ラオスツアー選びのポイント
ツアーの特徴
ラオスのツアーは、ラオス国内のみの観光プランと、経由地である近隣諸国との周遊プランの2タイプがあります。予算や期間、行きたい場所に合わせて、多彩なツアーから選ぶことができます。
ラオス国内のみの場合は、ビエンチャン+ルアンパバーンのプランが最もポピュラーです。ラオスが2回目という場合や、自然豊かな場所でのんびりしたいという場合は、バンビエンやパクセーなどの地方都市がプランに入っているものもおすすめです。
ツアーには、ラオス旅行では外せない定番スポットが組み込まれているプランから、自由時間たっぷりの完全フリープラン、オプションで日帰りツアーを追加できるフリープランがあります。
近隣諸国の都市との周遊プランの場合は、ベトナムのハノイやタイのバンコクがセットになっているものが多いです。旅程も5日 〜 10日ほどと幅広く選ぶことができるので、自分に合ったツアーを見つけられます。
日数と訪問都市を選ぶ
ラオスの首都ビエンチャンは、「世界一何もない首都」と呼ばれることもあるほど、他の東南アジア諸国ほど経済発展もしておらず、のんびりした街です。また、ラオスは海に面していないため、ビーチリゾートもありません。しかしこの国には、雄大な自然が残っており、他では味わえない経験ができます。
ラオスには、ビエンチャン、ルアンパバーンに観光スポットが集中していますが、少し足を伸ばしてネイチャーツアーなどに参加するのもおすすめです。日本発のツアーは、ビエンチャンとルアンパバーンを周遊する内容のものが多いです。
ビエンチャンとルアンパバーンの両方の都市を観光したい場合は、最低でも3泊する旅程を確保するのが理想です。ビエンチャンとルアンパバーンは、国内線の飛行機で1時間弱なので、この2都市間の移動は気軽にできます。
しかし、公共交通インフラがまだ未発達なラオスでは、中~長距離移動がバスのみ、という場合も少なくありません。そのため、行きたい都市が、飛行機でのアクセスが難しい場合は、4泊以上の旅行をおすすめします。
また、ラオスは、近隣諸国のタイやベトナムなど近隣国の都市へもアクセスしやすいため、近隣諸国・都市との周遊ツアーも多くあります。
せっかくラオスへ行くなら、近隣諸国を周るツアーを検討してみるのも良いですね。東南アジア諸国は、隣り合う仏教国同士でも、寺院様式や習慣が異なる点が多くあります。周遊ツアーに参加すれば、各国の文化の違いを発見できるかもしれません。
利用する空港とエアラインを選ぶ
日本からラオスへは、直行便がありません。そのため、日本国内の空港から出発する場合、乗り継ぎが必須となります。
- タイ国際航空を利用してバンコクで乗り継ぎ
- ベトナム航空を利用してハノイで乗り継ぎ
- チェジュ航空を利用してソウル乗り継ぎ
- シンガポール航空を利用してシンガポール乗り継ぎ
など複数の選択肢があります。時間に余裕がある場合は、乗り継ぎ地での観光を含めた周遊プランもおすすめです。
ラオスまでの所要時間は、乗り継ぎ時間を含め8~14時間が標準的です。航空券は時期にもよりますが、往復で8~10万円程度です。格安航空会社(LCC)を利用すれば大幅に航空券代を抑えることも可能です。
しかし、格安航空会社(LCC)利用の場合、自身で乗り継ぎが必要なため、中継地での時間を長めに確保する必要があります。旅程が短く、観光の時間を長く確保したい場合は、上記のような航空会社の乗り継ぎ便を選択して、移動時間をできるだけ短縮する方が良いでしょう。
ホテルを選ぶ
ラオスは、日本に比べると驚くようなお手ごろな価格で、4つ星クラス以上のホテルに滞在することができます。特にルアンパバーンには、デザイン性の高いおしゃれなホテルや、世界遺産の建物を利用した貴重なホテル、自然の中でのんびりできる贅沢なリゾート仕様のホテルなど、多くのホテルがあります。
観光スポットがそれほど多くないため、ホテルでのんびり過ごすのも楽しみ方のひとつです。中級クラスのホテルでも、施設が贅沢な造りのものが多く、またラオス人のスタッフはホスピタリティが高いと定評があります。街の中心部から少し離れていても、多くのホテルはシャトルバスや専用トゥクトゥクなどの送迎サービスがあるので安心です。
ビエンチャンでは、ラグジュアリーなホテルではなく、こぢんまりとしたオシャレなブティックホテルが人気です。ハイクラスホテルの朝食付きでも1万円以下で宿泊可能なホテルも多く、街中の観光スポットへアクセスしやすい立地のホテルを選ぶと良いでしょう。
ツアーでは、観光の拠点として立地条件の良いホテルがセットになっているので、その中から好みのデザインや、予算のものを選ぶと良いですね。
そもそもラオスってどんなところ?
ラオス基本情報
ラオスの正式名称は、「ラオス人民民主共和国」です。中国、ミャンマー、タイ、カンボジア、ベトナムの5ヵ国に囲まれており、東南アジアで、海に面していない唯一の内陸国です。国土の7割が山岳地帯で、豊かな自然が多く残されています。首都はビエンチャンで、熱帯性モンスーン気候に属し、5月~10月が雨季、11月~2月が乾季、3月・4月が暑季になります。
乾季は最低気温が15度前後、最高気温が30度前後と比較的過ごしやすい気候です。一方、暑季は最低気温25度前後、最高気温35度前後で、蒸し暑い日が続きます。雨季は、雨が多くなりますが、東南アジア特有の短時間のスコールなので、一時的な雨を凌ぐことができれば観光も可能です。
観光のベストシーズンは、晴天が多い11月から2月の間です。涼しくて過ごしやすい季節で、青空のもとでラオスの美しい自然を満喫することができます。
次に、ラオスで使うお金についてですが、ラオスは、アジアの中でも物価が安い国のひとつです。街中の食堂では、150~300円程度で食事ができます。観光客用のレストランでも500~700円程度で、宿泊施設も他のアジア諸国に比べ、とても安価です。ホテルや大きな商業施設ではクレジットカードも使用可能ですが、地方都市や小さな商店などでは現金が必要になります。
ラオス国内で流通している通貨は「ラオスキープ」で、タイバーツやアメリカドルも一般的に使われています。都市部には銀行や両替所、ATMがありますが、他の東南アジア諸国の観光地に比べて、格段に数が少ないです。そのため、ラオス入国前に、日本や経由地の空港等で、ある程度の金額をタイバーツもしくはアメリカドルに替えておいたほうが安心でしょう。
また、海外旅行の際に気になるのが、万一の場合の医療です。ラオスは医療水準が低く、日本と同等の医療を期待するのは、とても難しいのが現状です。万一、旅行中に大きなケガをしたり、病気になったりして、手術や高度な医療が必要な場合には、タイなどの医療が発達している近隣諸国に搬送されます。
その場合、治療費はかなり高額で大きな負担になります。ラオスを旅行する際は、事前に海外旅行保険に加入しておくことをおすすめします。
ラオスの歴史
ラオスは、長い歴史の中で、いくつもの大国に翻弄されてきました。ラオスの最初の統一王朝は、1353年のランサン王国で、1710年までの間、約350年間続きました。その後、王朝内の内部分裂により、3つの王国が誕生しました。 3つの王国が誕生すると同時に、タイやカンボジアに支配されることになります。
19世紀になり、東南アジアがフランスの支配下に置かれた際、タイの支配下にあったラオスの3王国は、これを機に独立しようとフランスと手を組みます。フランスがこの戦争でタイに勝ち、ラオスは独立を勝ち取る予定でしたが、 結果的にフランスの支配下に置かれることになります。
第2次世界大戦中には、日本やフランスに進駐され、隣国ベトナムでベトナム戦争が起きた際には、アメリカ軍の空爆を受けました。多くの大国に歴史を翻弄されてきたラオスは、ベトナム戦争終了時にようやく独立が承認され、国土が壊滅的な状況から「ラオス人民民主共和国」として新しい道を歩んでいます。
ラオス人の民族性
ラオスの国民は総称して「ラオ(ラオス人)」と呼ばれます。ラオス人は、住んでいる地域の標高によって分類されているという特徴があり、国民の7割は低地に住む「低地ラオ族」、元々の先住民族の「丘陵地ラオ族」、ラオスの中では新しい民族とされ、高地に住む「高地ラオ族」の3種別からなります。
国内には、少数山岳民族を含めると、およそ40~70ほどの民族が暮らしていると言われていますが、政府も正確な数は把握できていません。
ラオスは肥沃な大地に恵まれた穏やかな国で、ラオス人もとても穏やかな人が多いと言われます。あまり細かいことは気にせず、寛大な性格で、日本人から見ると、とてものんびりとした国民性に感じるかもしれません。
ラオスの主要民族であるラオ族は、仏教を信仰しています。タイやカンボジアなどの敬虔(けいけん)な仏教徒の多い国に比べると、信仰心はそこまで強くない印象ですが、日常的に托鉢僧(たくはつそう)に喜捨したり、お寺にお参りに行ったりします。
治安も比較的安定していて一人旅にもおすすめの国ですが、人気のない道や夜間の一人歩きはやめましょう。特に女性の一人旅の場合などは、安全のためにも専用のツアーに参加すると良いですね。
また、言語についてですが、主要観光スポット・空港や中級以上のホテルでは、英語が通じます。しかし、タクシードライバーや市場の店員さんなどは、あまり英語が通じない場合もあるので、その際はスマートフォンの翻訳機能などを活用しましょう。
ラオスで観光すべき都市
ビエンチャン
ビエンチャンは、ラオスの首都ですが、実は「世界一何もない首都」と言われるほど、観光資源の少ない都市です。首都でありながら、人口は80万人ほどで、とてものんびりした雰囲気が漂っています。他の東南アジア諸国のような経済成長を象徴する高層ビルや、電車やバスなどの交通インフラ、大型ショッピングモールなどもないため、ゆっくりと過ごしたい方にはぴったりの街です。
ビエンチャンには、多くの寺院があり、朝の托鉢をする僧侶もたくさんいます。托鉢僧侶への喜捨は、ラオス人だけでなく観光客も可能です。街中の商店や屋台で食べ物を購入して、是非喜捨を体験してみましょう。
托鉢僧侶への喜捨は、ラオスでは「徳を積む」こととされており、寺院へ食事を届ける人もいます。他の東南アジア諸国同様、女性は直接僧侶へ触れることが禁止されているので、その点は注意が必要です。
ビエンチャンに数ある寺院の中で、もっとも有名なものが「タート・ルアン」ですが、ほかにも魅力的な寺院が数多くあります。「ワット・ホーパケオ」や「ワット・シーサケット」などは是非訪れたい寺院です。
また、ビエンチャンには尼さんがいる寺院や、女性が祀られている世界的にも珍しい寺院もあるので、事前にガイドブックやインターネットで調べて、行ってみたい寺院をピックアップしておくと良いですね。
また、ビエンチャン観光では絶対外せないのが、ナイトマーケットです。近年はマーケットの整備が進み、夜の街に活気をもたらしています。夕方から、市内のメコン川沿いに赤いテントがずらりと並び、地元の人々や観光客が大勢集まります。ライトに照らされた赤いテントの様子は、思わずカメラを向けたくなる雰囲気です。
マーケットでは、ラオスの伝統工芸品を中心に、お土産にも最適な小物や雑貨がたくさん売られています。値段交渉も可能なので、まとめ買いするものは、1つのお店で交渉すると、お得に買えるかもしれません。ナイトマーケットは多くの人で混雑するので、貴重品や身の回りのものには十分注意しましょう。
ルアンパバーン
ルアンパバーンは、カーン川とメコン川の合流地点に位置する緑豊かな街で、1353年から1975年まで栄えたランサン王国の王都でした。2km四方ほどの地区に、大小合わせて80近くの寺院が残されており、街全体が、1995年にユネスコ文化遺産に登録されました。
ラオスの伝統的な建物と、フランス統治下時代のコロニアルスタイルの建物が融合した街並みは、まるで時間が止まったかのような雰囲気を醸し出しています。のどかなルアンパバーンは、一人旅にもおすすめの観光地です。
街中には、観光客向けに多くのホテルやゲストハウスがあり、価格も様々です。しかし高級ホテルと言っても高層のラグジュアリーホテルではなく、ヴィラタイプや、こじんまりとした低層ホテルが多いです。広い庭やプールのあるホテルでも、日本では考えられないような安い価格で宿泊できます。
ルアンパバーンでは、1日中外を観光するというより、ホテルでのんびりしながら、街歩きや寺院巡りを楽しむ過ごし方がおすすめ。予算が許せば、良いホテルを選んで、非日常を満喫してみるのも良いですね。
ルアンパバーンにはフランス統治時代の建物をそのまま利用したホテルもあります。大きな螺旋(らせん)階段や、当時の刻印が残されたままのドアなど、時を超えて大切にされている建物に泊まることができるのも、魅力のひとつです。
朝の僧侶の托鉢は、ルアンパバーンの名物のひとつです。街中に多くの寺院があるため、日の出前から托鉢僧侶の列が長く続きます。托鉢僧侶のために午前5時台から営業するお店や屋台もあります。日が昇る前の薄暗い街を、オレンジ色の袈裟をまとった僧侶が歩く姿は、幻想的な風景です。早起きをした日は、是非見学に行ってみましょう。
また、ルアンパバーン郊外には、手すき紙の工房や、草木染の布工房などがあります。お土産を買うだけでなく、創作体験もできるので、旅の記念にひとつ作品を作ってみるのも、おすすめです。
バンビエン
バンビエンは、首都ビエンチャンからバスで4時間ほどの場所にある街です。手つかずの自然が残されており、その特徴を生かした様々なアクティビティーを楽しむことができます。街中を流れるナムソン川での川下りや、美しい山奥へのツアーなどが人気で、1年を通して、世界中から多くの観光客が訪れています。
自然豊かな環境を生かしたカフェがたくさんあるのもバンビエンの魅力のひとつです。雄大な山並みを眺めながら、心地よい風に吹かれ、テラス席で飲むコーヒーは格別。時間を忘れてのんびりと過ごしたい方には、ぴったりの街です。
食事が充実しているカフェもたくさんあり、サンドイッチが150円程度とリーズナブルなのも嬉しいポイントです。パソコンを持ち込んで、仕事をしながらカフェでゆっくり半日を過ごす旅行者も見かけます。
また、バンビエンには「ブルーラグーン」と呼ばれる人気の観光スポットがあります。海のないラオスでは、川で涼をとる人も多くいます。この「ブルーラグーン」は、エメラルドグリーンの美しい川で、水着を持参すれば、冷たい水に飛び込んで遊ぶことができます。
日本では経験できないような自然豊かなのんびりとした時間を過ごすことができるバンビエン、ラオス旅行ではぜひ訪れたい街のひとつです。
パクセー
パクセーは、ラオス南部に位置し、ラオスで2番目に大きな都市です。日本ではあまり知られていませんが、タイや特に欧米から多くの観光客が訪れる人気の場所です。
ラオスには2つの世界遺産がありますが、そのうちのひとつは、ここパクセーにある「ワット・プー」という寺院です。ワット・プーは、カンボジアのアンコール・ワットより古く、時のクメール王朝が5~13世紀に築いたと言われています。当時はヒンドゥー教寺院でしたが、現在は仏教寺院として、ラオスの人々や近隣諸国の仏教徒の信仰を集めています。
また、パクセーは、美しい滝がある場所としても有名です。ラオス最大級の「タート・ファン」や「コーンパペンの滝」等の景勝地、フラワーパークやコーヒー農園などの施設を見学することもできます。パクセーには、ホテルやゲストハウスが多く整備されており、ラオス料理以外にも、ベトナム料理やイタリア料理、インド料理などのを提供するレストランやカフェが充実しています。
ラオス国内の交通手段
ラオス国内では、交通手段がまだまだ整っていないところも多くあります。旅程や予算に合わせて、自分に最適な移動手段を選びましょう。
長距離移動
長距離移動の場合、飛行機とバスがメインの移動手段になります。飛行機はビエンチャン、ルアンパバーン、南部の都市パクセーを結ぶ3路線が主要で、その他の都市に行く場合には基本的にバスやカーチャーターを利用することになります。ラオス観光では、ビエンチャンとルアンパバーンを周遊するプランが多いと思いますが、この2都市間の移動には飛行機がおすすめです。
ビエンチャンールアンパバーンの移動時間は飛行機で40分、バスでは9時間程度です。短時間で移動できる一方で、飛行機は移動費用が高くなりますが、どうしても予算が厳しいという場合を除いて、飛行機を選んだほうが良いでしょう。
ラオス国内の道路事情は決して良くない上に、山道を走る時間が長くなります。山道も日本のように舗装されているわけでないので、場合によっては通行が危険な場合もあります。
短距離移動
ビエンチャンでの移動手段は、主にバス、トゥクトゥク、レンタルバイクやレンタル自転車の4つの手段があります。
- バス
バスは価格が安く、ビエンチャン市内を広く網羅しているので、とても便利です。バスは大きく分けて2種類で、大型バスと「ドイサン」と呼ばれる乗り合いバスがあります。どちらのバスを利用しても価格は同じです。
ビエンチャン市内のバス路線は全部で14路線あり、利用する路線によって料金が異なります。観光客向けにバスの路線マップも配布されているので、1部手に入れておくと安心でしょう。
ビエンチャンの空港から市内へのアクセスは、専用バスが便利です。空港に受付カウンターがあり、15,000キープを支払って乗車します。ラオスのバスは安いだけでなく、地元の人々の様子や習慣を間近で感じることができるので、観光の際は是非利用してみたいですね。
- トゥクトゥク
ラオス国内にはタクシーが多くないため、トゥクトゥクも主要な移動手段のひとつです。特にビエンチャン以外の都市では、タクシーがないため、トゥクトゥクがメインの移動手段になります。トゥクトゥクはタクシーと異なり、メーター制ではなく毎回乗車の度に価格交渉をする必要があります。
観光地では、周辺で客待ちをしているトゥクトゥクも多いですが、外国人相手には高額な乗車料金を要求してくるドライバーもいるので、注意が必要です。
- レンタルバイク・レンタル自転車
ビエンチャン、ルアンパバーンなどの観光客が訪れる都市は、比較的こじんまりしているため、移動の際にはレンタルバイクやレンタル自転車が便利です。市内には、レンタルバイク店も多く、観光客でも気軽に借りることができます。
ただ、ラオスの道路は舗装されていない場所も多く、また日中はかなり気温が上がるため、運転の際には注意が必要です。バイクは半日600円ほどで借りることができますが、デポジットとパスポートが必要なので忘れず持参しましょう。
また、ルアンパバーンのホテルでは、ホテルが無料で自転車を貸出ししている場合もあります。自転車を使いたい場合は、ホテルのフロントに一度問い合わせてみると良いでしょう。
ラオス旅行の見どころ
ラオス様式の寺院を巡る
仏教国であるラオスには、多くの寺院があります。他の東南アジア諸国とは少し異なるデザインで、特にルアンパバーンの寺院には屋根のデザインが独特です。ビエンチャンとルアンパバーンの寺院を見比べてみるのも面白いでしょう。
ビエンチャンには、ラオスの象徴とも言われる「タート・ルアン」や、かつてエメラルド仏像が安置されていた「ワット・ホーパケオ」などがあります。
古都ルアンパバーンには、世界遺産の街の中に多くの寺院が残されており、街中を散策するだけでも多くの寺院を見ることができます。特にルアンパバーンで最も美しい寺と言われる「ワット・シェントーン」や「ワット・マイ・スワナ・プーン・ラーム」は必ず訪れたいスポットです。
ラオスの寺院は、他の仏教国同様、女性は僧侶に触れてはいけません。また、寺院内には裸足で入らなくてはなりません。寺院に行く際は肌の露出が少ない服装で行くほうが安心です。また、頭を隠すことも禁じられているため、参拝の際は、帽子やサングラスも外しましょう。
ショッピングを楽しむ
ラオスは東南アジア諸国の中でも物価が安い国です。近代的な大型のショッピングモールやデパートはありませんが、ビエンチャンには、ローカル色豊かなショッピングスポットがあります。また、ルアンパバーンやパクセーなどの地方都市では、一般的に市場や街中の小さなショップで買い物を楽しむことができます。
ビエンチャン市内には、「ノング・チャン市場」と「タラートサオ・モール」の2つのショッピングスポットがあります。ノング・チャン市場は、ラオス最大の市場で、野菜や肉などの生鮮食料品から調味料、生活用品、衣服や靴などが所狭しと並べられています。買い物に来る地元の人で一日中賑わっており、リアルな生活風景を垣間見ることができます。
タラートサオ・モールは、コンクリート造りの建物内に様々なテナントが入っている商業施設です。ノング・チャン市場のような生鮮食料品は扱っておらず、生活雑貨や衣類、貴金属、お土産物のお店が並びます。
ここでは、「シン」と呼ばれるラオス人女性の民族衣装も売られていて、ラオスの女性が多く訪れます。ラオスらしい小物や、Tシャツなどの衣類が買えるほか、フードコートでローカルフードを味わうことができます。お土産を購入するにはぴったりの場所です。
ホテルでゆったり贅沢な時間を過ごす
ラオスには、ゆったりとした時間が流れる、こぢんまりとしたホテルが多くあります。ラオス人のホスピタリティはレベルが高いと言われており、快適な時間を過ごすことができます。有名なホテルブランドや大規模なホテルはほとんどなく、ブティックホテルやデザイナーズホテルが多くあります。
特に古都ルアンパバーンは、デザイン性の高いおしゃれなホテルや、世界遺産の建物を利用した貴重なホテル、自然の中でのんびりできる贅沢なリゾート仕様のホテルなど、多彩なホテルがあります。中級クラスのホテルでも、日本では考えられないような価格で、贅沢な気分を味わうことができます。
ルアンパバーンの中心部に位置するホテル「サトリ ハウス」は、かつてラオス王族の別荘だった建物を利用したホテルです。白を基調としクラシカルなデザインのホテルで、懐かしさと落ち着いた雰囲気が漂います。美しく手入れの行き届いた庭園を散歩したり、プールでリラックスしたり、ゆったりとした贅沢な時間を過ごすことができます。
早起きしてラオス人の文化に触れる
ラオスの朝はとても早いです。それは、早朝の托鉢があることと、暑くなる前の時間帯に、生鮮食料品を扱うモーニングマーケットが開催されるためです。毎朝5時台から開催されるモーニングマーケットでは、地元の人向けの肉や魚等の生鮮食品、野菜や果物がメインで販売されています。麺屋台やサンドイッチ、スムージーなどの露店も出ているので、朝食をとることもできます。
古都ルアンパバーンでは、朝の托鉢は名物のひとつになっています。夜明けとともに、多くの僧侶が托鉢を行います。朝日が昇る早朝の静かな街を、鮮やかなオレンジ色の袈裟をまとった僧侶が長い列となって歩く様子は、とても幻想的です。
地元の人々だけでなく、観光客も托鉢僧侶に喜捨(きしゃ)をすることができるので、朝6時頃を目安に街へ出かけると良いでしょう。喜捨する食べ物は、もち米や調理したおかず、果物やお菓子など、街中の市場や商店で購入することができます。
居心地の良いカフェを巡る
かつてフランスの植民地だったラオスには、当時のコロニアル様式の建築が残されています。中には、カフェやレストランとして利用されている建築物もあります。また、フランスの食文化にも影響を受けており、美味しいクロワッサンやコーヒーを提供するカフェがたくさんあります。
ビエンチャン市内や、ルアンパバーンのメインロード沿いには、フォトジェニックなカフェが並びます。心地よい風が吹き抜けるオープンカフェや、メコン川沿いに設置されたテラス席のあるレストランなど、1日では回りきれないほど多くの魅力的なカフェがあります。
サンドイッチやケーキなどの洋食から、ハーブがたっぷり入ったラオス料理、南国フルーツのスムージーやラオスコーヒーまで何でも揃うラオスのカフェ。お気に入りのカフェ探しも楽しそうですね。
定番スポット10選
パークウー洞窟
パークウー洞窟はルアンパバーンの定番観光スポットです。ルアンパバーン市内から、メコン川の上流約25kmの場所の、断崖絶壁にあります。洞窟は上下2ヵ所に分かれており、上がタムプン洞窟、下がタムティン洞窟と呼ばれています。
それぞれの洞窟の中には1,000体以上の仏像が並んでおり、場所によっては暗いところもあるので、懐中電灯などの灯りを持参したほうが良いでしょう。
パークウー洞窟自体は、さほど大きくないため、ここを観光するツアーは、途中の他の観光地をセットにしたものが多いです。洞窟へ行く途中の「バーンサンハイ」という酒造りの村に立ち寄り、ラオスのもち米でのウイスキー造りを見学するツアーが定番です。
また、クルーズ船でのランチがセットになっているツアーでは、船の上から、現地の子供たちが川で遊ぶ様子や、漁の風景など、ラオスの人の生活を垣間見ることができます。
パークウー洞窟へは、トゥクトゥクでもアクセスが可能ですが、せっかくの機会なので、クルーズ船で趣のある時間を過ごしてみるのも良さそうですね。
タート・クワーンシーの滝
タート・クワーンシーの滝は、ルアンパバーン市街地から約30km、車で1時間くらいの場所にあります。日帰りツアーに参加するか、トゥクトゥクを往復でチャーターして行きます。
ツアーはだいたい8,000円程度ですが、エアコンの効いた専用バンで送迎してくれます。トゥクトゥクは、街中で声をかければ、おおよそ1,500円から2,000円程度でチャーター可能です。
レンタルバイクでも可能ですが、滝へ向かう途中の道は山道でカーブが多く、舗装もされていません。観光客のバイクの転倒事故も時々起こっており、雨季には特に道路状況が悪くなるため、レンタルバイクで行く際には十分に注意しましょう。
滝へ続く遊歩道の入り口には、レストランやお土産物屋が並びます。食事をとってから滝へ向かうのも、帰りにゆっくり立ち寄るのも良いですね。遊歩道沿いの沢を見ながら進むと、タート・クワーンシーの滝に到着します。
高いところからたくさんの水が流れ落ちる様子は迫力満点で、その下にエメラルドグリーンの沢が広がります。冷たい水に入ることができるので、水着を忘れず持参しましょう。
マイナスイオンたっぷりの滝の隣には、テラスが整備されているので、そこでのんびり過ごすこともできます。
ワット・シーサケート
ワット・シーサケートは、ビエンチャンにある最古の寺院です。ビエンチャンの寺院の特徴的な建築様式である、赤い屋根とクリーム色の壁が組み合わさった外観で、とても落ち着いた雰囲気が漂います。他の寺院同様、18世紀以降の度重なる戦乱に巻き込まれ破壊されましたが、現在は16世紀の建設時と同じ姿に再建されています。
この寺院の特徴は、何と言っても寺院内に安置された合計6,840体もの仏像です。寺院内の回廊に約4,000体、そして本堂には2,000体ほどが安置されています。
中には戦争の被害で破壊されたままのものもあり、歴史を感じることができる貴重な観光スポットのひとつです。仏像や寺院内の装飾などをじっくりと見学しましょう。また、寺院の内部は撮影が禁止されているため、写真撮影は外からのみ可能です。
ワット・シェントーン
ワット・シェントーンは、ルアンパバーンを代表する寺院のひとつです。1560年、時の王様であったセーターティラート王によって建立された寺院で、メコン川とナムカン川の近くにあります。かつては王族の神聖な儀式の場として利用されていました。
この寺院は、ルアンパバーンで最も美しい寺院とされており「ルアンパバーン様式」と言われる優美な曲線の屋根が特徴的です。寺院本堂内には、黄金色の巨大な仏像が安置され、それを取り囲むように10体以上の大小の仏像が置かれています。また、本堂の裏側には、タイルで「生命の樹」のレリーフが描かれており、必見の美しさです。
この寺院には、もうひとつ珍しいものが展示されています。それは、初代ラオス国王であるシーサワーンウォン王の葬儀に使用された霊柩車です。なかなか見る機会のない貴重な展示物なので、是非見学してみましょう。
コーンパペンの滝
コーンパペンの滝は、ラオス南部のメコン川の中にあるラオス最大の滝です。その規模から、「東南アジアのナイアガラ」や「メコン川の宝石」などと呼ばれます。メコン川に大きくせり出した岩石の間を、水が豪快に流れ落ちる様子は圧巻。南部のパクセーからツアーがたくさん出ています。
滝の周辺は整備された公園になっており、川沿いに設置された展望デッキからは、滝の様子を見学することができます。公園内には、レストランやカフェ、土産物店があり、心地よい空気の中でゆっくりと過ごすことができます。
コーンパペンの滝に入って水遊びをしたり、泳いだりすることはできませんが、滝近くの岩場まで行くことができるので、迫力満点の滝を間近で見学してみましょう。
ルアンパバーン国立博物館
ルアンパバーン国立博物館は、かつての王宮が博物館として利用されています。そのため「王宮博物館」とも呼ばれます。館内には、王室で使用されていた貴重な調度品や家具をはじめ、王族が身に着けていた王冠や衣装、諸外国から贈られた品々が展示されています。
王族が実際に使用していた寝室やダイニング、書斎などが当時のまま残されており、かつての王室の暮らしぶりを垣間見ることができます。
博物館内は写真撮影禁止で、大きな荷物の持ち込みも不可のため、入口のロッカーに預ける必要があります。また、寺院同様、ノースリーブや丈の短いボトム、肌の露出の多い服装では入場ができないため、見学の際には注意が必要です。
また、ルアンパバーン国立博物館の入口から左奥の方へ歩いて行くと、国立劇場があります。国立劇場では、ラオスの伝統舞踊である「パーラックパーラム」を鑑賞することができます。公演は、週に4回、18時頃から行われますが、時期によっては公演されていないこともあるので、訪問前に確認してみましょう。
チケットは、国立博物館の敷地内のチケット売り場で購入することができます。ラオスでしか見ることのできない伝統舞踊を是非楽しんでみてはいかがでしょうか。
タート・ニュアンの滝
タート・ニュアンの滝は、ラオス南部のパクセーから40kmほどの場所にあります。ラオスではその美しさで有名な滝で、観光客だけでなく、休日にはラオス人も多く訪れます。
落差40mほどの滝を大量の水が流れ落ちる様は迫力満点。水しぶきに日光が当たり、虹がかかる光景は非常に幻想的です。滝までは遊歩道が整備されているので、マイナスイオンをたっぷり浴びながら、散策を楽しみましょう。
雨季は水量がとても多くなりますが、水量が少ない乾季には、滝つぼで泳ぐこともできます。乾季でも、特に水量が少ない時には、滝の上に立つことも可能で、タイミングよく訪れた人々は記念撮影をしています。
また、滝の上にはピクニックができるスペースもあるので、食べ物を持ちこんで屋外でのランチを楽しむのも良いでしょう。滝の入り口のレストランでテイクアウトも可能です。
ワット・マイ・スワナ・プーン・ラーム
ワット・マイ・スワナ・プーン・ラーム、通称「ワット・マイ」は、ルアンパバーンにある寺院です。ラオス語で「美しい黄金の土地のあたらしいお寺」という意味で、5層の屋根が重なるルアンパバーン様式の美しい寺院です。50年以上の歳月をかけて18世紀末に完成したこの寺院は、街の中で最大の敷地を持っています。
この寺院は、ルアンパバーン博物館の前のシーサワンウォン通りから徒歩数分で、プーシーの丘・博物館に行く際に一緒に訪れると良いでしょう。寺院内の柱、天井、壁、仏像の細部まで、細かい装飾が施されているので、じっくりと見て回りましょう。暑い日でも、寺院内には、ひんやりと冷たい空気が漂っていて心地よい時間を過ごすことができます。
寺院の敷地内では、少年僧も多く暮らしています。女性は少年僧であっても声をかけたり、触れたりしてはいけないので、その点は注意しましょう。
タイ=ラオス友好橋
タイ=ラオス友好橋は、別名「ミッタパープ橋」と呼ばれます。タイとラオスを結ぶ唯一の橋で、1994年にオーストラリアの援助で完成しました。
橋を渡るには、国境橋専用のミニバスか車、電車を利用する必要があります。徒歩で見学したい場合は、橋の中間までは行くことができます。歩道は毎日8~17時まで開放されているので、眼下にメコン川を見下ろしながら、歩いてみるのもおすすめです。
ラオスとタイの出入国は、各国の橋に設けられたイミグレーションで可能です。陸続きの国境を超えるという、日本では味わえない経験をしてみるのも面白そうですね。なお、国境を超える場合はパスポートをお忘れなく。
タム・コーンロー洞窟
タム・コーンロー洞窟は、ラオス中部のカムアン県にあります。この洞窟は、川の侵食によって作られた全長7.5kmのラオス最大規模の洞窟です。切り立った山間にあり、その間を流れるヒンブン川をボートで通行することができます。
ビエンチャンから車で6時間ほど要するので、タム・コーンロー洞窟へ行きたい場合は丸1日確保する必要があります。ビエンチャンから日帰りツアーが出ていますが、出発が早朝のものが多いため、前日までに予約をしておきましょう。
ここに行ったら、絶対に体験したいのが、ボートでの洞窟探検ツアーです。暗闇の洞窟内をボートで進むと、ライトアップされた鍾乳石や石柱を見ることができます。光に照らされた鍾乳洞は、まさに幻想的な空間そのもの。
ボートはヒンブン川の上流で外に出ますが、そこは切り立った山々とジャングルに囲まれた秘境の地で、自然の雄大さを思う存分感じることができます。
ボートツアーでは、途中で川の中に降りられるスポットがあるので、水に濡れてもよいサンダルで行くことをおすすめします。また、衣類も乾きやすいショートパンツなどが良いでしょう。
ラオスのおすすめホテル10選
サラナ ブティック ホテル
基本情報
【住所】Chao Anou Road, 112 Vat Chan Village, Chanthabouly District, リバーフロント付近, ヴィエンチャン, ラオス, 85621
【WiFi】利用可
【ペット】不可
クラウン プラザ ヴィエンチャン
基本情報
【住所】Samsenthai Road, ビエンチャン市内中心部, ヴィエンチャン, ラオス, 1000
【WiFi】利用可
【ペット】不可
ラセーヌ ホテル バイ ブルサリ
基本情報
【住所】160 FANGEUM ROAD, BAN SITHANEU, MUEANG SIKHOT TABAONG NOI 13, リバーフロント, ヴィエンチャン, ラオス, 160 Fa Ngeum Road, B
【WiFi】利用可
【ペット】不可
シュアステイ ホテル バイ ベスト ウェスタン ヴィエンチャン
基本情報
【住所】101 Chaoanou Road, リバーフロント付近, ヴィエンチャン, ラオス, 10100
【WiFi】利用可
【ペット】不可
The QUBE Hotel & Suite Vientiane
基本情報
【住所】No.3 zhongliao Road Thatluang Lake specific Economic Zone, サイセーター, ヴィエンチャン, ラオス, 01000
【WiFi】利用可
【ペット】不可
プルマン ルアンパバーン
基本情報
【住所】Ban Pong Wah, ポウモク ロード, ルアンプラバーン(ルアンパバーン), ラオス, 06000
【WiFi】利用可
【ペット】不可
ザ ベル リヴ ブティック ホテル
基本情報
【住所】99 Baan Phonehueang, リバーフロント, ルアンプラバーン(ルアンパバーン), ラオス
【WiFi】利用可
【ペット】不可
ビクトリア シエンテョン パレス
基本情報
【住所】Kounxoau Rd., Ban Phonehueng, LP, Laos, ルアン プラバン旧市街, ルアンプラバーン(ルアンパバーン), ラオス
【WiFi】利用可
【ペット】不可
ル セン ブティック ホテル
基本情報
【住所】113 Manomai Road, フー ヴァオ フー メオ, ルアンプラバーン(ルアンパバーン), ラオス, POBox 234
【WiFi】利用可
【ペット】不可
メコンリバービューホテル
基本情報
【住所】Mekong Riverside Road, ルアン プラバン旧市街, ルアンプラバーン(ルアンパバーン), ラオス, 06000
【WiFi】利用可
【ペット】不可
ラオスの年間イベント情報
1月
新年
ラオスでは、他の東南アジア諸国同様、4月の最も暑い時期に新年を迎えます。そのため、西暦の1月1日にあたる正月を「国際的な正月」と呼び、4月に行われるラオスの正月を「ラオス正月」と呼んで区別しています。
大きなイベントは特段行われませんが、近年は若者を中心に、街中でカウントダウンを楽しむ風潮があります。若者が街中のレストランやバーに集い、爆竹を鳴らしたり、花火を打ち上げたり、普段より賑やかな夜になります。
2月
象祭り
ラオスのサイニャブリー県は「象の楽園」と言われるほど多くの象が生息しており、その数はラオス全土の約75%に上ると言われています。2007年には、サイニャブリー県「ラオス象保護センター」が作られ、毎年2月には象祭りが行われています。
象祭りは県内の大きな会場で開催され、ラオス人だけでなく、多くの観光客が訪れます。象使いとして生計を立てている少数山岳民族の人々が、象を操って技を披露したり、象乗りを体験したりできます。会場で販売されているサトウキビやバナナを購入すれば、象に直接あげることができるなど、大人も子供も楽しめるイベントが盛りだくさんです。
サイニャブリー県へは、ルアンパバーンから車で2時間ほどで、象祭り会場近くには宿泊施設も整備されています。2月にラオスを訪問する際は、サイニャブリー県へ足を伸ばしてみるのもおすすめです。
4月
ラオス正月
ラオス正月は、毎年4月中旬に3日間行われます。伝統的な行事は旧暦に基づいて日程が決まるため、年によって日にちが異なります。ラオス語で「ピーマイ・ラーオ」と呼ばれていて、日中の気温が40度を超す日もある時期ですが、ラオス全土で盛大に新年の祝賀行事が行われます。
ラオス正月も期間中、ラオスの人々は寺院に参拝し、家族や親せきが集い食事を囲んで新年を祝います。旧年中の不幸や不運を洗い流すという意味を込めて、水をかけ合います。街中では水かけのイベントも多く開催され、路上を歩いているだけでも、びしょ濡れになります。ラオス全土がお祭り騒ぎで盛り上がります。
7月
カオパンサー
カオパンサーは、ラオスの仏教行事のひとつです。「カオ」はラオス語で「入る」、「パンサー」は「雨季」で、雨季に入ることを意味します。毎年、旧暦8月の十五夜の日がカオパンサーにあたり、この日から3ヵ月の雨季の間、寺院の僧侶たちは、外出をせず寺院内で修行に励みます。
この期間、ラオスの人々は結婚式などのお祝い行事を控えたり、敬虔な仏教徒は飲酒を慎みます。カオパンサーの日は、基本的にラオスでは仕事が休みになるので、官公庁などは開いていません。
ラオスの人々は早朝から食品や日用品を携えて、近所の寺院へ喜捨をしに行きます。女性は伝統衣装であるシンを着用し、男性は長ズボンに肩かけ布のパービアンを着用します。寺院には多くの人々が集まり、ろうそくやお花を供えたり、説法を聞いたりして、祈りを捧げます。
10月
ブン・オークパンサー
ブン・オークパンサーは、カオパンサーの終了を祝う仏教の伝統行事です。ラオスでは毎年10月の満月の日がブン・オークパンサーにあたります。カオパンサーの期間に自粛していた結婚式などのお祝い事は、この日以降に開催されるため、お祝い事が増える時期でもあります。
ブン・オークパンサー当日は、ラオス全土で早朝から大規模な托鉢が行われます。夜には、川の龍神様を祀るため、きれいな花やろうそくで装飾された灯篭(とうろう)やライトアップされたボートが、メコン川に浮かびます。
川沿いでは、コムローイと呼ばれるランタンを打ち上げる人も多く、川の水面と空に浮かぶ無数の灯りが一面に広がる景色は、とても幻想的です。
ボートレース祭
ボートレース祭りは、ラオス各地でブン・オークパンサーの翌日に行われる行事です。ビエンチャンやルアンパバーンなどの観光地でも開催されるので、観光客も見学できます。
国内各地のメコン川を会場に、早朝から多くの人が集います。川ではラオス各地から集まった多くのボートが、トーナメント戦で競います。スポンサー企業の協賛ブースでは抽選会が行われたり、食べ物の屋台もずらりと並ぶので、お祭り気分を楽しむことができます。
ボートレース期間にラオス旅行をする場合は、現地の人々に混ざって楽しむのも良さそうですね。なお、メコン川周辺は日陰がないため、紫外線対策の帽子やサングラスを忘れず持参しましょう。
11月
タート・ルアン祭り
タート・ルアン祭りは、ビエンチャンのタート・ルアンで毎年11月の満月の日に行われるお祭りです。 ラオスの仏教徒にとって最も大切な行事のひとつとされていて、ラオス最大の祭典とも言われます。
お祭り当日の1週間ほど前から、会場となるタート・ルアン周辺には多くの露店が並び、タート・ルアンも美しくライトアップされます。ラオス各地から、僧侶や敬虔(けいけん)な仏教徒の人々が集まり、最終日には大規模な読経と托鉢が行われます。
お祭り期間中は、ラオス全土から約30万人もの人が集い、会場周辺の道路は大混雑します。タート・ルアンは旅行者にとっても外せない観光スポットですが、ゆっくり見学したい場合は、お祭り期間中は避けたほうが良いかもしれません。
12月
モン正月
ラオスには、1月の西暦の正月・4月のラオス正月の他にも、各民族独自の正月があります。12月は、ラオス人口の約1割を占めるモン族の正月があります。モン族の新年が明けてから3日間は、各家庭内にとどまり、様々な伝統行事を行います。
正月の間は、モン族は伝統的な衣装に身を包みます。女性たちの手によって緻密な刺繍が施された、色鮮やかな民族衣装は一見の価値があります。町や村の広場には民族衣装をつけた女性たちが集まり、正月の伝統行事である「まり投げ」を行います。また、闘牛や伝統舞踊を舞うなどのイベントも行われます。
ラオスへの主要エリアからのアクセス・所要時間
日本からラオスへの直行便はなく、周辺国で乗り換えが必要です。ベトナムのハノイやタイのバンコクを経由するのが一般的な行き方です。ラオスの2大観光都市であるビエンチャンとルアンパバーンの両方へ行く場合は、ラオス国内線を利用する必要があります。
日本⇔ビエンチャン
出発空港によって、経由地がハノイ、バンコクもしくはソウルになります。出発日や搭乗時間から、最も利便性の高いエアラインを選びましょう。乗り継ぎのタイミングによっては、所要時間が大幅に長くなる場合があります。旅程に余裕のない場合は、乗り換え時間の短いものを利用しましょう。
また、各エアラインの乗り継ぎ便を利用すれば、経由地で出入国やチェックインをする必要はありませんが、別々のエアラインを利用すると、経由地で出入国とチェックインが必要になる場合があります。そうなると、かなり余裕を持って時間を設定する必要があるため、できるだけ乗り継ぎ便の利用をおすすめします。
【成田・羽田・中部・関西⇔ハノイ⇔ビエンチャン】
乗り継ぎ便利用で所要時間は約8時間30分~10時間
【 福岡・中部⇔ソウル⇔ビエンチャン】
乗り継ぎ便利用で所要時間は約12時間
【成田・羽田・中部・関西・札幌⇔バンコク⇔ビエンチャン】
乗り継ぎ便利用で所要時間は約9時間30分~12時間
日本⇔ルアンパバーン
出発空港によって、経由地がハノイ、バンコク、ソウル、シンガポールになります。出発日や搭乗時間から、最も利便性の高いエアラインを選びましょう。ビエンチャン観光も組み込む場合は、どちらの都市に先に行くほうが効率的に移動できるか、なども含めた周遊プランも考えておくと良いですね。
【成田・羽田・中部・関西⇔ハノイ⇔ルアンパバーン】
乗り継ぎ便利用で所要時間は約8時間30分~10時間
【成田・羽田・中部・関西⇔バンコク⇔ルアンパバーン】
乗り継ぎ便利用で所要時間は約9時間30分~12時間
【福岡・中部⇔ソウル⇔ルアンパバーン】
乗り継ぎ便利用で所要時間は約12時間
【中部⇔シンガポール⇔ルアンパバーン】
乗り継ぎ便利用で所要時間は約12時間
ラオスへ就航している航空会社
日本からラオスへは直行便がないため、原則乗り換えが必要です。
チェジュ航空
ベトナム航空
シンガポール航空
バンコクエアウェイズ
タイ国際航空
ジンエアー
エアアジア
中国東方航空
ラオスツアーを選ぶときのTips集
ラオスツアーには何日くらい必要でしょうか?
ラオスへ旅行する際は、乗り継ぎ便の利用が必須になります。日本国内からラオス国内までは、ベトナムやタイを経由して、最短でも12時間程度は必要です。
首都ビエンチャンはコンパクトな街で、観光スポットも比較的まとまってあるので、丸1日あれば観光が可能です。多くのツアーではビエンチャンとルアンパバーンがセットになっており、ビエンチャンからルアンパバーンへ移動し、観光を含めると更に最低でも2日ほどは必要です。
そのため、往復に1.5日 〜 2日、ラオス国内の観光に3日、計5日あれば、多少急ぎ足ですがラオス旅行は可能です。ラオスには、ビエンチャンとルアンパバーン以外にも、バンビエンやパクセーなどの自然豊かな魅力的な都市があります。このような都市も回りたい場合は、移動時間も含めて最低1週間の旅程は確保したいところです。
ラオス旅行の醍醐味は、自然の中でのんびりと癒しの時間を過ごすことです。そのため、少し時間に余裕のある旅程のツアーがおすすめです。
また、ベトナムやタイなどの隣国を経由する場合は、経由地での観光プランが含められるツアーも多くあります。経由地での旅行プランを見比べて、行ってみたい場所を経由するツアーを選ぶと良いでしょう。
観光に最適な季節はいつですか?
ラオスは熱帯モンスーン気候に属すラオスは、1年を通じて日中の気温は30度を超える暑さです。ラオスの気候は「雨季」、「乾季」、「暑季」の3つのシーズンに分かれています。ベストシーズンは「乾季」です。
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乾季(11月~2月)
1年の中では気温が比較的低く、かつ雨も少なく過ごしやすい季節です。11月~12月は気温が30度に届かない日もあり、特に朝晩は涼く感じるほどです。ラオス観光には、雨が少ない乾季がおすすめです。雨が少ないことで観光がしやすいだけでなく、パクセー地方の滝や、バンビエンのブルーラグーンなどの美しい水の景色を見ることができます。 -
暑季(3月~5月上旬)
1年の中で最も気温が高くなる季節です。日中は日差しが強く、気温が40度近くになる日もあります。日本の春休みに当たる時期なので、観光を検討する人も多い時期でしょう。暑さ対策をしっかりすれば十分観光が可能な時期です。 -
雨季(5月中旬~10月)
雨季は1年間の間で最も降水量が多くなります。しかし、1日中雨が続くことは稀で、短時間のスコールがほとんどです。晴れていた空が見る見る間に曇り、突然激しい雷雨になる場合もあります。
しかし、短時間で降りやむので、スコールの間雨宿りをすれば、観光ができないわけではありません。スコールが止んでしまえば、そのあとは美しい青空が広がることもあります。
ラオスの治安はどうですか?注意が必要なことはありますか?
ラオスの治安は比較的安定しており、外務省のホームページでも特に注意喚起はされていません。特に、観光客の多い首都ビエンチャン、ルアンパバーンは安心して観光することが可能です。しかしながら、海外であることは常に意識し、夜の一人歩きや、多くの現金や貴重品を持ち歩くなどの行為は控えましょう。
これはラオスに限ったことではありませんが、パスポートのコピーは、必ず携帯しておくようにしましょう。万一、スリやひったくり、置き引きなどの被害に遭った場合、パスポートの盗難に遭う可能性もゼロではありません。パスポートさえあれば、日本の大使館や領事館へ行って手続きをすることができるので、万一に備えてパスポートのコピーを持参しておきましょう。