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【ロシアツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

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日本から最短2時間20分でアクセスできるヨーロッパの国「ロシア」。特徴的なタマネギ形の屋根を持つロシア正教の教会や広大で自然豊かな国土が生み出した美味しい伝統グルメなど見どころが多いことから、毎年世界中から多くの観光客が訪れています。このページではロシア旅行に必要な基本情報、おすすめのツアーやホテル、その他知っておくと便利な情報など、皆さんが旅行前に知っておきたいことをご紹介します。ロシアへの旅行を検討されている方もそうでない方も、これを読んだらきっとロシアに行ってみたくなること間違いなしです。

目次

 

ロシアツアー選びのポイント

飛行機
飛行機

利用する航空会社と便が指定されている

日本からロシアへ催行されているツアーは、全て利用する航空会社が指定されています。出発地により利用できる航空会社は異なり、それによりフライトの出発時刻も大きく異なります。

学校や仕事の都合で長期間の連休を確保することが難しい場合は、出発空港での集合時刻が22〜23時以降にあたる「深夜便」を利用したツアーを予約するのがオススメです。学校や仕事終わりに真っ直ぐ空港へアクセス出来るので短い休暇の時間を少しでも有効活用したいという方には嬉しいプランではないでしょうか。

首都モスクワを含む西部地域へ旅行する場合は、直行便を利用した場合でも片道の所要時間が約10時間程と長いうえに、6時間の時差が加わる都合から、旅程に機中泊が含まれているのが一般的です。

なお、旅程に乗り継ぎが含まれる場合は、ご自身で乗り継ぎを行っていただく必要があるため、個人での乗り換えが不安な方には直行便を利用して行くツアープランを予約することをオススメします。

また、別途料金を支払えばお連れ様との並び席の手配や、座席クラスのアップグレードも可能なので、それらを希望される方はツアーを予約する際にあらかじめ催行会社にリクエストしておくとスムーズです。

ツアー日程は基本的に終日自由行動

観光客
観光客

日本からロシアへ催行されているツアーは、フリープランがほとんどです。フリープランとは、多くの方がイメージするであろう団体バスツアーとは異なり、あらかじめ旅程上で指定されている目的地までの移動や宿泊先のホテルのみ指定されているツアーパッケージを指します。

訪れる観光スポットや食事するレストランなどがあらかじめ決められているツアーに比べ、自由に行動が出来るので、旅行先でのプライバシーを重視される方や旅行先でのスケジュールを自分で作成したいという方にオススメです。

また、多くのツアーでは現地係員が到着空港から宿泊先のホテルまでの送迎を専用車で行うのが一般的ですが、この移動をご自身で行っていただく必要があるプランも少なからず存在します。一方、現地出発日におけるホテルから空港への移動は個人で行う必要があるプランが目立ちます。

ツアーを予約する際は、必ず【ツアー日程】部分に記載されている空港からの移動手段を確認しておきましょう。そして現地での空港〜宿泊先のホテル間の移動は、追加料金を支払うことにより送迎車両を手配してもらうことも可能なので、必要な方はツアー催行会社へ事前にリクエストしておくと便利でしょう。

ツアーでの食事は朝食のみ含まれているのが一般的

朝食
朝食

日本からロシアへ催行されているツアーは、ホテルで提供される朝食のみ含まれているのが一般的です。旅先で味わうローカルグルメや食べ歩きってワクワクしませんか?

ランチやディナーは、街中にあるオシャレなカフェやレストランで美味しいロシア料理を堪能しましょう。日本では高級食材として有名なキャビアも、ロシアでは比較的安く楽しむことが出来るほか、雑誌やSNSで話題のレストランを予約したり、人気のカフェでお目当のローカルグルメを楽しんだりと、フリープランだからこそ楽しめる魅力は想像以上に多いです。

極東ロシアを訪れるツアーは成田からのみ催行

成田空港
成田空港

ハバロフスクやウラジオストクを含む極東ロシア地域を訪れるツアーは、航空便の就航ルートの都合上、成田空港からのみ催行されています。フライト時間が約2時間30分〜3時間程度と短く、時差も1時間なので体力にあまり自身が無い方でも気軽にヨーロッパの雰囲気を楽しんでいただけるのでオススメです。

札幌、名古屋、福岡発着のツアーはヘルシンキ経由

フィンランド航空
フィンランド航空

日本からロシアへ催行されているツアーは、ウラジオストクもしくはハバロフスク行きのツアーを除き、全国の各主要都市から参加していただくことが可能です。

2020年3月現在、札幌、名古屋、および福岡から首都モスクワもしくはサンクトペテルブルクまでの直行便は運航されていないので、これらの都市から出発するツアーに参加する場合は、フィンランド航空を利用して第3国経由でアクセスすることになります。

ツアーで指定されているフラッグ・キャリアがフィンランド航空である場合、出発空港に関わらず北欧フィンランドの首都ヘルシンキでの乗り継ぎが旅程に必ず含まれます。

旅行日数と訪れるエリアを決める

世界地図
世界地図

ロシアは特徴的な宗教建築や多様性に富んだ地形が生み出す大自然、そしてこれまでに歩んだ歴史が創り出した興味深い文化など、知れば知るほどハマってしまう多数の魅力を秘めた国です。

主な人気観光都市は以下でも紹介しますが、西部地方に属する首都モスクワ、サンクトペテルブルク、バイカル湖への観光拠点であるイルクーツク、そして極東ロシア地域に属するウラジオストクやハバロフスクが挙げられます。

なかでも首都モスクワとサンクトペテルブルクは、ロシアを訪れる観光客に人気な2大都市として親しまれる定番観光都市で、この国を初めて訪れるという方にはとてもオススメです。

しかしながら、日本からロシアへ催行されているツアーではこれら全ての都市を訪れる周遊プランが存在しないため、訪れたい地域や都市をあらかじめ選択しておくと、ツアー選びをよりスムーズに行う事ができるでしょう。

日本からロシア各地へツアーを利用して訪れる場合の最低必要旅行日数

カレンダー
カレンダー

ロシアを訪れるツアーを最短日程で予約したいという方は必ずこちらを読んでください。ロシアは日本の約45倍の国土面積を誇る、非常に広大な国です。そのため訪れる地域や都市により日本からの移動時間が大きく異なり、それと同時に旅行に必要な最短日数も異なります。

例えば、日本から片道約2時間半程度でアクセス可能な極東ロシア地域を訪れるツアーは最短3日間から催行されていますが、首都モスクワをはじめとする西部地域を訪れる場合は最短でも5日間必要となります。

5日間のツアーを予約した場合、日本からモスクワへの長い飛行時間および6時間ある時差の都合上、現地での宿泊日数が2泊に限られてしまうので予約をする際は注意して下さい。

周辺諸国を一緒に訪れることも可能

タリン エストニア
タリン エストニア

首都モスクワおよびサンクトペテルブルクを含むロシア西部へ催行されているツアーでは、ロシア国内に位置する観光地に加え周辺に位置するヨーロッパの国々も一緒に訪れるプランがいくつかあります。一度の旅行で2ヵ国以上訪れてみたい方には、いくつかの国や都市を訪れる周遊プランがオススメです。

訪れる国や都市は、北欧フィンランドを中心に、エストニア、ラトビア、リトアニアなど利用するツアープランにより異なりますが、ツアー概要欄に記載されている目的地を確認しながら、旅行の予算と日数に合わせて自分に合ったものを選ぶのが理想です。

ホテル選びのコツ

ホテル 客室
ホテル 客室

ロシアを訪れるツアーは、基本的に指定ホテルでの宿泊またはツアー日程下に記載されているホテルと同等のグレードなど選ぶことができます。

滞在先のホテル選びは、訪れたい観光スポット、もしくは駅やバス停などをはじめとする公共交通機関へのアクセスを考慮した上で、予算と照らし合わせていくとスムーズに行えます。宿泊先のホテルや滞在するお部屋のアップグレードは、1泊1人あたりの追加料金を支払うことで可能なので、ツアーの予約を行う際にアップグレード希望の旨を催行会社に伝えましょう。

そもそもロシアってどんなところ?

ロシアの基本情報

ロシア国旗
ロシア国旗

ロシアはユーラシア大陸北部に位置する国で、正式名称はロシア連邦、首都は国土西部に位置するモスクワ(Moscow)です。国土面積はアメリカの約2倍、そして日本の総面積と比較しても約45倍と非常に広大なのが特徴で、東部に位置する極東ロシア地域までは東京から約2時間20分でアクセス出来るほど地理的に近い存在であるのが特徴です。

外務省基礎データによると総人口は1億4,680万人(2017年統計)で、国土がとても広いにも関わらず日本の総人口を少しだけ上回る程度に留まります。

日本との時差は地域ごとに異なり、首都モスクワが位置するロシア東部を標準時として東へ向かうにつれて1時間ずつ加算して計算する方法が採用されています。日本から多くの観光客が訪れる首都モスクワおよびサンクトペテルブルクの時差は日本のマイナス6時間、一方ウラジオストクやハバロフスクなどの都市が位置する極東地域ではマイナス1時間のみです。

公用語はロシア語ですが、地域ごとに異なる100以上の民族言語が存在します。
しかしながら観光客が多く訪れるホテルや空港、および高級レストランでは英語が通じるので、あまり心配する必要は無いでしょう。

また、国民の多くがロシア正教をはじめとするキリスト教を信仰しているほか、イスラム教、ユダヤ教、および仏教などその他の宗教も広く信仰されています。

この国にはロシア正教特有の建築様式を持つ教会および大聖堂が点在しているほか、その内部に飾られているイコンなど、ロシアだからこそ楽しむことが出来る魅力もたくさん詰まっています。日本からも直行便が就航しており、アクセスが便利なことから近年多くの観光客が訪れています。

ロシアの歴史

ウスペンスキー大聖堂
ウスペンスキー大聖堂

古代

862年 ノルマン系のバイキングであるリューリクがスラヴ系民族を支配し、ノヴゴロド公国に「ルーシ」という国家を設立

887年 リューリクの没後に大公の地位を継承したオレグが、息子イーゴリと共に現在のドニェプル川中流域キエフを占領し、「キエフ・ルーシ」という広大な新国家が誕生

10世紀末 スヴァトスラフ1世の子ウラジーミルがキリスト教を受容し、ギリシア正教国教として指定。この時代にキエフのソフィア大聖堂やペチェールスカ大修道院、および黄金の環を構成する町の一つであるヤロスラヴリがウラジーミルの息子ヤロスラフによって築かれました。

中世

1237年 チンギス・ハーンの孫であるバトゥ率いるモンゴル軍がキエフ領内に侵入し、250年間にわたるタタールのくびき(モンゴル軍による支配)が続く

1240年 アレクサンドル・ネフスキーがネヴァ川に上陸したスウェーデン軍を撃退し、その2年後にはチュド湖での戦いでドイツ騎士団を破る

1276年 アレクサンドル・ネフスキーの息子ダニール公がモスクワを拠点にモスクワ公国を築く

1480年 キプチャク・ハン国からの独立を果たし、モスクワ大公国のイワン3世がロシア統一を達成。モンゴル軍を破ってくびきが終わったことをきっかけに、近代ロシア国家の基礎を固める

1598年 イワン4世の息子フョードル帝の死去によるリューリク朝断絶。以後、ポーランド軍の侵攻や内乱など様々な困難に見舞われる

1612年 クジマ・ミーニンやドミトリー・ポジャルスキー公の活躍によりポーランド軍を撃退。以降、1917年まで皇帝ミハイル・ロマノフ率いるロマノフ朝が続く

近世・近代

1712年 モスクワからペテルブルク(現在のサンクトペテルブルク)への遷都。ピョートルのもと、ロシアは政治および文化共に急速な成長を遂げる。また、彼の没後も皇帝は何度も入れ替わることになりました。この時代のロシア文化に大きく貢献した女帝エリザヴェータも17世紀に活躍した人物で、サンクトペテルブルクの位置する諸宮殿の建造に携わったと言われています。

1762年 ピョートル皇太子の妃として、ドイツからロシアにやって来たエカテリーナ2世が女帝として即位。相次ぐ外征により、領土を広げたほか、膨大な資金を投じて数々の美術品を収集したことから、現在のエルミタージュ美術館の基礎を造った人物としてよく知られています。

1812年 フランスのナポレオン1世が率いる大軍によるモスクワ侵攻。結果は失敗に終わったものの、戦いは約半年間に及んだ

1904年 満州の権益を巡る日露戦争の開始

1905年 1月に当時の首都サンクトペテルブルクで血の日曜日事件が起き、5月にはバルチック艦隊が全敗したことにより、日露戦争に敗北

1917年 ロシア革命(二月革命および十月革命)が起こる

現代

1922年 ロシア、ウクライナ、ベラルーシ、およびザカフカース(現在のコーカサス3国)が集まり、ソビエト社会主義共和国連邦を成立

1991年 同年3月にソビエト連邦が解体された事により、初代大統領ボリス・エリツィン率いるロシア連邦が成立

ロシアの通貨および両替事情

ルーヴル 紙幣
ルーヴル 紙幣

ロシアの基本通貨はロシア・ルーブル(RUB)で、ルーブル(P)という単位を用いて表記されるのが一般的です。2020年3月17日(火)現在、1ルーブルあたりの両替レートは約1.43円です。

紙幣は10P、50P、100P、200P、500P、1,000P、2,000P、5,000Pの8種類、硬貨は1P、2P、5P、10Pの4種類が存在します。その他にも、カペイカと呼ばれる少額の通貨が4種類あり、100カペイカで1Pとみなすので参考までに覚えておきましょう。

日本円からロシア・ルーブルへの両替は、モスクワやサンクトペテルブルクをはじめとする大きな都市では可能ですが、レートが非常に良くないため、日本を出国する時に手持ちの現金をあらかじめ米ドルもしくはユーロに両替しておくことをオススメします。

これらの通貨の両替は、駅や空港および銀行をはじめ、市内の両替所やバスターミナルなどで広く行うことが可能です。

また、各種クレジットカードによるキャッシングも可能ですが、路上に設置されているATMなどはセキュリティーが低いため、カードデータを盗むスキミング被害が多く発生しています。キャッシングを希望される場合は、銀行内部やショッピングモールなどセキュリティー面において信用可能な場所に設置されているATMから現金を引き出すよう心掛けましょう。

ロシアの気候と服装

パッキング
パッキング

気候について

ロシアの気候は典型的な大陸性気候で、一般的に4月から6月が春、7月から9月が夏、10月から12月が秋、そして1月から3月が冬にあたりますが、国土が北海道よりも高緯度に位置しているため平均気温は一年を通して日本の平均を下回ります。

また、ロシアを訪れるのにオススメなシーズンは、気候が最も温暖で過ごしやすい5〜9月が該当します。特にモスクワ、黄金の環、サンクトペテルブルクなど国土北西部を訪れる場合、5月下旬から7月中旬まで白夜と呼ばれる季節に該当し、夜中の2時頃まで明るいので、冬の季節に旅行するよりもより長く観光を楽しむことが出来るのでオススメです。

しかしバレエやオペラの鑑賞を目的にこの国を訪れるのであれば、夏の間は公演が行われないため冬の時期に渡航する必要があるので、旅行を計画する際には注意が必要です。

服装について

ロシアへ旅行する場合の服装は、訪れる季節や地域によって全く異なります。

先にも述べた通り、ロシアは北海道よりも高緯度に位置しているため、平均気温が年間を通じて日本の平均を下回ります。また、国土が非常に広大であるため、各季節の平均気温が地域ごとに大きく差があるのも特徴の一つとして挙げられます。

いずれにせよ、この国で最も寒い時期は全土共通して1〜2月が該当します。この時期は、ロシア西部の平均気温がマイナス10度前後なのに対し、シベリア地方ではマイナス20〜35度、そして内陸地方ではマイナス50度以上と例年想像を絶するほどの寒さを観測します。

夏の時期は、日本と同様の服装もしくは一枚羽織ることが出来る薄手のシャツやカーディガンを持ち歩く程度の気温になりますが、春や秋でも国土全体の平均気温は低く、特に朝晩を中心に冷え込むため、日本の冬を過ごす時のような厚手のアウターの持参はマストです。

10月以降になると、平均気温は日本の真冬並みもしくはそれ以上まで下がるので、現地を訪れる際は防寒対策をしっかりと施して旅行することを強く勧めます。また、厚手のコートやジャケットの他にもロシア帽などといった防寒アイテムも非常に重宝します。

ロシアの文化

観光客 イメージ
観光客 イメージ

ロシアでは、国民の多くがロシア正教(キリスト教の一種)を信仰していると言われています。特徴的な外観と美しいモザイクなどの鑑賞を目当てに、多くの観光客がロシア正教会の寺院を訪れると思いますが、女性が内部へ入場する際は髪の毛をスカーフで覆うことが義務付けられています。

また、この国には100以上の民族が住んでるといわれ、地域により文化が異なるので面白いです。これらの民族の中で共通する文化が美術、文学、そしてオペラを含む音楽や演劇です。これらはロシアという国を知るうえでも大変重要な要素なので、この国を旅行で訪れる際は見逃せない見どころであると言えます。

撮影マナーについて

美術館や博物館がとても多いロシア、これらを訪れる際に特に気を付けておきたいのが撮影マナーです。この国では内部および芸術作品の撮影が許可されている観光スポットが多いですが、フラッシュや三脚の使用は認められていません。特にフラッシュの使用は、歴史的価値が非常に高い絵画作品を傷める可能性がある為、厳しく禁止されています。

その他にも現地では、軍施設、および政府関係の建物の撮影は現地警察から拘束されるなど思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があるので控える必要があります。また、現地の人々は正面から写真を撮られることをあまり好まないので、人物を対象とした写真を撮影したい場合は念の為相手に確認することをオススメします。

チップについて

訪れる国により、価値観が異なり私たち日本人には戸惑いがちな「チップ文化」。どんなシチュエーションで渡すのが良いのか、そして実際にいくら渡したら良いのか、など迷うことも多いはずです。

ロシアでは、ソ連時代にはチップの習慣が無かったものの、現在では観光客が訪れるホテルやレストラン、およびカフェではチップが期待されています。

チップには相手のサービスに対する感謝の意味合いも含まれているので、不快な対応をされたなどサービスに不満がある場合はもちろん支払う必要はありません。また、レストランやカフェのメニューにサービス料金の記載がある場所に関してもチップを渡す必要はありません。

チップとして渡す金額の目安は、シュチュエーションにより異なりますが、レストランの場合は総額の10%程度、ホテルのポーターやルームサービス、および客室の清掃などに関しては1米ドル程度が理想です。

喫煙および飲酒マナーについて

ロシアは国民の約4割が喫煙者に該当する、喫煙大国です。日本では一箱400〜500円程度で購入できるタバコも、現地では平均100円以下で購入することができます。

しかしながら、この国ではその喫煙率の高さを理由に、喫煙者のマナーに対する法律による取り締まりが日本に比べ非常に厳しく行われています。その内容は、原則喫煙が許される場所は自宅や個人が所有する車のみで、例えばレストランやホテルをはじめ、バーや長距離列車内など公共の場での喫煙は法による取り締まりの対象となります。

また、飲酒に関してもバーやレストランなどの飲食店および住居以外では基本的に不可であるため、注意が必要です。日本と同様の感覚で公園や路上、そして公共施設などで飲酒するのは絶対にやめてください。

これらの注意に違反した場合、罰金が課せられることになります。近年では公務員による汚職も少なくはなってきているものの、現地の警察の給料はとても低く賄賂もしくは規定以上の罰金を要求してくる警官も少なくありません。旅行中は現地のルールにしっかりと従って行動しましょう。

ロシアの治安

ATM
ATM

ロシアの治安は以前と比較すれば安定傾向にあるものの、近年拡大している国民の経済格差などを背景に、現金およびその他の貴重品目当ての犯罪が多く発生しています。また、スリやひったくりをはじめ、強盗などといった犯罪の被害は、観光客だけでなくロシアで生活する人々にまで及んでいるほどであるため、現地を訪れる際はこれらの被害に遭わないためにもしっかりと対策を施した上で十分に注意して行動する必要があります。

スキミング

最近ではクレジットカードの情報を盗み出し多額の現金を引き出す手口(スキミング)も横行しており、非常に多くの被害が報告されています。旅行先でATMから現金を引き出す際は、なるべく銀行やショッピングモールの中など、セキュリティーをある程度信用できる場所に設置されているATMを利用しましょう。

また、特に目立った被害がなく無事に帰国した場合でも、クレジットカードの利用履歴をしっかりと確認するほか、心配な場合は暗証番号を変更するなどの工夫も役に立つので参考にして下さい。

パスポートの携帯

ロシアでは旅行者にパスポートの携帯を義務付けているので、宿泊先がら外出する場合は忘れずに持ち歩くようにしましょう。警察に身分を証明するものの提示を求められた際に、パスポートなどが手元に無いと罰金の対象に当てはまります。

パスポートを含め貴重品類は、コートやジャケットの内ポケット、もしくはズボンの中などスリに狙われにくい場所に保管するようにしましょう。

ロシア国内での主な移動手段

観光客 イメージ
観光客 イメージ

国内線

ロシアの国内線は、首都モスクワを中心に各都市への路線が就航しています。広大な国土を誇るロシアを旅行するなら、貴重な時間を節約するためにも、長距離移動区間は国内線の利用を推奨します。

【国内線を運航する主な航空会社】
アエロフロート・ロシア航空/S7航空/UTエアー/ウラル航空/ヤクーツク航空/ロシア航空/オーロラ航空/ポベーダ航空/サラトフ航空

鉄道

ロシアは、アメリカに次いで世界第2位の路線距離を誇る鉄道国家です。列車はロシア国鉄により運行され、その種類は主に優等列車「フィールメンヌイ」、超特急列車「スコラスノーイ」、一般列車「スコールイ」、近郊列車「エレクトリーチカ」の4種類に分けられます。

車両は主に寝台車および座席車の2種類に分類され、座席車のクラスは一部列車を除いて1等(ビジネスクラス)、2等(エコノミークラス)に分けられています。寝台車両に完備されているクラスは、通常1〜3等寝台の3種類ですが「赤い矢号」をはじめ、「エクスプレス」、「オケアン号」などの豪華優等列車に限り、特等寝台という特別なクラスを選択することも可能です。

また、モスクワ〜サンクトペテルブルク間を1日10往復前後運行している超特急列車「サプサン号」は、観光客もよく利用する路線として知られ、両都市間を約4時間程で結んでいます。

その他にもモスクワ〜ウラジオストク間を結ぶ長距離路線であるシベリア鉄道をはじめ、様々な路線が運行されているので、訪れる予定である都市への鉄道を利用した所要時間および乗車料金を、国内線を利用してアクセスした場合と比較してより便利な方を選択するのが良いでしょう。

チケットの購入はロシア国鉄の公式ホームページで簡単に行えますが、短距離区間の乗車であれば駅の窓口で購入することも可能です。この際パスポートの提示が求められるので、必ず忘れずに持参して下さい。

バス

ロシアでは中長距離バスの路線が国土を広くカバーしており、運賃が安く気軽に利用できることから庶民の足としてよく利用されています。ただし、乗り心地はあまり良くないので移動の安さよりも快適性を重視したい方は、別の交通手段を利用するのが無難でしょう。

移動する区間によっては「マルシュルートカ」という10〜20人乗りのミニバンが運行されており、通常のバスよりも運賃がやや高いものの本数が多く、停留所など関係なく利用できるので便利です。乗りたいバスやマルシュルートカが見えたら、片手を挙げて運転手に合図しましょう。

人気観光都市

サンクトペテルブルク
サンクトペテルブルク

ロシアには文化および自然に関連した合計29の世界遺産が国内各地に点在していて、それらを含む以下の観光都市が人気です。

【人気観光地一覧】

  • ロシアの歴史・文化・芸術に関連した見どころが多い首都モスクワ
  • バルト海に面し、ヨーロッパらしい建造物が多く立ち並ぶ港湾都市サンクトペテルブルク
  • バイカル湖への観光拠点であり、「シベリアのパリ」と称される美しい街並みを誇るイルクーツク
  • 日本から最も近いロシアの都市であり、近年女性を中心に人気沸騰中のウラジオストク

ロシア旅行の見どころ

モスクワとサンクトペテルブルクの2大都市を訪れる

モスクワ
モスクワ

ロシアを訪れるなら絶対に見逃せないのが、西部地域に位置するモスクワおよびサンクトペテルブルクの2大都市です。

これらの都市は、この国の政治や宗教、および文化において、長年中心的な役割を担ってきた非常に重要な都市です。それぞれの都市の中心部には、ユネスコの世界文化遺産として登録されている様々な歴史的建造物が点在しており、ロシアがこれまでに歩んできた独特な歴史を辿る上で必要不可欠な存在となっています。

異国ならではの美しい建物が立ち並ぶ街並みをゆっくりと散歩しながら、豊かなロシア文化や興味深い歴史の舞台を訪れてみましょう。

世界一の透明度を誇るバイカル湖で壮大な自然を楽しむ

バイカル湖
バイカル湖

せっかくロシアまで旅行するのであれば、是非体感していただきたいのが壮大なスケールを誇る大自然です。この国には歴史および文化面で非常に重要な文化遺産の他にも、訪れておきたい自然スポットが多くあり、合計11もの自然遺産が国内各地に点在しています。

ユネスコの世界自然遺産として登録された数ある物件のなかでも、ロシア南東部に位置するバイカル湖は、一際存在感を放つ絶景観光スポットとして知られ、深さおよび透明度は共に世界一です。毎年世界中からはその美しさを一目見ようと多くの観光客が足を運んでいます。

特に冬の季節は厳しい寒さで湖が凍り、幻想的な景色が広がるほか、湖上を歩くなど非日常的な体験が楽しめることから人気です。

豪華な劇場を訪れて本場のバレエやオペラを楽しむ

ボリショイ劇場
ボリショイ劇場

ロシアの文化を語る上で欠かせないのが、バレエやオペラなどの舞台芸術です。バレエは元々、宮廷文化から生まれたと言われていますが、現在では国民生活にしっかりと定着しています。首都モスクワやサンクトペテルブルクには、西洋ならではと言うにふさわしい美しい内装が特徴の劇場が多くあり、「白鳥の湖」や「くるみ割り人形」をはじめとする数々の名作が、期間中毎晩のように上演されています。

公演は一般に秋から冬にかけて行われ、その他の季節には海外公演が開催されます。首都モスクワで訪れるなら「ボリショイ劇場」、サンクトペテルブルクでは「マリインスキー劇場」での鑑賞をオススメします。これら2ヵ所は世界的にも有名な名門劇場で、宮殿のような豪華な内装は必見です。

鑑賞時間の目安は、バレエのプログラムが3時間、オペラであれば4〜5時間と長めなので、旅行中のスケジュールを立てる際は注意が必要です。

ロシア美術の名作を堪能!美術館巡り

エカテリーナ宮殿
エカテリーナ宮殿

ロシアが誇る芸術文化は、バレエやオペラだけに留まらず歴史画を中心とする「ロシア美術」も高い評価を得ています。これは一般にイコンとして親しまれる宗教画から、ロシア革命前後に花開いたアヴァンギャルド美術、そして社会主義リアリズムなどを含む幅広いジャンルを指します。

ロシアには都市部を中心に、これらをはじめ西洋画を中心に多数の美術作品を展示している美術館があります。なかでも、首都モスクワに位置するプーシキン美術館、トレチャコフ美術館、そしてサンクトペテルブルクに位置するエルミタージュ美術館、およびロシア美術館の4ヵ所は素晴らしい所蔵作品を多く所有していることから「ロシアの4大美術館」として有名です。

ロシアならではのご当地グルメを味わう

ロシア料理
ロシア料理

広大な国土面積を誇り、ヨーロッパおよびアジアと国境を接していることから、バラエティー豊かな食文化が存在するロシア。この国でよく食べられている料理の数々は、主にヨーロッパの食文化をベースとしており、海や山から採れた新鮮な素材を贅沢に使用しているのが特徴です。

なかでも最も高い地名度と不動の人気を誇るロシア料理といえば、濃厚なサワークリームでスライスした牛肉と野菜を煮込んだ「ビーフストロガノフ」です。その他にも、中に具材がたっぷりと詰まったロシアのおかずパン「ピロシキ」、日本でも最近スーパーフードとして注目を集めているビーツのスープ「ボルシチ」など、私たち日本人の口にもよく合う味付けの郷土料理が多数存在しています。

普段は、なかなか口にする機会が無いロシア料理ですが、現地を訪れたらこれまで出会うことが無かった素晴らしいグルメの数々にきっと出会えることでしょう。ロシアへ旅行される際は、是非これらのご当地グルメを余すことなく堪能しましょう。

定番スポット10選

聖ワシリー大聖堂(モスクワ)

聖ワシリイ大聖堂
聖ワシリイ大聖堂

正式名称をポクロフスキー聖堂と名乗り、「聖ワシリー聖堂」という名で親しまれる、ロシア正教の寺院です。

イワン雷帝がカザン・ハーン国(対モンゴル)の戦勝を記念して1560年に築いた同寺院は、当時イワン雷帝に大きな影響を与えたとされるワシリー修道士の名にちなんで「ワシリー寺院」と呼ばれています。

着目すべきは、そのユニークな外観であり中央に位置する高さ46mの塔をはじめ、それぞれの先端に合計9つのタマネギ型をしたカラフルなドームを持つのが特徴です。金色のドームを有する中央部の建物は、ポクロフスキー大聖堂でその周辺を囲む8つのドームと共に「国家統一とそれをサポートする重層性」を意味していると言われています。

今では見た目のインパクトと派手さが一際目を惹く、モスクワのランドマーク的な存在の建造物として世界的な知名度を誇りますが、創建当時は現在の様な派手さは無く、これらのドームの形状も異なっていました。現在私たちが訪れることが出来る建物は改築の手が加えられた17世紀以降のものです。

内部は複雑に入り組んでおり、バロック様式のイコノスタスや18世紀に描かれた内壁のフレスコ画など見応え十分です。

聖ワシリイ大聖堂(Собор Василия Блаженного)

聖ワシリイ大聖堂(Собор Василия Блаженного)

Red Square, Moskva, ロシア 109012

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レーニン廟(モスクワ)

レーニン廟
レーニン廟

1924年1月21日(月)に死去したロシア革命の指導者ウラジーミル・イリイチ・レーニンの遺体を永久保存している記念堂です。創建当時は木造の建物でしたが、1931年にシューセフの設計により花崗岩で造られた頑丈な建物に建て替えられました。

内部には、彼の遺体がガラスケース内に安置されていますが、1953〜1961年の間は元ソビエト連邦の首相であるスターリンの遺体も共に安置されていました。カメラや手荷物の持ち込みは禁止されているので、内部を見学で訪れる場合は注意が必要です。

レーニン廟(Мавзолей Ленина)

レーニン廟(Мавзолей Ленина)

Red Square, Moskva, ロシア 109012

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グム百貨店(モスクワ)

グム百貨店
グム百貨店

赤の広場に面するように立ち、クラシックな外観が美しい「ロシア最大の百貨店」です。創建は1921年で、ロシア・ソビエト共和国を樹立したことで知られるウラジーミル・イリイチ・レーニンによって築かれました。

特徴的な名前は、「国営」および「百貨店」を意味するロシア語単語の頭文字に由来しており、ソ連崩壊後は「国営」というスタンスでは無く、同じ頭文字から始まる単語の「主要な」に名称そのものの意味を変えて営業しています。

3階建て構造の内部は3つのアーケードに分かれ、多くの高級ブランドショップ、カフェ、そしてフードコートなど幅広いジャンルのテナントが出店しています。ロシア土産を扱っているお店もあるので、赤の広場を訪れる際は是非立ち寄ってみてください。

グム百貨店(ГУМ)

グム百貨店(ГУМ)

Red Square, 3, Moskva, ロシア 109012

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クレムリン(モスクワ)

クレムリン
クレムリン

クレムリンはロシア語で「城塞」を意味する建造物で、ロシア各地に数多く点在しています。なかでも首都モスクワに位置するものは、この国で最も有名なクレムリンで、12世紀にユーリー・ドルゴルーキー公により建造されたのが始まりです。

私たちが現在訪れることが出来る城壁は、14〜15世紀により強固な造りに改築された後のもので、創建当時は木造であったと言われています。城壁内部にはロシア皇帝の戴冠式が行われたウスペンスキー大聖堂や歴代のモスクワ公およびロシア皇帝の棺が並べられているアルハンゲルスキー聖堂をはじめ、いくつものロシア正教寺院が位置しています。

また、その他にも大統領府や代々の皇帝が居住する宮殿、世界で最も大きなダイヤモンドを展示するダイヤモンド庫、および王冠や宝物など歴史的価値の高い品々を展示する博物館など、この国の政治や文化、そして宗教に関連する施設が立ち並んでいます。

クレムリンの共通入場券で訪れることが出来るのは、ウスペンスキー大聖堂、アルハンゲルスキー聖堂、ブラゴヴェシチェンスキー聖堂、リザパラジェーニヤ教会、およびパトリアーシェ宮殿の5ヵ所のみで、武器庫、ダイヤモンド庫、イワン大帝の鐘楼の3ヵ所に入場する場合は、それぞれ別途入場料を支払う必要があるため、注意が必要です。

クレムリン(Кремль)

クレムリン(Кремль)

ロシア 〒103073 モスクワ

9

エルミタージュ美術館(サンクトペテルブルク)

エルミタージュ美術館
エルミタージュ美術館

エルミタージュ美術館は、300万点以上の収蔵数を誇る世界有数の美術館です。壮麗なバロック様式の建物は、エリザヴェータ女帝の命により1762年に完成した宮殿で幾度かの改築および修復の手が加えられ、現在に至ります。

豪華絢爛そのものである内部には、ロマノフ王朝の華麗なる財宝およびソ連誕生後に国有化された美術品の豊富なコレクションの数々が展示されており、それぞれ地域と年代ごとに分けられています。なかでも、レオナルド・ダ・ヴィンチ「リッタの聖母」、ラファエロ「コネスタビレの聖母」、およびティツィアーノ「ダナエ」などのイタリア絵画をはじめ、17世紀のオランダ絵画の巨匠として知られるレンブラントが制作した作品の数々は必見です。

非常に広い美術館なので、観光で訪れる際は見学したいエリアや鑑賞したい作品をあらかじめ決めておくと効率的に回ることができるでしょう。

エルミタージュ美術館(Государственный Эрмитаж)

エルミタージュ美術館(Государственный Эрмитаж)

Palace Square, 2, Sankt-Peterburg, ロシア 190000

NYのメトロポリタン美術館・パリのルーヴル美術館に並ぶ、世界3大美術館のひとつ。 とにかく広大で、一日では絶対に回りきれない。 ルネサンス期から近代まで幅広く所蔵されているので、時間が限られている場合は、自分の好きな作家や時代に焦点を絞ってみるとよいと思います。 ダ・ヴィンチの2枚の聖母像、レンブラントのダナエ・放蕩息子の帰還はエルミタージュに行ったら見ておきたい美術品かなーと。 個人的にはルノワールやモネ、マティスが飾られている近代ゾーンが好き。美術館の後半エリアにあるので初めて行ったときは息切れして見切れなかった思い出が。 確か、学生の方は国際学生証を見せるとかなり割引あったはず。

12

血の上の救世主教会(サンクトペテルブルク)

血の上の救世主教会
血の上の救世主教会

聖ワシリー大聖堂と同様に、ユニークなタマネギ型の屋根が印象的な純ロシア風教会です。「血の上の救世主教会」という名は、1881年に暗殺された皇帝アレクサンドル2世に由来し、実際に彼が亡くなった場所に築かれています。

高さ85mの教会建物は、父の死を悼んだ彼の息子アレクサンドル3世により、25年もの歳月を費やし1907年に完成されたと言われています。設計を行ったのはアルフレド・パルランドで、当時の最高技術を駆使して造られました。

モスクワに位置する聖ワシリー大聖堂を思わせる特徴的な外観は、豪華絢爛そのものです。内部は開放感があり幻想的な美しさを放っており、ネステロフ、リャーブシュキン、およびヴァスネツォフなど著名な画家達が下絵製作を行ったといわれるフレスコ画の数々は必見の見どころです。

血の上の救世主教会(Храм Спаса на Крови,Savior on the Spilled Blood)

血の上の救世主教会(Храм Спаса на Крови,Savior on the Spilled Blood)

neberezhnaya kanala Griboyedova, 2Б, Sankt-Peterburg, ロシア 191186

とにかく見た目のインパクト大!なロシア正教会の大聖堂です。

7

エカテリーナ宮殿(サンクトペテルブルク)

エカテリーナ宮殿
エカテリーナ宮殿

1724年に女帝エリザヴェータの命により、サンクトペテルブルクに築かれた夏の宮殿です。その名は、この宮殿がピョートル大帝の妃エカテリーナのために建造されたことに由来しており、1752年にはイタリアの建築家ラストレッリによりバロック建築へと改築されました。

また、エカテリーナ2世の時代にあたる17〜18世紀には、スコットランドの建築家チャールズ・キャメロンにより、クラシック様式へと改築の手が加えられたため、バロックおよびクラシック両方の建築様式が混在する独特の建築様式を持つのが特徴です。

落ち着きある青色を基調とした宮殿の外壁の長さは300mにも及び、バロック様式の華麗な外観は訪れる者全てを魅了します。その内部は豪華絢爛そのもので、2003年に復元された琥珀の間を中心に多くの見どころを訪れることが出来ます。

エカテリーナ宮殿(Екатерининский дворец)

エカテリーナ宮殿(Екатерининский дворец)

Garden St, 7, Pushkin, Sankt-Peterburg, ロシア 196601

2

バイカル湖(イルクーツク)

バイカル湖
バイカル湖

シベリア南東部に位置する「世界で最も深い湖」として知られる三日月形の大きな湖です。その深さは最も深いところで1,700m、広さは31,722平方kmで、滋賀県に位置する琵琶湖の約46倍であると言われています。また、この湖は今から2500万年前に誕生したとされ、「世界で最も古い湖」としても知られています。

その水量は、地球上に存在する凍っていない淡水の約2割に相当するほどで、豊かな生態系を長く保持し続けていることから、1996年にユネスコの世界自然遺産として登録されました。

壮大で自然豊かなバイカル湖には、数多くの生物が生息しており、これまでに1,340種の動物、および570種の植物が周辺で確認されています。バイカルアザラシを含め、様々な固有種も存在するため、南米エクアドルのガラパゴス諸島と共に「生物進化の博物館」として世界中から高い評価を得ています。

バイカル湖(озеро Байкал)

バイカル湖(озеро Байкал)

ロシア バイカル湖

4

ウラジオストク

ウラジオストク駅
ウラジオストク駅

極東ロシア地域に位置する港湾都市で、日本海アムール湾と全角湾に囲まれていることから漁港の他にも軍港及び商業港としての役割を持つプリモールスキイ地方の州都です。日本から直行便を利用して約2時間半でアクセス可能で、渡航に際し大使館での面倒なビザ申請が不要であることから、毎年日本から多くの観光客が訪れているロシアの人気都市です。

丘陵地帯に広がる街並みは「東洋のサンフランシスコ」と称されるほど評判が高く、落ち着いた雰囲気が漂っています。ロシアならではのグルメやオシャレな建築物を目当てに短期間で旅行されるのであれば、是非オススメの旅行先です。

また、通常の観光以外にも首都モスクワとウラジオストクを結ぶ全長9,297mの路線「シベリア鉄道」の発着地として世界中から多くの人々が足を運んでいます。現地での滞在期間に余裕のある方は列車の旅も楽しんでみてはいかがでしょうか。

ウラジオストク(Владивосток)

ウラジオストク(Владивосток)

ロシア 沿海地方 ウラジオストク

16

スーズダリ

スーズダリのクレムリン
スーズダリのクレムリン

スーズダリは、モスクワ北東部に中世の面影を残す美しい古都が円を描くように点在するエリア「黄金の環」を構成する街の一つです。その歴史は1024年までさかのぼり、のどかな田舎町に古い修道院や教会が約50以上も点在していることから、「街全体が歴史博物館」と称されています。

15世紀以降にモスクワ大公国の一部となり、政治の中心としての地位を失うものの、ユーリー・ドルゴルーキー公の時代にはトストフ・スーズダリ公国の首都、そして12世紀にはウラジーミル・スーズダリ公国の首都としてロシア正教を大いに発展させた中心地であり、現在でも中世と同規模の街並みを維持し続けています。

そんなこの街は、「ウラジーミルとスーズダリの白亜の建造物群」として1992年にユネスコの世界文化遺産として登録されています。スーズダリは、の規模も中世期とほとんど変わらないことから、街全体がまるで博物館の様です。主な見どころとして、11世紀に建造され「スーズダリ発祥の地」として親しまれるクレムリン、12の塔と堅固な城壁が要塞の様にそびえる13世紀の修道院スパソ・エフフィミエフ修道院などが挙げられます。

石造りの街並みをゆっくりと散歩しながら、ロシアの歴史を辿ってみてはいかがでしょうか?

スーズダリ(Су́здаль)

スーズダリ(Су́здаль)

ロシア ヴラジーミル州 スーズダリ

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ロシアのおすすめホテル10選

ヒルトン モスクワ レニングラードスカヤ


基本情報

【住所】Kalanchevskaya Street 21/40, クラスノセルスキー, モスクワ, ロシア, 107078
【WiFi】利用可
【ペット】可

メトロポール ホテル モスクワ


基本情報

【住所】Teatralny Proezd 2, トバースコイ, モスクワ, ロシア, 109012
【WiFi】利用可
【ペット】可

ホテル サボイ モスクワ


基本情報

【住所】3/6, bld.1, Rozhdestvenka, メシュチャンスキー, モスクワ, ロシア, 109012
【WiFi】利用可
【ペット】可

ホテル バルツチュグ ケンピンスキー モスクワ


基本情報

【住所】Ul. Balchug 1, ザモスクヴォレチエ, モスクワ, ロシア, 115035
【WiFi】利用可
【ペット】可

ラディソン コレクション ホテル モスクワ


基本情報

【住所】2/1 Building 1, Kutuzovsky Prospect, 郊外西部, モスクワ, ロシア, 121248
【WiFi】利用可
【ペット】不可

マルコ ポロ プレスニャ


基本情報

【住所】Spiridonjevsky lane 9, プレスネンスキー, モスクワ, ロシア, 123104
【WiFi】利用可
【ペット】不可

ペトロフ パレス ブティック ホテル


基本情報

【住所】Leningradsky prospekt, 40, 郊外北部, モスクワ, ロシア, 125167
【WiFi】利用可
【ペット】可

ミストラル ホテル & スパ


基本情報

【住所】Istrinskyi district, Rozhdestveno village, property 60, その他, モスクワ, ロシア, 143513
【WiFi】利用可
【ペット】可

ペトロフ パレス ブティック ホテル


基本情報

【住所】Leningradsky prospekt, 40, 郊外北部, モスクワ, ロシア, 125167
【WiFi】利用可
【ペット】可

トロイカ


基本情報

【住所】Sadovnicheskaya st, 5, ザモスクヴォレチエ, モスクワ, ロシア, 115035
【WiFi】利用可
【ペット】可

ロシアの年間イベント情報

1月

ロシア正教クリスマス(1月7日)

モスクワ クリスマス
モスクワ クリスマス

ロシアのクリスマスは旧暦(ユリウス暦)に従って祝われるため、諸外国で一般的にクリスマスとして認識されている日付よりも2週間遅いのが特徴です。12月初旬頃には、街はきらびやかなイルミネーションにより彩られ、ロマンチックな雰囲気が漂います。

日本では友達や恋人と過ごすイメージのクリスマスですが、ロシアでは家族と豪華な食事が並ぶテーブルを囲みながらお祝いするのが習慣です。この日は公共機関がお休みになるほか、観光客向けのお店でも営業時間が短くなる場合がありますので、新年にロシアへ旅行される方は注意が必要です。

2月

祖国防衛の日(2月23日)

第一次世界大戦中にあたる1918年に、労働者と農民から構成されたソ連軍がドイツ軍との戦いに勝利したことを記念し、それに携わった軍事を称える日で、国民の休日として毎年2月23日に祝われています。

近年では男性に対し感謝の意を込めて贈り物をする、バレンタインデーのようなニュアンスが込められた日として広く親しまれています。

マースレニツァ

マースレニツァは春の訪れを祝うロシアの伝統行事で、毎年2〜3月に7日間の日程で開催されています。その名前は祭りの最終日に燃やす、冬を象徴するわら人形(マースレニツァ)に由来していて、1,000年以上の歴史を誇ります。

祭りの開催期間中は、ブリヌイというロシア版のパンケーキや具材がたくさん詰まったパイなどご馳走食べるのが一般的です。

3月

国際婦人デー(3月8日)

国際婦人デーは、1966年に当時ソビエト連邦指導者であったレオニード・ブレジネフが指定した祝日です。元々は二月革命に関する記念日でしたが、現在では毎年3月8日に妻や恋人および娘など女性達に感謝する「女性が主役である日」として定着しています。

4月

復活祭

イースター イメージ
イースター イメージ

復活祭は、イエス・キリストの復活を祝う「キリスト教において最大の祝日」です。日本を含む諸外国では「イースター」として親しまれていますが、ロシア語では「パスハ」と呼ばれています。

復活祭を祝う日付はカトリックやプロテスタントをはじめ、ロシア正教などキリスト教の宗派により異ると言われています。また、その祝い方もヨーロッパ諸国とは異なり、色付けした卵の他に、円筒型のケーキ「クリーチ」を食べるのが一般的です。

通常、イースターシーズンの旅行は公共機関が休みになるほか、観光客向けのお店やレストランなどの営業時間が不規則になるため、あまり推奨しませんが、ロシアのイースターは独特の習慣を持ち、他の国には無い祝い方をするので非常に良い経験になると思います。

5月

戦勝記念日(5月9日)

1941〜1945年に行われた第二次世界大戦で、ナチス・ドイツが降伏文書に調印した日にあたる1945年5月9日(水)を記念する国民の祝日です。また、この日は戦争で亡くなった国民を追悼する日でもあり、戦没者の慰霊碑には勲章を身につけた退役軍人や身内をはじめ、多くの人々が花を捧げに訪れます。

首都モスクワに位置する赤の広場では、毎年壮大な軍事パレードが伝統行事として行われています。私たちが現在訪れることが出来るロシアの平和は、戦争の犠牲となった約2,600万人もの人々の犠牲の上に成り立っているということを忘れてはいけません。

レイバー・デー(5月1日)

ロシア版「勤労感謝の日」で、日本と同様に国民の祝日にあたります。諸外国では一般に「メーデー」という名で親しまれています。

サンクトペテルブルクの白夜の星国際音楽祭

バイオリン
バイオリン

ロシア第二の都市サンクトペテルブルクで、毎年5〜7月に開催されている国際音楽祭です。この祭典は1993年に創設されて以降、毎年オペラとバレエを中心に200近くの演目を披露しており、世界中から訪れる多くの人々で賑わいます。

6月

ロシアの日(6月12日)

ロシア 花火
ロシア 花火

1990年6月12日(火)にロシア連邦の国家主権宣言(RSFSR)が採択されたことを記念する、国民の祝日です。国内の主要都市ではパレードが行われるほか、授賞式や花火などのイベントが開催されます。

プーシキン生誕記念日(6月6日)

プーシキン生誕記念日は、ロシアの偉大な詩人および作家として知られるプーシキンの生誕を記念した祝日です。首都モスクワに位置するプーシキン広場では、毎年特設ステージを設けて彼の詩の朗読会が行われます。

また、この日は大学などをはじめ国内各地で朗読会が開催されており、文学がしっかりとロシアの人々の生活に浸透しているのが分かります。

モスクワ国際映画祭

首都モスクワで2年に1度開催される、国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の長編映画祭です。ベルリン国際映画祭、カンヌ国際映画祭、およびヴェネツィア国際映画祭と合わせて世界四大映画祭の一つとして数えられ、1959年からの歴史を持ちます。

部門は、最優秀作品賞をはじめ、男優賞、女優賞、監督賞、および審査員賞などの他に、国際批評家協会賞など様々で日本映画もこれまでにいくつもの作品が賞を受賞しています。

7月

イワン・クパーラ祭

イワン・クパーラ祭は、ヨーロッパ地域を中心に祝われている洗礼者ヨハネの祝日を祝う祭です。イワン・クパーラ(Ivan Kupala)という名前は、ロシアをはじめウクライナやベラルーシで親しまれているもので、ロシア語で「洗礼者ヨハネ」を意味しています。

毎年旧暦の6月23〜 24日(グレゴリオ暦では7月)に、花冠と伝統衣装を身にまとった人達が川で沐浴した後、身体を温めるため、焚き火を飛び越えたり、薬草を摘んだり、被っていた花冠を川に流すなど様々な儀式を行います。

現地では、これらの行為一つ一つに意味が込められており、例えば「焚き火の上を越える際に高く飛べたら次の年が幸福に恵まれる」、「川に流した花冠が遠くまで流れて行ったら結婚が近い」、そして「心身を清めるための沐浴」など様々です。

9月

知識の日(9月1日)

知識の日は、1984年以来ロシアで祝われている国民の祝日です。日本の新学期は4月に始まるのが一般的ですが、現地ではこの日を境に新年度が始まります。新入生を迎えた教育機関では、入学の挨拶を終えた後に「知識のベル」を鳴らす習慣があります。

11月

民族統一の日(11月4日)

ポジャルスキーとミニンの像
ポジャルスキーとミニンの像

民族統一の日は1612年に貴族ドミトリー・ポジャルスキー、および農民クジマ・ミニンが率いた軍がポーランド軍を撃退し、モスクワを解放したことを記念して、毎年11月4日に祝われている国民の祝日です。

この出来事を称え、首都モスクワに位置する赤の広場には2人の像が置かれています。

1917年十月革命の日(11月7日)

1917年11月7日(水)(旧暦では10月25日)にロシアで達成された世界最初の社会主義革命を記念した、国民の祝日です。ロシアではこの出来事を「十月革命」と呼ぶため、1917年十月革命の日と名付けられました。

ウラジーミル・レーニン、レフ・トロツキー、そしてヤーコフ・ミハイロヴィチ・スヴェルドロフによる指導の元、ソビエト政府を樹立した歴史上大変重要な日です。

12月(12月12日)

憲法記念日

ロシアでは、1993年新憲法に関連する投票が全国民により行われ、投票へ赴いた有権者のうち約58.4%が賛成したことから12月12日に採択されました。憲法記念日はこれを記念する国民の休日です。

主要エリアからのアクセス・所要時間

飛行機
飛行機

日本からロシアへは、直行便または乗り継ぎ便を利用してアクセスするのが一般的です。日本から直行便を利用して行くことが出来る都市はモスクワ、ノヴォシビルスク、ハバロブスク、ユジノサハリンスクおよびウラジオストクです。

羽田空港から首都モスクワまでの最短所要時間は直行便の利用で9時間50分、成田国際空港からウラジオストクまでの場合2時間20分です。その他の空港からもいくつかの都市へ直行便が運航されていますが、その多くは第3国を経由する乗り継ぎ便を利用してのアクセスとなります。

その他の空港から直行便を利用した場合の最短所要時間は以下の通りです。

関西国際空港発

ウラジオストク行き:片道2時間20分

札幌空港発

ユジノサハリンスク行き:片道1時間35分

就航している主な航空会社

直行便

日本航空
アエロフロート・ロシア航空
S7航空

経由・乗り継ぎ便

  • 日本からロシアへの乗り継ぎ便を提供している主な航空会社

エティハド航空
ターキッシュエアラインズ
大韓航空
中国国際航空
中国南方航空
エミレーツ航空
カタール航空
ベトナム航空
シンガポール航空

ツアーを選ぶときのTips集

ロシアまでは飛行機でどのくらいかかりますか?

日本からロシアへは、直行便または第3国を経由する、乗り換え便を利用してアクセスすることが可能です。

日本から直行便を利用して行くことができる都市はモスクワ、ノヴォシビルスク、ハバロブスク、ユジノサハリンスクおよびウラジオストクで、羽田空港から首都モスクワまでの最短所要時間は約9時間50分、第3国を経由する乗り継ぎ便を利用する場合は約13時間前後です。

何泊くらいのツアーが最も楽しめるでしょうか?

ロシアを訪れるのが初めてで、首都モスクワおよびサンクトペテルブルクに位置する観光のハイライトを巡りたい方には、現地での宿泊日数が4日間以上あるツアーを予約することをオススメします。

また、現地での滞在日数が短くてもロシアを訪れてみたいという方は、最低でも現地滞在日数が2泊あれば、極東ロシア地域に位置する観光地を訪れてロシアならではのグルメやヨーロッパらしい雰囲気を楽しんでいただくことが可能です。

ロシアの気候は?行くのにいい時期はいつでしょう?

ロシアの気候は典型的な大陸性気候で、一般的に4月から6月が春、7月から9月が夏、10月から12月が秋、そして1月から3月が冬にあたりますが、国土が北海道よりも高緯度に位置しているため平均気温は一年を通して日本の平均を下回ります。

オススメのシーズンは、気候が最も温暖で過ごしやすい5〜9月が適してます。特にモスクワ、黄金の環、サンクトペテルブルクなど国土北西部を訪れる場合、5月下旬から7月中旬まで白夜と呼ばれる季節に該当し、夜中の2時頃まで明るいので、冬の季節に旅行するよりもより長く観光を楽しむことが出来るのでオススメです。

また、バレエやオペラの鑑賞を目的にこの国を訪れるのであれば、夏の間は公演が行われないため冬の時期に渡航する必要があるので、旅行を計画する際には注意が必要です。

英語が話せないのですが、日本語が通じますか?

ロシアで主に使用されている言語はロシア語です。海外でよく話されている英語も、この国では観光客がよく訪れる都市の空港やホテル、およびレストランを除き、なかなか通用しにくいのが現状です。そのため、日本語を使用してコミュニケーションをとるのは、ほぼ不可能に近いと考えていただいて結構です。

外国語を使ってコミュニケーションするのが不安な場合は、日本語を話せるガイドが同行するオプショナルツアーを予約すると安心です。また、基礎的な会話フレーズ、よくある質問や要望に関してはロシア語の翻訳アプリもしくは指差しで使用する会話本があると便利でしょう。

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ロシア旅行ガイド!人気エリアや見どころ・アクセス情報が満載!

【ロックフォード楽しみ方完全ガイド】シカゴ周辺の郊外都市ロックフォード、見どころや建築遺産まで徹底解析!

アメリカの三大都市のひとつであるシカゴ。「建築の街」や「摩天楼の街」とも呼ばれるシカゴ周辺には、魅力的な郊外都市がたくさんあります。その中の一つ、ロックフォード市は、緑が溢れ文化にも富んだ魅力満載の都市です。シカゴ観光で一息つきたいときにおすすめの、ロックフォードの歴史からおすすめスポットまでをお届けします! 取材協力: [イリノイ州観光局](https://www.enjoyillinois.com/jp/) [シカゴ観光局](https://www.choosechicago.com/)
【ロックフォード楽しみ方完全ガイド】シカゴ周辺の郊外都市ロックフォード、見どころや建築遺産まで徹底解析!

【スイスツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

治安が良く、美しいアルプスの山々を望む絶景に中世の面影が残るメルヘンチックな旧市街など見どころ満載のスイス!このページではスイス旅行に必要な基本情報、おすすめのツアーやホテル、その他知っておくと便利な情報など、皆さんが旅行前に知っておきたいことをご紹介します。スイスへの旅行を検討されている方もそうでない方も、これを読んだらきっとスイスに行ってみたくなること間違いなしです。
【スイスツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

【インド観光スポット紹介】人気のお土産や旅行に役立つ情報満載!おすすめスポット29選

一生に一度は訪れてみたい南アジアの国、インド。国内各地に点在する多くの世界遺産や感動の大自然、そして充実のローカルグルメなど、その見どころや楽しみ方は想像以上に多く滞在中どう過ごしたらいいか迷ってしまうもの!このページでは、インドを訪れるうえで抑えておきたい主な見どころや、人気リゾートや自然が満喫できるスポット、定番のお土産までインド旅行の計画を立てるのに必要な情報をたっぷりと紹介しています。
【インド観光スポット紹介】人気のお土産や旅行に役立つ情報満載!おすすめスポット29選

【オーロラ楽しみ方完全ガイド】シカゴ周辺の郊外都市オーロラ、見どころや建築遺産まで徹底解析!

アメリカの三大都市のひとつであるシカゴ。「建築の街」や「摩天楼の街」とも呼ばれるシカゴ周辺には、魅力的な郊外都市がたくさんあります。その中の一つオーロラ市は、シカゴに次ぐイリノイ州第2の都市で、「光の街」とも呼ばれます。レンガの外観の建物が立ち並びどこか温もりのある街並み、建築遺産を巡ってのんびりと散策したり、公園で自然に触れたり、ショッピングをしたりと様々な楽しみ方ができるのが魅力です。 今回は、オーロラの見どころや建築遺産など、すべての魅力をお届けします! 取材協力: [イリノイ州観光局](https://www.enjoyillinois.com/jp/) [シカゴ観光局](https://www.choosechicago.com/)
【オーロラ楽しみ方完全ガイド】シカゴ周辺の郊外都市オーロラ、見どころや建築遺産まで徹底解析!

【オークパーク楽しみ方完全ガイド】フランク・ロイド・ライトゆかりの地からおすすめスポットまで

アメリカの三大都市のひとつであるシカゴ。「建築の街」や「摩天楼の街」とも呼ばれるシカゴ周辺には、魅力的な郊外都市がたくさんあります。ダウンタウンの喧騒から離れて、のんびりと歴史を探訪したり、自然に触れたり、ショッピングをしたりと様々な楽しみ方ができるのが魅力です。 その中でも観光客に人気が高いのが「オークパーク」ですが、オークパークを語る上で欠かせないのが、近代建築の巨匠「フランク・ロイド・ライト」。今回は、オークパークに現存してるライトの建築遺産、そしてその他のおすすめスポットなどオークパークの魅力をお届けします! 取材協力: [イリノイ州観光局](https://www.enjoyillinois.com/jp/) [シカゴ観光局](https://www.choosechicago.com/)
【オークパーク楽しみ方完全ガイド】フランク・ロイド・ライトゆかりの地からおすすめスポットまで

【インドツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

歴史の教科書で一度は目にしたことがある世界遺産の数々や異国情緒漂う街並みなど、訪れてみたいスポットが国内のあちこちに点在するインド共和国!約5,000年にも及ぶ長い歴史が創り出した、特徴的な文化と多様性に富んだ宗教は必見。また、本場のインドカレーにヨガやアーユルヴェーダなど通常の観光に加えて、楽しみたいことが多いのも嬉しいポイントです!このページではインド旅行に必要な基本情報、おすすめのツアーやホテル、その他知っておくと便利な情報を紹介しています。
【インドツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

【ポルトガル観光スポット紹介】人気のお土産や旅行に役立つ情報満載!おすすめスポット29選

思わず写真を撮りたくなってしまう様な素敵な街並みと世界遺産を多く有する西ヨーロッパの国「ポルトガル」。この国は一年を通して温暖な気候で、大西洋沿岸に美しいビーチをいくつも有していることから、世界有数の観光地として知られています。このページでは、ポルトガルを訪れるうえで抑えておきたい主な見どころや、人気リゾートや自然が満喫できるスポット、定番のお土産までクロアチア旅行の計画を立てるのに必要な情報をたっぷりと紹介しています。
【ポルトガル観光スポット紹介】人気のお土産や旅行に役立つ情報満載!おすすめスポット29選

【ポルトガルツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

約2,000年以上の歴史を持ち、中世の面影を今に残す西欧の国ポルトガル。この国は15の世界遺産や大西洋に面したビーチリゾート、そして私たち日本人の口によく合う郷土料理など見どころがいっぱいです!このページではポルトガル旅行に必要な基本情報、おすすめのツアーやホテル、その他知っておくと便利な情報など皆さんが旅行前に知っておきたいことをご紹介します。ポルトガルへの旅行を検討されている方もそうでない方も、これを読んだらきっとポルトガルに行ってみたくなること間違いなしです。
【ポルトガルツアーガイド】ツアー選びのポイントや旅の見どころ・アクセス情報まで!

【クロアチア観光スポット紹介】メルヘンチックな中世建築に自然が美しいリゾート地まで!おすすめスポット26選

中世の街並みとアドリア海が美しい東欧の国「クロアチア」。紀元前までさかのぼる長い歴史を持ち、いくつもの世界遺産が点在するこの国は、歴史をたどる観光の他にも多様性に富んだグルメや、魅力的な自然スポットなど旅行に嬉しい見どころがいっぱい!このページでは、クロアチアを訪れるうえで抑えておきたい主な見どころや、人気リゾートや自然が満喫できるスポット、定番のお土産までクロアチア旅行の計画を立てるのに必要な情報をたっぷりと紹介しています。
【クロアチア観光スポット紹介】メルヘンチックな中世建築に自然が美しいリゾート地まで!おすすめスポット26選

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ホリデー編集部
ホリデー編集部からのコメント

いかがでしたか?今回は日本から最も近いヨーロッパの国「ロシア連邦」の基本情報や歴史、治安などの旅行前に知っておきたい情報を紹介しました。このページを読んで、ツアーの選び方のコツや、ロシアという国について知識を深め、ロシアツアーを充実したものにしていただけると嬉しいです。

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