福を呼ぶ節分会
霧島神宮 節分豆まき神事
霧島随一のパワースポット「霧島神宮」で、一年の無病息災、招福を願って毎年節分の日に行われる祭典です。「節分厄除開運特別祈願祭」では、年男・年女による追儺の豆まき式が行われます。まかれる豆には景品が当たるくじがあり、電化製品や焼酎など約1,500点の景品が用意されています。豆まき式には誰でも自由に参加でき、毎年多くの人で賑わいます。
照国(てるくに)神社 節分祭
島津斉彬を祭る神社として、多くの参拝者で賑わう「照国神社」。その年の厄年の方・年男・年女の方々が福豆をまきます。福豆にはくじ付きで、いろいろな福物が当たるチャンスも。また、お菓子もまきますので、特に小さいお子様に人気です。
冠嶽山 鎮国寺 星祭り(節分)厄除け
いちき串木野市の高野山真言宗「冠嶽山 鎭國寺(鎮国寺)」では、その年の当年星、本命星、元辰星の星を供養し、一年の無病息災、厄払いを祈願します。参加には、お寺で配布、もしくはサイト上の申込書に記入して事前の申込みが必要です。なお、境内は、長い山道の参道を登るので時間に余裕をもって行きましょう。
伝統的なお祭り
鹿児島神宮 初午祭(はつうまさい)
鹿児島神宮境内及び参道で行われ、約460年以上の歴史ある伝統行事です。20数頭からなる奉納馬とおよそ2,000人の踊り手で、一体となって奉納します。五穀豊穣・家内安全・畜産奨励・厄払いを祈願します。背中に飾りをつけ、首には鈴をつけた「鈴かけ馬」が踊り連を引き連れて太鼓や三味線にあわせ、マンボのように踊る全国でも珍しい祭りです。
鉤(かぎ)引き祭り
鹿屋市の「中津神社」に伝わる神事で、300年以上の歴史があります。五穀豊穣、林業の発展・安全を祈念します。現在は、2月の第3日曜日に行われています。それぞれ神木であるエノキや桜の木を山から切り出して雄鉤・雌鉤とし、境内に運び込みます。鉤引きは3回勝負で行われ、先に2勝した方が勝ちとなり、豊年になると言われています。大きな掛け声にあわせ力いっぱい引き合う「綱引き」ならぬ「鉤引き」は、壮観です。
お伊勢講(いせこう)
毎年2月11日に、南さつま市笠沙(かささ)町などで神幸行列をおこないます。「笠沙」から伊勢神宮までに行くには、相当なお金がかかります。そこで、参詣のための積み立てと、伊勢神社の勧請のために集まりを開くようになったのが始まりとされています。青年たちが神事の後に狐や天狗、般若のお面を付け、着物で仮装して集落を練り歩きます。
旬のブリを味わう
長島大陸市場食堂
長島町の東町漁協直営の食堂です。長島町は、世界一の養殖ぶりを始め、内海の八代海と外海の東シナ海に囲まれた環境の中で多様な海産物に恵まれています。人気メニューは、ブランドブリ「鰤王」を存分に堪能できる「鰤王定食」です。刺身、たたき、アラ煮などボリュームもあって満足できることでしょう。店内では、鰤王ふりかけなどの加工品も販売しています。
TAGIRUBA(たぎるば)
鹿児島市内にある、長島町でお茶を与えて育てた「茶ぶり」の専門店です。茶ぶりは正式名称を「真東風ぶり」といい、生産者が1人しかいないため、食べられるのはTAGIRUBAとその系列店のみとなっています。刺身やぶり大根、海鮮丼などで味わえます。
あぶり 騎射場店
騎射場(きしゃば)にある、ぶり専門店です。焼ぶりからぶり刺し、カマの唐揚げに希少部位までぶり料理の数々。珍しい部位まで揃って全て食べ放題となるメニューもあります。「焼きぶり」とは、錦江湾で育った「ぶり大将」を3日間氷温で熟成させ、刺身で食べても最高に旨い状態のものを特製のタレや味つけで炙り、旨味を閉じ込めた食べ方です。