明治神宮で気をつけなければいけないマナーはありますか?
明治神宮で気を付けるべきマナーは、他の一般神社を参拝する時とほとんど変わりません。ただ初詣は非常に混雑するため、他の参拝客の迷惑にならないよう気を付けましょう。きちんと列に並んだり、道に広がったりしないことが大切です。
また明治神宮は自然豊かで敷地も広いですが、公園のように運動をしたり犬の散歩をすることは許されていません。境内では式や祭典が開かれることが度々あるため、そういったイベントの邪魔にならないよう注意してください。
明治神宮での禁忌はありますか?
禁忌というほどではありませんが、明治神宮では参拝をする時に注意すべき点がいくつかあります。まずは入口の鳥居ですが、鳥居をくぐる前に一礼するのを忘れないようにしましょう。神様に挨拶をせず足を踏み入れるのは、失礼な行為にあたります。
また、賽銭を入れる時は遠くから勢いよく放り投げないなど、一般的なマナーに留意することを忘れてはいけません。これといった大きな禁忌はありませんが、常識的な範囲で行動し参拝を楽しむようにしてください。
明治神宮での参拝方法を教えてください
まずは鳥居の前で一礼をし、参道に向かいます。参道は中央を歩かないように気をつけ、左右どちらかに寄って歩くようにしてください。参道の中央は神様の通り道のため、中央を歩くことは無礼にあたります。
本殿に到着した後は、拝礼をする前に手水で手を清めます。左手を清めた後は右手を、そして次は左に水を汲み、その水で口をすすぐようにしてください。口をすすいだ後は、最後にまた左手を清めて終わりです。拝礼の際には、帽子やサングラスを外します。まずは賽銭を入れます。その後二礼二拍手一礼の作法で拝礼し、会釈をしてから退きます。これが明治神宮の一通りの参拝の流れです。
明治神宮を参拝するとどんなご利益がありますか?
明治神宮は都内有数のパワースポットとしても知られるため、ただ参拝するだけでなくご利益を目当てに訪れる人も多くいます。たとえばご神木の夫婦楠は、夫婦円満のご利益があると有名。夫婦仲だけでなく、恋愛運をアップさせるとも評判です。
他にも清正井は、運気を全体的にアップさせる力があると言われています。清正井はメディアでも何度か取り上げられ話題になり、井戸の写真を携帯の待ち受け画面に設定している人もいるほど。神秘的な雰囲気の明治神宮では、ただ敷地内を散歩しているだけでスピリチュアルな空気を感じられるでしょう。
明治神宮のお宮参りで気を付けることを教えてください
明治神宮のお宮参りは予約不要ですので、事前に連絡をする必要はありません。ただ、時期によっては人が多く待ち時間が発生するため、心配な場合はあらかじめ明治神宮へ混雑状況を確認しておくと良いでしょう。
初穂料は10,000円がかかるため、お金の準備を忘れずにしておいてください。10,000円で、神札と撤下神饌(てっかしんせん)、明治神宮特製のお喰い初め膳をもらうことができます。もし熨斗袋(のしぶくろ)を使うのであれば、熨斗袋に「初穂料」と赤ちゃんの「姓名」を書くようにしてください。
明治神宮で七五三は予約が必要ですか?また、衣装をレンタルすることは可能ですか?
明治神宮の七五三は予約が不要で、9時から16時20分の間で当日受付をしています。その時間帯に合わせて、神楽殿へ足を運ぶようにしてください。衣装は持参しても問題ないですが、明治神宮が提供している「レンタル衣装プラン」を活用することも可能です。
女児に限ってはプランの中に化粧も含まれているので、自宅で化粧をする余裕がない時は利用すると良いでしょう。また子供の衣装だけでなく、親御向けの衣装もレンタルが可能です。
厄年でなくても厄払いはできますか?料金はいくらですか?
明治神宮では、9時から16時の間に約30分おきに厄払いがおこなわれています。当日受付で問題ないので、明治神宮に到着した後は神楽殿で受付を済ませるようにしましょう。厄払いは厄年に関係なくできるため、「最近悪いことが続く」と心配な人は儀式を受けると良いかもしれません。
初穂料は、5,000円、10,000円、30,000円の3タイプに分かれています。最も安い5,000円を支払ったからといって厄払いが不十分だなんてことはないので、予算に余裕のある範囲で初穂料を納めるようにしましょう。
明治神宮ではどんな御祈願ができますか?
お宮参りや七五三、厄払いの他にも明治神宮では様々な御祈願があります。たとえば新しく車を購入した人は、交通安全の御祈願を受けると良いかもしれません。事故が起きないようにと、車のお祓いをしてくれます。その他にも学校の入学や卒業、結婚、還暦など人生の節目節目で神様にご挨拶をすることで、これからのさらなる活躍を御祈願することが可能です。
明治神宮には御朱印はありますか?
明治神宮の御朱印は境内にある「神楽殿」にて授与されています。
御朱印の種類などを解説したコラムはこちら
明治神宮にはお守りはありますか?
明治神宮では種類豊富なお守りが授与されています。特に明治神宮らしさを感じられるお守りは開運木鈴「こだま」です。これは境内にある、風雨や寿命で折れた木の枝を使ったもの。その他にも多くのお守りが授与されています。
お守りの販売場所などを解説したコラムはこちら
明治神宮にはおみくじはありますか?
明治神宮では、「大御心(おおみごころ)」という独自のおみくじを採用しています。おみくじには吉凶が書かれているのではなく、明治天皇により作られた詩や歌に解説文がつけられたものが書かれています。明治天皇からのお告げのような意味合いがあるとも言えるでしょう。
おみくじの販売場所などを解説したコラムはこちら
明治神宮には絵馬はありますか?
本殿向かって右側に祈願絵馬を記入する場所があります。絵馬はお守りの授与所ににて販売されていますのでまずはそこで購入してから願いを記入しましょう。
明治神宮にはトイレはありますか?
明治神宮敷地内には合計6ヵ所トイレがあり、うち2ヵ所には多目的トイレが設置されています。トイレ内も非常に綺麗で安心して利用できます。
明治神宮には食事をする場所はありますか?
明治神宮内には軽食を食べられるカフェやレストランがあります。
杜のテラス
原宿口の鳥居前にあり、ドリンクとサンドイッチなどの軽食が食べられます。
フォレストテラス
南参道右側にある円形状の建物です。建物内には初宮詣やお食い初め、七五三などの記念行事にも利用できる「レストラン よよぎ」、麺類やご飯ものが食べられるフードコート「NOODLE & RICE BOWL」、ドリンクやサンドイッチが販売されている「CAFÉ 杜のテラス2nd」があります。それぞれの店舗にはテラス席もあり、気候がいい季節には外で食べるのも良さそうです。
明治神宮周辺に観光スポットはありますか?
明治神宮のある東京都渋谷区は、多くの観光スポットが集結したエリアです。自然豊かな代々木公園やショッピングにピッタリの渋谷の街など、明治神宮から徒歩で行ける距離に魅力的なスポットがたくさんあります。原宿駅が最寄り駅になるため、参拝が終わった後は竹下通りや表参道で食事をするのも良いでしょう。
明治神宮の楽しみ方コラム
明治神宮のおでかけをもっと楽しめる情報が満載です。