醍醐寺
京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
真言宗醍醐派の総本山となる寺院
本尊は薬師如来
平安時代初期の874年、空海(弘法大師)の孫弟子にあたる聖宝(理源大師)が、准胝観音(じゅんでいかんのん)ならびに如意輪観音(にょいりんかんのん)を笠取山頂上に迎えて開山。同頂上付近を『醍醐山』と命名。
多くの修験者の霊場として発展。
後に醍醐天皇が自らの祈願寺とすると共に手厚い庇護を与え様々な御堂が建立(こんりゅう)され発展したが、応仁の乱によって荒廃。
しかし安土桃山時代に入り、豊臣秀吉による醍醐の花見が開催される事になり、復興。
醍醐山(笠取山)に200万坪以上の広大な境内を持ち、国宝や重要文化財を含む約15万点の寺宝を所蔵