広島の伝統行事にふれあおう
福山市の祗園祭
毎年7月上旬に福山市の素盞嗚(すさのお)神社で行われるのは、平安時代から続く祗園祭です。京都にある八坂神社の祗園祭をはじめとし、全国津々浦々ありますが、福山市の祗園祭が日本最古と言われています。
このお祭りの目玉は、最終日に行われる「けんか神輿」です。重さ約500キログラムの神輿を激しくぶつけ合うことで、無病息災を願います。
厳島神社の市立祭(いちたてさい)
宮島の厳島神社では、市立祭と呼ばれる舞楽奉奏があります。舞楽とは、インドを発祥とし朝鮮半島を経て、日本に伝わった雅楽と舞いのことです。これが、夏の満月の日に行われる「管絃祭」の序幕を飾るお祭りとされています。
色彩豊かな衣装をまとった踊り子による舞いや、古典楽器の音色が私たちを平安時代へと誘います。
たけはら七夕まつり
竹原駅前にある商店街で多くの市民に愛されているイベントを開催します。
市内の企業や団体によって、きらびやかに装飾された商店街。露店には懐かしいものが並び、浴衣姿の人で溢れかえります。
夏しか見られない花畑
初夏のユリ祭り
花の駅せらでは、初夏のユリ祭りが行なわれます。また、ユリだけではなく、ベニチュアなどの世羅町に咲く花々を満喫できる周遊バスが運行しているので、ぜひチェックしてみてください。
アクセスや入園料などの詳細は、こちらをご覧ください。
備北夏まつり
国営備北丘陵公園で開催するイベントでは、ひまわりが見頃を迎えます。ひまわりやタイタンビカスの鑑賞ができるほか、わらび餅や寒天など夏のお菓子をつくったり、季節を感じるイベントが盛りだくさんです。
アクセスや入園料などの詳細は、こちらをご覧ください。
そらの花畑 世羅高原 花の森
ローズフェスタでは、約7,100株のばらが咲き誇ります。その中でも、注目したいばらが2種類あります。サーモンピンク色をしたレディ・オブ・シャーロットと、愛らしいピンク色のエグランタインです。
エグランタインは、別名マサコと呼ばれ、皇后雅子さまのご成婚にちなんで名づけられました。その他、詳しい情報は、こちらをご覧ください。
夏がきが堪能できるスポット
広島オイスターバー MABUI
広島の代表的なグルメである「かき」の注目すべきシーズンは夏です。通常の真牡蠣を品種改良して生まれたかきは、およそ1.5倍もの大きさで、ぷりっとした歯ごたえが特徴的です。広島産はもちろんのこと、オーストラリアなど世界各国のかきが集結しています。豊富な品揃えに、自家製の調味料が自慢のお店です。
オーダーごとに作られる「白ワインで蒸し焼きにしたかき」が、おすすめの一品です。
オイスタークィーン
こちらは、かきの生産者が直営しているレストランです。目の前に広がる宮島を眺めながら、新鮮なかきを味わうことができます。魚介類のバーベキューや、殻付かき食べ放題と直営ならではのメニューが揃っています。
併設する売店では、生鮮殻付かきやお菓子などを販売しているので、お土産にぴったりですね。全国直送が可能なので、大量に購入しても心配ありません。
まごころ料理 ふな家
福山駅から徒歩5分のところにある和食店です。大粒で濃厚な味わいが魅力の「かき小町」を使用しています。
素材本来の味を生かした焼きかきが人気のほか、3種類の異なった味付けのものなど多彩なアレンジ料理が格別です。