雨でしっとり鎌倉を江ノ電に乗って歩き旅
神奈川雨でしっとり鎌倉を江ノ電に乗って歩き旅
かつて旅行した鎌倉の写真があったのでまとめてみました。時代は2011年。東日本大震災があり、余震がまだ収まりきっていないその年の春。世間では旅行自粛ムードが高まり、計画停電が行われていた真っただ中に決行した鎌倉と江ノ島旅行。2日間のうち1日目は見事な大嵐気味の雨。18きっぷを使用してJRを延々乗り継いで、何とか無事に藤沢までやって来たのであります。今回は「鎌倉と江ノ島」旅行、その前半戦。第1日目です。なお、2011年当時の写真と記憶ですから現在と表示価格やショップ関連の事情が変わってきている筈。その辺りは適当に最新情報と脳内変換して頂けるとヒジョーにありがたいです。
ようやく江ノ島駅に到着したものの、藤島駅より雨風が強いのです。初日最初の目的地は江ノ島に設定してあったのですが、この状況で無事に島へ行けるのでしょうか。先に結論を言うと、不安は的中するのです。江ノ島のココから先は雨風が強いので写真が殆どありません。
何故か誰も居ない駅ホーム
時間にしてそろそろ昼という時刻なのですが、ホームに人影が殆ど居ません。この様子で察するべきだったのです。
後日立ち寄る事にします
とにかく風が強くて思うように進めないのです。お店に入りたいのはやまやまですがそんな余裕がありません。
ちょいと休憩スポット
当日、営業していた数少ない店のひとつ。紫芋のタルトが美味しかったのです。
正直な話、鎌倉とか江ノ島へ行きたい以上に「江ノ電」に乗ってみたかったのです。今迄写真とか映像でしか見たことが無かった江ノ電に乗れると思うと夜も眠れませんでした。さて、今回の旅で一番気に入ったフレーズが江ノ電藤沢駅切符売り場に貼り出されてあったコレ。素晴らしいではありませんか。要するに、江ノ電1日フリー乗車券「のりおりくん」のことです。『多分』の部分に控えめにアンダーラインが入っている処が奥ゆかしくて良いではありませんか。もちろん即購入です。
『多分』の部分を検証する
藤沢駅の料金表をよく見ると1番安い区間が190円。最短区間を3回乗ると確かに570円に。逆に最短を繰り返さなければ確実にお得になることが判明。看板に偽りありません。
初めての江ノ電
江ノ島電鉄藤沢駅です。これが事実上位初めて乗る江ノ電ということになります。
この頃JR藤沢駅では
節電のため、エスカレーターが半分くらい停止していました。
何とか海岸までやって来ました。この直前、臨時のビニール傘を購入したものの、その後10秒で壊れたという笑えないハプニングがありました。海岸沿いの信号機が風で大きく揺れるのがわかります。限界です、此処から先は進めません。江ノ島は翌日に回すとして時間的に昼食とします。たまたま目の前にあったお店に飛び込んだのがココ。
江ノ島ラーメンと言うらしい
どうやら豚骨ベースのラーメンみたいです。雨風で冷えきった体に染みる味っていうのは旨いですね。
名物のしらす丼も食べてみる
昔からしらす丼に目がないのです。目につくと必ず注文してしまいます。今回はご飯代わりのミニ丼を注文してみました。
あまりにも風と雨が強い為江ノ島へ渡るのは諦め、次なる目的地、長谷へとやって来ました。電車から降りると、それ程風がありません。雨もギリで傘が不要な程度。心配していただけにこれで安心。超ラッキーです。
日本三大大仏の堂々と輝く第2位の大仏。第1位はわざわざ言うまでもないですね。むしろ第3位が大変なことになっていて、岐阜の岐阜大仏、富山県の高岡大仏をはじめ、日本各地に「自称日本三大大仏の第3位」が多数存在するのであります。
ここから入ります
鎌倉大仏の正面玄関。雨でしっとり濡れた参道も、これはこれで趣がって良いものです。できればもう少し明るかったらよかったんですが。
大仏様が主役らしい
通常、屋外型の大仏様は脇役であることが多いのですが、鎌倉ではどまんなかに伽羅の本殿のごとく堂々と鎮座していらっしゃいます。
背中に窓がある
このアングルの写真はあまり見かけません。現地に行った人はわかると思うのですが、背中に明かり取りの窓があるんですね。
大仏内部に入ることが出来る
これも現地に行って初めて知る事ですが、大仏内部に入れます。内部は鋳造の跡が生々しく残っています。
鎌倉大仏参道口にひときわ目立つ看板のお店があります。日本人なら怪しくて立ち寄り難い雰囲気がありますが、この店が実に面白い。日本人はどうかと思いますが、外国人の方には受けがいい品物がズラリ並んでいました。
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歩いていて途中目についてしまったものはもれなく頂くことにしています。こちらは鎌倉大仏参道入口に近い場所にあっただんご店。大仏さん饅頭が面白いですよね。
鎌倉大仏から長谷寺に向かう途中には様々な店があります。せんべい等つまみ食いしてたら見つけたのがきんつばのお店。店頭で作っていて見るからに美味しそうなんですよね。誘惑には勝てません。
「鎌倉いとこ」が店名
店名の「いとこ」というのは何だろうって思ってたら、小豆とカボチャを炊き合わせるということで「いとこ煮」と言うらしい。ふーん。
長谷寺への参道途中にあるオルゴール店。ややミスマッチかなと思ってたけど、モダンなイメージが鎌倉の町にあっているんですね。
鎌倉といえば鎌倉大仏と並んで長谷寺が有名。山門の赤い提灯が遠くからでもよく目立ちますね。ここから先が有料区画になっています。
山門反対側から見てみる
山門反対側からの写真はあまり見かけませんね。内側はこうなっています。
内部には巨大観音様
山門から入り、石段を登った上に本堂があります。中に入ると正面に巨大な有難い十一面観音。ここまでの巨大さはなかなか見ることが出来ません。
バス停ですね
この辺りはバスも便利なようです。時間があればバスも利用してみたいものです。
道に迷いません
あちこちの要に案内看板が建っていますので道に迷うことはありません。
江ノ電に乗っていよいよ終着駅鎌倉までやって来ました。これにてフリーきっぷで3度利用しましたので、多分お得になっている筈です。江ノ電鎌倉駅は終着駅、ホーム櫛型になっていて下車と乗車が別になってました。
JR側が表なんだね
駅の規模はJR側の方が遥かに大きいようです。首都圏からはこちらの駅に直接やって来られるようです。
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鎌倉駅から鶴岡八幡宮に至る裏参道と言っていいのだろうか、とにかく狭い路地の両側にはお店がずらりと並び、人が多くて歩きにくいのなんの。目についた美味しそうなものが即ゲット。その場で食べてしまいます。
つまみ食いの誘惑が
人が多いということは試食も堂々と頂けるということですね。せんべいや漬け物の店などは大変有難い存在ですね。
蒸し上げたばかりの饅頭
現物が目の前にあるとその誘惑には簡単に負けてしまいます。いいんですよ、もう。(何が?w)
京都の一澤帆布のようなものかと思って店に入ってみたら、お値段がダンチでした。まぁ、流石は関東圏のマダムの店というところでしょうか。
天気は相変わらず良くありませんが、雨が降っていないのだけは幸いです。写真では明るく写っていますが、そろそろ周囲が暗くなってきています。急いで鶴岡八幡宮を参拝しました。
境内は見所たっぷりの筈
筈というのは、暗くなってきたし雨が振りそうだし。ということで早々に退散することにしました。ちなみに写真は弁天堂。
鎌倉と横浜って案外近いのです。鎌倉から一旦藤沢のホテルにチェックインし、軽くシャワーを浴びてから横浜に向かいます。早朝から使用していた18きっぷをここでも有効に使用させて頂きます。しかし実際横浜中華街にやってきたものの、初めてなので右も左もわかりません。ここでもブラブラ歩きながら目についた饅頭をつまみ食いしつつ、手軽に入れそうな店を探しました。
何となく入ってみた店
メインストリートのお店は全体にお高いようなので、一本二本と裏筋に入ってリーズナブルなお店を吟味します。大体お店の前には大まかなメニューと値段が出ているので、結局適当なお店に入ってしまいました。事前に少し調べておけばよかったですね。
今回利用したのは藤沢駅からのんびり歩いて10分程の位置にあるこちらのホテル。直前プランで、案外リーズナブルだったのです。何だか複合ビルの中にある雰囲気のホテルですが、部屋が綺麗だし、風呂も大きいし。周囲が繁華街なので買い物は何でもあるし。とても便利でした。
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