過ごしやすいのは春と秋
一年中、温暖が続き安定した気候のロサンゼルス。基本的に、ほとんど雨も降らず、湿気もなく快適に過ごせます。海沿いの地中海気候と郊外の砂漠気候の両方の影響を受けているので、乾燥と強い紫外線による日焼け対策が必要です。四季を感じさせるような変化があまりないのが特徴です。
年間の平均最高気温は25度〜26度で、平均最低気温は15度〜16度ほど。そんな気候によるストレスがないロサンゼルスの観光に適している時期は4月〜6月と、9月〜11月です。この時期は、サマータイムに切り替わるので、日照時間が長く、活動範囲も広げられます。平均気温は、18度〜20度です。3月中旬から11月初旬まではサマータイムに切り替わるので、日照時間が長くなり、夜7時頃でも外は明るいです。
特徴としては、昼と夜の寒暖差が激しい場合があります。また、前日は冷え込んだにも関わらず、翌日は半袖で過ごせる温暖な日があったりと、服装の判断に悩むことも。そのため、気温差の変化に対応できるよう、カジュアルな服装にカーディガンやパーカーなどの羽織りものを用意しておくことをお勧めします。
日中は日差しが強いので、帽子やサングラスは準備しておきましょう。冬以外の雨量は、ほぼゼロに等しいので、傘の持ち込みは不要です。
航空券が安い時期はいつ?
航空券の安い時期と高い時期を知っておくだけで、お得に海外旅行ができちゃいますよね。ロサンゼルス行きの航空券が最も安い時期は、GW期間の前や10月〜11月になります。逆に、夏休みの8月やGW、年末年始などの長期休暇がある時期は、旅行者も増えるため航空券が高くなります。
成田空港や羽田空港から直行便があるロサンゼルスは、乗り継ぎの心配無用で海外旅行へのハードルはそう高くはないはず。約9〜10時間ほどのフライト時間なので、余裕を持って旅行期間を決めたいですね。
航空券をお得に購入する方法としては出発直前よりも、余裕を持って2〜3ヵ月前に予約をした方が安くなります。また、日系の航空会社よりも、アメリカ系のエアラインの方が安い場合があるので、航空券の値段を比較する際はチェックしてみてくださいね。
目的別のベストシーズン
ショッピング
旅行するなら、ショッピングも満喫したいという方にお勧めの時期が11月。ロサンゼルスだけでなく、アメリカ全体で、セールシーズンは11月終わりのサンクスギビング明けからクリスマスまでの約1ヵ月です。この時期を、アメリカではホリデーシーズンといい、ショッピングモールやアウトレットなどのほとんどのお店でセールをします。
通常価格の30%〜50%オフや、Buy One Get One Free (2つ買うと2つ目は無料)で販売していたりします。この時期は、巨大なクリスマスツリーが飾られているので、ホリデー気分を満喫できるのも楽しみの一つです。
イベントーMBLやNBA、ロサンゼルスマラソン、アニメエクスポ
MBLやNBAのスポーツ観戦を目的として観光にくる旅行者も多いのがロサンゼルス。野球、バスケットボール、アメリカンフットボール、アイスホッケーはアメリカでも人気のあるスポーツです。ロサンゼルスはホームスタジアムがあるドジャースとエンジェルスの本拠地です。4月初めから9月下旬はレギュラーシーズンです。また、NBAのシーズンは10月から4月です。ロサンゼルスは、クリッパーズとレイカーズの本拠地でもあります。
アメリカ西海岸最大のマラソン大会が、3月下旬に行われるロサンゼルスマラソン。ロサンゼルスのオリンピックをきっかけに始まりました。ドジャーススタジアムからスタートし、ハリウッド、ウエストハリウッド、ビバリーヒルズなどの主要な観光スポットを通り、サンタモニカのビーチでゴールするコースです。制限時間6時間半のフルマラソン。ナンバーカードに大きな文字で名前を入れられるサービスがあり、思い出になること間違いなしのイベントです。
毎年、独立記念日(7月4日)前後に行われる4日間のアニメ・エクスポは熱心な日本ポップカルチャーファンが集まる最大のアニメイベントです。ロサンゼルスコンベンションセンターで行われるイベントでは、最新のアニメ映画、テレビシリーズ、ファッション、ビデオゲーム、漫画、音楽コンサート、展示など見どころ満載です。クオリティの高い来場者のコスプレも魅力の一つ。アニメが好きだったり、詳しい人は、より楽しめることでしょう。
この時期は避けた方がいいかも!NGシーズン
1年中、天気が良いので、旅行のオンシーズンやオフシーズンはほぼないのですが、雨が多い12月下旬から2月は避けた方がいいかもしれません。特に年末年始の時期は、航空券やホテル代も値上がりしたりと、普段の旅行よりも数倍の予算になることもあります。
まとめ
眩しい太陽と青空が広がり、カラッとした快晴が特徴のロサンゼルス。1年間のうち90%が晴れていると言われています。乾燥しやすいので、水分補給することと、日中の日差しはとても強いので、サングラスや帽子、日焼け止めを塗るなどの紫外線対策が必要です。日傘をさしている人はいません。
場所や時間帯によって、温度差があるのでカジュアルな服装ですと、どの季節でも快適に過ごせます。ショッピングモールやスーパーでは、冷房が強いので、暑い夏の時期でも羽織れるカーディガンを用意しておくことをお勧めします。目的に合わせて観光時期を決めると良いですが、どの時期を選んだとしても、余裕を持って数ヵ月前には旅行プランを立てるようにするとお得に旅行できます。