上海の気温と降水量について
上海は鹿児島とほぼ同緯度で、気候は東京と同じです。夏場の蒸し暑い日は40度を超える日もあります。冬場は氷点下を下回ることもありますが、基本的には10℃前後なので、北京のようにものすごく寒いというわけではありません。降水量はは6月〜9月にかけて多くなります。夏はとにかく湿気が多く、体に熱がこもるので、体力の消耗が激しいです。一方、冬場は夏場に比べて、降水量が少なく雪もそれほど降ることはありません。
上海の季節と気候の特徴
亜熱帯気候に属する上海は、日本と同じように四季があり東京の気候とよく似ています。春は暖かく、夏は高温多湿で蒸し暑い日が続きます。秋になるとだんだん涼しくなり、冬はシベリアから寒気が吹き込むため、寒くはなりますが、雪はそれほど降ることはありません。また、6月上旬〜7月上旬にかけて梅雨となり、8月下旬〜9月中旬ころまでは台風シーズンとなります。こう見ると上海の気候と東京の気候はとても似ていますね!
春3月〜5月
3月上旬は少し肌寒い日もありますが、暖かく穏やかな気候でとても過ごしやすいです。『江南の春(長江以南の地方の春)』という言葉があるように年間で最も美しい季節です。桃の花は春の上海ではとても有名です。
夏6月〜8月
時には40度を超える暑さになることも。雨も多くなり高温多湿です。
秋9月〜11月
9月中旬まで台風シーズンではありますが、比較的天気も安定しており過ごしやすい時期になります。
冬12月〜2月
シベリアからの寒気が吹き込むと、氷点下になる日も。ただし、冬場は降水量が少ないので雪はほとんど降りません。
上海旅行の服装
上記でもお話しした通り、上海と東京はとても気候が似ており、基本的には日本で過ごすような服装で問題ありません。
春3月〜5月
4月中旬ごろまでは、長袖のカーディガンやジャケットがあるとベター。3月はまだ肌寒いので、薄手のコートでも大丈夫です。5月に入ると一気に夏の気温に近づくので、半袖で過ごすと良いでしょう。
夏6月〜8月
夏は降水量が多いので、折り畳み傘があると便利です。夏場は高温多湿ですが、上海は室内の冷房がガンガンに効いているので、冷房対策としてカーディガンなどの羽織ものがあると安心です。
秋9月〜11月
秋は東京と同じで長袖や薄手のニットなどが良いでしょう。朝晩は冷えるのでジャケットなどがあると重宝します。
冬12月〜2月
冬は厚手のコートや手袋、マフラーなどで防寒対策するのが良いです。足元は冷えるのでブーツなどがベター。
上海旅行のベストシーズンと、オススメの観光地
上海旅行のベストシーズンは、比較的降水量も少なく過ごしやすい気候の春と秋です。初めて上海を旅行する方には、この時期がオススメです。逆に何度も上海に訪れて慣れている上級者の方には、季節ごとのオススメの観光地をご紹介します。
春3月〜5月
- 上海ディズニーランド(園内には様々な植物が咲いており歩いているだけでも楽しいです。また、イースターなどのシーズンイベントに合わせていくのも◎)
- 豫園(上海を代表する庭園は春に訪れるのをお勧めします。緑いっぱいのお庭にきっと癒されるはず。)
夏6月〜8月
- 太陽島(バリ島に来たかのような、素敵な時間を過ごせます。)
- 黄浦江遊覧(海辺を夜景クルーズできます。夏場のクルーズは涼しくてお勧めです。凍えてしまうので、間違っても冬には行かないでください笑。)
秋9月〜11月
- 武康路(イチョウの並木道がとてもきれいです。フランス租界に残っている建物とマッチして、お散歩が楽しい時期です。)
- 上海蟹(10月〜12月が上海蟹の美味しい時期です。)
冬12月〜2月
- 火鍋巡り(寒い日にあったかい火鍋を食べるのは最高です!)
- 浦東地区(クリスマスの時期はイルミネーションがとっても綺麗)
- 新天地(クリスマスの時期には大きなクリスマスツリーが広場に飾ってあります。上海人のようにクリスマスディナーに訪れるのもオススメです。)
上海の航空券セールス時期
上海行き往復航空券の安い時期は11月・高い時期は8月で、上海は日本と同じく四季の変化があり、訪問する季節によって異なる魅力のある都市です。 年間を通して旅行に適していますが、日本と同じく6月から7月にかけては梅雨があり、また夏は蒸し暑いのが特徴。
上海のイベント
春節特別花火(1月〜2月)
旧暦の新年を祝う春節は、日本の正月と同様、中国最大の行事である。
上海国際芸術祭(8月15日(中秋節))
中秋の名月を愛でる日。中国国内で比較的重要な伝統行事で、月餅という中国風のお菓子を食べながら一家団欒を楽しむ。
上海のビーチスポット
上海黄河佘山索菲特大酒店/ソフィテルシャーシャン上海ホテル(人工ビーチ)
まとめ
上海観光のベストシーズンについてお話しました。どの時期に旅行するのかお悩みの方も、旅行前にぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。長文になりましたが、最後まで読んで下さりありがとうございます。