必見!桜の名所
沼田公園
沼田市にある桜の名所「沼田公園」。御殿桜や公園全体を取り囲むほどのソメイヨシノが見事です。ここはかつて真田氏が治めた「沼田城」があった場所としても有名です。
特に西櫓台の石垣に大きく枝を張る、樹齢400年以上のヒガンザクラは御殿桜という愛称で公園のシンボルになっています。例年の見頃は、4月上旬~中旬です。なお、園内には多目的グランドやテニスコート、子ども遊具などの施設も充実しています。
慈眼寺(じげんじ)
高崎市にある、1,250年の歴史を持つ、高野山真言宗のお寺です。古来より「しだれ桜の名所」として知られ、南北朝の末、中興の折に乗弘大徳が『本尊聖観音の慈悲を里人に』との願いを込めて植えられたのが、慈眼寺のしだれ桜です。境内には約50本のシダレザクラがあり、花見が楽しめます。
高崎公園
市庁舎の南側に隣接する「高崎公園」。緑が覆う園内には噴水や池などがあり、猿や鳥がいる小動物コーナー、幼児用の遊具があり、市民の憩いの場になっています。
3月下旬~4月上旬に、約100本の桜が薄紅色の花を咲かせます。多くの屋台が並び、満開の桜の下、昼夜を問わず花見をする人々で賑わいます。また、園内には県指定天然記念物、樹齢350年のハクモクレンも必見。「高崎駅」より徒歩10分です。
桜以外も!春の訪れを感じる花々
館林つつじまつり
「つつじが岡公園」は、100余品種約10,000株のツツジが咲き乱れ、2020年4月10日(金) 〜 5月15日(金)には恒例の「つつじまつり」が開催されます。館林市最大のイベントで、毎年10万人以上の利用者で賑わいます。
推定樹齢800年のヤマツツジや、標高4mを超えるツツジの巨樹群、貴重な品種など、ここでしか見られない珍しいツツジも楽しめます。無料大駐車場完備なのも嬉しいポイントです。
鼻高(はなだか)展望花の丘 菜の花祭り
「鼻高展望花の丘」は、市街地の西部、高崎市を見下ろせる鼻高町の丘の上にあります。一年を通して色とりどりの花が咲きますが、例年4〜5月頃は、約40万本の菜の花がお出迎え。芝桜やチューリップなどともに春を祝います。期間中は様々な催しものが行なわれます。
小夜戸・大畑花桃まつり
みどり市東町「小夜戸(さやど)・大畑(おおはた)地区」に花桃の品種の一つであるしだれ桃が植栽された、約2kmに渡る街道があります。地元の人たちが30年以上前からコツコツと植え続けてきたもので、今では1,000本以上のしだれ桃が咲き乱れる、みどり市有数の観光地になっています。ピンクや白の美しい花々は可愛らしく華やかです。
例年4月中旬頃2日間開催の「小夜戸・大畑花桃まつり」では、物産販売、手打ちそばや模擬店の出店のほか、ミニコンサートなどのイベントで賑わいます。
春になったらおさえておきたいスポット
トロッコわたらせ渓谷号
毎年4月~11月の土休日を中心に1往復する5両編成の列車です。窓ガラスのないオープンタイプなので、4月の爽やかな風に吹かれながら渓谷の景色を楽しめます。「一度は乗ってみたいローカル線」として上位にランクインするほどの人気ぶりです。なお、乗車には整理券の他に、実際に乗車する区間に応じた乗車券が必要です。
城下町小幡さくら祭り「武者行列」
甘楽の春を告げる一大イベントで、1985(昭和60)年から毎年開催しています。桜花舞う中、馬上の大将とそれに続く織田隊が出陣し、城下町・小幡を勇壮に練り歩きます。歴史に香る町並みと鎧・甲冑に身を固めた戦国武将たちの華やかな絵巻を繰り広げます。メイン会場は、「甘楽総合公園」で、2020年は4月5日(日)開催です。
甘楽町の小幡地区は、鎌倉時代から戦国時代にかけて、豪族・小幡氏の根拠地として栄えた場所。のんびり散策してみるのもオススメです。
草津白根山「湯釜(ゆがま)」
エメラルドグリーンが美しい神秘の湖「湯釜」。白根山頂にある火口湖で、直径300m、水深30m。極寒の冬でも凍結しません。動植物がほとんど見られない荒涼とした風景。近くの展望台からゆっくりと楽しめます。湯釜を気軽に見に行くことができるのは、4月中旬〜11月上旬のグリーンシーズンのみ。草津温泉街から車で約30分ほどです。