うさぎ島での心得
大久野島のうさぎは野生です。楽しく触れ合うためにはルールがありますので、必ず確認してから島へ行きましょう。
- うさぎを抱きかかえない、追いかけない
- 道路上でえさを与えない
- 余ったえさを置き去りにしない
- 人間の食べ物をうさぎに与えない
- レンタサイクルで暴走しない
- 島のうさぎを持ち帰らない
- 島にうさぎを捨てない
- 車の下にいるうさぎに注意
- 静かにそっと見守る
大久野島へ向かう広島の船の乗り場は「忠海港」と「竹原港」
忠海港
JR呉線の「忠海駅」から歩いて約3分の場所にある「忠海港」。ここから1日に15便以上、大久野島へ向かう船が出ています。
港の建物内(売店)に設置されているチケット券売機で、まずはそこで船のチケットを購入します。売店では荷物預かりもあるので、身軽になって大久野島へ行きたい人は、そこで荷物を預けましょう。
また忠海港には無料の駐車場もあります。大久野島内は車両の通行が出来ませんので、島までフェリーにて車を運ばず、港に駐車していきましょう。
時刻表:忠海港
竹原港
今まで大久野島へのアクセスは「忠海港」からのみでしたが、2019年冬より、「竹原港」からも船が就航することになりました。竹原港はJR呉線の「竹原駅」よりバスで約10分。竹原とセットで大久野島を巡る場合は、竹原港を利用するのも手ですよ。
時刻表:竹原港
フェリー・JR呉線、ともに本数少なめ!
港に近い「忠海駅」「竹原駅」はどちらもJR呉線の駅です。JR呉線は1時間に1本程度の運行。1本逃すとその後の計画が大幅にずれ込むため、必ず時間の確認を。またフェリーも1時間に数本の運行です。必ず行き帰りのフェリーと電車の時間を把握し、時間を基準にプランニングしましょう。
混雑時にはフェリーに乗れないことも
フェリーには乗車人数制限があり、決められた人数以上は乗ることができません。人が多い場合(主に大型連休や土日祝日)は次の便まで待たなければならない可能性もあります。行きも帰りも混雑しそうな日は、早めに港に向かいましょう。
大久野島への観光は平日がおすすめ
観光客が多い土日や祝日は、うさぎがお腹いっぱいになり、餌を持っていても寄ってきてくれなくなることも。フェリーの順番待ちも必要になりますので、日程を選べる人は平日を狙うと良いですね。
大久野島は1周60分程度
大久野島の外周は約4km。芸予要塞時代の遺跡や、毒ガス製造時代の遺跡を見て歴史を学んだり、野生のウサギたちとふれあいながらゆっくり歩いて、1周60分程度です。
レンタサイクルするなら電動がおすすめ
島内にはレンタサイクルもあります。散歩コースから少し外れた、灯台や海水浴場まで足を運ぶならレンタサイクルを利用するといいでしょう。ただし大久野島は意外とアップダウンがあります。借りるなら電動がおすすめ。
うさぎのえさは持参しよう
大久野島内ではうさぎのえさは販売されていません。自宅からうさぎの好きな野菜を持ってくるか、港で販売されているペレット(乾燥えさ)を購入しておきましょう。ペレットは忠海港・竹原港、どちらの港でも販売されています。
えさはペレットより野菜がおすすめ
ペレットは一粒が小さく、手の上に乗せてうさぎに食べさせると手を噛まれる危険があります。対して野菜は、小さいお子様も安心して食べさせられるため、おすすめです。また個人の感想になりますが、ペレットよりも野菜の方が食い付きがいい気がしました。野菜はうさぎが食べられるものと、食べられないものがあるため、事前に確認しましょう。
【うさぎが好きな野菜】
- にんじん
- ブロッコリー
- キャベツ
子うさぎに会いたいなら4月〜6月頃行こう
うさぎの出産のピークは春先と言われています。大久野島でも4月〜6月頃に子うさぎを見ることができます。
うさぎとのふれあいは早朝か夜が特におすすめ
うさぎは薄明薄暮性の動物です。明け方(薄明)と夕方(薄暮)の時間帯に行動が活発になります。また、うさぎは暑さに弱い生き物です。暑い時期の日中は動きが鈍いので、元気に動いているうさぎに会いたい場合、早朝や夕方の時間帯に行きましょう。
島に宿泊しよう
早朝や夜にうさぎと戯れたい人は、島に宿泊するのもいいですよ。大久野島には「休暇村 大久野島」という宿泊施設があり、ホテルだけでなくキャンプ場もあります。
キャンプ場は目の前が瀬戸内海のオーシャンビューという絶好の場所。レンタル品も揃っていて手ぶらキャンプも可能です。レンタルテントは設営もしてくれるので、気軽にキャンプを楽しみたい人におすすめです。
かわいいソフトクリームは見逃せない!
「大久野島休暇村」の「うさんちゅカフェ」には、ソフトクリームにうさぎのはなくそをトッピングした斬新なソフトクリームが!その名も「うさぎはなくソフトクリーム」。ネーミングだけで実際のはなくそを使っているわけではないのでご安心を。
竹原市限定もみじ饅頭は要チェック!
大久野島の観光案内所で販売されているのは、かわいいうさぎの箱に入ったもみじ饅頭。大久野島がある竹原市ともみじ饅頭で有名な「にしき堂」が共同で作ったもので、竹原市内、数ヵ所でしか購入することができません。
箱は広げることができ、大久野島の地図やウサギの写真を見ることができます。もみじ饅頭はもちろん、どんな場所に旅行に行ってきたのか伝わるパッケージはお土産に最適です。