ウィズ原宿(WITH HARAJYUKU)ってどんなところ?
2020年6月にオープンしたWITH HARAJUKU(ウィズ原宿)は、原宿駅、明治神宮前<原宿>駅からそれぞれ徒歩約1分というアクセスの良さが魅力の新しい商業施設。「未来を紡ぐ“たまり場”」をコンセプトに、全16店舗のショップ&レストランが集まる居心地の良い空間がつくられています。
原宿といえば若者文化の中心地とも呼ばれる街で、今までにも原宿発信のサブカルチャーが日本各地や海外へ広がるケースは多く見られてきました。ウィズ原宿が目指すのは、流行を追いかけるのではなく、独自のカルチャーを世界に発信すること。様々な「個性」や「好き」を持った人々が交じり合い繋がることで、「ここに来れば何かが始まる」といったワクワク感を与えてくれます。
施設のデザインは、原宿駅前と竹下通りをつなぐパッサージュ「WITH HARAJUKU STREET」を中心としているのが特徴。ウィズ原宿だけに人々が留まるのではなく、他の施設へ通じる道を作ることで回遊性を高め、原宿の街を全体的に盛り上げる役割を果たします。
インテリアには石や天然木などの天然素材が使用され、都会的でありながらも自然の温もりを感じられるのがポイントです。ウィズ原宿では、館内の開放的なデザインやお洒落なインテリアなど、空間の美しさにも注目してみると面白いかもしれません。
地下2階から地上3階、そして地上8階にはショッピングや食事に関連する店舗が営業し、他のショッピングセンターにはないような個性的な施設が取り揃えられています。
ショッピングや食事のほか、イベントホールの「WITH HARAJUKU HALL」やシェアスペースの「LIFORK原宿」、屋外の広場空間「WITH HARAJUKU PARK」など、"たまり場"をテーマとしたスポットが複数あるのもウィズ原宿のユニークなところ。
イベントを楽しむ人や仕事をする人、休憩する人など、あらゆる目的の人々が同じ空間に集まり交流することで、新しい価値を生み出すことを目指しています。独創性や多様性を重視するウィズ原宿では、ただの商業施設にはない、少し変わった経験や出会いが得られることでしょう。
見どころ
ブランド店でショッピングを楽しむ
スウェーデン発祥の家具ブランド「IKEA(イケア)」や、アウトドア用品からファッションアイテムまでを取り扱う「Snow Peak LAND STATION Harajuku」、スポーツ用品の「OSHMAN'S(オッシュマンズ)」など、生活から趣味までを彩るショップが揃います。
さらに世界でも人気の「UNIQLO(ユニクロ)」は、約600坪に及ぶ広い売場で商品を販売。原宿が持つ「アート」や「カルチャー」といった要素を、LifeWearを通して表現します。ウィズ原宿では、家具やスポーツ用品、衣服などの日用品が、原宿の空気感やコンセプトと一緒に提供されるのが面白いポイントです。
資生堂が手がける「Beauty Square(ビューティ・スクエア)」では、化粧品やファッションの高感度層が国内外から集まる原宿において、美の体験・発信拠点として新たな価値を発信していきます。
Beauty Squareが行なうのは、化粧品を販売することだけではありません。店舗ではデジタルを活用したビューティ体験や、短時間でハイクオリティなヘアメイクアップサロンなどの、参加型体験コンテンツが多数用意されています。
同じく、資生堂が運営するプロのヘアメイクアップアーティストを育成するスクール、ヘアメイクアップアカデミー&スタジオ「SABFA(サブファ)」。生徒以外の部外者が訪れることはできませんが、美容学校に興味がある人は、ぜひ調べてみると良いかもしれません。
生活を支える家具や衣類、化粧品のブランド店が多数営業するウィズ原宿。こういった日用品のほかに、ファンに愛される専門店が営業していることも忘れてはいけません。腕時計専門店の「セイコーブティック ウィズ原宿」と「セイコー プロスペックスブティック ウィズ原宿」は、洗練されたデザインの腕時計が好きな人にとっては外せないスポットでしょう。
セイコーブティックでは、世界初のGPSソーラーウオッチを始めとした世界的にも人気の商品が販売。さらにセイコー プロスペックスブティックは、日本最大の店舗面積を誇り、品揃えが抜群で見応えのあるラインナップです。その他にもストリート系の靴専門店「ドクターマーチン」など、ユニークで個性的なファッション専門店も揃っています。
おしゃれなカフェで休憩する
ウィズ原宿にはカフェがいくつかありますが、それぞれの店舗でテイストやコンセプトが異なっている点が特徴です。そのなかでも「大人の日常食」という一風変わったコンセプトを世に広めたオーバカナルは、カフェが好きな人はぜひ訪れておきたい注目スポットでしょう。
フランスと日本の食文化が融合したメニューは、「和」と「洋」が程よく融合した不思議な味わい。エスプレッソやカプチーノ、紅茶など、上品でクラシックなメニューを中心に提供しています。
こういったカフェ単体の店舗に加え、ウィズ原宿ではIKEAやSnow Peak LAND STATION HARAJUKUに併設される形で営業をしている店舗もあります。店舗で買い物を済ませた後は、併設されるカフェで一息休憩をするのもおすすめです。
和テイストな雰囲気が好きな人であれば、抹茶専門店の「MACCHA HOUSE 抹茶館」ではきっと充実した時間を過ごせるはず。MACCHA HOUSEはシンガポールや香港などのアジアを中心に展開するスイーツ店で、現在まで日本の抹茶の魅力を世界に広め続けています。スイーツやドリンクに使用されるのは京都の老舗「森半」の抹茶で、数あるスイーツのなかでも「宇治抹茶ティラミス」は特に人気の1品です。
このほかにも、銀座に本店を構える資生堂パーラーは、お洒落な空間が女性から人気を集めるお店。内装のデザインは「森」がコンセプトで、グリーンを基調とした店内からは明治神宮の社を望むことができます。旬の食材を使ったランチメニューとともに、ソムリエ一押しのワインを味わってみてはいかがでしょうか。
「カフェに訪れる時間はないけれど、美味しいコーヒーや紅茶が飲みたい」という人は、コーヒーストアやティーストアで茶葉やコーヒー豆を購入するのも良いでしょう。
日本でも根強い人気を誇る「スターバックス コーヒー」では、アラビカ種がベースのコーヒーなど、種類豊富なドリンクが味わえます。サンドウィッチやペストリーなどの軽食もあるので、小腹が空いていたら注文してみても。
ティーストアでは、「THE ALLEY」がこだわりの茶葉を販売します。本格的なティーに加えフードやスイーツ商品も取り揃えられていて、自分用にはもちろん、お土産やプレゼントに購入するのにもピッタリです。
ホールやシェアスペースなどのたまり場を活用する
「WITH HARAJUKU HALL」は、展示会やイベントの場として活用できるイベントホールです。ホール内の天井一面にはバトンが配置され、磨き上げられたフローロングの床が爽快感を引き立てます。面積は約90坪あり、展示会や物販の販売、ショーなどのイベントのほか、セミナーや研修、パーティーなど幅広い用途で利用が可能です。
またホールとその隣にあるホワイエは、スライディングウォールにより一体利用ができるのが特徴。全面がガラスで覆われたホワイエは、外の日が差し込み清々しい広場空間を作り上げています。ホールとホワイエを一体化させることで、立食や着席でのブッフェ会場を作ることもできるため、送別会や忘年会の会場として利用するのにおすすめです。
「LIFORK原宿」は、「“自分のやりたい”を実現する、最高の空間」がコンセプトのシェアスペースです。主に、コワーキングスペースやレンタルスペースとしての役割を果たします。LIFORK原宿で注目すべきなのは、お洒落でシンプルなインテリア家具たち。
LIFORK原宿では、「家具以上建築未満」の可動家具を採用しています。室内が雑多にならないよう機能性を重視した家具を置いているため、スペース内はシンプルでコンパクトにまとまり、作業に集中することが可能です。
原宿付近で作業スペースを探している人は、カフェよりも使い勝手の良いLIFORK原宿を利用してみてはいかがでしょうか。少人数のレンタルスペースもあるため、会議や打ち合わせの場としても活用できます。
多様な屋内施設を有するウィズ原宿ですが、休憩にピッタリな屋外施設にもぜひ注目しておきたいところ。地上2階から3階にかけて作られたスポットは、訪れた人がのんびりと一息つける「WITH HARAJUKU PARK」。木の板の上にはベンチがいくつか置かれ、晴れた日には日光を感じながら友人や家族と雑談したりするのにピッタリです。
また夜になると、暗闇の中で広場沿いの店舗が明かりを灯しロマンティックな雰囲気に。ウィズ原宿でショッピングや食事を満喫した後は、WITH HARAJUKU PARKで落ち着いたひとときを過ごすのも良いでしょう。
おすすめの周辺スポット
ウィズ原宿(WITH HARAJYUKU)から徒歩10分圏内でいけるランチ
bills 表参道
bills 表参道はオーストラリアシドニー発のレストランで、「世界一のパンケーキ」や「世界一の朝食」などのヒットメニューを数多く生み出してきました。日本におけるパンケーキブームの火付け役になったお店だと言えるでしょう。
スタイリッシュな店内では、リコッタパンケーキやスクランブルエッグなどのお洒落な料理を味わえます。連日行列の繁盛店のため、予定よりも少し早めの時間帯に訪れることをおすすめします。
鎌倉 松原庵 欅(かまくらまつくらあんけやき)
表参道のけやき並木沿いにある、落ち着いた空間の蕎麦屋です。風味豊かな麺は細めに切られ、辛めのつゆによく合う江戸前風の仕上がり。料理に使われる食材には鎌倉産のものが多く、特に鎌倉名物の海鮮あられ揚げの天ぷらは、サクッとした食感に定評があります。地酒やワインなどアルコール類の種類が豊富なため、蕎麦と合わせて注文するのも良いでしょう。
原宿ダッチ パスタラボ Harajuku DACCI PASTA LABO
原宿で本格的なダッチ風パスタを提供するレストランです。平日のランチは「アマトリチャーナ」「ジェノベーゼ」「ボロネーゼ」「シチリアアーナ」「ラザニア」の5種から選ぶことができ、サラダを合わせて、料金は1,000円ほど。リーズナブルな値段とカジュアルな店内は、家族や友人と気軽にランチをするにはピッタリでしょう。
みのりんご
みのりんごはカレーの専門店で、メイン食材の肉に合わせて野菜やスパイスなどを変えています。鶏もも肉がメインのチキンカレーには、甘みのあるトマトと柔らかさを出すヨーグルトを入れています。
食べ応えのあるスペアリブのカレーにはピリ辛のスパイスを合わせるなど、食材とスパイスの組み合わせにこだわりがあるのが特徴です。サラダ油や市販のルーは一切使っておらず、小さな子供でも食べられるよう健康に配慮されています。
THE GREAT BURGER
THE GREAT BURGERのコンセプトは、「南カリフォルニアを感じられる場所」。このコンセプトからわかる通り、店内には星条旗やアメカジファッションのTシャツなど、アメリカらしさが満載のインテリアが置かれています。ハンバーガーやチーズバーガー、アボカドバーガーなどのバーガー系メニューが豊富で、どれもボリューミーで食べ応え抜群です。
ウィズ原宿(WITH HARAJYUKU)と合わせて観光におすすめ
竹下通り
原宿駅(竹下通り口)を出てからすぐの場所にある、アパレルショップやカフェ・レストラン、ゲームセンターなどが集まったストリートです。日本の「カワイイ文化の発信地」とも呼ばれ、竹下通り沿いのカラフルで個性的なショップには、国内だけでなく海外からも多くの人が訪れます。
また道沿いには食べ歩きできる飲食店が多く、特にクレープや綿飴などのスイーツが若者を中心に人気を集めています。
明治神宮
明治神宮は、原宿駅のすぐ横にある初詣の参拝者数日本一を誇る神社です。明治天皇と昭憲皇太后を御神体としています。境内には重要文化財の宝物殿を始め、御苑や人工林など見どころがたくさん。観光客向けには、明治神宮の歴史を学べる明治神宮ミュージアムや、のんびりと休憩できるカフェ社のテラスなどの施設があります。
代々木公園
代々木公園は都立公園の中で5番目に面積が広く、園内には中央広場やケヤキ並木などの豊かな自然が広がります。東京オリンピックの際に使われた宿舎や、日本初の飛行を記念した日本航空発始の碑など、日本の歴史を感じられる施設やモニュメントがちらほらと置かれているのが特徴です。
また、例年フリーマーケットやフェスなどのイベントが開かれ園内は賑わいをみせます。
表参道ヒルズ
表参道ヒルズは、ショッピングや食事を楽しめる商業施設です。特にアパレルショップの数が多く、文化や流行の中心地とも呼ばれる表参道を代表するショッピングスポットだと言えるでしょう。
また定期的に地下のスペースではイベントが開かれ、クリスマスになると館内はイルミネーションが行なわれるなど、訪れる人を楽しませる工夫が取り入れられています。
キャットストリート
キャットストリートは渋谷と原宿を繋ぐ道で、このエリアには様々なジャンルのアパレルショップが軒を連ねます。カジュアルな古着から高級感のあるハイブランドまで、キャットストリートにある店舗は価格設定やジャンルが多種多様。商品を購入しなくても、フラフラと散歩しながらお店を眺めているだけで楽しめます。
アクセス情報
電車で行く場合
- JR山手線「原宿駅」より:徒歩約1分
- 東京メトロ千代田線「明治神宮前<原宿>駅」より:徒歩約1分
よくある質問Q&A
イベントホールの利用料金はいくらですか?
WITH HARAJUKU HALLの利用料金については、以下のサイトから確認することができます。
公式サイト:WITH HARAJUKU HALL
展示会やセミナー、パーティーなど用途によってプランや料金が異なります。室内のレイアウトや貸し出し備品など、より詳細な情報を知りたい人は直接WITH HARAJUKU HALLへ確認してみてください。
コワーキングスペースの利用料金はいくらですか?
LIFORK原宿のコワーキングスペースは、15分150円で月額20,000円が上限です。長時間利用する人であっても、月20,000円以上の料金はかかりません。出勤前や残業後など、15分程度で軽い作業をしたい時に便利なスポットでしょう。入会金は無料で、会員登録を済ませれば、原宿店だけでなく大手町や上北沢、川崎など別エリアのスペースも利用することができます。
公式サイト:LIFORK原宿
基本情報
ウィズ原宿(WITH HARAJYUKU)
【営業時間】10:00〜21:00
※各店舗等の営業時間は公式サイトで確認ください。
※今後の状況により変更となる可能性があります。
【定休日】年中無休
【住所】東京都渋谷区神宮前 1-14-30
【問い合わせ先】こちらから