江ノ島の押さえておきたい定番スポット9選
新江ノ島水族館
新江ノ島水族館は相模湾に面し、右手に富士山、左手に景勝地・江の島が控える絶好のロケーションを最大限に活用した水族館です。館内には16ものスポットがあり、それぞれの場所で生き物の様々な展示やイベントが行われています。
その中でもおすすめなのは「クラゲファンタジーホール」です。幻想的な癒し空間を作り出すために約60年の飼育研究と展示手法で培われた経験を活かしています。クラゲの体内をイメージさせるような半ドーム式の空間の壁面に大小13の水槽と、ホール中央に旧型水槽「クラゲプラネット~海月の惑星~」を常設しています。
「クラゲプラネット~海月の惑星~」はクラゲを美しく展示するために考案された球型水槽の中でクラゲが緩やかに舞い、照明演出により極上の癒しを提供しています。
江ノ電
江ノ島といえば「江ノ電!」と言っても過言ではないくらいの江ノ島のシンボル的な電車です。江ノ電は藤沢駅と鎌倉駅を結ぶローカル電車です。全長10kmに15の駅が並びます。江ノ島へ行ったら一度は乗車体験をしてほしい電車です。
運賃は利用区間で変わりますが、一日乗車券や近郊のレジャー施設の入場券とセットになっている乗車券もあるので購入の際は十分に見てから購入することをおすすめします。
江ノ電はレトロな電車と駅自体も観光には最適で、鉄道ファンにも大人気です。途中駅の極楽寺の木造駅舎は「関東の駅百選」にも選ばれていて、鎌倉高校前駅の踏切も海を望む絶景ポイントとなっています。鎌倉高校前駅は映画やドラマの撮影にもよく利用されているスポットです。
龍恋の鐘(りゅうれんのかね)
恋人の丘にある「龍恋の鐘」は、1996年江ノ島に古くから伝わる「天女と五頭龍」伝説に因んでつくられました。二人一緒に鐘を鳴らすと永遠の愛を約束できるとされています。鐘の周りのフェンスには恋人の名前や願いを書いた南京錠をかけられる恋人たちのパワースポットと言われています。
フェンスに南京錠を取り付ける前に鐘を鳴らすとさらに御利益が倍増と言われています。南京錠は一つ400円から販売していて、様々な種類の南京錠を販売しています。一番人気の南京錠はハート型の南京錠で一つ600円で販売しています。
また、映画「陽だまりの彼女」のロケ地にもなった恋愛成就のスポットです。
江島神社
江島神社は日本三大弁財天のうちの一つです。日本三大弁財天とは、安芸の宮島、近江の竹生島、江ノ島の弁財天のことを指します。江島神社でも毎月お祭りがおこなわれていて、八坂神社例祭といった大きな規模の夏祭りも開催され、7月は多くの観光客と地元の方で賑わいを見せます。
ご祈祷も行っていて、社殿の中まで上がりお参りができます。厄除け、家内安全、商売繁昌、心願成就、身体健全、病気平癒、招福除災、交通安全、良縁、安産、御礼、学業成就など、他にも多くの祈願を行っています。祈祷料は個人と団体で異なりますが、5千円から受け付けています。また、所要時間は受付後20分ほどです。
江の島サムエル・コッキング苑
サムエル・コッキング苑は明治時代の英国人貿易商「サムエル・コッキング」に由来した和洋折衷で南国ムード溢れる植物園です。四季折々様々な花や植物を楽しむことができます。
1959年に藤沢市はアメリカ合衆国のマイアミ・ビーチと姉妹都市連携を結んでおり、その影響で藤沢の海岸は東洋のマイアミ・ビーチとも呼ばれています。苑内にはヤシの木の道や正月から楽しめる「ウィンターチューリップ」世紀の花と呼ばれている「アオノリュウゼツラン」も綺麗に咲きます。
8月から翌年2月には期間限定イベントも多く行われ、「江の島灯篭」や「江no・Fes」「湘南キャンドル」といったイベントが開催されます。2月にはバレンタインアイランドと呼ばれるイベントも開催され、ライトバルーンアートや江の島シーキャンドルのバレンタインライトアップも楽しむことができます。
江の島シーキャンドル
江の島シーキャンドルは、湘南のシンボルとして親しまれています。2002年の江ノ電開業100周年事業の一環として「景観・自然への配慮」「公共的な利用価値の追求」「地域の観光振興」を基本コンセプトに建設され、2003年4月29日(火)にリニューアルオープンしました。
高さ約60m、海抜119.6mの展望台からは西に富士山、東日本三浦半島、南には大島を望み360度の大パノラマを楽しむことができます。
「江の島のシンボル」として人気があり、連日多くの観光客で賑わうスポットです。江の島サムエル・コッキング苑内にあり、冬の時期にはイルミネーションで飾られ、とても綺麗なシーキャンドルを見ることができます。展望台のみではなくライトアップされたシーキャンドルも見どころの一つです。
岩屋洞窟
岩屋洞窟は、長い歳月を経た波の浸食で造られました。第一岩屋(奥行152m)と第二岩屋(奥行56m)から成ります。1971(昭和46)年以来、長期閉鎖されていましたが、周辺施設を一新し、平成5年の4月から再開されています。洞窟なので当然真っ暗ですが、ろうそくの灯りで歩きながら見学できます。
岩屋洞窟は古くから信仰の対象にもされてきました。弘法大師が訪れた際には弁財天がその姿を現し、また源頼朝が戦勝祈願に訪れたとも言われています。照明や音響で演出された洞内では、様々な展示物から江の島が歩んできた歴史と文化の一端をご覧いただけます。
また、全長128mのオープンスペースからは相模湾とその向こうに広がる富士・箱根・伊豆方面の景観が一望でき、開放感を感じることができるでしょう。
稚児ケ淵(ちごがふち)
稚児ケ淵から眺める夕陽の美しさは神奈川の景勝50選にも選ばれました。その名は鎌倉相承院の稚児・白菊がこの淵に投身したことに由来します。遊覧船「べんてん丸」の乗り場もあり、ここから江の島弁天橋のたもとまで戻ることもできます。
休日は人気のスポットとだけあり、観光客で賑わいますが、平日の夕方の時間帯は穴場です。一日、江ノ島で遊び疲れた時に稚児ケ淵から見る夕日は一日の締めくくりにぴったりの景色です。夕日をバックに写真を撮るとシルエットが綺麗に映え、これもまた良い思い出の一つになります。
また、稚児ケ淵では釣りも楽しむことができるため釣り好きの間でも人気のスポットとなっています。
とびっちょ
江ノ島と言えば「しらす」ですがその中でも有名なお店が「とびっちょ」です。釜上げしらす丼を始め、他にもしらすのかき揚げやコロッケ、玉子焼きなど多くのメニューを取り揃えています。
本店が江ノ島にあり、他にもテラスモール湘南などにもチェーン展開されています。本店は海のそばの為、荒天などの理由で通常より早い時間に閉店する可能性もあるので、悪天候時に行く際はご注意ください。
店内での食事のみではなく、1階のお店前では新鮮な生しらす、また、クッキーなどのお土産も豊富に取り揃えています。お食事をされなくてもお土産に是非新鮮なしらすはいかがでしょうか。また、1月から3月中旬の禁漁期間と時化(シケ)等により船が出港しない日は生しらす料理を提供することができない場合もあります。
江ノ島のグルメスポット4選
あさひ本店
あさひ本店の丸焼きたこせんべいは「江の島名物」として有名な食べ歩きグルメです。丸焼きたこせんべいは、新鮮なたこを丸ごと2~3匹使い「プシュー」と音を立てながら焼き上げています。開封した瞬間のたこの焼いた香ばしい香りは口中に広がり、おやつにもお酒のおつまみにもピッタリな一品です。
「丸焼きたこせんべい」だけではなく、「丸焼きかにせんべい」や「クラゲの緑むすびせんべい」などの他商品もあるのでお土産として購入してみてはいかがでしょうか。
紀の国屋本店
紀の国屋本店は江ノ島にある和菓子屋です。有名なのはみたらし団子で、1本140円で販売しています。
江ノ島を散策して歩き疲れたときに食べる甘味は各段と美味しいはずです。みたらし団子だけではなく他にも有名な「酒まんじゅう」などの和菓子も食べることができるのでお時間がある際は是非立ち寄ってみてください。
LON CAFE
「LONCAFE(ロンカフェ)」は、サムエルコッキング苑の中にある日本初のフレンチトースト店です。
独自のレシピによる製法で、外の生地はカリカリなのに中はトロっとした食感のフレンチトーストです。
オープンテラス席では相模湾を横目にフレンチトーストを食べることができます。また、季節限定のメニューもあるので要チェックです。
扇屋
江ノ島の「扇屋」は、1990年まで実際に使用されていた江ノ電の車両がお店の横に設置されていてお店のシンボルとなっています。季節の和菓子が店頭に並び、そのなかでもお土産としてイチオシなのは「江ノ電もなか」です。
江ノ電もなかの包み紙には手書き風の「江ノ電」の路線図と沿線の観光名所が記されており、レトロな雰囲気がただよいます。一つひとつのもなかも江ノ電風にプリントされた包装紙なので食べる際も楽しむことができます。
店内でも江ノ電にまつわる装飾が多く雰囲気は抜群です。そんな雰囲気の中で購入したお菓子を食べることも可能なので是非購入後はお店の雰囲気を感じながら食べてみてください。
これぞ江ノ島!オススメスポット4選
江の島アイランドスパ
江の島アイランドスパは都心からわずか1時間で行ける癒し空間です。スパとプールで構成され合計6つのブースがあります。
1つ目は、「アウフグース」といい低温サウナルームで行われる人気の爽快発汗アトラクションです。サウナストーンにアロマオイル入りの水をかけ香り立つ蒸気をタオルで拡散し心地よい熱風を体感することができます。
2つ目は、「洞窟ナイトアクアヒーリング」で洞窟スパエリア内にともるキャンドルとともにヒーリングミュージックを聴き、非日常を体験することができます。
3つ目は、「江の島サンセット」です。スパエリアの露天泉から夕陽を見て心も身体も浄化させましょう。時期によって日の入りの時間帯が異なるのでご注意ください。
4つ目は、「ワンデイスパ」です。予約が不要で時間制限もなく一日楽しむことができます。
5つ目は、「ナイトスパ」でよ夜18時以降に温泉とスパを楽しむことができます。
6つ目は、「ウォーターパールショー」です。ウォーターパールショーはセンタープールで行われる光と水による幻想的なショーです。暗がりの世界に水と光が射す姿は思わず引き込まれること間違いなしです。
お出かけの際に、ちょっと立ち寄って疲れを癒やしたり、一日のんびりしたり、その日の気分で楽しめます。
オリンピック記念噴水池
オリンピック記念噴水池は、1964年に開催された東京オリンピックを記念して作られました。2020年の東京オリンピック開催が決定したため、今一度注目を浴びるかもしれません。江ノ島弁天橋を渡り切った左側に位置し、緑地と同じ広場に設置されています。
中心に鎮座しているのは江ノ島のシンボルでもある弁財天で、その周りには西洋・東洋の女性像が4体並んでいます。噴水の周りに腰を掛けて休むこともできるので天気が良い日には憩いの場として利用する方も多く見られます。
江の島ヨットハーバー
江の島ヨットハーバーは東京オリンピックヨット競技のために作られ、日本のヨットの歴史を刻んできました。
ヨットハーバーの管理事務所にあたる「ヨットハウス」は2014年に新ハウスがオープンとなり観光で訪れた観光客や地域住民の憩いの場としても親しまれています。
江ノ島の東側に位置している湘南港は、1964年、東京オリンピックのヨット競技場として整備されました。オリンピックでは参加国40カ国、参加選手281人、参加艇数109艇がフィン級からドラゴン級までの5種目を戦いました。以来、湘南港は公共ヨットハーバーの草分けとして、数々のヨットレースが開催され、日本のヨット活動の普及に貢献してきました。
周辺にはテニスコートやスケートボードパークや公園もあります。
江の島エスカー
1959年に日本初の屋外エスカレーターとして設置されたのが江の島エスカーです。高低差46mの道のりを全長106m4連で結び、頂上までわずか4分で辿りつけるという利便性があります。
江ノ島の頂上に行くには数百段の階段を上り下りしなければいけないため、のぼりにはおよそ20分もの時間を要します。そのため頂上へ行くだけで疲れてしまう方が多いことから設置されました。
また、2010年、2011年に一部がリニューアルされますます快適になりました。リニューアルされた1区入り口付近のモニターでは江の島サムエル・コッキング苑・江の島シーキャンドルのイベント等の様々な情報が配信されています。
江の島エスカー・江の島サムエル・コッキング苑・江の島シーキャンドル(展望灯台)がセットになった、お得な「展望灯台セット券」なども販売しています。
江ノ島の神社を巡ろう2選
児玉神社
児玉神社は江ノ島にある日露戦争で活躍した明治時代の軍人・児玉源太郎をまつった神社です。
かつて児玉神社は荒れ果てており、境内を浮浪syが徘徊したり、参拝者が拝殿に土足で上がったりと廃絶寸前でした。こうした状況を見かねた山本宮司が現職を拝命されたのが1980年の出来事です。
児玉源太郎という人物は、日露戦争の東郷平八郎や乃木希典といった著名な軍人と比較し、知名度が低いのは仕方がなかった。これに対して山本宮司は。「児玉源太郎は参謀でしたから自身が前に出るのではなく、人を立て自らは隠れるタイプであった」と説明しました。
そんな児玉源太郎をまつった神社に訪れてみてはいかがでしょうか。
江の島大師
江の島大師は、1993年に鹿児島の西福寺の別院として建設されたお寺です。屋内にある像としては国内最大級ともいわれる高さ6mの赤不動像が本尊としてまつられています。
平日の夕方には参拝客も少なく時間をかけてゆっくり見られるので空いている日を狙っていくのもおすすめです。
江ノ島から少し足をのばして訪れたい周辺の人気スポット5選
鎌倉高校前駅
名勝・江ノ島のすぐ近くに、この鎌倉高校前駅があります。その名の通り、駅の近くには高校や住宅くらいしかありませんが、ホームは海を見るために作られたと言いたくなるほどの絶景で、江の島も目の前に見えます。
駅のすぐ下には砂浜が広がっていて、浜からは江の島と富士山が同時に見られます。夕刻にもなれば、夕焼けを見ようと多くの人が集まります。休日こそ混雑しますが、都心からも近く、近くに江ノ島や鎌倉といった観光名所も多いため、気軽に行ける駅です。
また、アニメ「スラムダンク」のオープニングで登場したことから認知度が増加し、観光地となりました。平日でも外国人観光客が多く観光に来ています。鎌倉高校前駅は「関東の駅百選」にも選ばれています。
鶴岡八幡宮
鶴岡八幡宮では節分をはじめ、七五三や七夕など季節に合わせたお祭りが毎月開催されています。鶴岡八幡宮では自然も豊かで多くの植物を楽しむことができます。
春には桜を始め、色とりどりの花が境内を色づかせます。夏にはスイレンが咲き、池に鮮やかさが増します。秋には紅葉が一面を飾り、境内をより神秘的なものにします。冬には一足早く花が咲き、境内に春の訪れを感じさせます。
本宮だけではなく、鳥居をくぐり、進むとそこにはいくつかの神社も位置しています。池の真ん中にある旗上弁財天社や丸山稲荷舎、白旗神社など、本宮の他にもみどころは多くあります。
宇賀福神社
宇賀福神社は源氏山にあるお社で、修学旅行やツアーにも人気の神社です。源頼朝の縁起の良い夢を元に開かれたと言われていて名水の銭洗水で不浄なお金を極めることができると言われています。
商売繁盛・金運アップの神社とされ多くの方参拝客で賑わいます。参拝方法は、まずはじめ社務所へ行き、100円を払い「ざる」「線香」「ろうそく」を受け取ります。
奥宮にお参りする前に、社務所で受け取った「線香」と「ろうそく」を立てます。この行為には、「お線香を立てる=身を清める」「ろうそくを立てる=闇を照らす智慧の光」という意味があります。
奥宮につくと霊水があるためそこでお金を洗います。銭洗弁財天で洗ったお金はお守りではないため、世の中に回すことによりその鐘がやがて巡り巡って返ってくると言われています。そのため、清めたお金は感謝を込めて有意義なことに使えるようにすることが大切です。
小動神社(こゆるぎじんじゃ)
小動神社(こゆるぎじんじゃ)は海に突き出た爽やかな小動山に建つ神社です。かつて風がなくても美しくゆらぐ松があったことから小動(こゆるぎ)と名がついたという風情ある場所です。源頼朝に仕えた佐々木盛綱が1185年に創建しました。
佐々木盛網は源平合戦でも平行盛を討つ活躍をした人物で、凱旋した盛網は故郷近江の守護神、八王子宮を小動の地に勧請しました。江ノ島弁財天参詣の途中、小動山の風光を多いに気に入ったため、この地に勧請したと伝えられています。
小動神社の左には稲村ケ崎と七里ヶ浜の海岸、右には江ノ島と富士山が見え、とても良い景色です。小動神社のすぐ祖叔母の国道沿いには「しらすや」という飲食店があります。生しらす丼などを中心に魚料理のおいしい網元直営のお店です。小動神社の参拝後に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
Pacific DRIVE-IN(パシフィック ドライブイン)
「Pacific DRIVE-IN(パシフィック ドライブイン)」は七里ヶ浜海岸駐車場の中央に位置し、134号線沿いの海側に位置するドライブインカフェです。
ハワイのローカルが朝からドライブインで朝食を食べリラックスした光景と、七里ガ浜の絶景と大きな駐車場、湘南のサーフカルチャーが根付くこの場所とリンクして、ドライブインにぴったりだと思いプロジェクトがスタートしました。
ハワイアンランチプレートがメインメニューですが、その他にもサンドイッチやサラダボウル、ポテトなどのサイドメニューも豊富なのでドライブのついでに是非湘南を味わってみてはいかがでしょうか。