石垣島ってどんなところ?
八重山諸島のひとつで、日本最南端の亜熱帯都市、石垣市を有する島「石垣島」。沖縄県のうち、沖縄本島・西表島に次いで3番目に大きな島です。車でまわると1周約3時間くらいです。
隣国の台湾(台北市)との距離は沖縄県の那覇市よりも近く、歴史的、文化的な関わりが深いことでも知られています。亜熱帯の緑に覆われた山々と、川平湾(かびらわん)や白保海岸に代表される世界屈指の瑚礁の海が魅力的な風光明媚な島です。
なんといっても美しい大自然。白い砂浜、エメラルドグリーンの海、自由に泳ぎまわる色とりどりの熱帯魚、美しい珊瑚礁、豊かに生い茂る木々など日頃の喧騒から離れられ、リラックスやリフレッシュができる、まさに「楽園」です。
マリンアクティビティで遊べる一方、昔ながらの街並みが残る集落やショッピングモールでのんびり散策もおすすめ。また、年間を通して南国フルーツをたっぷり味わえるのも醍醐味です。周辺の島々と船で結ばれていてアクセスしやすいので、のんびりと島巡りを楽しむこともできます。
石垣島旅行の見どころ
感動!絶景ビーチに癒やされる
石垣島の数々のビーチは、海外のリゾートにも引けを取らないほどの美しさ。思わずため息の出るような透明度の高い青い海に感動せざるを得ません。島独特の「島時間」に身を任せてのんびり癒やされるのもいいですね。
また、車を利用すると3時間ほどで島を1周することができ、爽快なオーシャンビュードライブも堪能できます。
特に夕暮れ時にはオレンジ色の夕焼けが輝く「御神岬(うがんざき)」は、車でのアクセスもしやすく、ドライブにぴったりのスポットです。「平久保崎」からの眺めも絶景です。
存分にマリンアクティビティを満喫
きれいな海は、ぼんやり眺めているだけでも癒やされますが、行動派ならアクティビティも楽しみたいもの。
お手軽なシュノーケリングで、ぜひ海の中を覗いてみてください。色とりどりの熱帯魚に出会えます。運が良ければマンタを見られることも。もう少し水深があるところへ潜るダイビングもおすすめ。体験ダイビングならインストラクターがつきっきりで案内してくれます。
パラシュートを船で引っ張って空を飛ぶ「パラセーリング」、ジェット噴射で水上を自由に動き回る「ジェットブレード」など、1日中遊び尽くせます。
ロマンティックなサンセットと星空を鑑賞
さんさんと日差しが照りつく日中のみではなく、マジックアワーも魅力満載。石垣でしか見られない星空や夜のカヤック、ナイトサファリ。街から少し離れると夜の静けさが漂い、昼間とはまったく違った自然体験を味わうことができます。
八重山諸島は地理的条件から、全88のうち実に84の星座を観測することができます。また、海に囲まれ、街明かりが少ないこともポイントです。特に夏の天の川、中秋の名月は見事です。
夜の森を探検するカヤックや、ナイトサファリも人気。昼間は見られない野生動物との遭遇など、感動が待っています。
バラエティに富んだ島グルメを堪能
沖縄での宴会といえば、泡盛・歌・踊りの陽気なイメージが定着しています。そんな中で味わう、島の恵みがたっぷり詰まった、絶品グルメ。全国的にも有名なブランド牛・石垣牛に、庶民の味「八重山そば」、近海で獲れた海の幸、マンゴーをはじめとする南国フルーツなど。
また、島豆腐と呼ばれる沖縄の豆腐は、特に型に入れて固める前のやわらかな「ゆし豆腐」、旬の食材を使ったジェラートなどおいしいものが溢れています。
個性豊かな離島に足を伸ばす
アクセス拠点となる石垣島をはじめとし、個性の違う9つの有人島「八重山諸島」。周辺の離島へ足を伸ばしてみると、また違った景色に出会えます。
- 赤レンガ街並みの水牛車観光が名物「竹富島」
- 瑠璃色と呼ばれる格別の海の美しさ「鳩間島」
- 日本最南端の孤島「与那国島」
- ジャングルに覆われた秘境でアウトドアが楽しめる「西表島」
- TVドラマ「ちゅらさん」で一気に知名度が広がった「小浜島」
- 日本最多の星が見える“星の島”「波照間島」
- ハートの形の島で牧場が広がる「黒島」
- 伝統芸能が継承されている「多良間島」
与那国島と多良間島以外であれば、いずれも高速船で1時間以内でアクセス可能。日帰りでも楽しめます。
石垣タウン
島の南部で、レジャーを楽しむのに最適なスポットが集まるエリア。ビーチはもちろん、星空を堪能できる天文台や島内最大の河川もあり、島の大自然を楽しめます。20万年もの時をかけて自然が造り出した石垣島最大の鍾乳洞も必見です。
また、お土産探しにも便利なアーケード商店街や日曜市など、ショッピングやグルメも味わえます。離島ターミナルもあることから、このエリアに宿泊して計画すると便利でしょう。
マエサトビーチ
ホテル「ANAインターコンチネンタル石垣リゾート」の目の前にあるリゾートビーチ。宿泊客以外でも気軽にビーチを利用できます。マリンブルーの海と真っ白な砂浜が美しく、豊富なマリンアクティビティも楽しめます。
広い駐車場、温水シャワーや更衣室を利用することができます。有料でパラソルやデッキチェアなどのビーチレンタルもあり、快適なひとときを過ごせます。3月から10月までのシーズン中はライフセーバーによる監視が行われています。
石垣島の市街地からも車で15分ほどでアクセスできます。
バンナ公園
標高230mのバンナ岳にある、海の見える県立森林公園。石垣島の透き通った海が見える展望台や異国情緒を思わせる南国の木々、子供が大自然の中でのびのびと遊べる広場など、市民に親しまれる場所です。
東京ドーム約60個分ほどの広い園内は全部で5つのゾーンに分かれていて、1日ですべてを回るのは難しいです。
「エメラルドの海を見る展望台」や星空観測用の「星空展望台」など、全部で10以上からなる展望台があります。多くの動植物が観察でき、バードウオッチングをはじめ森林散策に絶好です。
白保日曜市(しらほサンゴ村)
日曜の午前中に行われる「白保日曜市」。「しらほサンゴ村」の建物の回廊にお店が並びます。屋根もありますので、雨天でも心配無用。島ならではの食文化や地元の人々と触れ合え、石垣島観光ならではのお土産探しにもピッタリです。
へちまや青パパイヤなど珍しい南国の野菜をはじめ、名産の石垣牛のお肉、手作りの民芸品などたっぷりと楽しめます。また、「カナっぱセット」は、「葉っぱ」の意味の「カナっぱ」に包まれたおむすびと味噌汁などの汁物がセットになっています。テイクアウトも可能です。
ユーグレナモール
アーケード商店街には100店舗以上が軒を連ね、呼びかける声が響き渡る活気のある場所です。八重山ならではの雑貨やアクセサリーやバラマキ土産などの調達に便利です。
このユーグレナモールは、「中央通り」と「銀座通り」の2本の通りからなります。沖縄・石垣島でしか手に入らない商品が数多く並ぶ「石垣市特産品販売センター」は、中央通りと銀座通りに挟まれた場所にあり、どちらからでも入れます。シーサーやフルーツジュース、泡盛ゼリーなどどれにしようか迷ってしまうほどの品揃えです。
その下にある、石垣島の台所「石垣市公設市場」では、鮮魚店や精肉店、八百屋や惣菜店などが並び、見て回るだけでも楽しめます。
周辺には、「辺銀(ぺんぎん)食堂の石垣島ラー油」で有名な「辺銀食堂」があります。ランチは、「自家製スーチキすば」、「島鮮魚のマース煮(塩煮)」などがあり、ディナーはコースのみとなります。
石垣島ヴィレッジ
石垣島の繁華街・美崎町に、2016年3月にオープン。全8~12席ある屋台ほどの小さな19店が軒を連ねる複合型飲食施設です。屋台村のような雰囲気で、昼から夜まで食べ呑み歩きが楽しめます。
また八重山ならではの食材をアレンジしたこだわりのメニューも味わえます。多くの人が利用する「石垣港離島ターミナル」そばの、「東運輸バスターミナル」の向かいに位置し、移動もスムーズです。
石垣島鍾乳洞
20万年もの時をかけて自然が造り出した石垣島最大の鍾乳洞。 サンゴ礁が織りなす自然の造形美は圧巻です。また、鍾乳洞イルミネーション、滴る水の音を楽しむ水琴窟、トトロに見える鍾乳石など、地底に広がる世界は見どころがたくさんです。
無数の石筍(せきじゅん)が樹立し、まるで神々の彫刻のような「神々の彫刻の森」、その姿がアニメのキャラクター・トトロに似ている「トトロ鍾乳石」、また洞窟内の世界初のイルミネーションがより一層幻想的な空間を作り上げています。撮影ポイントもたくさんあるので、ぜひベストショットを収めましょう。
「漆喰シーサー色付け体験」や「ビーチアート教室」なども開催しています。市街地とバンナ公園の中間に位置しています。
桃林寺(とうりんじ)
八重山最古の寺院。薩摩藩から八重山への社寺建築の進言を受けた琉球王国第二尚氏王朝7代目国王・尚寧王(しょうねいおう)によって、1614年に鑑翁西堂を開山とし桃林寺が創建されました。
当初は真言宗でしたが、禅宗となった後、現在は臨済宗妙心寺派の寺院になっています。 入口にある「仁王像」は、沖縄県で現存する最古の木彫り像です。
石垣島天文台
自然科学研究機構国立天文台・石垣市・石垣市教育委員会・NPO法人八重山星の会・沖縄県立石垣青少年の家・琉球大学の6者の連携によって運営される新しいタイプの天文台です。市民や観光客にもオープンなスポットになっています。
九州・沖縄では最大の口径105cmの光学・赤外線反射式望遠鏡「むりかぶし望遠鏡」を備え、太陽系天体や突発天体の観測研究、および天文学の広報普及を行っています。施設見学・4D2Uシアター・天体観望会など一般への公開も行っています。無料で参加できる「4D2U(4次元宇宙映像)鑑賞会 」と「天体観望会」が人気です。肉眼では見えない神秘的な宇宙が広がっています。
石垣島天文台までのアクセスは、道路が一方通行のため、行きと帰りで道が変わるので注意が必要です。カーナビでは正しい道案内をされない場合がありますので、必ず地図やホームページで事前に確認しましょう。
宮良川(みやらがわ)
島内最大の河川として知られています。宮良川のマングローブは、オヒルギ・メヒルギ ・ヤエヤマヒルギ の3つが自生しています。この3つのヒルギが連なる群落を称した名が「ヒルギ林」です。河口から1.5kmに渡り、マングローブ林が広がる島内で最も広大な林一帯になっています。
タイミング次第では、カニやハゼなどの干潟の生物を間近で観察することができます。干潟を歩く際は滑りやすいので足元に注意しましょう。
カヌーによるエコツアーで探検気分を味わえます。新石垣空港からは車で10分ほど、市街地からは車で15分ほどとアクセスは抜群です。他の離島に渡らずとも、島で本格的な大自然を満喫できます。
ドルフィンファンタジー石垣島
ドルフィンファンタジーは、イルカとの触れ合いがメインの体験型施設です。
イルカとふのれあい・ドルフィンスイム・イルカトレーナー体験など5つのプログラムがあります。トレーナーになった気分で、直接エサをあげたり、合図を出して触れ合ったりできます。人懐っこいイルカに癒やされること間違いなし。
「石垣港離島ターミナル」のすぐそばなので、離島観光の前後にもおすすめです。
川平湾周辺・島西部
豊富な大自然を存分に堪能できるエリア。「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」の三ツ星を獲得した、島屈指の景勝地「川平湾」は、観光のマストスポット。また、島最西端に位置する岬「御神岬」からの夕日の美しさは格別です。
海水浴向きの「底地(すくじ)ビーチ」や、手軽にシュノーケリングを楽しめる「米原海岸」も点在しています。「米原(よねはら)ヤエヤマヤシ群生」の固有種のヤシは、石垣島と西表島の一部にだけ分布する固有種でとても貴重です。
川平湾(かびらわん)
沖縄を代表する景勝地「川平湾」は、石垣島観光のマストスポットと言えるでしょう。青い海に緑の島々が浮かび息を呑むような景観は、感動せずにはいられません。
潮の満ちている時間帯、引いている時間帯によって見え方も変わってきます。また、太陽が真上にある時間帯の午前中からお昼過ぎにかけてが一番美しいと言われています。
王道のフォトスポットは「川平公園展望台」。カメラの腕前にさほど自信がない人でも、美しいショットが撮れることでしょう。少し上から見下ろす景色もさらに感動です。
川平湾は、潮流が速いため遊泳は禁止されていますが、透明度抜群の海をぜひ目の前で堪能してみてください。サンゴの綺麗なスポットや魚が集まる姿を見ることができるグラスボートもおすすめです。さまざまなグラスボートのツアーが催行されていて、予約をしなくても乗船することができます。
御神崎(うがんざき・おがんざき)
島最西端に位置する岬で、「うがんざき」もしくは「おがんざき」と読みます。シンボルの白い灯台から広がる景色は格別です。天気さえ良ければ、西方20km程先の雄大な西表島がダイナミックに迫ります。高台から眼下に広がる紺碧の海、緋色(ひいろ)の美しい夕日も絶景です。
春先にはテッポウユリが咲き乱れ、ヒルサザキツキミソウがピンク色の絨毯を敷きつめます。
加えて1952(昭和27)年にあった海難事故は、八重山丸という船が季節風のため御神崎の沖合いで遭難し、死者が出た大惨事でした。慰霊碑と菩薩像も建立されており、どこかもの悲しさも感じさせます。
フサキビーチ
「フサキビーチリゾート ホテル&ヴィラズ」内にあるビーチ。桟橋からも望める八重山諸島や夕日が美しいポイントです。海水浴の他にもドラゴンボートなどマリンスポーツ(有料)の種類が多く、宿泊客以外でも無料で利用することができます。
シュノーケリングやマリンジェットなどマリンアクティビティが豊富。遊泳区域が設けられ、家族連れでも安心して観光や海水浴を楽しめます。パラソルやチェア、ビーチタオルは、ホテル宿泊者に限り無料で借りられます。また、サンセットや星空鑑賞にも絶好のスポットです。
石垣島ミルミル本舗
人気の自家製ジェラート屋です。かわいらしい店内には、島の新鮮な素材を使ったジェラートが並べてあります。
島バナナ・紅芋・マンゴーなど南国ならではのフレーバー揃い。室内のカフェスペースをはじめ、屋外や屋上からの素晴らしい眺めとともに食べるジャラートは格別です。外の気温が高いと、溶けるのも早いのでご注意を。
軽食にミルミルバーガーやタコライス、カレーライスもあります。同じ敷地には、ミルミル本舗のオリジナル商品が揃えられたお土産店も。
広い駐車場を完備しているので心配無用。また、空港にも店舗がありますので「旅そびれた」という人は帰りに立ち寄ってみては。
石垣やいま村
豊かな自然を背景に古き良き八重山の家並みを再現したテーマパークです。国の有形文化財に登録された赤瓦の古民家からは三線の音色が響き、琉球衣装体験やシーサー絵付けなどの体験メニューも充実しており石垣島の魅力がたっぷり味わえます。
村内には水牛の池・カンムリワシ保護ケージ・リスザル園があり、なかでも小さなかわいいリスザルへのえさやりは珍しいと大人気です。
ラムサール条約に登録された名蔵アンパルへの見学コースもあり、希少な動植物を観察することができます。村内散策のあとは、「あんぱる食堂」にて八重山の郷土料理や売店でのショッピングを楽しめます。
底地(すくじ)ビーチ
名勝川平湾と共に沖縄県を代表する観光名所です。モクマオウの林を抜けると、大きく弧を描いた真っ白な砂浜が約1kmも続くロングビーチは、遠浅で穏やかな海岸です。夕方は水平線に沈む真っ赤な夕陽に魅了され、夜は空一面に輝く、満天の星が身も心も癒してくれます。
米原(よねはら)ヤエヤマヤシ群生
「ヤエヤマヤシ」とは、八重山諸島の中でも、石垣島と西表島にしか生息しない「固有種」の非常に珍しいヤシです。植物学においても貴重な種類となっています。茎が分岐しないのが特徴で、空に向かってまっすぐと伸びています。大きいものでは幹の太さが約30cm、高さは25m に達します。
ヤエヤマヤシ以外にもコニシイヌビワ・ショウベンノキ・リュウキュウガキ・ハマイヌビワなどの植物が分布し、亜熱帯独特の景観が広がっています。キノボリトカゲなど様々な生き物も見られます。
また、休憩がてらにエリア内の入口で販売されている、生フレッシュジュースを味わってみるのもおすすめです。
路線バスもありますが、1日数本の運行なのでレンタカーか観光タクシーで行くのが便利でしょう。
米原海岸
不動の人気のビーチ。サンゴ礁が発達していて、広い範囲で遠浅のリーフが広がっています。見られる魚の種類も多く、シュノーケルに最適です。
潮の流れが速く遊泳危険区域に指定されているため、くれぐれも注意が必要です。シュノーケルに夢中になって、いつのまにか沖合に近づいていたことも珍しくありません。特に小さなお子様は、万が一の事を考えてライフジャケット・浮き輪などの備えをしておきましょう。
島北部
市街地から離れるこのエリアは、壮大なパノラマビューが広がっています。高台から見渡せる鮮やかなエメラルドグリーンの海。まるで絵画のような景色で魅了します。若干遠くても一見の価値ありです。
また、バスでもアクセス可能ですが、車があればさらに心地よい風を浴びながらの爽快なドライブも楽しめるでしょう。
平久保崎
「平久保崎灯台」は、石垣島の最北端の灯台です。市街地からは車で1時間以上、石垣空港からでも50分ほどの場所にあります。
黒毛和牛の放牧地を抜けて進むと灯台が見えてきます。サンゴ礁に囲まれて様々なブルーを見せる海、まさに絶景。少々遠いですが、一度は見ておきたい景色です。
灯台右側に見えるのが、平久保崎のビーチ。石垣島でもトップクラスの海の透明度を誇ります。また、夕日の名所としても有名です。夕方頃になると訪れる人も少なく、ゆっくりと夕日を眺めることができます。
パラグライダー体験をすることもできます。車があると色々と回れますが、もちろんバスでも最北端まで行くことができます。
玉取崎(たまとりざき)展望台
平久保半島と石垣の海を一望できる景勝地。空港から車で約20分ほどなので、石垣島に到着した直後や出発前に立ち寄ることも可能です。特に駐車場から展望台の頂上までわずか数分という手軽さが魅力で、遊歩道に年中咲く南国の花ハイビスカスやヤシの木を見ると、リゾート気分を盛り上げてくれます。
左手には「シーサーのしっぽ」と呼ばれる平久保半島を一望することが出来ます。
石垣島サンセットビーチ
青い海と白い砂浜が続く自然豊かなビーチ。映画「花より男子」のロケ地としても使われたことでも知られています。以前は「久宇良(くうら)海岸」と呼ばれていました。
駐車場、シャワーなどの施設や各種アクティビティも充実。ウェイクボードや、マリンジェットツアー遊覧など、美しい海を満喫できます。監視員が常駐し、クラゲ防止ネットなども整備されているので、小さなお子様連れファミリーも安心です。
周辺離島
石垣島を中心とした諸島群「八重山(やえやま)諸島」の個性あふれる島々。石垣島から高速船でアクセス可能で、波照間島や与那国島を除けば、日帰りも可能です。それぞれの島に魅力や特徴があり、自分好みに合わせて選択肢があるのも嬉しいポイント。
とにかく綺麗なビーチで過ごしたり、マングローブなどの大自然を体感したり、赤レンガの街並みを水牛車で回ってみたり、楽しみ方はいろいろです。
日程に余裕があれば、1泊してみるのもおすすめ。街灯や遮るもののない島での星空は極上の美しさです。
竹富島(たけとみじま)
石垣島から高速船で約10分。沖縄の原風景が残る集落が印象的で、美しいビーチが魅力のサンゴ礁に囲まれた小さな島。石垣島から日帰り観光も可能です。
竹富島といえば、水牛車。その光景をTVなどで一度は目にしたことがあるのでは。ゆったりとしたペースで進み、のどかな島時間を存分に堪能できます。
コンドイビーチ・アイヤル浜・カイジ浜などの美しいビーチも点在していて、鮮やかなエメラルドグリーンは必見。海水浴はもちろんですが、ぼんやり眺めるだけでも癒やしのひとときを過ごせます。
サンゴの石垣に囲まれた赤瓦屋根の家々、白砂の小道、軒先を彩る花々が美しい集落。竹富島は、国の重要伝統的建造物群保護地区にも選定されています。その雰囲気を全身で感じながら、レンタサイクルで回るのもおすすめです。
西表島(いりおもてじま)
石垣島からフェリーで約35分。島の面積は、約284平方km周囲が約130kmと、沖縄県では沖縄本島に次いで2番目に大きな島です。八重山の他の島々にはない壮大なスケール感を持っています。
島の約90%が亜熱帯原生林に覆われていることから、「東洋のガラパゴス」とも呼ばれいて、天然記念物の「イリオモテヤマネコ」が生息する島としても知られています。
そのほか、カンムリワシやセマルハコガメなど15の国指定天然記念物を有する学術的にも大変貴重な場所で、山や海を体験すれば、西表ならではの希少な動植物に出会えるかも。そして、周囲の海では400種を超えるサンゴと豊かな海洋生物が生息し、国立公園に指定されています。
「マングローブクルーズ」、より間近に観察できる「SUP・カヌー体験」、歩いて探検する「ジャングルトレッキング」などのアクティビティが人気です。また、由布島と西表島の間の海は約400mの遠浅で、満潮時でも1mほどにしかならないため、水牛車で渡るのが名物になっています。
小浜島(こはまじま)
石垣島から高速船で約25分。八重山諸島のほぼ中央に位置し「八重山のへそ」と呼ばれる小浜島。NHK連続ドラマ「ちゅらさん」の舞台として話題を呼び、一気に知名度があがりました。島の中央には標高99mの「大岳(うふだき)」がそびえ、山にのぼると周辺の島々を見渡すことができます。
左右には一面に広がるサトウキビ畑。まるで空に向かって続いているようにも見える真っすぐな一本道「シュガーロード」は訪れる人々を魅了します。
島には「はいむるぶし」などの大型リゾートがあります。広大な敷地で、ゆったり、のんびりと南国の空気を感じながら、ラグジュアリーな気分を味わえます。
周囲はおよそ16kmほどなので、レンタサイクルなら半日あれば1周できます。
波照間島(はてるまじま)
石垣島からフェリーで約1時間。波照間島は日本最南端で星空に一番近い島と言われています。緯度が高く、空気が澄んでいて、街灯が少ないことなどから「星降る夜」を体感できます。時期によっては、天の川を肉眼で見られることも。
海の色には“ハテルマブルー”という名前が付けられるほどです。八重山で最も美しいと言われる「北浜(にしはま)」は、吸い込まれそうなほど青く、ただ眺めているだけで幸せな気分に。ビーチには日陰が少ないので、レジャーシートと日傘を持参した方がよいでしょう。条件が揃えば、シュノーケリングでウミガメを見られることも。
島内のショップやレストランは、定休日ではないのに閉まっていることもありますので、軽食やお菓子など必要なものは事前にそろえておきましょう。
鳩間島(はとまじま)
石垣島から高速船で約40分。周囲約4kmの、歩いても1時間ほどで島一周できるほど小さな島です。ほとんど観光地化がされていないのため、昔懐かしい沖縄の情緒が今も感じらる、とてものどかな島です。野生のヤギも生息しているなど、ゆったりとした島時間が流れています。
鳩間港から徒歩3分の「前の浜」、鳩間港から徒歩10分ほどの「屋良浜(やらはま)」で、鳩間ブルーとよばれる瑠璃色の海を堪能しましょう。シュノーケリングではサンゴ礁が見どころです。
島のシンボル、純白の鳩間島灯台からは港を眼下に見下ろし、遠くに大きな西表島が見えます。お店が少ないので、飲み物や食べ物はなるべく持参して行く方が良いでしょう。
与那国島(よなぐにじま)
飛行機で石垣島から約30分、那覇から約1時間15分。沖縄の最西端で、つまり日本の最西端にある離島です。日本で最も遅く夕日が沈む島となります。台湾との距離はわずか110kmなので、晴れた日には遠目に眺めることができます。
島一周はおよそ24kmで、道は坂道などが多いのでレンタカーが便利。
8種類いる日本固有の在来馬の1つ「ヨナグニウマ(与那国馬)」が暮らしていて、島全体が牧場のようになっています。「東崎灯台」の岬の周辺は牧草地になっているため、与那国馬や牛などが放牧される姿が見られます。
「西崎(いりざき)」は、絶対外せない観光スポット。国境の海を望み、“日本最西端の碑”があります。運がよければ台湾の島影を見られることも。与那国島を一躍世に広めたのが、2003年と2006年に放送されたフジテレビ系のドラマ「Dr.コトー診療所」です。その撮影用に建てられたセットが有料で見学可能です。
黒島
石垣島から高速船で約25分。黒島は珊瑚礁が隆起してできた島で、島の輪郭がハートの形であることから、別名「ハートアイランド」とも呼ばれています。
島には、東筋集落(あがりすじしゅうらく)をはじめ、5つの集落があります。それ以外は、ほとんどが牧草地。島のあちらこちらにある壮大な牧草地で放し飼いする牛たちの光景は、黒島の大きな特徴のひとつです。牛やヤギ、鳥などと遭遇することも多く、ほっこりするとてものどかな雰囲気が広がっています。
また周辺には、日本最大のサンゴ礁海域「石西礁湖(せきせいしょうこ)」が広がっています。白い砂浜とエメラルドグリーンが美しい天然のロングビーチ「西の浜」は、ゆったりと過ごせてリフレッシュするには最適です。
石垣島のご当地グルメ
石垣牛
石垣島にはブランド牛「石垣牛」。八重山諸島、特に石垣島で生育される肉牛の総称で、黒毛和種であることと八重山郡内で一定期間以上の飼育期間があることが条件になっています。肉の旨みを味わい尽くせるステーキや焼き肉で食べるのがポピュラーです。その肉質は脂身が多くなくさっぱりとしていて、甘みのある味わいが特徴とされています。
手軽に味わうなら、石垣牛を使ったハンバーガーです。石垣牛のパテはとてもジューシーで、ハンバーガーの具材の一つというには勿体無いほどの食べ応えを誇っています。石垣牛とほぼ同じ環境で育ち、リーズナブルな「美崎牛」も近年人気です。
八重山そば
八重山地方で食されている沖縄そばのこと。本島の沖縄そばと違って、具材は細切りの豚肉やかまぼこが主流です。
沖縄本島のそばよりも細い丸麺の八重山そばは、ツルツルっとした滑らかな口当たり。豚骨ベースにカツオだしを合わせたスープは、あっさりとしながら奥深いコクがあり、毎日でも食べられる優しい味わいです。
トッピングの三枚肉(豚肉を煮込んだもの)は、細かく刻まれているのが大きなポイントです。唐辛子を泡盛に漬けこんだ、沖縄ならではのスパイス「コーレグース」を垂らして食すのが通と言われています。
オニササ
ささみフライとごはんが一体になったおにぎり「オニササ」。島特有のちょっと変わったご当地B級グルメ。ショーケースから好きなおにぎりを選び、マヨネーズなどで味付けしたささみフライを自分で合体させるという食べ物。ビニールの中で、ぎゅっと潰す感じで握ります。うまい具合に一体化したらできあがりです。
片手で食べられるササミフライ丼「オニササ」は、元祖の店といわれている「知念商会」が有名です。
ゆし豆腐
型に入れる前のおぼろ状の豆腐「ゆし豆腐」。島民の家庭でもよく食べられ、スーパーなどでも手に入ります。サトウキビ畑の真ん中にポツンと立つ「とうふの比嘉」が有名です。できたてふわふわの食感でやさしい味わいは、ヘルシーで朝食にも最適です。早朝6時半からの営業で売り切れ次第終了です。
石垣島への主要エリアからのアクセス・所要時間
飛行機で
東京から石垣島までは飛行機で約3時間、大阪からは約2時間25分です。乗り継ぎの場合、那覇空港での乗り換えとなります。直行便より本数が多いので、自分のプランに合わせてフライトを選びましょう。
新石垣空港までの所要時間
- 東京(羽田)から約2時間50分 (ANA、JTA/HAWAIIAN)
- 東京(成田)から約3時間30分(Peach)
- 名古屋(中部)から約2時間25分(ANA)
- 大阪(関西)から約2時間20分(Peach、ANA、JTA/HAWAIIAN)
- 福岡から約2時間(ANA)
- 沖縄(那覇)から約1時間(ANA、JTA、ANA/Solaseed Air、RAC)
- 宮古から約30分(RAC)
- 与那国から約35分(RAC)
RAC:琉球エアコミューター(本拠地:沖縄県)
Solaseed Air:ソラシドエア(本社:宮崎県)
JTA:日本トランスオーシャン航空(本拠地:沖縄県)
新石垣空港・石垣港離島ターミナルを紹介
新石垣空港(南ぬ島(ぱいぬしま)石垣空港)
市街地までは車で約30分、八重山諸島へのアクセス拠点で2013年3月に新設されました。LCCの就航路線も増え、ますます利便性が高まっています。1階到着ロビー中央には大きな水槽があり、たくさんのお魚が泳いでいて、まるで小さな水族館のよう。南国らしい雰囲気が漂います。
新石垣空港のマスコットキャラクター「ぱいーぐる」は、石垣島・八重山諸島に生息する特別天然記念物「カンムリワシ」をモチーフにしています。
石垣島の特産品を活かしたお土産品が多彩に揃っているので、お帰りの際には早めに空港へ向かうといいでしょう。
国内線
- 東京(羽田):約2時間50分
- 東京(成田):約3時間30分
- 名古屋(中部):約2時間25分
- 大阪(関西):約2時間20分
- 福岡:約2時間
- 沖縄(那覇):約1時間
- 宮古:約30分
- 与那国:約35分
国際線は、香港(HK express)、台北(JAL、CHINA AIRLINES)の2路線を運行しています。
石垣港離島ターミナル
八重山離島の玄関口。石垣島と離島を結ぶアクセス拠点です。市街中心地にあり、アクセスしやすい場所にあります。またターミナル内はとても広く、各船会社デスクの他におみやげコーナーなどが充実しており、時期によっては地元産マンゴーやフルーツなどもここで安く手に入ります。
乗船の流れは、船会社のカウンターでチケットを購入します。原則として予約不要です。出港時間まで待合室で過ごし、10分前くらいになったら、桟橋に出て高速船に乗り込みます。桟橋前には、石垣島出身の元ボクサー・具志堅用高の銅像があります。
石垣島の年間イベント情報
1月
石垣島マラソン大会
毎年1月の第4日曜日に開催されるマラソン大会。石垣市中央運動公園を発着点に、フル(42.195km)、24km、10kmの3コースがあります。石垣島の海と山の両方の大自然を楽しみながら走れることで人気です。
2月
千葉ロッテマリーンズ春季キャンプ
野球ファンなら必見のプロ野球チーム「千葉ロッテマリーンズ」のキャンプ。2月上旬から中旬にかけ、「石垣市中央運動公園野球場」にて行われ、県外からもファンが訪れます。各メディアも取材に訪れ、島はプロ野球ムード一色に。キャンプならではの練習風景や選手達を間近に見られる機会です。
黒島牛祭り【黒島】
毎年2月の最終日曜日に行われる牛祭りは、畜産の島ならではの島民あげての大きな手作りイベント。多彩な牛料理が堪能できます。参加型ゲームやライブもあり、抽選会での1等は牛1頭が当たることで盛り上がります。
3月
八重山の海開き
毎年、八重山の3市町(石垣市・竹富町・与那国町)で順番に開催されるので、毎回会場となる島が変わります。海の安全祈願を行った後、ミス八重山の発表や、ビーチサイドではビーチ宝探しやミニサバニ体験などの参加型プログラムも行なわれます。3月はまだ水温が低いので海水浴は難しく、ウェットスーツを着用するマリンスポーツがおすすめです。
4月
石垣島トライアスロン大会
全国から参加者が集まる石垣島トライアスロン大会。石垣島の美しい海と街中の両方を楽しめるよう構成されていて、人気のイベントです。
5月
鳩間島音楽祭【鳩間島】
毎年5月のゴールデンウィーク中に行われる音楽イベント。伝統芸能・民謡・ボサノバ・ラテン・サンバ・フォークなど幅広い音楽ジャンルが披露されます。
のんびりとした鳩間島の雰囲気の中、泡盛飲みながらグルクンを食べて、歌って踊ってみんなで盛り上がれるアットホームなイベントです。唄の島とも呼ばれる鳩間島ならではの催しです。
6月
海神祭(かいじんさい)・ハーリー
毎年旧暦の5月4日に行われる豊漁を祈願する海人の伝統行事。「ハーリー船」で行う競漕で、明治時代に沖縄本島から伝わりました。御願ハーリー、転覆ハーリー、上りハーリーなどで競います。ハーリーの鉦が鳴ったら梅雨が明けると言い伝えられています。石垣市爬龍船競漕大会(はりゅううせんきょうそうたいかい)では、漁民だけでなく、職域対抗レースやマドンナハーリーなどもあります。
7月
オリオンビアフェスト
毎年7月の第2土曜日あたりに「新栄公園」で開催されています。沖縄の老舗ビールメーカー「オリオンビール」が主催し、島のグルメや北海道からの露店も出店していたりと多彩な食とライブが楽しめるビアフェスです。入場無料です。石垣島の他、宮古島、沖縄、台北でも行われます。
石垣港みなとまつり
毎年海の日の前後に行われ、港の役割を知ってもらうことを目的としています。「小型ヨット試乗体験」や「ふれあい水族館」などといった様々な店舗が出店するお祭りで子供から大人まで楽しめます。打ち上げ花火も予定されています。石垣港離島ターミナル付近でのイベントの為、島民だけでなく観光客も参加しやすいイベントです。
8月
豊年祭(プーリィ)
旧暦6~7月頃に八重山各所で行われます。穀物の収穫を無事に終えたことを神に報告し来年の豊作を祈願する伝統行事。国選定無形民俗文化財のお祭りです。
- 石垣島四ヶ字(しかあざ)の豊年祭(プーリィ)
石垣島の四ヶ字と呼ばれる4地区(登野城・大川・石垣・新川)で旧暦6月に2日間行われます。初日は各字にある御嶽で行われるその年の収穫物への感謝儀礼で、御嶽(オン)で行うことからオンプーリィ(オンプール)、2日目は新川にある真乙姥御嶽(まいつばおたけ)で行われる翌年の豊年を願う予祝儀礼で、村をあげて行うことからムラプーリィ(ムラプール)といいます。全長60mにもなる大綱引きで祭りは千秋楽を迎えます。多くの観衆、熱気で暑い夏がさらに熱くなります。
南の島の星まつり
旧暦7月7日前後に開催。石垣島一斉ライトダウンをして天の川を鑑賞したり、「夕涼みライブ」や「星空講演会」などといったイベントを開催します。全天にある88星座のうち、84を見ることができる「星の島」の星空を存分に堪能できます。
11月
石垣島まつり
毎年11月の最初の土日に「新栄公園」で行われ、島最大のイベントともあり毎年2日間で約5万人以上が訪れます。昼から様々な舞台イベントやご当地グルメが楽しめる屋台に姉妹都市の特産品ブースや野菜の直売といった様々なブースが立ち並びます。
また、市街地の沿道では「市民大パレード」として子供たちの踊りや伝統の「旗頭(はたがしら)」などといった華やかな催しもあります。
12月
石垣島やきもの祭り
2019年で10回目の開催となった、毎年12月に行われている大人気の陶器市です。石垣島内の12の窯元と西表島、竹富、与那国の窯元が出店。石垣島らしい色彩のカラフルで可愛い焼き物からナチュラルな陶芸品まで様々な焼き物が集まります。
2日間行われますが、2日目だと既に売り切れていたり品数が減っているので、お目当てのものがある方は初日に行くことをおすすめします。
石垣島観光の移動手段
石垣島には電車はありません。公共交通機関であれば、バスやタクシーとなります。また、自分のペースで回ることができるレンタカーもおすすめです。
車
人数に合わせて好みの車種で移動ができるレンタカー。また、島には信号機が少なく、運転しやすいのが特徴です。地図上では、小さい島のように見えますが、実際移動するとなると結構時間がかかります。
また暑さが厳しいので、特に小さいお子様がいたりする場合は、快適に観光できるでしょう。ちょっと穴場の食事処なんていう場合は、車でのアクセスが断然便利です。
また、別の離島へ行く場合は、「石垣港離島ターミナル」の駐車場を利用すると良いでしょう。
バス
移動にはあまりお金をかけたくない、というのであればバスがおすすめです。路線や時間は限定されますが、気軽に利用できます。
1日フリーパス(1,000円)、5日間フリーパス(2,000円)があり、バス移動メインなのであれば断然お得です。また、空港からバスに乗る際に時刻表やクーポンなどもらえるのでチェックしておきましょう。
タクシー
免許を持っていない、もしくは、見知らぬ土地を運転することに抵抗がある人におすすめです。また、予め観光ルートを決めてくれる観光タクシーも便利です。
そのほか、天候が良ければ、レンタルバイク、レンタルサイクルもおすすめです。島の空気を全身で浴びながら、より地元に近づけたような感覚を覚えます。
お得なフリーチケット
アイランドホッピングパス
八重山諸島をめぐるのに最適なパスで、安栄観光から販売されているフリーパスです。
3日間から5日間まで選べそれぞれ料金が設定されています。ただ、波照間島のみはこのフリーパスに含まれていませんので、ご注意ください。波照間島にも行きたい場合はもう1種類のフリーパスが必要になります。
石垣港離島ターミナル内の安栄観光カウンターのみでの販売となります。3つの日数&2つのタイプから自分の旅にピッタリのパスを選びましょう。
【詳細】安栄観光:https://www.aneikankou.co.jp/articles/detail/28
ドリームパス
石垣島ドリーム観光から販売されているフリーパスです。2日間から4日間まで選ぶことができます。料金は4日間の場合だと、大人 4,500円、小人2,250円となっています。石垣島ドリーム観光のフェリーなら何度でも乗り放題になりお得です。またレンタサイクル10%OFFなどの特典も多く付けられています。
【詳細】石垣島ドリーム観光:https://ishigaki-dream.co.jp/
かりゆし周遊券
八重山観光から販売されているフリーパスです。連続した3日間と4日間利用の2種類があり、3日間の場合は、大人 5,800円、小人 2,900円。4日間の場合は、大人 6,800円、小人 3,400円となっています。八重山観光が運航するフェリーがすべて乗り放題となります。石垣島を経由せずに離島間同士での行き来も可能です。
【詳細】八重山観光フェリー:https://www.yaeyama.co.jp/service.html
石垣島のおすすめ旅行プラン10選
よくある質問Q&A
飛行機でどのくらいかかりますか?
離島の石垣島へは、飛行機でのアクセスがメインとなります。島には「新石垣空港」がありますが、直行便だと離発着便が限定されるため、一度、沖縄の那覇空港で乗り換えて乗り継ぎする方法も選べます。
新石垣空港までの所要時間
- 東京(羽田)から約2時間50分
- 東京(成田)から約3時間30分
- 名古屋(中部)から約2時間25分
- 大阪(関西)から約2時間20分
- 福岡 約2時間
- 沖縄(那覇)から約1時間
- 宮古から約30分
- 与那国から約35分
石垣島の気候はどうですか?
平均気温は24度ほどと暖かく、また黒潮の影響で気温変化も小さいのが特徴です。一年を通してマリンスポーツやエコツーリズム、トレッキングが楽しめるスポットが多数あります。
海開きは3〜4月で、半袖で過ごせますが肌寒い日もあります。ビーチを堪能するなら、5〜9月が絶好の気候です。しかしながら、台風到来シーズンでもあるので注意が必要です。また、日差しが強いので紫外線対策は必須です。
何泊くらいが最も楽しめるでしょうか?
石垣島をメインとした観光で、3泊4日がおすすめです。西表島や竹富島など行ってみたい島には、最低でも1日の日程を確保しましょう。また、波照間島など星空を堪能するなら宿泊するのも良いでしょう。
旅の楽しみの一つ、ご当地グルメ。人気店は混雑することもあります。また、カーナビがうまく反応しないエリアもありますので、時間に余裕をもって行動することをおすすめします。
観光をする際、気をつけることはありますか?
移動には何かと便利な車が断然おすすめです。郊外であれば、信号機の数も少なく道も広いので運転しやすいです。ただ、カーナビが的確に反応しない場合もありますので、事前に住所や連絡先などをチェックしておいたほうが安心でしょう。特に、夜は街灯も少ないので、見知らぬ土地では迷ってしまうこともあります。
多少の雨であれば、アクティビティは問題ない場合が多いですが、荒天時であれば室内で行う島カルチャー体験がおすすめです。