LA旅行は何泊がベスト?
ロサンゼルスの主要人気観光地を巡るには、最低でも2日間が必要です。それぞれの観光名所は離れた場所にあり、移動するだけでも時間がかかります。3日間以上であればレンタカーがあるととても便利です。日本のように交通の便もよくないため、人気スポットをスケジュールに沿って巡る観光ツアーを上手く利用するのもオススメです。
ロサンゼルスには見どころがたくさんあるので、5,6日間あれば、人気観光地からショッピング、テーマパークまで十分に満喫できます。フライトが約9〜10時間かかり、日本との時差もあるため、3泊5日や4泊6日という機中泊を含めたパターンになることもあります。そのため、1週間も休暇を取るのは難しいという方に最適なプランは3泊4日です。ぜひ参考にしてみてください。
現金の準備
現金を使う場面としては、主に、チップや地元のファーマーズマーケットへ行く場合、公共交通機関のバスやメトロを利用する場合くらいです。
チップはホテルのルームサービスを利用した際、レストランで食事をした場合、タクシーやUber/Lyftを利用した場合などがあります。そのため、大きな額の100ドル札よりも20ドル、10ドル、5ドル、1ドルといった小さな額のほうが何かと使いやすいです。
現金を引き出すATMもありますが、取引手数料や換算レートによっては損してしまう場合もあるので、使う分だけ現金を用意しておくことをお勧めします。
2泊3日であれば3万円(300ドル)、5泊6日であれば(500ドル)ほどあれば十分です。たくさんの現金を持つことは、逆に危険ですので、お財布には200ドル分くらいを持っていれば、困ることはありません。
基本、ロサンゼルスでは、どこでもクレジットカードを利用することができます。主に、VISAやMastercardはどこでも使えますが、JCBやAmerican Expressは使えない場合があることだけ、覚えておきましょう。レストランやショッピングはほとんどのお店でカードを利用できます。
チップもクレジットカードと一緒に支払うことができます。3ドルほどのコーヒーを注文するだけでもカードを使って購入することが多いです。そのため、たくさんの現金を持つよりかは、海外で使えるクレジットカードを発行したり、カードの上限を上げておいたり、海外で利用した際に発生する取引手数料がないカードを準備しておくと安心です。
両替はロサンゼルス空港や市内の両替所で可能ですが、アメリカドルの場合、日本で両替するほうがレートが良い場合が多いです。そのため、日本の銀行や外貨両替所で済ませておくのがベストです。
日本で両替する場合、日本語で対応してもらえるので英語が苦手な方でも安心です。万が一、現地で両替をしたい場合は、ロサンゼルスのダウンタウンにある両替所(Foreing Currency Express)やハリウッド、ビバリーヒルズにも支店がある(LA Currency)が海外旅行者に人気です。
3泊4日モデルプラン、コース
定番観光スポットをゆっくり回ることができるのでお勧めです。
1日目
ベニスビーチ、サンタモニカを観光します。正午ごろ、直行便でロサンゼルス空港到着。移動は配車サービスのUberやLyftかレンタカーが便利です。ホテルは観光に便利で治安も良く安心なサンタモニカがおススメです。中心地に近いホテルは1泊$150くらいが相場です。
宿泊費を安く抑えるにはシェアや個室が選べるairbnbもあり、$100以下で泊まれる物件もあります。移動時間は約30分($50程度)ホテルのチェックイン可能な時間より前に到着なので、大きい荷物はホテルのフロントに預けて、まずはサンタモニカビーチへ。
サンタモニカ・ピアには映画「フォレスト・ガンプ」に出てくるレストラン「ババ・ガンプ・シュリンプ」があり、シーフードを味わえます。ルート66の終点地でもあるサンタモニカ・ピアには記念撮影できる標識や家族で楽しめる遊園地もあります。入場料は無料ですが、アトラクションはチケット購入すると乗ることが出来ます。
ピアから徒歩5分くらいにあるサード・ストリート・プロムナードは、おしゃれなカフェやレストランをはじめ、アパレル、コスメ、雑貨などが立ち並ぶショッピング通りがあります。ここで少し休憩を取ったあと、ベニスビーチへ。
サンタモニカビーチの南側に位置するベニスビーチは、サンタモニカから徒歩で30分ほど。ローカルサーファーやスケーターが集まるベニスビーチは、アメカジ、ボヘミアン系のセレクトショップや古着屋さんが多いのが特徴です。ビーチ沿いには、アパレル、お土産屋さんが立ち並んでいるので、ぶらぶらとお散歩するのもよいです。ビーチにはスケートパークやバスケットコート、バレーボールコートがあり活気があふれています。
徒歩10分ほどでアボットキニーという通りがあります。かわいいカフェがあるので、ここで少し休憩。インスタ映えするお洒落な壁アートもあるので、写真撮影も忘れずに。日が沈む前にサンタモニカにもどり、ロサンゼルスの海を満喫しながら真っ赤に染まる綺麗な夕日を見ましょう。ビーチ近くの通りにはアメリカン、メキシカン、創作料理、お寿司など様々なレストランがあるので、気分にあわせて夕飯を選べます。
2日目
ハリウッドとビバリーヒルズ観光へ出かけます。まずはハリウッドを観光。移動時間は約40分($45程度)ハリウッド映画に関連した観光施設があり、半日ほど楽しめます。チャイニーズシアターの前にはハリウッドスターの手形・足形・サインがたくさんあるので大好きなスターの名前を探して記念撮影。
また、著名人の名前が彫られた星形プレートもウォークオブフェイムも見どころです。ハリウッド・ハイランド内にある店舗のカリフォルニア・ピザ・キッチンではハリウッドサインを見ながらカリフォルニアスタイルのピザが食べられます。
次にビバリーヒルズへ移動。移動時間は約30分($20程度)高級ブランド店が立ち並ぶロデオドライブは、テレビドラマや映画の舞台にもなった場所でセレブな気分が味わえます。観光時間は約2時間ほどです。
夜は高級感漂うロデオドライブでお食事か、プライムリブ専門店のローリーズ・ザ・プライムリブもおススメです。本場の店舗では大きなプライムリブの塊を目の前で好きな大きさにカットしてもらえます。
日が暮れたあとは、高台からロサンゼルスの夜景を楽しめるグリフィス天文台へ。移動時間は約40分($30程度)。日中とは違ったハリウッドサインやダウンタウンの夜景は最高です。
3日目
ロサンゼルス市内観光ならダウンタウンへ、テーマパーク好きならユニバーサルスタジオやディズニーランドへ。レンタカーがあれば、少し遠出してパームスプリング、ジョシュアツリー、サルベーションマウンテン観光も可能です。目的に合わせて最後の一日のプランを決めましょう。
4日目
日中出発の帰国便であれば、ロサンゼルス空港へ。フライトまで時間があれば、お土産を購入したり、観光しきれなかった場所へもう一度立ち寄るのもありです。
少し足を伸ばして楽しみたい方
少し足を伸ばしてみたい方やロサンゼルスには何度か観光したことがある方は、国立公園に行くのがお勧めです。ロサンゼルスから移動の距離があるので、レンタカーを借りましょう。車で行ける国立公園は4つあります。
ジョシュアツリー国立公園へは、車で約3時間。デスバレー国立公園へは車で5時間。セコイヤ・キングスキャニオン国立公園へは車で4時間。ヨセミテ国立公園へは車で約8時間。大自然を楽しめるサンペドロ港やロングビーチ港からフェリーに乗って行くカタリナ島もおススメです。
そんなに時間がとれない!という方
2泊3日でも人気の観光スポットを巡りたいという方は、3泊4日のモデルコースを駆け足で回るプランになります。3日目は、日中出発の帰国便であれば、ロサンゼルス空港へ移動になりますが、フライトまでの時間があるようでしたら、ロサンゼルスのダウンタウンを観光できます。
ザ・ブロードでの美術鑑賞は、ポップな現代アートが楽しめます。入場無料ですが、事前にオンラインでチケットを入手しておきましょう。鑑賞時間は約2時間くらいです。
まとめ
ロサンゼルスは観光スポットがたくさんあり、目的にあわせて様々な楽しみ方ができるのが魅力です。外せないポイントを押さえて旅行の計画を立てれば、 短い滞在期間でも十分に楽しめます。都心から大自然まで全部が揃ったロサンゼルスなので、 一回だけでなく何度も訪れる観光客が多いです。