福を呼ぶ節分
伊豫豆比古命神社(椿神社) 節分祭
正式名称:「伊豫豆比古命神社(いよずひこのみとじんじゃ)」は、別名「椿神社」と呼ばれて親しまれています。縁起開運、商売繁昌の神様として有名です。旧正月に訪れる悪霊である鬼を退散させる為、神事後に豆打式を執り行います。例年、時津風部屋より力士らが登場し豪快に豆を撒きます。2020年は、佐渡ヶ嶽親方と琴ノ若関を予定しています。
石鎚神社 節分祭・星祭り祈願納め祭
「石鎚神社」は西条市にある、霊峰石鎚山の総本宮。2月2日に、「星祭り祈願 宵宮祭」、3日に「古神札神納浄火祭」、「節分祭・星祭り祈願納め祭」が行われます。追難の儀では、全国・地元の年男年女が裃を着け豆を撒きます。終了後には特殊神事「御神像拝戴」が行われ、先着1,500名様に「福豆」が渡されます。その中には「招福うどん券」や「招福くじ券」も入っています。
遍照院節分会厄除大祭
今治市にある「やくよけ大師 遍照院(へんじょういん)」は、その名のごとく多くの人が厄除けに訪れます。2月3日の「節分会厄除大祭」は、毎年多くの善男善女で賑わいます。豆まき終了後の地元42歳厄年男性による「鬼瓦みこし奉納」も見ものです。町内出身の61歳男女による餅まきも。2020年2月3日(月)開催です。
見頃の梅やぼたんを愛でる
七折(ななおれ)梅まつり
砥部町七折地区に広がる「七折梅園」。うぐいすの鳴き声が響き渡る山間部の園内では、春になると約30種・16,000本もの淡い梅の花が山全体を覆うように彩り、見事です。
梅まつりは、2020年2月20日(木) 〜 2020年3月10日(火)に開催され、梅加工品の試食・販売のほか、餅まきや梅のタネ飛ばし大会など多彩なイベントがあり、多くの人で賑わいます。入園料は300円です。
南楽園梅まつり
宇和島市にある四国最大規模の日本庭園「南楽園」。全国から選りすぐった銘木、古木15種類160本の梅が次々と咲き、約1ヵ月にわたって花見が楽しめます。期間中は特設の梅見茶屋を設置し、梅茶のサービスの他、梅にこだわった商品の販売も行います。
2020年1月25日(土) 〜 2020年3月1日(日)の開催予定で、22、23、24日の3日間は20時まで開園を延長し、LEDで梅の花を幻想的に彩ります。
寒ぼたんまつり
春咲きのぼたんを、わらの霜囲いで寒さから守って開花させた「寒ぼたん」を楽しむことができます。寒さに耐えながら、囲いの下で鮮やかに色づくぼたん。春先の品種をはじめ、ジパングなどの珍しい品種が揃います。2020年は、1月10日(金) 〜 2020年2月10日(月)に、井内地区の農家レストラン「ぼたん茶屋」にて開催予定です。
覗いてみたい伝統行事
西江寺(せいごうじ)えんま祭り
宇和島市にある「西江寺」は、別名「えんま様」として親しまれています。「えんま祭り」で、所有している貴重な地獄極楽絵図「えんま大王図」が一般公開されます。露店が多く立ち並び賑わいます。旧暦1月16日にあたる、2020年2月9日(日)を含む3日間の開催予定です。また、「西江寺庭園」は江戸時代初期作とされる枯山水庭園で、2方向にのぞめる借景の山々が美しく芸術的です。
姫子島神社 弓祈祷(ひめこじまじんじゃゆみきとう)
「姫子島神社」は島の中央にある大きな神社で、県の無形民俗文化財に指定されている神事です。五穀豊穣・悪魔退散を祈願し、約15m先の鬼と書かれた的に向かい矢を放つ弓祈祷。的中すると射手が担ぎ上げられ、祭りが盛り上がります。弓祈祷の最後には、餅まきが行われます。毎年2月11日に開催されます。
ふぐ供養祭
新居浜発祥のふぐ料理「ふぐざく」の素材となっているふぐに感謝する神事や、ふぐの放流が行われます。新居浜の冬の風物詩です。「ふぐざく」とは、ふぐの切り身や皮などに薬味を加え、ポン酢で味付けした独特のもの。調理の際、皮ごとザクザクと刻んだことから名付けられたとも言われています。沢津漁港で、2020年2月9日(日)に行われます。