大鳥居が工事中
世界遺産厳島神社のシンボルである赤い大鳥居は現在修復工事中です。工事の終了時期はまだ未定ですので、しばらくの間は仮囲いに囲まれた姿しか見ることができません。
宮島へのアクセス
「JR宮島口駅」もしくは「広電宮島口」より徒歩で「宮島口桟橋」に向かい、そこからフェリーで10分で着くルートが一般的です。広島の中心地からだとJRを利用する方が早く着きます。宮島口桟橋から宮島間の連絡船は、「JR宮島連絡船」と「宮島松大汽船」の2社が運航。料金は同額、所要時間も大きな違いはありません。
他に広島プリンスホテル(約25分)やマリーナホップ(約25分)、平和公園(45分)を往復する高速船もあります。
フェリーに乗って車で行くこともできますが、駐車スペースが限られていること、また島内で移動できる道も限定されておりおすすめしません。
宮島観光の所要時間
厳島神社の参拝を中心に周辺にそこまで足を伸ばさないのであれば、朝に宮島に到着後、参拝とランチ、お土産散策などで14時か15時くらいまでには回れてしまいます。厳島神社以外を巡るのであれば1日、弥山登山や島中のスポットをのんびりと回るのであれば1泊2日がおすすめです。
宮島のモデルコースはこちら
宮島内での移動
乗り合いバスやタクシーが走っていますが、徒歩で回りきれる規模です。宮島桟橋から厳島神社までは徒歩で10分以内、一番遠い観光スポットである宮島水族館までは徒歩25分です。いずれにせよ歩きやすい靴は必須です。
宮島での宿泊
老舗旅館からホテルまで予算に応じて選択肢があります。季節によっては修学旅行などの団体旅行と重なる可能性があり、事前に予約をしていったほうが良いでしょう。
ランチが美味しいお店はある?
宮島といえばあなごめし。名店「うえの」や「ふじたや」は観光客で常に混雑しています。しかし、宮島にはあなごめし以外にもおしゃれなカフェが増えてきており、美味しいコーヒーと一緒にランチやスイーツを楽しむことができます。小さな島ですが選択肢は多いです。写真は穴場「まめたぬき」のあなごめしとカキフライのセットです。
ひとやすみできるカフェはある?
本格的なカフェは多く、ゆったりとコーヒーを飲みながらひとやすみできます。瀬戸内海の景色を一望できるお店や、自家製のコーヒーが楽しめるお店など、ランチと同様に選択肢豊富です。「Sarasvati(サラスヴァティ)」のケーキセットは、フルーティなコーヒーと甘さを控えたケーキがとても美味しく、休憩におすすめのお店です。
宮島でおすすめのカフェ
お酒を飲めるお店はある?
数は少ないながら居酒屋やバーはあります。またホテルのレストランでもお酒を楽しめます。小さなお店が多いので、観光客同士の交流を楽しみましょう。
「牡蠣屋」は宮島で定番の牡蠣のお店です。ここではワインをはじめとしたお酒がたくさん用意されており、好きなお酒と一緒に牡蠣を楽しむことができます。写真は牡蠣の食べ比べセットとハイボール。フレッシュな生牡蠣が絶品です。
宮島でおすすめのお酒が飲めるお店
お店が閉店する時間
夕方で宮島口に戻る場合はそこまで気にしなくて良いですが、島内に宿泊する場合はお店の閉店時間が早いため要注意です。レストランや居酒屋は比較的遅く(20時から21時くらい)まで営業していますが、それ以外のお店は大抵18時前後には閉店。19時を過ぎると歩いている人もまばらになります。
コンビニはある?
島内にコンビニはありません。ホテルの売店や自動販売機、お土産屋さんを利用しましょう。またお土産屋さんは閉店時間が早いので注意が必要です。
クレジットカードや電子マネーは使える?
ホテルやカフェ、レストランはクレジットカードが使えるところが多く、電子マネーへの対応店も増えてきています。しかし、古いお店やお土産物屋さんはまだ使用できないところもあり、現金も持っていったほうが良いでしょう。
銀行ATMはある?
広島銀行、広島信金、セブン銀行のATMがあります。手数料を節約するには、事前に準備してから宮島入りしたほうが良いでしょう。
鹿との付き合い方
島に住んでいる鹿は500頭前後、街に住んでいるのは200頭と言われています。すべて野生の鹿であり、生態系を壊さないこと、また病気などの予防のため、餌やりは禁止されています。観光客を気にせずいたるところで座ったり、歩いたりしていますが、そっと見守りましょう。
弥山観光の方法
瀬戸内の雄大な景色を楽しめる弥山登山も宮島観光のハイライトのひとつです。時間に余裕がある方は徒歩での登山を(2〜3時間程度)、時間が限られている人はロープウエーでの登山が便利です。
ロープウエーはメンテナンスで運行を休止している時期があるため、事前にWEBページなどで確認してから行きましょう。また帰りの時間の確認も忘れずに!
宮島ロープウエー公式HPはこちら
厳島神社参拝のベストなタイミング
新型コロナ感染症流行以降、外国人観光客の数が激減したために比較的空いている時間が多くなっています。しかし、ほとんど人がいない状況を楽しむには早朝の参拝がおすすめです。
どの季節も朝6時半から参拝可能。朝一番は清々しい空気の中で世界遺産をほぼ独り占めできます。参拝自体の所要時間は30分程度。厳島神社内は板張りで、細い隙間が空いているのでハイヒールでの来訪は避けましょう。
参拝時間
期間 | 参拝時間 |
---|---|
1月1日 | 0時00分~18時30分 |
1月2日 〜 1月3日 | 6時30分~18時30分 |
1月4日 〜2月末日 | 6時30分~17時30分 |
3月1日 〜 10月14日 | 6時30分~18時00分 |
10月15日 〜 11月30日 | 6時30分~17時30分 |
12月1日 〜 12月31日 | 6時30分~17時00分 |
もみじまんじゅう以外のお土産は買える?
宮島のお土産といえば「もみじまんじゅう」や「しゃもじ」が有名ですが、それ以外にも素敵なお土産を扱うお店が増えてきています。
「zakkaひぐらし」では鹿や鳥居をモチーフにした雑貨や手ぬぐいを販売。他にも「牡蠣屋」の牡蠣屋のオイル漬け、「宮島ブルワリー」の宮島ビールなど、種類は様々。「宮島帆布」のオリジナルグッズにも注目です。