ゴールデンウィークに参加したいイベント
天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)春季大祭
宮崎県高千穂町にある、天岩戸神話の伝承地である「天岩戸神社」。天照皇大神が隠れこんだ天岩戸(洞窟)を御神体として祀っている神社です。
5月2日と3日に「春季大祭」が行われます。2日に式典が行われ、2日・3日と天岩戸神社境内の神楽殿で勇壮な神楽が奉納されます。5月3日には御神幸祭も行なわれます。特に御神幸行列が見ものです。
宮崎国際音楽祭
毎春、「メディキット県民文化センター」をメイン会場に開催される国際音楽祭です。4月下旬〜5月初旬まで約20日間ほどの日程です。期間中は、国内外のトップアーティストによる演奏会、サテライトコンサート、子どものための音楽会など多彩なプログラムを開催します。
「気軽にクラシック」と題して、ワンコイン500円で楽しめるコンサートも実施します。また、世界で活躍する名だたる演奏者や県出身のカウンターテナー・米良美一などの出演など、音楽であふれるイベントです。
宮崎みなとまつり
宮崎港で毎年恒例のイベント。2020年は5月5日(火)に開催予定です。
昨年好評だった「魚のつかみどり大会」やミニ四駆大会(当日参加受付)など、子どもから大人まで楽しめる企画が盛りだくさんです。オリジナルジュエリー作りなどのワークショップも。なかなかできない「体験航海」イベントに参加したい場合は、事前申込みが必要です。
幻想的なホタル鑑賞
出の山(いでのやま)ホタル恋まつり
ゲンジボタルが生息する小林市の「出の山」。ホタルまつり期間中は、通常はホタル保護のために立ち入り禁止となっている遊歩道が特別開放され、ホタルの光を間近に鑑賞することができます。
日本神話に登場する日本武尊(やまとたけるのみこと)の父・景行(けいこう)天皇が、この地を訪れた際、泉媛(いずみひめ)と恋に落ちました。その後都へ帰還してしまった天皇を恋焦がれるあまり、泉媛は池に身を投げてしまったという悲恋伝説が残っています。なお、期間中は交通規制の為、車で会場へは入れません。無料シャトルバスが便利です。
北川ホタルまつり
延岡市北川町の中心部を流れる清流・北川はゲンジボタルの棲息地です。いつもきれいな水が流れ、ゲンジボタルの幼虫の餌であるカワニナが川全域にわたって棲息しています。5月下旬から6月上旬にはホタルの舞を見ることができ、豊かな自然を体感できます。
会場の「北川総合運動公園」は、北川沿いにある、体育館、テニスコート、グラウンドなどが整った運動公園です。祭り当日は、幻想的なホタルの舞の他にも、会場のステージイベントや特産品販売などが楽しめます。
ひめ蛍鑑賞会
山や森に住む「ひめ蛍」は、黄金色の光の点滅が特徴です。まるで夜空にまばたく星のように光ります。ゲンジボタルより一回り小さく、大きさは1cm以下しかありません。
鑑賞会では、初めに、ひめ蛍についての特徴やその一生などを学びます。車のライト、携帯の光、カメラのフラッシュなどはホタルに悪影響を及ぼします。そのため観察場所の近くに着いたらライトを消すなど配慮し、自然の明かりを頼りに観察します。例年、「西都原(さいとばる)」では、5月下旬頃まで鑑賞することができます。
見頃を迎える花々
はなしょうぶまつり
宮崎市の花「はなしょうぶ」。アヤメ科の植物で、紫色や白色などの色鮮やかな大輪の花が特徴です。南北約10kmに及ぶ広大な森林公園「阿波岐ヶ原森林公園 市民の森」にある160種・20万本の「はなしょうぶ園」。5〜6月にかけて見事に咲き誇ります。
例年5月下旬頃に開催される「はなしょうぶまつり」では、さまざまなステージのほか、ライトアップも行います。昼の色鮮やかな風景、夜には一転、幻想的になり、どちらも一見の価値ありです。
しゃくなげ花まつり(しゃくなげの森)
県南の三股町にある、広さ約6ha、世界のシャクナゲ500種類3万本がある「しゃくなげの森」。宮崎の春を演出する花の観光名所です。シャクナゲは、色、葉形、樹姿に様々なバリエーションがあり、迫力のある花と樹姿により「花木の王様」と称されています。暑さに弱いシャクナゲをあえて南九州の地で育成し、比較的耐暑性のある固体を選別・育種しています。
見頃の時期に「しゃくなげ花祭り」が開催されます。また、渓流の女王と呼ばれるヤマメの養殖場で釣堀も楽しめます。
早水あやめまつり
都城市の早水公園。例年ゴールデンウィーク頃に市の花・あやめが咲き誇ります。一面が紫色に染められ、その美しさは圧巻です。
「早水あやめまつり」では、約42万本の花あやめの鑑賞、郷土芸能のジャンカン馬踊り、PRキャラクター・ぼんちくんのショーなどが楽しめます。