吉田神社
京都府京都市左京区吉田神楽岡町30孤立丘の吉田山に鎮座。
祭神は建御賀豆智命(武甕槌命)、伊波比主命(経津主命)、天之子八根命(天児屋根命)、比売神。
859年、藤原山蔭が一門の氏神として奈良の春日大社四座の神を勧請したのに始まる。
987年、朝廷の公祭に預かり、991年には二十二社の前身・十九社奉幣に加列。
鎌倉時代以降、卜部氏(後の吉田家)が神職を相伝。
室町時代、吉田兼倶が吉田神道(唯一神道)を創始、その拠点として1484年、境内に末社斎場所大元宮を建立。
吉田兼見がかつて律令制時代の神祇官に祀られた八神殿を境内の斎場に移し、神祇官代とした。
斎場所大元宮「斎場所大元宮」は吉田神社の末社。