直行便を利用して約9時間50分の場所に位置する、ロシアの定番観光都市です。首都モスクワには政治、文化、経済、そして歴史全てにおいて重要な観光スポットが点在しており、各観光スポットをしっかりと楽しむのであれば1週間の滞在期間があっても足りないものです。

また、近郊にはこの国の歴史上大変重要な役割を果たしてきた古都がいくつも点在しています。このエリアへ旅行する際は、訪れておきたいスポットをあらかじめ選択しておくとスムーズに楽しむことが出来るでしょう。

モスクワ(Москва́)

モスクワ(Москва́)

ロシア モスクワ

7

聖ワシリー大聖堂

聖ワシリー大聖堂
聖ワシリー大聖堂

正式名称をポクロフスキー聖堂と名乗り、「聖ワシリー聖堂」という名で親しまれる、ロシア正教の寺院です。

イワン雷帝がカザン・ハーン国(対モンゴル)の戦勝を記念して1560年に築いた同寺院は、当時イワン雷帝に大きな影響を与えたとされるワシリー修道士の名にちなんで「ワシリー寺院」と呼ばれています。

着目すべきは、そのユニークな外観であり中央に位置する高さ46mの塔をはじめ、それぞれの先端に合計9つのタマネギ型をしたカラフルなドームを持つのが特徴です。金色のドームを有する中央部の建物は、ポクロフスキー大聖堂でその周辺を囲む8つのドームと共に「国家統一とそれをサポートする重層性」を意味していると言われています。

今では見た目のインパクトと派手さが一際目を惹く、モスクワのランドマーク的な存在の建造物として世界的な知名度を誇りますが、創建当時は現在の様な派手さは無く、これらのドームの形状も異なっていました。現在私たちが訪れることが出来る建物は改築の手が加えられた17世紀以降のものです。

内部は複雑に入り組んでおり、バロック様式のイコノスタスや18世紀に描かれた内壁のフレスコ画など見応え十分です。

聖ワシリイ大聖堂(Собор Василия Блаженного)

聖ワシリイ大聖堂(Собор Василия Блаженного)

Red Square, Moskva, ロシア 109012

9

クレムリン

クレムリン
クレムリン

クレムリンはロシア語で「城塞」を意味する建造物で、ロシア各地に数多く点在しています。なかでも首都モスクワに位置するものは、この国で最も有名なクレムリンで、12世紀にユーリー・ドルゴルーキー公により建造されたのが始まりです。

私たちが現在訪れることが出来る城壁は、14〜15世紀により強固な造りに改築された後のもので、創建当時は木造であったと言われています。城壁内部にはロシア皇帝の戴冠式が行われたウスペンスキー大聖堂や歴代のモスクワ公およびロシア皇帝の棺が並べられているアルハンゲルスキー聖堂をはじめ、いくつものロシア正教寺院が位置しています。

また、その他にも大統領府や代々の皇帝が居住する宮殿、世界で最も大きなダイヤモンドを展示するダイヤモンド庫、および王冠や宝物など歴史的価値の高い品々を展示する博物館など、この国の政治や文化、そして宗教に関連する施設が立ち並んでいます。

クレムリンの共通入場券で訪れることが出来るのは、ウスペンスキー大聖堂、アルハンゲルスキー聖堂、ブラゴヴェシチェンスキー聖堂、リザパラジェーニヤ教会、およびパトリアーシェ宮殿の5ヵ所のみで、武器庫、ダイヤモンド庫、イワン大帝の鐘楼の3ヵ所に入場する場合は、それぞれ別途入場料を支払う必要があるため、注意が必要です。

クレムリン(Кремль)

クレムリン(Кремль)

ロシア 〒103073 モスクワ

9

グム百貨店

グム百貨店
グム百貨店

赤の広場に面するように立ち、クラシックな外観が美しい「ロシア最大の百貨店」です。創建は1921年で、ロシア・ソビエト共和国を樹立したことで知られるウラジーミル・イリイチ・レーニンによって築かれました。

特徴的な名前は、「国営」および「百貨店」を意味するロシア語単語の頭文字に由来しており、ソ連崩壊後は「国営」というスタンスでは無く、同じ頭文字から始まる単語の「主要な」に名称そのものの意味を変えて営業しています。

3階建て構造の内部は3つのアーケードに分かれ、多くの高級ブランドショップ、カフェ、そしてフードコートなど幅広いジャンルのテナントが出店しています。ロシア土産を扱っているお店もあるので、赤の広場を訪れる際は是非立ち寄ってみてください。

グム百貨店(ГУМ)

グム百貨店(ГУМ)

Red Square, 3, Moskva, ロシア 109012

2

レーニン廟

レーニン廟
レーニン廟

1924年1月21日(月)に死去したロシア革命の指導者ウラジーミル・イリイチ・レーニンの遺体を永久保存している記念堂です。創建当時は木造の建物でしたが、1931年にシューセフの設計により花崗岩で造られた頑丈な建物に建て替えられました。

内部には、彼の遺体がガラスケース内に安置されていますが、1953〜1961年の間は元ソビエト連邦の首相であるスターリンの遺体も共に安置されていました。カメラや手荷物の持ち込みは禁止されているので、内部を見学で訪れる場合は注意が必要です。

レーニン廟(Мавзолей Ленина)

レーニン廟(Мавзолей Ленина)

Red Square, Moskva, ロシア 109012

4

ボリショイ劇場 

ボリショイ劇場
ボリショイ劇場

ボリショイ劇場は、直訳するとロシア語で「大劇場」を意味する、世界的に有名なオペラ・バレエ劇場です。その歴史は、劇団が創設された1776年3月までさかのぼり、これまでに2度の消失を経験しています。

私たちが現在訪れることが出来る建物は、1780年に建造された同劇場が消失を理由に1856年に再建されたものであると言われています。歴史のある劇場ということで、古びた内装をイメージする人も少なくないと思いますが、2011年10月にリニューアルが完了したので豪華でありながらも比較的新しい設備で芸術鑑賞を楽しむことが出来ます。

ボリショイ劇場(Большой театр)

ボリショイ劇場(Большой театр)

Theatre Square, 1, Moskva, ロシア 125009

2

預言者イリヤー教会(ヤロスラヴリ) 

預言者イリヤー教会
預言者イリヤー教会

黄金の環を構成している古都の一つとして知られるヤロスラヴリに位置する教会で、町の裕福な商人スクリーピンの寄付により1650年に建造されました。タマネギ型をした特徴的な屋根を持つ外観はロシア正教特有のもので、内部には17世紀にコストロマの職人ニキーチン一派により描かれた作品をはじめとする、様々なフレスコ画が施されています。

壁一面を美しく飾るフレスコ画は見応え十分なので近くを訪れる際は、是非足を運んでみて下さい。

預言者イリヤー教会(Prophet Iriya church)

預言者イリヤー教会(Prophet Iriya church)

7 Svetkaya Sqare Yaroslavl

0

スーズダリ

スーズダリのクレムリン
スーズダリのクレムリン

スーズダリは、モスクワ北東部に中世の面影を残す美しい古都が円を描くように点在するエリア「黄金の環」を構成する街の一つです。その歴史は1024年までさかのぼり、のどかな田舎町に古い修道院や教会が約50以上も点在していることから、「街全体が歴史博物館」と称されています。

15世紀以降にモスクワ大公国の一部となり、政治の中心としての地位を失うものの、ユーリー・ドルゴルーキー公の時代にはトストフ・スーズダリ公国の首都、そして12世紀にはウラジーミル・スーズダリ公国の首都としてロシア正教を大いに発展させた中心地であり、現在でも中世と同規模の街並みを維持し続けています。

そんなこの街は、「ウラジーミルとスーズダリの白亜の建造物群」として1992年にユネスコの世界文化遺産として登録されています。スーズダリは、規模も中世期とほとんど変わらないことから、街全体がまるで博物館の様です。主な見どころとして、11世紀に建造され「スーズダリ発祥の地」として親しまれるクレムリン、12の塔と堅固な城壁が要塞の様にそびえる13世紀の修道院スパソ・エフフィミエフ修道院などが挙げられます。

石造りの街並みをゆっくりと散歩しながら、ロシアの歴史を辿ってみてはいかがでしょうか?

スーズダリ(Су́здаль)

スーズダリ(Су́здаль)

ロシア ヴラジーミル州 スーズダリ

0

ウスペンスキー大聖堂(ウラジーミル)

ウスペンスキー大聖堂
ウスペンスキー大聖堂

ウスペンスキー大聖堂は、古都ウラジーミルを代表する教会建築の一つです。石灰岩を用いて築かれた教会建物は、キエフのソフィア聖堂を意識して造られたと言われ、その建築には神聖ローマ帝国の職人も招かれたほどです。

教会の歴史は1158年までさかのぼり、建造されてから14世紀初め頃までルーシの大聖堂として最高位に君臨していたという歴史を持ちます。内部には、美しいフレスコ画が壁一面に施されているほか、歴代のウラジーミル・スーズダリ大公の墓が安置されています。

なかでも、祭壇前の天井アーチ部分に描かれているフレスコ画「最後の審判」は、15世紀初頭にアンドレイ・ルブリョフによって描かれたもので、この作品を鑑賞するためだけにウラジーミルを訪れる人が居るほど重要なことで知られています。

教会内部は撮影禁止なので、ルールをしっかりと守って鑑賞しましょう。

生神女就寝大聖堂(Успенский Собор)

生神女就寝大聖堂(Успенский Собор)

Bolshaya Moskovskaya St, 56, Vladimir, Vladimir Oblast, ロシア 600000

0

トレチャコフ美術館(本館)

トレチャコフ美術館
トレチャコフ美術館

ロシア正教のイコン画をはじめ、中世の宗教美術や21世紀初頭に制作された近代作品まで、非常に多種多様かつ膨大なロシア美術のコレクションがを有する「ロシア美術最大の美術館」です。

その歴史は1856年までさかのぼり、当時モスクワ有数の実業家であったパーウェル・トレチャコフが自邸で自らのコレクションを公開したのが始まりだったと言われています。

約10万点に及ぶ所蔵作品の数々は、作品ジャンルや制作年代により9つのセクションに分けられて展示されているほか、ロシア革命以降に制作された作品は本館から約2kmほど離れた場所に位置する新館で展示されています。

レンブラントの「アハシュエロス・ハマンとエステル」、アンドレイ ルブリョフの「聖三位一体」、そしてクラムスコイの『見知らぬ婦人』などの作品は見逃せない見どころです。トレチャコフ美術館を訪れる場合は、滞在予定時間を長めにとってゆっくりと回るのをオススメします。

トレチャコフ美術館(Государственная Третьяковская галерея)

トレチャコフ美術館(Государственная Третьяковская галерея)

Lavrushinsky Ln, 10, Moskva, ロシア 119017

1

プーシキン美術館

美術館 イメージ
美術館 イメージ

首都モスクワが誇る総合美術館で、1912年にモスクワ大学の芸術学部長イワン・ツヴェターエフにより、大学付属の美術館を一般化する目的で創設された歴史を持ちます。

古典主義様式で造られた重厚な建物の内部には、紀元前のエジプト装飾品から中世をはじめとするヨーロッパ絵画、および印象派を含む近代絵画まで合計約59万点に及ぶ所蔵作品が、「プーシキン美術館本館」および本館に隣接する「プーシキン美術館ヨーロッパコレクション」の2ヵ所に分けて展示されています。

プーシキン美術館(Государственный музей изобразительных искусств имени А. С. Пушкина)

プーシキン美術館(Государственный музей изобразительных искусств имени А. С. Пушкина)

ulitsa Volkhonka, 12, Moskva, ロシア 119019

1

サンクトペテルブルクおよび近郊

カザン大聖堂
カザン大聖堂

首都モスクワから国内線を利用して所要約1時間ほどの場所に位置する、ロシア第二の都市です。街はフィンランド湾を臨み、1712年から1918年までロシア帝国の首都として繁栄した歴史を持ちます。サンクトペテルブルクには現在も、当時の繁栄ぶりをうかがわせる豪華な宮殿や宗教寺院が位置しており、それらを目当てに毎年多くの観光客が訪れます。

首都モスクワと併せて、ロシアの2大観光都市と称されるほど、見どころが多いエリアなので時間をかけてゆっくりと観光を楽しみましょう。

サンクト・ペテルブルグ(Санкт-Петербург)

サンクト・ペテルブルグ(Санкт-Петербург)

ロシア サンクト・ペテルブルグ

11

エルミタージュ美術館

エルミタージュ美術館
エルミタージュ美術館

エルミタージュ美術館は、300万点以上の収蔵数を誇る世界有数の美術館です。壮麗なバロック様式の建物は、エリザヴェータ女帝の命により1762年に完成した宮殿で幾度かの改築および修復の手が加えられ、現在に至ります。

豪華絢爛そのものである内部には、ロマノフ王朝の華麗なる財宝およびソ連誕生後に国有化された美術品の豊富なコレクションの数々が展示されており、それぞれ地域と年代ごとに分けられています。なかでも、レオナルド・ダ・ヴィンチ「リッタの聖母」、ラファエロ「コネスタビレの聖母」、およびティツィアーノ「ダナエ」などのイタリア絵画をはじめ、17世紀のオランダ絵画の巨匠として知られるレンブラントが制作した作品の数々は必見です。

非常に広い美術館なので、観光で訪れる際は見学したいエリアや鑑賞したい作品をあらかじめ決めておくと効率的に回ることができるでしょう。

エルミタージュ美術館(Государственный Эрмитаж)

エルミタージュ美術館(Государственный Эрмитаж)

Palace Square, 2, Sankt-Peterburg, ロシア 190000

NYのメトロポリタン美術館・パリのルーヴル美術館に並ぶ、世界3大美術館のひとつ。 とにかく広大で、一日では絶対に回りきれない。 ルネサンス期から近代まで幅広く所蔵されているので、時間が限られている場合は、自分の好きな作家や時代に焦点を絞ってみるとよいと思います。 ダ・ヴィンチの2枚の聖母像、レンブラントのダナエ・放蕩息子の帰還はエルミタージュに行ったら見ておきたい美術品かなーと。 個人的にはルノワールやモネ、マティスが飾られている近代ゾーンが好き。美術館の後半エリアにあるので初めて行ったときは息切れして見切れなかった思い出が。 確か、学生の方は国際学生証を見せるとかなり割引あったはず。

12

血の上の救世主教会

血の上の救世主教会
血の上の救世主教会

聖ワシリー大聖堂と同様に、ユニークなタマネギ型の屋根が印象的な純ロシア風教会です。「血の上の救世主教会」という名は、1881年に暗殺された皇帝アレクサンドル2世に由来し、実際に彼が亡くなった場所に築かれています。

高さ85mの教会建物は、父の死を悼んだ彼の息子アレクサンドル3世により、25年もの歳月を費やし1907年に完成されたと言われています。設計を行ったのはアルフレド・パルランドで、当時の最高技術を駆使して造られました。

モスクワに位置する聖ワシリー大聖堂を思わせる特徴的な外観は、豪華絢爛そのものです。内部は開放感があり幻想的な美しさを放っており、ネステロフ、リャーブシュキン、およびヴァスネツォフなど著名な画家達が下絵製作を行ったといわれるフレスコ画の数々は必見の見どころです。

血の上の救世主教会(Храм Спаса на Крови,Savior on the Spilled Blood)

血の上の救世主教会(Храм Спаса на Крови,Savior on the Spilled Blood)

neberezhnaya kanala Griboyedova, 2Б, Sankt-Peterburg, ロシア 191186

とにかく見た目のインパクト大!なロシア正教会の大聖堂です。

7

マリインスキー劇場

マリインスキー劇場
マリインスキー劇場

1783年に創設された、ボリショイ劇場と並びロシアを代表する有名オペラ・バレエ劇場です。プティパをはじめ、西欧の優れた振付家が指導した「くるみ割り人形」をはじめ、「眠りの森の美女」など数々の名作を世に送り出してきた歴史を持ち、現在も世界的指揮者として知られるワレリー・ゲルギエフ率いる世界最高峰の劇場としてその立場を維持し続けています。

劇場内部の収容人数は1,700人と言われ、各公演は人気が高く、チケットが非常に早く売り切れてしまうので、鑑賞を希望される場合はなるべく早めにチケット手配を済ませることをオススメします。

マリインスキー劇場(Мариинский театр)

マリインスキー劇場(Мариинский театр)

Theatre Square, 1, Sankt-Peterburg, ロシア 190000

3

エカテリーナ宮殿

エカテリーナ宮殿
エカテリーナ宮殿

1724年に女帝エリザヴェータの命により、サンクトペテルブルクに築かれた夏の宮殿です。その名は、この宮殿がピョートル大帝の妃エカテリーナのために建造されたことに由来しており、1752年にはイタリアの建築家ラストレッリによりバロック建築へと改築されました。

また、エカテリーナ2世の時代にあたる17〜18世紀には、スコットランドの建築家チャールズ・キャメロンにより、クラシック様式へと改築の手が加えられたため、バロックおよびクラシック両方の建築様式が混在する独特の建築様式を持つのが特徴です。

落ち着きある青色を基調とした宮殿の外壁の長さは300mにも及び、バロック様式の華麗な外観は訪れる者全てを魅了します。その内部は豪華絢爛そのもので、2003年に復元された琥珀の間を中心に多くの見どころを訪れることが出来ます。

エカテリーナ宮殿(Екатерининский дворец)

エカテリーナ宮殿(Екатерининский дворец)

Garden St, 7, Pushkin, Sankt-Peterburg, ロシア 196601

2

イサク大聖堂

イサク大聖堂
イサク大聖堂

イサク大聖堂は、金色に輝くドームが印象的なロシア正教の大聖堂です。1858年に完成した教会建物の高さは101.5mで、奥行きも111.3mと非常に大きく、世界有数の大きさを誇る教会建築として知られています。

初代の木造教会が築かれたのは1710年で、以降3度にわたる建築を経て現在に至っています。私たちが現在訪れることの出来る教会建物は、フランス人建築家オーギュスト・オンフェランの設計により、約40年の歳月を費やして建設されたもので、約23,000本以上の釘を使用することにより軟弱な地盤の上に巨大な建造物を築くことを可能にしていると言われています。

聖堂内部にはとても豪華で、装飾には孔雀石やトパーズをはじめとする40種以上の貴石が用いられているほか、内壁を埋め尽くす数々の宗教画は非常に完成度が高く見応え十分です。また、ドームの内部には150Pの入場料を支払うことで訪れることが可能です。

聖イサク大聖堂(Исаакиевский собор)

聖イサク大聖堂(Исаакиевский собор)

St Isaac's Square, 4, Sankt-Peterburg, ロシア 190000

2

カザン大聖堂

カザン大聖堂
カザン大聖堂

血の上の救世主教会およびイサク大聖堂と共に、サンクトペテルブルクのランドマーク的存在として親しまれている大聖堂です。その歴史は1612年までさかのぼり、ロシアの守護神「カザンの聖母」のイコンを安置する目的で築かれたのがはじまりです。

17世紀後半になると、ロマノフ朝第9第ロシア皇帝であるパーヴェル1世の命により、教会の建設が始まりました。当時設計を担当したのは、農奴出身の建築家アンドレイ・ヴォロニーヒンで、正式に完成したのは建設開始から約10年後にあたる1811年のことでした。

聖堂内部には1812年に勃発した祖国戦争において、ナポレオン率いるフランス軍を撃退するのに大きく貢献したことで知られるクトゥーゾフ将軍が埋葬されており、墓の上には実際にフランス軍から奪った軍旗や鍵が飾られています。

旧ソ連時代には、無神論博物館として宗教を批判する目的で利用されていましたが、現在ではロシア正教会の中心として多くの人々の生活に欠かせない存在となっています。

カザン聖堂(Каза́нский кафедра́льный собо́р)

カザン聖堂(Каза́нский кафедра́льный собо́р)

Kazan Square, 2, St Petersburg, ロシア 191186

0

ロシア美術館

ロシア美術館
ロシア美術館

1825年にパーヴェル1世がミハイル大公のために築いたとされるミハイロフ宮殿を、美術館として1898年に公開したのが「ロシア美術館」です。所蔵する作品数は約40万点で、ロシア美術に関しては首都モスクワに位置するトレチャコフ美術館と並んで世界最大の展示規模を誇ります。

館内では、11世紀頃に描かれた古代イコンから20世紀のアジア・アヴァンギャルドまでロシアの歴史を辿るために大変重要な芸術作品の数々が、制作年代ごとに合計5つのセクションに分けて展示されています。

また、同美術館の建物は、カルル・ロッシの設計により1825年に完成したもので、第11室「白の間」をはじめ、所々に当時の面影を残している点も注目していただきたいポイントです。

主な見どころは、ロシアのイコン美術を代表する傑作「聖ゲオルギウスの竜退治の奇跡」およびルブリョフ作「使徒ペテロ・パウロ」をはじめ、西欧美術の影響を強く反映した作品の一つとして知られるブリューロフ作「ポンペイ最後の日」などが挙げられます。

また、その他にもレーピン、マレーヴィッチ、カンディンスキー、そしてシャガールなどロシアの有名画家によって描かれた多数の作品を収蔵しています。観光で訪れる際は、時間に余裕を持って訪れましょう。

ロシア美術館(Государственный Русский музей)

ロシア美術館(Государственный Русский музей)

Inzhenernaya St, 4, St Petersburg, ロシア 191186

0

ストロガノフ宮殿

ストロガノフ宮殿
ストロガノフ宮殿

サンクトペテルブルクのネフスキー大通りに面するように位置するストロガノフ伯爵の宮殿です。ロシア・バロック様式が美しい建物は、建築家ラストレッリにより18世紀半ば頃に建てられたもので、修復された部屋はロシア美術館の分館として公開されています。

ロシア美術館の分館は、ストロガノフ宮殿を含め合計3ヵ所存在するので、複数の施設を訪れるのであれば共通入場券(600P)を購入することを強くオススメします。

ストロガノフ宮殿(Строгановский дворец)

ストロガノフ宮殿(Строгановский дворец)

Nevsky avenue, 17, Sankt-Peterburg, ロシア 191186

1

ノヴゴロド

ノウゴロド
ノウゴロド

ノウゴロドは、首都モスクワからバスで約3時間半〜4時間ほどの場所に位置する古都で、1992年にユネスコの世界文化遺産としても登録された「ロシアで最も古い歴史を持つ町」です。

ヴォルホフ川沿いに広がる町の歴史は、スラヴ人を征服したリューリクがこの地に「ルーシ」という国家を築いた8世紀中頃までさかのぼり、9世紀にはロシア最初の首都として機能したほか、古代に繁栄したバルト海とカスピ海を繋ぐ交易路の中継点としても大変大きな役割を担ってきたことで知られています。

主な見どころは全て城壁に囲まれた市街地に位置しており、半日程度で全ての観光スポットを訪れることが可能なので、モスクワから日帰りで訪れるのが一般的です。また、この町を訪れた際に訪れておきたいスポットを以下に挙げるので、参考にしていただけると幸いです。

  • 1045年に建造され、ロシア最古の石造建築として知られる「ソフィア聖堂」
  • 1433年に建造された大主教の宮殿で、修復が完了し蘇った鮮やかなフレスコ画が見どころである「ヴラドゥイチナヤ宮殿」
  • 11世紀初頭に建造され、内部にロシア最古の壁画「最後の審判」が残されている「ニコリスキー聖堂」
  • 16世紀末建造と比較的新しい建物にも関わらず、細部まで施された美しいフレスコ画が訪れる人々を魅了する「ズナメンスキー聖堂」
  • 城塞都市ノウゴロドで旧市街を守り続ける「クレムリン」

ノヴゴロド(Но́вгород)

ノヴゴロド(Но́вгород)

ロシア ノヴゴロド州 ノヴゴロド

0

極東ロシア

救世主の変容大聖堂 ハバロフスク
救世主の変容大聖堂 ハバロフスク

バイカル湖から太平洋沿岸までのエリアを指し、東シベリアという別名を持ちます。日本から直行便が就航されていて、片道約2時間半〜3時間ほどでアクセスすることが出来るウラジオストクやハバロフスクといった観光都市が、「日本から最も近いヨーロッパ」として近年日本人女性を中心に人気を集めています。

また、1996年にユネスコの世界自然遺産として登録されたバイカル湖も必見の見どころです。

極東連邦管区(Дальневосточный федеральный округ)

極東連邦管区(Дальневосточный федеральный округ)

ロシア 極東連邦管区

0

ウラジオストク

ウラジオストク
ウラジオストク

極東ロシア地域に位置する港湾都市で、日本海アムール湾と全角湾に囲まれていることから漁港の他にも軍港及び商業港としての役割を持つプリモールスキイ地方の州都です。日本から直行便を利用して約2時間半でアクセス可能で、渡航に際し大使館での面倒なビザ申請が不要であることから、毎年日本から多くの観光客が訪れているロシアの人気都市です。

丘陵地帯に広がる街並みは「東洋のサンフランシスコ」と称されるほど評判が高く、落ち着いた雰囲気が漂っています。ロシアならではのグルメやオシャレな建築物を目当てに短期間で旅行されるのであれば、是非オススメの旅行先です。

また、通常の観光以外にも首都モスクワとウラジオストクを結ぶ全長9,297mの路線「シベリア鉄道」の発着地として世界中から多くの人々が足を運んでいます。現地での滞在期間に余裕のある方は列車の旅も楽しんでみてはいかがでしょうか。

ウラジオストク(Владивосток)

ウラジオストク(Владивосток)

ロシア 沿海地方 ウラジオストク

16

バイカル湖

バイカル湖
バイカル湖

シベリア南東部に位置する「世界で最も深い湖」として知られる三日月形の大きな湖です。その深さは最も深いところで1,700m、広さは31,722平方kmで、滋賀県に位置する琵琶湖の約46倍であると言われています。また、この湖は今から2500万年前に誕生したとされ、「世界で最も古い湖」としても知られています。

その水量は、地球上に存在する凍っていない淡水の約2割に相当するほどで、豊かな生態系を長く保持し続けていることから、1996年にユネスコの世界自然遺産として登録されました。

壮大で自然豊かなバイカル湖には、数多くの生物が生息しており、これまでに1,340種の動物、および570種の植物が周辺で確認されています。バイカルアザラシを含め、様々な固有種も存在するため、南米エクアドルのガラパゴス諸島と共に「生物進化の博物館」として世界中から高い評価を得ています。

バイカル湖(озеро Байкал)

バイカル湖(озеро Байкал)

ロシア バイカル湖

4

イルクーツク

カザンスカヤ・ツェルカフェ
カザンスカヤ・ツェルカフェ

ロシア中東部に位置する古都で、世界最深の淡水湖として知られる世界自然遺産「バイカル湖」への観光拠点として毎年世界中から多くの観光客が訪れています。18世紀には中国およびモンゴルとの交易で繁栄したほか、金の採掘でもその名を馳せた商工業都市です。

イルクーツクは、石川県金沢市の姉妹都市であるほか、日本の歴史にも深く関係している非常に興味深い都市です。また、アンガラ川沿いに広がる旧市街には、歴史のある建造物がいくつも残されているので、バイカル湖以外の観光もしっかりと楽しむことが出来ます。

是非実際に足を運んで街の魅力を体感してみて下さい。

イルクーツク(Иркутск)

イルクーツク(Иркутск)

ロシア イルクーツク

2

ハバロフスク

ハバロフスク
ハバロフスク

ハバロフスクは、極東ロシア地域に位置する河港町で、極東における行政、工業、および文化の中心地です。その名前は、1652年にアムール川流域への進出を達成したロシアの探検家ハバロフに由来していると言われています。

ウラジオストクと同じく、日本から約2時間半〜3時間でアクセス出来ることから、近年日本から多くの観光客が訪れています。主な見どころは、スパソ・プレオブラジェンスキー大聖堂やハバロフスクのウスペンスキー大聖堂などの宗教建築をはじめ、ソ連時代の名残を色濃く残すレーニン広場などが挙げられます。

ウラジオストクへ旅行するのであれば、是非ハバロフスクも訪れておきたいですね。観光の目安は1〜2泊なので、ついでに足を運んで極東ロシア地域の都市を比較してみるのも楽しいでしょう。

ハバロフスク(Хабаровск)

ハバロフスク(Хабаровск)

ロシア ハバロフスク地方 ハバロフスク

0

中央ロシア

アルタイ山脈
アルタイ山脈

ロシア中央部に位置するエリアで、北部は北極海、南部はカザフスタンとモンゴルのほか、一部中国と国境を接しています。この地帯は、シベリアの豊かな自然や生態系が保護されていることからアルタイのゴールデン・マウンテン、プトラナ高原、そしてウブス・ヌール盆地など、ユネスコの世界自然遺産に登録されてる観光スポットが点在しています。

中央連邦管区(Центральный федеральный округ)

中央連邦管区(Центральный федеральный округ)

ロシア 中央連邦管区

0

プトラナ高原

ロシア 渓谷
ロシア 渓谷

中央シベリア北部に位置する山地性高原地帯で、およそ2億5,000万年前に起きた火山活動により形成されたシベリアトラップと呼ばれる台地と、そこに点在する2万5,000以上の湖など、ほぼ手付かずの自然や生態系がそのまま残されている地球の楽園です。

最高峰は標高約1,700mのカーメン山で、広大な規模の自然に広がる絶景が魅力の世界遺産です。

プトラナ台地(плато Путорана)

プトラナ台地(плато Путорана)

ロシア 〒647483 クラスノヤルスク地方 プトラナ台地

0

アルタイのゴールデン・マウンテン

アルタイの黄金山地
アルタイの黄金山地

ロシア南部に位置する、南シベリアのアルタイ山脈およびその周辺の自然保護区を含む、ユネスコの世界自然遺産です。その総面積は、約161万ヘクタールを誇り、中国やモンゴルにも跨がるように大自然地帯が広がっています。

最高峰であるベルハ山(標高4,506m)をはじめとする高原、針葉樹林の森、美しい川や湖といった美しい自然のほかに、ユキヒョウ、イヌワシ、カタジロワシ、アルタイ・アルガリといった絶滅危惧種の動物が多く生息していることから、自然保護区として高く評価されていることで知られています。

アルタイ山脈(Алтайские горы)

アルタイ山脈(Алтайские горы)

モンゴル アルタイ山脈

0

ロシアのご当地グルメ

ピロシキ

ピロシキ
ピロシキ

ピロシキは、パン生地またはパイ生地の中に様々な具材を詰めて、油で揚げたパンの一種です。中身は炒めたキャベツやキノコなどの野菜、ひき肉やお米などバラエティー豊かなのが特徴で、地元の人々に軽食としてよく食べられています。

最近では、特に女性を中心にヘルシーな焼きピロシキも人気です。一般に、1人前のものを「ピロシキ」、複数人で切り分けて食べるタイプのものを「ピローグ」と呼びます。観光中に小腹が空いた時、気軽に楽しめるのでオススメです。

ビーフ・ストロガノフ

ビーフストロガノフ
ビーフストロガノフ

ビーフ・ストロガノフは、薄切りにした牛肉をスライスしたタマネギやマッシュルームと一緒に炒め、「スメタナ」と呼ばれるサワークリーム入りのソースで柔らかく煮込んだ、ロシア料理の一種です。

現地ではメインディッシュとしてポピュラーな家庭料理で、その名はサンクトペテルブルク出身のストロガノフ伯爵に由来していると言われています。

ボルシチ

ボルシチ
ボルシチ

東ヨーロッパに位置するウクライナ発祥のグルメで、ロシアでも定番の家庭料理として国民に親しまれているスープです。ボルシチが持つ独特な色彩の正体は、近年日本でもスーパーフードとして女性を中心に高い人気を誇る野菜「ビーツ」で、その他にも肉やキャベツおよびジャガイモなどの野菜を一緒に煮込んで作ります。

お好みでスメタナを混ぜ込んで、よりコクのある味わいを楽しむことも可能です。ボルシチのレシピは、地方や家庭により異なるものの、現地の人々の食生活に欠かせない存在です。ロシアを訪れる際は、是非試してみて下さい。

ロシアへの主要エリアからのアクセス・所要時間

飛行機
飛行機

日本からロシアへは、直行便または乗り継ぎ便を利用してアクセスするのが一般的です。日本から直行便を利用して行くことが出来る都市はモスクワ、ノヴォシビルスク、ハバロブスク、ユジノサハリンスクおよびウラジオストクです。

羽田空港から首都モスクワまでの最短所要時間は直行便の利用で9時間50分、成田国際空港からウラジオストクまでの場合2時間20分です。その他の空港からもいくつかの都市へ直行便が運航されていますが、その多くは第3国を経由する乗り継ぎ便を利用してのアクセスとなります。

その他の空港から直行便を利用した場合の最短所要時間は以下の通りです。

関西国際空港発

ウラジオストク行き:片道2時間20分

札幌空港発

ユジノサハリンスク行き:片道1時間35分

ロシアの空港を紹介

シェレメチエヴォ国際空港 

アエロフロート・ロシア航空
アエロフロート・ロシア航空

シェレメチエヴォ国際空港は、首都モスクワ中心部から約30kmの場所に位置し、ロシア連邦の民間航空会社であるアエロフロート・ロシア航空のハブ空港として利用されている国際空港です。

同空港には、日本からの直行便が運行されているほか、トルコやアラブ首長国連邦など様々な国からの便が就航しています。ターミナルは合計6ヵ所で、それぞれターミナルA〜Fに分かれています。非常に大きな空港なので、自身が利用する便がどのターミナルを使用するか事前に確認しておくことをオススメします。

なお、空港構内には各航空会社のカウンター、および両替所や手荷物預かり所などの他に、カフェやお土産屋さんなどもテナントとして出店しているので便利です。

空港から市内中心部へのアクセス

市内中心部へのアクセス手段は、主にタクシー、マルシュルートカ、路線バス、および鉄道のいずれかを利用するのが一般的です。なかでも、アエロエクスプレスと呼ばれる赤い車両が特徴である空港専用の鉄道路線は、所要時間が約35分と大変短くオススメです。

列車は、シェレメチェヴォ国際空港ターミナルE〜ベラルーシ駅間を片道420Pで運行しており、朝5:00〜深夜0:30(ベラルーシ駅始発の場合は5:30〜深夜0:30)の間、約1時間に2本の間隔で運行しています。

また、各ターミナル間はD、E、Fが徒歩での移動が可能であるのに対し、A、B、Cは無料シャトルバスを利用しなければアクセス出来ないため、空港〜宿泊施設間の移動に要する時間を計算する際は注意が必要です。

終着点であるベラルーシ駅は、地下鉄ラルースカヤ駅の2および5号線に接続しているため、乗り換えにも便利です。しかしながら、スーツケースが重く運びにくい場合や、宿泊先が最寄の地下鉄駅などから遠い場合はタクシーを利用してアクセスするのがスムーズでしょう。

この場合の所要時間は、現地の道路交通状況にもよるものの、約1時間30分〜2時間で、料金は約3,000Pが目安です。

シェレメーチエヴォ国際空港(Sheremetyevo International Airport)

シェレメーチエヴォ国際空港(Sheremetyevo International Airport)

ロシア 〒141400 モスクワ州 ヒムキ

3

ウラジオストク国際空港 

ウラジオストク国際空港
ウラジオストク国際空港

ウラジオストク国際空港は、極東ロシア地域の港湾都市として知られるウラジオストク中心部から北へ約40kmの場所に位置する国際空港です。日本からの直行便が就航しているほか、北京やソウル、およびロシアの国内線を中心に様々な路線が運航しています。

空港建物は、国際線ターミナルおよび国内線ターミナルの2ヵ所に分かれており、到着ロビーが1階、出発ロビーが2〜3階に位置しています。市内中心部へアクセスする際は、主にタクシー、マルシュルートカ、および鉄道のいずれかを利用するのが一般的です。

しかしながら、鉄道の運行は1日5往復のみと、あまり便利では無いのでタクシーを利用するのが最もスムーズでしょう。現地では、到着ロビーに位置するタクシーカウンターで行き先を告げ、あらかじめ料金を支払ってから乗車するシステムが採用されているので、ロシア語に自信が無い方でも、安心して利用することが出来ます。

ウラジオストク国際空港(Vladivostok International Airport)

ウラジオストク国際空港(Vladivostok International Airport)

ロシア 〒692756 Primorskiy kray, Artem, ул. Владимира Сайбеля, ウラジオストク国際空港

2

ロシアの年間イベント情報

1月

ロシア正教クリスマス(1月7日)

モスクワ クリスマス
モスクワ クリスマス

ロシアのクリスマスは旧暦(ユリウス暦)に従って祝われるため、諸外国で一般的にクリスマスとして認識されている日付よりも2週間遅いのが特徴です。12月初旬頃には、街はきらびやかなイルミネーションにより彩られ、ロマンチックな雰囲気が漂います。

日本では友達や恋人と過ごすイメージのクリスマスですが、ロシアでは家族と豪華な食事が並ぶテーブルを囲みながらお祝いするのが習慣です。この日は公共機関がお休みになるほか、観光客向けのお店でも営業時間が短くなる場合がありますので、新年にロシアへ旅行される方は注意が必要です。

2月

祖国防衛の日(2月23日)

第一次世界大戦中にあたる1918年に、労働者と農民から構成されたソ連軍がドイツ軍との戦いに勝利したことを記念し、それに携わった軍事を称える日で、国民の休日として毎年2月23日に祝われています。

近年では男性に対し感謝の意を込めて贈り物をする、バレンタインデーのようなニュアンスが込められた日として広く親しまれています。

マースレニツァ

マースレニツァは春の訪れを祝うロシアの伝統行事で、毎年2〜3月に7日間の日程で開催されています。その名前は祭りの最終日に燃やす、冬を象徴するわら人形(マースレニツァ)に由来していて、1,000年以上の歴史を誇ります。

祭りの開催期間中は、ブリヌイというロシア版のパンケーキや具材がたくさん詰まったパイなどご馳走食べるのが一般的です。

3月

国際婦人デー(3月8日)

国際婦人デーは、1966年に当時ソビエト連邦指導者であったレオニード・ブレジネフが指定した祝日です。元々は二月革命に関する記念日でしたが、現在では毎年3月8日に妻や恋人および娘など女性達に感謝する「女性が主役である日」として定着しています。

4月

復活祭

イースター イメージ
イースター イメージ

復活祭は、イエス・キリストの復活を祝う「キリスト教において最大の祝日」です。日本を含む諸外国では「イースター」として親しまれていますが、ロシア語では「パスハ」と呼ばれています。

復活祭を祝う日付はカトリックやプロテスタントをはじめ、ロシア正教などキリスト教の宗派により異なると言われています。また、その祝い方もヨーロッパ諸国とは異なり、色付けした卵の他に、円筒型のケーキ「クリーチ」を食べるのが一般的です。

通常、イースターシーズンの旅行は公共機関が休みになるほか、観光客向けのお店やレストランなどの営業時間が不規則になるため、あまり推奨しませんが、ロシアのイースターは独特の習慣を持ち、他の国には無い祝い方をするので非常に良い経験になると思います。

5月

戦勝記念日(5月9日)

1941〜1945年に行われた第二次世界大戦で、ナチス・ドイツが降伏文書に調印した日にあたる1945年5月9日(水)を記念する国民の祝日です。また、この日は戦争で亡くなった国民を追悼する日でもあり、戦没者の慰霊碑には勲章を身につけた退役軍人や身内をはじめ、多くの人々が花を捧げに訪れます。

首都モスクワに位置する赤の広場では、毎年壮大な軍事パレードが伝統行事として行われています。私たちが現在訪れることが出来るロシアの平和は、戦争の犠牲となった約2,600万人もの人々の犠牲の上に成り立っているということを忘れてはいけません。

レイバー・デー(5月1日)

ロシア版「勤労感謝の日」で、日本と同様に国民の祝日にあたります。諸外国では一般に「メーデー」という名で親しまれています。

サンクトペテルブルクの白夜の星国際音楽祭

バイオリン
バイオリン

ロシア第二の都市サンクトペテルブルクで、毎年5〜7月に開催されている国際音楽祭です。この祭典は1993年に創設されて以降、毎年オペラとバレエを中心に200近くの演目を披露しており、世界中から訪れる多くの人々で賑わいます。

6月 

ロシアの日(6月12日)

ロシア 花火
ロシア 花火

1990年6月12日(火)にロシア連邦の国家主権宣言(RSFSR)が採択されたことを記念する、国民の祝日です。国内の主要都市ではパレードが行われるほか、授賞式や花火などのイベントが開催されます。

プーシキン生誕記念日(6月6日)

プーシキン生誕記念日は、ロシアの偉大な詩人および作家として知られるプーシキンの生誕を記念した祝日です。首都モスクワに位置するプーシキン広場では、毎年特設ステージを設けて彼の詩の朗読会が行われます。

また、この日は大学などをはじめ国内各地で朗読会が開催されており、文学がしっかりとロシアの人々の生活に浸透しているのが分かります。

モスクワ国際映画祭

首都モスクワで2年に1度開催される、国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の長編映画祭です。ベルリン国際映画祭、カンヌ国際映画祭、およびヴェネツィア国際映画祭と合わせて世界四大映画祭の一つとして数えられ、1959年からの歴史を持ちます。

部門は、最優秀作品賞をはじめ、男優賞、女優賞、監督賞、および審査員賞などの他に、国際批評家協会賞など様々で日本映画もこれまでにいくつもの作品が賞を受賞しています。

7月

イワン・クパーラ祭 

イワン・クパーラ祭は、ヨーロッパ地域を中心に祝われている洗礼者ヨハネの祝日を祝う祭です。イワン・クパーラ(Ivan Kupala)という名前は、ロシアをはじめウクライナやベラルーシで親しまれているもので、ロシア語で「洗礼者ヨハネ」を意味しています。

毎年旧暦の6月23〜 24日(グレゴリオ暦では7月)に、花冠と伝統衣装を身にまとった人達が川で沐浴した後、身体を温めるため、焚き火を飛び越えたり、薬草を摘んだり、被っていた花冠を川に流すなど様々な儀式を行います。

現地では、これらの行為一つ一つに意味が込められており、例えば「焚き火の上を越える際に高く飛べたら次の年が幸福に恵まれる」、「川に流した花冠が遠くまで流れて行ったら結婚が近い」、そして「心身を清めるための沐浴」など様々です。
   

9月

知識の日(9月1日)

知識の日は、1984年以来ロシアで祝われている国民の祝日です。日本の新学期は4月に始まるのが一般的ですが、現地ではこの日を境に新年度が始まります。新入生を迎えた教育機関では、入学の挨拶を終えた後に「知識のベル」を鳴らす習慣があります。

11月 

民族統一の日(11月4日)

民族統一の日は1612年に貴族ドミトリー・ポジャルスキー、および農民クジマ・ミニンが率いた軍がポーランド軍を撃退し、モスクワを解放したことを記念して、毎年11月4日に祝われている国民の祝日です。

この出来事を称え、首都モスクワに位置する赤の広場には2人の像が置かれています。

1917年十月革命の日(11月7日)

1917年11月7日(水)(旧暦では10月25日)にロシアで達成された世界最初の社会主義革命を記念した、国民の祝日です。ロシアではこの出来事を「十月革命」と呼ぶため、1917年十月革命の日と名付けられました。

ウラジーミル・レーニン、レフ・トロツキー、そしてヤーコフ・ミハイロヴィチ・スヴェルドロフによる指導の元、ソビエト政府を樹立した歴史上大変重要な日です。
 

12月(12月12日)

憲法記念日

ロシアでは、1993年新憲法に関連する投票が全国民により行われ、投票へ赴いた有権者のうち約58.4%が賛成したことから12月12日に採択されました。憲法記念日はこれを記念する国民の休日です。

ロシア観光の移動手段

飛行機
飛行機

国内線

ロシアの国内線は、首都モスクワを中心に各都市への路線が就航しています。広大な国土を誇るロシアを旅行するなら、貴重な時間を節約するためにも、長距離移動区間は国内線の利用を推奨します。

【国内線を運航する主な航空会社】
アエロフロート・ロシア航空/S7航空/UTエアー/ウラル航空/ヤクーツク航空/ロシア航空/オーロラ航空/ポベーダ航空/サラトフ航空

鉄道

ロシアは、アメリカに次いで世界第2位の路線距離を誇る鉄道国家です。列車はロシア国鉄により運行され、その種類は主に優等列車「フィールメンヌイ」、超特急列車「スコラスノーイ」、一般列車「スコールイ」、近郊列車「エレクトリーチカ」の4種類に分けられます。

車両は主に寝台車および座席車の2種類に分類され、座席車のクラスは一部列車を除いて1等(ビジネスクラス)、2等(エコノミークラス)に分けられています。寝台車両に完備されているクラスは、通常1〜3等寝台の3種類ですが「赤い矢号」をはじめ、「エクスプレス」、「オケアン号」などの豪華優等列車に限り、特等寝台という特別なクラスを選択することも可能です。

また、モスクワ〜サンクトペテルブルク間を1日10往復前後運行している超特急列車「サプサン号」は、観光客もよく利用する路線として知られ、両都市間を約4時間程で結んでいます。

その他にもモスクワ〜ウラジオストク間を結ぶ長距離路線であるシベリア鉄道をはじめ、様々な路線が運行されているので、訪れる予定である都市への鉄道を利用した所要時間および乗車料金を、国内線を利用してアクセスした場合と比較してより便利な方を選択するのが良いでしょう。

チケットの購入はロシア国鉄の公式ホームページで簡単に行えますが、短距離区間の乗車であれば駅の窓口で購入することも可能です。この際パスポートの提示が求められるので、必ず忘れずに持参して下さい。

バス

ロシアでは中長距離バスの路線が国土を広くカバーしており、運賃が安く気軽に利用できることから庶民の足としてよく利用されています。ただし、乗り心地はあまり良くないので移動の安さよりも快適性を重視したい方は、別の交通手段を利用するのが無難でしょう。

移動する区間によっては「マルシュルートカ」という10〜20人乗りのミニバンが運行されており、通常のバスよりも運賃がやや高いものの本数が多く、停留所など関係なく利用できるので便利です。乗りたいバスやマルシュルートカが見えたら、片手を挙げて運転手に合図しましょう。

お得なフリーチケット

モスクワ・シティパス

モスクワ
モスクワ

Moscow CityPass(モスクワ・シティパス)とは、首都モスクワを訪れる観光客向けに発行されているお得なパスです。パスの種類は4種類あり、有効期限はそれぞれ1日間、2日間、3日間、および5日間で、購入される際はモスクワ・シティパスの公式ホームページおよびシェレメーチェヴォ国際空港やコムソモールスカヤ広場に位置するツーリストセンターをはじめとする11ヵ所で手に入れることが可能です。

購入価格は、1日間有効なもので65米ドル、2日間有効である場合は100米ドル、3日間有効である場合は120米ドル、そして5日間有効なもので180米ドルです。また、パスの利用者が15歳以下である場合は、1日有効なパスを大人の15米ドル割引で購入することが可能です。それ以外の日数に関しては利用期間が1日伸びるごとに5米ドルずつ割引になります。

なお、地下鉄やモノレールなどをはじめとする公共交通機関の利用が含まれているパスは、1日間有効なもので90米ドル、2日間有効である場合は125米ドル、3日間有効である場合は145米ドル、そして5日間有効なもので205米ドルで購入可能で、15歳以下の利用者に適用する割引率は同様です。

モスクワ・シティパスに含まれている主なサービス例

  • クレムリン、ロシア国立歴史博物館、およびトレチャコフ美術館などを含む41の観光スポットへの入場
  • モスクワ川沿いクルーズ、モスクワケーブルカー、および各種観光ツアーの利用
  • PANORAMA360およびウクライナホテルの展望デッキへの入場
  • 対象とされている22の飲食店での割引サービス
  • 各空港〜市内中心部のAEROEXPRESS、地下鉄、モノレール、モスクワ中央環状線などの公共交通機関利用(公共交通機関の利用が含まれているパスを購入した場合)

サンクトペテルブルク・シティパス

サンクトペテルブルク
サンクトペテルブルク

St. Petersburg CityPass(サンクトペテルブルク・シティパス)とは、ロシア第二の都市であるサンクトペテルブルクを訪れる観光客向けに発行されているお得なパスです。

パスの種類は4種類あり、有効期限はそれぞれ2日間、3日間、5日間、および7日間で、購入される際はモスクワ・シティパスと同様に、公式ホームページおよびM-Hotelやソ連アーケードマシン博物館はじめとする、合計9ヵ所で手に入れることが可能です。また、購入価格は、2日間有効なもので75米ドル、3日間有効である場合は105米ドル、そして5日間有効なもので129米ドルと、モスクワ・シティパスよりもやや割安です。

しかしながら、これらは大人および3歳以上の子ども共通の値段なので、お子様を連れて旅行される場合は注意が必要です。

モスクワ・シティパスに含まれている主なサービス例

  • イサク聖堂および血の上の救世主教会などを含む23の観光スポットへの入場
  • サンクトペテルブルク市内観光バスを含む各種観光ツアーの利用
  • 対象の飲食店6ヵ所での割引サービス

ロシアのおすすめホテル10選

ヒルトン モスクワ レニングラードスカヤ


基本情報

【住所】Kalanchevskaya Street 21/40, クラスノセルスキー, モスクワ, ロシア, 107078
【WiFi】利用可
【ペット】可

メトロポール ホテル モスクワ


基本情報

【住所】Teatralny Proezd 2, トバースコイ, モスクワ, ロシア, 109012
【WiFi】利用可
【ペット】可

ホテル サボイ モスクワ


基本情報

【住所】3/6, bld.1, Rozhdestvenka, メシュチャンスキー, モスクワ, ロシア, 109012
【WiFi】利用可
【ペット】可

ホテル バルツチュグ ケンピンスキー モスクワ


基本情報

【住所】Ul. Balchug 1, ザモスクヴォレチエ, モスクワ, ロシア, 115035
【WiFi】利用可
【ペット】可

ラディソン コレクション ホテル モスクワ


基本情報

【住所】2/1 Building 1, Kutuzovsky Prospect, 郊外西部, モスクワ, ロシア, 121248
【WiFi】利用可
【ペット】不可

マルコ ポロ プレスニャ


基本情報

【住所】Spiridonjevsky lane 9, プレスネンスキー, モスクワ, ロシア, 123104
【WiFi】利用可
【ペット】不可

ペトロフ パレス ブティック ホテル


基本情報

【住所】Leningradsky prospekt, 40, 郊外北部, モスクワ, ロシア, 125167
【WiFi】利用可
【ペット】可

ミストラル ホテル & スパ


基本情報

【住所】Istrinskyi district, Rozhdestveno village, property 60, その他, モスクワ, ロシア, 143513
【WiFi】利用可
【ペット】可

ペトロフ パレス ブティック ホテル


基本情報

【住所】Leningradsky prospekt, 40, 郊外北部, モスクワ, ロシア, 125167
【WiFi】利用可
【ペット】可

トロイカ


基本情報

【住所】Sadovnicheskaya st, 5, ザモスクヴォレチエ, モスクワ, ロシア, 115035
【WiFi】利用可
【ペット】可

ロシアのおすすめ旅行プラン

モスクワ〜サンクトペテルブルグ 夜行列車の旅
モスクワ〜サンクトペテルブルグ 夜行列車の旅

ロシアの首都・モスクワに留学していた頃(もう10年以上前の話ですが...)夜行列車で一晩掛けて、サンクトペテルブルグへ遊びに行っておりました。 早朝にサンクトペテルブルグの駅に着くと、駅前のスタンドでコーヒーとパン(ピロシキ)を買って食べて、それから町並みをみながらブラブラと歩き回っていました。思い出を辿りながら、旅したところを自分のメモ代わりに残しておきたいと思います。

よくある質問Q&A

ロシアまでは飛行機でどのくらいかかりますか?

日本からロシアへは、直行便または第3国を経由する、乗り換え便を利用してアクセスすることが可能です。

日本から直行便を利用して行くことができる都市はモスクワ、ノヴォシビルスク、ハバロブスク、ユジノサハリンスクおよびウラジオストクで、羽田空港から首都モスクワまでの最短所要時間は約9時間50分、第3国を経由する乗り継ぎ便を利用する場合は約13時間前後です。

何泊くらいのツアーが最も楽しめるでしょうか?

ロシアを訪れるのが初めてで、首都モスクワおよびサンクトペテルブルクに位置する観光のハイライトを巡りたい方には、現地での宿泊日数が4日間以上あるツアーを予約することをオススメします。

また、現地での滞在日数が短くてもロシアを訪れてみたいという方は、最低でも現地滞在日数が2泊あれば、極東ロシア地域に位置する観光地を訪れてロシアならではのグルメやヨーロッパらしい雰囲気を楽しんでいただくことが可能です。

ロシアの気候は?行くのにいい時期はいつでしょう?

ロシアの気候は典型的な大陸性気候で、一般的に4月から6月が春、7月から9月が夏、10月から12月が秋、そして1月から3月が冬にあたりますが、国土が北海道よりも高緯度に位置しているため平均気温は一年を通して日本の平均を下回ります。

オススメのシーズンは、気候が最も温暖で過ごしやすい5〜9月が適してます。特にモスクワ、黄金の環、サンクトペテルブルクなど国土北西部を訪れる場合、5月下旬から7月中旬まで白夜と呼ばれる季節に該当し、夜中の2時頃まで明るいので、冬の季節に旅行するよりもより長く観光を楽しむことが出来るのでオススメです。

また、バレエやオペラの鑑賞を目的にこの国を訪れるのであれば、夏の間は公演が行われないため冬の時期に渡航する必要があるので、旅行を計画する際には注意が必要です。

英語が話せないのですが、日本語が通じますか?

ロシアで主に使用されている言語はロシア語です。海外でよく話されている英語も、この国では観光客がよく訪れる都市の空港やホテル、およびレストランを除き、なかなか通用しにくいのが現状です。そのため、日本語を使用してコミュニケーションをとるのは、ほぼ不可能に近いと考えていただいて結構です。

外国語を使ってコミュニケーションするのが不安な場合は、日本語を話せるガイドが同行するオプショナルツアーを予約すると安心です。また、基礎的な会話フレーズ、よくある質問や要望に関してはロシア語の翻訳アプリもしくは指差しで使用する会話本があると便利でしょう。

あわせて読みたい観光コラム

【香港ツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

日本から直行便で数時間と、気軽に行ける旅行先として人気の香港。 100万ドルの夜景が楽しめるビクトリアピーク、子供から大人まで楽しむことができる香港ディズニーランド、ローカル色たっぷりのショッピングスポットなど、楽しみ方も多彩!香港観光の定番から穴場まで、是非訪れてみたいスポットをご紹介します。
【香港ツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

【ルーマニア観光スポット紹介】人気のお土産や旅行に役立つ情報満載!おすすめスポット25選

東ヨーロッパの古き良き伝統や素朴な生活様式など、独特の民族文化が息づく国、ルーマニア。明るく親しみやすい国民性を有するこの国は、中世の趣が漂う街並み、2,000年以上の歴史を誇る温泉、山と海を有する豊かな自然など見どころが多く、日本に比べ物価が安いことから気軽に旅行を楽しむことが出来る旅行先です。このページでは、世界遺産の木造教会や修道院巡りで訪れておきたい有名な観光スポットをはじめ、ルーマニアを訪れるうえで抑えておきたい主な見どころ、日本からのアクセス、国内での移動手段、定番のお土産などルーマニア旅行を満喫するための役立つ情報をまとめて紹介していきます。
【ルーマニア観光スポット紹介】人気のお土産や旅行に役立つ情報満載!おすすめスポット25選

ルーマニア旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

ユネスコの世界遺産として知られる宗教建築物、中世の面影が残る可愛い街並み、黒海の美しいビーチリゾートをはじめとする豊かな自然など訪れておきたい観光スポットが数多く点在するルーマニア。かつて「バルカンの小パリ」として親しまれていた首都ブカレストを拠点に、バラエティー豊富なルーマニアの魅力を探ってみるのはいかがでしょうか。このページでは、現地のオススメ観光スポット、見逃せない見どころやルーマニアならではの郷土料理、日本からのアクセス方法、その他旅行前に知っておくと便利な情報など、ルーマニア旅行をより楽しむために必要な情報を分かりやすく紹介しています。
ルーマニア旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

【ルーマニアツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

「東欧の楽園」とも称される東ヨーロッパの国、ルーマニア。美しい自然や中世の面影が色濃く残る街並み、開放的な国民性、複雑な歴史が形成した独特の文化や伝統など様々な魅力を持ち、2,000年以上の歴史を持つ温泉や黒海沿岸のビーチリゾートを訪れたり、伝統のルーマニアワインや郷土料理を堪能したりなど、美しい街並みを散策するほかにも見どころが多いことで知られています。このページではルーマニア旅行に必要な基本情報、おすすめのツアーやホテル、その他知っておくと便利な情報や定番の観光スポットなどを、わかりやすく紹介しています。
【ルーマニアツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

【ラオス観光スポット紹介】人気の定番スポットから寺院遺跡、絶景スポットを厳選

豊かな自然が残り、東南アジアの旅行先として人気上昇中のラオス。大自然に癒されるスポットがたくさんあり、ここでしか経験できないアクティビティは、多くの旅行者を魅了しています。ラオスを旅行するならぜひ知っておきたい人気観光スポット、ホテルやお土産情報など、ラオス観光を楽しむための情報をご紹介します。
【ラオス観光スポット紹介】人気の定番スポットから寺院遺跡、絶景スポットを厳選

【ボリビア観光スポット紹介】人気のお土産や旅行に役立つ情報満載!おすすめスポット31選

一生に一度は見ておきたい感動の絶景が広がるウユニ塩湖をはじめ、色鮮やかな湖、植民地時代の美しい宗教建築物などフォトジェニックな観光スポットが多く点在するボリビア共和国。塩のホテルに宿泊したり、本場のフォルクローレを楽しんだり、ボリビア料理を堪能したり、南米の国だからこそ味わえる見どころが多い国で、南米大陸に位置するその他の国に比べ治安が安定しているため年間を通じて多くの観光客が訪ることで知られています。このページでは、植民地時代のコロニアル建築を巡るスポットをはじめとするオススメ観光スポットから、ボリビアを訪れるうえで抑えておきたい主な見どころ、日本からのアクセス、国内での移動手段、定番のお土産などボリビア旅行の計画を立てるのに必要な情報をたっぷりと紹介しています。
【ボリビア観光スポット紹介】人気のお土産や旅行に役立つ情報満載!おすすめスポット31選

【ペルー観光スポット紹介】人気のお土産や旅行に役立つ情報満載!おすすめスポット27選

南米屈指の人気を誇る旅行先として毎年世界中から多くの観光客が訪れる、ペルー共和国。日本に比べ物価が安く、自然や歴史をはじめとする先住民の伝統文化など様々な見どころがあり、国内各地には魅力的な観光スポットが点在しています。 このページでは、アンデス山脈の豊かな自然に囲まれた温泉をはじめとするオススメ観光スポットから、ペルーを訪れるうえで抑えておきたい主な見どころ、日本からのアクセス、国内での移動手段、定番のお土産などペルー旅行の計画を立てるのに必要な情報をたっぷりと紹介します。
【ペルー観光スポット紹介】人気のお土産や旅行に役立つ情報満載!おすすめスポット27選

ペルー旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

憧れの世界遺産「マチュピチュ」をはじめとする古代遺跡、植民地時代の面影を色濃く残すコロニアルな街並み、多様な気候が生み出す壮大な自然の絶景、アンデスの恵みを堪能する温泉体験など様々な見どころがあるペルー共和国。国内には世界的に有名な観光スポットが点在していることから、南米屈指の旅行先として毎年世界中から多くの観光客が訪れています。このページではペルー旅行で訪れたいオススメ観光スポット、見逃せない見どころやペルーならではの郷土料理、日本からのアクセス方法、その他旅行前に知っておくと便利な情報などをまとめて紹介しています。
ペルー旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

ボリビア旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

2,000年以上の歴史を誇る古代遺跡から植民地時代に築かれたコロニアルな街並みまで、様々な時代背景と変化を共にしてきたボリビア共和国。多様な気候が広がるこの国は南米屈指の人気観光地として知られるウユニ塩湖をはじめ、ティティカカ湖を含む美しい湖の数々など豊かな自然を有することでも知られています。 このページではボリビアのオススメ観光地をはじめ、主な見どころやご当地グルメ、アクセス方法、その他旅行前に知っておくと便利な情報などをまとめて紹介しています。
ボリビア旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

ラオス旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

豊かな自然が残り、世界中の旅行者から人気上昇中のラオス。町全体が世界遺産のルアンパバーンをはじめ、絶景が楽しめる川や滝、美しい山並みなど、非日常を体験できる魅惑の観光地です。ラオスを旅行するならぜひ知っておきたい人気観光スポット、おすすめホテル、ご当地グルメなど、旅行に役立つ情報をご紹介します。
ラオス旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

コスタリカ旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

エコツーリズムの先進国として世界各国から多くの観光客を迎える、中米の楽園「コスタリカ共和国」。カリブ海と太平洋に挟まれた多様性に富んだ地形には全世界に存在する約5%相当にあたる動植物種が生息しているといわれ、ハイキングにバードウォッチング、およびスキューバダイビングをはじめとする様々なアクティビティーを楽しむことが可能です。このページではコスタリカの人気エリアや見どころ、アクセス情報そしてその他旅行前に知っておきたい情報などを紹介します。
コスタリカ旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

【ロシアツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

日本から最短2時間20分でアクセスできるヨーロッパの国「ロシア」。特徴的なタマネギ形の屋根を持つロシア正教の教会や広大で自然豊かな国土が生み出した美味しい伝統グルメなど見どころが多いことから、毎年世界中から多くの観光客が訪れています。このページではロシア旅行に必要な基本情報、おすすめのツアーやホテル、その他知っておくと便利な情報など、皆さんが旅行前に知っておきたいことをご紹介します。ロシアへの旅行を検討されている方もそうでない方も、これを読んだらきっとロシアに行ってみたくなること間違いなしです。
【ロシアツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

【オランダ観光スポット紹介】風車、チューリップ、チーズ、ミッフィー!おすすめスポットを厳選

オランダは、チューリップをはじめとした花の都であり、昔から風車に支えられた水の都です!美味しいチーズや伝統のお菓子を食べたり、クリスマスイベントに参加したり、絵本に出てくるような可愛い町並みを散歩することができます。そんな魅力溢れるオランダの基本情報、目的別の観光スポット、お土産、年間イベント、お得なフリーチケット、アクセス時間や航空会社などを一気にご紹介します。
【オランダ観光スポット紹介】風車、チューリップ、チーズ、ミッフィー!おすすめスポットを厳選

スイス旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

アルプスをはじめとする壮大な自然、絶景の世界を駆け抜ける観光列車、およびユニークな文化に美味しいグルメなど様々な魅力があるスイス!永世中立国という立場を長く保っていることから、国内には中世時代に築かれた古い建築物が多く点在しています。また、この国は治安が良く大変過ごしやすいので女性のひとり旅でも安心して楽しむことが出来るのも嬉しいポイントです。このページではスイスの人気エリアや見どころ、アクセス情報そしてその他旅行前に知っておきたい情報などを紹介します。
スイス旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

【インド観光スポット紹介】人気のお土産や旅行に役立つ情報満載!おすすめスポット29選

一生に一度は訪れてみたい南アジアの国、インド。国内各地に点在する多くの世界遺産や感動の大自然、そして充実のローカルグルメなど、その見どころや楽しみ方は想像以上に多く滞在中どう過ごしたらいいか迷ってしまうもの!このページでは、インドを訪れるうえで抑えておきたい主な見どころや、人気リゾートや自然が満喫できるスポット、定番のお土産までインド旅行の計画を立てるのに必要な情報をたっぷりと紹介しています。
【インド観光スポット紹介】人気のお土産や旅行に役立つ情報満載!おすすめスポット29選

インド旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

一生に一度は訪れてみたい国、インド。長い歴史が育んできた独自の文化および宗教観、そして18世紀以降、この国を統治下に置いたイギリスや大航海時代に基づくポルトガルの影響など、インドを訪れればこれらひとつひとつが全て鮮明に見えてきます。39の世界遺産に充実のローカルグルメ!様々な宗教が混在した異国情緒漂う街並みを歩いて「リアルなインド」を体感してみませんか?このページではインドの人気エリアや見どころ、アクセス情報そしてその他旅行前に知っておきたい情報などを紹介しています。
 インド旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

【ミャンマーツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

東南アジア最後の秘境として、近年人気を集めるミャンマー。歴史的な寺院や遺跡が多く、一度訪れたら、また行きたくなる不思議な魅力がある国です。インスタ映えすると話題の、ミャンマーでしか見られない絶景スポットもあります。ミャンマーを旅行するならぜひ知っておきたい人気観光スポット、おすすめホテル、国内の移動手段など、旅行に役立つ情報を紹介していきます。
【ミャンマーツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

【ポルトガル観光スポット紹介】人気のお土産や旅行に役立つ情報満載!おすすめスポット29選

思わず写真を撮りたくなってしまう様な素敵な街並みと世界遺産を多く有する西ヨーロッパの国「ポルトガル」。この国は一年を通して温暖な気候で、大西洋沿岸に美しいビーチをいくつも有していることから、世界有数の観光地として知られています。このページでは、ポルトガルを訪れるうえで抑えておきたい主な見どころや、人気リゾートや自然が満喫できるスポット、定番のお土産までクロアチア旅行の計画を立てるのに必要な情報をたっぷりと紹介しています。
【ポルトガル観光スポット紹介】人気のお土産や旅行に役立つ情報満載!おすすめスポット29選

ポルトガル旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

ヨーロッパのなかでも比較的治安がよく、15の世界遺産やユニークな文化など、旅行先としての見どころが多い「ポルトガル」。この国は大航海時代に華やかな歴史を築き、日本とも交易が盛んだった為、実際に訪れてみると様々な共通点および発見があることが分かります。また、この国には私たち日本人の口にもよく合うグルメが多く、海外での食事が不安な方でも安心して訪れていただくことが出来るのも嬉しいポイントでしょう!このページではポルトガルの人気エリアや見どころ、アクセス情報やその他、旅行前に知っておきたい情報などを紹介しています。
ポルトガル旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

【ポルトガルツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

約2,000年以上の歴史を持ち、中世の面影を今に残す西欧の国ポルトガル。この国は15の世界遺産や大西洋に面したビーチリゾート、そして私たち日本人の口によく合う郷土料理など見どころがいっぱいです!このページではポルトガル旅行に必要な基本情報、おすすめのツアーやホテル、その他知っておくと便利な情報など皆さんが旅行前に知っておきたいことをご紹介します。ポルトガルへの旅行を検討されている方もそうでない方も、これを読んだらきっとポルトガルに行ってみたくなること間違いなしです。
【ポルトガルツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

海外観光ページをみる

ホリデー編集部
ホリデー編集部からのコメント

日本から最も近いヨーロッパの国、ロシア!今回はロシア観光で是非訪れておきたい観光スポットをエリアごとにまとめたほか、主な見どころ、オススメなローカルグルメ、各都市へのアクセス情報、その他旅行前に知っておきたい情報など様々な役立つ情報をまとめて紹介しました。ロシアへの旅行計画している方は、今回紹介した内容を参考にして是非素敵な旅行にして下さい。

最近見たスポット

目次
このページの最上部に戻る

ご利用のブラウザでは正しく画面が表示されない、もしくは一部の機能が使えない可能性がございます。以下の推奨環境でご利用ください。

推奨環境:Google Chrome 最新版、Safari 最新版