虎ノ門ヒルズってどんなところ?
東京都港区虎ノ門に、2014年6月にオープンした超高層ビルが「虎ノ門ヒルズ」です。地上52階建てで、高さは247メートルあります。その超高層ビルは、店舗やオフィス、ホテル、住宅が詰まった複合施設になっています。
- 【1階-4階】ショップ&レストラン
- 【5階】虎ノ門ヒルズフォーラム
- 【6階-36階】オフィス
- 【37階-46階】住宅
- 【47階-52階】ホテル(アンダーズ東京)
そして、虎ノ門ヒルズには3つの新しい建物が仲間入りする予定です。
- 虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー(2019年度完成予定)
- 虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー(2019年完成予定)
- 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー(2022年度完成予定)
一気に虎ノ門ヒルズのエリアが拡大するのは、大規模なだけあって、とっても楽しみですね。
また、2020年6月には、日比谷線の霞ケ関~神谷町間に「虎ノ門ヒルズ」駅が誕生。この駅は、「虎ノ門ヒルズ森タワー」と直結しているので、とても楽ですし雨の日などの天気が悪い日には助かりますね。
国際色が豊かな虎ノ門ヒルズには、たくさんの外国人が訪れ、グローバル・ビジネスセンターとしても大活躍しています。未来へ加速する東京を象徴する国際新都心・虎ノ門ヒルズは、グローバルプレイヤーが集まる空間が広がっていて、新しい出会いや機会が転がっているところなんです。そんなどんどん進化を遂げる虎ノ門ヒルズの見どころをこれから紹介していきます。
見どころ
公式キャラ「トラのもん」!?
虎ノ門ヒルズには、なんと公式キャラクターが存在します。その公式キャラクターが「トラのもん」です。トラのもんは、22世紀のトーキョーからやってきたネコ型ビジネスロボットで、みんなと一緒に「Mirai Tokyo」をつくるために未来からやってきたというコンセプトを持っています。
虎ノ門ヒルズで、世の中をイノベーションし、たくさんのアイディアをカタチにするのが彼の仕事です。なんとも非常に重大な役目ですね。
2Fのアトリウムには、トラのもんの大きなオブジェがあります。真っ白な体に、ストライプの模様、ネコ耳がついて、とってもかわいい仕上がりになっています。「トラ」をイメージした体に「ネコ」耳をつけているのが、面白くてチャーミングなポイントです。
虎ノ門ヒルズのキャラクターとして誕生した「トラのもん」ですが、公式グッズもたくさん取り揃えられています。Tシャツや、マグカップ、ぬいぐるみなど、様々なグッズがあります。建物から誕生した公式キャラクターが、グッズ化されるなんて、トラのもんの人気度が感じられますね。また、店舗やインフォメーションなど、所々に登場しています。
憧れグルメショップがいっぱい
虎ノ門ヒルズの1F〜4Fには、24のテナントがあり、人気のグルメ店舗が軒並み連なっています。和食や中華、イタリアンにフレンチなどたくさんのラインナップが揃っていて、虎ノ門ヒルズはグルメがホットな場所としても注目されています。
虎ノ門ヒルズ内のレストランやカフェは、どの店舗も内装までおしゃれにデザインされていて、その空間にいるだけで気分が上がってしまいます。海外に出かけたかのような本格的なグルメが楽しめるレストランが多くあって、国際色の豊かを感じます。
虎ノ門ヒルズとその周辺のレストラン&カフェには、バラエティに富んだお弁当やテイクアウトメニューが数多く用意されています。お店に入らなくても人気店舗のご飯が、お手軽で気軽に食べられます。虎ノ門ヒルズには、ベンチがたくさん置かれているので、ピクニック気分を味わいながらランチを楽しみましょう。
オーバル広場、巨大オブジェが体育座り
「オーバル広場」は、虎ノ門ヒルズにある6,000平方mを有する屋外スペースです。誰でも自由に利用できる場所で、遊び方もいろいろあります。芝生でピクニックランチが楽しめるように、1Fの「虎ノ門ヒルズカフェ」ではレジャーシートの貸し出しも行っているそうなので、ぜひサンドイッチやコーヒーをテイクアウトしてリラックスした時間を過ごしてみてください。
オーバル広場には、一際目立つパブリックアートの「ルーツ」が飾られています。このパブリックアートは、高さ約10mある大型彫刻で、8つの言語の文字を使って構成されています。「ルーツ」は、スペインを代表する世界的アーティストであるというジャウメ・プレンサ氏による作品です。
それぞれの文化を映し出す文字を通じて世界の多様性を表現し、「多様な文化の違いを越えて、人々が平和的に共存すること」を象徴しているとのことです。この作品は膝をかかえて座る人間をかたどっていて、2020年の東京オリンピックでメインストリートとなる環状二号線(新虎通り)を眺めるように座っています。夜にはライトアップされて、昼間とは違った雰囲気を作り出しています。
TORANOMON HILLS YOGA
虎ノ門ヒルズでは、春や秋の季節に、芝生の上で体験できる大人気の青空ヨガイベントが開催されています。低コストで高クオリティなヨガが体験できるところがポイントです。仕事で溜まった疲れをほぐして、野外ヨガで爽快感よく楽しみましょう。参加者には、虎ノ門ヒルズで使える500円クーポンのプレゼント特典付きです。
【参加費】1,000円〜
アトリウムで気持ちよく
虎ノ門ヒルズには、2Fから3Fに吹き向けのアトリウムスペースがあります。オフィスワーカーや近隣の方々の憩いの場となっており、全面がガラス張りになっているので、陽光が注いで気持ちよく食事や会話を楽しみことができます。ガラスの向こうには、鮮やかな緑の芝生と木々が広がっていて、心地よい眺めを演出しています。
アトリウムにはテーブル・イスがたくさん用意されていて、会話の場としてたくさんの人が利用しています。アトリウムの外には、ステップガーデンがあり、こちらにもテーブル・イスが置かれていて、風を肌に感じながらくつろぐことができます。
TORANOMON FLOWER MART
アトリウムでは、新しいスタイルのコミュニティガーデン『TORANOMON FLOWER MART』が毎年春と秋に開催されています。会場には、普段揃うことのない個性豊かな人気店が一堂に集結し、春の草花や雑貨、パンやお菓子などの加工品なども販売されています。リースづくりが体験できるワークショップがとっても人気です。
お花の育て方や特徴、生産背景など、農園直送の生の声が聞くことのできるイベントです。
アンダーズ東京の上質なひととき
虎ノ門ヒルズの47階から52階には、ホテルアンダーズ東京があります。このホテルは、日本初進出となるハイアットグループのラグジュアリーホテルで、ゲスト一人一人に対して日本流のおもてなしすることを特徴としています。アンダーズとはヒンディー語で“パーソナルスタイル”を意味していて、まるで自宅にいるかのような心からリラックスした時間を創造してくれます。
ホテルの客室以外にも、レストランやバー、カフェも運営しています。こちらはホテル宿泊者ではない方も利用できるので、ぜひ虎ノ門ヒルズの上階まで登って、都内のいい眺めを堪能してください。
アンダーズ東京では、ビジネスミーティングやワークショップ、新商品発表会、カクテルパーティ、ウエディングパーティなど、さまざまな用途で使うこともできます。丸の内、六本木、銀座からのアクセスも良好な立地にあるので、たくさんの人を集める大規模なイベントにはもってこいの場所ですね。
おすすめの周辺スポット
虎ノ門ヒルズから徒歩10分圏内でいけるランチ
虎ノ門ヒルズと合わせて観光におすすめ
虎ノ門ヒルズと合わせて観光におすすめの人気スポットには、赤羽橋駅から徒歩5分のところにある東京タワーやアートな空間が広がる六本木ヒルズ、六本木駅から徒歩1分の東京ミッドタウンなどがあります。
東京タワー
東京タワーは赤羽橋駅から徒歩5分の位置にあり、虎ノ門ヒルズからも徒歩で約20分ほどで着きます。
1958年建設の東京タワーは、東京の元祖ランドマークです。高さは333メートルで、東京スカイツリーに次いで日本で第2位の高さとなります。
150mのメインデッキ、250mのトップデッキの2つの展望台があります。メインデッキまでは、エレベーターまたは600段の階段で登ることができます。600段と聞くとちょっと驚いてしまうかもしれませんが、幼稚園くらいのお子様でも15分ほどで昇りきってしまいます。「ノッポン公認昇り階段認定証」がもらえますよ。
おすすめは、足元がガラス張りになっているデッキからの景色です。高さ145メートルから街を見下ろすと、ドキドキのスリル体験が味わえます。高所恐怖症の方は、ご注意を。高さ250メートルのトップデッキは2018年に改修され、ジオメトリックミラーとLED照明の演出により、まるで街の上に浮いている宇宙船にいるような感覚を味わうことができます。
東京タワーのふもとにある「フットタウン」には、人気漫画「ワンピース」のテーマパーク「東京ワンピースタワー」があります。ここでしか体験できないアトラクション、ライブ・エンターテイメントショーなどが楽しめます。その他、さまざまなショップやグルメ、カフェも見逃せません。近くには「増上寺」や「芝公園」などの観光スポットもあり、散策が楽しめます。
六本木ヒルズ
六本木ヒルズは六本木駅からすぐの位置にあり、虎ノ門ヒルズからも電車を使って約30分ほどで着きます。
ハイブランドの店舗や施設が集結した六本木ヒルズは、高級レストランやショップがあり、東京の景色を見渡す展望台もあります。また52階と53階にある森美術館では革新的な展示を開催しています。
ショップ、レストラン、美術館、映画館などが揃っており、見どころの一つに森美術館があります。美術館に行くには、まずは螺旋階段を上り、エレベーターで52階の美術館フロアへ。展望台の東京シティビューと屋上スカイデッキがあり、晴れた日は富士山まで見渡せる東京のパノラマ景色を見ることができます。
フランス料理のジョエル・ロブションシェフのレストランや、近隣にはグッチやルイヴィトン、ロレックス、カルチェなどハイブランドの店舗が並びます。
また、六本木ヒルズを東京における文化の中心地にしようというアイディアの一環として、敷地内の各所に様々なアートが展示されています。20人以上の世界的なアーティストやデザイナーに特別に制作を依頼した作品は、街を訪れる方に気軽にアートに触れられます。六本木ヒルズの雑踏から離れ、ゆったりひと休みできます。ラグジュアリー空間で贅沢な時間を過ごしてみませんか。
東京ミッドタウン
東京ミッドタウンは六本木駅から徒歩1分の位置にあり、虎ノ門ヒルズからも電車を使って約25分ほどで着きます。
2007年3月、六本木で開業した東京ミッドタウンは、ホテル(ザ・リッツ・カールトン東京)、文化施設(サントリー美術館など)、130に及ぶ商業店舗、オフィス、住居、病院、公園などが集約された複合施設です。
メインのショッピングモールは豪華なラウンジと国際的なレストランがあり、幅広いショップが揃っています。スーパーマーケットのプレッセプレミアムで買い物をして、建物の裏手にある公園ではピクニックを楽しめます。
ミッドタウン・ガーデンを見渡すレストランのテラス席での食事もオススメです。晴れた週末はミッドタウン・ガーデンでヨガイベントやワインの試飲が行われていることもあり、冬はアイススケートリンクが人気です。
ショッピング棟には東京の絶景が見える、美しい現代的なスペースで伝統的な作品に主眼を置いたサントリー美術館があります。ガーデンにある21_21 DESIGN SIGHTは、三宅一生の設計によるもので、デザインと建築の探求をテーマに、様々な展示が開催されています。
メインビルの正面にあるフジフイルムスクエアは無料で写真の展示を行っています。45階にあるザ・リッツ・カールトン東京では、眺望と一緒に食事を楽しめ、晴れた日には富士山も見えます。ラグジュアリー空間でショッピングとアートを両方楽しめます。特にデートにオススメです。
さらにおすすめ
アクセス情報
電車で行く場合
- 東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」1番出口より徒歩約5分
- 東京メトロ日比谷線「神谷町駅」3番出口より徒歩約6分
- 東京メトロ千代田線・丸ノ内線・日比谷線「霞ヶ関駅」A12出口より徒歩約8分
- 都営三田線「内幸町駅」A3出口より徒歩約8分
- JR「新橋駅」より徒歩約11分
車で行く場合
- (横浜・羽田方面)首都高速「汐留」出口から約5分
- (池袋・新宿・成田方面)首都高速「霞が関」出口から約5分
- 成田空港から車で約90分
- 羽田空港から車で約30分
バスで行く場合
- (渋谷方面)都バス 都01系統 「虎ノ門駅前」
- (渋谷方面)都バス 渋88系統 「虎ノ門駅前」、「虎ノ門三丁目」
- (新橋方面)都バス 都01系統 「虎ノ門駅前」
- (新橋方面)都バス 渋88系統 「虎ノ門駅前」、「虎ノ門三丁目」
- (東京方面)東急バス 東98系統 「西新橋二丁目」「愛宕山下」
- 港区コミュニティバスちぃばす「愛宕一丁目」
よくある質問Q&A
車イスを借りることができますか?
車イスの貸し出しサービスはありません。
虎ノ門ヒルズには観光バス用の駐車場はありますか?
虎ノ門ヒルズ内に観光バス用の駐車場はありません。
虎ノ門ヒルズにはタクシー乗り場がありますか?
タクシー乗車場は1階にあります。24時間開いています。
基本情報
虎ノ門ヒルズ
【営業時間】
- レストラン 11:00〜23:00
- ショップ 11:00〜21:00
【駐車場】あり
【駐輪場】あり
【問い合わせ先】公式ホームページはこちら